ロッテ(☆4対3★)西武 =リーグ戦3回戦(2024.04.16)・ZOZOマリンスタジアム=
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西武
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ロッテ
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勝利投手:国吉 佑樹(1勝0敗1S)
敗戦投手:増田 達至(0勝1敗0S)

本塁打
【西武】山村 崇嘉(1号・7回表3ラン)
【ロッテ】ポランコ(2号・7回裏2ラン)

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◆ロッテがサヨナラ勝利。ロッテは2点を追う7回裏、ポランコの2ランが飛び出し、試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた11回には、2死一二塁から岡が適時打を放ち、試合を決めた。投げては、6番手・国吉が今季初勝利。敗れた西武は、山村の3ランで一時リードを奪うも、痛い逆転負けを喫した。

◆西武平良海馬投手(24)が制球に苦しんだが、6回1失点でしのいだ。10メートルを超える強風の中、序盤から直球やツーシームが高く抜けるケースもあり、先制点を許した3回までで5四死球、79球。「コントロールがうまくいかないところもあり、初球が甘くならないように警戒しながら投げていました。いいコースに投げることはできていましたが、相手が振ってくることがなく、苦しいところがありました」と振り返った。ただ4~6回の3イニングは計19球。「ストライク先行、打たせて取る意識に切り替えて投げることができました」とコメントした。7回に山村が逆転3ランを放って今季2勝目の権利を得たものの、その裏にリリーフ本田がロッテ・ポランコに同点2ランを浴び、権利は消滅した。

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◆西武が6連敗で最下位に転落した。7回に山村に逆転3ランが出るも、すぐ追いつかれ、延長11回にサヨナラ負けした。打線全体が低調気味で、この日の2安打も開幕2軍スタートだった山村、長谷川によるものだった。これでチームの延長戦は12連敗。松井監督は「結果としてそうなってますしね、なんとか先取点取れるように、また明日しっかりやっていきたいです」と前を向いた。西武が今季3度目のサヨナラ負けを喫し、延長戦は昨年6月15日巨人戦から12連敗。延長戦の連敗記録は1リーグ時代の40~41年朝日の17連敗(4分け挟む)で、セ・リーグでは15~16年DeNAの13連敗(1分け挟む)が最長だが、パ・リーグで延長戦12連敗は94~95年近鉄(3分け挟む)に並ぶワースト記録。

◆西武の山村崇嘉内野手(21)が一時ロッテを逆転する1号3ランを放った。6番右翼でスタメン出場した7回2死一、二塁の第3打席。ロッテ2番手西村の低め144キロ直球をすくい上げ、強風に負けずに右翼席まで放り込んだ。チームはロッテ先発唐川に6回まで1安打に抑え込まれていた。「どうにか1本という気持ちで、コンパクトなスイングを意識した中でも、強くたたくイメージで思い切り振り抜きました」と振り返った。山村は昨年10月2日、ロッテ戦(ZOZOマリン)でプロ初本塁打。翌3日も2号を放った。この日は今季のZOZOマリンでの初戦。年をまたいで同じ球場で3試合連続の本塁打となった。ただ、そんな若手の1発もむなしく、チームは延長11回の末にサヨナラ負け。開幕2軍スタートだった山村は「僕が(1軍に)上がってきてから1回も勝っていない。勝ちたい気持ちはありますね」と連敗ストップへ燃えていた。

◆ヒロミナイトは今季も健在だ。3-3で迎えた延長11回2死一、二塁。ロッテ岡大海外野手が西武増田の直球を捉えて左前へ運んだ。二走の佐藤を本塁に迎え入れ、チームとして今季初のサヨナラ勝ち。「抜けてくれてよかった。後ろが(7回に)ホームランを打ったポランコだったんで、ここは自分で勝負してくるなと思った」と覚悟して、決めた。吉井監督は「相手投手は岡が相性よかったんで、岡まで回れ~と言っていたら回った」と笑顔だった。今季は開幕後、最初の2カードで安打が出なかった。岡は「差し込まれて振り遅れたり、自分が慌てて(バットを)出してる部分もあった。早めに始動してゆったりとれるように」と、打席でタイミングの取り方を早くした。これで4試合連続安打と徐々に安定してきた。この日は昨夏先発に再転向した唐川の今季初登板だった。好投した右腕に勝ちは付けられなかったが、試合はしっかり白星で締めた。▽ロッテ吉井監督(唐川について)「予想以上の投球をしてくれた。2軍で65球以上投げてなかったんであそこで交代だったんですけど。今、先発6番手が空いてるんで、そこを狙って頑張ってほしい」▽ロッテ唐川(常時秒速10メートルを超える強風の中、5回まで完全の6回1安打無失点投球)「何とか耐えることができました」

◆プロ17年目のロッテ・唐川が16日の西武戦(ZOZOマリン)で今季初先発する。昨季は6試合(先発1)の登板で0勝1敗、1ホールド、防御率7・04。2018年から主に救援で起用され、昨季途中から先発に再転向した。今季はイースタン・リーグで3試合に登板し、0勝1敗、防御率2・25。34歳の右腕は「2軍では自分のやるべきことをやってこれた。気合を入れていきたい」と闘志を燃やした。

◆今季初先発したロッテ・唐川侑己投手(34)が6回67球を投げ、1安打無失点。六回先頭の長谷川に左前打されるまで完全投球をみせるなど圧巻の内容だった。勝ち投手の権利を持って降板し、先発で勝利となれば2018年7月5日のオリックス戦以来約4年ぶりで2112日ぶりの白星となる。ストライク先行の投球で西武打線を翻弄した。圧巻は二回だ。先頭のアギラーを146キロの速球で空振り三振に仕留めると、栗山にはチェンジアップ、山村にもチェンジアップで3者連続の空振り三振に抑えた。六回も長谷川に安打を許して、その後2死二塁となったが最後は金子を空振り三振に仕留めた。昨季は6試合の登板で0勝1敗、1ホールド、防御率7・04。救援でシーズンをスタートし、途中から先発調整を行い10月3日の西武戦で4年ぶりに先発登板(3回5安打2失点)を果たした。このオフは球団から「先発で勝負してほしい」と声をかけられて決意。先発一本で勝負を決めた。今季は2軍で3試合に登板し、0勝1敗、防御率2・25。前回5日のイースタン・リーグ、西武戦では負け投手となったが、5回4安打1失点と順調な調整をみせていた。試合前には「2軍では自分のやるべきことをやってこれた。気合を入れていきたい」と闘志を燃やしていた。

◆目下、5連敗中の西武。連敗ストップを託されて、平良海馬投手(24)が今季3試合目の先発マウンドに上がった。「自分の仕事をする」。短い言葉に決意を込めた右腕だが、救援から先発に転向した昨季も幾度となくチームの連敗を止めてきた。6月18日の広島戦は7連敗で、5月28日のオリックス戦は4連敗で、5月3日と8月25日の日本ハム戦は3連敗で...。「連敗を止めるのは先発でしかできないこと」が矜持(きょうじ)だ。まして今回は9日のロッテ戦(県営大宮)で7回3失点で今季初黒星を喫した自ら始まった連敗。同戦は風速8メートル強の中での投球で「打球の伸びがかなりあったので、外野にフライを打たせないように心がけた」と振り返ったが、この日も試合開始時から風速11メートルの強風が吹いていた。序盤は制球に苦しみ、三回までに5与四死球。豊田投手コーチも「風の影響でボールが動いてしまうほど難しい投球。1イニングに球数30球以上が2回も続いてしまい、すごくしんどい投球になっているが、もう少し頑張ってもらおうと」と話す中、要所で何とか踏ん張った。六回まで4安打1失点で先発の役目は果たした。七回に山村の逆転3ランが飛び出した。今季2勝目の権利を持って救援陣に後を託したが、2番手の本田が七回、ポランコに同点2ランを被弾した。

◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(32)が「3番・DH」で出場し、1-3の七回に同点となる右越えの2号2ランを放った。「2ストライクから追い込まれて3つ真っすぐ、1つスライダーが来ていたので、ここはチェンジアップが来るカウントだなと思ってそれを狙っていったで! うまくコンタクトできたし、良い打球が飛んでくれたわ!パワー」1点リードの七回に2番手・西村が3ランを被弾した直後の攻撃。先頭の小川が中前打で出塁すると、2死二塁から昨季本塁打王のポランコが西武・本田の外角高めチェンジアップを一閃した。打った瞬間に入ったとわかる一発で、確信歩きをみせて満面の笑みでダイヤモンドを一周した。

◆ロッテは1―3の七回にポランコの2ランで追い付き、延長十一回2死一、二塁から岡が左翼線へサヨナラ打を放った。唐川が6回1安打無失点と好投し、国吉が3年ぶり白星。西武打線は山村の3ラン以外は沈黙し、6連敗を喫した。

◆西武は今季早くも3度目のサヨナラ負けで6連敗となり、最下位に転落した。延長戦は昨年6月15日の巨人戦から12連敗となり、2リーグ制以降では1994~95年の近鉄に並ぶリーグワースト記録。14日のソフトバンク戦からアギラーの4番以外全ての打順を入れ替えたが、延長11回でわずか2安打と貧打が続く。  松井稼頭央監督(48)は「常に試行錯誤しながら打順を考えながら、毎試合挑んでいますが、結果は結果なんで。何とか先取点を取れるように、また明日(17日)しっかりやっていきたい」と言葉を絞り出した。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1050 0.667
(↓0.047)
-
(-)
12859
(+1)
34
(+5)
9
(-)
12
(-)
0.258
(↓0.004)
2.190
(↓0.14)
2
(-)
ロッテ
861 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑1)
12843
(+4)
44
(+3)
4
(+1)
8
(+2)
0.250
(↓0.002)
2.620
(↑0.01)
3
(1↑)
日本ハム
770 0.500
(↑0.038)
2.5
(↑1)
12936
(+5)
50
(+1)
6
(+1)
7
(+2)
0.221
(↓0.003)
3.100
(↑0.16)
4
(1↓)
ORIX
790 0.438
(↓0.029)
3.5
(-)
12743
(+2)
42
(+6)
5
(-)
2
(-)
0.220
(↓0.001)
2.510
(↓0.19)
5
(1↑)
楽天
681 0.429
(↑0.044)
3.5
(↑1)
12845
(+6)
57
(+2)
4
(-)
11
(+1)
0.232
(↑0.005)
3.510
(↑0.11)
6
(1↓)
西武
690 0.400
(↓0.029)
4
(-)
12845
(+3)
44
(+4)
9
(+1)
7
(+1)
0.217
(↓0.012)
2.410
(↓0.08)