西武(★1対4☆)ソフトバンク =リーグ戦3回戦(2024.04.14)・ベルーナドーム=
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ソフトバンク
00100300041200
西武
0000001001601
勝利投手:大津 亮介(2勝0敗0S)
(セーブ:オスナ(0勝0敗7S))
敗戦投手:髙橋 光成(0勝1敗0S)

本塁打
【西武】アギラー(2号・7回裏ソロ)

  DAZN
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◆ソフトバンクが4連勝。ソフトバンクは3回表、2死三塁から柳田の適時打で先制に成功する。そのまま迎えた6回には、牧原大と周東の連続適時打で3点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・大津が7回1失点の好投で今季2勝目。敗れた西武は、打線が振るわなかった。

◆ソフトバンクが今季初の4連勝&同一カード3連勝を決めた。開幕からカード一巡し、これで10勝4敗。貯金を6とし、シーズン10勝はセ・パ12球団で一番乗りとなった。0-0の3回2死1塁で3番柳田悠岐外野手(35)が右前へ先制のタイムリー。6回には2死から四球を挟んでの3連打で3得点とリードをさらに広げた。投げては先発の大津亮介投手(25)が7回5安打1失点の好投。今季2勝目を手にした。ホークスは、開幕から5カード連続で負け越しなし。4度のカード勝ち越しと、4年ぶりのV奪回へ順調な滑り出しを見せている。

◆ソフトバンクが今季初の4連勝&同一カード3連勝を飾り、両リーグ最速で10勝目を挙げた。先発転向1年目の大津亮介投手(25)が7回5安打1失点の好投で2勝目。今季最大の課題だった先発陣がカード一巡を終えて防御率1・81の奮闘を見せており、開幕ダッシュを支えた。12球団トップクラスの強力打線と投手陣がかみ合い、小久保ホークスが快調な滑り出しを見せている。対戦カードを一通り終え、ソフトバンクは10勝4敗で貯金を「6」に増やした。FAで山川が加わった強力打線は、チーム打率2割6分2厘で両リーグ最高。想定通りの働きだが、最も課題とされていた先発陣が奮闘を見せている。14試合を終え、防御率1・81。特に西武3連戦はともに先発陣に白星がついた。開幕前から懸念していた小久保裕紀監督(52)も、ここまでの先発陣の働きにご機嫌だ。「西武に3連勝は全然考えてなかった。(西武は)本当に強力な投手陣なので。3連敗は絶対だめだっていうぐらいで来たんですけど、結果的にはこっちの投手陣がそれを上回るくらいのピッチングをしてくれた。それが勝因につながったと思います」先発転向1年目の大津が7回1失点の好投。昨季は1度も投げなかった右打者へのワンシームや「遅い真っすぐ」と表現する直球とチェンジアップの中間「真っチェ」を効果的に使った。「真っチェでカウントを取れたり、空振りも取れていたので。いいようにバッターが分からなくなってきた感じで良かったです」。小久保監督は大津に対しても「ナイスピッチングよね。(捕手の)海野もうまくええとこ引き出しながら。結果的にはヒット5本でしょ? 1失点。十分です」と称賛。12日の東浜、13日のモイネロに次いで先発白星を手にした。米レンジャーズから倉野信次1軍投手コーチ兼ヘッドコーディネーター(49)が3年ぶりに復帰。緻密に投手陣のコンディションや登板日程を組み立て、選手が最大限の力を発揮できるようにマネジメントしている。開幕ローテーションも18通りの組み合わせを考えていた。8日の投手練習では休日返上で筑後まで視察。先発陣の働きについて同コーチは「選手が本当によく頑張ってくれている。その環境を僕らが整える。出だしはみんなうまく調整してくれました」とうなずいた。今季初の4連勝と同一カード3連勝を飾り、12球団最速で10勝に到達した。柳田、山川、近藤ら華やかな打線と有原、東浜、モイネロら先発陣の歯車がかみ合っている。ホークスが強い。【只松憲】

◆ソフトバンク柳田悠岐が決勝打を含む、3安打1打点の大活躍でチームを4連勝に導いた。0-0で迎えた3回2死三塁。西武高橋の2球目、内角スライダーを右前へとはじき返した。3試合連続タイムリーとなる一打に、「丁寧に打てた。しっかり仕事ができた」。5回には2死から右翼への二塁打をマーク。昨季11打数2安打、打率1割8分2厘と苦にしていた右腕を攻略した。7回も引っ張って右前打と今季2度目の猛打賞。プロ14年目のベテランに、衰えは感じられない。3番柳田、4番山川、5番近藤の並びは開幕から変わらない。前日13日には山川が2打席連続で満塁本塁打を放ち、1試合8打点の大暴れ。14試合を終え、ここまでクリーンアップ3人で計35打点をマーク。12球団屈指の破壊力を見せつけている。柳田は「誰かが打つと思うので。僕も打てればいいなと思ってやってますけどね」。後ろを打つ山川、近藤との強力布陣でチームを勝利に導いていく。

◆ソフトバンクが今季初の4連勝&同一カード3連勝を飾り、両リーグ最速で10勝目を挙げた。先発転向1年目の大津亮介投手(25)が7回5安打1失点の好投で2勝目。今季最大の課題だった先発陣がカード一巡を終えて防御率1・81の奮闘を見せており、開幕ダッシュを支えた。柳田悠岐は決勝打を含む、3安打1打点の大活躍でチームを4連勝に導いた。12球団トップクラスの強力打線と投手陣がかみ合い、小久保ホークスが快調な滑り出しを見せている。以下は小久保監督の一問一答。-打線は6回に3点取って流れをつかんだ小久保監督 2死から2点はめちゃくちゃ大きかった。(2死一塁で)海野のフォアボール。あれがポイントですね。たぶん高橋光成投手が、今日の反省の弁であのフォアボールが、ってなると思う。海野がよくつないだなって思います。-対戦カードが一巡小久保監督 一巡したからといって、そんなに大きくいじるところはないかなっていうところが現状。牧原(大成)の状態も上がってきていますし。-8回は松本裕ではなく津森を起用した小久保監督 (松本裕は)ちょっと登板が多すぎるので。年間考えた時の登板間隔とちょっとオーバーペースなので。今日は最初から外してました。-柳田の仕事ぶりは小久保監督 あのぐらいはしてもらわんとね。そらそうでしょう。

◆ソフトバンク山川穂高内野手(32)に史上初の3打席連続満塁本塁打のチャンスは訪れなかった。初回に上位打線が3者凡退し、2回先頭で第1打席が巡ってきた。しかしここでカード初戦と同様に打席に立った時点で西武ファンが大ブーイング。前日13日には2発の満塁本塁打を放ち、昨年までの本拠地で「どすこいポーズ」を決めた際にだけブーイングを受けていた。再び球場が異様な空気に包まれたが、山川は右前打で快音を残した。

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】ソフトバンク先発の大津亮介が投手返しの打球を、鮮やか背面キャッチ!センター前に抜けそうな当たりを、一転してアウトに。その後も好投で今季2勝目を飾りました!

◆今季初先発した西武・高橋光成投手(27)は6回9安打4失点で降板。立ち上がりの一回は三者凡退で切り抜けたが、二回以降は毎回走者を背負う苦しい展開となり「球自体は悪くなかったが、自分のリズムに乗ることができなかった」とコメントした。昨季は3年連続2桁勝利となる10勝(8敗)、防御率2・21をマーク。今季は2月のキャンプ序盤に右肩の張りを訴えて調整が遅れ、2軍での登板を経てこの日が初登板となった。

◆ソフトバンクが今季初の4連勝で両リーグ10勝一番乗り。三回に柳田の適時打で先制し、六回は牧原大の2点三塁打などで3点を加えた。大津は7回1失点で2勝目。西武は5連敗を喫した。今季初登板の高橋は6回4失点で黒星。

◆西武はソフトバンクに同一カード3連敗を喫し、今季初の5連敗。今季初先発となった高橋光成投手(27)は6回9安打4失点で黒星を喫した。以下、松井稼頭央監督(48)の試合後の主な一問一答。--今季初先発の高橋は6回4失点「しっかりと準備をして今日に入ってくれた。真っすぐの精度は非常に良かった。次につながる投球だった」--アギラ―が2試合連発となる2号ソロ「きのう一本出て、今日の打撃も非常に良かった。打球も上がりだしてきた中で、あのカーブをうまいこと打ってくれた」--来日初登板のヤンが1回を無失点「非常に良かったし、球自体も良かった。投げっぷりがいい投手なので、そういう意味では一つ流れをこっちに持ってこられる投手でもあるのかなと感じている」--チームは5連敗「連敗はしているがまた切り替えて、明後日からのロッテ戦全員でやっていきたい」

◆西武は今季初の5連敗。先発した高橋光成投手(27)は6回9安打4失点で黒星を喫し「球自体は悪くなかったが、自分のリズムに乗ることができなかった」と唇をかんだ。昨季まで3年連続開幕投手を務めたが、今季は2月のキャンプ中に右肩の張りを訴えて出遅れ、この日が初登板。速球の力強さはありながらも再三ピンチを背負って111球を要した。球団広報によると降板後に熱中症とみられる体調不良を訴え、病院に向かった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1040 0.714
(↑0.022)
-
(-)
12958
(+4)
29
(+1)
9
(-)
12
(-)
0.262
(↑0.006
2.050
(↑0.08)
2
(-)
ロッテ
761 0.538
(↑0.038)
2.5
(-)
12939
(+9)
41
(+2)
3
(-)
6
(+1)
0.252
(↑0.012)
2.630
(↑0.12)
3
(2↑)
ORIX
780 0.467
(↑0.038)
3.5
(-)
12841
(+6)
36
(+3)
5
(-)
2
(-)
0.221
(↑0.013)
2.320
(↓0.05)
4
(2↓)
日本ハム
670 0.462
(↓0.038)
3.5
(↓1)
13031
(+3)
49
(+6)
5
(+1)
5
(+1)
0.224
(↓0.004)
3.260
(↓0.26)
5
(1↓)
西武
680 0.429
(↓0.033)
4
(↓1)
12942
(+1)
40
(+4)
8
(+1)
6
(-)
0.229
(↓0.002)
2.330
(↓0.12)
6
(-)
楽天
581 0.385
(↓0.032)
4.5
(↓1)
12939
(+2)
55
(+9)
4
(+1)
10
(+1)
0.227
(↓0.006)
3.620
(↓0.4)