1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 2 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 |
勝利投手:- 敗戦投手:- |
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◆中日は、先発・涌井が6回1失点。打たせて取るピッチングで、ベテランの貫禄を示した。一方のロッテは、先発・種市が5回無安打無失点の好投。先発ローテーションの柱として期待される右腕が、万全の仕上がりを披露した。
◆先発した種市篤暉投手(25)が5回無安打無失点と安定した投球を見せた。4回には得意のフォークで3者連続空振り三振を奪うなど、仕上げてきた。「フォークの感覚がすごくよくなっていたので、そのままちょっと多めでお願いしますとキャッチャーに伝えて投げました」と説明した。70球を投げ、マウンドを降り「球数を投げていないのが一番僕の中では不安だったので、ある程度多めに投げられたのは今日すごくよかった」とうなずいた。実戦登板では失点することなく、シーズンを迎える。シーズン初登板は30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)になる予定だ。「いいイメージで開幕にいけるんじゃないかなと思います。キャンプからずっと調子がよかったので、シーズン中に落とさないように。このままいい状態で、ずっと上がっていけるようにしていきたい」と意気込んだ。
◆中日涌井秀章投手(37)が6回5安打1失点と20年目の開幕へ順調な仕上がりを見せた。初回は先頭藤岡に四球を与え、後続を断ち、4回も先頭ソト、ポランコに連打を許したが、山口をシンカーで併殺打、安田を右飛に打ち取った。5回は先頭からの連打と内野ゴロで1点を失ったが、粘りの投球で77球にまとめた。オープン戦3試合で計11回を1失点、防御率0・82の安定感。最終登板を終えたベテランは「(状態は)普通。開幕(投手)を言われてもいいように状態を上げて、順調にいった」と自らに合格点を与えた。試合後、立浪和義監督(54)は「2戦目を任せます」と30日のヤクルトとの開幕2戦目(神宮)に先発すると公表。「経験ある投手だから、試合で存分に(経験を)出してもらいたい」と期待を寄せた。涌井はパ・リーグ時代に神宮で3戦2勝、防御率1・59を誇り、中日では移籍2年目で初登板となる。開幕投手は横浜(神奈川)の後輩でもある柳裕也投手(29)がプロ8年目で初めて指名された。開幕投手10回の先輩として「柳もいろんな舞台を経験してるので、思いっきりプレッシャーかけていきます。緊張するな、とかは絶対言わずに、ギリギリまであおっていきたい」とニヤリ。「それくらいの方が、あいつの性格上、入りすぎちゃうと思うので。この1週間をちょっとプレッシャーと戦ってもらおうかな」。愛あるイジリで、横浜OBでの「開幕1、2フィニッシュ」をにらんだ。【伊東大介】
◆ロッテ種市篤暉投手(25)は良い感覚をキープし、開幕スタートダッシュを決める。得意のフォークがさえ渡り、4回には3者連続で空振り三振を奪うなど5回無安打無失点4奪三振でオープン戦ラスト登板を締めくくった。「前回同様にインコースにもたくさん突っ込みましたし、カーブもできるだけ投げられた」と手応えを口にした。3月上旬には侍ジャパン日本代表として戦うなど、例年より早めの調整となったが好調を維持している。「キャンプからずっと調子がよかったので、シーズン中に落とさないようにこのままいい状態で、開幕に投げてからもずっと上がっていけるようにしていきたい」と力を込めた。ロッテの柱となる右腕は30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)がシーズン初登板になる予定。「去年の成績を全て越えられるように、その準備はできたと思ってるんで。あと開幕に向けて全力で投げていきたい」と意気込んだ。
◆中日の中田翔内野手(34)が23日、ロッテとのオープン戦(バンテリンドーム)を欠場した。試合前練習ではノックを受け、フリー打撃を回避した。立浪監督は「体調の面で今日は試合に出さなかったが、明日以降は大丈夫。大した問題ではない」と説明した。チームは選手の体調管理を重視しており、前日22日にナイトゲームで3打席に立ったことを考慮したもようだ。
◆ロッテ・種市篤暉投手(25)が先発し、5回70球を投げ無安打無失点に抑えた。開幕2戦目となる30日の日本ハム戦(ZOZOマリン)での先発登板が内定しており、開幕前最後の登板で抜群の安定感をみせた。圧巻は四回だ。決め球に武器であるフォークボールを使用して村松、細川、石川昂を3者連続空振り三振に仕留めた。直球も最速152キロを計測し、ストライク先行でテンポよく投げていった。昨季は23試合に登板し、自身初の10勝(7敗)を記録。今季は初の規定投球回(143回)の達成や奪三振のタイトルなどに意欲をみせており、開幕投手の小島、佐々木とともに柱として期待される右腕が準備を整えた。
◆31日の開幕3戦目(対日本ハム)での先発登板が内定しているロッテ・佐々木朗希投手(22)が、24日の中日とのオープン戦で開幕前最後の登板に臨む。この日はキャッチボールやダッシュで調整。練習後にサイン会を行い、リラックスした表情だった。前回17日の楽天戦では4回で5失点を喫し「しっかりといいフォームでいい出力で投げられるようにしたい」と修正点を挙げていた。
◆ロッテは先制するも追いつかれて引き分けとなった。打線は6試合連続で3点以下に抑えられるなど、なかなか振るわない現状。この日は8安打するも1点しか奪えなかった。四回は先頭のソトとポランコが安打で出塁したが、山口が遊ゴロ併殺打、安田が右飛に抑えられて得点できず。五回も中村奨、茶谷で無死一、三塁の好機を作ったが田村の遊ゴロの間に1点を挙げたのみだった。吉井監督は「打つほうはみんなよく頑張ってくれている」としながら「作戦のところでまだできることがあった。そこはしっかりと考えてやっていきたい」と反省を口にした。
◆ゼロ行進を続けた。開幕2戦目(30日、日本ハム戦)での先発が内定しているロッテ・種市篤暉投手(25)が23日、中日とのオープン戦(バンテリンドーム)に登板し、5回無安打無失点。今季練習試合も含めて実戦5試合で失点せず、開幕前最後の登板を終えた。「いいイメージで開幕に行ける。ずっと調子がよかったので、シーズン中に落とさないようにこのままの状態でいきたい」直球は今季最速152キロを計測し、テンポよくストライク先行で投げた。四回は決め球に武器のフォークボールを駆使して村松、細川、石川昂を3者連続で空振り三振。昨季初の2桁勝利を挙げ、さらなる飛躍へ「去年の成績を全て超えられるように、その準備はできた」とうなずいた。開幕投手の小島、31日の開幕3戦目に先発予定の佐々木とともに柱として期待する右腕に、吉井監督は「(2019年に)投手コーチで来たときから向上心のある子だった。(その精神が)いつも変わらない」と目を細めた。この日は指揮官の所有馬リジンがJRA初勝利。馬車馬のごとく高みへ向かう種市が、開幕へ準備万全だ。(森祥太郎)
◆中日の中田が欠場した。打撃練習を回避し、試合前のシートノックでは姿を見せなかった。立浪監督は体調面に不安があったことを明かし「大した問題ではない。大事を取った。24日以降は大丈夫かな」と説明した。
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
10 | 4 | 2 | 0.714 (↑0.022) | - (-) |
66 (+5) | 44 (+1) | 18 (+2) | 14 (+1) |
0.253 (↓0.004) | 2.770 (↑0.12) |
2 (-) |
中日 |
9 | 5 | 5 | 0.643 (-) | 1 (↓0.5) |
48 (+1) | 42 (+1) | 6 (-) | 7 (-) |
0.215 (↓0.007) | 2.020 (↑0.06) |
3 (3↑) |
ヤクルト |
9 | 6 | 1 | 0.600 (↑0.029) | 1.5 (-) |
49 (+3) | 49 (-) | 9 (-) | 9 (-) |
0.223 (↓0.003) | 2.940 (↑0.2) |
4 (1↓) |
日本ハム |
7 | 5 | 5 | 0.583 (↓0.053) | 2 (↓1) |
58 (-) | 61 (+1) | 5 (-) | 18 (+1) |
0.241 (↓0.004) | 3.280 (↑0.14) |
5 (1↑) |
楽天 |
8 | 6 | 2 | 0.571 (-) | 2 (↓0.5) |
47 (+1) | 36 (+1) | 3 (-) | 16 (-) |
0.249 (↓0.008) | 2.110 (↑0.07) |
6 (2↓) |
西武 |
6 | 5 | 1 | 0.545 (↓0.055) | 2.5 (↓1) |
30 (-) | 37 (+3) | 5 (-) | 5 (-) |
0.227 (↓0.007) | 2.910 (↑0.09) |
7 (2↓) |
ORIX |
7 | 6 | 1 | 0.538 (↓0.045) | 2.5 (↓1) |
40 (+2) | 47 (+4) | 4 (-) | 6 (-) |
0.249 (↓0.003) | 3.350 (↓0.08) |
8 (-) |
巨人 |
7 | 7 | 1 | 0.500 (-) | 3 (↓0.5) |
51 (+1) | 42 (+1) | 4 (-) | 7 (-) |
0.225 (↓0.004) | 2.630 (↑0.12) |
8 (1↑) |
DeNA |
6 | 6 | 5 | 0.500 (↑0.045) | 3 (-) |
58 (+1) | 40 (-) | 12 (-) | 23 (+2) |
0.264 (↓0.008) | 2.280 (↑0.15) |
10 (-) |
広島 |
5 | 8 | 5 | 0.385 (↓0.032) | 4.5 (↓1) |
51 (+1) | 58 (+5) | 10 (-) | 8 (-) |
0.209 (↓0.002) | 2.740 (↓0.16) |
11 (-) |
ロッテ |
2 | 8 | 3 | 0.200 (-) | 6 (↓0.5) |
32 (+1) | 51 (+1) | 5 (-) | 7 (-) |
0.217 (↑0.002) | 3.720 (↑0.32) |
12 (-) |
阪神 |
3 | 13 | 1 | 0.188 (↑0.055) | 8 (-) |
48 (+4) | 71 (+2) | 5 (+1) | 6 (-) |
0.226 (↓0.002) | 3.500 (↑0.1) |
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