日本ハム(☆3対2★)広島 =オープン戦1回戦(2024.02.25)・タピックスタジアム名護=
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広島
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日本ハム
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勝利投手:石川 直也(1勝0敗0S)
敗戦投手:大道 温貴(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆日本ハムは先発・上原が4回無失点、3番手・根本が3回無失点の好投。激しいローテーション争いを続ける両左腕が、そろって結果を残した。対する広島は、玉村が3回無失点の好投を披露。開幕ローテーション入りへ前進した。

◆日本ハム根本悠楓投手(3番手で3回2安打無失点)「体を少しひねって左足にためて投げるというのを意識したら、良くなってきた。(広島坂倉将吾捕手との侍ジャパン対決は気合が)入りました、だいぶん」

◆日本ハムが広島にサヨナラ勝ちし、対外試合は8戦無敗(7勝1分け)で沖縄・名護キャンプを打ち上げた。9回に石井のサヨナラ適時二塁打が飛び出すと、新庄監督もベンチを飛び出してバンザイ。「あんな勝ち方したら、今日で終わるのが寂しくなってくる。あと1カ月くらい(名護に)いようかな。ダメ?」と劇的勝利での締めくくりに口も滑らか。今キャンプを振り返って「この1カ月は充実しすぎて、ちょっと怖いな」と笑みを浮かべた。一番うれしかったのは「ケガ人が出なかったこと」。大きな故障での離脱者はなかった。「ただ、1人ケガをしましたけどね」とキャンプイン直前に左足首を捻挫した清宮のこともあえて触れるあたりが「職業、モチベーターなんで」と自負する指揮官の真骨頂だ。就任3年目で、新庄野球がチームに浸透したことも実感できた。この日も8回に一塁走者の加藤豪が深い中飛で二塁へタッチアップ成功。積極的に次の塁を狙う意識に加えてキャンプ中の対外試合での失策数も8試合で2個。「あんだけ植えつけましたから」と昨秋キャンプでの守備力強化の成果も見え、投手陣はストライク先行を続けた。これらは新庄監督が就任以来ずっと言い続けてきた約束事の一端にすぎないが、全員が徹底した結果が8戦無敗につながった。キャンプMVPは「俺かな。ハハハ」と冗談を飛ばした後に「言うわけないじゃないですか。今年は言わない」。ここもモチベーターとして各選手の競争心をあおった。「自然体で勝ち癖をつける」ことが次の目標。開幕までに、もっと選手に自信をつけさせていく。【木下大輔】

◆今季から先発に転向するソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が25日、宮崎キャンプで2度目のブルペン投球を行った。10~15球を目安にインターバルを挟み、最速152キロを記録した直球にカーブなど計102球。「マシンなんじゃないかってぐらい疲れはなかった。休憩は試合をイメージした」。中継ぎでは常にセットポジションだったが、「長いイニングを投げるために」とワインドアップにも変更した。

◆侍ジャパンの強化試合、欧州代表戦(3月6、7日=京セラドーム大阪)のメンバーに選ばれている日本ハム根本悠楓投手(20)が25日、広島とのオープン戦(名護)に3番手で登板。4者連続三振を奪うなど、3イニングを2安打無失点に抑えた。空振りを奪った落ち球に、新庄剛志監督(52)も「根本君のあのフォーク、いいね~」と絶賛。開幕ローテーション入りへ猛アピールした。若き道産子左腕が、緩急自在に"コイ料理"だ。1-2の8回2死一、二塁。マウンドの日本ハム根本が、ピンチの場面で打席に迎えのは、昨年11月のアジアCSでバッテリーを組んだ侍ジャパンのチームメート、広島坂倉だった。オープン戦とはいえ「だいぶん」気合が入ったという。フルカウントからの7球目、外角の143キロで遊ゴロに仕留めると、グラブをたたいて喜んだ。6回から3番手で登板し、3イニングで打者11人全てから、初球ストライクを奪った。「(コースは)甘めでいいので、ファウルを取るために投げる意識で」。心の余裕が、球のキレにつながった。6回2死から7回は、4者連続空振り三振。とりわけ新庄監督の目を引いたのが、6回に石原を仕留めた落ち球で「根本君のあのフォーク、いいね~」と、指揮官をうならせた。昨秋のフェニックスリーグから、投球フォームの改良に取り組んできた。開幕ローテ入りを争う大卒2年目の金村を参考に、テイクバックをコンパクトに。「最初は自分の思っている感じと球が、あまり合っていなかった」というが、今は違う。「体を少しひねって、左足にためて投げるというのを意識していたら、だいぶん良くなってきました」。手応えは今キャンプ一番だった。開幕ローテ争いは、残り1枠。この日、先発した同じ左の上原ら、ライバルは多い。「他にもいっぱい良い投手がいる。まだオープン戦で投げると思うので、そこでアピールして入りたい」。3月に控える侍ジャパン強化試合でも、代表入りした20歳。世界基準の投手になるべく、進化は止まらない。【中島宙恵】

◆チーム唯一のレギュラーである万波中正外野手(23)が、春季キャンプの自己採点を80点とした。「100点はないと思うけど、90点というほど試合も出てないし、実戦の不安が残るので80点ぐらい。練習は100点に近い練習ができた」と振り返った。この日は広島戦で4回に中前打を放って、お役御免。キャンプ中は主力待遇で欠場となる試合も多かったが、実戦6試合で10打数3安打2打点だった。

◆広島中村奨成捕手(24)にとって、晴れのち雨の沖縄最終戦になった。5回2死一、三塁で日本ハム山本拓のスライダーを左前に運び、チーム2点目となる適時打。オープン戦出場2試合目、通算5打席目での初安打が適時打となり「やっと出てホッとした気持ちもありますし、なかなか結果が出なかったので悔しい思いもあった」とうっぷんを晴らす一打になった。だが2-1の9回裏1死一、三塁の左翼守備で上川畑の打球をグラブに当てながらも捕りきれず、同点打にしてしまった。その後、チームはサヨナラ負け。激しく外野の定位置を争うだけに「捕らなくてはいけない打球だったので、投手に申し訳ない。しっかり練習して、ああいうミスがないようにしたい」と反省した。キャンプは2軍スタートながら、1軍にはいあがった。今後も「結果を残さないといけない立場だと分かっていますし、沖縄よりも結果を意識してやっていきたい」と出場機会をつかみ続ける。

◆日本ハム石井一成内野手(29)がチームのオープン戦初勝利をもたらした。同点となった直後の9回1死一、二塁で左越えにサヨナラ適時二塁打。「流れも良かったので、後ろにつなごうという意識だった」と結果を残して、チームの対外試合7連勝(1分けを含む)に貢献。正二塁手争いでライバルの加藤豪も代打安打から好走塁も披露。2安打の石井も「緩めることなくアピールしていきたい」と意気込んだ。

◆4回1安打無失点も、先発の日本ハム上原健太投手(29)は「内容で見ると納得いかない」と不満げだ。「チームで掲げている初球ストライクが、ほぼ入らなかった」と猛省。1回2死では、フルカウントから四球を与え悔しがった。「メンタル面も荒れていた。一喜一憂していたらシーズンで疲れてしまう」と、自分自身にダメ出しした。オープン戦 スコア速報

◆開幕ローテ入りを争う広島玉村と森が力投した。先発の玉村は3回3安打無失点。2番手で3回を投げた森は5回に連打と犠飛で1点を失うも、2併殺で最少失点にとどめた。対外試合2試合で通算6回無失点の玉村が「周りの投手もみんないいので、頑張るだけです」と言えば、2試合で通算6回3失点の森は「もうちょっと間合いだったり強さがほしいかなというのがあるね」と課題を挙げた。

◆広島新井監督が高卒3年目捕手の高木を絶賛した。沖縄最終戦の日本ハム戦は先発に若手を並べ、アピール機会を与えた。正捕手の坂倉は途中から一塁守備で起用し、高木に最後までマスクをかぶらせた。サヨナラ負けしたが、少ない失点でしのいだリード、上川畑の二盗阻止、打撃でも2安打の活躍に、新井監督は「打って良し、止めて良し、刺して良し。すごくいいものを見せてくれたと思います」と目を細めた。一方の高木は「勝ちきりたかった」と反省を忘れなかった。

◆広島・玉村昇悟投手(22)がオープン戦初登板に臨み、3回3安打無失点で開幕ローテ入りへ前進した。「ストライク先行でいこうと思った。コントロールが微妙だったが、悪いなりに投げることができた」気温16度と肌寒いマウンドで1軍中心のハム打線を封じた。一回2死一塁、二回1死二塁、三回2死一塁と毎回走者を背負ったが、散発の3安打に抑え込み、三塁すら踏ませなかった。三振は奪えなかったが、無四球で予定の3回を40球で投げ切った。前回登板の17日のロッテとの練習試合(コザしんきん)でも3回無失点に抑えており、今春対外試合は6イニング連続無失点とアピールしている。開幕ローテは開幕投手の九里を筆頭に床田と森下が確定し、大瀬良も昨秋の右肘手術から順調に段階を踏んでいる。新助っ人、ハッチ(前パイレーツ3A)、益田、黒原、森らと残り2枠をめぐって争っている。

◆日本ハムは1―2の九回に上川畑が同点打、続く石井がサヨナラ二塁打を放った。この日がキャンプの最終日で、新庄監督は「あんな勝ち方をして、今日で終わりとなるとさみしくなる。あと1カ月くらいここにいようかな」と冗談交じりに名残を惜しんだ。今キャンプでの対外試合は、監督が想定外という無敗。最下位脱出を期し、選手たちへ「どんな試合でも負けない。勝ち癖を付けてほしい」と笑顔で求めた。(タピック名護)

◆逆転サヨナラ勝利で、沖縄・名護にサヨナラ! 日本ハムはキャンプ最終日となった25日、広島とのオープン戦(名護)で1点を追う九回1死一塁から3連打でサヨナラ勝ちを飾った。「こんな勝ち方をしたら、(キャンプが)今日で終わりが寂しくなってくる。あと1カ月ぐらいいようかな。駄目?」ベンチ前で万歳を繰り返した新庄剛志監督(52)はそう笑った。これで今キャンプの対外試合計8試合を7勝1分けと不敗で終えた。1-2の九回1死一、三塁。一塁走者を走らせて二、三塁とする作戦もあった中、指揮官は「(打者の)上川畑君の打球が結構詰まって、サード、ショートの後ろにいく。二、三塁にすると、(広島の)左翼手がもうさらに前に来るから」と説明。実際、上川畑の打球は前進してきた中村奨のグラブをかすめての同点打となり、「俺、さえてるな」と自賛した。打線は8試合中7試合で2桁安打。また、昨季に両リーグワーストの94失策を記録した守備も8試合で3失策と改善の兆候がみられる。「もう素晴らしいと思って。昨秋キャンプから『守りの野球で勝つよ』とずっと言い続けてきましたからね」とご満悦だ。勝ち癖がついたことで、選手も〝その気〟。松本剛は「シーズン最後に最高の景色を見られるように戦っていきましょう」と一本締めの音頭を取った。最後に新庄監督は「この一カ月、充実しすぎて怖いぐらい。MVP? 俺かな、ハハハ」とキャンプ地を後にした。(東山貴実)

◆広島・中村奨成外野手(24)が「2番・左翼」で出場し、オープン戦初安打となる適時打。一塁に到達すると拳を握った。「やっと出てホッとしている」五回に先制し、なお2死一、三塁で2球連続で外角に来たスライダーを左前へ運んだ。4打数1安打だったが、オープン戦5打席目での初快音に新井監督は「ホッとしたんじゃないの」とうなずいた。捕手から外野に登録を変更したが野間、秋山の実績組に侍ジャパンに選出された田村と強力なライバルがいる。今キャンプでは動作解析ができる広陵高時代の後輩に自身の打撃動画を送りフォームを試行錯誤。19日と22日の休日にバットを振り込んだ成果が出始めた。守備では1点を守る九回1死一、三塁で浅い飛球に対してスライディングキャッチを試みるもグラブで弾き、三走の生還を許した。「投手に申し訳ない」。チームはサヨナラ負けを喫したが、プロ6年間で1軍出場88試合の男が、沖縄の地で逆襲の一歩を踏み出した。(柏村翔)

DAZN

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
200 1.000
(-)
-
(-)
3
(+2)
1
(+1)
0
(-)
1
(-)
0.246
(↑0.005)
0.500
(↓0.5)
1
(1↑)
日本ハム
101 1.000
(-)
0
(-)
6
(-)
5
(-)
0
(-)
1
(-)
0.297
(-)
2.500
(-)
1
(10↑)
DeNA
101 1.000
(-)
0
(-)
7
(-)
5
(-)
1
(-)
4
(-)
0.297
(-)
2.500
(-)
4
(3↓)
巨人
210 0.667
(↓0.333)
0
(-)
20
(+1)
7
(+2)
0
(-)
4
(+1)
0.255
(↓0.056)
1.670
(↓0.17)
5
(4↓)
楽天
110 0.500
(↓0.5)
0.5
(↑0.5)
5
(+2)
4
(+4)
0
(-)
2
(-)
0.282
(↓0.012)
2.120
(↓2.12)
6
(1↓)
中日
120 0.333
(↑0.333)
1
(↑0.5)
4
(+4)
14
(+1)
0
(-)
0
(-)
0.207
(↑0.04)
4.670
(↑1.83)
6
(2↓)
広島
120 0.333
(↓0.167)
1
(↓0.5)
13
(+2)
13
(+3)
1
(-)
1
(-)
0.255
(↓0.013)
3.080
(↓0.08)
8
(3↓)
阪神
030 0.000
(-)
2
(↓0.5)
5
(+1)
14
(+4)
2
(-)
2
(-)
0.144
(↓0.008)
4.500
(↑0.56)