日本ハム(3対3)DeNA =オープン戦1回戦(2024.02.24)・タピックスタジアム名護=
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DeNA
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日本ハム
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勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【DeNA】松尾 汐恩(1号・7回表ソロ)

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◆DeNAは、4番手・中川颯が4回2安打無失点の好投。開幕一軍入りを目指す若手が、上々の仕上がりを見せた。対する日本ハムは、スティーブンソンが適時二塁打を含む2本の長打を記録。新加入の助っ人が、持ち前の打棒をアピールした。

◆対外試合6連勝中の日本ハムが、オープン戦初戦をDeNAと戦う。オリックスからFA移籍後初実戦マウンドとなる山崎福也投手(31)が先発し、2イニングを投げる予定。スタメンマスクは伏見寅威捕手(33)で、2年ぶりに実戦での"さちとらバッテリー"が復活する。また、3年ぶりに復帰したドリュー・バーヘイゲン投手(33=カージナルス)も6回から1イニングを投げ、初実戦となる予定だ。野手では、ただ1人のレギュラー万波中正外野手(23)はベンチスタート。4番は新戦力のフランミル・レイエス外野手(28=ロイヤルズ)がDHで入る。

◆DeNAのオープン戦初戦のメンバーが出そろった。オースティンは今季の実戦で初めて一塁守備につく。2年連続、負傷で出場機会が限られており、今季からは一塁を主戦場とする。投手陣は開幕ローテーション入りを狙う大貫が先発し、同じくローテーション入りを争う新外国人のアンドレ・ジャクソン投手(27=パイレーツ)、セットアッパー候補のローワン・ウィック投手(31=ブルージェイズ3A)、ローテーション候補の前オリックス・中川颯が続く。三浦監督は、この日から始まるオープン戦期間について「シーズンに向けて、いい準備のできる期間にしたいです」と力を込めた。

◆オープン戦の開幕投手を務めた山崎福也投手(31)が2回無安打無失点、2奪三振と完璧な内容でオリックスからFA移籍後の初実戦マウンドを終えた。オリックス時代もバッテリーを組んでいた伏見寅威捕手(33)とのコンビで、テンポよく快投。初回は10球、2回は9球で3者凡退。力感なく、ストライクゾーンで勝負を続けて、この日の直球の最速は2回最後の打者、DeNA京田を空振り三振にした144キロだった。名護キャンプ最初で最後の実戦登板を万全の内容で締めくくった。

◆DeNA桑原将志外野手(30)が、試合前練習中に腰の張りを訴えたため、大事をとってスタメンを外れた。三浦大輔監督(50)が試合後に明かした。桑原は当初、「1番中堅」で先発する予定で名護遠征にも同行していたが、代わりに勝又が「8番中堅」でスタメンに入り、蝦名が1番に打順変更となっていた。桑原は今季、ここまで練習試合3試合に出場して5打数無安打。前日23日のヤクルトとの練習試合(浦添)では「2番中堅」で先発し、3打数無安打だった。

◆日本ハムのアンドリュー・スティーブンソン外野手(29=ツインズ)がガッツあるオープン戦初安打をマークしてX(旧ツイッター)でトレンド入りした。1番左翼でスタメン出場したスティーブンソンは3回1死一塁で右翼線へ二塁打。メガネをかけての全力疾走で二塁ベースへはヘッドスライディングで到達した。この姿にXでは「スティーブンソン見た目インテリクールっぽい雰囲気なのにめちゃくちゃガッツある熱い男っぽくて好き」「スティーブンソンなんかキュンとしちゃった、、、、」「スマートな見た目の割にアツいハート なんかヌートバーを思い出した」など心を奪われたファンの投稿が相次いだ。また5回無死一、二塁では先制の適時二塁打を放って笑顔を見せた。

◆DeNAの若きスターが覚醒している。22年ドラフト1位で2年目の松尾汐恩捕手(19)が"プロ1号"を放った。6回の守備から途中出場すると、2点を追う7回先頭、日本ハム福田俊の初球142キロ直球を捉えた。打球は大きな弧を描いて左翼フェンスを軽々と超える1発となった。松尾は「捉えた瞬間に本塁打になると思いました。ゾーン内にきたボールは自分のスイングで積極的にいこうと決めていました。守備のほうも頑張ります!」と力を込めた。オープン戦ながら1軍での初アーチ。前日23日まで行われた練習試合では5試合で10打数6安打2打点と躍動しており、1試合最大2打席と出場機会が限られる中でも連続試合安打を5試合に伸ばした。

◆DeNA大貫晋一投手が、今季初実戦で"新ツーシーム"を重点的に確認した。指1本分深く握り、変化量を増やした。2回1安打無失点2奪三振と結果は残したが、精度には課題を残した。「動き方も一定ではなかった。完全に操りきれているかというと、そうでもなかった。早めにつぶせるようにしたい」と開幕ローテーション入りへ、新たな武器を磨いていく。

◆オリックスから新加入のDeNA中川颯投手が"完封"投球で開幕ローテーション入りへ猛アピールした。アンダースローから浮き上がる130キロ台の直球と約100キロのカーブで惑わせ、4回2安打無失点。紅白戦を含めた実戦3試合で計9回6安打無失点と"完封"し「1度死んでいる身なので、がむしゃらにチャンスをつかみ取る気持ちでやっていきたい」と覚悟をにじませた。

◆若きスター候補が覚醒している。DeNA2年目の松尾汐恩捕手(19)が"プロ1号"を豪快に決めた。6回の守備から途中出場すると、2点を追う7回先頭、日本ハム福田俊の初球142キロ直球を捉え、左翼フェンスを軽々と越える1号ソロ。今季は対外試合6試合で12打数7安打と打ちまくっており、自主トレの師匠・戸柱の助言も力に熾烈(しれつ)な正捕手争いへ意気揚々と挑む。自信が確信に変わった。松尾が迷いなく初球から振り抜いた。日本ハム福田俊の初球142キロ直球を捉えた。打った瞬間に柵越えを悟った。昨季、29試合連続無失点のままシーズンを終えた左腕からひと振りで特大アーチ。「初球から甘い球きたらいったろうと思っていた。自信がついた部分は結構ありますし、今までやってきたことを出せてるなと思います」と笑みがこぼれた。師匠の金言がさっそく生きた。自主トレをともにした戸柱に前日23日のヤクルトとの練習試合前に悩みを相談した。「最近、角度がなかなかつかないんすよね...」。戸柱からは左手の手首を絞ってバットを立てるように助言された。翌日のオープン戦初戦、1スイング目から助言通りに高い放物線を描いてみせた。ベンチに戻ると「あ、俺のアドバイス」と声をかけられた。「打撃練習から感覚がよかった。トバさんのおかげです」と感謝した。まだ19歳。1試合1試合が自信につながる。対外試合では直近5試合全てで安打を放ち、その間10打数7安打1本塁打と止まらない。ホームランの直前には二盗を刺して守備での成長もアピールした。ルーキーイヤーの昨季は1軍初昇格するも初出場はかなわなかった。捕手は山本を筆頭に伊藤、戸柱とベテラン組も控えており、出番は熾烈(しれつ)な競争を勝ち抜いた先にしかない。「自分のできる恩返しはトバさんを超えることだと思っている。去年はなかなか1軍に上がれず、先輩たちに追い付くことができなかった。コンディションを整えながら開幕1軍目指して頑張りたい」。目をギラつかせながら食らいついていく。【小早川宗一郎】▽DeNA三浦監督(松尾の"プロ1号"に)「完璧だったね。日々守りの方も成長してくれてます。いいものを持ってると思います」DeNAの捕手争い 昨季は東と最優秀バッテリー賞を受賞した山本が最多の52試合でスタメンマスクをかぶった。捕手陣最年長の伊藤がバウアーとコンビを組むなど48試合で続き、戸柱が43試合に先発した。1軍捕手の3枠の争いに松尾が4人目として参戦している。起用法について三浦監督は「考え中です。シーズンは全員で戦うわけですから、層を厚くしていかないといけない」と競争を歓迎した。

◆日本ハム伏見寅威捕手が打率10割でオープン戦をスタートした。8番捕手で先発出場し、2回は右手をかする死球。5回は左翼フェンス直撃の二塁打を放った。試合後に「大海、見てたかな?」。22日のライブBPでバットを折られた伊藤から冗談交じりに「しっかりやってもらいたいなって」と言われていた伏見。「あれで大海が『おっ』って思ってくれたら」とニヤリ。先発山崎との"さちとらバッテリー"も好スタートで「サチヤともっともっといいものを出していきたい」と笑顔だった。

◆1番起用された日本ハムのアンドリュー・スティーブンソン外野手(29=ツインズ)が2安打1打点。3回は右翼線への打球を、ヘッドスライディングで二塁打に。5回無死一、二塁ではセーフティーバントがファウルとなった直後に再び右翼線へ運んで先制の適時二塁打。「気持ちを立て直して結果的に二塁打を打てて満足」と笑顔。新庄監督もハッスルプレーなどで躍動した新助っ人を「面白いですね」と評価した。

◆日本ハム山崎福也投手(31)がパーフェクトな新天地デビューを果たした。オープン戦の"開幕投手"としてDeNA戦(名護)に先発。オリックスからFAで新加入した左腕は「シーズン中にしたいです」と2回無安打無失点の結果に笑顔。19球で6人の打者を簡単に打ち取った。新庄監督も「完璧すぎて」と感嘆。思わず山崎に注文したのは「ランナーいるとこを見たかったのに...次はランナー出してね」。それくらい隙がなかった。指揮官が山崎を欲しがった理由が、この日の投球に詰まっていた。2回2死、京田との対戦が象徴的だ。カットボール、スライダーの2球で追い込み、最後はこの日最速の144キロ直球で空振り三振。「曲がり球が続いていたんで、より(直球を)速く見せるためにクイックしました」と投球フォームに変化を付け、打者を幻惑していた。新庄監督も「あれなんですよ」と絶賛。走者なしでもクイックモーションを挟んだり、間合いの変化で打者のタイミングを外して打ち取るのが山崎の特長。「あれをみんなにしてもらったらね、マジで」と手本のような投球に満足げだ。オリックス時代からの盟友で、登板が決まっている本拠地開幕戦の4月2日楽天戦(エスコンフィールド)でもバッテリーを組む伏見との相性もやっぱりいい。山崎は「サインも気が合う」と首を振ることなく、テンポの良い投球で19球のうちボール球は4球と制球も抜群だった。次回は3月2日の教育リーグ、オイシックス戦(同)で「日本ハム山崎」として本拠地デビューする。【木下大輔】

◆ノリに乗っていた2年前の感覚に、近づいてきた。オープン戦初戦のDeNA戦で、いきなりフル出場した日本ハム松本剛は「打席の内容自体は、すごく良い物が出ました」と満足げだ。1回の第1打席で左前打すると、1点を先制した直後の5回無死二、三塁では、DeNAウィックのナックルカーブを中前適時打。新庄監督は「首位打者を取った時のバッティングフォーム、形、打球でしたね。変化球を引きつけて、ちょい詰まりながらセンター前に持っていって。一番いい打球。ランナーも、すごく(本塁に)かえりやすい」と、3割4分7厘で初の首位打者に輝いた22年の姿に重ねた。打席に立つ際「トップの位置、構えがしっくりこなくて悩んでいた」という昨年。夏ごろになって、首位打者を獲得したシーズンの映像を解禁した。ヒットを量産した自身の打撃フォームを見つめ直し、取り戻す作業に没頭した。「僕は構えを大事にしている。構えが"はまる"と言いますか...」。1度は失いかけていた感覚だったが、今年は「『おっ』と思える打席が増えている」と、自信を深めている。25日に最終日を迎える沖縄・名護キャンプでは、コンディション優先で練習に集中した。まだ、レギュラーは当確しておらず「結果を出すしかない。結果をとことん出そう」と必死だ。対外試合では3試合連続で2番に起用され、とりわけ、この日のように「スティーブンソンを1番に置くなら余計アリ」と、打線が機能している実感がある。新庄監督は「2番松本剛」に「何でも出来ますからね。理想は理想」と、うなずいた。パ・リーグで複数回、首位打者を獲得した右打者は、86年のロッテ落合博満を最後にいない。"北のヒットメーカー"の称号を再び手にし、令和の伝説になる。【中島宙恵】

◆県内初のプロ野球球団・くふうハヤテベンチャーズ静岡(ウエスタン・リーグ)が、本拠地での初陣を白星で飾った。23日のオイシックス新潟アルビレックスBC(イースタン・リーグ)戦が雨天によるグラウンド不良のため中止。この日チーム初の対外試合となった社会人クラブチームの静岡硬式野球倶楽部に2-1で辛勝。来月15日のリーグ開幕戦(対オリックス戦)に向け、投手陣が順調な仕上がりを見せた。くふうハヤテの早川太貴投手(24)が、初登板で完璧な仕上がりを披露した。静岡硬式野球倶楽部戦に先発し3回無安打無失点。打者10人に対し、初回と3回の3者連続を含む8奪三振を記録。持ち味のスプリットやスライダーが決まり、圧巻の投球を見せた背番号41は「変化球がうまくコントロールできた」と話すも「直球の伸びは課題。今日のピッチングを最低限としたい」と気を引き締めた。9回に抑えで登板した元オリックス西浜勇星投手(21)も存在感を放った。紅白戦含め初の実戦ながら、コースいっぱいに直球が決まり2奪三振で無失点。最速154キロ右腕が投げ込むたびに約980人の観客がどよめいた。「マウンドでは力が入った。最後の三振に仕留めた直球はよかった」と手応えを口にした。しかし投手陣の猛アピールをよそに打線は沈黙。得点は5回の1番増田将馬外野手(25)による左前適時打と、6回押し出しによる2点のみ。緩急を交えた相手投手7人に5安打と抑え込まれ課題を残した。アマチュアチーム相手とはいえ、チーム初勝利を挙げた赤堀元之監督(53)は「ほっとした。しかし、やるべきことがたくさん見えた」と先を見据えた。今後の対外試合は25日ヤマハ(浜松球場、午後0時半)、27日JX-ENEOS(ちゅ~るスタジアム清水、正午)との対戦が予定されている。いずれも観戦は無料。【山口昌久】○...この日、試合後の本拠地でチーム2度目(前回は昨年11月)のトライアウトが行われた。今回の対象は投手のみ。監督やスタッフが熱視線を送る中、全国から集まった8人が挑戦。50メートル走などの体力測定をはじめ、ブルペンではピッチングを実施した。結果は今月下旬の予定。

◆野手転向3年目のDeNA・勝又温史外野手(23)が、持ち前の打力を発揮した。試合前練習で腰の張りを訴えた桑原に代わり中堅で先発出場。三回に三塁線を破る二塁打を放つと、1点を追う九回には左中間を破る適時二塁打で試合を振り出しに戻した。貪欲な23歳は「自分みたいな年齢の選手はチャンスが少ない。後悔のないようにやる」と言葉に力を込めた。

◆DeNA・中川颯投手(25)が六回から4番手で登板し、4回2安打無失点と好投した。先発として期待される右下手投げの25歳は、130キロ台の直球と100キロ台のカーブを軸に巧みに押し引き。三浦監督は「持ち味を存分に出した」と評価した。戦力外を告げられたオリックスから加わり「一度死んでいる身。がむしゃらにチャンスをつかみ取る気持ち」と決意を込めた。■先発で今季初の実戦を迎え2回1安打無失点だったDeNA・大貫 「けがをせずに2イニングを投げられたことが収穫。やっと始まった」

◆米マイナー通算183盗塁の日本ハムの新外国人、スティーブンソン外野手(29)が「1番・左翼」で先発出場し、二塁打2本の1打点。試合後の第一声は数日前に加藤豪から教わった「なまら最高」だった。「なまら」は北海道の方言で「とても」の意味。乱視矯正サングラスで打席内の視界も良好で、「毎日楽しく、学びの姿勢でやっているよ」と日本野球への順応性も高い。

◆オリックスからFA移籍した日本ハム・山崎福也投手(31)が今季初登板で2回計19球、打者6人をパーフェクトに抑えた。「シーズン中にしたいですね。球を操ることができたし、いい感じの力感で投げられていた」随所に〝らしさ〟をのぞかせた。「僕は160キロを出せるわけではないので緩急のピッチャー」と、最速144キロの直球と93キロのスローカーブでつけた緩急差は51キロ。さらに二回2死では京田を変化球2球で追い込むと、「より速く見せるために」とクイックモーションからの直球で空振り三振に仕留めた。新庄監督も「完璧すぎて。僕が打者ならチェンジアップを狙って、インコースに詰まるっていう...」と笑顔で評した。1年先にオリックスからFA移籍していた伏見寅威との「さちとら」バッテリーも2年ぶりに復活。「優しいお兄ちゃん」と慕い、キャンプ宿舎も隣部屋で2歳上の捕手のリードに「懐かしさを感じたし、久しぶりでワクワクした気持ちもあった」と息はぴったりだった。すでに今季本拠地開幕戦となる4月2日の楽天戦(エスコン)での先発が内定している左腕は新天地でも順調そのものだ。(東山貴実)

◆日本ハム・松本剛外野手(30)が2安打1打点1盗塁と存在感を示した。プロ11年目の2022年に打率・347で自身初の首位打者を獲得したが、昨季は・276。新庄監督が「万波君だけがレギュラー」と明言する中、松本剛は「客観的に見たときに、そうだなと思える部分がすごくある。だから、自分は結果をとことん出すしかない」と力を込める。復活しつつある持ち前のバットコントロール。自身は「去年は打席に立ったときに、トップの位置、構えがしっくりこなくて悩んでいた。言葉は難しいけど、構えが去年は薄かったというか...。それが今年は厚めに構えられていて、『おっ』と思える打席が増えている」と説明する。その上で、この日は2番で起用された中、「打順は気にしていないけど、2番は〝アリ〟かなと思う。(米マイナー通算183盗塁の新外国人)スティーブンソンを1番に置くなら、余計〝アリ〟かな」。新庄監督は「今日は首位打者を獲ったときの打撃フォーム、打球」と評し、2番についても「(松本剛は)何でもできますからね。理想は理想」と話していた。

◆文句なしの一発だった。DeNA・松尾汐恩捕手(19)が左越え本塁打を放った。100メートル先のフェンスを優に越える一打。大阪桐蔭高からドラフト1位で入団した2年目の大器は「甘い球が来たらいったろうと。力強く振ることができた」と威勢が良かった。六回の守備から出場し、マスクをかぶった。二盗を阻止して勢いづくと、直後の打席で真ん中付近に入った初球の直球をガツン。昨季29試合に登板し、1失点も許さなかった左腕の福田俊からオープン戦のチーム1号をたたき込んだ。対外試合6戦で12打数7安打となり、打率は・583。日本代表に選ばれた山本、実績がある戸柱、伊藤とのポジション争いで一歩も譲らない。打力が売りの若武者は「(年上の3人に)負けたくない。越えられるように」と鼻息が荒く、三浦監督は「キャッチャーがいなくてどうしようという悩みじゃない」とうれしい悲鳴を上げる。

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<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
200 1.000
(-)
-
(-)
19
(+10)
5
(+1)
0
(-)
3
(+3)
0.311
(↓0.003)
1.500
(↑0.5)
1
(5↑)
ヤクルト
100 1.000
(-)
0
(-)
1
(-)
0
(-)
0
(-)
1
(-)
0.241
(-)
0.000
(-)
1
(8↑)
楽天
100 1.000
(-)
0
(-)
3
(-)
0
(-)
0
(-)
2
(-)
0.294
(-)
0.000
(-)
4
(3↓)
広島
110 0.500
(↓0.5)
0.5
(↑0.5)
11
(+1)
10
(+10)
1
(-)
1
(-)
0.268
(↓0.073)
3.000
(↓3)
5
(2↓)
中日
020 0.000
(-)
1.5
(↓0.5)
0
(-)
13
(+3)
0
(-)
0
(-)
0.167
(↑0.034)
6.500
(↑3.5)
5
(2↓)
阪神
020 0.000
(-)
1.5
(↓0.5)
4
(-)
10
(+1)
2
(-)
2
(+1)
0.152
(↓0.085)
5.060
(↑3.94)