阪神(★0対1☆)広島 =リーグ戦3回戦(2024.04.11)・阪神甲子園球場=
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広島
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阪神
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勝利投手:島内 颯太郎(2勝1敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(0勝0敗3S))
敗戦投手:ゲラ(0勝1敗1S)
  DAZN
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◆広島が投手戦を制した。広島は0-0で迎えた9回表、2死二塁から田村が適時三塁打を放ち、試合の均衡を破る。投げては、先発・大瀬良が7回4安打無失点の好投。その後は島内、栗林の継投で完封リレーを展開した。敗れた阪神は先発・西勇が8回無失点と力投するも、打線が援護できなかった。

◆両軍のスタメンが発表された。阪神の「3番左翼」には前日の前川右京外野手(20)に代わって、シェルドン・ノイジー外野手(29)が今季初めて3番に入った。3番以外のオーダーは前日と変わらず。先発マウンドには、対セ・リーグ球団別で広島戦15勝を誇る西勇輝投手(33)が上がる。また、阪神岡田彰布監督(66)は阪神の監督として通算483勝を挙げている。歴代2位の吉田義男氏(90=日刊スポーツ客員評論家)にあと1勝で並ぶ。本拠地のファンの前で初代日本一監督に並びたい。

◆モデルで女優の中条あやみ(27)がファーストピッチセレモニーに登場し、"4度目の正直"でノーバウンド投球を決めた。マウンドに上がると、右投げにもかかわらず右足を上げてしまい、やり直し。2度目もおちゃめに笑ってしまい、3度目は再び右足を上げて、首をかしげた。「仕切り直して」のアナウンスで投じた4度目、左足を真上に上げ、ノーバウンド投球。捕手のミットに吸い込まれた。「右足で投げるのか、左足で投げるのか、気合入りすぎてパニックになってしまった」と照れ笑い。それでもノーバン投球に「100点ということで」と甲子園で満点投球を披露した。

◆阪神は今季3度目の完封負けを喫して広島に連敗した。0-0の9回から2番手でマウンドに上がったハビー・ゲラ投手(28)が先頭に安打を許すと、2死二塁から広島田村に中越えの適時三塁打を浴びた。来日初失点が痛恨の決勝点となってしまった。先発の西勇輝投手(33)は相性通りの好投。1イニング複数安打は許さず打たせて取るピッチングで0を並べた。広島戦通算16勝目とはならなかったが、8回5安打無四球無失点と寄せ付けなかった。ただ、打線の援護がなかった。長打性の当たりを広島外野手に好捕される場面もあり、少ないチャンスも生かしきれなかった。岡田彰布監督(66)も阪神での監督通算勝利数が483勝で歴代2位の吉田義男氏(90=日刊スポーツ客員評論家)にあと1勝としていたが、この試合で並ぶことはできなかった。

◆先発出場した広島・秋山翔吾外野手(35)が第3打席後に途中交代した。6回2死一塁で、西勇が投じた2球目をスイングした際、バウンドした自打球が秋山の顔面付近に当たったものとみられる。直撃後、トレーナーがかけつけて打席付近でしばらく話し合っていたが、治療でベンチには行かずプレーを再開、空振り三振に倒れた。この回の守備から、久保修外野手(23)と交代した。

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◆紙一重で阪神が1点を失った。0-0の9回表。2死二塁で広島田村のセンターへの打球は、中堅近本の頭上を越えた。二塁走者の生還を防ぐため、あらかじめ定位置よりも前寄りの守備位置を敷いており、近本は必死に背走したが、わずかに及ばなかった。この適時三塁打で失った1点が、決勝点に。試合後は「やることをやって、(センター)オーバーはしょうがない」と悔しさを押し殺して振り返った。

◆阪神中野拓夢内野手(27)は長打でチャンスメークも得点には結びつかなかった。6回1死、広島大瀬良の127キロスライダーを引っ張り、右翼フェンスへワンバウンドの二塁打。後続が倒れたが、3試合連続安打で好機をつくり出した。「どんな状況で回ってきても後ろにつなぐのは変わらない。しっかりとクリーンアップにいい形でつなぐことを意識してやりたい」。つなぎの2番でチャンスメークする。

◆0-0の9回から2番手でマウンドに上がった阪神ハビー・ゲラ投手(28)が、痛恨の来日初失点を喫した。先頭に安打を許すと、2死二塁から広島田村に155キロ直球を捉えられ、中越えの適時三塁打を浴びた。外野は単打での二塁走者生還阻止を意識し、定位置より前の守備隊形。打球は中堅近本の頭上を越えていった。6試合目で初失点。負けも初めてついた。登板後は報道陣の問いかけに無言。悔しさを押し殺すように表情を変えず、クラブハウスへと姿を消した。左腕岩崎とのダブルストッパー構想のもと、1セーブ4ホールドと早くもブルペンに欠かせない存在になっている。頼みの男が崩れたが、この悔しさはマウンドで晴らすしかない。

◆阪神森下翔太外野手は3打数無安打に終わった。「6番右翼」で先発出場。昨季3試合で打率6割と好相性だった広島先発、大瀬良に屈した。2回の第1打席はカウント1-2から外角の142キロ変化球を空振り三振。4回は中飛、7回も右飛に倒れた。いずれも変化球での凡退。「また次、頑張ります。変化球が多かったので、その変化球をとらえられるように」と切り替えた。

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◆阪神梅野隆太郎捕手はゲラが痛恨の決勝打を浴びた場面を冷静に振り返った。9回2死二塁で6番田村への3球目。155キロ高めの直球をセンターオーバーされた。「それは配球というか作戦面。結果が出てしまっているけど、自分たちがハビー(ゲラ)とやることはシーズンを通して変わらない」。今後も助っ人右腕とのコミュニケーションを重視していく。

◆10日に連続試合完封負けを4で止めた広島が、若手の活躍と好守備で阪神に競り勝った。9回に田村の一打で勝ち越しに成功。守備でも秋山や久保、上本が好守備を見せた。借金1とし、4位に浮上した。新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。-田村が最後打った「あの場面で本当によく打ったと思います」-直球を負けずに打ち返した「もともと速い真っすぐに振り負けない力はある選手。ここ数試合、速いまっすぐに差し込まれていたので、今日試合前に室内でバッティングコーチと打ち込みして、それがよかったと思います。1打席目から内容もよかったのでね」-大瀬良がテンポのいい投球をした「大地本当にナイスピッチングだった。アツ(会沢)も本当にいいリードをした。今日はね、本当に田村もよく打ったけど、本当に守り勝った試合だと思います。バックも再三の好守で。(久保)修もそうだし、アキ(秋山)もね。すごいプレーで。みんなの力で守り勝ったいいゲーム」-0-0から勝ちきってチームも成長するのでは「接戦をモノにできるっていうのは、チームに力がついてくる。それだけしびれた展開で打席にも守備にも、マウンドにも上がってね。そういう展開で勝ち切れるっていうのは、チームが力をつけてくれると思います」-秋山の途中交代は打席でのファウルが当たった影響か「左側に、思ったより腫れてたから代えました」-あす以降は様子を見て。「様子を見て、また」-打線が本調子ではない中で、勝ち越せた。「やっぱりそこは、ピッチャー中心にバックもしっかり守ってくれているから、こういう展開に持ち込めているわけでね。あとは、先発ピッチャーに勝ち星を付けてあげられるように、頑張りたいと思います」

◆広島大瀬良大地投手が7回4安打無失点の好投で、チームを連勝に導いた。「野手に勇気づけてもらいながら、アツさん(会沢)もうまくリードしてくれましたし、みんなに支えられながら7回を投げられた」と好守連発だった野手陣に感謝。自身は阪神戦で21年から8試合勝ちなし(4連敗)となった。白星はつかなかったが「やっぱりチームが勝ってくれるのはすごくうれしい」と喜んだ。▽広島小園(9回先頭で右前打を放ち決勝点を呼ぶ)「あんまり調子自体は良くなかった。なんとか最後チームに貢献できるところだったので、いい場面がつくれたと思います」

◆広島の3人が堅守を発揮した。初回は左翼の秋山翔吾外野手が大山の大飛球を背走しながらジャンプしてキャッチ。7回は途中出場の中堅久保が佐藤輝の打球をフェンスにぶつかりながら好捕。1点リードの9回は、先頭中野の中堅前への打球に、上本が飛び込んでキャッチした。指揮官は「ピッチャー中心にバックもしっかり守ってくれているから、こういう展開に持ち込めている」とたたえた。▽広島久保(7回の中堅守備で好捕)「打った瞬間(打球が)後ろだというのは分かった。あとはフェンスとの距離をしっかり測っての中だったので、もう捕れると思っていきました。完璧だと思います」

◆広島久保修外野手(23)は4万人超がつめかけた聖地・甲子園で好守を披露し、大歓声を全身に浴びた。途中出場で中堅へ。7回無死、阪神先頭打者の5番佐藤輝の中堅右への大飛球をフェンスに激突しながら好捕した。「打った瞬間、後ろだと分かった。フェンスとの距離をしっかり測って、取れると思っていきました」。試合前には「目立たないといけないですね」と鼻息を荒くしていたが、宣言通りのスーパープレーで観客を沸かせた。22年ドラフト7位で入団。近畿学生野球連盟1部に所属する大阪観光大では初のNPBプレーヤーとなった。同じリーグでプロを目指していた後輩選手にも貪欲に走攻守で質問をぶつけるほど、探求心は強い。プロ1年目となった昨季は1軍出場がなかったが、今年は春季キャンプから現在まで1軍に生き残っている。石見智翠館(島根)3年夏は県大会決勝で敗れ、あと1歩で甲子園出場ならず。今カードは幼少期に観戦に訪れた聖地での公式戦初出場だった。「甲子園を目指して高校野球をやっていて、その夢はかなわなかった。人生で初めての甲子園でちょっと不思議な気持ちというか、今までフェンス越しで見ていたのが、自分がフィールドに立っていて、違った感覚でした」あこがれていた舞台で思う存分持ち味を発揮し、試合後は笑みがはじけた。遠投120メートルの強肩に50メートル5・9秒の快足を併せ持つ。課題は打撃面だ。「打たないとレギュラーとして試合には出られない。バッティングでアピールしたい」。次はバットで大観衆を沸かしたいところだ。【中島麗】

◆う~ん、ツキもあらへん...。阪神が今季3度目の完封負けで2連敗を喫し、勝率5割復帰と今季初の2カード連続勝ち越しを逃した。カープキラーでもある先発の西勇輝投手(33)が8回無失点と快投。だが打線は広島外野陣の再三の好守にも阻まれ、ホームが遠かった。岡田彰布監督(66)の球団監督歴代2位タイとなる484勝もお預け。今季ワーストタイの借金2を抱え、5位に転落した。今日12日からは首位中日との敵地3連戦。そろそろ本調子に戻ってや!0-0で迎えた6回2死三塁。4番大山はカウント1-2から低めの直球を余裕を持って見逃すも、判定はストライク。先制の好機を逃した主砲は、バットを地面についたままぼうぜんと立ち尽くした。「明日も準備して頑張ります」。言葉少なに球場を後にした。ノイジーを今季初めて3番に置いたが、この日はかみ合わなかった。初回1死二塁で空振り三振に倒れると、3回2死一、三塁で遊ゴロ。6回1死二塁の好機でも二ゴロに終わった。悔しさを押し殺すように、試合後の助っ人は問いかけに無言。平田ヘッドコーチは起用について「状態と、昨日森下が6番でいい仕事をしてくれたので。ノイジーが今、つなぎのバッティングをしてくれたりしていたので」と説明したが、あと1本が遠かった。今季初の0-1での完封負け。本拠地の甲子園で、この日は広島外野陣の球際のしぶとさにも苦しめられた。初回は2死二塁で大山の左翼への痛烈な大飛球を、秋山が後方にジャンプしながら好捕。7回は先頭の佐藤輝が放った中堅右への大飛球に対し、久保がフェンスに激突しながらボールをつかんだ。最後の反撃を見せたかった9回には、先頭中野が放った中堅への打球を上本がダイビングキャッチ。ライバルの再三の好プレーにも阻まれた。勝率5割復帰を逃し、今季初の2カード連続勝ち越しもならなかった。岡田監督の球団監督歴代2位タイとなる484勝も2戦連続でお預けだ。今季ワーストタイの借金2を抱える5位で、今日12日から挑むのは首位中日との3連戦(バンテリンドーム)。5連勝中の相手だが、勝てば勢いを奪えるはず。1日も早く打線が本来の力を取り戻し、敵地で指揮官の記録を祝いたい。【磯綾乃】

◆阪神近本光司外野手(29)の必死の背走はあと1歩及ばなかった。0-0の9回表、2死二塁。走者の生還を防ぐため前進守備を敷いた中、広島田村の中堅への打球が近本の頭上を越えた。決勝の適時三塁打を許し「やることをやって、(センター)オーバーはしょうがない」。打撃では2安打。6日ヤクルト戦(神宮)から5試合連続で安打を放っており、1番打者の役割を果たした。

◆広島秋山翔吾外野手(35)が、11日の阪神-広島3回戦(甲子園)で6回の守備から途中交代した。6回の攻撃でスイングした際、バウンドした自打球が左目付近を直撃。トレーナーが駆けつけた後、プレーを続行し三振。直後の守備から久保と交代した。秋山は「一応冷やしましたけど、明日問題なければいいですけど」と説明。「恥ずかしいですよ。自打球で交代なんて。自分が悪いですもん」と話した。12日の出場は当日の状態を見て決める。

◆阪神西勇輝投手(33)が8回5安打無失点の熱投で、広島大瀬良を相手に1歩も引かない投手戦を演出した。序盤から球数を重ねながらも丁寧に投球。7回を終えて球数はすでに106球に到達していたが、8回も続投した。代打田中を遊直、野間を遊ゴロ、菊池を中飛に打ち取り3者凡退。今季最多120球を投げきり、無四球6奪三振と圧倒した。「長いイニングを投げるのは大事なことですし。昨日は中継ぎの方がたくさん投げたので。1人でも多く、と思って投げました」前日10日広島戦では先発伊藤将が2回6失点KOされ、中継ぎで残りの7イニングをリレーしていた。援護に恵まれず24年初白星はお預けとなったが、ブルペンを休ませる快投だった。昨季まで広島戦は通算15勝。対セ・リーグ球団では断トツの成績を記録していた。それでも前日10日には広島打線の走力や細かな作戦を警戒。言葉通り、先頭打者を出しても間合いを変えるなど注意深く投球した。「作戦面を絡めてくるというところで、ケアしながらと思いながら投げました。ランナーが出てからもリズムよくいけたので良かったです」。今季もカープキラーぶりは健在だ。前回4日のDeNA戦では6回途中8安打3失点で降板。2戦連続でバッテリーを組んだ捕手梅野とともに、修正を果たした。「自分の中でいろいろ考えることがしっかりできた。(次に向けても)大丈夫かなという感じですね」プロ16年目のチーム最年長右腕。盤石な投球で、今季もローテーションを守る。【波部俊之介】

◆レゲエグループ「湘南乃風」メンバーで、阪神ファンの若旦那こと新羅慎二(48)が甲子園を訪れ、阪神-広島3回戦を観戦した。「GUNDAN OF TIGER(タイガー軍団)」と背中に書かれたオリジナルの阪神ユニホームを着て熱烈応援。「いつか甲子園でライブしたい。実現させたい夢です」と目を輝かせた。試合前には親交のある大山悠輔内野手(29)を激励。「頑張ってください。ライブにも来てください」とエールを送り、主砲を笑顔にした。昨年デビュー20周年を迎えた湘南乃風は、今年8月24日に大阪・万博記念公園で「関西最大級の野外ワンマンライブ 風祭り2024」を行う。

◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】阪神戦のファーストピッチセレモニーにモデルで女優の中条あやみが登場!「気合い入りすぎてパニック」と右投げなのに右足をあげてしまい投球ストップ。仕切り直しの4度目で見事なノーバウンド投球をみせ球場を盛り上げました!

◆広島3年目の若武者・田村俊介外野手(20)が、熱戦にケリをつけた。0-0の9回2死二塁で、阪神ゲラの155キロの直球をはじき返した。打球は背走する中堅近本の頭上を越えた。三塁まで激走すると、拳を突き上げた。プロ入り初の決勝打は、思い出の地・甲子園で刻んだ。打席に入る前は、前打者の代打松山から直球の見え方を聞いた。「前の打席で僕が凡退してなかなか点が入らなかった。ピッチャーが抑える中で援護できなかったので、それがずっと悔しかった。最後、回してもらって決めれてよかった」。前日10日に4試合連続完封負けのトンネルから脱出し、チームは勢いに乗った。侍ジャパンにも選ばれた20歳の一打でカード勝ち越しに成功。4位に浮上した。前日は8番だったが、この日は6番起用。新井監督は「もともと速い真っすぐに振り負けない力はある」と評価。ここ数試合、直球の対応に苦戦し試合前には室内でコーチと打ち込んだ。指揮官は「あの場面で本当によく打ったと思います」とたたえ、外野の好守備も挙げ「みんなの力で守り勝ったいいゲーム」と喜んだ。愛工大名電3年時には、コロナ禍の中で甲子園に出場。「(当時は)スタンドにお客さんがいなかったので、圧がすごい」といいながら、4万人超の観客の前で試合を決めた。入団時、自腹で購入したデータ分析機器のラプソードを母校に寄贈した後輩思いの男。オフは母校で自主トレし、今春センバツ出場した後輩たちと汗を流した。この日聖地で活躍した姿を画面越しに後輩へも届けた。「明日からもしっかりつなげていけるように」。特別な1勝にした。【中島麗】

◆阪神は森下翔太外野手(23)が「6番・右翼」で先発する。10日の同戦から6番に降格も、今季3号ソロを放つなど2打数2安打1打点と意地を見せた。相手先発の大瀬良とは昨季の対戦打率・600(5打数3安打)、6打点、2本塁打と好相性。甲子園でもホームランを放っている。この試合に勝てば岡田彰布監督(66)は、吉田義男氏と並んで球団歴代2位の監督通算勝利数(484勝)となる。空砲に終わった10日の借りを返し、勝利のアーチを架ける。

◆阪神・岡田彰布監督(66)が11日、アレを手に広島戦の試合前練習を見守った。安藤、久保田両投手コーチと言葉を交わしながら選手の動きをチェックする指揮官が手にしていたのは、「龍角散ののどすっきり飴」だった。岡田監督といえば、昨年、ベンチ内でパインアメをなめる姿が話題になり、テレビ番組内で試合中に7、8粒も食すほどの愛好家であることを明かした。これを受けて、シーズン中に製造元のパイン株式会社(大阪市)が1000粒を差し入れ。優勝グッズでは球団とのコラボで『パインアレ』が登場した。甲子園球場近くの店舗ではパインアメのコーナーができたほど、影響力がある岡田監督の〝相棒〟。阪神監督として歴代2位タイの484勝を挙げれば、12日は「龍角散ののどすっきり飴」が品薄になるかも!?

◆阪神が一回の先制機を逃した。先頭の近本が左翼線へ二塁打を放って無死二塁の好機。しかし、2番・中野が力ない左飛に倒れると、3番に座ったノイジーが空振り三振。4番の大山は捉えた打球も左翼・秋山が背走して好捕し、無得点に終わった。秋山は10日の同戦でも前川の打球を左翼フェンスに激突しながらキャッチ。広島のベテランに2夜連続でチャンスをつぶされ、虎党から大きなため息が漏れた。

◆阪神の先発・西勇輝投手(33)が不運にもめげず、ピンチをしのいだ。0-0の四回。先頭・小園の打球は遊撃後方にポトリと落ちるヒット。遊撃・木浪が懸命に追いかけたが、ボールが転々とする間に小園は二塁に到達した。続く4番・堂林の4球目、右翼にフラフラと上がった打球はライン際にポトリ。判定はファウル。安堵の息が漏れた甲子園だが、広島・新井監督がリプレー検証を要求した。長い審議を経て、判定は変わらずファウル。堂林を空振り三振に斬った西勇は、続く秋山を二ゴロで2死三塁。田村を遊飛に打ち取って、スコアボードにゼロを刻んだ。

◆阪神がまた好機を逃した。0-0の六回、1死から中野が右越えの二塁打を放って一気に得点圏に進んだ。しかし、ノイジーは二ゴロ。助っ人砲は一回の第1打席、三回の第2打席、そしてこの第3打席とすべて得点圏に走者を置いて打席に立つも、凡退に倒れて好機を生かせない。2死三塁として4番・大山が打席へ。しかし、大瀬良の149キロ直球に見逃し三振。大山も一回の好機で左飛に倒れるなど、3、4番にあと一本が出ず、重苦しい展開が続いている。

◆広島外野陣のファインプレーに虎党も惜しみない拍手を送った。0-0の七回。先頭・佐藤輝の打球は右中間方向へ。六回の守備から途中出場した広島の中堅・久保がフェンスに激突しながらも白球をつかみ取った。一度はため息に包まれた甲子園球場だったが、すぐに阪神ファンも大きな拍手。西勇、大瀬良が繰り広げる白熱の投手戦をバックがもり立てている。

◆先発した阪神・西勇輝投手(33)は8回5安打無失点で降板した。一回は内野ゴロ3つで三者凡退。二回も打者3人で抑え、完璧な立ち上がりを見せる。三、四回はいずれも得点圏に走者を進めたがホームは踏ませない。スコアボードにゼロを並べ続け、七、八回も三者凡退と気持ちのこもった投球で広島打線を抑えた。相手先発・大瀬良と白熱の投手戦を繰り広げ、八回の打席で代打を送られて降板。120球の力投に虎党から惜しみない拍手が送られた。

◆マウンドで緊迫した投手戦を楽しんでいるかのように笑顔を見せる余裕もあった。今季初めての甲子園。阪神・西勇輝投手(33)が、持ち前の緩急自在の投球と抜群の制球力で、鯉打線に的を絞らせなかった。「自分の勝ち星はどうでもいい。それよりも先発でゲームをどう作っていくか。どう(リードした展開で)終盤に持っていけるか。そこが大事かなと思います」登板前にこう語っていた。10日は伊藤将が2回6失点で降板。先発の役目を果たせず、チームは再び借金生活となった。8月1日に100周年を迎える甲子園の今季開幕カード。1勝1敗で迎えた第3戦を白星で飾って勝率5割に復帰し、首位を走る中日3連戦へ弾みをつけたい。そのためにも右腕の頑張りが不可欠だった。「昨年よりもボールはいいですよ」言葉通りの投球だった。二回まで三者凡退スタート。前半の山は四回だった。先頭の小園の遊撃後方への捕球がポトリと落ちて、打者走者は二塁へ。ここから西勇の真骨頂だ。堂林を空振り三振に仕留めると、秋山はチェンジアップで二ゴロに。2死三塁からは田村をスライダーで遊飛に打ち取ると、大きな拍手を受けた。「もうあと何年できるか分からない。楽しむことも忘れないようにしないとね」チーム最年長33歳右腕の今季初登板だった4日のDeNA戦(京セラ)は五回まで無失点だったが、六回に3連打と死球が絡んで3失点。プロ16年目は黒星スタートとなった。この日は違った。0-0で迎えた六回は2死から堂林に右前打を許すも無失点で乗り越えた。100球を超えた七回も三者凡退に抑えた。8回5安打無失点。120球の熱投だった。(三木建次)

◆阪神は接戦を落とし、広島に連敗を喫した。先発した西勇は8回120球で無失点の力投を見せるも、打線が広島先発・大瀬良を攻略できず。一回の無死二塁、三回の1死一、二塁、六回の1死二塁を生かせず無得点に終わった。九回に2番手として登板したゲラが2死二塁から田村に中越えの適時三塁打を浴び、来日初失点が決勝点。2カード連続の勝ち越しはならず、虎はこれで5勝7敗で2つの借金を抱えることになった。岡田監督の阪神の監督として歴代2位となる484勝目は持ち越しとなった。

◆阪神は広島に0-1で敗れて2連敗。今季最多タイの借金「2」となった。先発の西勇輝投手(33)が8回無失点と好投したが、九回に2番手のハビー・ゲラ投手(28)が広島・田村俊介外野手(20)の中越え適時三塁打を浴びた。打線もクリーンアップに快音がなく、4安打と援護できなかった。一回裏 先頭の近本が左翼線への二塁打で出塁。2死後、大山が鋭い打球を放ったが、背走した左翼の秋山にジャンプしながら好捕されて無得点だった。四回表 先頭の小園が左翼への二塁打で出塁。続く堂林の飛球が右翼線際に落ち、ファウルの判定も、新井監督がリクエスト。リプレー検証の結果、判定は変わらず、堂林は空振り三振に倒れた。後続も抑えられて無得点。六回裏 1死から中野が右越え二塁打で出塁。ノイジーの二ゴロで2死三塁としたが、大山が見逃し三振に倒れた。虎の4番は7打席連続凡退。8回2失点の西勇「イニングを投げられたこともですが、四球も無く投球の内容もよかったと思います。野手の守備、梅野のリードにも助けてもらい、守りでいいリズムを作ることができたと思うので。次の登板も頑張ります」九回表 2番手でゲラが登板。先頭の小園が右前打を放ち、犠打で1死二塁とした。代打・松山は空振り三振。田村が中越え三塁打を放ち、1点を先制した。九回裏 栗林が三者凡退に抑えてゲームセット。

◆広島は九回に田村俊介外野手の適時三塁打で均衡を破り、無失点と継投が決まり連勝を飾った。先発の大瀬良大地投手は制球が良く7回を4安打に抑えた。2番手の島内が2勝目を挙げ、栗林が3セーブ目。阪神の西勇は8回無失点と好投したが、打線が援護できなかった。

◆ため息が何度も甲子園を包んだ。1勝1敗で迎えた第3戦。2カード連続勝ち越しを狙う虎の前に立ちはだかったのは、広島の先発・大瀬良。昨季は3度対戦して一度も白星を渡さなかった。近本は対戦打率・714。森下も・600、2本塁打と苦手とした投手ではなかったが、この日は苦戦を強いられた。チャンスはすぐにやってきた。一回、先頭の近本が左翼線に5試合連続安打となる二塁打を放って無死二塁とチャンスを作る。しかし中野が左飛に倒れると、この日、今季初めて3番に座ったノイジーが空振り三振。大山はとらえたあたりを放ったものの、打球は背走した左翼手・秋山グラブに収まり先制とはならなかった。三回にはキナチカコンビがチャンスメーク。先頭の木浪が右前打で出塁すると、近本もこの日2本目の安打を右前に弾ませる。1死一、二塁と好機を作るも、またも中野、ノイジーが一打を出せなかった。六回には3度目のチャンス。この日ノーヒットだった中野が右翼手の頭を越える二塁打を放って得点圏を作るも、ノイジーは二ゴロ。大山は見逃しでセ・リーグワーストの17個目の三振を喫して試合は動かず。観衆4万2679人とこの日も多くの虎党が足を運んだが、度重なるチャンスでの凡退にため息がこだました。100周年を迎える甲子園の開幕カードで1勝2敗と負け越し、5勝7敗で借金は今季最多に並ぶ「2」となった。阪神の監督として吉田義男氏と並ぶ歴代2位となる、岡田監督の虎484勝目はお預けになった。(中屋友那)

◆阪神は0-1で広島に敗れて2連敗。8回無失点と好投した西勇輝を援護できなかった。九回、空振り三振を喫する阪神・大山悠輔=甲子園球場(撮影・渡辺大樹)

◆阪神で1994年に新人王に輝き、米大リーグのアスレチックス、ジャイアンツ、楽天と渡り歩き、日米通算91勝をマークしたサンケイスポーツ専属評論家の藪恵壹氏(55)が一回1死二塁など、3度の好機で凡退した阪神シェルドン・ノイジー外野手(29)に言及。「3番」の適任者は森下翔太外野手(23)だと力説した。大瀬良の投球は良かったが、ゼロ封リレーされるほどの内容ではなかった。一番の疑問は「3番・ノイジー」に尽きる。調子がよければ納得するが、内容はひどかった。全くタイミングが合っていない。六回1死二塁での二ゴロは、ビリヤードのような打球だった。大瀬良は新たにチェンジアップを習得。カットボールだけではなく、要所でチェンジアップを投げていた。ノイジーが最も苦手にしそうなタイプの投球パターン。なぜ、ノイジーだったのか。大山も悪い。内情は分からないが、下半身が効いた打撃ができていない。昨年のように粘って四球を選ぶような打撃ができればいいのだが、それもできていない。今の阪神のポイントゲッターは森下しかいない。はっきりしている。1番の近本も調子は悪くなく、出塁している。この2人の打順を近づけるしか、点は取れない。必然的に森下は3番でいいのではないか。前川もスタメン起用してほしかった。八回に代打で登場して二ゴロに倒れたが、島内は他球団なら守護神クラスの投手。仕方がない。大瀬良も前川ならもっと警戒したはず。作戦面では、一回無死二塁で左飛に終わった中野の打席。送りバントとは言わないが、進塁打に徹してもらいたかった。10日の試合で広島が一回、菊池の進塁打が効果的で1点を先制し、連続イニング無得点にもピリオドを打った。そして、二回に猛攻。先制点の意味はそれほど大きい。無死からの打席では中野にも、そういう野球を求めたい。田村に打たれたのも反省点だ。若い選手は乗せてはいけない。研究が必要だ。大瀬良を再び苦手にしそうな負け方をして、さらに田村も...。動いて相手にプレッシャーをかける岡田野球が影を潜めているのも気になる。相手バッテリーは全くプレッシャーを受けていなかった。12日からの相手は絶好調の中日。接戦をどう勝ち切るか。投手陣は頑張っている。打線の奮起を期待したい。?...阪神は今季3度目の零封負け。シーズンでの球団ワーストは2022年の25度。打順は12試合で10通り目。昨季は12球団最少の69通?...阪神のクリーンアップ無安打は今季2度目。開幕戦は森下、大山、佐藤輝だった

◆2試合連続で「6番・右翼」での出場だった阪神・森下翔太外野手(23)は3打数無安打だった。「ピッチャーがテンポよく投げてくれるので、野手陣が(点を)取れればもっとよかった。ヒットが出ていないので、また次切り替えて頑張りたい」。大瀬良とは昨季打率・600、本塁打2本と好相性だったが...。「変化球が多かった。次も多くなるかなと思うので、その変化球をしっかり捉えたい」とやり返すことを約束した。

◆阪神・佐藤輝明内野手(25)は七回先頭の第3打席で右中間へ大飛球。途中出場した中堅手・久保がフェンスに激突しながら好捕するファンプレーに阻まれ「あれはナイスプレーだったと思います」と脱帽した。3打数無安打で3試合ぶりにノーヒット。12日からの中日戦に向けて「特に変わらず、いつも通りやるだけです。(点を)とれるように頑張ります」と力を込めた。

◆阪神・中野拓夢内野手(27)は一回無死二塁の好機で左飛に終わったことを悔やんだ。「結果論ですが、自分が走者を進める打撃が初回にできていたら、もう少し楽な展開になったかなと思う」。それでも、六回は右越えの二塁打でチャンスメーク。1番・近本と塁上をにぎわし「自分のやるべきことは変わらない。しっかりとクリーンアップにいい形でつなげることを意識してやりたい」と前を向いた。

◆阪神・近本光司外野手(29)は一回先頭で左翼線への二塁打を放ち5試合連続安打。「(左翼線は)イメージはしてなかった。あっ、飛んだって感じ」と振り返った。三回にも右前打を放って4月4度目となるマルチ安打を記録した。前進守備を敷いた頭を越えて決勝点となった田村の打球には懸命に背走するもわずかに届かず。「やることをやって、オーバーはしようがない」と割り切って次の試合を見据えた。

◆阪神は広島に0-1で敗れ、5位に転落した。今季初勝利を目指した西勇輝投手(33)は8回5安打無失点。今季の虎投最多の120球の熱投も、九回にゲラが田村に決勝打を許し、勝利につながらなかった。誰か援護してやれよ-。〝虎〟立無援だった。100球を超えても西勇はマウンドに立った。味方が点を取れなければゼロで抑えるしかない。チーム最年長33歳の気概を感じる120球だった。「長いイニングを投げることは大事なことですし、昨日(10日)は中継ぎの方がたくさん投げたので、一人でも多く、と思って投げていました」前夜は伊藤将が2回6失点と炎上。漆原、浜地、島本、岡留とブルペン陣が4人も出動した。6連戦中でもあり、先発としての役割が問われる一戦。持ち味である制球力と球の切れを武器に二回まで三者凡退。四回無死二塁のピンチも4番・堂林を空振り三振に仕留め、秋山、田村も片付ける。満員のスタンドから大きな拍手を受けた。

◆九回にゲラをリードした阪神・梅野隆太郎捕手(32)は反省した。2死二塁、田村との対戦はカウント1―1で高めの直球を要求したが、結果は中越えの決勝三塁打。現実を受け止めながら「自分たちがハビー(ゲラ)とやることはシーズンを通して変わらない。しっかりやっていきたい」と前を向いた。8回零封だった西勇については「テンポよく、大事なところでは頭を使いながら(投げていた)。結果としてこれ以上ないことができた」とうなずいた。

◆阪神のハビー・ゲラ投手(28)は0―0の九回、来日6試合目の登板で初失点、初黒星を喫した。先頭の小園に右前に運ばれ、犠打で1死二塁を背負う。昨季阪神戦打率・400の代打・松山は粘り勝ちで空振り三振に仕留めたが、外野が前進守備を敷いた中で田村には高めの155キロ直球を捉えられた。中越え適時三塁打を献上し、試合後は報道陣の問いかけには無言だった。

◆開場100周年の装飾でにぎわう甲子園開幕カードを負け越した。4万2529人を詰め込んだマンモスがため息で充満する。阪神・岡田彰布監督(66)が今季初めて3番で起用したノイジーは六回1死二塁で二ゴロに倒れるなど4打数無安打。クリーンアップが11タコでは勝てない。コメントを残さなかった指揮官に代わり、平田ヘッドコーチはノイジーの起用法について「状態と、昨日(10日)、森下が6番でいい仕事をしてくれたので。ノイジーが今、つなぎのバッティングをしてくれたりしていたので」と説明。前夜に森下は一発を含む全4打席で出塁していたが...。ノイジーは質問に応じずにクラブハウスに引き揚げた。チーム打率・218だけではなく、89三振もリーグワースト。10本塁打はトップだが、粘りがなければ春は訪れない。(新里公章)

◆『開花過ぎ まだ散らせぬと 西さくら』チーム最年長の西勇が8回を120球で無失点の熱投を見せたのに打線が見殺し...。思わずその西勇の孤独なマウンドに、ヘタな一句を詠んじまったじゃねーか!! 西勇よ、この悔しさは必ず阪神打線が何倍にもしてくれるから、耐えてくれー!!九回2死二塁から決勝の適時三塁打を浴びたゲラだけど、俺はあえて問う「何でストレートなんや梅野!?」。ゲラはカット系の変化球を最も得意としているのだ! その前の打者、阪神キラーの代打・松山に対しては高めのストレートを釣り球にして、低めの変化球で仕留めたのに...。何で?田村から1球目のカット系で全く当たる気配もない空振りを取りながら、3球目にストレートを要求して痛打を浴びたんや!? 田村は実績もほとんどないのに井端ジャパンに選ばれたのだ! ちゅ~うことはストレートにめちゃ強いとしか考えられんやろ!?ま、梅野を責める前に、一向に上がってこない猛虎打線がどーにかならんことには、アレンパは遠のくでェ!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
中日
731 0.700
(-)
-
(-)
13231
(-)
22
(-)
5
(-)
1
(-)
0.236
(-)
1.850
(-)
2
(-)
DeNA
650 0.545
(-)
1.5
(-)
13231
(-)
36
(-)
3
(-)
5
(-)
0.237
(-)
2.780
(-)
2
(1↑)
巨人
650 0.545
(↑0.045)
1.5
(↑0.5)
13232
(+5)
23
(-)
5
(-)
4
(+1)
0.251
(↑0.005)
1.820
(↑0.18)
4
(1↑)
広島
560 0.455
(↑0.055)
2.5
(↑0.5)
13224
(+1)
24
(-)
1
(-)
4
(-)
0.227
(↓0.001)
2.160
(↑0.22)
5
(1↓)
阪神
570 0.417
(↓0.038)
3
(↓0.5)
13130
(-)
38
(+1)
10
(-)
4
(-)
0.218
(↓0.008)
2.630
(↑0.15)
6
(-)
ヤクルト
361 0.333
(↓0.042)
3.5
(↓0.5)
13330
(-)
35
(+5)
3
(-)
6
(-)
0.235
(↓0.009)
3.230
(↓0.19)