広島(☆5対1★)DeNA =リーグ戦5回戦(2024.04.17)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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DeNA
01000000011331
広島
00122000X5800
勝利投手:塹江 敦哉(1勝0敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(0勝0敗4S))
敗戦投手:濵口 遥大(0勝2敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(1号・2回表ソロ)

  DAZN
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◆広島は1-1で迎えた4回裏、1死満塁から菊池の内野ゴロの間に勝ち越し点を挙げる。2点リードで迎えた5回には、坂倉の適時二塁打で2点を追加した。投げては、先発・アドゥワが4回1失点。2番手・塹江が今季初勝利を挙げた。敗れたDeNAは打線が13安打を放つも、つながりを欠いた。

◆DeNA牧秀悟内野手(25)が、広島戦で今季初アーチを放った。2回無死、1ストライクから、アドゥワのスライダーを左翼席に先制アーチを運んだ。「しっかり打てて良かったです。今までチームに貢献できていなかったので、これからどんどん打って巻き返したいと思います」今季16試合目、自身63打席目での待望の初アーチで、ビジター席のファンとともに本塁打パフォーマンス「デスターシャ」を決めた。チームとしては、16日の同戦で5番の宮崎がクリーンアップ陣では今季初アーチを放ち、4番の牧も続いた。16日には筒香が、チームに5年ぶりに復帰することが発表。「学生の時からずっと見てますし、学べるところはしっかり学んで盗んでいきたいですし、どんな野球観というのもすごく一緒にやって楽しみな部分ではあります」と共闘を心待ちにしながら、対面を前に放物線を描いた。

◆DeNA浜口遥大投手(29)が、独り相撲で4回4安打3失点(自責1)でKOされた。1点リードの3回は1死から広島秋山に中前打を浴び、菊池、野間を連続四球で満塁のピンチを招き、2死から小園に押し出し四球で同点とされた。同点の4回には、無死から田村に右前打を浴び、矢野、代打二俣の犠打を連続失策で満塁とされ、1死満塁から菊池の遊ゴロの間に勝ち越し点を奪われた。さらに、2死一、三塁から一塁走者の菊池がスタートを切って、挟まる間に三塁走者の矢野が生還し、この回2点目を許した。

◆DeNA打線が、拙攻の連続で2ケタとなる13安打を放ちながら、得点力不足に陥った。2回に牧秀悟内野手(25)の今季初アーチで先制したが、4回は無死二塁、6回は1死満塁の好機を生かせず。6回までに10安打を集めながら、スコアボードに刻まれたのはわずか1点だった。8回には2死から宮崎が中前打、9回は代打攻勢で京田、大和が連続安打をマークしたが、守護神栗林の前に度会が空振り三振、関根が左飛に終わった。開幕から3カード連続で勝ち越し、チームは好調だったが、7日の巨人戦で今季初の0封負け以降、9日の中日戦から得点は1、1、3、2、0、2と低調な状態が続く。

◆DeNA打線が、拙攻の連続で2ケタとなる13安打を放ちながら、得点力不足に陥った。2回に牧秀悟内野手(25)の今季初アーチで先制したが、4回は無死二塁、6回は1死満塁の好機を生かせず。6回までに10安打を集めながら、スコアボードに刻まれたのはわずか1点だった。8回には2死から宮崎が中前打、9回は代打攻勢で京田、大和が連続安打をマークしたが、守護神栗林の前に度会が空振り三振、関根が左飛に終わった。開幕から3カード連続で勝ち越し、チームは好調だったが、7日の巨人戦で今季初の0封負け以降、9日の中日戦から得点は1、1、3、2、0、2、1と低調な状態が続き、3カード連続負け越しで借金が2にふくらんだ。三浦大輔監督(50)は「中盤以降はもちろんヒットは出てるんですけど、打っていくしかない段階で追い込んでいくところまでいかなかったです」と唇をかんだ。

◆広島新井貴浩監督(47)が積極的采配で連勝をもたらした。同点の4回無死一、二塁から開幕2連勝中のアドゥワに代打を送った。4回まで1失点ながら毎回の7安打を浴びており、明日は休養日となる日程もあった。代わった二俣のバントは相手のミスを誘って無死満塁となり、1死後に内野ゴロで勝ち越し。さらに2死一、三塁から重盗をしかけて、三塁走者が生還(記録は一塁走者の盗塁死)。貴重な追加点を奪った。新井監督は試合の流れを変えた継投策について「アドゥワはヒットを打たれながらも粘ってよく投げてくれていたんですけど、点が欲しいところ。打線の絡み、明日が休みというところもあった」と説明した。4点リードの7回以降は矢崎、島内と勝ちパターンを投入し、DeNAに反撃ムードをつくらせなかった。9回1死一、二塁とセーブシチュエーションになると、栗林を送って試合を締めた。得点にはつながらなかったものの、2回は1イニングに3度のリクエストを要求する積極性で2度成功させた。

◆広島新井貴浩監督(47)が積極的采配で連勝をもたらした。同点の4回に開幕2連勝中のアドゥワに代打二俣を送った。二俣のバントは相手のミスを誘って勝ち越した。試合後の新井監督の談話は以下の通り。-4回裏は先発アドゥワに代打策新井監督 ヒットを打たれながらも粘ってよく投げてくれていたんですけど、ちょっと早めの交代ということで。点が欲しいところ。打線の絡み、明日が休みというところもあったので、あそこは「ご苦労さん」と代わってもらいました。-その回に内野ゴロで勝ち越し。重盗を仕掛けた次の1点が大きかった新井監督 あそこもキク(捕手に二塁送球させて結果盗塁死となった一塁走者菊池)もうまかったし、矢野も勇気を持ってスタートを切ってくれた。いい走塁だったと思います。-適時打1本で5得点新井監督 いい点の取り方をしていると思います。-今日は盗塁を積極的に仕掛けていた新井監督 "今日は"じゃなく、いつも積極的にしかけていますよ。毎試合、積極的に。何か隙があったら何かやってやろうと思っているし、それは自分だけでなく、選手たちとも意思の疎通ができている。ダブルスチールのときもそうですけど、選手みんなが「何かあったら行ってやろう」って思ってくくれていると思う。それはすごくいいことだと思います。-投手陣は2桁被安打も、無四球新井監督 昨年から投手陣に言っていること。投手コーチもしっかり徹底してやってくれて、すごく成長しているなと思います。お立ち台に上がった2人(塹江と益田)もどんどん自信にしてもらいたいと思います。-野間選手を3番起用新井監督 ポイント、ポイントではなく、打線として何がいいのかなと考えて、野間に3番に入ってもらった感じかな。彼は粘れるし、出塁もできるし、つなげるし、勝負強さもあるので、"野間さん"に入ってもらいました。-常広投手が2軍でシート打撃に登板した新井監督 まだ報告受けていない。順調と聞いている。

◆DeNAの4番、牧秀悟内野手(25)が1号ソロを放った。今季63打席目での初本塁打は、プロ4年目で最も遅い一発となった(1年目=21打席目、2年目=12打席目、3年目=39打席目)。0―0の二回先頭。広島先発のアドゥワに対し、1ストライクからの2球目のスライダーを捉えた。左翼のスタンドインを確認し、右手を天に突き上げ「しっかり打てて良かった。今までチームに貢献できていなかったので、これからどんどん打って巻き返したい」と拳を握った。

◆DeNAは打線が今季最多まであと1に迫る13安打を放ちながらも、要所で一本が出ず二回の牧の1号ソロによる1得点どまり。今季初の4連敗を喫し、阪神と替わって4位に転落した。

◆ついに出た! DeNAの4番、牧秀悟内野手(25)が二回に左翼席へ飛び込む1号ソロを放った。今季63打席目での初本塁打。新人特別賞に輝いた1年目は21打席目、2年目は12打席目、そして自己最多の29本塁打をマークした昨季は39打席目で放っており、プロ4年目で最も遅い一発となった。「しっかり打ててよかった。今までチームに貢献できていなかったので、これからどんどん打って巻き返したい」0―0の二回先頭。広島先発のアドゥワに対し、1ストライクからの2球目のスライダーを捉えた。舞い上がった打球はグングン伸びてスタンドイン。一、二塁間で着弾を確認した牧は、右手を天に突き上げた。三塁ベンチ前で仲間の祝福を受けると、右肘を曲げて拳を握る本塁打パフォーマンス「デスターシャ」をファンとともに叫んだ。チームは開幕から対戦相手が一巡する5カードを終えた時点で、3番佐野、4番牧、5番宮崎に本塁打がなかった。14日のヤクルト戦(横浜)に敗戦後、三浦監督も「そこに任せきりということではないが、クリーンアップが当たってこないと打線も活気づかない」と語っていたが、前日16日に宮崎が1号。牧にも一発が飛び出し、筒香の復帰が決まったDeNA打線に着実に火力が強まってきた。しかし、先発の浜口がいけない。1―1で迎えた三回に押し出しでまず同点。四回には自身の悪送球、ファンブルと2失策が絡み、内野ゴロと重盗で2点を勝ち越された。浜口は4回4安打4四球で3失点(自責点1)。3安打をマークした牧の今季1号は空砲に終わり、チームは4連敗で借金2(7勝9敗)、広島と並んで4位タイに転落した。

◆広島が競り勝った。1―1の四回に、菊池の遊ゴロなどで2点を勝ち越した。五回は坂倉の2点二塁打で加点した。アドゥワは4回1失点。2番手の塹江が2年ぶりの白星。DeNAは今季初の4連敗。浜口は守備のミスで自滅した。

◆待望の一発が飛び出した。DeNAの4番、牧秀悟内野手(25)が二回に左翼席へ1号ソロ。プロ4年目で最も遅い今季63打席目での初本塁打に「自分も一本、ホームランという形が出たのでよかった」とホッとした表情を見せた。この試合まで、長打も二塁打1本のみだった主砲。「打球もそんなにいい当たりはなかったし、強い打球っていうのも少なかった」と、角度を意識するのではなく、積み上げてきた自分本来のスイングにフォーカスし見つめ直した。四回にも左翼フェンス直撃の二塁打を放つなど、今季2度目の猛打賞(1試合3安打以上)をマークし「すごくいい感覚として、次につなげたい」と手応えを口にした。元主将の筒香の復帰が決まり「学べるところはしっかり学びたい」と語った新主将。チームが今季初の4連敗で3カード連続負け越しを喫し、4位に転落したが「とにかく勝つしかない。ここ最近はやられっぱなしなので、野手陣が頑張っていかないといけない」と逆襲を誓った。(浜浦日向)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
中日
1042 0.714
(↑0.022)
-
(-)
12744
(+2)
30
(-)
5
(-)
2
(-)
0.241
(-)
1.740
(↑0.11)
2
(-)
巨人
961 0.600
(↓0.043)
1.5
(↓1)
12747
(-)
33
(+2)
8
(-)
7
(-)
0.250
(↓0.001)
1.850
(↓0.02)
3
(1↑)
阪神
782 0.467
(↑0.038)
3.5
(-)
12639
(+2)
47
(-)
10
(-)
5
(-)
0.202
(↓0.003)
2.350
(↑0.15)
4
(1↑)
広島
790 0.438
(↑0.038)
4
(-)
12747
(+5)
41
(+1)
4
(-)
8
(+1)
0.234
(↑0.003
2.550
(↑0.1)
4
(1↓)
DeNA
790 0.438
(↓0.029)
4
(↓1)
12739
(+1)
67
(+5)
5
(+1)
8
(-)
0.254
(↑0.007
3.410
(-)
6
(-)
ヤクルト
591 0.357
(↓0.028)
5
(↓1)
12847
(-)
45
(+2)
4
(-)
9
(-)
0.231
(↓0.003)
2.820
(↑0.04)