ロッテ(★2対4☆)ソフトバンク =リーグ戦4回戦(2024.04.23)・ZOZOマリンスタジアム=
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ソフトバンク
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ロッテ
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勝利投手:有原 航平(2勝2敗0S)
敗戦投手:佐々木 千隼(2勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】山口 航輝(2号・5回裏ソロ),ポランコ(4号・7回裏ソロ)

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◆ソフトバンクは4回表、近藤の適時打などで2点を先制する。その後は、2-1の7回に川村が適時打を放つと、再び1点差となって迎えた8回には、栗原の適時打でリードを広げた。投げては、先発・有原が9回2失点の好投で今季2勝目。敗れたロッテは、打線がソロによる2点のみに終わった。

◆ソフトバンク近藤健介がロッテ佐々木朗希を打てるか。2人は今季初対決となるが、昨季までは通算22打席で17打数ノーヒット、12三振。近藤が20打席以上対戦した投手は67人いるが、その中で唯一、1本もヒットがない。ロッテ戦は通算打率3割と苦にしていないのに、佐々木には手を焼いている。

◆ソフトバンク近藤健介外野手(30)が天敵のロッテ佐々木朗希投手(22)から初安打を放った。0-0の4回1死一、三塁で左翼線に先制適時打。外角フォークを逆方向に流した。近藤は佐々木と今季初対決。昨季までは通算22打席で17打数ノーヒット、12三振を喫していた。近藤が20打席以上対戦した投手は67人いるが、その中で唯一、1本もヒットが打てなかったのが佐々木。この日も第1打席は左飛に倒れていた。「令和の怪物」相手に、通算24打席目でようやく快音を響かせた。しかしその後、6回の守備から途中交代。試合は2-1とリードはわずか1点なだけに、何らかのアクシデントがあった可能性もある。代わって左翼には緒方が起用された。

◆/打球が冴えわたる\スピードゲームがついに動く近藤健介の先制タイムリー!?#プロ野球(2024/4/23)??ロッテ×ソフトバンク??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #sabawks pic.twitter.com/vcTIveylxq

◆ロッテ佐々木朗希投手(22)がメモリアルゲームを勝利で飾れなかった。球団にとって史上8球団目の通算1万試合となるソフトバンク戦に先発。今季初の160キロをたたき出すなど、序盤は圧倒した。だが4回に1本もヒットを許したことがなかった近藤に、通算24打席目で初安打となる先制適時打を浴びた。味方の失策もあり、この回2失点すると、7回にも川村に適時二塁打を食らうなど7回3失点で降板した。最速161キロも今季初黒星を喫し、チームも再び借金生活に転落した。ついに出たぞ! 160キロ! 3回1死、ロッテ佐々木はソフトバンク甲斐拓也に対する初球、空振りを奪った。球場表示で金色の160キロが表示されると、待ちわびた瞬間に、どよめきと拍手がわきおこった。4回に2点を奪われた直後の1死一、三塁では栗原を相手に今季最速の161キロを投げ込んだ。3回まで無安打で抑えた。だが、4回に今宮からこの日初安打を打たれると悔しそうな表情を浮かべた。この回3安打と味方の失策もあり2点の先制を許した。それでも1死一、三塁のピンチではバントに素早く反応し、本塁で刺すなど好フィールディングも見せた。7回105球を投げ5安打4三振3失点(自責2)でマウンドを降りた。「なかなか流れを持ってくることができなかったので、そこが反省点かなと思います」とコメントした。14日楽天戦(楽天モバイルパーク)から中8日での登板。21日にはブルペンで25球を投げこんだ。小野投手コーチは「ブルペンでは、いつもの出力とは全然違っていたので、ちょっと何かをつかんだかなっていう感じですね。あとはゲームでそれを出せるかどうかだと思う」と期待していたが、期待通りの出力を見せた。この日は毎日オリオンズ時代の1950年3月11日に行われた試合から通算1万試合の記念日。佐々木は「縁あって球団通算1万試合目のゲームに先発することになり、とても光栄に感じます。いいピッチングをしてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込んでいた。ここまで3試合は日曜日に登板し、"サンデー朗希"だったが今季初めて平日登板の"チューズデー朗希"に。「100%の状態でなかなか挑めるわけではないと思うので、そのときそのときのベストを出せるように心がけています」と話す右腕はデーゲームからナイターゲームに変わっても安定した投球を見せた。【星夏穂】

◆ソフトバンク今宮健太内野手が史上206人目の通算1500試合出場を達成した。敵地ロッテ戦に「2番遊撃」で出場。第2打席に右前打を放ち、近藤の適時打で先制のホームを踏んだ。球団を通じて「試合で起用していただいた歴代の首脳陣の方々、球団に感謝したいです。たくさんの方のサポート、トレーナーさんのケアがあってここまでくることができました。ファンの方々の応援、期待に応えられるように日々精進していきます」などとコメントした。通算1500試合出場=今宮(ソフトバンク) 23日のロッテ4回戦(ZOZOマリン)に先発出場して達成。プロ野球206人目。初出場は11年4月12日のオリックス1回戦(京セラドーム大阪)。

◆ロッテは4連敗を喫した。先発の佐々木朗希投手(22)は今季最速の161キロを計測したが7回3失点で今季初黒星。「なかなか流れを持ってくることができなかったので、そこが反省点」と振り返った。吉井理人監督(59)は「よかったと思います。(4回の2失点は)向こうの狙い球が、うまくはまったというか、その狙いを投げた時に朗希もちょっとうまくいいところに投げられなかったんで、それをしっかり捉えられた感じですかね」と話した。打線はソフトバンク先発の有原航平投手(31)から本塁打を2本放ったが3安打に抑えられた。指揮官は「3試合続けて完投させてしまった。バッターの方はそこそこ対応してくれているので、戦術、戦略をしっかり考えてまたやっていきたい」と切り替えた。

◆ソフトバンク今宮健太内野手(32)が史上206人目の通算1500試合出場を白星で飾った。敵地ロッテ戦に「2番遊撃」で出場。第2打席に右前打を放ち、近藤の適時打で先制決勝のホームを踏んだ。球団を通じて「起用していただいた歴代の首脳陣の方々、球団に感謝したい。たくさんの方のサポート、トレーナーさんのケアがあってここまでくることができました。ファンの方々の応援、期待に応えられるように日々精進していきます」などとコメントした。

◆カモメ無双が止まらん! ソフトバンク有原航平投手(31)が、今季チーム一番乗りの完投勝ちを決めた。失点は2本のソロのみで、9回を3安打にまとめ、相手エース佐々木朗希投手(22)との投げ合いを制した。ロッテ戦は日本ハム時代の19年5月30日から無傷の9戦9勝。カード別でもパ最多の22勝(7敗)を稼ぐ超お得意さまを抑えてチームの貯金を再び6に戻し、小久保ホークスが首位をがっちりキープだ。同点、サヨナラを信じるロッテファンの歓声も気にしない。有原は顔色を一切変えず、4番ポランコを仕留めた。2点差の9回2死一塁。助っ人砲をわずか2球で追い込んだ。カウント1-2。最後は外角低めへ134キロチェンジアップを投じた。ストライクゾーンからボール球へ完璧な制球。空振り三振で9回107球を投げ切った。「絶対に三振を取る気持ちでいきました。本当に気持ちいいです」。難敵佐々木朗希とのプロ初の投げ合いを制し、今季チーム一番乗りでの完投勝ち。敵地のお立ち台では心地よさそうに千葉の夜風を浴びた。簡単には崩れない。失点は5回、7回のソロ2本のみ。連打は1度も許さなかった。「次のバッターに向かっていけた」。佐々木とは対照的に変化球を多投した。最速も約10キロ程度は劣るが、多彩な球種でカバー。佐々木の「剛」に対し緩急も駆使した「柔」で渡り合った。「丁寧に。コントロールが今日は一番良かったかなと思います」。古巣日本ハムに2週連続で敗れたが、3戦ぶりの2勝目でタイに戻した。初回から5回1死まではパーフェクト投球。8回1死からは四球で走者を出すも、8番中村奨を注文通りの遊ゴロ併殺に打ち取った。普段はポーカーフェースな右腕もグラブを大きく振り上げ、内に秘めた熱い思いをほとばしらせた。小久保監督は「球数100いってなかったので、行ってもらおうと。よく投げ切ってくれました」。最終イニングも信頼して送り出し、期待に応えた力投をたたえた。有原自身は日本ハム時代の19年5月30日からロッテ戦は9戦9勝。カード別でも最多の22勝(7敗)を挙げる無双状態が続いている。それでも「まあ。でも、はい。勝てることはうれしいなと思います」と慢心はない。佐々木相手に週頭を取り「今日勝てたことは本当にいい1勝になったかなと思います」とチームの勝利を喜んだ。貯金を6に戻して首位をがっちりキープ。4年ぶりのV奪回へ、開幕右腕にかかる期待は大きい。【佐藤究】

◆ソフトバンク近藤健介外野手(30)が天敵撃ちでチームを勝利に導いた。0-0の4回1死一、三塁。ロッテ佐々木の外角低めフォークを左翼線に流し、先制&決勝打を生んだ。「チャンスでしたし、良かったかなと思います」。球界を代表する安打製造機だが「令和の怪物」佐々木朗希には手を焼いてきた。試合前時点では通算22打席で17打数ノーヒット、12三振。近藤が20打席以上対戦した投手は67人いるが、その中で唯一、1本もヒットを打てなかったのが佐々木だった。この日も第1打席は左飛に倒れており、通算24打席目でようやく快音。その1本目が有原を援護する千金の勝利打点になった。「いい投手なので。得意な人もいないと思いますし。本当に甘い球を1球でとらえるっていうのは大事なのかなと思います」。そのバットで佐々木に今季初黒星をつけた。4回の走塁でホームにスライディングを試み、膝に違和感を覚えた。6回から左翼守備を交代。負傷も心配されたが小久保監督は「明日の試合は問題ないと聞きました」と軽傷を強調した。近藤自身も「膝です。大丈夫です」と自力で歩いて球場を後にした。大事を取っての交代だったようで、タカ党もひと安心だ。6日の楽天戦(楽天モバイルパーク)から13試合連続出塁中。直近で放った5安打は全て打点つきという働きぶりを見せている。打率3割1分9厘はリーグトップに浮上。今年もホークスには近藤が欠かせない。【只松憲】

◆カモメ無双が止まらん! ソフトバンク有原航平投手(31)が、今季チーム一番乗りの完投勝ちを決めた。失点は2本のソロのみで、9回を3安打にまとめ、相手エース佐々木朗希投手(22)との投げ合いを制した。ロッテ戦は日本ハム時代の19年5月30日から無傷の9戦9勝。カード別でもパ最多の22勝(7敗)を稼ぐ超お得意さまを抑えてチームの貯金を再び6に戻し、小久保ホークスが首位をがっちりキープだ。以下小久保監督の一問一答。-有原は佐々木との投げ合いでプレッシャーもかかった小久保監督 そうですね。点を取られたのもホームラン1発ずつのソロだったので2点で収まりましたし、佐々木朗希相手だったのでそんなに点は入らない中でマウンドに上がってるのは分かっていたので。-近藤が6回守備から途中交代小久保監督 最後スライディングした時にちょっと違和感があったので。明日の試合は「問題ない」と今聞きました。-川村がチャンスをものにした小久保監督 彼(佐々木)から打ったヒットは自信になるでしょうしね。次の打席にバント失敗したんで。(試合の)流れが変わらなくてよかったなとほっとしてるんじゃないですか。-カード初戦にエース佐々木を打って勝利小久保監督 いいスタートが切れたので、勝ち越しを目指してやります。

◆ソフトバンク川村友斗外野手がプロ初の1番起用に応えた。2-1の7回2死二塁で佐々木から左翼に適時二塁打。指3本分バットを短く持ち、剛腕の直球を打ち砕いた。リードを2点に広げる貴重な追加点で「積極的に自分のスイングをすることだけを考えて打席に入りました」と笑顔。9回には犠打失敗があり、小久保監督は「バント失敗したんで、流れが変わらなくて良かったなと、ホっとしてるんじゃないですか」と苦笑いだった。

◆ロッテ佐々木朗希は今季初黒星となった。3回まで無安打で抑えたが、4回に今宮に甘く入ったフォークを初安打とされると、悔しい表情を見せた。「あれに関しては、甘かった。しっかり投げきれなかった」。続く柳田に連打され、1死後からは近藤に通算24打席目にして初めてヒットを許し、先制された。7回にも川村に手痛い適時打を食らい、7回105球を投げ5安打4奪三振3失点。球団通算1万試合のメモリアルを勝利で飾れなかった。一方で着実に、ギアが上がってきている。3回1死、甲斐に対する初球、160キロを計測。今季初めて160キロの壁を越えた。この日は4回栗原に対しての161キロが最速で「フォーム的にもいい感じで来たので、それがしっかり数字と感覚と比例してくれて、そこはよかった」と手応えを口にした。吉井監督も「良かったと思います」と評価。佐々木は「強さとかは今年で良かった方だと思うんですけど、全体として、なかなか流れを持ってこられるようなピッチングができなかったので、そこは反省」と振り返った。この試合を生かして、さらにブラッシュアップしていく。【星夏穂】

◆ロッテ・高野脩汰投手(25)が24日のソフトバンク戦でプロ初先発する。日本通運から入団2年目の左腕は「プロ初先発になりますが、気持ち的には落ち着いています。開幕から調子良くここまでこれているので、明日の先発も今の調子のままいきたいです。監督に選んで頂いたチャンスをしっかり自分のものにできるように頑張ります」と意気込んだ。プロ入り後は主に救援として投げており、今季は2試合に登板し0勝0敗、防御率4・50。13日に出場選手登録を抹消されると、18日のイースタン・リーグ、オイシックス戦に先発して3回41球を投げて1安打無失点に抑えていた。社会人時代には先発として活躍していたこともあり「社会人時代までずっと先発でやってきたので、調整の仕方はそっちのほうが慣れている。(1軍で)自分の投げる場所は複数回が多いので、それが試合の途中なのか、試合の最初の先発なのかの違いくらい」と頼もしく話した。2軍では投球フォームのバランスなどを調整。走者がいない場面でもクイックで投げたりと工夫して良いときの感覚を研ぎ澄まし「確率も上がってきていますし、上(1軍)に呼んでいただけているので、しっかりといい調整ができている」と手ごたえを口にした。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(22)が今季初めて160キロを計測した。三回1死から甲斐への初球で記録し、球場はどよめきが起こった。今季4度目の先発登板で、序盤から最速165キロを誇る直球を軸に投げて、柳田や山川、近藤といったソフトバンクの強力打線を三回まで無安打投球。今季は「年間を通した先発ローテーション入り」を目指して投球フォームを見直すなどしており、これまでは159キロが最速だったが、力をみせた。これが球団1万試合目。試合前には「縁あって球団通算1万試合目のゲームに先発することになり、とても光栄に感じます。いいピッチングをしてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と意気込んでいた。

◆ソフトバンク・近藤健介外野手(30)が「5番・左翼」で先発出場し、四回に先制のタイムリーを放った。1死一、三塁、カウント1―1からロッテ・佐々木の変化球を左方向へはじき返した。打球は三塁線を破った。近藤は「打ったのはフォークです。先制のチャンスを絶対にいかそうと集中しました。うまくコンタクトすることができたと思います。大事な先制点を取ることができて良かったです。ペイさん(有原)に勝ちをつけられるように頑張っていきます」と振り返った。日本ハム時代にも同僚だった先発の有原を援護する一打となった。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(22)が7回105球を投げて5安打3失点だった。リードを許して降板し「なかなか流れを持ってくることができなかったので、そこが反省点かなと思います」と悔しがった。ソフトバンク先発、在原との投手戦。一回は川村、今宮と2者連続で空振り三振スタートした。四回に1死一、三塁から近藤に三塁線への適時打を浴びるなど2失点したが、栗原への2球目には今季最速を2キロ更新する161キロをマークした。その後は直球を軸に力投を見せていたが、七回に2死二塁から川村に適時打を浴びた。

◆ソフトバンクは有原が2失点で今季初完投し2勝目。 失点は2本のソロのみだった。打線は四回に近藤の適時打などで2点を先行し、川村の二塁打や栗原の適時打で加点した。ロッテは4連敗。佐々木は7回3失点も初黒星を喫した。

◆ロッテにとって記念すべき日となった。1950年に前身の毎日として創設し、74年の月日を経て球団通算1万試合を達成。節目のマウンドには最速165キロを誇る〝令和の怪物〟佐々木が先発した。「縁あって球団通算1万試合目のゲームに先発することになり、とても光栄に感じます。いい投球をしてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」力がみなぎっていた。直球を軸に一回は川村、今宮と2者連続で空振り三振スタート。四回に1死一、三塁から近藤に三塁線への適時打を浴びるなど2失点したが、栗原への2球目には今季最速を2キロ更新する161キロをマークした。その後も力をみせて7回105球を投げ5安打3失点(自責点2)だった。通算1万試合目を祝うように試合前練習では吉井監督や選手、スタッフらが達成記念Tシャツを着用して練習。ファンも「祝10000試合」と書いたうちわを持って応援する姿が見られるなど球場全体が祝福ムードだった。五回が終了して試合が成立すると電光掲示板で1万試合達成が報告され、場内には「末永く千葉ロッテマリーンズを応援よろしくお願いします」と感謝のアナウンスがされた。偉大な先人たちが積み重ねてきた歴史に、佐々木が新たな1ページを刻むべくマウンドに立ったが、今季初黒星を喫した。

◆ロッテは4連敗で借金1となった。打線が3安打2得点とつながらず。3試合連続で1人の投手に九回まで投げられての敗戦に吉井理人監督(59)は頭を抱えた。「バッターの方はそこそこ対応してくれている。戦術、戦略をしっかり考えてやりたい」ソフトバンク先発の有原を攻略できず。四回まで無安打に抑えられ、得点は五回に山口、七回にポランコがソロ本塁打を放ったのみだった。先発した佐々木は7回3失点と試合は作ったが、今季初黒星を喫した。連敗脱出したい中で24日のソフトバンク戦は、2年目の高野脩がプロ初先発する。吉井監督は「高野は三振を取れる子なので、三振を狙って投げて欲しい」と期待した。

◆ロッテは23日、ソフトバンク4回戦(ZOZOマリン)でプロ野球8球団目の通算1万試合を達成した。試合は2―4で敗れ、通算成績は4812勝4788敗400分け。佐々木朗希投手(22)が今季最速を2キロ更新する161キロをマークして7回3失点と力投したものの、節目を飾れずに今季初黒星を喫した。節目の試合を勝利で飾れなかった。球団通算1万試合目のマウンドを託された佐々木が、7回5安打3失点(自責点2)。105球の力投をみせたが、今季初黒星に悔しさをにじませた。「今年の中でよかったほうだと思うのですが、全体としてなかなか流れを持ってこられなかった。そこが反省点かなと思う」ローテーションが再編されて、これまでの中6日から今季初めて中8日で迎えると、力がみなぎっていた。試合前時点で今季最速は159キロだったが、三回に甲斐への初球で160キロをマーク。四回は1死一、三塁から近藤に適時打を浴びるなど2失点したが、栗原への2球目に161キロを記録した。この日もドジャースやメッツなど米大リーグ8球団が視察に訪れる中、最速165キロの剛腕が実力の一端をみせた。このオフは「年間を通したローテーション入り」を目指して投球フォームを見直すと、本来の球速は影を潜めていた。シーズンに入っても投手コーチやアナリストに助言を受けながら試行錯誤を繰り返し「フォームはいい感じになった。全てがかみ合ったわけではないので、よりよくなってくる」と手応えを口にした。記念すべき日を白星で飾りたかったが、打線が3安打2得点のみに終わり、チームは4連敗。1万試合の通算成績は4812勝4788敗400分けとなった。佐々木はプロ5年目で一度も負けたことがなかった4月に通算11試合目で初めて土がついた。(森祥太郎)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1262 0.667
(↑0.02)
-
(-)
12380
(+4)
53
(+2)
12
(-)
17
(+1)
0.247
(↓0.003)
2.510
(↑0.03)
2
(-)
日本ハム
1171 0.611
(↑0.023)
1
(-)
12455
(+4)
60
(+3)
11
(-)
13
(+4)
0.226
(↑0.005)
2.710
(↑0.03)
3
(-)
ORIX
11101 0.524
(↑0.024)
2.5
(-)
12170
(+2)
56
(+1)
8
(-)
5
(+1)
0.245
(↑0.005)
2.390
(↑0.11)
4
(1↓)
ロッテ
9101 0.474
(↓0.026)
3.5
(↓1)
12350
(+2)
59
(+4)
8
(+2)
9
(-)
0.238
(↓0.006)
2.700
(↓0.02)
5
(-)
楽天
8121 0.400
(↓0.021)
5
(↓1)
12261
(+3)
80
(+4)
6
(+1)
13
(+1)
0.226
(↓0.004)
3.520
(↑0.08)
6
(-)
西武
7130 0.350
(↓0.018)
6
(↓1)
12353
(+1)
61
(+2)
10
(-)
10
(+1)
0.210
(↓0.004)
2.680
(↑0.01)