西武(★2対3☆)ヤクルト =オープン戦1回戦(2024.03.22)・ベルーナドーム=
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ヤクルト
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西武
1100000002620
勝利投手:サイスニード(1勝1敗0S)
(セーブ:エスパーダ(0勝0敗1S))
敗戦投手:佐藤 隼輔(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆ヤクルトは、村上が適時打を含む2安打を記録。頼れる主砲が持ち前の打棒を発揮した。対する西武は、開幕投手に指名されている今井が先発。3回無安打無失点の投球で、万全の仕上がりをアピールした。

◆西武の開幕投手を務める今井達也投手が、3回無安打無失点の好投で開幕戦への準備を整えた。最速155キロの速球は威力十分で、スライダーなど変化球のキレも抜群だった。「ストライクゾーンにどんどん真っすぐも変化球も投げられたし、良かったかなと思います」。31球で降板後は、ブルペンで約15球の投球練習を追加し、調整した。

◆ヤクルト高津臣吾監督(55)が、"かたくなに"口を閉ざした。開幕1週間前のこの日、先発したサイスニードは6回4安打2失点。開幕投手が最有力視される中で、高津監督は「開幕投手は言いません。もうそれは予告だから、そん時は言いますよ」とした。開幕投手については、既に決めてるという。ただ、簡単には言わない。同監督は「秘密主義、秘密主義だから」と開幕前日の28日まで明かさないようだ。

◆自身初の開幕投手を務める西武今井達也投手が、予定の3回を無安打無失点の好投で開幕戦への準備を整えた。最速155キロの速球は威力十分で、スライダーなど変化球のキレも抜群だった。「前回よりもストライクゾーンにどんどん真っすぐも変化球も投げられたし、良かったかなと思います」。31球で降板した後は、ブルペンで約15球の投球練習を追加し、万全の調整で1週間後の大役に備えた。午前中には、母校の作新学院の後輩たちから刺激を受けた。ナイターでの先発だったが、センバツの神村学園戦をテレビ観戦。「惜しくも負けちゃいましたけど、夏も期待してますし、応援しています」とエールを送った。高3夏の甲子園の準々決勝で投げ勝った早川が相手となる29日の楽天戦に向け「選手全員開幕を楽しみにしていますし、全力で戦い抜いて、リーグ優勝、日本一を目指していければ」と決意を込めた。▽西武松井監督(今井について)「本当に良かったですね。真っすぐもそうですけど、しっかりと相手の打者を見ながら、ピッチングできてたと思います」

◆古賀悠斗捕手(24)が5試合ぶりに実戦復帰した。守備では開幕投手の今井達也投手らを好リード。打撃では2回に左犠飛を放ち「うまく犠牲フライを打つことができて良かったです」とコメントした。15日のソフトバンク戦で左肘に死球を受け途中交代。状態が心配されたが予定した5回まで出場した。松井監督は「問題なければ明日、もう少し長いイニングを考えています」と話した。

◆ヤクルト・サイスニード投手は6回4安打2失点。開幕投手について「選ばれれば光栄なことですし。最初のゲームっていうところでチームを活気づけられるような投球ができればいいですけど。もちろんこれは選ばれればの話です」。

◆西武は初の開幕投手を務める今井が3回を無安打に封じて二塁を踏ませなかった。制球良く3ボールにもせずテンポ良く31球。予定通りのイニング数を投げ終えた。「前回よりもストライクゾーンにどんどん真っすぐと変化球を投げられたし、良かった」と穏やかに振り返った。三回に先頭打者を味方の失策で出したのが唯一の走者で、その後も3者続けて速球で凡打に仕留め「エラーがあってもしっかり投手が踏ん張れるように常に意識している」と頼もしい。「常に向上心を持ちながらシーズンをやり抜けたら」と楽天との開幕戦へ向かう。

◆開幕1週間前。ヤクルトの開幕投手の最有力候補のサイスニード投手(31)が開幕前最後のマウンドに上がり、6回81球を投げ、4安打2失点。「立ち上がり失点はしてしまいましたがしっかり修正してゲーム自体は作れたので、開幕前、最後の登板、満足のいく投球でした」とやや課題は残したものの、充実した表情でマウンドを降りた。課題を残したのは、立ち上がりの制球力だ。若干球が高く、甘く入り、会心の当たりはなかったものの西武打線に外野まで運ばれた。一回先頭の金子はチェンジアップを右前に落とされ、2死三塁で4番・アギラーに外角高めのスライダーをバットの先に当てられ右前適時打。二回はコルデロにカットボールを右翼線二塁打とされ、古賀の左犠飛で1点を失った。ただ、尻上がりに調子を上げ、制球も安定。最速148キロの直球に、110キロ台のカーブやチェンジアップで緩急をつけて6回81球4安打2失点だった。来日4年目の助っ人は愛妻の支えを受け、29日の開幕戦(対中日、神宮)のマウンドに向かう。既に夫人のハナさんが来日。「やっぱり奥さんが来ることによって精神的な支えになるし、本当に奥さんに支えてもらっている」と感謝する。休養日は東京都内を巡り「毎週ちょっと違うことをやろう」というのが夫婦の決め事。焼肉を食べたり、コーヒーを飲んだり、日本文化を感じながらパワーを蓄えている。外国人選手で開幕投手を務めれば、2018年のブキャナン以来6年ぶり。V奪回に欠かせない右腕が、万全の準備を進める。(赤尾裕希)

◆プロ8年目で初の開幕投手を務める西武・今井達也投手(25)が22日、ヤクルトとのオープン戦(ベルーナ)に先発し、3回を無安打無失点と好投。テンポ良く31球でまとめ、万全の仕上がりを見せた。「前回よりもストライクゾーンにどんどん真っすぐと変化球を投げられたし、良かった」気温5度と肌寒い中で最速155キロを計測。三回に先頭打者を味方の失策で出したのが唯一の走者で、その後も3者続けて速球で凡打に仕留めた。オープン戦3試合に登板し、計12回を1失点、14奪三振。「去年より真っすぐの平均球速がちょっと速くなったと感じる」と手応えを口にする。次回登板は29日の楽天との開幕戦(楽天モバイルパーク)。2021年から楽天に9連勝中の右腕は「シーズンの最後まで全力で戦い抜いてリーグ優勝、日本一を目指したい」と力強く語った。(石井孝尚)

◆燕の切り込み隊長が目を覚ました。ヤクルト・塩見泰隆外野手(30)が22日、西武とのオープン戦(ベルーナ)に「1番・中堅」で先発出場し、2安打1打点1得点。冷えた所沢で快音を鳴らした。「がむしゃらに打ちました。少し(状態は)上がってきたのかなという感じ。この感覚を忘れないようにできればいい」六回の第3打席は先頭で右前打をマーク。村上の適時打で生還し、得点の起点となった。七回1死二塁では勝ち越しの左前適時打を放った。13日時点でオープン戦の打率は・063。不振に加え、左ふくらはぎへの自打球の影響で1試合を欠場した。苦しむ日々でバットの軌道や足の上げ方、トップの位置...とあらゆる部分に目を向けた。風呂でも脳内でイメージするなど試行錯誤を重ね、この日の第2打席で吹っ切れた。結果は右飛だったが、「あーだこーだと考え過ぎていた。初心に戻った」。タイミングだけを意識したという2打席目以降に2安打した。高津監督は「彼は勝負強い。相手が嫌がる1番バッターを考えると、彼が収まるのが一番いい」と1番起用を示唆した。リーグ連覇を達成した2021、22年は不動の1番に君臨したリードオフマンだ。「攻撃的に、積極的に仕掛けていくのが僕のスタイル。積極的に仕掛けていく1番になれたら」と塩見。〝恐怖の1番〟がV奪回のピースとなる。(武田千怜)

◆開幕へ、準備OK!! 開幕投手の最有力候補であるヤクルト・サイスニード投手(31)が、6回4安打2失点と力投。立ち上がりこそ失点したが立て直し、開幕前最後の登板を終えた。「満足している。修正する部分は修正して、尻上がりに上がってきて良かったと思っている」。一、二回は球が若干高めに、甘めに入ったが、最少失点で切り抜けた。最速148キロの直球と緩急を使った投球で、三回以降は1安打に抑え「(開幕へ)100%の準備はできている」とうなずいた。高津監督は助っ人右腕の仕上がりに「もうちょっと上げていかないといけない」と注文を付けた上で、開幕投手については人選を決めているとしながらも「言いません。秘密主義なので」とけむに巻いた。外国人投手が大役を務めれば、2018年のブキャナン以来6年ぶり。29日の開幕戦(対中日、神宮)まで残り1週間。万全の準備を進める。(赤尾裕希)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
942 0.692
(-)
-
(-)
61
(+2)
43
(+2)
16
(+2)
13
(-)
0.257
(↓0.008)
2.890
(↑0.06)
2
(1↑)
中日
954 0.643
(↑0.028)
0.5
(↓0.5)
47
(+4)
41
(+3)
6
(-)
7
(+1)
0.222
(↑0.001)
2.080
(↓0.05)
3
(1↑)
日本ハム
745 0.636
(↑0.036)
1
(↑0.5)
58
(+5)
60
(+3)
5
(+1)
17
(-)
0.245
(↑0.003)
3.420
(↑0.1)
4
(2↓)
西武
641 0.600
(↓0.067)
1.5
(↓0.5)
30
(+2)
34
(+3)
5
(-)
5
(-)
0.234
(↓0.005)
3.000
(-)
5
(-)
ORIX
751 0.583
(↑0.038)
1.5
(↑0.5)
38
(+3)
43
(-)
4
(+1)
6
(-)
0.252
(↓0.004)
3.270
(↑0.28)
6
(-)
ヤクルト
861 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑0.5)
46
(+3)
49
(+2)
9
(-)
9
(-)
0.226
(-)
3.140
(↑0.09)
6
(-)
楽天
861 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑0.5)
46
(+3)
35
(+1)
3
(+1)
16
(+1)
0.257
(↓0.004)
2.180
(↑0.09)
8
(2↓)
巨人
770 0.500
(↓0.038)
2.5
(↓0.5)
50
(+1)
41
(+3)
4
(-)
7
(-)
0.229
(↓0.01)
2.750
(↓0.02)
9
(-)
DeNA
565 0.455
(↓0.045)
3
(↓0.5)
57
(+3)
40
(+5)
12
(+1)
21
(-)
0.272
(↓0.004)
2.430
(↓0.2)
10
(-)
広島
575 0.417
(-)
3.5
(-)
50
(+2)
53
(+2)
10
(+2)
8
(-)
0.211
(↓0.007)
2.580
(↑0.04)
11
(-)
ロッテ
282 0.200
(↓0.022)
5.5
(↓0.5)
31
(+3)
50
(+4)
5
(+1)
7
(+1)
0.215
(-)
4.040
(↑0.06)
12
(-)
阪神
2131 0.133
(↓0.01)
8
(↓0.5)
44
(-)
69
(+3)
4
(-)
6
(-)
0.228
(↑0.003)
3.600
(↑0.01)