DeNA(★2対5☆)ヤクルト =リーグ戦2回戦(2024.04.13)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
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DeNA
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勝利投手:吉村 貢司郎(1勝1敗0S)
(セーブ:清水 昇(0勝2敗2S))
敗戦投手:ケイ(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆ヤクルトは2点を追う6回表、オスナの適時打で1点差に迫ると、青木が走者一掃となる適時二塁打を放ち逆転に成功する。続く7回には村上が適時打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・吉村が6回2失点の好投で今季初勝利。敗れたDeNAは、打線が中盤以降の好機を生かせなかった。

◆ヤクルトのスタメンが発表され、村上宗隆内野手(24)が、開幕12試合目にして初めて「2番」に入った。ここまで4番で全試合に先発出場していたが、開幕から49打席でノーアーチ、打点もゼロだった。4番は、サンタナが入った。1番中堅 塩見2番三塁 村上3番一塁 オスナ4番左翼 サンタナ5番右翼 青木6番二塁 赤羽7番遊撃 長岡8番捕手 中村9番投手 吉村

◆「YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL 2024 Supported byありあけハーバー」として行われた一戦のゲストとして、お笑いトリオ「3時のヒロイン」の福田麻貴、ゆめっち、かなでが来場した。場内にウエーブを起こし、セレモニアルピッチにも登場した。マウンドに立ったゆめっちは「夢みたいです。今もふわふわしています。肩が強いねって選手の方に言っていただいて、潜在能力があるんだなと思います」と自画自賛した。福田は「観客の皆さんがめちゃくちゃ温かくて、暑くて、楽しくなってきちゃって、最高でしたね。春が来たなと思いました。ウエーブをやっているときに春が来たなと」とかみしめた。かなでは「選手の人がカッコ良すぎてやばかったです。練習風景を見させていただいて、めっちゃかっこよかったです。関わりたいです。できるだけ関わりたい。WBCで野球が大好きになって見に行くようになりました。今では待ち受けが大谷さんです。それくらい好きです」と野球愛を強調した。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、開幕12試合目にして今季初打点をマークした。2点リードの7回1死満塁。DeNA3番手・左腕石川のカーブを捉え、一、二塁間を破った。「良い流れで(打席が)回ってきて、追加点が取れてよかったです」と球団広報を通じてコメント。開幕から53打席目での今季1打点目となった。第1打席は空振り三振、第2打席は中前打、第3打席は四球だったが、4打席目で貴重な追加点をアシスト。本塁打は、開幕から53打席連続でゼロのままとなっている。この日は、プロ7年目でキャリア初の「2番」でスタメン出場。令和初の3冠王は開幕から11試合全て4番に入っていたが、打順を上げてようやく快音を響かせた。村上が4番を外れるのは19年以来。同年は3、4、5、6、7番があった。プロ1年目の18年は6番のみの出場だった。高津臣吾監督(55)は、就任5年目で、初めて村上を4番以外でスタメン起用した。

◆ヤクルトが連敗を3で止めた。2点を追う6回。2死走者なしからだった。1番塩見が中前打で出塁すると、キャリア初の2番に入った村上が四球でチャンスを拡大。2死一、二塁で次打者のオスナが「追い込まれていたのでゾーンを広げて食らいついて打ちました」と左前適時打で1点を返した。続く4番サンタナは粘りを見せて10球目に四球を選び、2死満塁とした。そして5番青木が「みんなが粘ってつないでくれて流れがこちらに来ていたので何とかしたかった。気持ちで打ちました」と左翼へ走者一掃の適時二塁打をマーク。一気に逆転に成功した。さらに7回1死満塁からは、村上が右前適時打で今季初打点をマーク。「良い流れで回ってきて追加点が取れてよかったです」と試合を決定づけた。

◆疑惑の判定にX(旧ツイッター)で「リクエスト対象外」がトレンド入りした。両軍無得点の2回無死一、二塁、ルーキーの石上が右前適時打で先制に成功。押せ押せムードで迎えた無死一、三塁の場面だった。桑原のライナー性の打球をヤクルトの三塁・村上が捕球して二塁に転送。二塁・赤羽も一塁に転送して、一塁はセーフと判定された。三塁走者は進塁できず、1死一、三塁で再開すると思われたが、審判団が協議した結果、村上がノーバウンドで捕球したと見なされ、サードライナーで一塁走者はフォースアウト。ゲッツーで2死三塁からの試合再開となった。映像ではショートバウンドでの捕球にも見えたが、三塁塁審より前の打球はリクエスト対象外のため、リクエスト要求できず。三浦監督が主審に抗議するも、判定は覆らず。続く梶原が申告敬遠で投手・ケイが見逃し三振に倒れて、最少得点にとどまった。三浦監督は試合後、「(リクエスト対象外ということは)分かってました。(塁審より)前のプレーはね。確認だけ行きました。審判のジャッジなんでね」と前を向いた。

◆/打順変更が吉と出た\プロ初の「2番」スタメン村上宗隆が今季初打点?プロ野球 (2024/4/13)??DeNA×ヤクルト??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #swallows"野球一本" 新プラン登場「DAZN BASEBALL」 月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!4/17まで pic.twitter.com/O5BlQVDJoS

◆やっと出た。ヤクルト村上が、開幕12試合目、53打席目にして今季初打点をマークした。2点リードの7回1死満塁。右前への適時打で、3連敗中のチームを救う一打を放った。「まず1点取れたのは良かったですし、もっともっとチャンスで回ってくる場面も多くなると思うので、そこでもしっかり結果を残していければ」。ノーアーチは依然として開幕から53打席連続で続くが、1号も期待させる一打ともなった。プロ7年目で初、人生でも初の2番で結果を出した。高津監督は就任5年目で、初めて村上を4番から外した。「チーム事情で彼を4番から外すことはしたくなかった。彼もスッキリしないところがずっと続いていたので、気分転換も含めて、何かのきっかけにしてくれたら」。試合前にコーチ陣からの提案があり、大きな一手を投じた。村上は試合前の時点で、出塁率がリーグ2位の4割4分9厘。巨人岡本和の5割に次ぐ数字だった。19年以来の4番以外の打順も「後ろに打てる打者がいた方が点になると監督も思っていたと思うので、僕自身は打順に関係なくしっかり打席に集中して打ちました」。景色を変え、後は1発を打つだけだ。▽ヤクルト青木(6回に勝利を決定付ける走者一掃の適時二塁打)「今日みたいな活躍ができるようにっていつも思ってるんで、そういう意味では本当いい日になりました」▽ヤクルト大松打撃チーフコーチ(2番村上について)「出塁率が一番高い選手なんで、もちろん勝負強いですけれど。現状を考えると、本人も苦しんでいますし、何か手助けも、チームとしていい流れになれば」

◆スタメンが発表され、ヤクルト・村上宗隆内野手(24)が「2番・三塁」に起用された。開幕から12試合目にして初の「2番」となる。村上はここまで全11試合で4番に名を連ねていたが、開幕から49打席ノーアーチで、打点も0だった。

◆『YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL2024』としておこなわれたDeNA対ヤクルト。試合前に登場したお笑いトリオ「3時のヒロイン」の(左から)かなで、福田麻貴、ゆめっち=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)

◆プロ7年目で初めて2番に座ったヤクルト・村上宗隆内野手(24)が開幕から12試合、53打席目で今季初となる打点をマークした。4-2の七回1死満塁で迎えた第4打席。カウント1-1から石川のカーブを引っ張り、一、二塁間を破った。右前適時打とし「良い流れで回ってきて追加点が取れてよかったです」とコメントした。村上は今季、前日12日のDeNA戦まで全11試合で4番に名を連ねていたが、この日は「2番・三塁」で先発出場していた。試合前時点では、開幕から49打席ノーアーチで、打点も0だった。

◆ヤクルトが連敗を3で止めた。0―2の六回にオスナの適時打と青木の3点二塁打で計4得点と逆転。2番で起用された村上は七回に今季初打点とする適時打を放った。吉村が6回2失点で今季初白星。DeNAはケイが粘れなかった。

◆ヤクルトは打線が奮起し、逆転勝ち。連敗を「3」で止めた。2点を追う六回、2死から走者をためると、ホセ・オスナ内野手(31)の適時打、青木宣親外野手(42)の3点二塁打で逆転に成功。七回には村上宗隆内野手(24)の今季初打点となる右前適時打で追加点を奪った。先発の吉村貢司郎投手(26)は6回7安打2失点と試合を作り、今季初白星。清水昇投手(27)が2セーブ目を挙げた。試合後の青木のヒーロインタビューは以下の通り。--六回は2死からつないだ満塁のチャンスだった。どんな思いで打席に向かったか。「前のバッター(サンタナ)がすごく粘ってたので、『ここで』っていう気持ちで打席に立ちました」--サンタナが10球粘った。「ああいう粘りのある攻撃をしていこうと常に言ってたので、今日はそれがいい方向にいったんだと思います」--タイムリーを打ったときの感触は。「そのへんは神頼みというか、当たりは悪くなかったので『とにかく落ちてくれ』と。そういう気持ちでした」--落ちた瞬間は。「ファーストベースを踏み忘れそうになって、それぐらい興奮してたので、いい1本になりました」--先発の吉村へ今季初勝利、チームの連敗を止める1打になった。「ピッチャーに最近助けられてるので、野手としてはしっかり援護していきたいというふうに思ってます」--ベテランとして、これからどんなプレーをみせてくれますか。「今日のようなプレーができるように、とにかく一つ一つ戦っていきたい。まだ先は長いんで、一つずつやっていきたいと思います」

◆プロ7年目で初めて2番に座ったヤクルト・村上宗隆内野手(24)が開幕から12試合、53打席目で今季初となる打点をマークした。ヤクルト・高津監督はこれまで、村上を4番で起用してきたが、2番・村上を選択したこの日にチームの連敗もストップしたことから、SNSでは「いいやん2番・村上」「これどう考えても村上2番ハマったろ、しばらくこれでいけや」と好評だった。

◆試合前 DeNAのマスコットと交流する丸山和郁(右)らヤクルトナイン=横浜スタジアム(撮影・長尾みなみ)

◆DeNAは逆転負けを喫し、3位に後退した。勝負を分けたのは、2-0で迎えた六回の攻防。三浦大輔監督(50)は一挙4点を奪われた守備を振り返り「守り切れなかった」と悔やんだ。2死走者なしから1点差に詰め寄られ、先発のケイから上茶谷にスイッチ。一、三塁のピンチで登板した右腕はサンタナに粘られた末に四球を許し、続く青木に満塁の走者を一掃する3点二塁打を浴びた。左翼手の梶原はフェンス際で青木の飛球のジャンピングキャッチを試みたが、ボールはグラブの土手に当たってこぼれた。直後の攻撃では2死一、三塁で空振り三振に倒れて無得点に終わった。梶原は守備について「いっぱいいっぱいのプレー。悔しい」と唇をかんだ。(鈴木智紘)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
中日
832 0.727
(↑0.027)
-
(-)
13038
(+5)
26
(+2)
5
(-)
1
(-)
0.240
(↑0.007)
1.830
(↓0.01)
2
(-)
巨人
850 0.615
(↑0.032)
1
(-)
13044
(+3)
29
(+2)
7
(-)
6
(+2)
0.253
(-)
1.950
(↑0.05)
3
(1↓)
DeNA
760 0.538
(↓0.045)
2
(↓1)
13036
(+2)
42
(+5)
3
(-)
8
(-)
0.248
(-)
2.820
(↓0.19)
4
(-)
阪神
581 0.385
(↓0.032)
4
(↓1)
12934
(+2)
45
(+5)
10
(-)
5
(-)
0.210
(↓0.005)
2.710
(↓0.19)
4
(-)
広島
580 0.385
(↓0.032)
4
(↓1)
13030
(+2)
36
(+3)
2
(-)
5
(-)
0.224
(↓0.003)
2.730
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
471 0.364
(↑0.064)
4
(-)
13136
(+5)
40
(+2)
3
(-)
9
(+2)
0.235
(↑0.004
3.060
(↑0.18)