1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 4 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 9 | 16 | 0 | 2 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 |
勝利投手:ヤフーレ(4勝1敗0S) 敗戦投手:グリフィン(1勝1敗0S) 本塁打 |
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◆ヤクルトは初回に村上、長岡、中村の適時打で一挙4点を先制する。その後は3回表に山田の2ランが飛び出すなど、序盤から試合を優位に進めた。投げては、先発・ヤフーレが9回3安打無失点の快投。来日初完封で今季4勝目を挙げた。敗れた巨人は、投打ともに振るわなかった。
◆巨人-ヤクルト戦は今季初の東京ドームでの一戦だが、注目は両軍の4番。昨季同球場で行われたこのカードでは、巨人4番の岡本和真が46打数14安打、7本塁打、10打点の打率3割4厘。無安打は2試合しかなく、本拠地で7本塁打はカード別最多だった。一方、ヤクルト4番の村上宗隆は42打数5安打、1本塁打、3打点の打率1割1分9厘。長打は5月4日の本塁打と8月3日の二塁打だけで、打率はリーグ内の敵地でワースト。昨季対照的な成績の2人だが、今季はどちらが打つか。
◆/もう大丈夫\今年もキャプテン山田哲人が第1号2ラン?プロ野球 (2024/4/29)??巨人×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#swallows pic.twitter.com/RD1A4ZvE6V
◆ヤクルト山田哲人内野手(31)が、今季初本塁打を放ち、リードを7点に広げた。5点リードの3回無死一塁、巨人グリフィンの初球のカットボールを左翼席に運び「1発で仕留めることができました」とコメントした。山田は、3月29日の中日との開幕戦で下半身のコンディション不良を訴え、翌30日に登録を抹消。4月20日のDeNA戦で1軍に昇格した。今季8試合目、23打席目での今季初アーチでプロ2年目から13年連続本塁打を記録した。
◆/ゆっくりと歩き出す\キングへ向けて確信の放物線村上宗隆がセ界トップタイの第5号?プロ野球 (2024/4/29)??巨人×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#swallows pic.twitter.com/ZsZhmcOZoG
◆巨人が"村神様"の1発で今季ワーストを更新した。4回1死、先発フォスター・グリフィン投手が、ヤクルト村上宗隆内野手に5号ソロを被弾した。初回から4失点を許し、毎回失点を重ねる大炎上。この1発で、この試合11被安打8失点となり、いずれも今季ワーストを更新し、4回で降板した。前夜は1番丸佳浩外野手の3安打3打点の活躍などで、14試合ぶりに4点以上をマークし2連勝。3、4月の勝ち越しを決めていたが、前半から大量失点を許す展開となった。巨人グリフィン(右腹直筋損傷からの復帰登板で4回を投げ来日ワーストの11安打8失点)「けがした場所も体調的にも問題なかったが、自分の仕事を果たせなかった。すべて自分の責任。結果的にはもうちょっと時間が必要だったという登板だったかもしれない」
◆ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、リーグトップタイの5号ソロを放った。7点リードの4回1死、カウント2-1から、巨人グリフィンのカットボールを右中間席上段にたたき込んだ。この日は、父公弥さんの誕生日で「お父さん誕生日おめでとう」と祝福のメッセージを送った。この日は1回に先制の適時打、7回にも中前打を放ち、3安打猛打賞をマークした。
◆巨人がいずれも今季ワーストの16安打9失点で完敗した阿部慎之助監督が「切り替え力」を促した。先発グリフィンが初回4失点。3回までにヤクルト打線が2巡するほど畳みかけられ、毎回失点の4回11安打8失点で降板した。打線もヤフーレの前に今季3度目の完封負け。序盤から大劣勢の展開で敗れ、阿部監督は「ゴールデンウイークで今日しか見に来られていない人がいるかもしれないけど、ぶざまな試合だったので申し訳ない。でも9点取られたから2敗するわけじゃない。明日はジャイアンツの選手がどれだけ切り替え力を持っているかという勝負だと思います」と次の勝利に目を向けた。
◆/技術でもぎ取った?1点\中村悠平がタイムリーサンタナが華麗なヘッスラ?プロ野球 (2024/4/29)??巨人×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#swallows pic.twitter.com/oKPvACID5i
◆ヤクルト・ミゲル・ヤフーレ投手(25)が、9回を3安打無失点でを飾った。球数は94球で、球団の外国人では史上初の100球未満での完封を意味する「マダックス」を達成。「子どもの頃から見てた投手ですし、彼の名前のついた記録を達成できて、とてもうれしいです」と笑顔で話した。リーグ単独トップの4勝目を挙げ、高津監督は「ストライク先行で、非常にリズム良く投げた」と絶賛した。ヤフーレが94球で来日初完封。ヤクルトで100球未満の完封勝ちは21年5月15日中日戦の小川(99球)以来で、外国人投手では球団史上初めて。巨人相手に100球未満で完封は11年8月17日チェン(中日=96球)以来、13年ぶり。
◆/ヤフーレ is マダックス\圧巻の投球で4勝目<ヤフーレの投球内容>回数:9球数:94安打:3三振:5四球:0失点:0?プロ野球 (2024/4/29)??巨人×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球#swallows pic.twitter.com/v2IzQzx3ih
◆ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、父の誕生日と球団通算4500勝のメモリアルデーを豪快な1発で祝福した。7点リードの4回1死、巨人グリフィンから右中間席上段へ5号ソロ。「しっかりといいスイングで、いいホームランだったと思います」と6試合ぶりの感触をかみしめながら、51歳を迎えた父公弥さんに「お父さん誕生日おめでとう」と祝福のメッセージをコメントした。父にとって、最高の誕生日プレゼントを息子が贈った。試合前には、スマートフォンでお祝いのメッセージ。言葉とともに、グラウンドでは1回に先制打、7回にも中前打を放ち、3安打猛打賞で記念日を彩った。世間はゴールデンウイーク中だが、子どもの頃の思い出は「野球しかしてないです」。父へのホームランのプレゼントは19年以来で「喜んでくれてるのかなと思います」と話した。「村神様」とともに、キャプテンの1発も球団の節目の勝利に花を添えた。5点リードの3回無死一塁、山田がグリフィンから左翼席へ今季1号2ラン。3月29日の中日との開幕戦で下半身のコンディション不良を訴え、翌30日に登録を抹消。4月20日のDeNA戦で1軍に昇格し、今季8試合目、23打席目での初アーチに「しっかり初球から自分のスイングができた」と納得の表情で話した。村上&山田のアベックアーチを含む16安打9点で大勝し、連敗を2で止めた。高津監督は「哲人(山田)もムネ(村上)の本塁打も大きかったですし、いろんな形で打線がつながって点が取れた」と評価。球団通算4500勝に「次の1勝を目指したいです」と4501勝目を見据えれば、村上も「大きな数だと思いますし、今後も1勝でも多く勝ちを積み重ねていければ」と誓った。【久保賢吾】
◆巨人泉圭輔投手(27)が1回無安打2奪三振に抑えた。能登半島地震の被災地支援を目的に「がんばろう石川デー」として開催された一戦だった。金沢市出身の右腕は、9点ビハインドの9回に4番手で登板。先頭武岡を148キロ直球で空振り三振、長岡は140キロツーシームで空振り三振に封じた。最後は中村は152キロで右飛に仕留めた。全10球でボール球はなし。2回1安打無失点だった前日28日DeNA戦に続く連投で好投した。自身も帰省中に被災した。避難所で過ごした時期もあった。少しでも被災地の力になりたいとの思いを強く持つ。泉は「石川デーというのは分かっていた。何とか抑えたいと思っていた。結果的に3人で抑えられてよかった。ちょっとでも被災地の復興の支援になれば」と話した。
◆ソフトバンクを戦力外となり、ヤクルトに今季から加入した増田珠(しゅう)内野手(24)が1軍に合流した。今季初となる。増田は内野手登録ながら外野も守れるユーティリティープレーヤー。春季キャンプは1軍メンバーだったが、開幕は2軍スタートとなっていた。イースタン・リーグでは25試合に出場し、打率・264、11打点と好成績を収めていた。
◆スタメンが発表され、この日に1軍に合流し、今季初めて出場選手登録された増田珠(しゅう)内野手(24)が「1番・右翼」に名を連ねた。ソフトバンクを戦力外となり、今季からヤクルトに新加入した増田は、内野手登録ながら外野も守れるユーティリティープレーヤー。春季キャンプは1軍メンバーだったが、開幕は2軍スタートとなっていた。イースタン・リーグでは25試合に出場し、打率・264、11打点と好成績を収めていた。試合前に取材に応じた増田は、「一刻も早く1軍に行きたいという気持ちでずっとやっていた。やっときたなという気持ちです」と気合十分。1番起用に「勢いというものが求められていると思う。チームを元気づけられるような攻撃的なバッティングができたらいい」と闘争心を燃やした。ファームでともに汗を流した山崎からは「帰ってくるなよ」と送り出されたという。ソフトバンク時代の先輩で「師匠」と仰ぐ、松田宣浩氏(40)=前巨人=が昨年プレーした東京ドームでの1軍合流となり、「松田さんにも連絡しました。しっかり師匠にもいい報告ができるように、また頑張っていきたい」と意気込んだ。
◆ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が先制点をもたらした。「4番・三塁」で先発出場。一回1死一、三塁の好機で、1ボールからグリフィンの2球目を中前にはじき返し、適時打とした。4月21日のDeNA戦(神宮)以来6試合ぶりに打点を挙げ、「先制のチャンスだったので、積極的にファーストストライクから仕掛けていきました。先制できて良かったです」とコメントした。その後も打線がつながり、2死満塁では7番・長岡が左前へ2点打をマークした。なおも2死一、二塁では8番・中村が右前適時打を放ち、二走のサンタナが激走でホームに生還。一回に4得点した。長岡は「(空振り三振に倒れた5番の)山田さんのなんとかカバーをと思い打席に入りました。追い込まれていましたが、なんとかくらいついて打てました」と振り返った。中村は「サンタナ! NICE RUN!」とコメントした。
◆ヤクルト・山田哲人内野手(31)が今季1号となる2ランをマークした。「6番・二塁」で先発出場。5ー0の三回無死一塁で迎えた第2打席に、グリフィンの初球を引っ張り、燕党が集う左翼席に運んだ。今季は3月29日の中日との開幕戦(神宮)で下半身を負傷し、約3週間離脱。4月20日のDeNA戦(神宮)で1軍復帰していた。開幕から23打席目での1号となった。山田は「高めに浮いてきたカットボールを、一発で仕留めることができました」とコメントした。
◆「4番・三塁」で先発出場したヤクルト・村上宗隆内野手(24)が、4月21日のDeNA戦(神宮)以来6試合、27打席ぶりとなる5号をマークした。7ー0の四回1死走者なしで迎えた第3打席。カウント2ー1からグリフィンが投じた4球目をたたき、右中間席上段まで運んだ。この日は父・公弥さんの誕生日で、村上は、「お父さん誕生日おめでとう」とコメントした。三回には「6番・二塁」で先発出場した山田哲人内野手(31)が1号をマークしており、今季初めてチームの中心を担う主将と主砲のアベック弾が飛び出した。
◆巨人は先発のグリフィンが4回11安打8失点と炎上し、チームは今季ワーストの9失点で同5度目の零封負けの完敗。阿部慎之助監督(45)は「ゴールデンウイークで、きょうしか観に来られてない人もいるかもしれない。無様な試合だったので申し訳ないなと思います」とファンに謝罪した。グリフィンは6日のDeNA戦後に右脇腹直筋損傷のため離脱。3週間ぶりの1軍登板だった中、一回に5安打と1四球を集中され、いきなり4点を献上。三回には山田に2ラン、四回は村上にソロを許すなど毎回失点を重ねた。9連戦中で中継ぎを多用できなかったため、四回まで続投させた阿部監督は「ちょっと(グリフィンを)見切り発車させてしまったかなと。9連戦ということもあってちょっと無理させちゃった。僕が反省しています」と、故障明けの助っ人左腕を責めなかった。ただ、「9―0で負けたんだけど9点取られたから2敗するわけじゃない。1―0で負けても9―0で負けても一緒なので。明日みんなで、ジャイアンツの選手がどれだけ切り替え力を持っているかという(ものを見せる)勝負だと思います」と切り替えた。
◆ヤクルトは投打がかみ合い、大勝で連敗を止めた。一回に村上宗隆内野手(24)の先制タイムリーなどで4点を奪うと、三回には山田哲人内野手(31)の1号2ラン、四回は村上の5号ソロなどで4回までに8得点と突き放した。〝ぺこちゃん〟の愛称で呼ばれる先発のミゲル・ヤフーレ投手(25)は9回3安打無四球の来日初完封でリーグトップの4勝目。球数94球で100球未満での完封となる「マダックス」も達成する快投を披露した。ヤフーレのヒーローインタビューは以下の通り。--素晴らしい投球「ありがとうございます」--どんな思いでマウンドへ上がった「全力で投げること、ストライクをたくさん投げること、あとは楽しむことです」--リーグトップの4勝目となった「とても嬉しいです。前回(2回途中でKO)あまり良くなかったのでやり返したいという思いで投げて、いいピッチングができたので良かったです」--「マダックス」も達成した「とても嬉しいです。子供の頃にマダックスさんを見ていたので、その名前がつく記録を投げられた(達成できた)ので、とても嬉しいです」--明日からの意気込みを「ペコチャンデス、ガンバリマス、ヤリカエス(日本語)」
◆ヤクルトが先発全員安打の16安打で9得点と快勝した。一回に先制打の村上が四回には一発。山田も三回に今季初本塁打の2ランを放った。ヤフーレはテンポ良く3安打無四球の来日初完封で4勝目。巨人はグリフィンが試合を壊した。
◆ヤクルトが先発全員安打の16安打9得点で巨人に快勝。3回、2点本塁打を放つヤクルト・山田哲人=東京ドーム(撮影・中井誠)
◆ヤクルト戦は能登半島地震の被災地支援を掲げた「がんばろう 石川デー」として開催された。巨人・戸郷、大勢らが募金活動に参加し、能美市出身のOB、松井秀喜氏(ヤンキースGM付特別アドバイザー)も動画で支援を呼びかけた。金沢市出身の泉圭輔投手(27)は九回に登板して1回無失点に抑え、「石川でも中継があったので、投げられればと思っていた。ちょっとでも被災地の復興の支援になれば」と語った。
◆24歳2カ月のヤクルト・村上宗隆内野手が四回に5号ソロを放ち、通算200本塁打まで4本とした。最年少到達は西武・清原和博の24歳10カ月と、記録更新の可能性が高い。7年目での到達となれば、日本選手では最速タイで2009年の横浜・村田修一以来15年ぶり7人目となる(外国人選手は05年の西武・カブレラらの5年目)。
◆熊本の父へ、祝砲だ! ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が29日、巨人3回戦(東京ドーム)に「4番・三塁」で出場し、四回に右中間席上段へ5号ソロを放った。この日は父・公弥(きみや)さんの51歳の誕生日。6試合、27打席ぶりの一発で父のバースデーを祝った。3安打2打点をマークした主砲のバットに導かれ、先発全員安打で今季最多の16安打と打線がつながり、9-0で快勝。球団通算4500勝に到達した。歩くことすらしない。両手に残る感触に浸るように、打席内で3秒間たたずみ、打球の行方をじっくりと見つめた。7-0の四回、4番に座る村上が5号ソロ。ゴールデンウイーク真っ只中の東京ドームに、本塁打を確信する放物線を描き、4万1487人の視線をかっさらった。「お父さん誕生日おめでとう。(バースデー弾を)親は喜んでくれているのかなと思います」
◆待望の一発だ。ヤクルト・山田哲人内野手(31)が29日、巨人3回戦(東京ドーム)で今季1号となる2ランをマークした。三回無死一塁で迎えた第2打席。高めに浮いた初球のカットボールを完璧に捉え、燕党が待つ左翼席に運んだ。「初球から自分のスイングができた。しっかり振り切れたのでよかったです」今季は3月29日の中日との開幕戦(神宮)で下半身を負傷。翌30日に出場選手登録を外れ、約3週間、1軍を離れた。「ただただ自分が情けない。悔しいという気持ちが強かった」と早期復帰を目指してバットを振り続け、4月20日に1軍復帰。復帰7戦目、開幕から23打席目で、ファンが待ち望んだ1号が飛び出した。先発全員安打となる今季最多16安打で9得点。打線がつながった中で自身も輝き、主将は「その流れで僕も打てているというのはある」と仲間に感謝した。(武田千怜)
◆赤いほっぺが特徴の〝燕のペコちゃん〟がペロリと舌を出して胸を張った。今季からヤクルトに加入したミゲル・ヤフーレ投手(25)=前ジャイアンツ傘下3A=が3安打で来日初完封。94球で投げ切り、100球未満での完封を意味する「マダックス」を人生で初めて達成した。「(由来となったメジャー通算355勝の)マダックス投手は子供の頃から見ていた投手。彼の名前がついた記録を達成できてとてもうれしい」序盤に大量の援護をもらった右腕は、ストライク先行の無四球投球で巨人打線を封じた。開幕3連勝を飾ったが、21日のDeNA戦(神宮)は二回途中7失点。集中力を欠き「ストライクゾーンを見失った」という反省を生かし、リーグ単独トップの4勝目を挙げた。今季のチーム初完封。球団のマダックス達成は2015年5月15日の中日戦(バンテリンドーム)での小川泰弘以来で、外国人投手では初だ。おちゃめな愛されキャラ。集合場所を間違い、投手ながら野手が練習するグラウンドに向かおうとしたときのことだ。通訳に呼び止められると「I am a hitter(僕は打者)」とユニークに返答。投打の二刀流だと主張し、周囲を笑わせた。両打ちの右腕は有言実行? するように三回に右打席から左前打を放ち、来日初安打も記録した。ベネズエラ出身で5月月1日に26歳の誕生日を迎える。チームの今季10勝のうち4勝を稼ぎ「誕生日のいいお祝いになる」と笑った。頼れる助っ人が白星を重ねる。(武田千怜)
◆勝算は序盤で崩れ去った。2位の巨人は今季ワーストの被安打16&9失点で5度目の零敗。阿部慎之助監督(45)は本拠地に詰めかけたファンに謝罪した。「ゴールデンウイークで、きょうしか観に来られない人もいるかもしれない。ぶざまな試合だったので申し訳ない」右脇腹直筋損傷からの復帰登板だったグリフィンは、一回に4点を献上。三回に山田に2ラン、四回も村上にソロを許し、来日2年目で自己ワーストとなる11安打8失点を喫した。阿部監督は「9連戦ということもあって見切り発車させてしまった。僕が反省」とかばったが、左腕は「体調は問題なかった。全ては自分の責任」と猛省した。打線は3安打零封負け。連勝は2で止まった。9連戦は残り2試合。最後に自ら「でも」と切り出した指揮官は「9点取られたから2敗するわけじゃない。0―1で負けても、0―9で負けても一緒。明日はジャイアンツの選手がどれだけ切り替える力を持っているかを見せる勝負」と力を込めた。(谷川直之)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
14 | 9 | 3 | 0.609 (-) | - (-) |
117 | 83 (-) | 69 (-) | 15 (-) | 7 (-) |
0.233 (-) | 2.140 (-) |
2 (-) |
巨人 |
13 | 11 | 3 | 0.542 (↓0.023) | 1.5 (↓0.5) |
116 | 67 (-) | 65 (+9) | 10 (-) | 14 (-) |
0.226 (↓0.005) | 2.270 (↓0.26) |
3 (-) |
中日 |
12 | 11 | 3 | 0.522 (↑0.022) | 2 (↑0.5) |
117 | 71 (+11) | 80 (+1) | 12 (+2) | 3 (-) |
0.240 (↑0.006) | 2.860 (↑0.07) |
4 (-) |
広島 |
10 | 10 | 3 | 0.500 (-) | 2.5 (-) |
120 | 69 (-) | 56 (-) | 9 (-) | 12 (-) |
0.233 (-) | 2.410 (-) |
5 (-) |
DeNA |
10 | 14 | 1 | 0.417 (↓0.018) | 4.5 (↓0.5) |
118 | 72 (+1) | 105 (+11) | 8 (-) | 13 (-) |
0.239 (↓0.001) | 3.610 (↓0.29) |
5 (1↑) |
ヤクルト |
10 | 14 | 1 | 0.417 (↑0.026) | 4.5 (↑0.5) |
118 | 102 (+9) | 89 (-) | 17 (+2) | 13 (-) |
0.253 (↑0.007) | 3.490 (↑0.14) |
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