DeNA(★1対3☆)西武 =オープン戦2回戦(2024.03.10)・横浜スタジアム=
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西武
0002000013602
DeNA
0100000001501
勝利投手:松本 航(1勝0敗0S)
(セーブ:増田 達至(0勝0敗1S))
敗戦投手:平良 拳太郎(0勝1敗0S)

本塁打
【西武】アギラー(1号・4回表ソロ),渡部 健人(1号・9回表ソロ)
【DeNA】梶原 昂希(2号・2回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは、梶原が2試合連続となるホームランを記録。開幕一軍入りを目指す若手が、バッティングで存在感を示した。一方の西武は、先発・松本が5回1失点の好投。開幕ローテーション入りへ、順調な仕上がりをアピールした。

◆DeNA牧秀悟内野手(25)が体調不良のため、2試合続けてオープン戦を欠場する。試合前練習にも参加せず、自宅療養して、明日以降は体調次第で判断する。前日9日の朝には1度球場に来たものの、試合前練習には参加せずに帰宅していた。三浦監督は「自宅でゆっくりしてます。無理させずに」と説明した。

◆西武のオープン戦DeNA戦のスタメンが発表された。先発は松本航投手(27)が務める。

◆DeNAドラフト1位度会隆輝外野手(21=ENEOS)が、10試合連続安打を達成した。西武とのオープン戦に「1番右翼」で先発。1回先頭、カウント3-1から西武松本の148キロ直球をはじき返した。右前に鋭い当たりで運ぶ安打とした。これで練習試合を含む対外試合で10試合連続安打。第1打席終了時点でオープン戦18打数9安打、打率5割と好調をキープしている。三浦監督は試合前、「今(開幕1番に)一番近い位置にいるのは確かですし、その中でもオープン戦やっていくにつれて課題は出てきていますし、そのあたりは毎日コーチと取り組んでもらっています」と信頼を寄せていた。

◆DeNAの期待の3年目・梶原昂希外野手(24)が2戦連発の逆方向弾で猛アピールした。両軍無得点の2回先頭、西武松本に追い込まれながらも直球4球ファウルで粘ると、10球目の148キロ直球を捉えた。高い放物線を描いて左中間席へと運ぶ先制の2号ソロ。前日9日の同戦で放った同点の1号ソロと同じような弾道を描いてスタンドに持っていった。「先制することができ、うれしいです。早いカウントで捉えることができなかったので、何としても塁に出ようと意識していたところ、浮いてきたボールを仕留めることができました」と明るく振り返った。2年目の昨季は21試合の出場で打率2割2分6厘。10試合連続安打でアピールするドラフト1位・度会隆輝外野手(21=ENEOS)や佐野、関根、桑原、大田、楠本、勝又、蝦名、東妻らとの外野手争いで存在感を示した。

◆DeNA大田泰示外野手(33)が途中交代した。1点リードの2回、左翼への二塁打で二塁まで全力疾走。その後1死一、二塁から度会の二ゴロで三塁に進塁した直後、痛みを訴えた模様でトレーナーが駆けつけた。トレーナーとともに歩いてベンチに下がり、そのまま代走楠本と代わってベンチに退いた。

◆DeNAが、度重なるアクシデントに襲われた。2回の走塁時に足を痛めて負傷交代した大田泰示外野手(33)は、チームドクターの診断で左ハムストリングの肉離れと発表された。さらに4回無死、この回から二塁で途中出場した柴田竜拓内野手(30)が西武コルデロの一、二塁間へのゴロにダイビングキャッチ。捕球して一塁へ投げるも内野安打となった。送球後、柴田は左肩を気にして苦悶(くもん)の表情を浮かべて動けず。チームドクターの診断の結果、左肩の脱臼と発表された。三浦監督は「プレー中のケガなのでちょっと心配です」と話した。

◆メジャー通算114本塁打を誇る西武の新外国人、ヘスス・アギラー内野手(33=アスレチックス)が、オープン戦初アーチを放った。4番一塁で先発出場。1点を追う4回先頭の第2打席。DeNA先発右腕の平良の2球目をとらえ、左翼席に同点弾を運んだ。「打ったのはスライダーだよ。平良投手とは初対戦だったから、1打席目でしっかり球質を見たんだ。そこでしっかり準備ができたから、ホームランにつながったと思うよ。いいスイングだったね」とコメントした。7日の日本ハム戦でオープン戦初安打。9日のDeNA戦では2安打を放つなど、4番としての働きをしっかりと見せている。

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◆西武はメジャー通算114本塁打を誇る新外国人ヘスス・アギラー内野手(33=アスレチックス)が、オープン戦初アーチを披露した。1点を追う4回先頭で相手右腕平良のスライダーをとらえ、左翼席に運んだ。「いい本塁打になった。これからもっと多くの本塁打を打てればいい」。オープン戦3試合で9打数4安打、打率4割4分4厘と、快音を響かせている。

◆西武の長距離砲「ベッケン」渡部健人内野手(25)がオープン戦第1号をかっ飛ばした。「6番三塁」で先発出場。1点リードの9回1死の第4打席で、DeNA伊勢の高めスライダーを振り抜き、左翼スタンドへ本塁打を放った。「入ってくれって感じで走っていた。もううれしかったですね」と、体重115キロのパワーを生かした1発を振り返った。中止となった6日の日本ハムとのオープン戦(鎌ケ谷)からA班(1軍)に同行。7日の同戦では「7番DH」で先発し3打数無安打だったが、この日は4回に左前打を放つなど2安打1打点と存在感を示し「アピールできたんじゃないかな」とうなずいた。20年ドラフト1位で入団。プロ4年目を迎えたが、春季キャンプは体調不良がありB班(2軍)で過ごした。一時は気持ちも沈んだが「(1軍に)行けないってなったけど、結果を出せば1軍に行けると思って」。自主トレで練習をともにしてきた同学年の元山や育成のブランドンが実戦で結果を出す姿に「同年代が頑張っているので刺激になる。打たなきゃ出られないと思うので、そこは負けられない」と奮い立たせた。自慢はもちろん長打力だが、オープン戦での本塁打は4年目にして初。松井監督は「あそこで1発を打てるというのもベッケン(愛称)の魅力ですし、その魅力を存分に結果として出してくれた」と評価した。開幕まで残すは10試合。渡部は「自分らしくやっていきたい」と変わらず開幕スタメンの座を狙っていく。【山崎純一】

◆憧れの師匠の背中を追う。DeNA3年目の梶原昂希外野手(24)が、2戦連続で逆方向弾を放った。2回先頭、西武松本の直球を粘りながら、高めに浮いた10球目の148キロ直球を捕まえた。前日の西武戦に続いて左中間席への2号先制ソロ。「あのくらい(バットに)かんでくれれば届くかなと。引っ張る打球よりは左中間方向の方が自分っぽい打球」とらしさ全開のアーチだった。飛距離の秘密はソフトバンク柳田譲りのパワーにある。身長189センチ、体重85キロと恵まれた体格で身体能力が武器。1年目のオフから弟子入りし、自主トレをともにしてきた。今オフからはオススメされた直伝メニューの「懸垂」に挑戦。当初は3回しかできなかったが、現在は10回できるように。肩周りや背中の筋肉がつき、体重も6キロアップしたが「ギータさんは10回×3セットを軽々やる。早くそのクラスにならないと」と背中は遠い。初の開幕1軍を通り越して、開幕スタメンを見据える。右翼は度会、左翼は佐野のスタメンが濃厚だが、中堅は関根や腰の張りで調整中の桑原らとの争いが続く。この日の結果で1軍ゲーム参加の扱いから正式に1軍昇格も決定。「全てでアピールできるように引き続き頑張っていきたい」。飛躍の予感をムンムンに漂わせた。【小早川宗一郎】

◆DeNA・三浦大輔監督(50)は試合前、前日9日の試合を体調不良のため欠場した牧秀悟内野手(25)について、引き続き自宅療養ため2試合続けて欠場することを明らかにした。休養日を挟み、12日のヤクルト戦(横浜)以降の出場については経過を見て判断される。

◆DeNAのドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=が「1番・右翼」で出場。一回の第1打席で右前打を放ち、出場10試合連続安打をマークした。打席に向かう直前にはバットにはめていた重りが取れず、ベンチ裏でスタッフに外してもらうハプニングもあったが、動じることなく西武先発の松本に対しカウント3―1からの5球目、高めの148キロ直球を捉え、痛烈な打球を右前に放った。

◆DeNAの3年目、梶原昂希外野手(24)が二回の第1打席、9日の同戦に続いて逆方向の左翼席へ本塁打を放ち「素直に先制することができうれしい。早いカウントで捉えることができなかったので、何としても塁に出ようと意識していたところ、浮いてきたボールを仕留めることができた」と拳を握った。0―0の二回先頭。西武先発の松本に対し、追い込まれてから4球ファウルで粘って10球目、フルカウントから高めの148キロ直球を振り抜き、左中間へ一発を放った。2試合連続の「逆方向弾」。2022年に神奈川大からドラフト6位で入団し、昨季まで2年間で通算1本塁打にとどまっていた大型外野手に覚醒の気配が漂う。

◆西武はベネズエラ出身の新助っ人、ヘスス・アギラー内野手(33)=前アスレチックス=がオープン戦1号となる同点ソロを放った。1点を追う四回先頭。カウント0―1から右腕・平良の高めのスライダーを捉えて、左中間スタンドに運んだ。「平良投手とは初対戦だったから、1打席目でしっかり球質を見たんだ。そこでしっかり準備ができたから、ホームランに繋がったと思うよ。いいスイングだったね!」と振り返った。メジャー通算114発の右の長距離砲。3日のロッテとの練習試合(高知・春野)では初対戦の佐々木朗から先制中前適時打を放つなど、開幕へ向け順調な仕上がりを見せている。

◆DeNA・浜口遥大投手(29)が、五回に2番手で登板し、4回1安打1四球で無失点。テンポの良い投球で、わずか44球で投げ切った。五回は1死から西川に四球こそ与えたが、若林を中飛、ガルシアを3球三振斬り。六、七回はいずれも三者凡退で、八回に若林に初安打となる左前打を許すも崩れることなく後続を断った。先発ローテーション入りを狙う8年目左腕が、小気味よい投球で首脳陣にアピールした。

◆DeNAに故障者が続出した。試合中に負傷交代した大田泰示外野手(33)は「左ハムストリング(太もも裏)の肉離れ」、同じく柴田竜拓内野手(30)は「左肩脱臼」とチームドクターの診断を受けた。7番・DHで先発出場した大田は、二回に二塁打で出塁後の走塁中に痛め途中交代。四回から二塁に入った柴田は、コルデロの一、二塁間へのゴロ(記録は二塁内野安打)に飛びついた際に負傷しベンチへ退いた。

◆DeNA・度会隆輝が右安打を放つ(撮影・荒木孝雄)

◆西武に新加入したヘスス・アギラー内野手(33)=前アスレチックス=が10日、DeNAとのオープン戦(横浜)で1号同点ソロ。四回先頭の打席で平良のスライダーを左中間スタンド前段に運び「1打席目でしっかり(平良の)球質を見て、それがホームランにつながった。オープン戦で初めて打ててよかった」とうなずいた。メジャー通算114発を誇るベネズエラ出身の右の長距離砲。昨季リーグ最少の90本塁打に終わったチームの新4番候補として期待される。3日のロッテとの練習試合(高知・春野)では初対戦の佐々木から中前へ先制打を放つなど開幕に向け状態は上向きだ。米フロリダ州オーランドに住む夫人と2人の息子、実母が夏前に来日予定で「毎日連絡は取っている。みんな日本に来て僕のプレーを見るのを楽しみにしている」と目を輝かせた。NPB最重量の125キロながら、守備でも一回に華麗なダイビングキャッチを披露。松井監督は「(本塁打は)見事でしたね。ああやって一発で流れを変えられるし、軽打でしっかりコンタクトもできる」と頼もしい助っ人に目を細めた。(石井孝尚)

◆ハマのギータ、3年目の覚醒へ―。DeNA・梶原昂希外野手(24)が10日、西武とのオープン戦(横浜)の二回に2試合連発。4球ファウルで粘って10球目を捉え、前日に続き逆方向となる左中間席へ運び「四球でも出られればと思って、甘く入った球を仕留められたのはよかった」とうなずいた。2022年に神奈川大からドラフト6位で入団。スケールの大きい外野手は「ハマのギータ」の異名をとった。1年目のオフから〝本家〟ソフトバンク・柳田に弟子入り。衝撃の2試合連続逆方向弾は「右投手に対しては特に、打撃投手の球速帯で引っ張っていたらノーチャンス。基本は中堅から逆(左)方向に」という師匠の教えをまさに体現した一発だった。最初は3回しかできなかった、柳田が取り組む懸垂トレーニングも今では10回できるようになり、体重も昨季終了時から約6キロ増。沖縄・宜野湾の春季キャンプの打撃練習では中堅バックスクリーンを破壊する特大弾も放った。パワーアップして迎えた今季。まずは初の開幕1軍入りへ「まだ全然アピールは足りていない」と目をぎらつかせた。(浜浦日向)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(2↑)
ORIX
411 0.800
(↑0.133)
-
(↓1.5)
19
(+9)
17
(+5)
0
(-)
6
(+1)
0.281
(↓0.008)
2.830
(↑0.17)
1
(-)
日本ハム
413 0.800
(↓0.2)
0
(-)
32
(+6)
29
(+12)
2
(-)
9
(+3)
0.270
(↓0.007)
3.550
(↓0.72)
1
(1↑)
ソフトバンク
411 0.800
(↑0.05)
0
(↓1)
24
(+9)
18
(+6)
6
(+2)
4
(+3)
0.260
(↓0.019)
3.060
(↑0.03)
4
(1↓)
ヤクルト
531 0.625
(↓0.042)
0.5
(↓0.5)
28
(+6)
24
(+5)
3
(+1)
5
(+1)
0.216
(↓0.006)
2.630
(-)
5
(-)
中日
433 0.571
(↑0.071)
1
(↑1)
28
(+5)
28
(+2)
3
(+1)
4
(+4)
0.215
(↑0.002)
2.600
(↑0.65)
5
(-)
楽天
431 0.571
(↑0.071)
1
(↑1)
29
(+12)
20
(+6)
1
(-)
4
(-)
0.292
(↑0.024)
2.150
(↑0.06)
7
(2↓)
巨人
330 0.500
(-)
1.5
(↑0.5)
29
(+9)
20
(+10)
1
(+1)
4
(-)
0.235
(↑0.015)
2.770
(↓0.71)
7
(4↑)
西武
111 0.500
(↑0.5)
1.5
(↑1)
6
(+5)
10
(+3)
3
(+2)
1
(+1)
0.208
(↑0.02
3.460
(↑4.42)
9
(4↓)
DeNA
234 0.400
(↓0.1)
2
(-)
27
(+3)
25
(+5)
6
(+2)
15
(+2)
0.246
(↓0.012)
2.850
(↑0.1)
10
(-)
広島
351 0.375
(↓0.054)
2.5
(-)
23
(+2)
29
(+5)
2
(-)
3
(+1)
0.195
(↓0.021)
2.610
(↑0.18)
11
(6↓)
ロッテ
122 0.333
(↓0.167)
2
(-)
13
(+6)
19
(+9)
1
(+1)
3
(+1)
0.220
(↓0.007)
3.890
(↓0.43)
12
(1↓)
阪神
090 0.000
(-)
6
(↓0.5)
25
(+6)
44
(+10)
2
(-)
3
(-)
0.205
(↑0.011)
3.550
(↑0.02)