ソフトバンク(☆5対0★)巨人 =オープン戦3回戦(2024.03.14)・福岡PayPayドーム=
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  1 2 3 4 5 6 7 8 9
巨人
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0 0
ソフトバンク
3 0 0 0 0 2 0 0 X 5 8 1 2
勝利投手:大津 亮介(2勝0敗0S)
敗戦投手:戸郷 翔征(1勝2敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】柳田 悠岐(1号・1回裏3ラン),ウォーカー(2号・6回裏2ラン)

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◆ソフトバンクは、先発・大津が6回無失点8奪三振の好投。開幕ローテーション入りを目指す右腕が、アピールに成功した。対する巨人は、ルーキーの佐々木が2安打をマーク。守備でも好プレーを見せるなど、攻守に存在感を示した。

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◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が豪快なオープン戦1号3ランを放った。「3番右翼」でスタメン出場し、1回無死一、三塁で巨人戸郷の143キロ直球を右翼席中段に運んだ。柳田は確信した表情で一塁に歩き出した。今春の実戦で34打席目で待望の初アーチとなった。前日13日はオープン戦初の適時打を放っていた。開幕に向けて調子は上向きで「打ったのは真っすぐです。いいスイングができたと思います。チャンスで1本打つことができて良かったです」とコメントした。

◆ソフトバンク大津亮介投手(25)が6回3安打無失点、8奪三振の快投。開幕ローテーション入りへ猛アピールに成功した。140キロ後半の直球に緩急をつけたチェンジアップで巨人打線を封じ、岡本和、坂本の主軸2人からも三振3つを奪った。プロ2年目の大津は7種類以上の変化球を持ち、昨季は中継ぎとして46試合に登板。今季は先発転向を目指して春季キャンプから調整を行ってきた。

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◆巨人阿部慎之助監督がオープン戦打率5分6厘に低迷する助っ人を心配した。メジャー通算178発の実績を引っさげて来日したルーグネット・オドーア外野手(30=パドレス)のバットから快音が聞こえてこない。開幕後は外野起用を構想していたが、メジャーでは内野を主戦にしていたため、この日は加入後初めて三塁で出場した。阿部監督は「いろんな想定をしてした中でね、今日は試しただけかな」と説明。打撃については「時差ぼけじゃない!?」とぼやくしかなかった。

◆巨人開幕投手の戸郷翔征投手が修正力を披露した。ソフトバンクとのオープン戦に先発し、5回4安打3失点。1回に安打と四球でピンチを招くと、柳田に制球しきれなかった高めつり球を右翼席に3ランを運ばれた。2回以降は2安打無失点と持ち直し「最初は力でいっていましたけど、精度を高めようとした結果、いいものにつながった」と収穫も強調。阿部監督も「次、5回20失点しても開幕投手は変えないつもりだから」と全幅の信頼を寄せた。

◆開幕1軍サバイバルが最終盤に突入する。16日からの北海道遠征は2軍調整中の高梨雄平投手が1軍合流予定。山瀬慎之助捕手と増田陸内野手は遠征には同行せずに2軍に合流する。当初から阿部慎之助監督(44)は19日ロッテ戦(東京ドーム)をメドに開幕1軍メンバーの絞り込みを行うことを明言していた。

◆巨人ドラフト3位の佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)が2安打を放ってオープン戦首位打者をキープ。ドラフト制後、新人のオープン戦首位打者は14年井上(ロッテ)だけで、佐々木が1位になれば2人目だ。井上は46打数20安打の打率4割3分5厘だったが、現時点の佐々木は26打数13安打の打率5割。オープン戦で規定打席に到達して打率5割以上は00年に31打数17安打、打率5割4分8厘のイチロー(オリックス)が最後で、新人で打率5割以上はドラフト制後にまだいない。

◆ソフトバンク新助っ人アダム・ウォーカー外野手が豪快に2号2ランを放った。6回1死二塁で2番手船迫の直球をライナーで左中間席に突き刺す125メートル弾。2打席連続三振で迎えた第3打席だった。「とにかくコンタクトすることを一番に考えて打席に入った。いいスイングをすることができたよ」。12日の巨人戦(鹿児島)で古巣へ恩返しとなる移籍初アーチを記録してから中1日。「チャンスで追加点となる1発を打つことができて良かった」と笑みがはじけた。

◆おさるのジョージが"ジョージロー"に覚醒した。巨人ドラフト3位の佐々木俊輔外野手(24=日立製作所)がソフトバンクとのオープン戦に「2番中堅」でスタメン出場。5試合連続安打となる2安打をマークし、驚異の打率5割に乗せた。オープン戦の打率5割台到達となれば、00年オリックスのイチロー以来となる。球団では01年阿部以来のルーキー野手の開幕スタメンを視界に捉えた。まず足で魅せた。1回1死、佐々木は一、二塁間に128キロスライダーをひっかけた。一、二塁に転がった打球は二塁手牧原大に阻まれたが、内野安打をもぎ取った。2安打目は最高のつなぎだった。6回1死一塁のカウント2-1からヒットエンドランのサインに右前打。内角カットボールを狙い通り転がした。「飛んだところがよかったとしか思っていない。その場、その場の役割を果たすだけ」と表情は緩まなかった。オープン戦は26打数13安打と止まらない。アピールを続けるが「正直、不安しかない。まだオープン戦なので。投手の攻め方も変わってくる。これで本当に開幕で使ってもらって成績を残せるかと言えば、結果を残せるかという意味で不安しかない」と満足はない。8年の時を経て、再び同じユニホームを着る先輩の存在は心強い。日本ハムからトレードで加入した郡は帝京の1学年上。「あの人を追っかけてやってきた」と憧れの存在だった。追いつこうと必死でバットを振り込んできた。練習後も埼京線で十条から新宿駅まで一緒に帰った仲。甲子園にたどり着かず、悔しさばかりが残る3年間。ただ、過ごした青春の日々が今につながる。「おさるのジョージ」に似ていることから愛称は「ジョージ」。2月24日広島戦ではルーキー17年ぶりの4安打をマークした勢いは止まるどころか、"ジョージロー"と化して加速している。阿部監督からも「すげぇなと思って見てるよ」と初見投手の対応力や2番の適性を評価された。開幕スタメンも「チャンスあると思うよ」と評価は日に日に高まる。残りオープン戦7試合。もっと存在感を強めていく。【上田悠太】

◆巨人戦を終えた、ソフトバンク小久保裕紀監督の一問一答。-大津が好投小久保監督 今年一番やね。最後の6回はへばったかもしれないですけど、先発転向して1年目なんで。今日は最初からよく飛ばしてました。-開幕ローテも固まってきてうれしい悩み小久保監督 そうですね...。(大津は)ダメだからってすぐに中継ぎに戻すようなことはしない。しっかりその枠で争ってもらおうと思います。-大津は開幕ローテに前進したと考えていいか小久保監督 開幕ローテになるかどうかは分からないです。でも先発としての適性というかね、ちょっと吹っ切れない部分がずっと続いていたでしょうから、それを今日の登板で本人の中でも自信にしてくれたらいい。自分も先発でいけるんだっていう自信にしてくれたら。-打線の評価は小久保監督 今日は(初回と5回の)今宮のフォアボール。やっぱり彼はああいうタイプというか、ああいうふうにやってもらいたいし。あとは緒方の代打でのヒットとかね。-育成の緒方はオープン戦で7打数4安打小久保監督 秋のフェニックスリーグで自分の形をだいぶつかんだみたい。本当にいい活躍を連日してますよね。

◆ソフトバンク近藤健介外野手がオープン戦初のマルチ安打を放ち、打率を4割5分5厘に良化させた。4回に右前打、6回に右翼へ二塁打。本塁打こそ出ていないが、持ち前のバットコントロールで順調な調整を重ねている。「打ち損じもあるので、そういうところをもう少し。開幕まで期間があるのでしっかり調整していきたい」と振り返った。

◆ソフトバンク杉山一樹投手が開幕1軍入りへまた前進した。3回パーフェクトだった8日ロッテ戦から中5日で9回に登板。増田陸、丸をフォークで空振り三振に仕留め、2死一塁では重信を再びフォークで二ゴロに料理した。オープン戦は2試合4回を無失点で「不安や迷いがなく投げられている。ボールになる不安がないのでそこは本当に大きいです」と好調の要因を語った。

◆お待たせ1号。ソフトバンク柳田悠岐外野手(35)が実戦34打席目で待望の初アーチを放った。巨人とのオープン戦(ペイペイドーム)に「3番右翼」で先発し、1回に戸郷の143キロ直球を右翼席中段まで運ぶ、先制、決勝の3ラン。新加入の山川やウォーカーに、加入2年目の近藤が好調を維持する中、チームの顔にもようやく1発。開幕まで約2週間と迫り、超強力打線が本領を発揮してきた。柳田は確信していた。「(バットの)芯に当たったので、いい音がしました」。破裂音とともにペイペイドームは大歓声に包まれた。1回無死一、二塁の第1打席。戸郷の直球を右翼席中段まで運んだ。「戸郷選手からホームランを打ったのが初めてだったので、それが素直にうれしかった。打ったことのないピッチャーだったので」。プロ14年目。幾多のアーチを描いても、新鮮な感情が湧き起こる。驚くべきは球団が計測した182キロという打球速度だ。この数字はドジャースで活躍する大谷翔平にも匹敵する。小久保監督に「まだ打球が若いなと思いました」と言わしめ、今年で36歳とは思えない痛烈な打球をかっ飛ばした。さらに昨季のパ・リーグ本塁打王の近藤は「あれはありえないです。あれ目指してます」と舌を巻き、過去3度の本塁打王を獲得した山川も「ギータさんは反対方向にも打てますし、引っ張ったらああいう打球がいく。後ろで見ててすげぇなと思います。エグイですよね」とあぜんとした。同僚のアーチストたちも驚く特大3ラン。それでも柳田は「まだ50%ぐらい」と言うから恐ろしい。役者たちが本調子になってきた。西武からFA加入した山川はすでに実戦で4本塁打。トレードで加入したウォーカーは6回にオープン戦2号2ランを左翼席に運んだ。移籍2年目の近藤はマルチ安打で、オープン戦の打率は4割5分5厘と絶好調。柳田に待望の初アーチが飛び出し、安心材料はそろった。柳田、近藤、山川、ウォーカーの4人が24年のホークス打線を引っ張るのは間違いない。4番は山川で内定しており、その前後の並びに首脳陣が頭を悩ませているぜいたくな状況。打順は不透明だが、超強力打線なのは間違いない。【只松憲】

◆巨人の新外国人、ルーグネッド・オドーア内野手(30)=前パドレス=が来日初の「7番・三塁」で先発する。

◆巨人は零封負けを喫した。3月29日の阪神との開幕戦(東京ドーム)の先発が内定している戸郷翔征投手(23)は5回4安打3失点。2戦連続での3失点にも、阿部慎之助監督(44)は「次、5回20失点しても開幕投手は変えないつもりだから」とジョークを飛ばし、揺るぎない信頼を口にした。前回8日のオリックス戦(京セラ)で四回途中6安打3失点だった戸郷は、この日も一回に柳田に3ランを被弾。二回以降は立て直したが、本人も「あの一発が悔しかった。まだまだ細かい修正が必要」と、配球や制球を反省した。阿部監督は「別に打たれたのはいいんじゃないですか。甘いところは打たれるんだなと思っただろうし、そうやって反省はできるから。(二回以降は)大城としっかり会話しながら立て直した。それが大事だから」と心配はしていない。昨年12月に開幕投手に指名したエースだけに「次、5回20失点しても開幕投手は変えないつもりだから」と冗談交じりに信頼を表現した。

◆開幕投手を務める巨人・戸郷翔征投手(23)は5回4安打3失点で、前回8日のオリックス戦(京セラ)での四回途中6安打3失点に続き、本調子ではなかった。一回にソフトバンク・柳田に3ランを被弾し「あの一発が悔しかった。まだまだ細かい修正が必要」と配球や制球を反省した。それでも阿部監督は「次、5回20失点しても開幕投手は変えないつもり」とジョークを飛ばし、揺るぎない信頼を口にした。

◆快音が鳴り止まない。巨人のドラフト3位・佐々木俊輔外野手(24)=日立製作所=が14日、ソフトバンクとのオープン戦(ペイペイドーム)に「2番・中堅」で先発出場し、3打数2安打。球団の新人野手では、2001年に入団した阿部監督以来23年ぶりの開幕スタメンが見えてきた。「自分のスイング、打ちたいポイントで打てている。(安打は)飛んだところがよかった」一回の第1打席で、50メートル6秒0の俊足を飛ばして、5試合連続安打となる二塁への内野安打で出塁。六回1死一塁の第3打席では、ヒットエンドランのサインに応える右前打。直近の5試合中3試合で複数安打を放ち、打率を両リーグトップの・500(26打数13安打)に上げた。プロの洗礼を早々に浴びたことがプラスに生きた。即戦力として期待されて挑んだ春季キャンプの初実戦となる紅白戦で、4打数無安打2三振。持ち味の守備でも、平凡な飛球を落球する〝ホロ苦〟デビューだった。「打撃も守備も全部が駄目。悪いものが全て出たのかなと、そこで吹っ切れた」。気負うことをやめ、堂々たるプレーで存在感を示している。阿部監督は「『すげえな』と思って見ている。チャンスあると思うよ」と開幕スタメンの可能性を示唆した。「まだオープン戦。(シーズンで)結果を残せるか不安しかない」と佐々木。一喜一憂しない謙虚な姿勢で、指揮官以来の偉業を手繰り寄せる。(樋口航)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位 チーム名 勝数 負数 引分 勝率 首位差 得点 失点 本塁打 盗塁 打率 防御率
1
(-)
ORIX
5 1 1 0.833
(-)
-
(-)
25
(-)
18
(-)
1
(-)
6
(-)
0.292
(-)
2.570
(-)
2
(1↑)
ソフトバンク
6 2 1 0.750
(↑0.036)
0
(↓0.5)
34
(+5)
23
(-)
9
(+2)
6
(+1)
0.255
(↑0.001
2.590
(↑0.33)
2
(-)
西武
3 1 1 0.750
(-)
1
(-)
11
(-)
13
(-)
3
(-)
3
(-)
0.226
(-)
2.660
(-)
4
(-)
日本ハム
4 2 5 0.667
(-)
1
(-)
41
(+4)
43
(+4)
2
(-)
14
(+2)
0.245
(↓0.003)
3.860
(↓0.02)
5
(-)
ヤクルト
5 4 1 0.556
(-)
1.5
(-)
28
(-)
37
(-)
3
(-)
6
(-)
0.213
(-)
3.530
(-)
6
(-)
楽天
4 4 1 0.500
(-)
2
(-)
30
(-)
26
(-)
1
(-)
4
(-)
0.286
(-)
2.590
(-)
6
(-)
DeNA
3 3 4 0.500
(-)
2
(-)
40
(-)
25
(-)
9
(-)
15
(-)
0.260
(-)
2.560
(-)
8
(2↓)
巨人
4 5 0 0.444
(↓0.056)
2.5
(↓0.5)
34
(-)
30
(+5)
3
(-)
4
(-)
0.226
(↓0.006)
3.040
(↓0.3)
8
(1↑)
中日
4 5 3 0.444
(-)
2.5
(-)
31
(-)
33
(-)
3
(-)
5
(-)
0.209
(-)
2.630
(-)
8
(1↑)
広島
4 5 3 0.444
(-)
2.5
(-)
37
(+4)
38
(+4)
6
(+2)
8
(+3)
0.215
(↑0.002)
2.370
(↓0.06)
11
(-)
ロッテ
1 3 2 0.250
(-)
3
(-)
14
(-)
25
(-)
1
(-)
4
(-)
0.211
(-)
3.910
(-)
12
(-)
阪神
1 9 0 0.100
(-)
6
(-)
31
(-)
45
(-)
2
(-)
3
(-)
0.215
(-)
3.280
(-)