1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 4 | 9 | 2 | 1 |
ソフトバンク | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 1 |
勝利投手:澤田 圭佑(1勝0敗0S) (セーブ:横山 陸人(0勝0敗1S)) 敗戦投手:又吉 克樹(0勝1敗0S) 本塁打 |
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◆ロッテは1-1で迎えた9回表、代打・角中の適時打で勝ち越しに成功する。その後同点を許すも、延長12回に荻野の2点適時二塁打が飛び出し、再びリードを奪った。投げては、7番手・横山が今季初セーブ。敗れたソフトバンクは、6番手・又吉が踏ん張りきれなかった。
◆ソフトバンク今宮健太内野手(32)が、鮮やかな先頭打者本塁打を放った。0-0の初回。ロッテのメルセデスが投じた3球目だった。カウント1-1、内角低めの123キロスライダーをすくい上げ、左翼ホームランテラス席へ。18年8月24日の西武戦以来となる先頭打者アーチを描いた。「1番打者として、甘いボールを積極的にスイングを仕掛けて出塁することを考えました。結果としてバットにうまく引っかかり、先制のホームランとなって良かったです」今季ここまで全4試合で「2番遊撃」起用が続いていた。この日は、周東が2番に座り、昨年の8月31日以来となる「1番起用」。第1打席目でいきなり結果を出した。節目の通算500打点にも、あと1打点とした。
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◆ロッテのドラ1ルーキーの上田が1軍デビューした。2日に腰痛で出場選手登録抹消となった安田に代わって、急きょ1軍初登録された。「6番一塁」でスタメン出場。3打数無安打で4打席目に代打が送られ初安打は次戦以降にお預けとなった。「打てなかったので何もないです。切り替えて次チャンスをもらう時にしっかり結果を残せるように準備したい」と口元を引き締めた。
◆ソフトバンクが延長12回の激闘の末、ロッテに逆転負けした。同点の12回に6番手又吉が荻野に決勝タイムリーを浴びた。打線は再三の好機を生かせず、柳田、山川、近藤のクリーンアップが3人で合計12打数1安打。小久保裕紀監督(52)は「ピッチャーに負担がかかりすぎているなって感じてますね」と、打線の奮起を促した。最後は中村晃が右飛に終わり、ペイペイドームにため息が響いた。今季初の延長ゲーム。12回で試合時間4時間15分の激闘の末、ソフトバンクがロッテに逆転負け。12球団トップクラスとも言われる打線が6安打2得点と元気がなかった。初回は1番今宮が6年ぶりの先頭打者弾。幸先良く先制したが、追加点が取れない。同点の9回に守護神オスナがロッテに勝ち越しを許した。裏の攻撃で栗原が押し出し四球を選び、追いついたが、2死満塁で試合を決める一打は生まれなかった。小久保監督は「(オスナの失点は)全然(いい)。同点は難しいんですよ。それよりももう少し、楽な展開でっていうのがなかなかできてない。ピッチャーに負担がかかりすぎているなって感じてますね」と援護の少なさを嘆いた。今季の打線の顔、3番柳田、4番山川、5番近藤が3人で12打数1安打。特に近藤は1-2の9回1死満塁で空振り三振に倒れ、天を仰いだ。打線の中核を担う役者たちだけに、かかる期待は大きい。開幕から5試合で平均得点は2・4点。12球団トップクラス、破壊力のあるメンバーだけに物足りなさは募る。「平均得点2点ちょっとくらいで3勝してるわけですから。ピッチャーのおかげですよ」。本調子ではない打線に、小久保監督は奮起を促した。救援の松本裕、オスナが2連投。シーズン序盤の3連投は避ける方針で、4日の同戦では勝ち継投の温存も考えられる。小久保監督は「明日はルーキーたちの出番もあるかもしれない」と、ドラフト2位の岩井、同4位の村田、同5位沢柳のプロ初登板も示唆した。理想は楽な展開での1軍デビュー。踏ん張る投手陣を援護する、打線の目覚めが待ち遠しい。【只松憲】○...中村晃が今季初安打をマークした。2-2の延長10回2死の第2打席、ロッテ鈴木から中前打。フルカウントからの6球目、真ん中高め直球を仕留めた。「いい集中力で打席に立てた。やっぱ1本出るとほっとはしますね」。今季は山川、ウォーカーが加入し、開幕からベンチスタートが続く。この日は9回から代打で出場し、3打数1安打だった。○...守護神オスナが9回に1点を失うなど、救援陣が踏ん張れなかった。今季初の延長戦にもつれ込み、12回に又吉が2死一、二塁から荻野に決勝となる左中間への2点適時二塁打を許した。「又吉は今季初登板で、しびれるところでね。まあ、切り替えてやってくれたら」と試合後の小久保監督はベテラン右腕をかばった。
◆ロッテ吉井監督(58)がベテラン陣に脱帽した。9回には代打角中が一時勝ち越しとなる適時打を放ち、延長12回には途中出場の荻野が決勝打。指揮官は「荻野は途中から試合に出ても、しっかりゲームに入ってくれる。角中は相手のクローザーで難しいピッチャーだったけど、よく打ってくれた。やっぱり、おじさんたち、さすがです」とたたえた。▽ロッテ愛斗(移籍後初安打を含むマルチ安打)「もっともっとチームに貢献していかなきゃいけない。これで満足せずに、もっと打てるように練習からやってきたい」
◆今季初の延長戦を制した。2-2で迎えた延長12回、2死一、二塁で9回途中の守備から出場していた荻野貴司外野手(38)が、ソフトバンク又吉の初球、カットボールを左中間への2点適時二塁打にし、勝ち越した。荻野は「あんまりなにも考えず、甘い球きたら全部振ろうと思ってました。もしかしたらみんなの気持ちが乗ったかもしれない」と振り返った。吉井理人監督(58)は「ベテランらしく集中力高めて、1番いいところで打ってくれた」とたたえ「途中から試合出てもしっかりゲーム入ってくれる。守りから打席とか、代打で出てそのまま守ってもう1打席とか、そういう場面もたくさん出てくると思う。もちろんスタメンも考えてます」と今後の起用方法を明かした。投手陣は10回以降無失点に抑え粘投した。指揮官は「ピッチャーに関してはもうみんな頑張ったと思います。益田も危なかったですけど、同点で止めてくれたので。みんなつないで頑張ってくれた」と振り返った。貴重な1勝となった。「この試合と明日の試合の相互関係って全くない。気分的にはプラスですけど、明日からは明日の作戦で、みんな自分のできることに集中してほしい」と気を引き締めた。【星夏穂】
◆ソフトバンク・今宮健太内野手(32)が「1番・遊撃」で先発出場し、一回先頭打者ホームランとなる1号を放った。カウント1―1からメルセデスの変化球を左中間のホームランテラスへ運んだ。今宮は「打ったのはスライダー。1番バッターとして、甘いボールを積極的にスイングを仕掛けて出塁することを考えました。結果としてバットにうまく引っかかり、先制のホームランとなってよかったです」と振り返った。今季初の「1番」起用に応える一発となった。
◆ロッテの新外国人ネフタリ・ソト内野手(35)=前DeNA=が「3番・DH」で出場し、1点を追う六回に移籍後初本塁打となる1号ソロを放った。「同点のホームランを打てて嬉しいよ。C.C(メルセデス)も良いピッチングをしてるから追いつくことができてよかった」。持ち前のパワーをみせた。ソフトバンク先発、東浜の初球、真ん中低めの直球を一閃。手に残る感触を確かめ本塁打を確信したかのようにゆっくりと打球を見上げると、左中間ラッキーゾーンに吸い込まれていった。昨季まではDeNAで6年間プレーし、2023年は109試合に出場し、打率・234、14本塁打、50打点だった。2018年に41本塁打、19年には43本塁打で2年連続セ・リーグの本塁打王に輝いた長打力が魅力。期待の新助っ人が結果を残した。
◆ロッテ・上田希由翔はスタメンに名を連ねた=ペイペイドーム(撮影・村本聡)
◆ロッテが3連敗を阻止した。2―2の延長十二回に荻野貴司外野手が勝ち越しの2点二塁打を放った。6番手の沢田が1勝目。ソフトバンクは1―2の九回に栗原の押し出し四球で追い付いたが、その後はサヨナラ機を逸して、又吉がつかまった。
◆ロッテのドラフト1位ルーキー、上田希由翔内野手は先発でプロ初出場を果たしたが、ほろ苦いデビューとなった。「6番・一塁」で出場し、一回の初打席は2死満塁の絶好機だったが3球三振。四回は遊ゴロ、七回は一ゴロで九回に代打を送られた。明大から入団した好打者は、2日に腰痛の安田に代わって急きょ1軍に初昇格した。初安打を記録することはできず「切り替えて、次にチャンスをもらった時に結果を残せるよう準備したい」と話した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
西武 |
4 | 1 | 0 | 0.800 (↑0.05) | - (-) |
138 | 17 (+3) | 7 (-) | 1 (-) | 4 (+1) |
0.274 (↓0.011) | 1.350 (↑0.32) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↓0.15) | 1 (↓1) |
138 | 12 (+2) | 9 (+4) | 3 (+1) | 5 (+1) |
0.201 (↓0.02) | 1.720 (↓0.43) |
2 (1↑) |
日本ハム |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 1 (-) |
138 | 13 (+4) | 12 (+2) | 2 (+1) | 2 (+1) |
0.244 (↑0.011) | 2.050 (↑0.26) |
4 (1↑) |
ロッテ |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↑0.15) | 2 (-) |
138 | 10 (+4) | 11 (+2) | 1 (+1) | 1 (+1) |
0.201 (↑0.001) | 1.910 (↑0.4) |
4 (1↓) |
楽天 |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
138 | 12 (+2) | 18 (+4) | 2 (-) | 1 (-) |
0.188 (↓0.021) | 3.130 (↓0.29) |
6 (1↓) |
ORIX |
1 | 4 | 0 | 0.200 (↓0.05) | 3 (↓1) |
138 | 6 (-) | 13 (+3) | 1 (-) | 2 (-) |
0.162 (↓0.023) | 2.720 (↓0.15) |
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