オリックス(☆3対0★)巨人 =オープン戦1回戦(2024.03.08)・京セラドーム大阪=
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巨人
0000000000300
ORIX
00210000X31000
勝利投手:山岡 泰輔(1勝0敗0S)
(セーブ:吉田 輝星(0勝0敗1S))
敗戦投手:戸郷 翔征(1勝1敗0S)
  DAZN
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◆オリックスは、先発・山岡が5回2安打無失点の好投。開幕ローテーション入りを目指す右腕が、状態の良さをアピールした。対する巨人は、先発・戸郷が4回途中3失点。打線も3安打に終わるなど、投打ともに課題を残した。

◆オリックスの「マーゴ」ことマーウィン・ゴンザレス内野手(34)が守備の達人らしい、あっと驚く上級プレーを披露した。1回2死走者なしで、門脇の放った打球は二遊間へのハーフライナー気味のゴロ。これを二塁手ゴンザレスは滑り込みながら、何と素手の右手でハーフバウンドをつかんだ。そのまま反転して一塁へ送球。惜しくもアウトにはできず内野安打となったものの、場内からはどよめきが発生した。ゴンザレスは少し手を痛がるそぶりを見せたが、そのままプレーを続行した。X(旧ツイッター)では「素手キャッチがすごすぎ」「やっぱり守備上手すぎ」などの声が上がった。

◆先発した巨人戸郷翔征投手(23)は3回2/3を6安打3失点だった。4四球と制球に苦しんだ。3回は2四球と安打で2死満塁のピンチを招くと、オリックス森の中前適時打で2点を先制された。4回は1死満塁から太田に押し出し四球を献上した。続く渡部を一邪飛で打ち取り、2死満塁の場面で交代を告げられた。開幕投手に決まっている右腕。球数は74球だった。

◆オリックス山岡泰輔投手(28)が先発して5回2安打無失点に抑え、開幕ローテ入りをアピールした。2回に2安打を許したが、2回以降は完全投球。二塁も踏ませない内容だった。これがオープン戦初登板。キャンプ中の2イニング2試合を含め、実戦で9イニング無失点を継続している。「ストライク先行で投げていけたので良かったかなと思います。チェンジアップが良かった。久しぶりに5イニング。久しぶりだなって感じで投げてました」。昨年7月中旬からリリーフに回ってブルペンを支えた。今季はキャンプ中から先発調整を続けている。

◆1軍合流した巨人横川凱投手(23)がピンチで好リリーフした。4回2死満塁から2番手で登板。オリックス代打・中川圭を144キロ直球で中飛に仕留めた。「気持ちは入ってました。久しぶりだったんで」と直球を2球連続で続ける力勝負でピンチを脱した。続く5回も続投。1死から広岡に中前打を許すも、代打杉本を二ゴロ併殺に仕留め、3人で攻撃を終わらせた。昨季は初勝利を含む4勝をマークした左腕。キャンプは2軍で過ごし、この日から1軍に合流した。1回1/3を1安打無失点と生き残りにアピール。「ストライクゾーンで勝負できたのでよかったです。自分自身がしっかりやればいい。自分のことに集中してやれれば。結果を残してアピールするしかない。結果にこだわってやっていきたい」と力を込めた。

◆右脇腹の張りで別メニューだった巨人丸佳浩外野手(34)が合流し、オープン戦に初出場した。「7番DH」で2打数無安打も、8回の第3打席は2球で追い込まれてから、ファウルで粘り四球に持ち込んだ。これが今季1軍初実戦。「食らい付きながら四球を取れたのはよかった。有利なカウントをつくったときにしっかり仕留められるように精度を上げていきたい」と実戦感覚を養っていく。

◆巨人堀田賢慎投手(22)が代役守護神として待機する。3点ビハインドの8回に登板。9球中8球が直球で攻め込んだ。最速は149キロと本調子でなかった中、3者凡退に抑え「何回に登板しても変わることなく、抑えることを目的にやっていきたい」。右ふくらはぎ痛でキャンプ序盤に離脱した大勢が、7日にシート打撃で初登板も、3月29日の開幕戦は不透明。阿部監督は代役候補と認めた上で「もうちょっと出力は出る」と伸びしろに期待を込めた。19年ドラフト1位右腕は昨季3試合で防御率8・10にとどまるも、オフのウインターリーグで自己最速を2キロ更新する157キロをたたき出した。同学年で同じ岩手出身のドラフト1位西舘勇陽(21=中大)に負けじと結果を示し「良くなかった中でピッチングができたのはよかった。大勢さんとか(抑えの)経験ある人に聞きながら準備していきたい」と、内容も求めていく。

◆巨人戸郷翔征投手(23)が3月29日の開幕マウンドへ、試運転を行った。決め球にスライダーを多投。あえて宝刀フォークに頼らず、三振3つをスライダーで奪った。ただ3回2/3を6安打3失点の4四球と制球に苦しみ「フォークだけでは困ることもある。準備段階として必要。ストライク率が悪かったのは修正が必要」と反省。阿部監督は「信頼は揺るがないから次に生かしてくれれば」と変わらぬ評価を口にした。

◆日本ハムからトレード移籍したオリックス吉田輝星投手(23)が、オープン戦初戦を1回3人斬りで終えた。2死からは今季初めて実戦で投じたというフォークで、門脇を空振り三振に打ち取った。「握りを変えて、左打者に向かっていくように落ちてくれた」。直球の最速は148キロで、打者を押し込む場面も目立ったが「練習で150キロとか出ている。試合で球速が変わらないのは何かロスが起きている」と課題も口にした。

◆FA加入2年目のオリックス森友哉捕手が、開幕投手に内定している巨人戸郷から2安打2打点をマークした。2回は右翼線二塁打、3回は2死満塁から中前に先制2点打。「万全ではない。(甘い球を)仕留め切れていない。スイングの鈍さもある」。20年から地元の大阪・堺市への寄付活動を続けており、試合前には永藤英機市長から感謝状を受け取った。1安打につき1万円で、昨季は113万円。「成績がよいほど寄付できるので、しっかり活躍したい」と誓った。

◆先発再転向のオリックス山岡泰輔投手(28)が「新スタイル」で開幕ローテ入りをアピールした。巨人戦でオープン戦初登板し、5回2安打無失点に封じた。2回からは完全投球。二塁を踏ませず、完璧に近い内容だった。「テンポよくストライク先行でいけた。(捕手の森)友哉がスライダーありきじゃない配球をしてくれた。めっちゃ少なかったと思いますよ。(58球のうち)10球くらい。いつもの4分の1くらいの感覚です」最大の武器に頼らず、149キロを計測した直球をはじめ、チェンジアップやシュートなど豊富な変化球を分散。岡本、坂本、丸らが並ぶほぼ本番モードの打線に的を絞らせなかった。「違う球でアウトを取ることができた。今日くらいの感覚でいけば、スライダーももっと生きてくる」と納得の出来。中嶋監督も「いろいろ引き出しはあると思うけど、研ぎ澄まされてる感じ」とうなずいた。昨年7月中旬にリリーフに回ってブルペンを支えた。今季は再び先発。キャンプ中を含め、ここまで実戦3試合で9イニング無失点を継続している。「結果を残しながら(ローテ枠の)争いにしていけたら」。8年目右腕に、円熟味が増してきた。【大池和幸】

◆2人の新人右腕がオープン戦初登板で1回無失点に抑え、開幕1軍をアピールした。ドラフト5位の高島泰都投手(24=王子)はオコエを見逃し三振など3者凡退で終え「ストライクゾーンで勝負した結果。継続したい」。同6位の古田島成龍投手(24=日本通運)も得点圏に背負いながら切り抜けた。中嶋監督は「(2人とも)ゼロで帰ってきたのがいいこと。次につながってくる。まだ始まり」と話した。

◆沖縄・那覇キャンプ中の打撃練習中に右脇腹を痛め、3月2日から2試合を実施した台湾遠征メンバーから外れていた丸佳浩外野手(34)が1軍に合流し、「7番・DH」でスタメンに名を連ねた。新外国人のルーグネッド・オドーア内野手(30)=前パドレス=は「6番・右翼」で先発する。

◆開幕投手に内定している巨人・戸郷翔征投手(23)が先発し、四回途中6安打3失点で降板した。毎回走者を背負いながらの投球も、最速148㌔の直球、スライダーを軸に要所を締め二回までは無失点。三回は制球を乱し、1死から2四球を与え、2死満塁で森に中前2点打を浴びた。四回も押し出し四球を与えて追加点を献上するなど、4四球。2死満塁となったところで2番手・横川にマウンドを譲った。自身初となる開幕投手を務める右腕は「自分の質を高めていくだけ」と語っていたが、不安が残る結果となった。

◆巨人・横川凱投手(23)が2番手として登板し、1回?無失点と好投した。先発した戸郷のあとをうけて四回2死満塁から登板。中川を144㌔の直球で中飛に仕留め、ピンチをしのいだ。続く上位打線から始まる五回も続投し、元同僚の広岡に中前打こそ許したが、後続をしっかりと封じた。阿部監督が「昇格じゃなくて、参加させるというのもある。各遠征で参加させて、チャンスを与えようと思っている」と明言していた通り、昨季4勝の横川はこの日から1軍遠征に参加。今季初の1軍登板で結果を残した左腕に指揮官は「すごくいい投げっぷりをしていた。気持ちもよく見えた」と評価した。

◆阿部慎之助監督(44)は試合後、取材対応。八回に登板し、わずか9球で三者凡退に抑えた堀田賢慎投手(22)について、「もうちょっと出力出るかなと思うんだけど。まあ結果的に3人で終わったし」と話した。チームの中継ぎ陣では大勢投手(24)が宮崎キャンプ中に右ふくらはぎ痛で離脱し、守護神不在の状態。7日にシート打撃に登板するなど順調に回復し、開幕へ間に合わせる意欲も示しているものの、1軍への合流時期は確定していない。指揮官はこの日最速149㌔を記録した堀田が守護神の代役候補の1人であることを示唆した。

◆巨人で自身初の開幕投手に内定している戸郷翔征投手(23)は四回途中6安打3失点。スライダーをフォークボールに続く決め球とするべく、全74球中15球を投じたが、7球がボール球。4四球を与え「ストライク率が悪かった。修正が必要」と課題を口にした。不安を残す投球だったが、阿部監督は「あれ以上、悪くなることはないと思う。信頼は揺るがないから次に生かしてくれれば」と期待した。

◆巨人・堀田賢慎投手(22)が八回に登板して三者凡退に封じ、開幕守護神の座へ前進した。「真っすぐの切れが良くなかったのは課題です。どこ(の役割)でもいける準備はしてきた。何回に登板しても、抑えることに目的を置いてやっていきたい」今季の実戦は4試合、4イニングで無失点。昨秋の台湾ウインターリーグで157キロを計測した右腕はこの日、最速149キロ止まりだったが、直球とカーブで打者3人を打ち取った。阿部監督は「もうちょい出力(球速)が出るかなと思うけど、結果的に3人で終わったしね」と一定の評価を示した。春季キャンプ中に右ふくらはぎを痛めた守護神の大勢が不在の場合の代役候補かと問われると「そうだね」と認めた。6日に支配下登録された20歳の京本も守護神候補に挙がる。大勢は開幕に間に合う可能性が残されているが、ロッテ・佐々木朗希らと同じ高卒5年目の〝ドラ1〟が、大役を担ってシーズンインを迎えるかもしれない。(谷川直之)

◆右脇腹痛から復帰して1軍に合流した巨人・丸佳浩外野手(34)が「7番・DH」でオープン戦に初出場し、2打数無安打、1四球。激しい外野の定位置争いが続くなか、「不安は全然ない。結果をしっかり出せるように取り組んでいきたい」と3週間後に控えるプロ17年目のシーズン開幕へ意気込んだ。オドーア(前パドレス)もオープン戦に初出場し、3打数無安打だった。

◆2012年から4シーズン、オリックスに投手として在籍したアレッサンドロ・マエストリ氏(38)が9日、京セラドームでの対巨人オープン戦の試合前に、特別始球式を行った。打者をTー岡田、捕手を平野、球審を安達という在籍当時のチームメートが務める中、内角低めで空振りを奪ったマエストリ氏は「現役で投げていたときより緊張しました」と苦笑い。NPB史上初のイタリア生まれ、イタリア育ちの選手だったマエストリ氏は、4年間で96試合に登板し14勝をマーク。今回は侍ジャパンと対戦した欧州選抜の投手コーチとして8年半ぶりに京セラドーム大阪に凱旋(がいせん)していた。「日本代表と試合をさせてもらったけれど、投手のレベルとは以前より上がっていて、さらに高いレベルで野球をしている」と驚き、古巣に対しては「私はカブスでプレーして、退団後に優勝。オリックスでも同じことが起こっています。頑張って」と笑わせていた。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
402 1.000
(-)
-
(-)
26
(+4)
17
(+4)
2
(+2)
6
(+2)
0.277
(↓0.001)
2.830
(↓0.23)
2
(1↓)
ソフトバンク
310 0.750
(↓0.25)
1
(↓1)
15
(+3)
12
(+5)
4
(+1)
1
(-)
0.279
(↓0.008)
3.090
(↓0.76)
3
(1↑)
ヤクルト
421 0.667
(↑0.067)
1
(-)
22
(+6)
19
(+5)
2
(-)
4
(+1)
0.222
(↓0.004)
2.630
(↓0.24)
3
(2↑)
ORIX
211 0.667
(↑0.167)
1.5
(-)
10
(+3)
12
(-)
0
(-)
5
(+2)
0.289
(↑0.007
3.000
(↑1)
5
(2↓)
巨人
220 0.500
(↓0.167)
2
(↓1)
20
(-)
10
(+3)
0
(-)
4
(-)
0.220
(↓0.035)
2.060
(↓0.39)
5
(4↑)
中日
332 0.500
(↑0.1)
2
(-)
23
(+4)
26
(-)
2
(-)
0
(-)
0.213
(↓0.003)
3.250
(↑0.46)
5
(5↑)
ロッテ
111 0.500
(↑0.5)
2
(-)
7
(+5)
10
(+3)
0
(-)
2
(+1)
0.227
(↑0.015)
3.460
(↑0.25)
5
(-)
楽天
330 0.500
(-)
2
(↓0.5)
17
(-)
14
(-)
1
(-)
4
(-)
0.268
(-)
2.210
(-)
5
(-)
DeNA
223 0.500
(-)
2
(↓0.5)
24
(+4)
20
(+4)
4
(+1)
13
(+3)
0.258
(↓0.007)
2.950
(↓0.18)
10
(5↓)
広島
340 0.429
(↓0.071)
2.5
(↓1)
21
(-)
24
(+4)
2
(-)
2
(-)
0.216
(↓0.016)
2.790
(↓0.04)
11
(1↓)
西武
010 0.000
(-)
2.5
(↓0.5)
1
(-)
7
(-)
1
(-)
0
(-)
0.188
(-)
7.880
(-)
11
(1↓)
阪神
070 0.000
(-)
5.5
(↓1)
19
(+5)
34
(+6)
2
(-)
3
(-)
0.194
(↑0.028)
3.570
(↑0.65)