中日(☆4対3★)ロッテ =オープン戦1回戦(2024.03.22)・バンテリンドーム=
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ロッテ
0100010013711
中日
10000300X4800
勝利投手:祖父江 大輔(1勝0敗1S)
(セーブ:清水 達也(0勝0敗1S))
敗戦投手:東妻 勇輔(0勝1敗0S)

本塁打
【ロッテ】ソト(2号・2回表ソロ)

  DAZN
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◆中日は、先発・柳が5回3安打1失点の好投。シーズン開幕に向けて、順調な調整ぶりを示した。対するロッテは、ソトが本塁打を含む2安打2打点をマーク。新加入のスラッガーが、持ち前の打棒を発揮した。

◆中日松山晋也投手(23)が体調不良のため、ロッテ戦(バンテリンドーム)のベンチ入りを外れた。23日の出場可否は当日の状態を見て判断する。

◆中日柳裕也投手(29)がオープン戦最終登板で快投した。21日に立浪監督が8年目で初の開幕投手として公表したばかり。5回75球を投じ、3安打1失点。2回はソトにソロを浴び、さらに2死満塁のピンチを背負ったが、荻野を変化球でカウント1-1からの3球目143キロ直球で三ゴロに打ち取った。失点した2回以外はパーフェクト。「いい形で投げられた」と、自らに合格点を与えた。「過去7年間は開幕のマウンドに登る投手の背中を見てきた。その時は(存在が)遠くて格好もいいと感じた」。大野、小笠原、同期入団の笠原らの輝きを見送ってきた。熾烈(しれつ)な先発ローテ争いを勝ち抜いて得た初めての大役。「チームを代表して、ファンの皆さんの思いも背負いながらマウンドに上がりたい」と、意気込みを口にした。29日の開幕ヤクルト戦は神宮球場でのナイターになる。「大学時代はずっと神宮球場でプレーしていた。思い入れのある自分にとっては大切な球場。その球場で開幕マウンドに上がれるのが感慨深い」。慣れ親しんだ聖地での大役へ思いをはせた。

◆中田翔内野手(34)がオープン戦13試合目で初タイムリーを放った。初回2死二塁でカウント2-2からのロッテ小島の低め直球をセンター前に運ぶ技ありの一打。早出でのロングティーで汗を流した成果を見せた。「シーズンに入っても打てるように頑張ります」とコメント。開幕主砲指名している立浪監督も「結果もだが、このフォームで行くという1つの形が決まればそれだけでいい」とベテランへの信頼を寄せた。

◆初心にかえって、開幕へ修正した。開幕投手に決定しているロッテ小島和哉投手は中日戦で5回3安打1失点と好投した。「初回はまだちょっと自分と戦ってる感じだったんですけど、途中からはしっかりバッターと対峙(たいじ)できた」と振り返った。前回の15日オリックス戦(ZOZOマリン)では4回8安打5失点と打ち込まれた。この1週間、ルーキーのときに吉井監督から教えてもらった、投球時に踏み出した右足が高くなるように台を置いての投球練習に着手。「投げる時にどうしてもふわって浮いてしまう時がある。いろいろ悪い時の癖みたいなのがあるので、それ治す意味でもたくさん投げました」。プロ1、2年目の練習を思い返して腕を振り、状態を整えた。開幕戦へ向け「気持ちの面で、ファイティングポーズというか、しっかりと戦っていけるような精神状態でマウンドに上がれるようにしたい」と力を込めた。▽ロッテ・ソト(本塁打を含む2安打2打点)「(中日柳とは)前も対戦したことはあったので、ある程度のプランをたてて、それがうまくいった。打席の中でのタイミングとかを続けてやっていきたい」

◆右親指の骨挫傷から復帰し、1軍に合流したロッテ佐藤都志也捕手(26)が「8番捕手」でスタメン出場。5回まで開幕投手の小島和哉投手(27)をリードし1失点の抑えた。バットでも2打数1安打と活躍。佐藤は試合後「もう大丈夫だと思います」と回復ぶりを明かした。吉井理人監督(58)も「元気だったんでよかったです」と話した。

◆ロッテのネフタリ・ソト内野手(35)=前DeNA=が「5番・DH」で出場し、0-1の二回1死からオープン戦2号ソロを放った。「球を動かす投手なのでバットを内から出そうとしたら、インコースにきてうまく打てた」中日の開幕投手に内定している先発、柳の3球目、143キロの内角直球を上手く捉えて左翼席へ運んだ。悠々とダイヤモンドを回ると、両手を叩いてホームベースを踏んだ。昨季まではDeNAで6年間プレー。昨季は109試合に出場し、打率・234、14本塁打、50打点だった。2018年に41本塁打、19年には43本塁打で2年連続セ・リーグの本塁打王に輝いた長打力が魅力。昨年11月に左足を手術した影響で調整が遅れていたが、13日に1軍初合流するとオープン戦は試合前時点で打率308(13打数4安打)と好調だ。まだ試合ではDHのみで守備にはついていないが試合前練習では一塁で守備練習をこなしており、手術した左足は順調に回復している。入団会見では「このチームで優勝を目指して頑張っていきたい。自分の仕事はホームランを打つこと」と意気込んでおり、求められている役割をこなした。

◆29日の日本ハムとの開幕戦(ZOZOマリン)での先発登板が内定しているロッテ・小島和哉投手(27)が5回84球を投げ、3安打1失点に抑えた。開幕前最後の登板を終えて「投げる感覚が前まであんまり自分の中で良くなかったので、ちょっと初回はまたちょっと自分と戦ってる感じでした。途中からはしっかりバッターと対峙できたかなと思います」とホッとした表情だった。活が入った。一回は先頭の三好を四球で歩かせると、2死二塁から中田に中前適時打を浴びた。決め球が制球できずに苦労するなどし、一回を終えてベンチに戻ると吉井監督から「せっかく広い球場で投げるんだからストライクをじゃんじゃん投げなさい」と言われた。吉井監督からの助言に奮起し、二回以降は本来の投球をみせて無失点。小島は「この試合がくるまでコンディションはだいぶ心配でしたけど、それらしい感じでこれた。あとは気持ちの整理と細かい修正をしていけば大丈夫かな」と準備を整えた。小島の投球内容に吉井監督は「気持ちの面。追い込んで丁寧に投げすぎてカウントを悪くしてしまっていた」と助言の意図を説明。「あとは1週間あるのでそこでまたいろいろ考えてやってくれるはず。(開幕戦は)自分のできることに集中してやってほしい。結果はこっちで責任を負うので小島には思いっきり投げてほしい」と背中を押した。

◆2年連続の開幕投手に内定しているロッテ・小島和哉投手(27)が22日、中日とのオープン戦(ZOZOマリン)で5回84球を投げて3安打1失点と好投した。「コンディションはだいぶ心配でしたが、あとは気持ちの整理と細かい修正をしていけば大丈夫。しっかりとファイティングポーズを取っていけるようにしたい」前回15日のオリックス戦は4回5失点と乱れた。「上と下のバランスが合っていない感じがした」と、入団当時1軍投手コーチだった吉井監督から教わったマウンドの傾斜と逆向きに投げる練習を実施。上半身が「ふわって浮く」癖を見直すと、この日の二回以降は低めにボールを集める本来の投球に戻った。昨季はチームでただ一人、規定投球回(143回)に到達し、10勝6敗。29日の日本ハムとの開幕戦(ZOZOマリン)に向けて吉井監督は「結果はこっちで責任を負うので、小島には思いっきり投げてほしい」と期待した。(森祥太郎)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
942 0.692
(-)
-
(-)
61
(+2)
43
(+2)
16
(+2)
13
(-)
0.257
(↓0.008)
2.890
(↑0.06)
2
(1↑)
中日
954 0.643
(↑0.028)
0.5
(↓0.5)
47
(+4)
41
(+3)
6
(-)
7
(+1)
0.222
(↑0.001
2.080
(↓0.05)
3
(1↑)
日本ハム
745 0.636
(↑0.036)
1
(↑0.5)
58
(+5)
60
(+3)
5
(+1)
17
(-)
0.245
(↑0.003)
3.420
(↑0.1)
4
(2↓)
西武
641 0.600
(↓0.067)
1.5
(↓0.5)
30
(+2)
34
(+3)
5
(-)
5
(-)
0.234
(↓0.005)
3.000
(-)
5
(-)
ORIX
751 0.583
(↑0.038)
1.5
(↑0.5)
38
(+3)
43
(-)
4
(+1)
6
(-)
0.252
(↓0.004)
3.270
(↑0.28)
6
(-)
ヤクルト
861 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑0.5)
46
(+3)
49
(+2)
9
(-)
9
(-)
0.226
(-)
3.140
(↑0.09)
6
(-)
楽天
861 0.571
(↑0.033)
1.5
(↑0.5)
46
(+3)
35
(+1)
3
(+1)
16
(+1)
0.257
(↓0.004)
2.180
(↑0.09)
8
(2↓)
巨人
770 0.500
(↓0.038)
2.5
(↓0.5)
50
(+1)
41
(+3)
4
(-)
7
(-)
0.229
(↓0.01)
2.750
(↓0.02)
9
(-)
DeNA
565 0.455
(↓0.045)
3
(↓0.5)
57
(+3)
40
(+5)
12
(+1)
21
(-)
0.272
(↓0.004)
2.430
(↓0.2)
10
(-)
広島
575 0.417
(-)
3.5
(-)
50
(+2)
53
(+2)
10
(+2)
8
(-)
0.211
(↓0.007)
2.580
(↑0.04)
11
(-)
ロッテ
282 0.200
(↓0.022)
5.5
(↓0.5)
31
(+3)
50
(+4)
5
(+1)
7
(+1)
0.215
(-)
4.040
(↑0.06)
12
(-)
阪神
2131 0.133
(↓0.01)
8
(↓0.5)
44
(-)
69
(+3)
4
(-)
6
(-)
0.228
(↑0.003)
3.600
(↑0.01)