DeNA(1対1)阪神 =リーグ戦4回戦(2024.04.23)・横浜スタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789101112
阪神
0000010000001600
DeNA
0100000000001810
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
チケットぴあ DeNA戦チケット予約 阪神戦チケット予約
◆DeNAは2回裏、山本の適時打が飛び出し、1点を先制する。一方の阪神は、そのまま迎えた6回に1死一塁から森下の二塁打に相手失策が絡み、試合を振り出しに戻した。その後は両軍ともに好機であと1本が出ず、4時間13分に及ぶ熱戦は規定により引き分けに終わった。

◆両軍のスタメンが発表された。今季阪神は初の横浜スタジアムでの一戦。チームは引き分けをはさんで6連勝と勢いに乗って首位に立っており、4位DeNAに白星といきたい。6番には左翼で前川右京外野手(20)が5試合ぶりにスタメンに名を連ねた。先発マウンドには昨季リーグMVP右腕の村上頌樹投手(25)が上がる。4月2日DeNA戦でも3回5失点で黒星と、対セ・リーグ球団で唯一勝ち星のない相手から初勝利を挙げられるか。

◆試合前セレモニーに米米CLUBのリーダーBONと石井竜也が登場した。2人ともDeNAのレプリカユニホームを着て、リリーフカーで登場。まずはBONが始球式を行った。だが、セットポジションから投じた球は山なりで三塁寄りにそれ、ころころと転がった。スタンドから笑いも起きる中、石井は打者役の桑原、捕手役の伊藤に土下座した。BON、石井ともベンチ裏へ下がったが、しばらくして石井だけ再登場。今度は正装で決め、君が代を力強く独唱した。試合後には石井のライブが予定されている。

◆阪神の森下翔太外野手(23)が珍しい6球連続ファウルも結果に結びつかなかった。1-1の8回1死一塁。DeNA4番手の森原に対して1ボール2ストライクから6球連続ファウルと粘った。ただ、12球目のフォークをはじき返すも遊撃への併殺打。勝ち越しとはならなかった。それでも森下は試合前まで横浜スタジアムでセ本拠地別で最低打率の1割5分8厘ながら、1回に中前打で7試合連続安打とした。さらに6回1死一塁から二塁打。相手失策も絡んで同点に追いつく一打を放った。

◆阪神村上頌樹投手(25)が粘りの投球で8回を3安打1失点にまとめた。0-0の2回に4番牧の左前打などで2死三塁。7番山本を迎え、右前適時打で先制点を許した。しかし、その後は安打を許さず無失点投球を継続。7回には申告敬遠を含む3四球で2死満塁を背負ったが、代打大和を一邪飛に打ち取りピンチを脱した。「ボール自体もよかったですし、長いイニングを投げられたところもよかったと思います。ただ先制点を取られてしまうと流れが相手に行ってしまうので次回登板の課題です。あとは今日のゲームもしっかり取れるように、ベンチから応援します」白星こそ付かなかったが、今季最多112球の熱投。前回、3回5失点で黒星を喫したDeNA打線に堂々の投球を見せた。

◆阪神が引き分けを延長12回引き分け試合に持ち込んだ。これで今季の延長戦んは5試合全てで負けなし。村上頌樹投手(25)が8回1失点の好投。リリーフ4枚を投入し、ドローとなった。岡田彰布監督(66)の一問一答は以下の通り。-終盤はしのいでしのいで「なあ。村上に勝ちをつけたかったけど、なんかジャクソン、合わんなあ。京セラもそうやったけど。差されるんやろうなあ。タイミングがズレているのか」-荒れ具合も嫌な感じ「高めのな、ストライクの見極めやけどな。差されてるみたいな感じでな」-8回まで村上をいかせたのは、勝たせたかったから「いやいや、それは。なあ。何とか。あんなピッチングしてたから。ねえ。後ろもあんまり使ってなかったからな。リリーフ陣もみんないけたんやけどな。もう1イニングで、もしも点を取ったら勝ち投手やったから、あそこまでのう、110(球)くらいいってたから、あそこはまあしゃあないなあ」-敬遠はバッテリー判断か「そや。おーん。山本が嫌やったんやろ。前回も京セラで打たれてるからな、あれなあ」-中継ぎも踏ん張った「まあまあ、それはもうあれや、向こうも左ばっかりやからな代打もな。今日は左ピッチャーをいくしかないと思ってたけど。ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」-6回の同点は中野も森下もボールの見極めができていた「そうやなあ、なかなかなあ、最初もヒット出てるけど、ラッキーヒットばっかりやからな、初回でも。なかなか芯で捉える打球はなかなか少なかったやろ。なんかちょっと合わんのやろなあ、ジャクソンの」-9回の木浪の守備は「おお、なあ。ああいう変な当たりが一番嫌なんや、ランナーサードやしな。内野安打でも終わりやしな。あれはナイスプレーやと思うよ」-守り切ったという試合「そうや、だから前のヒット出えへん時のような状態やんか。でもやっぱり負けんかったいうのが大きいわな」-引き分けがのちのち効いてくる「まあ、そうやなあ。どっちか言うたら、あれやな。守って守っての引き分けの方が多いからな。打ち合いじゃないからな。しのいでしのいでの引き分けやからな。まあそれはやっぱりピッチャー陣の頑張りやな。引き分け言うことはブルペン陣の頑張りやからな。また間隔空くしな。後ろもどんどんつぎ込めるしな。雨で分からんけどな、まあ負けなくて良かった、ええわ、引き分けで。負けへんのが一番ええわ」

◆首位阪神との総力戦で延長12回を戦い抜いたDeNA三浦監督は「みんな頑張ったと思う。もちろん、あと1本というところだったけど、相手も必死。最後まで攻めてくれたと思う」と選手たちをねぎらった。8投手に、野手はベンチ入り全17人をつぎ込んだ。他球場より30分早く始まったが、4時間を超えたため、試合後に予定されていた米米CLUBの石井竜也のライブも中止されるロングゲームだった。三浦監督は選手を責めなかったが、攻守に反省点は残る。5回1死一塁で、京田がカウント1-1から空振り。スタートを切っていた一走の山本は二塁で刺された。最低でもバットに当てないといけなかった。直後の6回、左翼楠本の適時失策で追い付かれた。攻守にほころびが出た。9回からは4イニング連続で得点圏に進めるも、サヨナラならず。もちろんリリーフ陣の頑張りは光ったが、"負けなかった"よりも"勝てなかった"試合だった。▽DeNA山本(2回、阪神村上から先制打)「良い投手なので追い込まれたらついていくしかないと思い、何とか打てました」

◆米米CLUBのカールスモーキー石井こと、石井竜也のライブは幻となった。試合終了後に予定されていたが、午後9時半までに終わらなければ中止という決まり。他球場より30分早い午後5時半の試合開始だったが、まさかの延長12回引き分け。4時間13分のロングゲームで、午後9時半を過ぎてしまった。それでも、石井は試合終了直後、マイクを持ってグラウンドに登場。両チームのファンに声を張り上げた。「この4時間、すげー試合を俺たち、見たよな? 両選手に拍手! よっしゃー、タイガースファン、ベイスターズのファンに拍手! ベイスターズファン、タイガースファンに拍手! OK、野球最高!! また会おうぜえ! センキュー!」歌を披露することはかなわなかったが、マイクパフォーマンスで盛り上げ、ファンとの再会を誓った。昨年4月にも同様のことがあった。試合後に湘南乃風のライブが予定されていたが、延長戦となり、4時間を超え制限時間内に終了できず。ライブは中止となった。ただ、湘南乃風は7月の試合後にライブを実施。石井のライブも、また今度!?

◆「火曜日の男」としての責務を全うした。阪神村上頌樹投手(25)が、8回を3安打1失点にまとめた。週はじめのゲームで今季最多112球の熱投。試合途中に雨が降るバッドコンディションの中、粘り抜いた。勝ち負けはつかずとも、延長12回引き分けゲームで中継ぎ陣の出番を限りなく少なくさせた。「内容的にはよかったんですけど、やっぱり先制されたので。そこで攻撃のリズムをつくれなかったことは反省したいです」わずか1点に泣いた。0-0の2回。4番牧の左前打などで2死三塁とされた。ここで7番山本を迎え、右前適時打で先制点を献上。前回2日のDeNA戦(京セラドーム大阪)でも3点適時三塁打を含む2打数2安打を許し、この日も2打数2安打。今季計4打数4安打と打たれている天敵を止めることができなかった。7回2死二、三塁では捕手坂本と入念に打ち合わせをした末、打者山本の申告敬遠をバッテリーで決めた。2死満塁を背負ったが、代打大和を一邪飛に打ち取りピンチを脱した。作戦をきっちりと遂行し、後続にバトンを託した。やれることは尽くした。「負けないのが一番なので。チームが連勝中でしたし、今日はしっかり負けないようにやりたいと思っていたので、そこはよかったです」2試合連続勝ち星なしも、直近3試合は全て7イニング以上消化し、1失点以内。今季初登板となった2日のDeNA戦は3回5失点とKOをくらっていただけに、そのリベンジも個人的には果たした格好だ。DeNAにはセ5球団で唯一白星がないが「次は勝てるように」。防御率1・08と2年連続の最優秀防御率へ向け、順調な船出。ブレーク翌年、やはり村上の安定感は本物だ。【中野椋】

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】横浜スタジアムに米米CLUB石井竜也とリーダーBONが登場。セレモニアルピッチに君が代独唱。試合が延長12回引き分けの熱戦、試合後のライブは中止になりましたが最後までMCで球場を盛り上げました。

◆村上の力投を無にしたくなかった。阪神森下翔太外野手(23)は0-1の6回1死一塁で、ジャクソンの落ちる変化球を強振。左翼線に痛烈なライナーを飛ばした。一塁走者の中野は三塁を回って止まったが、中継が乱れるのを見て再スタートし、同点のホームを踏んだ。この1点で、苦しめられた右腕をマウンドから引きずり降ろした。「勝てはしなかったけど、粘りの野球ができたのでよかったと思います。甘く来たボールを、うまく芯でとらえられました」自身ハマスタ初長打となる二塁打。打点こそつかなかったが、リーグ2位タイ13打点を誇る3番打者が、また得点に絡んだ。その姿は1年前とは見違えた。昨年4月16日、同じ横浜スタジアムで3三振し、2軍行きを通告された。「進化した自分を見せたい」と意気込んだ今年初の横浜遠征で、堂々たる打撃を披露した。横浜は地元だ。東海大相模時代にも使用した慣れ親しんだ球場だ。ただ、昨年はDeNA独特の応援に、のまれていたと素直に振り返る。「それをはねのけるようなメンタルと、実力を示したい」と決意していた。初回にジャクソンから放った中前打で7試合連続安打。6回の二塁打で今季6度目マルチ安打だ。この期間は24打数11安打と、打線に欠かせない働きを続けている。「しっくり来なかった時でも次の日には動画見たりして修正していたので、それが結果的にヒットにつながっていると思う。まだ序盤ですが、オフにやってきたことが形になって出てきている。あとはチームが勝てば。それを引っ張れるように頑張りたい」。主軸の自覚を示して、2戦目へ切り替えた。【柏原誠】

◆阪神坂本誠志郎が好判断でサヨナラ危機を救った。延長11回2死二塁。ここで二塁走者の牧のリードが大きいことに気づき、素早いけん制でアウトにした。延長12回を5投手で1失点。9回からは毎回サヨナラ機を迎えた。「ピンチも多かったけど投手が頑張ってくれて、何とか粘れた。(けん制は)飛び出したのを(木浪)聖也が反応してくれた。ああいうのは反射的に投げないと」と振り返った。

◆阪神中野拓夢が好判断で同点のホームを踏んだ。四球で出塁した6回。1死一塁で森下の左翼への二塁打で三塁へ。左翼楠本の返球が乱れると、隙を見て本塁に生還した。「ホームに行くか行かないか、微妙なタイミングだった。しっかり状況判断というか、そういう走塁ができた」と胸を張った。結果的に延長12回引き分けゲームとなり、この1点で阪神は負けなかった。

◆負けない虎だ。阪神が延長12回を戦い抜いて1-1と今季3度目の引き分けに持ち込んだ。阪神岡田彰布監督(66)が送り出す中継ぎ陣が耐えて、しのいでゼロのバトンをつないだ。今季は開幕から5度目の延長戦も負けなし。12球団NO・1の救援防御率1・10を誇るブルペン陣の勝負強さが光る。勝利した2位巨人に0・5ゲーム差と迫られるが、首位の座を明け渡すつもりはない。勝てなかったが、負けなかった。4時間13分の熱闘の結末は、阪神の厚いブルペン陣が耐えに耐えた延長12回ドロー。岡田監督は「負けなくて良かった、引き分けで。ええわ、引き分けで。負けへんのが一番ええわ」と前向きに捉えた。先発の村上が8回1失点でつないだ後に、ピンチは何度もやってきた。まず9回のマウンドに上がったのはゲラ。1死から牧、宮崎に連打を浴びて二、三塁とされたが、最後は山本を遊ゴロ。延長10回には桐敷が1死二塁、11回には島本が2死二塁のピンチを背負うも後続をきっちり抑えた。引き分けがかかる最終回に登板したのは守護神岩崎。山本の四球、桑原の左前打から2死二、三塁と最後に大きなピンチがやってきた。ここで迎えたルーキー度会に3球スライダーを続けて空振り三振。負けない虎の真骨頂だった。リリーフの踏ん張りに、指揮官は手放しにねぎらった。「しのいで、しのいでの引き分けやからな。それはやっぱりピッチャー陣の頑張りやな。引き分けいうことはブルペン陣の頑張りやからな」。先週の甲子園で6連戦では、先発6人全員が6回以上を投げ抜いた。19~21日の中日3連戦では、桐敷とダブル守護神の岩崎、ゲラは登板せず。「ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」。12球団トップの救援防御率1・10。日本一に輝いた昨季に続き、今年も頼もしすぎるブルペンは大きな武器だ。今季3度の引き分けは2-2、1-1、1-1とロースコア。「守って守っての引き分けの方が多いからな。打ち合いじゃないからな」。守備からリズムを作っていく阪神の戦い方を物語る。今カードは23、24日の2連戦。指揮官は「また間隔空くしな。後ろもどんどんつぎ込めるしな」とニヤリだ。14日中日戦からここまで6勝2分け。この日も負けずに首位をキープした。今季も戦い方は変わらない。自慢の投手陣を誇る岡田虎は接戦で負けない。【磯綾乃】阪神ゲラ 最後は自分の投球を信じたよ。そのあともみんなでゼロを並べられたし、良い試合だったと思う。阪神桐敷 1個ずつというところを意識して。ゾーンで強く攻めるとか、広く使うところは広く。阪神島本 (11回2死二塁、捕手坂本がけん制で二走牧を刺し)誠志郎に助けられました。ゼロに抑えられよかった。阪神岩崎 走者は出したけど、落ち着いてはいました。結果打たれたけど、自分のペースで投げられた。

◆今季初の横浜遠征となった阪神。試合前練習で仲良しカルテットが集まり、話に花を咲かせた。グラウンドに現れた阪神・中野拓夢内野手(27)の元にWBCで共闘したDeNA・牧秀吾内野手(25)があいさつに訪れた。それを見ると中大の後輩にあたる阪神・森下翔太外野手(23)が駆け寄り、同級生で昨年のアジアチャンピオンシップも共に戦った阪神・佐藤輝明内野手(25)も輪に加わった。森下は被っている帽子のつばが牧の顔に当たるほどまで詰め寄るなど、仲睦まじく笑顔で会話。4人の談笑は阪神のウオーミングアップが始まる直前まで続いた。

◆阪神は引き分けを挟んで7連勝を目指し、村上頌樹投手(25)が先発する。昨季10勝、防御率1・75でセ・リーグMVPに輝いた右腕は、DeNA戦は先発で4試合に登板し0勝1敗で同一リーグで唯一勝ち星を挙げることができなかった。野手では前川右京外野手(20)が「6番・左翼」で17日の巨人戦(甲子園)以来5試合ぶりに先発出場する。

◆阪神・村上頌樹投手(25)が二回に先制点を献上した。先頭の牧に左前打を許すと、暴投で無死二塁のピンチ。宮崎を三ゴロ、楠本を二ゴロで2死三塁とし、7番・山本を迎えた。カウント2-2から6球目、149キロ直球を右前に運ばれて先制点を献上。村上は2日のDeNA戦(京セラ)でも、一回2死満塁から山本に3点三塁打を浴びていた。

◆阪神は0―1の六回、森下翔太外野手(23)の二塁打に守備の乱れが重なって同点に追いついた。〝ハマっ子〟が横浜で結果を出した。1死から中野が四球で出塁し、森下が先発・ジャクソンとこの日3度目の対戦。執拗な内角攻めにあったが、フルカウントから6球目のスライダーを思い切り引っ張った。打球は左翼線に抜ける二塁打で、中野は三塁へ。さらに左翼手が返球したボールを遊撃の京田がはじき、その間に中野が生還して同点となった(記録は遊撃の失策)。昨季は打率・158(38打数6安打)と苦しんだ横浜スタジアムで初の長打を放ち、一回の中前打と合わせてマルチ安打と進化の跡を残した。DeNAはここでジャクソンに代えて徳山が登板。なお1死二塁で大山が四球を選んで好機が拡大したが、佐藤輝が中飛、前川が一直に倒れて勝ち越しはならなかった。

◆阪神の先発・村上頌樹投手(25)は8回3安打1失点の力投でマウンドを降りた。一回はDeNAのD1位・度会(ENEOS)を右飛、関根を中飛、佐野を投ゴロとわずか9球で抑える完璧な立ち上がり。しかし、二回に先頭の牧に安打を許すと、2死三塁から山本に右前打を許して先制点を献上した。それでも、右腕は崩れない。三回は1死一塁から関根を注文通りの二ゴロ併殺。味方が同点に追いついて迎えた六回は代打・梶原を中飛、度会を遊ゴロ、関根を捕邪飛と三者凡退。七回は先頭の佐野に粘られて四球を与える。4番・牧を146キロ直球で中飛に料理も、宮崎にも四球で1死一、二塁のピンチを背負った。楠本を二ゴロで2死二、三塁。先制打を含む2安打と当たっている山本を打席に迎え、ベンチは申告敬遠を選択した。満塁で迎えたのは代打・大和。ここは147キロ直球で一邪飛に仕留め、軽やかにベンチへと引き揚げた。村上は同点のまま八回のマウンドへ。途中出場の桑原を中飛、度会を三ゴロ、関根を左飛に仕留めた。力投の村上だが打線が援護できず、今季2勝目、DeNA戦の初勝利はお預けとなった。

◆DeNA・山崎康晃投手(31)が1―1の九回に5番手で登板。4番大山から始まる攻撃を三者凡退、2奪三振に抑える好リリーフを見せた。先頭の大山を見逃しの3球三振に仕留めると、続く佐藤輝は全球内角への直球で詰まらせ三邪飛。最後は前川を変化球で空振り三振に仕留めた。大山の2球目から、6番前川の5球目まで圧巻の12球連続直球勝負で挑む魂のこもった力投を見せた。

◆阪神のハビー・ゲラ投手(28)が大ピンチをしのいだ。1―1の九回に登板。1死から牧、宮崎の連打で一、三塁のピンチを背負った。打席には代打・伊藤光。初球に一走が二進し、二、三塁。それでも、伊藤光を146キロスライダーで三振に斬った。続いてこの日、先制打を含む2安打の山本。得意のスライダーで攻める。カウント1―2から7球目、最後の決め球もスライダー。145キロで遊ゴロに仕留め、サヨナラ負けのピンチを脱した。試合は延長戦に突入した。

◆阪神の先発・村上頌樹投手(25)は8回3安打1失点の力投でマウンドを降りた。今季2勝目はならず。村上「ボール自体もよかったですし、長いイニングを投げられたところもよかったと思います。ただ先制点を取られてしまうと流れが相手に行ってしまうので次回登板の課題です。あとは今日のゲームもしっかり取れるようにベンチから応援します」

◆延長十一回2死一、二塁、ハーフスイングをとられて空振り三振に倒れた阪神・佐藤輝明=横浜スタジアム(撮影・渡辺大樹)

◆阪神は延長戦の末、DeNAと引き分けた。先発の村上頌樹投手(25)は今季最長の8回を投げて1失点と好投。二回2死三塁から山本に適時打を浴びたが、以降はカットボールや落ちる変化球を効果的に使いながらゼロを並べ続けた。球数も最多の112球を投じたが、打線の援護なく白星は逃した。打線は0―1の六回に1死から中野が四球を選び、森下翔太外野手(23)が左翼線に抜ける二塁打で、中野は三塁へ。さらに左翼手が返球したボールを遊撃の京田がはじき、その間に中野が生還して同点となった(記録は安打と左翼手の失策)。昨季は打率・158(38打数6安打)と苦しんだ横浜スタジアムで初の長打を放って試合を振り出しに戻した。延長十一回、先頭の近本が四球で出塁し、中野が犠打を決めると森下が死球で1死一、二塁。大山が一邪飛、佐藤輝が空振り三振に倒れて勝ち越しはならなかった。九回からゲラ、桐敷、島本と継投し、勝利がなくなった延長十二回は岩崎が登板。2死二、三塁のピンチを招いたが、最後はD1位・度会(ENEOS)を空振り三振に仕留めて、今季3度目の引き分けに持ち込んだ。

◆阪神と引き分けに終わったDeNA。12回 サヨナラのチャンスに空振り三振に倒れたDeNA・度会隆輝。試合終了=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)

◆阪神が今季3度目のドロー。1点を追う六回1死一塁、森下翔太外野手(23)の左翼線二塁打と敵失で中野拓夢内野手(27)が一塁から一気に生還し、追いついた。しかし九回以降は無安打で延長十一回1死一、二塁では大山悠輔内野手(29)、佐藤輝明内野手(25)が倒れ、勝ち越し機を逃した。その裏の2死二塁の窮地では坂本誠志郎捕手(30)が二走・牧秀悟内野手(26)を刺し、十二回2死二、三塁では岩崎優投手(32)がD1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=を空振り三振に仕留めた。先発の村上頌樹投手(25)は8回1失点。主な選手のコメントは以下の通り(成績=11勝8敗3分、観衆=3万3251人)。延長十一回2死二塁で二走・牧を刺した坂本誠志郎 「飛び出したのに、聖也が反応してくれたので、外野も前進守備でしたし、〝暴投〟になってもカバーしてくれるなと思って思い切って投げました」延長十一回を抑えた島本浩也 「誠志郎に助けてもらったので、セカンドで刺してもらって。ゼロに抑えられて良かったです」延長十二回2死二、三塁を脱出した岩崎優 「ランナー出ちゃいましたけど、落ち着いてはいました」延長十回1死二塁をしのいだ桐敷拓馬 「二塁だったので本当に1個ずつ1個ずつというのを意識してやっていました」九回1死二、三塁の窮地を三振、遊ゴロで切り抜けたハビー・ゲラ 「ピンチの後は全員三振取る気ではいました」8回1失点の村上頌樹 「ゲームは作れてきているので、継続できるように」7戦連続安打の森下翔太 「しっくり来なかった時でも、修正しながらやってたんで、結果的にヒットに繋がってるかなと思います」六回、敵失もあり一塁から生還した中野拓夢 「行くか、行かないか微妙なタイミングだったので、状況判断出来た走塁だったと思います」

◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(76)は好機で凡退した阪神・佐藤輝明内野手(25)に言及した。改めて、阪神の投手陣の素晴らしさを見せてもらった試合だった。特に村上。厳密に言えば、絶好調ではなかった。それでも八回を被安打3、失点1。この投球ができるのなら、昨年のようにシーズン通してのフル回転がことしもできる。あえて指摘するなら、八分の力で腕をしっかり振って投げているときは何の心配もいらないが、時々、力んでしまうシーンがあった。それが七回。同点で、クリーンアップを迎えて、力が入り過ぎて制球が微妙に乱れた。それが、村上にしては珍しい1イニング2四球(山本への申告敬遠の除く)になった。とはいえ、心配するほどのこともない。九回にピンチを迎えながらしのいだゲラもさすが。ここぞでギアを上げる二枚腰の投球ができる。この日のような展開は、どんな投手も難しいのだが、そろって結果を残す阪神投手陣の安定感に拍手を送りたい。対して打線には不満が残る。何度も言うが野球は点取りゲーム。佐藤輝が一回2死一、三塁、六回1死一、二塁、延長十一回2死一、二塁の、どこかで確実性のある打撃をしてくれていたら...。一発は要らないケースばかり。佐藤輝だけの責任ではないが、好投する投手のために、点を取ってあげてほしかった。投手出身の評論家として、苦言を呈したい。

◆阪神・岡田彰布監督(66)が4日以来、19日ぶりに試合後の囲み取材に応じた。試合は今季3度目のドロー。六回1死一塁、森下翔太外野手(23)の左翼線二塁打と敵失で中野拓夢内野手(27)が一塁から生還し、追いついたが、九回以降は無安打。延長十一回2死二塁では坂本誠志郎捕手(30)が二走・牧秀悟内野手(26)を刺し、十二回2死二、三塁では岩崎優投手(32)がD1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=を空振り三振に仕留めた。先発の村上頌樹投手(25)は8回1失点。岡田監督の主な一問一答は以下の通り(成績=11勝8敗3分、観衆=3万3251人)。ーー終盤はしのいだ「なあ。村上に勝ちをつけたかったけど、なんかジャクソン、合わんなあ。京セラもそうやったけど。差されるんやろうなあ。タイミングがズレているのか」ーー荒れ具合も嫌な感じ「高めのな、ストライクの見極めやけどな。差されてるみたいな感じでな」ーー八回まで村上を行かせたのは、勝たせたかったから「何とかな。あんなピッチングをしてたから。ねえ。だから、後ろも使ってなかったからな。リリーフ陣も行けたんやけどな。もう1イニングで、点取ったら、勝ち投手になれるから。まあ、あそこまでのお、後ろもあんまり使ってなかったからな。リリーフ陣もみんないけたんやけどな。もう1イニングで、もしも点を取ったら勝ち投手やったから、あそこまでのう、110(実際は112球)くらい行ってたから、あそこはまあしゃあないなあ」ーー敬遠はバッテリー判断か(七回2死二、三塁で山本を敬遠し、大和を一邪飛)「そや。おーん。山本が嫌やったんやろ。前回も京セラで打たれてるからな、アレなあ」ーー中継ぎも踏ん張った「それはもうアレや、向こうも左ばっかりやからな代打もな。今日は左ピッチャーを行くしかないと思ってたけど。ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」ーー六回の同点は中野も森下もボールの見極めが出来ていた「そうやなあ、なかなかなあ、最初もヒット出てるけど、ラッキーヒットばっかりやからな、初回でも。芯で捉える打球は少なかったやろ。合わんのやろなあ、ジャクソンの」ーー九回の木浪の守備は(九回2死二、三塁で高いバウントの遊ゴロを処理)「おお、なあ。ああいう変な当たりが一番嫌なんや、ランナーサードやしな。内野安打でも終わりやしな。あれはナイスプレーやと思うよ」ーー守り切った試合「だから前のヒット出えへん時のような状態やんか。でもやっぱり負けんかったいうのが大きいわな」ーー引き分けが後々効いてくる「まあ、そうやなあ。どっちか言うたら、アレやな。守って守っての引き分けの方が多いからな。打ち合いじゃないからな。しのいでしのいでの引き分けやからな。それはピッチャー陣の頑張りやな。引き分け言うことはブルペン陣の頑張りやからな。また間隔あくしな。後ろもどんど注ぎ込めるしな。雨で分からんけどな、まあ負けなくて良かった、引き分けで。負けへんことが大事やからな」(続けて)「エエわ、引き分けで。負けへんのが一番エエわ」

◆負けへんのが一番! 阪神は4イニング連続のサヨナラ危機を耐えに耐え、DeNAと1-1で引き分けた。岡田彰布監督(66)は、執念の継投に投手陣が応えての今季3度目のドローに納得の表情だ。6連勝を継続し、8戦連続負けナシ&2失点以下。驚異的な粘り強さで、このまま首位の座は手放さない!4度も徳俵に足がかかったら、普通の力士は土俵を割る。だが、岡田虎に限っては違う-。何度でも押し返し、九回以降に訪れた毎回のサヨナラ危機も耐え切った。囲み取材を終えた岡田監督だったが、最後にもう一度ホンネが漏れ出た。「ええわ、引き分けで。負けへんのが一番ええわ」村上とジャクソンの投げ合いは、1-1のまま継投勝負に入る。それでも虎将は「ここ何日か投げてないピッチャーも多かったから。誰でも送り出せる状態やったから」と望むところだった。九回から〝ダブルストッパー〟の1人であるゲラを投入。1死二、三塁と絶体絶命のピンチに陥ったが、ここは代打・伊藤を三振に斬り、山本は遊ゴロに打ち取って延長戦に持ち込むことに成功した。今季11試合目の登板で6ホールド目をあげた助っ人右腕も「自分の球を信じて投げ込んで何とかゼロを並べられた」と興奮気味だった。そして、手札の切り合いとなれば岡田監督にかなう者はいない。「向こうも左(打者)ばっかりやからな、代打もな。きょうは左ピッチャーをいくしかないと思ってた」。十回は桐敷、十一回は島本、十二回は岩崎と自慢の救援左腕を次々投入。それぞれがサヨナラの危機を招いたが、本塁だけは踏ませなかった。チームが延長戦を戦うのは今季4度目だったが、これで2勝2分け。延長回では計8イニングで1点も失っていない。驚異の粘りで、今季22試合目にして3度目のドローに持ち込み、8試合連続負けナシ&2失点以下も継続。6連勝はまたも止まらなかった。敗れていれば巨人に首位を奪われる可能性もあった一戦で、グッと踏みとどまった。

◆中野が好走塁で同点のホームを踏んだ。六回1死から四球で出塁すると、森下の二塁打で一気に三塁へ。相手の中継プレーのミスをつき生還した。「しっかりと状況判断できた走塁だった」。八回には左前打を放って6試合連続安打。ファウルで粘って相手投手の球数を稼ぐ場面も多く「ヒットが出る出ないというより、打席で粘れている方が状態がいい。自分のポイントまで入れてきて打つことができている」とうなずいた。

◆112球の熱投が、延長十二回に及ぶドローの中で輝いた。阪神・村上頌樹投手(25)は今季最長の8回を投げ、3安打1失点。白星は手にできなくとも、先発の役目を全うできたことに胸を張った。「いまはチームも連勝中で(雰囲気が)良かったですし、負けないようにやりたいと思っていた。そこはできてよかったかな、と思います」伸びのある直球に縦と横の変化球を織り交ぜ、時折投じるカーブでも翻ろうし、許したのは二回の先制の1点のみ。「攻撃のリズムを作れなかったというのはしっかりと反省したい」と悔いた失点だったが、走者を出しても表情をゆがめることなく、三回からの4イニングは3人攻撃で退けた。後半戦に入ると細かい雨が降りしきり、打席への視界はかすむ。その中で訪れた最大のピンチは相手の攻撃が3番から始まる七回だ。申告敬遠を含めた3四球で満塁を招き、代打・大和のコールにはハマ党のボルテージは最高潮。だが、これでも昨季のMVP右腕は動じなかった。この日の99球目は、まだまだ球威十分の147キロ。押し切った1球で力ない一邪飛に仕留め、自ら招いたこの難局も乗り越えてみせた。

◆岩崎は延長十二回にピンチを背負ったが、無失点で締めくくった。1死から山本を四球で出塁させ、大和を右飛に打ち取ったのち桑原との対戦。けん制球を4度続けて挟むなど間合いを変え、左前打を許したものの「バッター集中ですけど気にしているフリだけ。結果打たれましたけど、自分のペースで投げられていた」と振り返った。一、三塁で続くD1位・度会(ENEOS)を空振り三振に仕留め試合終了。これで開幕から登板10試合連続無失点とした。

◆延長十回に登板した桐敷もピンチを招きながら無失点でしのいだ。安打と犠打で1死二塁。D1位・度会(ENEOS)を147キロ直球で捕邪飛に仕留めると、関根は148キロで空振り三振に斬った。「無駄な四球はいけないと思った。攻めるところは攻めて広く使うところは広く使うを意識した」。これで登板5戦連続無失点。「流れを持ってこれるように次もやっていきたい」と力を込めた。

◆執念の継投をつないだ。DeNAは六回途中から7投手による計1安打無失点リレーで、上茶谷以外のベンチ入り全員を使い切る4時間13分の総力戦を引き分けた。三浦大輔監督(50)は「みんながつないで、工夫しながら一球一球、必死に投げてくれた」と選手たちをねぎらった。先発のジャクソンが追いつかれた六回、なお1死二塁で徳山が登板。後続を断ち開幕から8戦連続無失点とした。伊勢、森原とつなぎ、1―1の九回に登板した山崎は12球連続の直球勝負を見せ、圧巻の三者凡退、2奪三振。「ああいう投球は後ろで投げている投手は必要だと思うし、僕の生命線は直球。チームに貢献できたことを自信にしたい」と胸を張った。延長戦も十一回1死二塁のピンチで登板した7番手のD2位・松本凌(名城大)が無失点で切り抜け、プロ初ホールドをマークするなど、3投手で無安打リレーを完成。打線が再三のサヨナラ機であと一本が出ず白星こそならなかったが、一丸の戦いを山崎は「全員がやるべきことを全うして、この試合を負けなかったのが一番の財産だと思う」とし、前を向いた。(浜浦日向)

◆島本がピンチを救ってくれた坂本に感謝した。延長十一回に4番手でマウンドに上がり、1死から牧の当たりが島本の足に当たって大きくはね返る内野安打。柴田の犠打で2死二塁と得点圏に走者を背負ったが、続くD4位・石上(東洋大)の打席で2球目が空振りになった際に、捕手・坂本が飛び出した二走・牧を刺してピンチを断った。「誠志郎(坂本)に助けてもらったので、セカンドで刺してもらって。ゼロに抑えられてよかったです」と振り返った。

◆その昔、ポイントサービスといえば「Tポイント」一択だった。ポイント経済圏を作り上げた〝先駆者〟に乗っかって、必死でためたもの。いまではdポイントや楽天ポイントなどなど乱立状態。そして、ついにポイント界の老舗が「Vポイント」と統合した。お昼前のテレビニュースでは「Vポイントがつながりにくい状態になっている」と報じていたが、虎ソナのスマホは無事、新たなポイントに移行できて、ホッ。しかも、ロゴマークの黄色い文字が「T」から「V」に変わっている。ということは、タイガース(T)が優勝(V)したことになるんだから、縁起がいいなぁ! な~んて能天気な春の日を過ごしていた。編集局の様子をリサーチしようと電話をしたら、当番デスク・長友孝輔が出てきた。「変わったことは何も起きていません。先ほども、サンスポ上層部の方々たちが『きょうのDeNA-阪神戦はなんで午後6時開始じゃないんだ? 5時半なんだ?』と話題にしていたぐらいですから、平和としか言いようがありません」ナイターが始まる前のサンスポ編集局は、こうして「のほほん」と時が流れていくことが多かったりする。ナイターが始まった瞬間からは、地獄絵図の忙しさになる。ずっとヒマなわけではありません。ちなみに5時半開始は、横浜スタジアム周辺への騒音対策。6時に開始して試合が長引くと、夜遅くになって大音響が発生することも。少しでも早く試合を終わらせるための対応の一つ。スタジアム最寄りのJR関内駅周辺は、屈指のビジネス街であり、かの有名な中華街も隣接しているが、同時に住宅街でもある。近隣住民への配慮なのだ。

◆引き分けですかぁ...。クソー! 8回3安打1失点の大好投をした村神様に、なんで白星つけてやれんのや猛虎打線!! と怒りつつも、もしかしてまた仕掛けたか? 阪神の『2点以下の死んだふり攻撃』!?7日のヤクルト戦から10試合連続2得点以下も4勝4敗2分けと耐え、その直後首位浮上。ウン、ウンあのパターンね! と、どこか余裕をみせた俺だけど...。こーいうの一番駄目だから! 猛虎の皆さん、やっぱりキッチリと勝ってください!! だけど、グラウンド上もだけど、岡田監督vs三浦監督の、現役時代は打者と投手だった2人の心理采配は見ものでしたー!!七回2死二、三塁。打者・山本の場面で次打者が左の京田なのに、それまで2安打放っているからと申告敬遠させた岡田監督。これは現役時代の打者感覚。「当たっとる時は当たるでェ!!」を避けた経験采配。ところが、敬遠の次打者が左の京田(右投手には左打者有利)なのに、あえて代わりに右の大和を送る三浦采配! これもまた、左右関係なく、こういう場面では、一番投手から見て嫌な打者を送る。これも現役時代に経験したからこその采配。ひいきチームの勝敗プラスαでプロ野球を見るとさらに楽しいよー!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
1183 0.579
(-)
-
(-)
12167
(+1)
51
(+1)
13
(-)
7
(-)
0.220
(↓0.004)
1.980
(↑0.08)
2
(1↑)
巨人
1083 0.556
(↑0.027)
0.5
(↓0.5)
12252
(+2)
41
(-)
8
(-)
9
(-)
0.235
(↓0.004)
1.810
(↑0.09)
3
(1↓)
中日
1092 0.526
(↓0.03)
1
(↓0.5)
12251
(-)
68
(+2)
5
(-)
3
(-)
0.238
(↓0.005)
3.100
(↑0.08)
4
(1↑)
広島
992 0.500
(↑0.029)
1.5
(↑0.5)
12355
(+2)
43
(-)
6
(+1)
9
(-)
0.228
(↓0.003)
2.140
(↑0.12)
5
(1↓)
DeNA
9101 0.474
(-)
2
(-)
12358
(+1)
79
(+1)
6
(-)
11
(-)
0.247
(↓0.003)
3.240
(↑0.23)
6
(-)
ヤクルト
7121 0.368
(↓0.021)
4
(↓0.5)
12369
(-)
70
(+2)
11
(-)
11
(+1)
0.233
(↓0.005)
3.370
(↑0.07)