1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 4 | 0 | 0 |
DeNA | 1 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 6 | 14 | 0 | 1 |
勝利投手:平良 拳太郎(1勝0敗0S) 敗戦投手:黒原 拓未(0勝1敗0S) 本塁打 |
DeNA戦チケット予約 | 広島戦チケット予約 |
◆DeNAは初回、2死三塁の好機から牧が適時打を放ち、先制に成功する。続く2回裏には、平良とオースティンの適時打などで3点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・平良が9回途中1失点の力投で今季初勝利。敗れた広島は最終回に1点を返すも、反撃が遅かった。
◆前夜の開幕戦でプロ初安打初本塁打と鮮烈デビューを飾ったDeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)がアクシデントに見舞われた。1回先頭、広島左腕の黒原の直球が抜けた。左打者の度会の頭部付近に球が激突。ヘルメットは脱げ、その場に倒れ込んだ。度会は30秒ほどうずくまり、三浦監督やトレーナー、コーチらが心配そうに慌てて駆け寄った。度会は自らの足で歩いてベンチに戻った。黒原は1回先頭で危険球退場となり、2番手河野が告げられた。度会は治療を受けた後に走ってグラウンドへ。球場から拍手を送られながら一塁ベースに向かっていった。
◆広島先発の黒原拓未投手(24)がわずか3球で危険球退場となった。1回、先頭の度会に対し、カウント1-1からの3球目。抜けた球が度会の顔付近をかすめる死球となり、危険球退場が言い渡された。黒原は開幕直前に先発予定だった森下が右肘の張りで登板を回避したため、急きょ巡ってきた登板機会だった。広島先発の黒原が1回、1番・度会への3球目が頭部への死球となって危険球退場。先発投手が打者1人で危険球退場は、21年7月2日の佐々木(西武)以来2人目で、セ・リーグでは初めて。3球で退場も先発では前記佐々木に並ぶ最少投球数だ。なお、先発に限らず1人目の打者への危険球で退場は28度目で、広島では15年8月7日の中崎以来5人目。
◆ハマスタがブーイングの嵐で騒然となった。1回先頭、前夜の開幕戦でプロ初安打初本塁打と鮮烈デビューを飾ったDeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)の頭部付近に広島黒原の直球が当たった。黒原はわずか3球で危険球退場となった。さらに2番手河野も制球が定まらない。3回1死から宮崎の左手付近に死球。続く桑原へも2球続けて内角へのボール球となり、ハマスタは騒然。DeNAファンからブーイングが浴びせられた。捕手の坂倉はたまらずタイムをとり、河野と言葉を交わした。
◆DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)の勢いが止まらない。セ・リーグ史上初の新人から開幕2戦連発アーチをかけた。4点リードの4回無死一塁、広島大道の147キロ直球をすくい上げた。右翼席に運ぶ2号2ランに「速いストレートに対してひと振りでミートすることができました。デッドボールから始まり次の打席ではしっかり切り替えることができていたので、自分を信じて打席へ向かいました」と振り返った。前夜のプロ初安打初本塁打に続いてド派手な活躍が続いている。アクシデントにも動じなかった。1回先頭、広島左腕の黒原の直球が抜け、左打者の度会の頭部付近に死球を受けた。ヘルメットは脱げ、その場に倒れ込んだ。30秒ほどうずくまり、三浦監督やトレーナー、コーチらが心配そうに慌てて駆け寄った。1度ベンチ裏に治療に戻って、再び駆け足でグラウンドへ。DeNAファンの心配をよそに躍動。死球直後から二盗を決めて、チーム今季初盗塁となるプロ初盗塁をマークした。1回2死の守備でも広島小園のライナー性の打球をスライディングキャッチで好捕。1点リードの1回1死一塁には左前へ巧みに運ぶプロ2安打目を記録していた。
◆/もう何も驚かない\ハマの一番星度会隆輝が2試合連続ホームラン?プロ野球 (2024/3/30)??DeNA×広島??Live on DAZN#DAZNプロ野球 #baystars"野球一本" 新プラン登場「DAZN BASEBALL」 月々2,300円 (年間プラン・月々払い)初月無料!4/17まで pic.twitter.com/fPOcs5AAB2
◆DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が21年のDeNA牧以来2人目となる新人でのサイクル安打に王手をかけた。1回先頭で頭部付近に死球を受けるも、ベンチ裏での治療を挟んで出場し続けた。すると2点リードの2回1死一塁、左前へ巧みに運ぶプロ2安打目を記録。4点リードの4回無死一塁には、広島大道の147キロ直球をすくい上げ、右翼席に運ぶ2号2ランとした。前夜の開幕戦でのプロ初安打初本塁打に続いてセ・リーグ史上初の新人から開幕2戦連発アーチをかけた。さらに6回先頭、変則左腕の塹江のスライダーにバットを合わせてライト線への二塁打でプロ初の猛打賞を達成。三塁打を打てばプロ2試合目でのサイクル安打達成となる。
◆DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が、アクシデントにも動じずに躍動した。1点リードの2回1死一塁、広島河野のカーブを捉えた。巧みに左前に運ぶ一打でプロ2安打目を記録した。1回先頭にはアクシデントが襲った。広島左腕の黒原の直球が抜け、左打者の度会の頭部付近に激突。ヘルメットは脱げ、その場に倒れ込んだ。30秒ほどうずくまり、三浦監督やトレーナー、コーチらが心配そうに慌てて駆け寄った。最後は度会は自らの足で歩いてベンチに戻り、治療後に走って一塁ベースに戻っていった。それでも佐野の打席ですかさず二盗を決めて、チーム今季初盗塁となるプロ初盗塁をマークした。1回2死にも広島小園のライナー性の打球をスライディングキャッチで好捕。前夜の開幕戦でプロ初安打初本塁打と鮮烈デビューを飾ったルーキーが、プロ2戦目でも走攻守で存在感を示した。
◆DeNA平良拳太郎投手(28)が、プロ最長の8回2/3を4安打1失点の好投で13年以来の開幕2連勝を導いた。テンポの良い投球で立ち上がりから凡打の山を築いた。1回には宮崎、度会の好プレーにも助けられて3者凡退。2回には先頭の広島坂倉に四球を与えるも、オースティンの好プレーに助けられて無失点で切り抜けた。3回には石上、4回には桑原、牧の好プレーでアウトを積み上げると、平良もリズムをつかんだ。7回先頭、野間に左前打を浴びるまではノーヒットピッチングを披露。チームでは22年6月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)で達成した現カブスの今永以来のノーヒットノーランとはならなかったが、ゾーンを積極的に攻める投球で球数少なくアウトを重ねた。これまでは8回が最長で、自身キャリア最長の9回のマウンドにも上がった。2死一、二塁から小園に中前適時打を浴びて、降板するも、堂々たる投球にファンからは盛大な拍手でたたえられた。さらに打っては1点リードの2回1死二塁、2番手河野から右翼線への適時打。プロ11年目で初打点をマークし、一塁ベース上でガッツポーズを見せた。4回先頭でも中前打を放ってマルチ安打達成。初戦にしてキャリアハイのシーズン2安打に並んだ。平良の後を受けた徳山はプロ初登板。9回2死一、三塁から坂倉を空振り三振に打ち取り、勝利を締めくくった。
◆頭部付近に死球を受けたDeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が、広島黒原を気遣った。1回先頭、先発左腕の黒原の抜けた146キロ直球がヘルメットのフェースガードを直撃。ヘルメットは脱げ、その場に30秒ほどうずくまった。ベンチ裏でトレーナーらの治療を受けて問題ないことが確認されて一塁ベースへ。すかさずプロ初盗塁を決めると、その後は本塁打含む4安打と大活躍した。2番手河野が宮崎にも死球を当て、ハマスタが騒然となる場面もあったが、度会は試合後、危険球退場した黒原に「全力プレーをやってる中のデッドボールなのでしょうがないこと。次回以降にまた戦える機会があったら真剣勝負できればいいのかなと思います」と気遣った。
◆広島が開幕連敗を喫した。先発黒原がわずか3球で危険球退場となり、スクランブル登板となった中継ぎ陣が失点を重ねた。攻撃陣も劣勢を跳ね返せずに無安打が続き、終盤の反撃も1得点に終わった。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-黒原投手が立ち上がりに降板新井監督 (死球は)頭だったので、申し訳ないです。-河野投手がスクランブル登板となった新井監督 緊急登板だったので、難しいところはあったと思います。-打線は序盤、いい当たりはあったが流れを変えられなかった新井監督 内容的にはいいバッターも多かったけど、序盤ちょっとリードされた展開だったので、いつもと違う配球もあったかなと。-新人の度会選手に2試合ともにやられている新井監督 まだ2試合なので。今からいろいろデータも出てくると思うので、そこは対策を考えたいなと思います。-シャイナー選手とレイノルズ選手が途中交代した新井監督 (シャイナーは)飛び込んだときに指を突いたみたいで、代わりました。レイ(レイノルズ)もちょっと左肩が、ということだったので代わろうと。-明日以降の出場は新井監督 様子を見て、になってくる。-黒原投手の今後の登板は新井監督 そこはピッチングコーチと相談しながら。彼も、頭に当ててしまったという精神的な部分もあると思う。そこは考えていきたいと思います。
◆DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)が金字塔を打ち立てた。4点リードの4回無死一塁、広島大道の147キロ直球を右翼席へ。前夜の開幕戦でのプロ初安打初本塁打に続く2号2ランで、セ・リーグ史上初の新人での開幕から2戦連発アーチをかけた。1回先頭では広島黒原から頭部付近に死球を受けながらもサイクル安打に王手をかける4安打。ゴールデンルーキーの異次元の活躍で、チームを00年以来24年ぶりの本拠地での開幕2連勝に導いた。度会は逃げない。バッターボックスでホームベーススレスレに構える。4回無死一塁、広島大道の147キロ直球をすくい上げた。右翼席に運ぶ2号2ラン。右人さし指を天に掲げた。「しっかり真っすぐを意識した中で1発でその真っすぐを打てたのはよかった」。前夜の開幕戦での鮮烈デビューに続き、新人ではセ界初の開幕から2戦連続アーチ。止まる気がしない。負けん気があふれ出た。1回先頭、広島黒原の3球目146キロ直球が頭部付近を襲った。何とか避けようとするも、フェースガードを直撃し、30秒ほどその場でうずくまった。1度ベンチ裏で治療し、トレーナーのGOサインが出てから再びグラウンドへ。試合が再開した瞬間、スイッチがバチッと切り替わった。「体がボロボロになってまでもやらなきゃダメな立場。休んでる暇はない」と、すかさずプロ初盗塁を決めた。2回に左前打を放つと、4回に豪快アーチ。死球への恐怖心は「思ったことない。どの球が怖いとか言ってたら打てないと思う」とケロリと言った。広島黒原にも「全力プレーをやってる中なのでしょうがないこと。次回以降にまた戦える機会があったら真剣勝負できればいいと思います」と気遣いを見せた。打席の最前で待ち構え、6回には右翼線二塁打、8回には中前打と全て違う4投手から4安打と固め打ち。サイクル安打まで三塁打を残すのみだった。2試合で打率6割2分5厘、2本塁打、5打点と開幕直後ながら3冠王に君臨する。切り込み隊長が火を付け、先発全員安打による快勝で2連勝。三浦監督からも「『今日は2本打つ』という話をしていたんですけど、4本ですか? 大したもんです」と称賛された。2日連続のお立ち台では、定番になりつつある言葉で締めた。「あのひと言ですか? 最高でぇす!」。逃げも隠れもしない。強い覚悟でグラウンドを駆け抜けた。【小早川宗一郎】度会が2号を含む4打数4安打。開幕戦から2試合続けて本塁打を放った新人は、55年3月27日、東映とのダブルヘッダーで記録した枝村(大映)81年4月4、5日ロッテ戦の石毛(西武)に次いで3人目となり、セ・リーグの新人では初めて。開幕戦の条件を外し、デビュー戦から2試合連続本塁打の新人は、他に44年4月22、23日金光(朝日)17年10月3、4日細川(DeNA)がおり、枝村と石毛を含め5人目になる。また、新人がチーム2試合目以内に4安打は46年4月28日松井(パシフィック)以来だが、46年パシフィックは開幕が阪神戦で、松井が打った28日は2カード目のグレートリング戦。「開幕カード」で4安打の新人は初めてだ。
◆おかわり好きのDeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21)がホームランを"おかわり"した。21日、オープン戦の移動日。おすし好きという猛アピールが実り、先輩の京田に後輩の松尾とともに北海道で高級なおすしをごちそうしてもらった。ただ、好き嫌いはちょっぴり激しく、光り物やあん肝などは「食べられないんですよ...すみません」とスルー。トロやサーモンなど、定番のネタをおかわりし続けた。京田は「高いおすし屋さんに連れて行くのはもうやめようかな...」と苦笑い。それでも憎めない後輩の活躍に「すごいと思います。ケガなく戦えればすごく成績を残せるんじゃないですか」と称賛した。度会も「いつも陽太さんと一緒にいますし、超優しくて野球も超一流」とすっかり懐く。2本塁打ともベンチの最後尾にいた笑顔の京田に抱きついて喜びを表現。この日は断られかけたが「無理やり行ったっす」と強行突破した。京田からは「3回目はない。次からはやらないから」と、おかわり厳禁指令を受けた。幼少期から"癖"は変わらない。小5で北砂リトルの遠征で米ロサンゼルスを訪れた際、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド(USH)でジュラシックパークの乗り物に夢中になった。「もう1回!もう1回!」。気付いたら3、4回に。それでも「めっちゃ楽しかったんですよ」と笑った。ハグも乗り物もホームランも"おかわり癖"は健在だった。【DeNA担当=小早川宗一郎】
◆広島が開幕連敗スタートを喫した。先発黒原が1回に先頭度会に投じた顔付近への死球で危険球退場。わずか3球での降板となった。開幕直前に右肘の張りを訴えた森下の代役で登板機会をもらった左腕だったが「このような結果になり、チームにも迷惑をかけてしまい、今日は何もありません」と肩を落とした。緊急登板の2番手河野が2回までに4点を失い、4回には3番手大道が度会に2ランを被弾した。打線はDeNAバッテリーの強気な配球に加え、捉えた当たりが相手の好捕に阻まれる不運もあった。6回まで無安打無得点。7回に野間が平良の無安打無得点を阻止し、9回に1点を返すのが精いっぱいだった。昨季は4連敗スタートだったが、今季も開幕連敗。試合後の新井監督は「頭だったので、申し訳ないです」とまず危険球をわびた。ただ、度会には前日の同点弾に続き、この日も1本塁打含む4安打を許しただけに「対策を考えたい」と警戒を高めた。広島先発の黒原が1回、1番・度会への3球目が頭部への死球となって危険球退場。先発投手が打者1人で危険球退場は、21年7月2日の佐々木(西武)以来2人目で、セ・リーグでは初。3球で退場も先発では前記佐々木に並ぶ最少投球数。先発に限らず1人目の打者への危険球で退場は28度目で、広島では15年8月7日の中崎以来5人目。
◆広島が逆転で今季初勝利を挙げた。同点の3回に今季初先発の田中が右翼ポール際へ1号ソロを放ち、勝ち越し。8回には2連打含む3安打に守備の乱れもあり、3点を加えた。先発アドゥワは強風が吹く中、5回3安打1失点と好投。6回以降は益田、矢崎、島内、栗林とつないだ。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-アドゥワ投手が好投新井監督 よく頑張った。ナイスピッチングだった。久しぶりの先発で、本当によく頑張った。緊張したと思う。彼にとっての開幕戦だし、やっぱり緊張感、疲労感もいつもの登板とは違うから。そこまで引っ張ろうと思っていなかったし、ちょっと逆球も多くなってきたので5回でスパッと決めました。-昨年秋から先発と期待してきた新井監督 本人がよく頑張ってくれた。自分は選手としても一緒にプレーしているので、彼のことは分かっているし、すごく考え方が成長している。野球に懸けているというか。本人が頑張ってつかんだチャンスで、今日いいものを見せてくれた。ナイスピッチングだった。-点差が広がった8回以降も、勝ちパターン投入新井監督 矢崎、栗林はまだ開幕していなかったし、この球場なので、3点差、4点差は何が起こるか分からない。セーフティーリードではないし、明日(試合のない)月曜だということで(起用した)。-初スタメンの田中選手が決勝弾新井監督 さすがだね。期待通りの活躍をしてくれた。今年も頼りにしてますよ。-本塁打はファウルにならずにポール際へ新井監督 いい打ち方をして、いいポイントでいい反応できているから切れない。彼の技術だと思う。-両外国人野手が出場登録抹消となった新井監督 去年の今より若い選手が力をつけているのでそんなに迷わなかった。スッと決められた。-ベンチ入りメンバーに若い選手が多くなったが、今後も打線を組み替えていくのか新井監督 これはしばらく続いていくと思うし、何カ月かたって輪郭ができてくれればうれしいけど、そんなに簡単にいくもんじゃないと思っている。-田村が開幕から3試合無安打新井監督 今日もまだヒットは出ていないけど、打点は最高の凡打。(2回は)1点入れてなおもランナーを進めて。もちろん、二遊間が下がっていたのは見えていたと思うけど、3連戦でヒットは出なかったけど、内容は少しずつ上がって来ているし、あれは最高の凡打だった。打点もついてランナーも進塁させて。開幕に言ったけど、そんなに簡単にぼこぼこ打てるとは思っていないので、いい経験にしてもらいたい。もちろん、期待はしているけど、そんなにうまくいくとは思っていない。-今季初勝利。チームは落ち着ける新井監督 2連敗したけど、どうってことないと思っていた。連日レフトスタンドにたくさんのファンの方が応援しに来てくれたので、たくさんのファンの方に今年の最初の勝ちをお見せできたのはうれしい。
◆DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が「1番・右翼」で先発出場し、一回の第1打席で頭部付近に死球を受けた。一度ベンチに下がったものの、大事に至らなかったもようで、再びグラウンドに戻った。広島先発の黒原拓未投手(24)は危険球で退場を告げられた。
◆広島・黒原拓未投手(24)が今季初先発のマウンドに臨んだが、3球目が危険球となり退場となった。一回先頭で前夜3ランを放ったD1位・度会(ENEOS)を打席に迎え、1ー1からの3球目の内角を狙った148キロのボールが頭部付近に直撃。度会はその場に倒れ込み、場内が騒然とする中、黒原は球審から退場を宣告され、三塁ベンチへ引き揚げた。度会は一度ベンチに下がったが交代せず一塁へ、黒原に代わって河野がマウンドに上がった。
◆DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が「1番・右翼」で先発出場し、4点リードの四回無死一塁で2試合連発となる2号2ランを放った。新人選手の開幕戦からの2試合連続本塁打は史上3人目、セ・リーグ史上初の快挙。外寄りの直球を振り抜き、右翼席中段へ運んだ。死球で出塁した一回にプロ初盗塁となる二盗を決め、二回には左前打を放つなど躍動している。
◆DeNAが先発全員の14安打で2連勝。一回に牧の中前打で先制し、二回は平良の適時打などで3点、四回は新人度会の2戦連続の本塁打で2点を加えた。平良が九回途中まで1失点で白星。広島は八回まで1安打と打線が沈黙した。
◆DeNAが開幕2連勝。「1番・右翼」で先発出場したドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が、四回無死一塁で2試合連発となる2号2ランを放つなど、4安打2打点の活躍で打線をけん引した。度会の試合後のインタビューは以下の通り。--2戦連続本塁打に4安打。振り返って「本当に幸せな気持ちです」--死球の影響は「大丈夫です」--気持ちの切り替えは「前の打席を考えすぎると良いことがないので、2打席目が1打席目くらいのイメージで打席に立ちました」--新人の開幕2戦連発は史上3人目、セ・リーグ初の快挙「最高でーす!」--三塁打が出れば牧以来の新人サイクルヒットだった「牧さんは偉大な大先輩で、まだまだ僕じゃかなわないので、いずれは牧さんの記録に追いつけるように頑張りたいと思います」
◆広島は開幕から2連敗となった。一回先頭で先発の黒原が危険球で退場となると、2番手・河野が3回3失点、3番手・大道が2回2失点と勢いを止めることができず完敗に終わった。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は次の通り。―─先発の黒原が一回にD1位・度会(ENEOS)に対する頭部付近へ死球で退場となった「頭だったし、申し訳ないです」─―次回以降の登板は「ピッチングコーチと相談する。彼も頭に当ててしまったという精神的な部分もあると思う。そこは考えていきたいと思う」──河野が緊急登板「緊急登板だったので、難しいところはあったと思う」──打線は六回まで相手先発の平良に無安打投球「内容的には良い打者も多かった。序盤にリードされた展開になったので、いつもと違う配球もあったかな」──度会は29日の3ランに続き、この日は2試合連発を含む4安打2打点「まだ2試合。今からいろいろデータみたいなものも出てくると思うから、対策を考えたいなと思います」──印象は「まだわからない」─―相手の1番打者を止めることは失点を防ぐポイントにもなる「もちろん塁に出さないように、また材料が出てきて対策を取りたい」─―シャイナーが三回裏の守備で交代「(一塁線の打球に)飛び込んだときに指を突いたみたいなので代わりました。レイ(ノルズ)もちょっと左肩(に違和感)が(ある)、ということだったので(七回裏に)代わろうとなった」──2人とも明日の状態を見て「そうだね。様子を見てになってくる」
◆DeNAは30日、広島に6-1で快勝。お立ち台で「最高でーす」と叫ぶ4安打の度会隆輝(右)。左は勝利投手の平良拳太郎=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
◆広島の先発・黒原拓未投手(24)が一回先頭のDeNA・度会への3球目に死球を与え、危険球退場処分を受けた。先発投手が一回先頭打者に死球を与えて危険球退場するのは最速タイで、2021年7月2日の西武・佐々木健(対オリックス、福田周平の3球目)以来3年ぶり2人目で、セ・リーグでは初。先発投手が3球で退場も佐々木と並ぶ最少。
◆)DeNAはドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が開幕から2戦連続本塁打など4安打2打点と活躍した。?DeNAの度会が開幕戦から2試合連続本塁打。新人選手が開幕戦から2試合連続で本塁打を放ったのは1955年の大映・枝村勉、81年の西武・石毛宏典に次いで43年ぶり3人目でセ・リーグでは初。?DeNA(前身を含む)の新人選手がチーム開幕2試合目までに2本塁打を放ったのは、59年の桑田武(2試合目に2本塁打)以来65年ぶり2人目。開幕戦からに限らずデビュー戦から2試合連続本塁打は2017年10月3、4日の細川成也以来7年ぶり2人目。?DeNAの新人選手の1試合4安打は22年4月12日の梶原昂希(対巨人、本塁打を含む4安打)以来2年ぶり。?DeNAが開幕2連勝したのは13年(2連勝)以来11年ぶり。横浜スタジアムでは00年(3連勝)以来24年ぶり。
◆DeNA・平良拳太郎投手(28)が先発し、8回?を4安打1失点で1勝目を挙げた。11年目にして初の完封勝利こそ逃したものの、七回先頭まで無安打投球。ストライク先行の投球でリズムに乗り、得意のシンカーを沈めて打者を手玉に取った。適時打を含む2安打を放ち、バットでも存在感を示した右腕。ノーヒットノーランについては「どうせ無理だと思っていたので意識していなかった」と笑い、「序盤は捉えられた当たりを野手の方が捕ってくれて、テンポよく投げられた」と感謝した。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
DeNA |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | - (-) |
141 | 10 (+6) | 4 (+1) | 2 (+1) | 1 (+1) |
0.348 (↑0.035) | 2.000 (↑1) |
1 (-) |
巨人 |
2 | 0 | 0 | 1.000 (-) | 0 (-) |
141 | 9 (+5) | 0 (-) | 3 (+2) | 0 (-) |
0.277 (↓0.017) | 0.000 (-) |
3 (2↓) |
ヤクルト |
1 | 0 | 1 | 1.000 (-) | 0.5 (↑0.5) |
141 | 8 (+1) | 5 (+1) | 0 (-) | 3 (+2) |
0.303 (↓0.041) | 2.140 (↑1.86) |
4 (-) |
中日 |
0 | 1 | 1 | 0.000 (-) | 1.5 (↓0.5) |
141 | 5 (+1) | 8 (+1) | 1 (-) | 0 (-) |
0.263 (↓0.061) | 1.350 (↑0.9) |
4 (-) |
阪神 |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
141 | 0 (-) | 9 (+5) | 0 (-) | 0 (-) |
0.159 (↑0.034) | 4.500 (-) |
4 (-) |
広島 |
0 | 2 | 0 | 0.000 (-) | 2 (↓1) |
141 | 4 (+1) | 10 (+6) | 0 (-) | 0 (-) |
0.212 (↓0.066) | 5.630 (↓1.13) |
コメント