1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 0 | 0 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1X | 3 | 11 | 0 | 0 |
勝利投手:高梨 雄平(1勝0敗0S) 敗戦投手:中﨑 翔太(1勝1敗0S) |
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◆巨人が5連勝。巨人は1-2で迎えた8回裏、岡本和の適時打で試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた延長12回には、代打・大城卓の適時二塁打が飛び出し、サヨナラ勝利を収めた。投げては、8番手・高梨が今季初勝利。敗れた広島は、7番手・中崎が踏ん張りきれなかった。
◆プロ5年目を迎える広島森下暢仁が今季初登板に臨む。今日先発する巨人戦は通算12試合を投げて7勝3敗、防御率2・79。このカードでは2年目の21年まで3勝3敗の五分も、22年は1勝0敗、23年は3勝0敗と、2シーズン続けて負けなし。黒星は21年8月24日が最後で、同年10月10日からシーズンをまたいで6連勝中だ。広島投手が巨人戦で7連勝すれば03~05年黒田以来19年ぶりとなるが、森下は連勝を継続できるか。
◆巨人岡本和真内野手(27)が放った「天井直撃エンタイトル二塁打」は、かつてドジャース大谷翔平投手(29)も打っていた。6回1死二塁。広島森下の初球148キロ直球を強振し、天井の懸垂物の中に打球が吸い込まれた。これが東京ドームの特別ルールで、先制適時二塁打となった。8年前の日本ハム時代、16年11月15日に侍ジャパンに選ばれた大谷が、オランダ戦で放った打球が東京ドームの天井の隙間へ吸い込まれた。このときも特別ルールでエンタイトル二塁打になっていた。02年7月18日横浜戦では当時巨人の松井秀喜氏も放っており、いずれの打球も本人のサイン入りで東京ドーム内の「野球殿堂博物館」に展示されている。天井直撃のパワーが、"メジャー級"であり"殿堂級"であることが読み取れる。東京ドームの特別グラウンドルール 打球が、フェア地域内にある天井の穴または隙間に入り込んだ場合、あるいは懸垂物に挟まった場合は、ボールデッドとし、打者および走者には投球当時を基準にして2個の安全進塁権が与えられる。
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◆巨人岡本和真内野手(27)が珍二塁打で先制点を呼び込んだ。6回1死二塁。広島森下の初球148キロ直球を強振した。打球は内野に高々と舞い上がる。広島の内野陣が天井を見つめる中、白球は落ちてこない。内野フライかと思われた打球は、天井の懸垂物の中に入った。球場ルールでエンタイトルツーベース。規格外のパワーでまさかの形を呼び込み、先制タイムリーとなった。審判は「天井の懸垂物に挟まり、落ちてこないので、エンタイトルツーベース。ランナー二塁でスタートします」と説明した。東京ドームの特別グラウンドルール 打球が、フェア地域内にある天井の穴または隙間に入り込んだ場合、あるいは懸垂物に挟まった場合は、ボールデッドとし、打者および走者には投球当時を基準にして2個の安全進塁権が与えられる。
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◆巨人ドラフト3位佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)が走攻守の活躍で得点に絡んだ。まずは2回の守備で強肩を発動。2死一、二塁で右前への打球を本塁へ返球し、二走・田村を本塁憤死に陥れた。打撃では、6回先頭の打席で中前打を放ち、次打者・門脇の初球に、すかさず二盗を試みて成功。岡本和の天井直撃エンタイトル適時二塁打で生還した。8回にも右中間二塁打で出塁し、4番の適時内野安打で帰ってきた。佐々木は「社会人で一発勝負の時は、自分が1番で盛り上げ、切り込み隊長だった。まだそれが抜けてないんだなと思いました。自分はレギュラーでもないですし、調子がいいから使ってもらってるので、ほんと1試合1試合死にもの狂いでやるだけ」と、謙虚だった。
◆広島が延長12回、サヨナラ負けした。先発森下は打ち取った飛球が天井の懸垂物に載り、東京ドーム特別ルールによりエンタイトルツーベースとなる不運から失点。それでも今季初登板を6回1失点にまとめた。8回には三塁側スタンド際のファウルを観客が先に触れるなど、不運が重なった。12回は中崎が1死二塁から代打大城にサヨナラ打を浴びて、連敗。カード負け越しが決まった。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-中継ぎ陣は踏ん張ってはいたが新井監督 よく踏ん張ってくれたと思います。(先発の)森下もナイスピッチングだった。真っすぐも走っていたし、ナイスピッチングだったと思います。-今季初登板だった新井監督 彼にとって今日が開幕になったけど、球も走っていたし、すごくいいピッチングだったと思います。-最後の12回1死二塁は塁を埋める選択は新井監督 ない。もちろん、考えたけどね。(申告四球か勝負か)2つ選択肢があったと思うけど、あそこはもう勝負。ベンチが決めました。-相手打者の状態を見てか新井監督 そうそう。確かに申告(四球)して、守りやすくしてという選択肢もあった。(次打者は)右打者だし。でも、あそこは自分が勝負と言いました。-8回の守備妨害は新井監督 あれはルール上、エキサイトシートのラバーのところから観客席側だったらしょうがないと(いう説明だった)。-6回の失点も不運新井監督 森下からしたら打ち取った当たりだったんだけど、それがルールなので。それ以上でもそれ以下でもないです。-10回はピンチを迎えても益田投手に任せた新井監督 経験を積んでいきながら少しずつ成長していくと思う。全部が全部そうではないけど、そう思っていた。苦しい経験を積まないと、なかなか成長できないし、自信もつかない。-小園選手が攻守に精彩を欠く新井監督 そこは練習して、またレベルを上げていってもらうだけだと思います。ケアレスミスとかではないので。何とかアウトにしようとする中でのミスなので、そこをまた練習して成長していってほしいなと思います。-延長戦を落とした次戦、より重要なことは新井監督 毎試合、重要。延長戦を落としたからとか、連敗中だからとかじゃなく、いつも1試合、1試合と思ってやっている。
◆巨人阿部慎之助監督が初のサヨナラ勝ちで延長戦を制し、5連勝を挙げた。2-2の延長12回1死二塁、代打・大城卓の右中間適時打で終止符を打った。サヨナラ勝ちも5連勝も就任してから初めて。ベンチ入りした野手全員起用で、8投手による継投で総力戦をものにした同監督は「全員で勝った1勝。今日の勝ちは大きい」とかみしめ、チームは今季最多の貯金3で単独2位に浮上した。▽巨人堀田(今季初登板で4回4安打無失点)「野手の方に助けられた。1イニング、1イニングという中継ぎでやっていた意識で、無失点に抑えられたのは収穫。次は5イニング以上を任せてもらえるように」
◆広島は延長12回、サヨナラ負けで連敗となった。7番手中崎が1死二塁から代打大城卓との勝負を選択するも、右中間を破られた。「(申告四球と)2つ選択肢があったと思うけど、あそこは勝負。ベンチが決めました」と新井監督。6回に巨人に与えた先制点は打ち取った飛球が天井の懸垂物に載ってエンタイトルツーベースを記録され、8回の三塁側スタンド付近へのファウルフライを観客が先に触れるなど、運もなかった。▽広島中崎(延長10回1死二塁から代打大城卓にサヨナラ打を浴び、今季初黒星)「みんなが必死につないでくれたのを最後に壊してしまったので、申し訳ない」▽広島森下(今季初登板で6回1失点)「しっかり打者と勝負できていた。ボール先行の投球にならなかったので、良かったと思います」
◆巨人岡本和真内野手(27)が「消えた二塁打」を放った。両軍無得点の6回1死二塁から広島森下の149キロ直球を打ち損じ、バットをたたきつけ悔しがった。打球は高く舞い上がり、広島二塁手矢野に落下点を固められた。しかし、打球は消えた。61・69メートルの天井につり下がるカメラエリアに吸いこまれた。東京ドームの特別グラウンドルールでエンタイトル二塁打。まさかの先制適時二塁打に「何が起こったかも分からなかった。本当に一生あるかないかのところに入りましたね」と天井を見上げた。幸運の珍打であり、"殿堂級"の豪打でもあった。過去には侍ジャパンの大谷が16年11月15日オランダ戦で、松井秀喜氏が02年7月18日横浜戦で、ともにドーム天井の隙間にもぐりこむ打球を放っていた。いずれも特別ルールでエンタイトル二塁打で、サイン入りで「野球殿堂博物館」に展示される。ミスショットでも"天井二塁打"となったのは規格外のパワーゆえだ。ラッキーは続いた。8回無死一、三塁からは遊撃への当たり損ねのゴロも同点適時打に。球場には「お守り」として高級ブランド・ゴローズのネックレスを首に着けて向かう主砲。「どんな形でも打点は打点なので、これからも積み重ねていきたい」と運も味方し、適時打2本を放った。12回1死からは二塁打で出塁し、3冠王の主砲がサヨナラ勝ちを演出。昨年6月以来の5連勝を呼び込んだ。この強さは幸運じゃない。本物だ。【上田悠太】▽巨人阿部監督(岡本和の天井直撃打に)「落ちてこないので、東京ドームのベンチにルールが書いてあった。ラッキーな1点でしたね。野球の神様が見てくださってるんじゃないですかね」
◆巨人・岸田行倫捕手(27)が「7番・捕手」で今季初先発する。プロ5年目右腕の堀田賢慎投手(22)が2022年8月20日の阪神戦(東京ドーム)以来、602日ぶりに1軍で先発する。
◆昨オフにソフトバンクからトレードで加入した巨人・高橋礼投手(28)が今季2勝目を懸けて14日の広島戦(東京ドーム)に先発する。高橋礼は6日のDeNA戦(東京ドーム)で6回無失点の好投を披露し、移籍後初勝利を挙げた。初白星を記録してからの1週間は「マジで(何も)変わらないです」と普段通りに過ごしたという。前回登板については「ボール先行というか、初球ボールというところが僕的には気に入らなかった」と反省を口にし、今季3試合目の先発マウンドへ向け「ストライク先行で球数を少なくして、もっと長いイニングを投げれるように」と意気込んだ。
◆広島の新助っ人、トーマス・ハッチ投手(29)=前パイレーツ=が試合前練習に参加し、14日の巨人戦に向けてブルペン投球などで調整した。「いい球を投げる。それだけに限る。アメリカでもパワーのあるバッターに甘い球を投げると持っていかれる。しっかりと自分の球を投げ切る」来日初登板先発だった前回6日の中日戦(マツダ)では細川に2ランを浴びるなど5回8安打3失点で黒星を喫した。巨人打線の印象は「うまく対応できる打線なんだろうと感じる」と2巡目以降を警戒。2度目の先発で来日初勝利を狙う。
◆巨人・堀田賢慎投手(22)が602日ぶりに1軍の先発マウンドに上がり、4回4安打無失点に抑えた。二回以降は毎回安打を浴びる投球。二回は右翼・佐々木の補殺にも助けられ無失点。三、四回はいずれも得点圏に走者を背負ったが、粘りの投球で無失点で切り抜けた。堀田は青森山田高から2020年ドラフト1位で入団。育成落ちも経験した今季5年目の右腕。
◆巨人は6回、岡本和真の打球が天井から落ちてこずに適時エンタイトル二塁打となる(撮影・今野顕)
◆広島・新井貴浩監督(47)が観客のファウルゾーンのキャッチをめぐり、審判員に抗議する一幕があった。2-2の八回2死一、二塁で巨人・松原が三塁ファウルゾーンへ飛球を放った。広島の三塁手・田中が背走してグラブを差し出したが、グラウンド内にあるエキサイティングシートのグラブをはめていた観客がキャッチ。審判員は新井監督と話し合いの後に「ファウルフライがフェンスよりお客さんの席の方でお客さんが捕りました。ファウルとして再開します」などと場内に説明した。判定は覆ることなくカープファンからはブーイングが起こった。
◆巨人が今季初のサヨナラ勝ちで5連勝。1―2の八回に岡本和の内野安打で追い付き、延長十二回に代打大城卓が6年ぶりのサヨナラ打となる適時二塁打を放った。8番手の高梨が今季初白星。広島は九回以降、走者を出せなかった。
◆巨人は4時間11分の死闘を制して、5連勝を飾った。阿部慎之助監督(45)は「みんな精一杯やって全員で勝てた1勝。今日の勝ちは大きいなと。それしかないですね」と勝利の余韻を噛み締めた。今季初先発の堀田が4回無失点。2番手の井上も2回無失点で繋いでしっかりと試合をつくった。若き両腕の奮闘に指揮官も「100点。十分です。ああやって2人で試合をつくれたというのは2人にとって自信になる」とたたえた。投手8人の継投、ベンチ入りの野手全員を使い切った総力戦を競り勝ち、貯金3の単独2位に浮上した。
◆全員野球で死闘を制した!! 巨人・大城卓三捕手(31)が、広島2回戦(東京ドーム)の延長十二回、1死二塁から代打で登場し、右中間へサヨナラ打。4時間11分に及ぶ試合に終止符を打ち、仲間からは盛大なウオーターシャワーを浴びて笑顔を見せた。「決めようというよりは、つなごうという気持ちで打席に入った。いいところに飛んでくれた」602日ぶりに1軍で先発した堀田は4回無失点と試合を作り、7人の救援陣がつないだ。野手は控えの8人全員を使い切り、文字通りの総力戦。八回に同点に追いついて延長に持ち込んだ。最後に試合を決めた選手会長は、「ピッチャー陣は延長に入っても点を取られず粘ってくれていた。打ててよかった」と仲間の奮闘に報いる一打を喜んだ。チームは5連勝で貯金を3とし、単独2位に浮上。阿部監督は「何とかみんなで全員で勝った1勝。今日の勝ちは大きい」とナインをたたえた。(原田優介)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
中日 |
8 | 3 | 2 | 0.727 (↑0.027) | - (-) |
130 | 38 (+5) | 26 (+2) | 5 (-) | 1 (-) |
0.240 (↑0.007) | 1.830 (↓0.01) |
2 (-) |
巨人 |
8 | 5 | 0 | 0.615 (↑0.032) | 1 (-) |
130 | 44 (+3) | 29 (+2) | 7 (-) | 6 (+2) |
0.253 (-) | 1.950 (↑0.05) |
3 (1↓) |
DeNA |
7 | 6 | 0 | 0.538 (↓0.045) | 2 (↓1) |
130 | 36 (+2) | 42 (+5) | 3 (-) | 8 (-) |
0.248 (-) | 2.820 (↓0.19) |
4 (-) |
阪神 |
5 | 8 | 1 | 0.385 (↓0.032) | 4 (↓1) |
129 | 34 (+2) | 45 (+5) | 10 (-) | 5 (-) |
0.210 (↓0.005) | 2.710 (↓0.19) |
4 (-) |
広島 |
5 | 8 | 0 | 0.385 (↓0.032) | 4 (↓1) |
130 | 30 (+2) | 36 (+3) | 2 (-) | 5 (-) |
0.224 (↓0.003) | 2.730 (↑0.04) |
6 (-) |
ヤクルト |
4 | 7 | 1 | 0.364 (↑0.064) | 4 (-) |
131 | 36 (+5) | 40 (+2) | 3 (-) | 9 (+2) |
0.235 (↑0.004) | 3.060 (↑0.18) |
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