広島(2対2)阪神 =リーグ戦5回戦(2024.05.01)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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阪神
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広島
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勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
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◆阪神は初回、大山が適時打を放ち、1点を先制する。一方の広島は1-2で迎えた7回裏、小園の適時打が飛び出し、試合を振り出しに戻した。その後は延長戦に突入するも、両軍の救援陣が得点を許さず、4時間36分に及ぶ熱戦は規定により引き分けに終わった。

◆阪神佐藤輝明内野手(25)がけん制死を好守でカバーした。2回1死三塁の守備。上本の三塁線へのゴロを逆シングルでつかむと、素早く本塁送球し、走者をはさんだ。捕手からの折り返し送球を自ら受けて1発でタッチアウト。打者走者を二塁に進ませなかった。その前の攻撃では、二塁走者として、バント見逃しで飛び出してしまい、捕手からのけん制球で刺されていた。

◆阪神伊藤将司投手(27)が今季最多107球を投げきり、5回5安打1失点(自責点0)にまとめた。「ボール自体、よくなってきている手応えもありました。先制点を取ってくれて、毎回のようにランナーを出してしまいましたが、梅野さんと協力して2点を守る粘りのピッチングができたと思います」初回から、3番野間に10球粘られるなど24球を要した。その後もファウルで粘られるなど、4回終了時点で球数は85球に達した。2点リードの5回には、遊撃木浪の失策からピンチを招き、1死満塁。4番堂林の右犠飛で1点を失ったが、最少失点に食い止めた。6回からは島本浩也投手(31)が2番手として登板。今季3勝目の権利を手にしたまま、ブルペン陣にバトンを託した。

◆阪神が敵地で延長12回の熱戦の末に、引き分けに持ち込んだ。白星とはならなかったが、今季の延長戦はこれで6戦2勝4分けと負けなし。それでも岡田彰布監督(66)は「引き分けいうても追いつかれてるからな」と辛口だった。阪神岡田監督の一問一答は以下の通り-最後はお互いリリーフが粘り合いリリーフ粘ってないやんか。フォアボール2つも出して。あそこだけや。-引き分けに持ち込んだ引き分けいうても追いつかれてるからな。あっこのフォアボール2つやろ。結局、(7回の)加治屋の。-審判の判定も辛かったそら分かれへんよ。そんなのは。そら分かれへん。-漆原、浜地はこういう展開は初めて漆原なんかな、ランナー出したけどな。一番、お前な、安定して抑えとる。-今後はいい場面でもそら当然やわな。-桐敷は追い付かれたが2イニングいやいや、だからフォアボール2つ出すからやん、そんなの。最初から2イニングいかすつもりないよ。-最後近本もよく捕ったいやいや、前進守備やから、打った瞬間センターフライ思ったけどな。-時間使ってベンチからも細かく指示をやっぱり余裕がないんやろな、サインが分からへんいうのはな。バッター抑えるだけじゃないからのう。いろんなことを、チームとしてやらなあかんことがあるわけやから。-伊藤将は粘っていやあもう、球数お前もうなあ、5回で100行くと思ったらやっぱり100行ったよなあ。-よく1点でそら済んでるほうよ、あれは。もうないやろ(笑い)。(試合が)長くて。まあ明日試合ないからええけど。

◆広島は攻めの継投で、今季4度目の引き分けに持ち込んだ。1点ビハインドの7回に勝ちパターンの矢崎拓也投手(29)を投入。1死二塁のピンチを切り抜けると、その裏に同点に追いついた。新井監督は「絶対に追いついて追い越すぞという意味合いもあるから行ってもらいました」と説明。延長戦でもイニングをまたいだ塹江や森浦、黒原が無失点に抑えた。最後の攻撃は1死一、二塁から代打攻勢も、あと1本が出なかった。25試合目で早くも昨季と同じ引き分け数に「投手がすごく頑張ってくれている。あとは守備。しっかり守っているというのがある」とたたえた。▽広島大瀬良(5回2失点も勝ち負け付かず)「1、2回に点を与えてしまって。こっち主導にできなかったので、反省かなというところはあります」

◆阪神8番木浪聖也内野手が2点目の適時打を放った。1点リードの2回1死一、二塁、広島大瀬良の145キロ直球を左翼にはじき返した。「1点じゃなくて、2点ってところが大きかったと思う。しっかりあそこでタイムリーを打って、大きかったかなと思います」。延長12回にも左前打をマークしマルチ安打。「監督も言うように負けないことが大事だと思うので、本当にこういう試合で負けなかったというのが一番良かった」と振り返った。

◆負けない虎がまた踏ん張った。今季最長となる4時間36分のロングゲーム。今季6度目の延長戦も自慢の中継ぎ陣が耐えに耐えて2-2のドローに持ち込んだ。今シーズンは延長戦の失点はゼロで2勝4分けと負けなし。「不敗神話」は継続だ。ヤクルトに敗れた2位巨人とは3ゲーム差。今季最多の貯金6と変わらないが、セ界の貯金を独占した。さあ、独走態勢構築へ。5月も虎が突き進む。午後10時36分、阪神近本の好守でサヨナラ負けを防ぎ、ドロー決着で終わらせた。肌寒さに包まれたマツダスタジアム。ナインの顔には疲れと、充実感とが入り交じっていた。岡田監督は「長くて...。まあ、明日試合ないからええけど」と苦笑いした。5月戦線はいきなりの大熱戦。投手8人をつぎ込み、12回を2失点でしのいだ。伊藤将が粘りに粘って5回1失点。1点のリードで継投に入った。6連戦の最後だが4月29日広島戦は雨天中止。同30日は村上が完投。今日2日は移動日だ。投手陣の力を結集して、勝ちにいける試合だった。6回はまず島本が粘り、7回は加治屋。だが、1死から連続四球を与え1死一、二塁としたところで桐敷の救援を仰いだ。直後、小園に左前に落とされ、同点とされた。このまま逃げ切りたい試合だった。ここまで救援陣を高く評価していた岡田監督もこれには不満顔だ。「四球2つも出して。あそこだけや。引き分け言うても、追いつかれてるからな」。加治屋は開幕戦以来の自責点だったが、内容の悪さを厳しく指摘した。それほど今の阪神のブルペンは質量ともハイレベルと言える。それ以降は真骨頂だった。桐敷がその後のピンチを絶つと、今季初のイニングまたぎで8回を3者凡退。9回はゲラが打者3人を圧倒し、延長戦へ。リーグ単独トップの15登板と投げまくる右腕は「ブルペン陣がみんな、いつも通りいい仕事をできたと思う。負けなかったので良かったと思うよ」とうなずいた。今季、阪神が延長戦を戦うのは6度目だが、2勝4引き分けと負けなし。実は失点ゼロだ。延長の先陣を切ったのは漆原。先頭に四球を出したが連続三振で切り抜けた。僅差の展開など厳しい場面は実質初めて。「点を取られたら終わりの場面。三振をほしい場面で取れた」。7試合で防御率0・84。岡田監督も「漆原なんかな、ランナー出したけどな。一番、安定して抑えとる」と評価した。ぐんぐん序列を上げる新加入右腕の台頭は見逃せない。最後、ピンチを抑え切った8番手・浜地が言う。「リリーフで(勝つ)というのは、ザキさん(岩崎)の合言葉ですから」。敗れた2位巨人、3位ヤクルトの貯金がなくなり、ついにセ・リーグの貯金を独占。勝って5月スタートとはいかなかったが、強固な投手力を示した一戦だった。【柏原誠】

◆阪神近本光司が好捕でチームを救った。同点の12回、2死一、二塁の守りだ。一打サヨナラ負けのピンチで代打坂倉が変化球をすくい上げ、打球は中前に上がった。落ちれば二塁走者が生還していたかもしれない飛球に対し、ダッシュで前進。最後はスライディングキャッチでつかみ捕った。「ああいう変化になると思っていなかったので。自分でもビックリしています」と振り返った。

◆阪神梅野隆太郎が先発の伊藤将から全8投手を懸命にリードした。延長12回に登板した浜地とは、マウンドまで行き入念にサインを確認する場面もあった。「最善を尽くすというところでは、しっかりやれたんじゃないかなと思う」。最後まで勝ち越しは許さず「ピンチもたくさんあったんですけど、最後の粘りというのが出たゲームだったし、ピッチャーが本当によく頑張ってくれた」と投手陣をねぎらった。

◆阪神ノイジーが6試合連続安打を決めた。2回先頭の初打席。先発大瀬良の136キロ変化球を、中前にはじきかえした。その後、1死一、二塁に好機は拡大し、木浪の左前適時打につながった。前日4月30日の広島戦から5打席連続の安打となった。しかし同点の延長11回1死一、二塁では二ゴロ併殺で凡退。直前の打席で三ゴロに倒れており「その前の(打席で)打ち損じミスが多かったので。そこで二ゴロ併殺になってしまった」と悔やんだ。

◆阪神8番木浪聖也が2点目の適時打を放った。1点リードの2回1死一、二塁、広島大瀬良の145キロ直球を左翼にはじき返した。「1点じゃなくて、2点ってところが大きかったと思う。しっかりあそこでタイムリーを打って、大きかったかなと思います」。延長12回にも左前打をマークしマルチ安打。「監督も言うように負けないことが大事だと思うので、本当にこういう試合で負けなかったというのが一番良かった」と振り返った。

◆阪神伊藤将司投手(27)は5回で今季最多107球をかけ、粘ってしのいだ。初回は3番野間に10球投じるなどいきなり24球を要した。1死三塁を招いた2回は29球。3回は1死一、三塁を招くなど20球...。「粘られた」と序盤から球数がかさみながらもピンチで粘り、丁寧に無失点投球を続けた。「毎回のようにランナーを出してしまいましたが、梅野さんと協力して、2点を守る粘りのピッチングができたと思います」すでに85球を投じて上がった2点リードの5回。味方の失策から1死満塁とされ、4番堂林の右犠飛で1点をかえされた。それでもなお2死一、三塁の同点ピンチで5番小園を左飛に料理。最少失点で切り抜け、5回5安打1失点(自責点0)にまとめた。リベンジをかけた一戦だった。甲子園で戦った4月10日以来、今季2度目の広島戦。前回の対戦では序盤から集中打を浴び、2回8安打で自己ワーストタイの6失点。そこから3週間、直球の質を中心に見直してきた。「初回から結構いい球がいっていた。良くなっている感じはしました」と状態の上向きを実感した。マツダスタジアムでの登板は22年3月30日以来、約2年1カ月ぶり。アウェー感満載。久々の雰囲気にも、集中力を乱さなかった。中6日でローテーションを回れば、次戦8日も甲子園での広島戦。「来週もカープ戦なので。反省しながら次の登板に備えたい」。次こそ、白星を狙う。【波部俊之介】

◆先制点は阪神大山悠輔内野手(29)のバットから生まれた。初回2死二塁でカウント2-2から、外角への138キロカットボールを振り抜いた。打球が三遊間を抜けると、二塁走者の近本が一気に先制ホームを踏んだ。4番がきっちりと役割を果たし、先制劇に貢献。「とにかく先制点が欲しいと思っていました。追い込まれていましたが、ランナーをかえすことができてよかった」と振り返った。前日4月30日の広島戦(マツダスタジアム)ではチーム9安打7得点と打線が活発化。大山は3四球で5番ノイジーにつないでおり、この日は自らのバットで先制点をもぎ取った。マツダスタジアムは大好きな球場だ。昨季は同球場で13試合を戦い、打率3割2分6厘。セ・リーグ本拠地ではトップの打率を残した。2-2の9回には先頭で広島5番手の栗林の2球目、高めの変化球を三遊間に高いバウンドで運んだ。普段通りの全力疾走で内野安打をつかみ取り、マルチ安打。打撃はもちろん走塁でもその背中を見せた。それでも満足はしないのが背番号3だ。「次の1点を取りきれなかった。追加点をとっていけるようにしていかないと。負けなかったのは大きいですけど、勝ちにいけるように頑張ります」と口元を引き締めた。調子は自分で上げてきた。今季は開幕から自己最長の74打席ノーアーチを記録したが、19日中日戦(甲子園)で75打席目にして初アーチを決めた。大山はこれで直近10試合14安打で、打率は3割7分8厘。4番の一振りから5月は首位独走を狙う。【村松万里子】

◆阪神・近本光司外野手(29)が「1番・中堅」で出場する。広島先発・大瀬良との対戦は今季2度目で、前回対戦した11日(甲子園)で打線は7回4安打無得点に抑え込まれた。同戦で大瀬良からただ一人、2安打を放ったのが近本。4月30日(マツダ)は5打数無安打だったが、右腕に嫌なイメージを植え付けたリードオフマンの打席から、5月の戦いがスタートする。

◆阪神は一回、大山悠輔内野手(29)の適時打で1点を先制した。まさに鮮やかな〝先制攻撃〟が決まった。先頭の近本が右前打で出塁し、1死から二盗に成功。3番・森下は中飛に倒れたものの、4番が左前に運んで近本が二塁から生還した。大山はこの一打で試合前まで打率・083と苦戦していた広島相手に今季初打点を記録。「打ったのはカットボールかな。とにかく先制点が欲しいと思っていました。追い込まれていましたが、ランナーをかえすことができてよかったです」とコメントした。幸先よくリードを奪い、4連勝に向けて好発進した。

◆阪神が木浪聖也内野手(29)の適時打で追加点を奪った。一回に大山の適時打で先制。猛虎打線は二回もつながった。先頭のノイジーが前日から5打席連続安打となる中前打で出塁すると、佐藤輝も粘って四球をもぎ取り、一、二塁の好機を作る。1死となって木浪が内角の直球を詰まりながらバットに乗せた。しぶとく三塁後方に落とす左前適時打でノイジーが生還した。木浪は「打ったのはストレート。追加点が欲しい場面で併殺打だけは、ということも頭にありました。いい所に落ちてくれました」とコメントした。なおも1死一、二塁の好機だったが、打席の伊藤将がバントを試みてバットを引いた初球に、二走の佐藤輝が飛び出してタッチアウト。伊藤将は三振に倒れ、二回の攻撃を終えた。

◆3日の巨人戦(東京ドーム)での今季初先発が決定している阪神・門別啓人投手(19)は、試合前練習でブルペンに入り投球練習を行った。岡田監督も見守る前で30―40球を投げて調整。「やっとという感じです」と2日後に迫った今季初先発のマウンドを実感していた。「懐かしいなと思いました」と昨年9月15日にプロ初登板を果たした広島の地で、プロ初勝利への準備を済ませた。

◆1994年コンビが攻勢を仕掛け、虎は5月を明るく踏み出した。一回に先制打を放ったのは4番・大山。力強いスイングで快音を残し、主導権を握った。「とにかく先制点がほしいと思っていた。追い込まれていたが、ランナーをかえすことができてよかった」まずは1番・近本が相手先発・大瀬良の初球をたたき、一、二塁間を破って出塁。4月11日(甲子園)の前回対戦では打線全体で7回4安打無得点に封じられていた中、ただ一人2安打を放っていたリードオフマンが敵地でもHランプを灯した。9試合ぶりの二盗も決めてチャンスを拡大し、2死二塁で4番の出番。カウント2―2から外角カットボールに反応し、鋭い打球を左前に運び、近本が一気にホームを駆け抜けた。今季は逆転の左前2点打を放った4月28日のヤクルト戦(甲子園)までで、大山が打点を挙げた試合は無傷7連勝。吉兆打でチームに勢いをもたらすと、二回にはこちらも同学年の木浪が左前適時打を放ち、大瀬良の立ち上がりを攻め立てた。チームは4月までで15勝9敗3分け、6つの貯金を作って首位通過と好発進。一方、昨季は全試合4番スタメンと打線の柱になった大山は開幕以降で調子が上がらず苦しみ、4月18日の巨人戦(甲子園)までは第1打席での安打が一度もなかった。だが、翌19日の中日戦(同)でついに第1打席での快音が響くと、その試合では待望の1号を含めて今季初の3安打をマークし、さらに翌20日も第1打席の安打から2日連続の3安打。その日の第一歩を明るく踏み出した大山のバットは、自分にもチームにも勝利への活路を見いだしてくれる。4番から最初の援護をもらった先発の伊藤将は毎回走者を背負いながらも粘りを見せる。三回は連打と四球で2死満塁のピンチを招き、二回の対戦で右越え三塁打を打たれていた小園との勝負を迎えたが、カットボールで二ゴロを打たせて無失点にしのいだ。赤ヘル打線には4月10日(甲子園)に自己ワーストタイの6失点で2回KOを食らった。リベンジに燃える一戦で5回1失点と何とか踏ん張った。(須藤佳裕)

◆阪神の先発・伊藤将司投手(27)が五回に1点を失った。四回まで85球と球数を要しながらも無得点で抑えていたが、2-0で迎えた五回に先頭の代打・宇草が放った遊ゴロを木浪が失策し、出塁を許す。その後、安打と死球で1死満塁のピンチを背負うと、堂林に右翼への犠飛で1点差となった。それでも続く小園は左飛に抑えた。前回4月10日の広島との対戦では2回8安打6失点とノックアウトされていた左腕だったが、この日は何とか試合を作った。5回1失点(自責0)で降板し「制点を取ってくれて、毎回のようにランナーを出してしまいましたが、梅野さんと協力して2点を守る粘りのピッチングができたと思います」とコメントした。

◆阪神は1―2の七回に1点を失い、同点とされた。チーム自慢の救援陣が同点を許した。この回マウンドに上がった3番手の加治屋蓮投手(32)が1死から野間、堂林に続けて四球を与えて降板。小園に対して4番手・桐敷拓馬投手(24)が登板した。3―1から149キロ直球を投じたが、打球はフラフラと上がってノイジーの前に落ちる左前適時打。なお1死一、二塁のピンチは二俣を空振り三振、矢野を一ゴロに打ち取ったが、手痛い失点となった。走者を許して降板した加治屋は4月7日のヤクルト戦(神宮)以来の失点となった。

◆阪神は8投手の継投で、広島と延長十二回の末に2―2で引き分けた。巨人、中日が負けたため、阪神がセ・リーグの貯金を独占する形になった。一回に大山悠輔内野手(29)の左前適時打で先制。二回には木浪聖也内野手(29)の左前適時打で2点目を奪った。七回に広島に追い付かれたが、その後は両軍とも投手陣が踏ん張り、無得点だった。一回表 先頭の近本が大瀬良の初球を捉えて右前打で出塁し、1死後に二盗に成功。2死後に大山が左前にはじき返して先制した。大山が打点を挙げれば、チームは7連勝中だ。阪1-0広先制打を放った大山「打ったのはカットボールかな。とにかく先制点が欲しいと思っていました。追い込まれていましたが、ランナーをかえすことができてよかったです」二回表 先頭のノイジーが前日から5打席連続安打となる中前打で出塁。佐藤輝が四球を選ぶと、1死一、二塁で木浪が左前に運んで2点目を追加した。木浪は先発復帰で2戦連続の打点だ。阪2-0広適時打を放った木浪「打ったのはストレート。追加点が欲しい場面で併殺打だけは、ということも頭にありました。いい所に落ちてくれました」五回裏 先頭の代打・宇草が遊ゴロ失策で出塁。秋山が左前打を放ち、菊池が犠打を決めて二、三塁とした。続く野間は死球で満塁となり、堂林の右犠飛で1点を返した。なお2死一、三塁で小園は左飛に倒れた。阪2-1広先発して5回5安打1失点(自責0)だった伊藤将「先制点を取ってくれて、毎回のようにランナーを出してしまいましたが、梅野さんと協力して2点を守る粘りのピッチングができたと思います」六回裏 2番手で島本が登板。先頭の二俣が左前打で出塁した。矢野が犠打を決めた。会沢の右飛で、右翼・森下が三塁へノーバウンド送球。際どいタイミングだったが、三塁・佐藤輝がタッチする際にグラブからボールがこぼれた。続く代打・石原は死球で一、三塁。秋山は遊ゴロで無得点。阪2-1広七回裏 3番手の加治屋が登板。1死から野間、堂林が連続四球で一、二塁。代わった4番手の桐敷から小園がしぶとく左前に運んで追い付いた。2死一、二塁で矢野は一ゴロでヘッドスライディング。アウトの判定に新井監督がリクエストしたが、リプレー検証の結果、判定はそのままだった。阪2-2広十回裏 6番手で漆原が登板。先頭の小園が四球を選び、二俣が犠打を決めて1死二塁とした。矢野、会沢が連続三振で無得点。阪2-2広十一回表 6番手の塹江が続投。先頭の中野が四球を選んだ。1死後に7番手で森浦が登板。大山が四球で一、二塁とした。ノイジーは二ゴロ併殺で無得点。阪2-2広十二回表 8番手で黒原が登板。佐藤輝が三振、梅野が二ゴロ。2死から木浪が左前打を放ったが、代打の前川が三振に倒れた。阪2-2広十二回裏 8番手で浜地が登板。先頭の野間が右前打で出塁した。代走・羽月が送られる。堂林が犠打を決め、続く小園は申告敬遠で1死一、二塁。代打・松山は左飛、代打・坂倉は中飛で無得点だった。阪2-2広

◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(80)が一回2死二塁から左前に適時打を放った阪神・大山悠輔内野手(29)に言及した。両軍の投手がそろって素晴らしかった。これだけいい投球をされると、打線が好調でも簡単に点は取れない。野球とはそういうもの。ただ阪神の点の取り方は悪くない。一回の大山のタイムリーは、絶好調に近づきつつある事を感じさせた。打席でドッシリ構えて、体が沈んだ状態から、下半身を使った打撃ができているのだ。悪い時の大山は、投球に対してすぐに体が浮いてしまう。そうなると、球を追いかけて手打ちになる。打球にも力が伝わらない。今は、徐々に力が伝わっているし、もう少し球が上がり始めたら、長打も出てくるのではないか。4番に勝負強さが戻れば、チームの勢いは増す。少ないチャンスを生かす中で、近本、木浪が点に絡んでいるところも評価できる。佐藤輝がボール球を振りまくっているのが気がかりだが、他のメンバーは日本一になった昨年と同様の状態に近づきつつある。他球団との違いはここにある。阪神には昨年から築き上げた「勝ちパターン」がある。これさえ続けられれば、徐々に引き離す展開になるだろう。

◆阪神は8投手の継投で、広島と延長十二回の末に2―2で引き分けた。巨人、中日が負けたため、阪神がセ・リーグの貯金を独占する形になった。一回に大山悠輔内野手(29)の左前適時打で先制し、二回には木浪聖也内野手(29)の左前適時打で2点目を奪った。先発の伊藤将司投手(27)は5回5安打1失点(自責0)で降板。六回から継投に入ったが、七回に3番手の加治屋蓮投手(32)が1死から野間、堂林に続けて四球を与え、代わった4番手・桐敷拓馬投手(24)が小園に左前適時打を浴びて追い付かれた。その後は両軍とも投手陣が踏ん張り、無得点だった。

◆阪神が今季4度目のドロー。一回の大山悠輔内野手(29)、二回の木浪聖也内野手(29)の適時打で2点を先取した以降は無得点。延長十一回1死一、二塁ではシェルドン・ノイジー外野手(29)が二ゴロ併殺に倒れた。8番手で登板した浜地真澄投手(25)が十二回1死一、二塁の窮地をしのいだ。4時間36分は今季チーム最長。延長戦成績は3勝3分となった。岡田彰布監督(66)の主な一問一答は以下の通り(成績=15勝9敗4分、観衆=2万8612人)。ーー最後は互いにリリーフが粘った「リリーフ粘ってないやんか。フォアボール2つも出して。あそこだけや」ーー引き分けに持ち込んだ「引き分けいうても追いつかれてるからな。あっこのフォアボール2つやろ。結局、加治屋の(七回2四球から1死一、二塁の窮地招いて、代わった桐敷が同点打を浴びる)」ーー審判の判定も辛かった「そらわかれへんよ。そんなのは。そらわかれへん」ーー漆原、浜地はこういう展開は初めて「漆原なんかな、ランナー出したけどな。一番、お前な、安定して抑えとる」ーー今後はいい場面でも「そら当然やわな」ーー桐敷は複数イニング「いやいや、だからフォアボール2つ出すからやん、そんなの。最初から2イニング行かすつもりないよ」ーー最後、近本もよく捕った(延長十二回2死一、二塁で坂倉の中飛を好捕)「いやいや、前進守備やから、打った瞬間センターフライ思ったけどな」ーー時間使ってベンチからも細かく指示を(延長十二回無死一塁でタイムを取ってサイン確認)「いやだから、なあ、(浜地は)やっぱり余裕がないんやろな、サインが分からへんいうのはな。バッター抑えるだけじゃないからの。いろんなことをチームとしてやらなアカンことがあるわけやから、サインがわからへんいうのはなあ、おーん。バッター抑えるだけじゃないからのう、いろんなことを、チームとしてやらなアカンことがあるわけやから」ーー伊藤将は粘って「いやあもう、球数お前もうなあ、5回で100行くと思ったらやっぱり100行ったよなあ(5回107球で降板)」ーーよく1点で「そら済んでるほうよ、アレは。(質問は)もうないやろ。(試合が)長くて。まあ明日試合ないからええけど」

◆試合を終えてタッチを交わす阪神の選手たち(撮影・渡辺大樹)

◆阪神は8投手の継投で、広島と延長十二回の末に2―2で引き分けた。主な選手のコメントは以下の通り(成績=○15勝9敗4分け、観衆2万8612人)先発して5回1失点の伊藤将司 「来週もカープ戦なので、それを反省しながら次の登板に備えたいと思います」七回に同点打を許した桐敷拓馬 「小園に対してカウント負けしてしまったので、そこが全てかなと思います」九回を三者凡退で切ったハビー・ゲラ 「ちょっと寒い中、ブルペン陣がみんないつも通り、いい仕事をできたと思う。負けなかったので良かったと思うよ」延長十回を無得点に抑えた漆原大晟 「1点を取られたら終わりだった。そういうところで狙って三振を取れたのはでかい。粘り強くいけたかなと思います」延長十一回を三者凡退に仕留めた 「3人で終われたんで。たぶん久々やと思うんですけど、続けていきたいと思います」延長十二回のピンチをしのいだ浜地真澄 「延長の経験はあったので、そんなに意識することなく、自分の投球ができればなと」8投手をリードした梅野隆太郎 「ほんとにピッチャー陣、お疲れさまっていう感じです」一回に先制打を放った大山悠輔 「負けなかったのは大きいですけど、勝ちにいけるように頑張ります」二回にタイムリーを放って2点目をたたき出した木浪聖也 「1点じゃなくて、2点ってところが大きかったと思う」延長十二回のサヨナラ機で中飛を好捕した近本光司 「ああいう変化になると思ってなかったんで、自分でもびっくりしています」

◆ノイジーは二回の第1打席で安打を放ち、6試合連続安打をマーク。木浪の適時打で2点目のホームを踏んだ。前日から5打席連続安打となったが「気にしないです」と一言。延長十一回1死一、二塁の好機では直球を強振していい当たりを放つも、二塁手の正面を突いて併殺打となり「その前(の打席)に打ち損じが多かった」と唇をかんだ。

◆梅野が8投手をリードし、粘りのドロー決着に貢献した。「ピッチャー全員が頑張ってくれた。ピンチもたくさんありましたけど、最後の粘りが出たゲームだった」。延長十二回では走者を背負ってから内野手をマウンドに集めて守り方の意思統一。「最善を尽くすというところではやれた。ピッチャー陣が本当によく頑張ってくれた」とねぎらった。

◆桐敷が2―1の七回1死一、二塁で登板。小園に左前へ同点打は許したが、後続を断つと、任された今季初の複数イニングとなる八回は連続三振を含む三者凡退で切り抜け、1回2/3を1安打無失点だった。「ビジターで負けなかったのは大きいですし、次は巨人なので、そこも粘り強く投げられるように頑張ります」と自信を深めて東京に乗り込む。

◆同点の九回に登板したゲラ(前レイズ)は1回無失点と仕事をした。「ちょっと寒い中で、ブルペン陣みんながいつも通りにいい仕事ができたと思う。負けなかったので良かった」。菊池を155キロ直球で空振り三振、野間&堂林の3、4番はともに二飛に仕留めた。広島戦では4月11日(甲子園)に同じ同点の九回にV打を許し、来日初黒星を喫していたが、敵地でやり返した。

◆延長十回を任された漆原は粘り切った。先頭への四球と犠打で1死二塁とサヨナラのピンチを招いたが、ここからギアチェンジ。矢野、会沢をともにフォークを振らせて連続三振に仕留め、拳を握った。右腕自身も「あそこの三振2つはゼロにつながったのかなと思います」と胸をなでおろし、これで登板3試合連続無失点だ。

◆木浪は二回の第1打席で左前適時打を放った。「追加点が欲しい場面で併殺打だけは(打たないように)ということも頭にあった。いいところに落ちてくれました」。1死二塁から大瀬良が投じた内角への直球を、詰まりながらも左前に弾ませる技ありのヒット。24日のDeNA戦(横浜)以来の打点を記録した。スタメンに復帰して2試合連続安打となったが、五回の守備では先頭の遊ゴロをファンブル。失点につながる走者を許してしまった。

◆岩崎は延長十一回に登板し、見事な3人斬りだった。「3人で終われたので。たぶん久々だと思いますけど、続けていきたいと思います」。先頭の代打・田村を三球三振に退けると、1番・秋山も空振り三振に。菊池は三ゴロに仕留め、11球でゼロを刻んだ。今季13試合目の登板で、リリーフ陣でただ一人の防御率0・00。この安定感が頼もしい。

◆電光石火の先制劇で、阪神・大山悠輔内野手(29)が5月の虎を好発進させた。鋭いスイングで三遊間を破り、スコアボードにあっさり「1」を刻む。勝負強さを見せつけて、試合の先手を奪った。「とにかく先制点が欲しいと思っていました。追い込まれていましたが、ランナーをかえすことができてよかった」一回先頭の近本が先発・大瀬良の初球を捉え、右前打で出塁。9試合ぶりの二盗も決めてチャンスを拡大し、2死二塁で4番の出番となった。カウント2―2となった後の5球目、外角のカットボールを引っ張って打球は左前へ。近本がホームを駆け抜けて1点を刻んだ。この一打で4月27日のヤクルト戦(甲子園)から、得点圏では四球を挟んで3打席連続安打で、打点を挙げた試合はこれで8戦負けなし。打線が低調だった4月の上旬から中旬にかけては10試合打点がつかず、打率も1割台と低空飛行を続けてきたが、自身の復調とともにチームも調子を上げて首位を走る。まさに浮沈を握る打線の中心として、結果を残し続けている。グラウンド内外でよき〝先輩〟の顔を見せる。白?大の後輩、福島が育成ドラフト2位で加入。走力など将来性が認められた福島が1軍キャンプ合流を果たすと、その晩に食事に誘った。先輩と過ごしたかけがえのない時間に、福島は「言葉よりも行動、背中で教えてくれる方。自分も見習っていきたいと思った」と胸を打たれた。4番の姿勢がルーキーを導く一助になった。チームは勝利こそ逃したものの、黒星を防いでセ・リーグの貯金を独占。昨季は球団の月間最多タイの19勝を記録してリーグ制覇への足場を固めた5月に、今年も加速を目指す。試合が終わった直後、大山は勝ちきれなかった反省とともに次戦へ目を向けた。「次の1点を取り切れなかったのがこういう試合になったと思う。追加点をなんとか取っていけるようにしていかないといけない。そこをしっかりやっていきたい」頼りになりすぎる4番とともに、虎は5月も王道を突き進んでいく。(邨田直人)?...今季、大山が打点を挙げた試合は7勝1分けで負けなし

◆先発した伊藤将は5回5安打1失点(自責0)だった。「(捕手の)梅野さんと協力して2点を守る粘りの投球ができたと思う」。5イニング中3度は三塁に走者を背負うピンチの連続だったが、失点は味方の失策が起点となった五回の犠飛での1点のみ。粘られた場面は多く「来週もカープ戦なので、それを反省しながら次の登板に備えたい」と先を見すえた。

◆近本が自らも驚く超絶美技でチームを黒星から救った。「ああいう変化になると思ってなかったんで、自分でもビックリしてます」。延長十二回、2死一、二塁の場面で代打・坂倉の打球が中堅前へ。反応よく走り出し、滑り込みながらつかみ取った。1打席目には初球を右前打とし、二盗も決めてリーグ単独トップに立つ5盗塁目をマーク。「(盗塁は)勇気だけだと思っているので、しっかり準備して頑張りたい。引き分けてよかった」と振り返った。

◆負けない虎が貯金独り占め! 阪神は今季最多8投手の継投で延長十二回をしのぎ切り、広島と2-2で引き分けた。延長戦での無敗&11イニング無失点も、六回終了時リードなら8連勝などの〝神話〟もガッチリと継続。支え合うリリーフ陣、土俵際での強さが際立って、巨人、中日が負けたためセ・リーグの貯金を独占する形となった。タクトを振って、振って、何とか耐え抜いた。時計の針は午後10時半を回り、2万8612人が詰めかけたスタンドには空席も目立ち始めていた。今季虎最長4時間36分の熱戦で、今季最多8投手をつぎ込んだ岡田監督がつかんだのは、4度目のドローとセ・リーグの貯金すべてだった。「もう(質問は)ないやろ(笑)。(試合が)長くて」囲み取材の終盤、笑みをたたえてこう語った。逃げ切りたい試合を追いつかれる形にはなった。「フォアボール2つも出して。あそこだけや」と語ったように同点とされた七回に連続四球を与えた加治屋には苦言を呈したが、いくつもの〝不敗神話〟を継続させ、かえって今季の虎の強さが際立つ展開となった。八回以降は無失点。岡田監督は延長戦の最後の最後まで見据えてカードを切っていった。「漆原なんかな、ランナー出したけどな。一番お前な、安定して抑えとる」。これまでビハインドでの登板が多かった漆原に延長十回を託し、無失点で切り抜けたのが効いた。1死二塁とピンチは背負ったが矢野、会沢を三振に斬ってしのいだ。オリックスから現役ドラフトで加入し虎初ホールドをつかんだ右腕は「狙って三振を取れたのはデカい」と胸を張った。延長十二回を託された浜地も、今季は大量リードとビハインドでの登板しかなかったが、耐え抜いた。一丸でつかんだドローに「ザキさん(岩崎)の合言葉でもある。リリーフで(勝ちやドローに持ち込む)っていうのは。そういうのはできた」と胸をなで下ろした。誰かがつかまれば、誰かが傷口をふさぐ。岡田監督のやりくりと、12球団トップの救援防御率(1・14)を誇る男たちの結束で、総力でつかんだ引き分けだった。

◆大谷翔平のドジャースが、予期せぬアクシデントに見舞われた。「まさか、蜂で試合開始が遅れるとは思わなかったよ」NHK中継の解説を担当していたサンケイスポーツ専属評論家でもある小早川毅彦さんが、長~いお仕事終了後、LINEで感想を送ってきてくれた。ブンブンブン! 大量の蜂が乱入して、プレーボールどころではなくなったのだが、そこは百戦錬磨の小早川さん。「蜂は休んでいるのに、移動してもらうのは気の毒ですねぇ」などなど、蜂を気遣い、さらには蜂の生態の話に及び、「蜂だけに8分遅れ」のダジャレまで交えて、懸命に時間つなぎに貢献。いつもながら、話題が豊富だ。出勤前にこれを見ていたのが当番デスク・長友孝輔。「あまりにも面白いので、思わず録画してしまいました。蜂が乱入したから、絶対に大谷が8号ホームランを打つと思っていたんですが...」すぐにこういう〝都合のいい〟発想になるのが、優秀な記者の証し。「大谷が打てなかったから、ナイターで背番号8の佐藤輝が打ってくれたら...。カープには8番はいません(永久欠番)から、打たれる心配はないですよね」長友の妄想に「5月1日は、〝夏も近づく〟八十八夜やかなあ」と答えた私。マツダスタジアムのプレーボールを前に、実にバカバカしい会話をしていた。野球のルールなど分かるはずがない生き物たちの乱入で、試合開始が遅れたり中断したりすることは、時々ある。

◆コラー! 阪神打線しっかりせーや!!二回までに幸先良く2点を奪ったと思ったら、三回から延長十二回まで、10イニングでわずか4安打って...。まさか4月にみせた『負けない2点打線』再び、ってんじゃねーだろうな!! て、いうか今季早くも4度目の引き分けに腹が立つ、ムカムカムカ~!!勝てなかったこともあるけど、それと同じくらいに、わが阪神の岡田はんは、球界一のオジイちゃん監督なんやで~! 本日の試合終了が午後10時36分て...。世間のオジイちゃんは、もうとっくに布団に入って、ZZZ...。寝ている時間なのに、かわいそうだと思わへんのかァ!! 俺も年が近いから眠かったわ~!! ということで猛虎ナインの皆さ~ん、これからは試合終了は午後8時台! ササーッと勝利して、オジイちゃんたちを心地良く眠らせてくださ~い!!ま、本日は負けなかったから良しとしとくけど、5月といえば昨年は19勝(5敗)とアレのために、猛ダッシュをかけた月です! さあ、3日の巨人戦から昨年のVTRを見ているような快進撃をたのむでェ! あと試合時間も短くね!

◆阪神が大山悠輔内野手(29)の3号ソロ本塁打で追い上げた。完全に主砲に火が付いた。3-6とビハインドの八回。1死から打席に立つと、巨人の4番手・船迫の甘く入った113キロのカーブを一閃。高々と舞い上がった打球が虎党が待つ左翼スタンドに着弾するのを見届けると、表情を変えずにダイヤモンドを1周した。大山は2022年6月17日DeNA戦(甲子園)以来となる1試合2発。「長嶋茂雄デー」に、虎の背番号「3」が反撃の一打でチームを鼓舞した。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
1594 0.625
(-)
-
(-)
11592
(+2)
72
(+2)
15
(-)
8
(+1)
0.233
(↓0.001)
2.030
(↑0.06)
2
(-)
巨人
13133 0.500
(↓0.02)
3
(↓0.5)
11470
(-)
73
(+4)
11
(-)
14
(-)
0.227
(-)
2.390
(↓0.06)
3
(-)
中日
12133 0.480
(↓0.02)
3.5
(↓0.5)
11573
(+1)
94
(+12)
13
(+1)
3
(-)
0.236
(↓0.001)
3.120
(↓0.33)
4
(-)
広島
10114 0.476
(-)
3.5
(-)
11872
(+2)
65
(+2)
10
(-)
12
(-)
0.231
(↓0.001)
2.540
(↑0.06)
5
(-)
DeNA
12141 0.462
(↑0.022)
4
(↑0.5)
11686
(+12)
107
(+1)
9
(+1)
17
(+1)
0.247
(↑0.007)
3.410
(↑0.1)
5
(-)
ヤクルト
12141 0.462
(↑0.022)
4
(↑0.5)
116110
(+4)
92
(-)
19
(+2)
13
(-)
0.256
(↓0.001)
3.340
(↑0.13)