広島(☆2対0★)中日 =リーグ戦24回戦(2023.09.26)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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中日
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広島
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勝利投手:床田 寛樹(11勝6敗0S)
(セーブ:栗林 良吏(3勝7敗17S))
敗戦投手:涌井 秀章(5勝13敗0S)
  DAZN
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◆広島は初回、西川の内野ゴロの間に1点を先制する。続く好機で坂倉が適時二塁打を放ち、追加点を挙げた。投げては、先発・床田が8回途中無失点の力投。その後は島内、栗林の継投で完封リレーを展開し、床田は今季11勝目を挙げた。敗れた中日は、打線がつながりを欠いた。

◆右脇腹痛の再発で11日に出場選手登録を抹消されていた広島西川龍馬外野手(28)が1軍復帰した。「3番左翼」で出場し、初回に二ゴロでチーム最多56打点目。これが決勝点になった。4打席で安打は出なかった。「収穫なし。(体は)問題ないので今日はそこだけですね。次、ちゃんと打てるように準備します」と引き締まった表情だった。

◆広島床田寛樹投手(28)が7回2/3無失点で11勝目を挙げ、打っても3安打と大活躍した。8月17日の阪神戦以来、5登板ぶりの白星。「ふがいない投球が続いていたので、絶対勝とうと思っていました。めちゃくちゃうれしいです」と破顔した。10日間の再調整をへて、レギュラーシーズン最後の可能性が高い先発で本領発揮。この期間、森下を参考にした新球チェンジアップを本格的に研究。「打者から直球に見える遅い球がほしかった。勝てていなかったし、思い切って試そうと思って」。未完成ながら右打者に対して5球ほど投げ、投球の幅を広げた。二塁打2本を含む自身初の3安打。もともと打撃には定評があり「森下が打撃がいいと言われているけど今年は僕の方が打っているので」とにんまり。3位DeNAとは変わらず1・5ゲーム差。残り3試合、逃げ切りの2位死守が見えてきた。【柏原誠】

◆2位の広島が接戦をものにした。床田寛樹投手(28)が7回3分の2を無失点で5登板ぶりの11勝目。西川龍馬外野手(28)も右脇腹痛から復帰し、初回の二ゴロで決勝点を挙げるなど明るい材料がそろってきた。3位DeNAとは変わらず1・5ゲーム差。残り3試合、目標の2位死守に前進した。新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り-復帰の床田が好投新井監督 大活躍でしたね。ずっとローテを守ってきて疲れもあったので少し間を空けたんだけど、本来のまっすぐのキレがあった。素晴らしい投球でした。-8回途中で交代新井監督 島内も初タイトルがかかっている。ホールドですね。床田には事前にそういう話をしてありました。-左足首を痛めていた小園が攻守でいいプレー新井監督 まだ万全ではない中で、いいパフォーマンスを見せてくれている。彼はこれからの選手。万全でなくても自分のパフォーマンスを出すにはどうするか。いい経験をしていると思います。-坂倉が適時打新井監督 状態がよくないと3ボールからはスイングできない。いい安打でした。-地元でのCS開催が目標新井監督 選手はみんな、ここでCSをやるぞと思っているし、ファンの方の願いでもあるので、何とか残り3試合、全員で頑張りたいですね。

◆広島・西川龍馬外野手(28)は離脱の原因となった右脇腹の張りが癒えて、出場選手登録されるとともに1軍に合流した。新井貴浩監督(46)は「(西川)龍馬としゃべったけど『全然大丈夫です』という感じだった」と説明した。今季打率・309のヒットメーカーの復帰は、地元でのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ開催を目指すチームにとって朗報となりそうだ。

◆広島は床田が八回途中まで5安打無失点の好投で11勝目を挙げた。打線は一回に坂倉の適時二塁打などで2点を先行して継投で逃げ切った。九回を締めた栗林が17セーブ目。中日は打線が沈黙し、6回2失点の涌井を援護できなかった。

◆地元でのクライマックスシリーズ(CS)開催に向けて前進した。広島が初回のリードを守り抜き、中日に零封勝ち。レギュラーシーズン最後の先発を白星で締めくくった床田が喜んだ。「絶対に勝とうとマウンドに上がった。最高です」リフレッシュ抹消明けで7回?を5安打無失点。自己最多の11勝目を挙げた。新球のチェンジアップも試し、打者の反応は上々。「練習して決め球に使えたら」とポストシーズンを見据える。バットでは2─0の二回2死で涌井から左中間二塁打を放つと五回は遊撃内野安打、七回は右中間二塁打でプロ7年目で初の猛打賞を決めた。6月にプロ初本塁打を記録した森下を打撃でライバル視する左腕は「マジでクソうれしい!! 森下より打撃はいいと思っている」と胸を張った。2位のチームは25日に5年ぶりのCS出場を決めた。残り3試合で3位・DeNAとのゲーム差は1・5のまま。新井監督は「全員で頑張っていきたい」と力を込めた。(柏村翔)右脇腹の張りから1軍復帰。一回、内野ゴロの間に打点を挙げた広島・西川「収穫なし。(体は)問題ない」2─0の九回を1回無失点で17セーブ目を挙げた広島・栗林「床田さん、島内の良いピッチングの流れに乗ることができた」2点リードの八回2死からビシエドを二ゴロに打ち取り、リーグトップの41ホールドポイントとした広島・島内「残り1アウトで行かせてもらったチームに感謝したい」

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
84495 0.632
(↑0.003)
優勝
(-)
5539
(+2)
400
(-)
79
(+1)
77
(+1)
0.247
(-)
2.590
(↑0.02)
2
(-)
広島
73634 0.537
(↑0.004)
12.5
(-)
3485
(+2)
497
(-)
94
(-)
77
(+1)
0.247
(↑0.001
3.220
(↑0.02)
3
(-)
DeNA
71643 0.526
(↑0.004)
14
(-)
5504
(+1)
479
(-)
104
(-)
31
(+1)
0.247
(-)
3.170
(↑0.03)
4
(-)
巨人
68692 0.496
(↓0.004)
18
(↓1)
4517
(-)
504
(+1)
163
(-)
47
(-)
0.253
(-)
3.470
(↑0.01)
5
(-)
ヤクルト
55813 0.404
(↓0.003)
30.5
(↓1)
4516
(-)
555
(+2)
121
(-)
61
(-)
0.239
(↓0.001)
3.700
(↑0.01)
6
(-)
中日
53805 0.398
(↓0.004)
31
(↓1)
5376
(-)
487
(+2)
67
(-)
34
(-)
0.235
(↓0.001)
3.120
(↑0.01)