広島(☆3対0★)ソフトバンク =オープン戦3回戦(2024.03.24)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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ソフトバンク
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広島
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勝利投手:アドゥワ 誠(2勝0敗0S)
(セーブ:大道 温貴(0勝2敗1S))
敗戦投手:岩井 俊介(0勝2敗1S)
  DAZN
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◆広島は、先発・アドゥワが3回1安打無失点。開幕ローテーション入りをつかんだ右腕が、状態の良さを示した。一方のソフトバンクは、ドラフト2位ルーキーの岩井が先発するも、3回5安打2失点とアピールしきれなかった。

◆両チームのスタメンが発表された。すでにオープン戦の勝率1位が確定しているソフトバンクは、引き分け以上で自力での単独優勝が決まる。投手陣はブルペンデーの予定で、ドラフト2位右腕の岩井俊介投手(22=名城大)が先発する。

◆広島アドゥワ誠投手(25)がオープン戦最終戦に先発し、3回1安打無失点に抑えた。1週間後のDeNAとの開幕3戦目(横浜)の先発を予定する。DeNA打線を想定し、右打者にツーシーム、左打者にカットボールを多く使った。1回、先頭周東に中前打を浴びるも、続く今宮を見逃し三振。柳田を一ゴロに打ち取り、山川も二飛に切った。2回以降はカーブも交え、無安打投球。「今日の反応を見た感じでは差し込んでいた。その時の状態にもよるけど、いい練習にはなったかな」。2回1死一塁では昨季、右前適時打を浴びたウォーター(当時巨人)をツーシームで左飛に打ち取り「意外と強くベース板に来ているのかな」と手応えを得た。求めていた結果とともに内容ある最終登板となり、シーズンへ弾みをつけた。

◆ソフトバンクはオープン戦最終戦で敗れ、17試合で10勝5敗2分。中日と並んで勝率1位で終えた。小久保監督は「開幕に向けてこのメンバーで戦おうという形は見つかった」と手応えを語った。井上朋也内野手(21)、谷川原健太捕手(26)、育成の古川侑利投手(28)、中村亮太投手(25)は2軍降格が決まった。

◆西武からFA加入のソフトバンク山川穂高内野手が充実の調整を強調した。「納得はいってますし、ここから結果を出す準備だったので、これからが重要だと思います」。オープン戦は16試合すべて4番で出場。打率3割6厘、3本塁打、9打点と結果を残した。キャンプから練習の流れなど、戸惑いもあったが調整はスムーズに運んだ。「体の状態がしっかり準備できたのがよかった。1日1日、しっかりやっていきます」。新天地での開幕へ向け、死角はなさそうだ。

◆広島が勝利でオープン戦最終戦を終えた。開幕3戦目先発予定のアドゥワが3回1安打無失点。体調不良で欠場が続いていた島内は1回完全と開幕に間に合った。打線は久保や上本など、右打者が安打を重ねた。試合後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。-アドゥワ投手について新井監督 だいぶ良かったね。ストライク先行で、球もしっかり動いていたし、ナイスピッチングです。あとは自分の開幕に備えて欲しい。それだけです。-右打者の内角にツーシームを意図的に投げていた新井監督 右のインサイドのツーシーム、よく曲がっていたよね。って書いておいてください。-久保選手が打撃、走塁でアピール新井監督 少ない打席で結果を出しているし、守備でも今日もいいプレーがあった。キャンプ、オープン戦と、すごく成長した選手だと思います。-シャイナー選手の1番起用について新井監督 数多く打席に立たせたいなということで。シーズンで「1番・シャイナー」というのは100%ないとは言えないけど、ないでしょう。-野間選手が欠場した新井監督 体の張りがあるということで、今日は止めておこうと。それだけかな。-育成契約選手の2選手も好投した新井監督 杉田にしても、オカちゃん(岡田)にしても、いいものを見せてくれた。あとはファームの方でしっかり頑張ってほしい。こちらもチェックしている。-秋山選手は開幕に間に合う見込みか新井監督 そうだね。今日も治療しているので。幸い軽度だと聞いているので、しっかり体調を整えてもらいたいね。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手が開幕へ気を引き締め直した。オープン戦最終戦は3番右翼で先発出場。2打席ノーヒットで途中交代したが、通算成績は15試合に出場し、打率3割1分6厘、2本塁打、9打点。「(オープン戦の数字は)意味がないと思っている。ここからが本当の勝負と思っているので、しっかり結果を残せるように頑張りたい」。近藤、山川とともに主軸を任されるが打順にこだわりはない。「(打順は)何番でも自分の打撃をしっかりやっていくというのが大事。1年間、長いので何番でも打てるようにしっかりいい打撃をしたい」と力を込めた。

◆4年ぶりのV奪還へ、準備は整った。ソフトバンクは広島との最終戦(マツダスタジアム)に敗れたが、オープン戦を10勝5敗2分けで中日と並び勝率1位フィニッシュ。小久保裕紀監督(52)は29日オリックス戦(京セラドーム大阪)を想定したオーダーを組み、手応えを隠さなかった。若手からベテランまで総力を結集し、逆襲のシーズンに挑む。小久保監督の言葉は自信に満ちていた。「開幕に向けて『このメンバーで戦おう』という形は見つかったということですね」。敵地広島戦で完封負けを喫しながらも中日と並んで勝率1位フィニッシュ。悪天候による故障が最大の懸念点だったが、無事に就任1年目のオープン戦を終えて充実した表情だった。1番周東、2番今宮、3番柳田、4番山川、5番近藤...。この日も相手にとっては気の抜けない豪華な名前が連なった。29日、オリックスとの開幕戦に向けての想定オーダーかを問われ「そうですね。最初はある程度(スタメンは)固定でスタートしようと思います」と明言。9番打者に牧原大を起用する意図は「(7番の)ウォーカーの後に(捕手の甲斐)拓也なのか、海野なのか、牧原大なのかみたいなところなんですけど、9番→1番→2番のつながりを考えた時には、そっち(9番牧原大)のほうが面白いかなと思って」と説明した。さらに指揮官が評価するのはベンチスタート組の存在だ。19日に育成から支配下登録された川村、緒方、仲田の3人も開幕1軍入り。常々「後から行くメンバーとして十分、戦力として考えています」と話してきたが、川村がタッチアップを狙う走者を本塁で刺す好返球を見せた。「あの犠牲フライをしっかり阻止して。川瀬も三森も、後から行くメンバーはこういう天候の中でも集中力切らさずにヒット。らしさを出したというのはよかったんじゃないですか」とうなずいた。開幕まで1週間を切った。ソフトバンクにとっては、20年以来4年ぶりのリーグ優勝、日本一奪還をかけたペナントレースが始まる。まずは前哨戦として、主力を休ませながらもオープン戦で首位。新生小久保ホークスの反撃態勢が整った。【只松憲】--ブルペンデーでドラフト2位の岩井が先発小久保監督 (2番手の)沢柳はよかったけどね。岩井はちょっと1イニング4本ヒットを集められていたので。コントロールが甘くなってシュート回転しているボールが真ん中入った。でも沢柳はよかったですよ。--オープン戦が終了。今年は打ち勝っていく小久保監督 全然。野球はピッチャーです。ええピッチャーはそんな点は取れないです。ピッチャーがしっかり5回、6回を抑えて(守護神の)オスナにしっかりつなぐ。それしかないです。--課題だった先発は8人で回す小久保監督 それは大きいです。ただ、1年を通して最初の6人で回ることは絶対にない。開幕から外れたメンバーにしても当然、モチベーションを落とすことなく。必ず出番はくる。しっかりフォローしながらやっていきたい。

◆広島のセットアッパー島内が開幕に間に合った。体調不良で16日DeNA戦から欠場していたが、10日中日戦以来2週間ぶりに実戦復帰。ソフトバンクの中軸を3者凡退に切った。「感覚も悪くなかったのでゼロで終われて良かった。気持ち的にも次に向かいやすい。いい形で開幕を迎えられるんじゃないかなと」。オープン戦登板は3試合と少なかったが、ブルペンなどで調整して開幕に備える。

◆広島が試合前にマツダスタジアムのスタンドで今季の「ホームランガール」をお披露目した。応募総数約140人の中から書類審査、面接を勝ち抜いたのは瀬戸愛永さん(26)=会社員、若山季桜さん(21)=大学生、庄野美玲さん(19)=大学生。3人は本拠地の試合で本塁打を放った選手に人形を手渡したり、セレモニーで花束贈呈などの手伝いをする。ショートカットの瀬戸さんは会社員とホームランガールの「二刀流」で挑むことになるが、「大谷選手のように頑張りたいです。新井カープの『しゃ!』な瞬間をファンの方と一緒に分かち合いたい」と2024年のチームスローガンにちなんで意気込んだ。ツインテールの若山さんは「小さい頃からカープが大好きです。全力で笑顔で頑張りたい」とスマイル宣言。ロングヘアーの庄野さんは「勝利の女神になれるように、1つでも多くのスラィリー人形を渡せるように応援します」とを誓った。勝利ならぬ鯉の女神は4月2日のヤクルトとの本拠地開幕戦(マツダ)でデビューする。

◆自身初の開幕ローテーション入りを勝ち取った広島のアドゥワは、3回1安打無失点で充実の予行演習となったようだ。山川やウォーカーを、開幕3戦目の相手、DeNAの牧ら右の強打者として仮想。内角攻めを意識し、「右打者へのツーシーム、左へのカットボールで差し込んでいたのでいい練習になった」と納得の表情だった。2019年以来の先発として8年目のシーズンに挑む。「自分が投げるゲームは勝ちにつながる投球ができれば」と意気込んだ。

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
中日
1055 0.667
(↑0.024)
-
(↓1)
50
(+2)
43
(+1)
6
(-)
7
(-)
0.216
(↑0.001)
1.970
(↑0.05)
1
(-)
ソフトバンク
1052 0.667
(↓0.047)
0
(-)
66
(-)
47
(+3)
18
(-)
14
(-)
0.248
(↓0.005)
2.740
(↑0.03)
3
(-)
ヤクルト
1061 0.625
(↑0.025)
0.5
(↓1)
54
(+5)
52
(+3)
9
(-)
11
(+2)
0.230
(↑0.007)
2.950
(↓0.01)
4
(1↑)
楽天
962 0.600
(↑0.029)
1
(↑1)
54
(+7)
42
(+6)
3
(-)
16
(-)
0.247
(↓0.002)
2.340
(↓0.23)
5
(2↑)
ORIX
861 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑1)
45
(+5)
49
(+2)
4
(-)
8
(+2)
0.257
(↑0.008)
3.180
(↑0.17)
6
(2↓)
日本ハム
765 0.538
(↓0.045)
2
(-)
60
(+2)
64
(+3)
6
(+1)
18
(-)
0.241
(-)
3.260
(↑0.02)
6
(2↑)
DeNA
765 0.538
(↑0.038)
2
(↑1)
61
(+3)
42
(+2)
12
(-)
24
(+1)
0.270
(↑0.006)
2.260
(↑0.02)
8
(2↓)
西武
661 0.500
(↓0.045)
2.5
(-)
33
(+3)
42
(+5)
6
(+1)
6
(+1)
0.224
(↓0.003)
3.080
(↓0.17)
9
(1↓)
巨人
781 0.467
(↓0.033)
3
(-)
57
(+6)
49
(+7)
7
(+3)
7
(-)
0.229
(↑0.004)
2.850
(↓0.22)
10
(-)
広島
685 0.429
(↑0.044)
3.5
(↑1)
54
(+3)
58
(-)
10
(-)
8
(-)
0.211
(↑0.002
2.590
(↑0.15)
11
(-)
ロッテ
293 0.182
(↓0.018)
6
(-)
33
(+1)
53
(+2)
5
(-)
9
(+2)
0.212
(↓0.005)
3.600
(↑0.12)
12
(-)
阪神
3141 0.176
(↓0.012)
8
(-)
50
(+2)
76
(+5)
5
(-)
6
(-)
0.225
(↓0.001)
3.610
(↓0.11)