1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 8 | 0 | 0 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 2 | 1 |
勝利投手:山﨑 福也(1勝1敗0S) (セーブ:田中 正義(0勝0敗3S)) 敗戦投手:有原 航平(1勝1敗0S) 本塁打 |
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◆日本ハムは初回、万波の適時打で先制に成功する。その後も水野の適時打や伏見の犠飛などで加点し、リードを広げた。投げては、先発・山崎福也が7回途中2失点の好投で今季初勝利。敗れたソフトバンクは、打線が相手を上回る10安打を放つも、つながりを欠いた。
◆ソフトバンク柳田悠岐が得意の日本ハム山崎福也と今季初対戦。両者の通算対戦成績は42打数21安打、6本塁打、16打点の打率5割。対戦投手別の本塁打数は涌井(8本)有原(7本)に次いで3番目に多く、40打席以上対戦した投手の中では最高打率をマーク。特に最近2年は18打数12安打の猛打で、長打率は12割7分8厘と10割を超えている。今季も好相性の山崎から安打を打ちまくるか。
◆昨年12月に開催された現役ドラフトでソフトバンクから加入した日本ハム水谷瞬外野手(23)が、プロ入り後初めて1軍に昇格し、チームに合流した。古巣との対戦でチャンスをゲットし「プロの世界に入るきっかけをもらった球団でもあるので他の球団で上げてもらうよりちょっと違った感覚はあります。懐かしさも感じましたし、あらためて移籍してきたっていう実感がわいてきたかなと」。イースタン・リーグ13試合出場で打率2割8分6厘、4本塁打と12打点はリーグトップの成績をマークし、アピール。出場すれば、ソフトバンク時代も含め、6年目での1軍デビューとなる。
◆熊本県のPRキャラクター「くまモン」が始球式を行った。年に1度の熊本開催で気合十分。大きな着ぐるみが投球モーションに入ったかと思えば、ボールを持ったまま走り出し、キャッチャーにトス。スタンドからも笑いが起こった。
◆日本ハム打線が1回の猛攻で、先発の山崎福也投手(31)を援護した。プレーボール直後から攻め込んだ。トップバッターに起用された郡司が、ソフトバンク先発有原の初球、150キロ直球を右二塁打にすると、続く松本は2球で追い込まれるも粘って7球目を右前に運び好機を拡大。3番万波の左前適時打であっさりと1点を先制した。勢いは止まらなかった。1死満塁で6番レイエスがフルカウントから押し出しの四球を選び、7番水野も右前適時打で続いた。さらに8番伏見も犠飛を放ち、打者9人を送り一気に4点を先行した。7日の西武戦(エスコン)で喫した1-11の大敗から一転、目の覚めるような先制劇。初の熊本のマウンドに立つ山崎に大きな援護をもたらした。
◆日本ハム山崎福也投手(31)が、粘りに粘って移籍後初勝利の権利を持って降板した。1回に打線から4点の援護を受けてマウンドに上がった。1回は2死二、三塁、2回は2死一、三塁を無失点にしのぐ我慢のピッチング。ボール先行の投球で序盤からピンチを招いた。3回にはソフトバンク近藤に2ランを被弾。建山投手コーチも「もっと大胆に攻めて、自分に有利なカウントで進めていってもらいたい」とコメントしていた。2点リードの5回は先頭の今宮の左飛を左翼手スティーブンソンが、照明が目に入った影響で後逸(記録は二塁打)。続く周東に3安打目となる右前打を浴び、柳田には死球。無死満塁の絶体絶命のピンチを背負った。ここからが真骨頂だった。4番山川を内角低めのスライダーで三塁線に引っかけさせた。郡司が捕球。三塁ベースを踏んでホームへ送球し、三走今宮がタッチアウトで併殺に仕留めた。2死一、二塁となり、本塁打を浴びた近藤を、2ストライクから低めの129キロフォークで左飛に打ち取った。勝負どころで低めを打たせて取り、勝利投手の権利を手にした。ピンチを脱した山崎は左拳を握ってほえた。6回も先頭のウォーカーに左前打で出塁を許すも、栗原を低めのカットボールで二併殺に打ち取った。山崎は7回に先頭の牧原大に出塁を許し降板。初の熊本のマウンドで、6回0/3回を106球、9安打2四死球2失点の粘投だった。昨季21回1/3を投げ、被打率がパ・リーグ5球団で最も低い1割7分6厘のソフトバンク戦で、移籍後初白星の権利をつかんだ。
◆日本ハムが初回の大量得点を守り切り、連敗を止めた。先発した山崎福也投手(31)が移籍後初勝利を挙げた。1回表、かつてのエースで初対決となったソフトバンク有原に猛攻を仕掛けた。1番に起用された郡司が初球の150キロ直球を右越え二塁打で出塁。その後、万波の適時打で先制した。勢いは止まらず、レイエスが押し出しを選び、水野の適時打と伏見の犠飛で4点を先制した。山崎は立ち上がりからピンチを背負い続けるも、6回0/3回を106球、9安打2四死球2失点の粘投だった。2点リードの5回には無死満塁となるも、山川を三併殺打、近藤を左飛で切り抜けた。リリーフ陣もリードを守り切り、山崎に移籍後初白星をプレゼントした。チームは6、7日と本拠地で西武に連敗を喫するも、鮮やかな先制パンチで勝利を飾った。
◆ソフトバンク先発有原航平投手(31)が初回の大量失点を悔やんだ。先頭郡司に初球を二塁打されると長短4安打などで4失点。「初回の4点でチームの流れを悪くしてしまったと思います。苦しい展開にしてしまって、チームに迷惑をかけてしまった」。2回以降は粘りの投球で7回まで無失点投球。メジャーから移籍2年目で古巣日本ハムとの初対決も黒星を喫し、悔しさをにじませた。
◆ソフトバンク周東佑京内野手(28)が4打数3安打と気を吐いた。「2番中堅」で先発出場。1回無死一塁の中前打を皮切りに、3回は先頭で左前打を放った。5回には無死二塁で右前打と、この日3本目で今季初の猛打賞だ。2-4の7回無死一、二塁ではきっちり犠打を成功。初球を三塁線へ転がした。小久保監督は「ナイスバントでね。強引にならずに、今の形を続けてほしいですね」と目を細めた。
◆ソフトバンク近藤健介外野手(31)の4試合ぶり1発も空砲に終わった。4点差の3回2死三塁。山崎の直球をバックスクリーン左へ運ぶ2号2ラン。「とにかく自分のスイングをすることだけを考えました」。昨年は9打数無安打と抑え込まれていた苦手左腕からのアーチ。納得の一打も白星にはつながらず試合後に笑顔はなかった。
◆日本ハム万波中正外野手(24)がチームを勢いづける先制打を放った。1回無死一、三塁、ソフトバンク先発有原に対し、カウント2-2から外角のフォークを泳ぎながら左前に運んだ。自身の先制適時打を皮切りにチームは1回に一挙4点を奪い、主導権を握った。4月3日楽天戦(エスコン)以来の打点に「先に点を取ることができて良かったです」と貴重な一打を振り返った。
◆山川よ、乗り越えろ。ソフトバンクが今季初の連敗を喫した。日本ハムを上回る10安打を放ちながら、得点は近藤の2ランのみ。西武からFA加入した山川穂高内野手(32)は、4打席全て得点圏に走者を置いての場面だったが、快音は生まれなかった。現役時代にホークスや巨人で何度も4番に座ってきた小久保裕紀監督(52)は「4番はどうしてもそうなる。自分で切り抜けるしかない」と悩める主砲の背中を押した。山川が首を傾げたのは5回だった。2-4で無死満塁の絶好機。熊本に集まったタカ党の声援は一段と大きくなった。しかし日本ハム山崎の低めスライダーを引っかけ、痛恨の併殺打。2死一、二塁としぼみ、後続も倒れた。山川は冷静に振り返った。「打っている球は自分でもいけると思って振っているので。そこに関しては間違いではない」。誤算なのは「自分が思っているよりも力が入っている」こと。「リラックスしていこうって、ただそれだけの問題でもないので。技術的にも心のコントロールすることも含め、明日また練習していくしかない」。西武時代は18、19年に山賊打線の4番としてリーグ2連覇に貢献した。ソフトバンク移籍後も開幕10試合で4番を任されている。過去に3度の本塁打王、1度の打点王、通算219本塁打。経験値が山川を後押しする。「打てなかったのことの方がやっぱり多いので。それもずっと乗り越えてきました。なかなか切り開けなかったり、いろんなことは経験してます。そこでも後手に回らずにやっていくことが、今までの経験上は良かったので」。首位はキープしたが、熊本での連勝は4で止まった。山川の打率は1割5分8厘。「ちょっと苦しいですけど」と心境を明かしつつ「しっかり越えていきたい」。一喜一憂はせず、ホークスの4番は前を向き続ける。【只松憲】
◆ソフトバンクは今季初の連敗を喫した。4番山川は全4打席で得点圏に走者を置いてのチャンスだったが凡退。2点を5回は無死満塁の絶好機で痛恨の三ゴロ併殺に倒れた。打率1割5分8厘と苦しむ主砲は「ちょっと苦しいですけど、そこはしっかり越えていきたい」と必死に前を向いた。小久保監督も「4番はどうしてもそうなる。自分で切り抜けるしかない」と背中を押した。-先発の有原は初回の4失点が響いた小久保監督 そうね。でも、その後は悪いなりによく粘ってゲームは作った。-打線はチャンスを作ったが2得点のみ小久保監督 クリーンアップの前にいかにランナーをためるかっていうのが、今のオーダーの形なんでね。(4打席で凡退した山川については)4番はどうしてもそうなる。自分で切り抜けるしかない。-近藤に1発が出たが小久保監督 やっぱり(点を)取れるときに何とか取れないと苦しくなりますよね。-山川は信頼して4番で使う小久保監督 まだ(カードが)一回りしてないんでね。そんなん。まだ一回りしてないんで。-8回は栗原と甲斐に代打を送った。栗原は第3捕手だが、第4捕手は小久保監督 仲田。(経験は)中学の時にあるらしい。去年2軍戦の時も最悪いくぞって言ってたので。
◆日本ハム先発の山崎福也(31)が、オリックスからの移籍後初勝利を飾った。初回1死二、三塁、2回には2死一、三塁、5回無死満塁と度重なるピンチを無失点に抑え、6回0/3を9安打、3回の近藤の2ランによる2失点の粘投。新天地1勝目に「ほっとしています。どんな感じで勝てるのかなっていう不安もありましたし」と振り返った。動じなかった。初回に一挙4点の援護を受けると、その裏無死一、二塁で柳田を一ゴロ、山川を遊飛、5番近藤を遊ゴロと要所を締めた。「やばいなあと思いました。後は(捕手の伏見)寅威さん信じて投げるだけだったので。本当に感謝です」とオリックス時代から続く"さちとら"コンビでの勝利を喜んだ。2人の絆が、力になった。昨季9打数6安打(2本塁打)3打点と打ち込まれた柳田を無安打に封じた。試合前から女房役の伏見と2人で入念に相談し、対策した。伏見は「柳田さんは相性が激悪だった。唯一打たれていない球とか探して」。新加入山川も3打数無安打に抑え「1発あるところで抑える。粘って粘って。福也らしいピッチングでした」とたたえた。高校、大学と競ってきた同学年のライバルで、7年前の前回対戦で敗れた有原に雪辱。「学生時代から戦ってきた相手だったので何とか勝てて本当にうれしい」。ウイニングボールは「あまりそういうの(思い入れ)なくて(笑い)」と、スタンドに投げ入れた。後ろは振り向かない。気持ちはもう、次の1勝を見据えている。【永野高輔】
◆日本ハム水野達稀内野手が追加点の適時打。2-0の1回1死満塁でソフトバンク有原から、この回3点目となる右前適時打を放った。「満塁のチャンスだったので、なんとか(山崎)福也さんに援護点をあげたいと思って打席に入りました」。チームは2点のリードを守り切り勝利。終わってみれば、先発山崎の移籍後、初白星に大きく貢献する一打になった。
◆新庄監督が編み出した「いきなり郡司」が大的中だ。日本ハム新庄剛志監督(52)が、今季初めて郡司裕也捕手(26)を1番でスタメン起用。その郡司が1回、ソフトバンクで今季、開幕投手を務めた有原航平投手(31)の初球を捉え、いきなり右越え二塁打で出塁し、1回では今季最多となる一挙4点の猛攻につなげた。チームは3試合ぶりの白星で、再び貯金1に。首位に0・5差と迫った。九州・熊本での一戦は、熊本名菓「いきなり団子」ならぬ、新庄流、初回初球「いきなり二塁打」で始まった。今季、初めて1番で先発出場した郡司が、ソフトバンク有原の初球、150キロストレートを思い切って振り抜いた。「今日は特攻隊長として行こうと思いました」と郡司。続く松本剛の右前打で無死一、三塁とチャンスを広げ、万波の左前打であっさり先制するなど、電光石火の攻撃で、この回、有原から一気に4点を奪った。用兵がピタリ的中した新庄監督は「初球ガツーンと。ああいう思いっきりの良さは持ってるから。頼もしいですね」と満足げだ。固まっている中軸に比べ、リードオフマンは流動的だ。スタメン1番は松本剛、スティーブンソン、水野、加藤豪、田宮に続き、郡司で6人目。7日西武戦は打撃好調な捕手田宮を起用する奇策も無安打、チームも初の連敗となった。指揮官は「ハマらなかったら(自分が)何しとんねんってなるけど、ハマったらもう選手が良かった。ダメだったら、みんなにいろいろ言われるんですが、こういう商売なんでね」。必死で考えた末の「いきなり郡司」で結果が出た。5回無死満塁で相手の4番山川を迎えた大ピンチも、郡司の三塁守備が救った。ゴロを捕球後、三塁ベースを踏んで本塁へ送球しダブルプレーに。冷静だった背番号30は「試合前に(捕手の伏見)寅威さんに『山川(の打球が)今日は三塁線に行くから締めておいて』と。準備が出来ていたので、いい反応が出来た」と、うなずいた。新庄監督は「もう考えて考え抜いてのね、オーダーを組んでるんで。それはもう、いい時もあれば悪い時もあるし、いい時が多かったら勝ちにつながる」。連敗を2で止めたチームは、3日ぶりに再貯金。首位ソフトバンクと西武に0・5差と迫った。【永野高輔】
◆日本ハム水谷瞬外野手が、特別な思いで古巣との対戦に臨んだ。昨年12月の現役ドラフトでソフトバンクから移籍。19年から5年間を過ごした古巣との対戦を前に、移籍後初めて1軍に昇格した。試合前にはソフトバンク首脳陣らにあいさつ周り。「やっぱりプロに入るきっかけをもらった球団でもあるので、他の球団で(1軍に)上げてもらうより、ちょっと違った感覚があります」と心境を明かした。長打が期待される右打者として、2軍で打率2割8分4厘で4本塁打。ファームで十分な成績を残して1軍昇格をつかみとった。「元気にプレーをすることが、育ててもらった恩返しになると思うので、気負いすぎずやれたら。キャンプからではなく、この5年間ちょっとでやってきたことを出せたらなとは思います」と、結果で古巣に感謝を伝えるつもりだ。
◆ソフトバンク・近藤健介外野手(30)が反撃ののろしを上げる今季2号2ランホームランを放った。三回2死三塁、カウント0―1、今季から日本ハムに移籍した山崎福也の直球をバックスクリーン左へ運んだ。近藤は「打ったのは真っすぐです。とにかく自分のスイングをすることだけを考えました。まず2点を返すことができてよかったです。何とかここから逆転できるようにチャンスをいかしていきたいです」と振り返った。古巣・日本ハム戦に昨季移籍後初の登板となった有原を援護する大きな一発となった。
◆日本ハム打線が一回から爆発し、4得点を奪った。オリックスから移籍後初勝利を狙う先発の山崎福也投手(31)に大量点をプレゼントした。ソフトバンク先発右腕、有原の出ばなをくじいた。先頭打者の郡司が初球をたたき、右越え二塁打とすると2番・松本剛も右前打でつなぎ無死一、三塁。「先に点を取ることができてよかった」と続く万波が136キロのフォークボールに食らい付き、しぶとく先制の左前適時打を放った。7番・水野の右前適時打、女房役・伏見の左犠飛などでこの回4得点。試合の主導権を握った。大量援護に恵まれた先発の山崎。登板を前に「前回(登板)も悪い感じはなかったので、あの感覚と意識でいきたい。要所でピンチがあったら考えながら投げたい」と語っていた左腕が、その言葉通りに要所を締める投球を見せた。三回は近藤に2ランを被弾したが、四回は栗原、甲斐、牧原から3者連続三振。五回に無死満塁とされたが、4番・山川を三塁への併殺打、最後は5番・近藤を129キロのフォークボールで左飛に抑えて大ピンチを脱出した。山崎は結局、6回0/3を9安打2失点。移籍後初勝利の権利を持って降板した。オリックス時代の2021年は先発登板21試合、全てで伏見がマスクを被った。長年、バッテリーを組んできた先輩捕手に山崎は「オリックスのときもすごく投げやすくて優しかった。その優しさは今でもある」と全幅の信頼を寄せる。18・44メートルを介した二人にしかわからない阿吽(あうん)の呼吸。この日も相手打線に考える隙を与えないテンポの良い投球を披露した。
◆日本ハムが連敗を2で止めた。山崎が七回途中9安打2失点で、移籍後初勝利。打線は一回に万波の適時打などで一挙4点を奪った。ソフトバンクは今季初の2連敗。有原が一回に4失点と乱れ、打線も山川ら中軸の逸機が響いた。
◆どんなにプロの世界でキャリアを積んでも、31歳の山崎は律義な男のままだ。毎年必ず一度は母校の東京・日大三高に足を運び、恩師で前監督の小倉全由(まさよし)氏、元部長で現監督の三木有造氏にあいさつする。オリックスから日本ハムに移籍して迎えた今年1月、「帰ってきてほっとする」と母校のグラウンドで自主トレを行った。恩師が見守る中、高校時代に汗を流した〝原点〟で始動した。多くの名選手をプロ野球界に送り込んできた甲子園春夏通算37勝の名将、小倉前監督は「山ちゃんは人が良いからね」と山崎の人間性にほれ込む。「やっぱり、山ちゃんに対しては(思いが)強いですね。本当に頑張ってくれている」と目を細める。教え子は、プロ10年目で通算40勝を挙げたベテラン投手だが「山ちゃんが投げるときはいつもドキドキ」と親心をのぞかせる。山崎は「必死に腕を振って、たくさん勝つ姿をお見せしたい」と恩師に誓う。これからも初心を忘れず、勝利のために黙々と腕を振る。(日本ハム担当・加藤次郎)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
6 | 4 | 0 | 0.600 (↓0.067) | - (-) |
133 | 35 (+2) | 22 (+4) | 7 (+1) | 8 (+1) |
0.249 (↑0.006) | 2.170 (↓0.2) |
1 (-) |
西武 |
6 | 4 | 0 | 0.600 (↓0.067) | 0 (-) |
133 | 36 (-) | 20 (+5) | 5 (-) | 6 (-) |
0.252 (↓0.005) | 1.430 (↓0.16) |
3 (-) |
日本ハム |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 0.5 (↓1) |
134 | 23 (+4) | 32 (+2) | 2 (-) | 2 (-) |
0.240 (↓0.002) | 3.250 (↑0.16) |
4 (-) |
ロッテ |
5 | 5 | 0 | 0.500 (↑0.056) | 1 (↑1) |
133 | 23 (+5) | 30 (-) | 2 (-) | 3 (-) |
0.231 (↑0.005) | 2.770 (↑0.3) |
5 (1↑) |
ORIX |
4 | 6 | 0 | 0.400 (↑0.067) | 2 (↑1) |
133 | 24 (+5) | 25 (+4) | 1 (-) | 2 (-) |
0.190 (↑0.011) | 2.620 (↓0.17) |
6 (1↓) |
楽天 |
3 | 6 | 0 | 0.333 (↓0.042) | 2.5 (-) |
134 | 24 (+4) | 36 (+5) | 2 (-) | 4 (-) |
0.209 (↑0.01) | 3.670 (↓0.09) |
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