ヤクルト(★3対8☆)DeNA =リーグ戦6回戦(2024.04.21)・明治神宮野球場=
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DeNA
3401000008801
ヤクルト
0101000103501
勝利投手:大貫 晋一(1勝3敗0S)
敗戦投手:ヤフーレ(3勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(2号・4回表ソロ)
【ヤクルト】村上 宗隆(4号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAが快勝。DeNAは初回、伊藤の適時打などで3点を先制する。続く2回表には、佐野と宮崎の適時打などで4点を挙げ、序盤から試合を優位に進めた。投げては、先発・大貫が6回2失点の好投で今季初勝利。敗れたヤクルトは、先発・ヤフーレが乱調だった。

◆ヤクルト山田哲人内野手(31)が、1軍昇格後初安打を放ち、今季初打点をマークした。7点を追いかける2回無死一、二塁、DeNA大貫から左前適時打を放ち、二塁走者の村上がホームを踏んだ。「打ったのはストレート。点差があるので、1点ずつみんなで返していきます」山田は、3月29日の中日との開幕戦で下半身のコンディション不良を訴え、翌30日に登録を抹消。4月20日のDeNA戦で1軍に昇格し、復帰2戦目で安打を記録した。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、2試合ぶりの4号ソロを放った。7点ビハインドの4回無死、DeNA大貫のスライダーを中堅バックスクリーンに運んだ。今季初アーチに続き、大貫からは今季2本目の1発で、通算では10発目。「あきらめず、みんなで返していく」とナインを鼓舞する姿は、主砲の自覚を示した。

◆ヤクルトが、2試合連続の投壊でDeNAに連敗した。先発ヤフーレが4四死球と制球が乱れ、来日最短の2回途中7失点でKO。20日に続き2戦合計で15失点と打ち込まれた。打線は山田が1軍復帰後初安打、今季初打点をマークし、村上が2試合ぶりの4号ソロを放ったが、空砲に終わった。ヤフーレは開幕4戦4勝はならず、来日初黒星を喫した。高津監督は「ストライクが入らないことには、勝負にはならないですね。昨日の阪口もそうですけど、初回、2回でゲームが決まってしまうような、向こうにとっては楽な展開だった」と厳しい表情で話した。▽ヤクルト村上(リーグトップタイの4号ソロで大貫からは通算10本目) 「しっかり芯に当たったので、良かった。次はしっかりチームとして勝てるように頑張りたいです」

◆/我らの"Happy Birthday"が届いた\26歳の第一歩牧秀悟が第2号ソロアーチ?プロ野球 (2024/4/21)??ヤクルト×DeNA??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars pic.twitter.com/uyxj0SjbEA

◆持っている男はやはり違う。DeNA牧秀悟内野手がヤクルト戦に「4番二塁」でスタメン出場し、26歳の誕生日を祝うバースデーアーチを放った。6点リードで迎えた4回先頭での第3打席。カウント2-2から2番手・長谷川の投じた5球目、真ん中寄りの直球を左中間スタンドにぶち込んだ。2号ソロに右手の人さし指を突き上げて喜びを表した。誕生日の本塁打は24歳を祝う22年4月21日阪神戦以来、2度目。遊ゴロ併殺崩れの第1打席と二ゴロの第2打席でもきっちりランナーを返し、本塁打を含む5打数1安打3打点。「しっかり打つことをイメージし、自分のポイントで捉えられた」と手応え。同学年の山本から誕生日ケーキを贈られ、「すごくうれしいことなので。今から食べます」と声を弾ませた。チームは前回6回無失点に抑えられた先発の新外国人ヤフーレを攻略し、2回途中7失点でノックアウト。重量打線が機能して8得点で大勝した。前夜に30歳の誕生日を迎えた京田、この日誕生日の牧の活躍で2連勝。4カードぶりの勝ち越しで4位浮上と勢いに乗る中で、かつて4番に君臨した筒香の5年ぶりの復帰が決まった。牧は「偉大な人なのでいろんなものを吸収できるようにしたい」と歓迎も、気になるのは4番争いだ。筒香が1軍に合流後、誰を4番に据えるのか。指揮官を悩ませそうだ。【平山蓮】

◆26歳の誕生日を迎えたDeNA・牧秀悟内野手が、自身2度目のバースデーアーチを放った。7-1の四回先頭で迎えた第3打席。甘く入った直球を逃さず、左中間席に運ぶ2号ソロを放った。プロ4年目の主砲は「先頭ということで勢いをつけることを意識していた。しっかり自分のポイントで捉えることができた」と明るい表情で話した。

◆雨が降る神宮で必死に声援を送るファンの期待に応える一打だった。下半身のコンデイション不良から20日に1軍復帰して2戦目のヤクルト・山田哲人内野手(31)が、二回に復帰後初安打となる左前適時打をマーク。今季初打点を挙げた。「点差があるので1点ずつみんなで返していきます」と試合途中に球団を通じてコメント。2試合続けて「6番・二塁」で先発出場。0-7の二回無死一、二塁で迎えた第1打席だった。力強い「やまーだてつと」コールが球場に響く中、大貫の2球目を引っ張り、三遊間を破った。3打数無安打に終わった前日20日には、燕党の大歓声に感謝し「やっぱりここで野球できることに感謝しないといけないと思った」と話していた主将が結果で応えた。3月29日の中日との開幕戦(神宮)で下半身を痛めて離脱。戦列を離れている間も早期復帰を目指し「バットを振る量は減らないようにしっかり振っていた」。16日に2軍戦で実戦復帰した際に、池山2軍監督が「振りは申し分ない」と太鼓判を押すほどの仕上がりを見せていた。今季3戦3勝と負けなしのヤフーレが6安打4四死球で7失点し、1回1/3で降板する中、主将が意地を見せた。1―8の四回には村上も4号ソロでやはり意地を見せたが、序盤の大量失点が重い。

◆DeNAが2連勝。打線が序盤から猛攻を仕掛けて大量リードを奪うと、先発の大貫晋一投手(30)が6回3安打2失点の力投で今季初勝利をあげた。大貫の試合後のインタビューは以下の通り。--今日の投球を振り返って「味方に早い段階で援護をいただいて、テンポよく投げることができたと思います」--6回を投げて3安打。収穫は「四球がちょっと多かったので、そういうところは修正していきたいと思ってます」--監督からはどんなことを「もう少し長いイニング投げられるように頑張りましょうという話で」--今季は好投が続くも勝利がなかった「まず一個勝って波に乗りたいなという気持ちがあったので、野手に感謝していますし、(捕手の伊藤)光さんのリードに引っ張っていただいていいテンポで投げることができたので感謝しています」--雨の中ファンの声援も続いた「雨の中、最後まで応援いただきありがとうございます。風邪に気をつけて帰ってください」

◆「4番・三塁」で先発出場したヤクルト・村上宗隆内野手(24)が、1-8の四回先頭でリーグトップに並ぶ4号ソロをマークした。カウント1-2から真ん中寄りのスライダーを捉え、バックスクリーンに運んだ。DeNA・大貫からはこれで通算10本目の一発となり、相性の良さを示した。

◆26歳の誕生日を迎えたDeNA・牧秀悟内野手が7―1の四回、左中間へ2号ソロを放った。牧が誕生日の4月21日に本塁打を放ったのは、2022年以来2年ぶり2本目。最近のバースデー弾は中日・細川成也が昨年8月4日(対ヤクルト)に1試合2本、近藤健介が日本ハム在籍時の22年8月9日(対西武)のサヨナラ弾などがある。現役選手の最多は西武・中村剛也の3本。過去には野村克也が南海時代の1968年6月29日(対近鉄)の誕生日に1試合3本塁打をマークするなど通算5本。プロ野球最多の通算868本塁打を放った巨人・王貞治は通算3本。中日・森野将彦は08-10年まで3年連続で記録した。

◆ヤクルト・丸山和郁外野手(24)が6点を追う八回2死一、三塁の好機に代打で登場し、中前への適時打をマークした。下手投げ右腕の中川の初球を捉えた。「無心で打席に入りました。頑張って打とうという気持ちはもちろんありますけど、そういう気持ちを抑えて、欲を出さないように。きた球にタイミングを合わせることに集中しました」チームは2連敗。最下位で波に乗り切れない中、明大から入団して3年目の左打者は、14試合の出場で打率・667(9打数6安打)、2打点と好調。アピールを続けており「今はタイミングが取れている」とうなずいた。

◆下半身のコンディション不良から1軍復帰して2戦目のヤクルト・山田哲人内野手(31)が今季初打点を挙げた。二回無死一、二塁で大貫の直球を引っ張り、三遊間を破った。復帰後初安打が適時打となり「そこは素直に結果が出てよかった」と振り返った。23日からは9連戦を控える。「まだシーズンは始まったばかり。しっかり反省して次は勝てるように頑張りたい」と力を込めた。

◆DeNA・牧秀悟内野手が26歳の誕生日を迎えた21日、ヤクルト6回戦(神宮)で2年ぶり2度目のバースデーアーチとなる2号ソロを含む3打点を挙げ、勝利に貢献した。前夜は30歳になった京田陽太内野手を祝福していた主将が、今度は自らを祝う一発。チームは8-3で2連勝を飾り、4カードぶりの勝ち越しを決めて4位に浮上した。雨粒を落とす空に向かい、高々と右手を掲げた。喜びは二重だ。バースデーアーチで自らを祝うとともに勝利に花を添えた牧が、表情を崩しながらダイヤモンドを回った。「こういう日に打ててよかったし、チームが勝てたのもよかった」7-1の四回先頭で迎えた第3打席だった。甘く入った直球を逃さず、左中間席に飛び込む2号ソロを放った。誕生日の通算成績は15打数2安打6打点。安打がともに本塁打となった。本塁打以外にも2本の内野ゴロで2打点を稼ぎ、2連勝を引き寄せた。

◆主砲の一発は空砲に終わった。ヤクルトは7点を追う四回、先頭打者の村上宗隆内野手(24)がリーグトップに並ぶ4号ソロを放ったが、序盤の大量失点が響いて大敗。高津臣吾監督(55)は渋い表情を浮かべた。「1点ずつとは思っていたのですが...。打つ方もなかなか難しかった」先発のヤフーレが二回途中7失点で降板。追う展開となる中、背番号55が見せ場をつくった。四回は真ん中寄りのスライダーを捉え、バックスクリーンへ滞空時間の長い放物線を描き「しっかり芯に当たった」。これで大貫から投手別最多の通算10本目の本塁打。最近7試合で4発と量産態勢に入り、打率・328もリーグトップタイで〝2冠〟だ。チームは2連敗でカード負け越し。最下位と波に乗り切れないが、4番打者は「雨の中、残ってくれたお客さんもたくさんいた。少しでも勝つんだという姿勢を見せたかったし、それは見せられたと思う。次はしっかりチームとして勝てるように頑張りたい」と巻き返しを誓った。(武田千怜)

◆26歳になった牧。公称178センチ、97キロの立派な体格へと育った主砲の成長を支えたのは、温かい故郷の味だった。「ばあちゃんのけんちん汁。これはもう、おいしかったです」祖父母は長野県の戸狩地区で農業を営み、リンゴなどを生産する。牧は幼少期から果樹農園内を走り回り、小学生の頃には祖父が防球ネットを設置したお手製の練習場で野球の練習に励んだ。そのたびに口にしていたのが豆腐、ニンジン、サトイモなどが入った、祖母が作る絶品のけんちん汁だった。「帰省したときは必ずお願いするくらい大好きでした。自分では絶対につくれない、懐かしい味ですね」。孫はこんなに大きく育ちました―。活躍こそが故郷への恩返し。心温まるバースデーアーチになった。(浜浦日向)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
阪神
1182 0.579
(↑0.023)
-
(↓0.5)
12266
(+3)
50
(-)
13
(+1)
7
(-)
0.224
(↑0.001)
2.060
(↑0.08)
2
(1↓)
中日
1082 0.556
(↓0.032)
0.5
(↑0.5)
12351
(-)
66
(+3)
5
(-)
3
(-)
0.243
(↓0.004)
3.180
(↓0.04)
3
(-)
巨人
983 0.529
(-)
1
(-)
12350
(-)
41
(-)
8
(-)
9
(-)
0.239
(↓0.001)
1.900
(↑0.05)
4
(1↑)
DeNA
9100 0.474
(↑0.03)
2
(↑0.5)
12457
(+8)
78
(+3)
6
(+1)
11
(+2)
0.250
(↓0.001)
3.470
(↑0.03)
5
(1↓)
広島
892 0.471
(-)
2
(-)
12453
(-)
43
(-)
5
(-)
9
(+1)
0.231
(-)
2.260
(↑0.07)
6
(-)
ヤクルト
7111 0.389
(↓0.023)
3.5
(↓0.5)
12469
(+3)
68
(+8)
11
(+1)
10
(-)
0.238
(↓0.004)
3.440
(↓0.25)