楽天(★1対6☆)オリックス =オープン戦1回戦(2024.03.13)・静岡草薙球場=
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ORIX
00101004061301
楽天
0000000101700
勝利投手:髙島 泰都(1勝0敗0S)
敗戦投手:田中 将大(2勝1敗0S)

本塁打
【オリックス】木下 元秀(1号・5回表ソロ)

  DAZN
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◆楽天は、島内が2安打を放って3試合連続安打をマーク。シーズン開幕に向け、調子を上げてきた。一方のオリックスは、先発・高島と2番手・古田島がそれぞれ2回無失点。即戦力として期待されるルーキーたちが、好投を披露した。

◆右肘クリーニング手術からの復活を目指す楽天田中将大投手(35)が、今季3度目の実戦で好投した。前回登板から中6日で先発。今季最長の3回を39球、3安打1失点に抑え「順調に1つ1つステップは踏めてるなっていう。毎度、繰り返しのように言ってしまってますけど、いい感じで来てるかなと思います」と振り返った。初回は渡部を二ゴロ、西野を一ゴロ、紅林を三ゴロと打たせて取り、わずか7球で3者凡退。2回も西川、太田を遊ゴロ、野口を左飛に仕留めた。3回は先頭佐野に中越え二塁打を浴び、なおも1死一、三塁から渡部に先制適時打を許したが、最少失点で切り抜けた。今季の実戦は2月24日中日戦(北谷)が1回11球で2安打無失点、3月6日阪神戦(甲子園)が2回26球で2安打1失点だった。前回、前々回と最速は141キロ。この日は3回2死一、三塁、紅林への4球目で146キロをマークした。「本当に出てんのかどうかちょっと分かんないですけど。登板2日前のブルペンでも球速は出てきてはいたので、上がったのかなとは一応思っときます」と話した。

◆楽天田中将大投手(35)が、開幕ローテ入りへ1歩前進した。0-1の3回2死一、三塁、オリックス紅林を迎え、力が入った。外角低めへの4球目はボール。球場表示で146キロを計測した。今季実戦2試合での最速141キロを上回り「(球速は)本当に出てんのかどうかちょっと分かんないですけど、上がったのかなとは一応思っときます(笑い)」。最後は外角スライダーで二直に仕留めた。昨年10月の右肘クリーニング手術後、3度目の先発だった。今季最長の3回を39球、3安打1失点。1、2回は3者凡退に抑える上々の内容で、出力も上がり、表情は明るかった。「順調に1つ1つステップは踏めてるなっていう。毎度、繰り返しのように言ってますけど、いい感じで来てるかなと思います」。今江監督は「マウンドで投げてる姿は前回よりも躍動感があって、より本来の形に少しずつ近づいてるんじゃないかな」と表現した。登板翌日の体の状態次第だが、順調なら次回は再び中6日。20日中日戦(バンテリンドーム)が有力で、5回80球程度がめどになる。背番号18が着実に復帰ロードを歩んでいる。【山田愛斗】

◆楽天山田遙楓内野手が支配下昇格後初打席で、しぶとく安打を放った。前日12日に支配下選手契約を締結し、7回の守備から途中出場。8回2死一、二塁、2球で2ストライクと追い込まれるも、粘って7球目を遊撃への内野安打とした。「なんとしても爪痕を残したいなという気持ちで必死に食らいついていきました」と好スタートを切った。

◆オリックスの育成選手、木下が長打力を発揮した。五回に渡辺翔の浮いた変化球を捉えて右越えソロ。「(育成の背番号)3桁としては、もらったチャンスを生かさないといけない」と引き締まった表情で話した。福井・敦賀気比高出身。2020年に育成ドラフト2位で入団した広島を昨季限りで戦力外になり、オリックスに加入。左投げ左打ちの外野手だが、層が厚いために一塁手での出場が多い。「打たないと勝ち取れないポジション。バットでアピールしていきたい」と意気盛んだった。

◆楽天の山田が、12日の支配下選手登録後初の試合で安打を放った。七回の守りから途中出場し、八回にしぶとく遊撃内野安打をマーク。「何としても爪痕を残したいという気持ちで、必死に食らい付いた」と言葉に感情を込めた。この日に守った遊撃では、村林が大きな壁として立ちはだかるが「開幕スタメンを狙う」と鼻息は荒い。気を緩めることなく「しっかりアピールしていく」と次の出番を見据えた。

◆楽天・田中将大投手(35)が13日、オリックスとのオープン戦(静岡)に先発し、3回3安打1失点。昨年10月下旬に右肘のクリーニング手術を受けて以降最速の146キロを計測も、ジョークを交えて苦笑いした。「球場をディスるわけじゃないですけど、少し(計測に)ムラがあるので、本当に出ているのかどうか分からないです」三回2死一、三塁。紅林への4球目はボールになったが、スコアボードに146キロと表示された。「2日前のブルペンでも球速は上がってきたので、一応出たと思っておきます」と謙虚に振る舞った。外野はチーム戦略で前進守備のシフトを敷いた。打者12人に対し、四球はなく39球。三回1死一、三塁から渡部に右前適時打を許し「ツーシームをコースにしっかり投げたかった」と反省を忘れなかった。この日は手術後初の中6日で登板。今江監督は「だいぶ出力は上がった」と評価した。次回は80球が目安の予定。患部の状態が良好で順調に調整が進めば、開幕2カード目の第2戦となる4月3日の日本ハム戦(エスコン)で今季初登板が有力視される。(広岡浩二)

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ORIX
511 0.833
(↑0.033)
-
(↓0.5)
25
(+6)
18
(+1)
1
(+1)
6
(-)
0.292
(↑0.011
2.570
(↑0.26)
2
(2↑)
西武
311 0.750
(↑0.083)
1
(↑0.5)
11
(+3)
13
(+2)
3
(-)
3
(+2)
0.226
(↑0.003)
2.660
(↑0.17)
3
(2↓)
ソフトバンク
521 0.714
(↓0.119)
0.5
(↑0.5)
29
(+2)
23
(+3)
7
(-)
5
(+1)
0.254
(↑0.001)
2.920
(↓0.02)
4
(2↓)
日本ハム
424 0.667
(↓0.133)
1
(↓0.5)
37
(+1)
39
(+6)
2
(-)
12
(+3)
0.248
(↓0.019)
3.840
(↓0.24)
5
(-)
ヤクルト
541 0.556
(↓0.069)
1.5
(↓0.5)
28
(-)
37
(+13)
3
(-)
6
(+1)
0.213
(↓0.003)
3.530
(↓0.9)
6
(2↑)
巨人
440 0.500
(↑0.071)
2
(↑0.5)
34
(+3)
25
(+2)
3
(+1)
4
(-)
0.232
(↑0.006)
2.740
(↑0.11)
6
(-)
楽天
441 0.500
(↓0.071)
2
(↓0.5)
30
(+1)
26
(+6)
1
(-)
4
(-)
0.286
(↓0.006)
2.590
(↓0.44)
6
(3↑)
DeNA
334 0.500
(↑0.1)
2
(↑0.5)
40
(+13)
25
(-)
9
(+3)
15
(-)
0.260
(↑0.014)
2.560
(↑0.29)
9
(2↓)
中日
453 0.444
(↓0.056)
2.5
(↓0.5)
31
(+2)
33
(+3)
3
(-)
5
(+1)
0.209
(↑0.004)
2.630
(↓0.06)
9
(1↑)
広島
452 0.444
(↑0.069)
2.5
(↑0.5)
33
(+6)
34
(+1)
4
(+2)
5
(+1)
0.213
(↑0.003)
2.310
(↑0.24)
11
(-)
ロッテ
132 0.250
(↓0.083)
3
(↓0.5)
14
(+1)
25
(+6)
1
(-)
4
(+1)
0.211
(↓0.009)
3.910
(↓0.02)
12
(-)
阪神
190 0.100
(↑0.1)
6
(↑0.5)
31
(+6)
45
(+1)
2
(-)
3
(-)
0.215
(↑0.01)
3.280
(↑0.27)