広島(★1対4☆)中日 =リーグ戦25回戦(2023.09.29)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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中日
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広島
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勝利投手:仲地 礼亜(2勝5敗0S)
敗戦投手:森下 暢仁(9勝6敗0S)

本塁打
【中日】カリステ(5号・7回表ソロ)

  DAZN
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◆中日は3回表、細川とビシエドの適時打で2点を先制する。その後は5回に石川昂が適時打を放つと、7回にはカリステのソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・仲地が6回途中1安打無失点で今季2勝目。敗れた広島は、打線が3安打1得点と振るわなかった。

◆<ソフトバンク-西武>29日ペイペイドーム広島森下暢仁、ソフトバンク有原航平が、ともに今季10勝目を狙う。森下は2桁勝利すると2年連続3度目。広島で入団4年目までに2桁勝利を3度マークすれば、新人から3年連続で記録した92年佐々岡以来、7人目。日本ハム時代に2桁勝利3度の有原は、自身4年ぶりの達成なるか。メジャーから復帰1年目に2桁勝利なら、16年に15勝した和田(ソフトバンク)以来5人目になる。

◆広島は9四球を選びながら、9回に併殺の間に奪った1得点に終わった。攻撃がかみ合わず、3位DeNAに1ゲーム差と迫られた。3点を追う5回は3四球で2死満塁としながらも、代打松山が二ゴロ。6回1死二、三塁、7回無死一、二塁も、得点につなげられなかった。新井監督は「四球を粘って取ってくれた中で得点に結び付けられなかったのは、私が反省したい」と敗戦の責任を背負った。▽広島森下(5回3失点で2年連続2桁勝利ならず)「実力不足だと思います。(自身初のCSへ)しっかりと頑張ります」

◆広島は1長打含む3安打に9四球を選びながらも、併殺の間の1得点に終わった。2年連続2桁勝利がかかった先発森下を援護できず、3位DeNAに1ゲーム差に迫られた。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-森下投手は不運な当たりもあり、5回3失点新井監督 ボール自体のキレというのは、ここ数試合で一番良かったんじゃないかな。多分、本人も思っていると思うので、あとはしっかりCSに向けて調整して欲しいなと思います。-5回2死一塁で森下投手に代打を送った新井監督 ここだと思って勝負に出たけどね。今日は四球が9つ? みんな粘って四球を取ってくれた中で、それを得点に結びつけられなかった。そこは私が反省したい。-2桁勝利がかかった試合で79球での継投は短期決戦仕様の戦い方だったようにも見えた新井監督 今日(の試合を)いれて残り3試合。日々、展開がどうなるか分からないけど、今日の試合を勝ちにいく中でもいろんなことを想定しながらやっていかないといけないと思います。-中継ぎ登板した森投手の起用も新井監督 今日はビハインドの展開になったんですけど、もちろん今日を全力で勝ちにいくんだけど、先のことも考えて準備をしたいというのもあったので、行ってもらいました。-森投手の中継ぎ起用は対左の中継ぎとしてか新井監督 そこはまだ流動的になる。どういう展開になるかも分からない。でも今年中継ぎ(での登板)はほとんどないから、そこは準備をしておきたい。-秋山選手が復帰。6番での出場となった新井監督 打線と今日の投手を見て、打線のつながりを考えて。-捕手専任となった坂倉選手が規定打席をクリアした。球団捕手では4年ぶり新井監督 キャッチャーに戻って最初のシーズンで、本当によく頑張ってくれています。もっともっと今シーズン苦労するのかなと思ったんですけど、本当によくやってくれていると思います。頑張ってくれている。

◆広島・九里亜蓮投手(32)が試合前の練習に参加し、先発する30日の阪神戦(同)に向けてキャッチボールなどで汗を流した。今季9勝目を狙う右腕は「しっかり自分のピッチングをするだけ」といつものように意気込んだ。前回登板の24日のヤクルト戦は7回6安打3失点で8敗目。レギュラーシーズン最後の登板で白星をつかみ、10月から始まるクライマックスシリーズ(CS)に弾みを付ける。また、自身と同じ亜大出身の巨人・松田宣浩内野手(40)が今季限りで現役引退することについては「プロに入ってからも気さくに話しかけてくださって感謝している。思い出はプロの舞台で対戦したこと。すごくさびしい」としんみりした。

◆中日の細川が好投手から三回に適時打を放った。広島・森下の変化球を引っ張って左前へ。2本塁打をマークした27日の阪神戦から上向きの調子をきっちりと持続し「点を取ることができて良かった」と力強く話した。2日に本塁打を見舞った相手に一回は見逃し三振に打ち取られたが、続く打席でやり返した。試合前に「(残りは)少なくとも(毎試合)1安打を打ちたい」と意気込んだ通り、走者を置いた場面で安打をマーク。敵地で存在感を示した。

◆中日の仲地が5回?を1安打無失点の好投で、約2カ月ぶりの2勝目を挙げた。打線は三回に細川とビシエドの適時打で2点を先行。五、七回に1点ずつ加点した。広島の森下は三回に連打を浴びるなど5回3失点で6敗目を喫した。

◆最下位の中日に完敗を喫し、地元でクライマックスシリーズ(CS)のファーストステージを開催できる2位を確定できなかった。打線は3安打で9四球を選んだが1点どまり。試合後の新井貴浩監督(46)の一問一答は次の通り。─―森下は5回7安打3失点(自責2)で6敗(9勝)を喫した「ボール自体の切れはここ数試合で一番良かった。本人も思っていると思う。あとはしっかりCSに向けて調整してほしい」─―打線は五回に森下に代打を送って勝負をかけた「ここだと思って勝負に出た。でも、今日はフォアボール9つ? みんな粘ってフォアボール取ってくれた中で、それを得点に結びつけられなかった。そこは私が反省したい」─森下は2けたがかかっていたが79球で降板となった。短期決戦を見据えての考えもあった「勝ちにいく中でも、いろんなことを想定しながらやっていかないといけない」──秋山が復帰。6番で出場「ピッチャーと打線のつながりを考えた」──坂倉が規定打席をクリア。球団捕手では4年ぶり「キャッチャーに戻って最初のシーズンで本当によく頑張ってくれました。もっともっと今シーズン苦労するのかな、と思ったんですけど本当によくやってくれていると思います。想像以上」

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
84515 0.622
(↓0.005)
優勝
(-)
3544
(+3)
412
(+5)
81
(+1)
78
(+1)
0.247
(-)
2.630
(↓0.02)
2
(-)
広島
73644 0.533
(↓0.004)
12
(-)
2486
(+1)
501
(+4)
94
(-)
77
(-)
0.246
(↓0.001)
3.210
(↑0.01)
3
(-)
DeNA
72653 0.526
(↑0.004)
13
(↑1)
3512
(+5)
493
(+3)
104
(-)
32
(+1)
0.247
(-)
3.200
(-)
4
(-)
巨人
68692 0.496
(-)
17
(↑0.5)
4517
(-)
504
(-)
163
(-)
47
(-)
0.253
(-)
3.470
(-)
5
(-)
ヤクルト
56813 0.409
(-)
29
(↑0.5)
3527
(-)
558
(-)
122
(-)
61
(-)
0.239
(-)
3.690
(-)
6
(-)
中日
55805 0.407
(↑0.004)
29
(↑1)
3387
(+4)
490
(+1)
70
(+1)
35
(-)
0.236
(↑0.001
3.090
(↑0.02)