1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 3 | 8 | 0 | 0 |
西武 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 6 | 2 | 0 |
勝利投手:サイスニード(1勝1敗0S) (セーブ:エスパーダ(0勝0敗1S)) 敗戦投手:佐藤 隼輔(0勝1敗0S) |
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◆ヤクルトは、村上が適時打を含む2安打を記録。頼れる主砲が持ち前の打棒を発揮した。対する西武は、開幕投手に指名されている今井が先発。3回無安打無失点の投球で、万全の仕上がりをアピールした。
◆西武の開幕投手を務める今井達也投手が、3回無安打無失点の好投で開幕戦への準備を整えた。最速155キロの速球は威力十分で、スライダーなど変化球のキレも抜群だった。「ストライクゾーンにどんどん真っすぐも変化球も投げられたし、良かったかなと思います」。31球で降板後は、ブルペンで約15球の投球練習を追加し、調整した。
◆ヤクルト高津臣吾監督(55)が、"かたくなに"口を閉ざした。開幕1週間前のこの日、先発したサイスニードは6回4安打2失点。開幕投手が最有力視される中で、高津監督は「開幕投手は言いません。もうそれは予告だから、そん時は言いますよ」とした。開幕投手については、既に決めてるという。ただ、簡単には言わない。同監督は「秘密主義、秘密主義だから」と開幕前日の28日まで明かさないようだ。
◆自身初の開幕投手を務める西武今井達也投手が、予定の3回を無安打無失点の好投で開幕戦への準備を整えた。最速155キロの速球は威力十分で、スライダーなど変化球のキレも抜群だった。「前回よりもストライクゾーンにどんどん真っすぐも変化球も投げられたし、良かったかなと思います」。31球で降板した後は、ブルペンで約15球の投球練習を追加し、万全の調整で1週間後の大役に備えた。午前中には、母校の作新学院の後輩たちから刺激を受けた。ナイターでの先発だったが、センバツの神村学園戦をテレビ観戦。「惜しくも負けちゃいましたけど、夏も期待してますし、応援しています」とエールを送った。高3夏の甲子園の準々決勝で投げ勝った早川が相手となる29日の楽天戦に向け「選手全員開幕を楽しみにしていますし、全力で戦い抜いて、リーグ優勝、日本一を目指していければ」と決意を込めた。▽西武松井監督(今井について)「本当に良かったですね。真っすぐもそうですけど、しっかりと相手の打者を見ながら、ピッチングできてたと思います」
◆古賀悠斗捕手(24)が5試合ぶりに実戦復帰した。守備では開幕投手の今井達也投手らを好リード。打撃では2回に左犠飛を放ち「うまく犠牲フライを打つことができて良かったです」とコメントした。15日のソフトバンク戦で左肘に死球を受け途中交代。状態が心配されたが予定した5回まで出場した。松井監督は「問題なければ明日、もう少し長いイニングを考えています」と話した。
◆ヤクルト・サイスニード投手は6回4安打2失点。開幕投手について「選ばれれば光栄なことですし。最初のゲームっていうところでチームを活気づけられるような投球ができればいいですけど。もちろんこれは選ばれればの話です」。
◆西武は初の開幕投手を務める今井が3回を無安打に封じて二塁を踏ませなかった。制球良く3ボールにもせずテンポ良く31球。予定通りのイニング数を投げ終えた。「前回よりもストライクゾーンにどんどん真っすぐと変化球を投げられたし、良かった」と穏やかに振り返った。三回に先頭打者を味方の失策で出したのが唯一の走者で、その後も3者続けて速球で凡打に仕留め「エラーがあってもしっかり投手が踏ん張れるように常に意識している」と頼もしい。「常に向上心を持ちながらシーズンをやり抜けたら」と楽天との開幕戦へ向かう。
◆開幕1週間前。ヤクルトの開幕投手の最有力候補のサイスニード投手(31)が開幕前最後のマウンドに上がり、6回81球を投げ、4安打2失点。「立ち上がり失点はしてしまいましたがしっかり修正してゲーム自体は作れたので、開幕前、最後の登板、満足のいく投球でした」とやや課題は残したものの、充実した表情でマウンドを降りた。課題を残したのは、立ち上がりの制球力だ。若干球が高く、甘く入り、会心の当たりはなかったものの西武打線に外野まで運ばれた。一回先頭の金子はチェンジアップを右前に落とされ、2死三塁で4番・アギラーに外角高めのスライダーをバットの先に当てられ右前適時打。二回はコルデロにカットボールを右翼線二塁打とされ、古賀の左犠飛で1点を失った。ただ、尻上がりに調子を上げ、制球も安定。最速148キロの直球に、110キロ台のカーブやチェンジアップで緩急をつけて6回81球4安打2失点だった。来日4年目の助っ人は愛妻の支えを受け、29日の開幕戦(対中日、神宮)のマウンドに向かう。既に夫人のハナさんが来日。「やっぱり奥さんが来ることによって精神的な支えになるし、本当に奥さんに支えてもらっている」と感謝する。休養日は東京都内を巡り「毎週ちょっと違うことをやろう」というのが夫婦の決め事。焼肉を食べたり、コーヒーを飲んだり、日本文化を感じながらパワーを蓄えている。外国人選手で開幕投手を務めれば、2018年のブキャナン以来6年ぶり。V奪回に欠かせない右腕が、万全の準備を進める。(赤尾裕希)
◆プロ8年目で初の開幕投手を務める西武・今井達也投手(25)が22日、ヤクルトとのオープン戦(ベルーナ)に先発し、3回を無安打無失点と好投。テンポ良く31球でまとめ、万全の仕上がりを見せた。「前回よりもストライクゾーンにどんどん真っすぐと変化球を投げられたし、良かった」気温5度と肌寒い中で最速155キロを計測。三回に先頭打者を味方の失策で出したのが唯一の走者で、その後も3者続けて速球で凡打に仕留めた。オープン戦3試合に登板し、計12回を1失点、14奪三振。「去年より真っすぐの平均球速がちょっと速くなったと感じる」と手応えを口にする。次回登板は29日の楽天との開幕戦(楽天モバイルパーク)。2021年から楽天に9連勝中の右腕は「シーズンの最後まで全力で戦い抜いてリーグ優勝、日本一を目指したい」と力強く語った。(石井孝尚)
◆燕の切り込み隊長が目を覚ました。ヤクルト・塩見泰隆外野手(30)が22日、西武とのオープン戦(ベルーナ)に「1番・中堅」で先発出場し、2安打1打点1得点。冷えた所沢で快音を鳴らした。「がむしゃらに打ちました。少し(状態は)上がってきたのかなという感じ。この感覚を忘れないようにできればいい」六回の第3打席は先頭で右前打をマーク。村上の適時打で生還し、得点の起点となった。七回1死二塁では勝ち越しの左前適時打を放った。13日時点でオープン戦の打率は・063。不振に加え、左ふくらはぎへの自打球の影響で1試合を欠場した。苦しむ日々でバットの軌道や足の上げ方、トップの位置...とあらゆる部分に目を向けた。風呂でも脳内でイメージするなど試行錯誤を重ね、この日の第2打席で吹っ切れた。結果は右飛だったが、「あーだこーだと考え過ぎていた。初心に戻った」。タイミングだけを意識したという2打席目以降に2安打した。高津監督は「彼は勝負強い。相手が嫌がる1番バッターを考えると、彼が収まるのが一番いい」と1番起用を示唆した。リーグ連覇を達成した2021、22年は不動の1番に君臨したリードオフマンだ。「攻撃的に、積極的に仕掛けていくのが僕のスタイル。積極的に仕掛けていく1番になれたら」と塩見。〝恐怖の1番〟がV奪回のピースとなる。(武田千怜)
◆開幕へ、準備OK!! 開幕投手の最有力候補であるヤクルト・サイスニード投手(31)が、6回4安打2失点と力投。立ち上がりこそ失点したが立て直し、開幕前最後の登板を終えた。「満足している。修正する部分は修正して、尻上がりに上がってきて良かったと思っている」。一、二回は球が若干高めに、甘めに入ったが、最少失点で切り抜けた。最速148キロの直球と緩急を使った投球で、三回以降は1安打に抑え「(開幕へ)100%の準備はできている」とうなずいた。高津監督は助っ人右腕の仕上がりに「もうちょっと上げていかないといけない」と注文を付けた上で、開幕投手については人選を決めているとしながらも「言いません。秘密主義なので」とけむに巻いた。外国人投手が大役を務めれば、2018年のブキャナン以来6年ぶり。29日の開幕戦(対中日、神宮)まで残り1週間。万全の準備を進める。(赤尾裕希)
<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
9 | 4 | 2 | 0.692 (-) | - (-) |
61 (+2) | 43 (+2) | 16 (+2) | 13 (-) |
0.257 (↓0.008) | 2.890 (↑0.06) |
2 (1↑) |
中日 |
9 | 5 | 4 | 0.643 (↑0.028) | 0.5 (↓0.5) |
47 (+4) | 41 (+3) | 6 (-) | 7 (+1) |
0.222 (↑0.001) | 2.080 (↓0.05) |
3 (1↑) |
日本ハム |
7 | 4 | 5 | 0.636 (↑0.036) | 1 (↑0.5) |
58 (+5) | 60 (+3) | 5 (+1) | 17 (-) |
0.245 (↑0.003) | 3.420 (↑0.1) |
4 (2↓) |
西武 |
6 | 4 | 1 | 0.600 (↓0.067) | 1.5 (↓0.5) |
30 (+2) | 34 (+3) | 5 (-) | 5 (-) |
0.234 (↓0.005) | 3.000 (-) |
5 (-) |
ORIX |
7 | 5 | 1 | 0.583 (↑0.038) | 1.5 (↑0.5) |
38 (+3) | 43 (-) | 4 (+1) | 6 (-) |
0.252 (↓0.004) | 3.270 (↑0.28) |
6 (-) |
ヤクルト |
8 | 6 | 1 | 0.571 (↑0.033) | 1.5 (↑0.5) |
46 (+3) | 49 (+2) | 9 (-) | 9 (-) |
0.226 (-) | 3.140 (↑0.09) |
6 (-) |
楽天 |
8 | 6 | 1 | 0.571 (↑0.033) | 1.5 (↑0.5) |
46 (+3) | 35 (+1) | 3 (+1) | 16 (+1) |
0.257 (↓0.004) | 2.180 (↑0.09) |
8 (2↓) |
巨人 |
7 | 7 | 0 | 0.500 (↓0.038) | 2.5 (↓0.5) |
50 (+1) | 41 (+3) | 4 (-) | 7 (-) |
0.229 (↓0.01) | 2.750 (↓0.02) |
9 (-) |
DeNA |
5 | 6 | 5 | 0.455 (↓0.045) | 3 (↓0.5) |
57 (+3) | 40 (+5) | 12 (+1) | 21 (-) |
0.272 (↓0.004) | 2.430 (↓0.2) |
10 (-) |
広島 |
5 | 7 | 5 | 0.417 (-) | 3.5 (-) |
50 (+2) | 53 (+2) | 10 (+2) | 8 (-) |
0.211 (↓0.007) | 2.580 (↑0.04) |
11 (-) |
ロッテ |
2 | 8 | 2 | 0.200 (↓0.022) | 5.5 (↓0.5) |
31 (+3) | 50 (+4) | 5 (+1) | 7 (+1) |
0.215 (-) | 4.040 (↑0.06) |
12 (-) |
阪神 |
2 | 13 | 1 | 0.133 (↓0.01) | 8 (↓0.5) |
44 (-) | 69 (+3) | 4 (-) | 6 (-) |
0.228 (↑0.003) | 3.600 (↑0.01) |
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