DeNA(☆1対0★)巨人 =リーグ戦23回戦(2023.09.25)・横浜スタジアム=
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巨人
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DeNA
01000000X1500
勝利投手:大貫 晋一(4勝4敗0S)
(セーブ:森原 康平(2勝1敗17S))
敗戦投手:メンデス(5勝5敗0S)
  DAZN
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◆DeNAが接戦を制した。DeNAは2回裏、2死二塁から林の適時打が飛び出し、1点を先制する。投げては、先発・大貫が7回途中無失点の力投。その後は4人の継投でリードを守り、大貫は今季4勝目を挙げた。敗れた巨人は、打線が終盤の好機を生かせなかった。

◆タレントの高田純次(76)が、DeNA-巨人23回戦(横浜)で始球式を行った。背番号「0」のホームユニホームで登場。ノーバウンド投球でスタンドから大きな拍手を浴びた。

◆DeNA宮崎敏郎内野手(34)が、プロ11年目でプロ初盗塁を決めた。1点リードの4回1死から四球で出塁。次打者の伊藤光の4球目にスタートを切って、伊藤は空振りしたが、二塁に滑り込んだ。後続が倒れ、得点には結びつかなかったが、34歳のベテランが足で勝利への執念を示した。宮崎が4回に二盗。宮崎は通算1075試合目の出場で、これがプロ初盗塁。初盗塁までに試合数を要したのは70年に投手の皆川(南海)が記録した731試合目、野手では21年福田(中日)の690試合目があったが、これらを上回って最も遅い初盗塁となった。通算1000試合以上で盗塁がなかったのは、投手の岩瀬(中日=1002試合)と宮崎だけだった。

◆DeNA三嶋一輝投手(33)が25日、特例2023の対象選手として、出場選手登録を抹消された。17日に再登録後は2試合に登板し、24日の巨人戦では坂本勇人に3ランを浴び、1回3失点だった。今季は27試合に登板し、3勝1敗、6ホールド、防御率4・84。

◆巨人丸佳浩外野手(34)が見極めた。1点を追う4回2死一塁、DeNA大貫の高めに浮いた4球を見極めた。ストレートの四球で史上18人目の通算1000四球を達成。2死一、二塁から秋広が投直に倒れて得点には結び付かなかったが、シーズン最終盤での3位DeNAとの直接対決で負けられない一戦で"メモリアル四球"を選んだ。55人が達成している2000本安打より少ない18人目の1000四球に「元々打つだけじゃなくて、フォアボールもしっかりとって塁に出るっていうのが持ち味だと思って、若い時からやってきた。今まで節目節目とかありましたけど自分の中では、一番誇れるものなんじゃないかなと思います」と胸を張った。選球眼の良さが自身のバロメーターになる。打率3割6厘、39本塁打、97打点でMVPを獲得した広島時代の18年には、王貞治に次いで史上2人目、歴代4位タイとなるシーズン130四球を選んだ。「いい時は四球が増えてくる。なんでもかんでも打ちに行くのではなく、しっかり割り切りながらやれている」と常にやるべきことに集中する。今季はこれで40四球目と全盛期からはほど遠い。プロ16年目。見える景色も変わってきた。「ベテランと若手でチームが1つの方向を向いて相手と勝負するのは、シーズンの中で一番大事なことだと僕は思う」と自らの役割を認識する。7月には打撃不振で2軍再調整期間を過ごした。復帰後2戦目の同29日中日戦では2安打2打点で2連勝に貢献。「プロである以上、勝たなきゃいけない。特に僕とか、チームでも年齢が上の方なので、しっかりやらなきゃいけないなとは思ってますけど、なかなかうまくいかないことが多い。そこは日々反省しながらですけど、今日は良かったかな」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。今季から右翼にコンバートされたが、状況に応じて中堅も務める。この日も「6番中堅」で先発。若手や外国人選手が多い外野陣の主軸を張る。ロッカールームでは「将棋組」の中心として坂本、北村拓、中山らと対局して明るい雰囲気作りに一役買う。34歳がもがきながら、自らの役割を見極めていく。【小早川宗一郎】通算1000四球=丸(巨人) 25日のDeNA23回戦(横浜)の4回、大貫から今季40個目の四球を選んで達成。プロ野球18人目。初四球は広島時代の10年9月22日のヤクルト8回戦(マツダスタジアム)で松岡から。

◆DeNAが4位巨人との直接対決を制し、巨人の自力CS進出を消滅させた。2回にルーキー林が先制&決勝の適時打。先発大貫が7回途中無失点&自己最多の11奪三振と好投し、7回のピンチは1人1殺の「マシンガン継投」で1点のリードを守った。4回には11年目の宮崎敏郎内野手(34)が、自身1075試合目でプロ初盗塁をマーク。2年連続の70勝到達は97~99年以来で、4位とのゲーム差を3に広げ、2年連続のCS進出に前進した。三浦監督が掲げる「走攻守」での全力野球で巨人に引導を渡した。1点リードの4回1死一塁、カウント2-1から伊藤への4球目だった。エンドランのサインに、一塁走者の宮崎がスタート。伊藤は空振りしたが、やや送球もそれ、悠々と二塁に滑り込んだ。プロ11年目、1075試合目での初盗塁はプロ野球史上最も遅い記録だった。"歴史的な瞬間"を目撃したファンから大きな歓声と拍手が起こった。「1個決められて良かったです。(記録は)いいのか悪いのかわからないですけど...。今までチャレンジしたことはあったんですけど、ファウルだったり、三振だったりというのがあったので。サイン通りに決められて良かったです」先制点の起点をつくったのも、宮崎だった。セ・リーグ打撃ランキング1位が、0-0の2回無死から右前打で出塁。伊藤の犠打で二塁に進塁し、2死二塁からルーキー林の適時打で激走し、先制のホームに滑り込んだ。この日、スコアボードに刻まれた得点は2回の「1」。林の"プロ初"の決勝打&宮崎の全力疾走が、チームの連敗を2で止め、巨人に引導を渡した。今季、三浦監督が掲げる走攻守全ての「全力野球」を体現した。宮崎の盗塁について、三浦監督は「エンドランでもしっかりスタートを切って、走ってたからこそセーフになったと思います」と姿勢を評価。普段の全力疾走にも触れ「遅いから走らなくていいわけじゃなく、ああいう姿勢はチームにいいものを与えてくれる」と絶賛した。4位巨人とのゲーム差を3に広げ、巨人の自力CSを消滅させ、2年連続のCS進出に前進した。三浦監督は「そこ(CS進出)に関しては、確かに大きな1勝かもしれないですけど、目標はそこじゃないので。1つでも上を目指してってところで、そのために今日勝ったのは大きかったと思います」とさらなる高みを求めた。【久保賢吾】○...大貫が奪三振ショーを演じ、約3カ月ぶりの4勝目を挙げた。シーズンでは"プロ初"の2ケタとなる自己最多の11奪三振。「1人1人集中して投げられ、終盤の勝負どころでも焦ることなく、じっくり勝負できた」と話した。7回のピンチでは伊勢、エスコバーを1人1殺で投入する「マシンガン継投」で1点を死守。三浦監督は「大貫もリリーフ陣も自分の仕事をしてくれて、よく守り切った」と評価した。▽DeNAエスコバー(1点リードの7回2死二、三塁で登板し、代打ウォーカーを3球三振)「オトコハ、ダマッテ、ナゲルダケ」▽DeNA林(プロ初の決勝打)「何とか後ろの大貫さんにつなごうという気持ちが、このような結果になって良かった。チャンスだったので、思い切っていこうと決めてたのがいい結果に結びついた」

◆巨人の自力でのCS進出の可能性が消滅した。3位DeNAとの直接対決で今季14度目の完封負けを喫し、3ゲーム差に広げられた。わずか4安打で1点がとてつもなく遠かった。勝負手は尽くした。7回先頭の大城卓が四球で出塁。すかさず重信を代走に送った。1死から二盗を決めて、秋広も四球を選んだ。2死とされて、なお二、三塁で代打梶谷。代打の代打でウォーカーを起用したが、空振り三振に倒れた。原監督は「完封されているわけだからね。やっぱり1点を取らないと、取りにいかないと」と言った。自力は消滅したが、可能性は首の皮一枚で残す。大逆転Aクラスには勝ち続けるしかない。「今日と同じ気持ちでね、明日も頑張りたいと思いますね」と指揮官。138試合で68勝68敗2分け。残り5試合で"奇跡"を起こせるか。

◆DeNAが4位巨人との直接対決を制し、巨人の自力CS進出を消滅させた。2回にルーキー林が先制&決勝の適時打。先発大貫が7回途中無失点&自己最多の11奪三振と好投し、7回のピンチは1人1殺の「マシンガン継投」で1点のリードを守った。4回には11年目の宮崎敏郎内野手(34)が、自身1075試合目でプロ初盗塁をマーク。2年連続の70勝到達は97~99年以来で、4位とのゲーム差を3に広げ、2年連続のCS進出に前進した。三浦監督が掲げる「走攻守」での全力野球で巨人に引導を渡した。1点リードの4回1死一塁、カウント2-1から伊藤への4球目だった。エンドランのサインに、一塁走者の宮崎がスタート。伊藤は空振りしたが、やや送球もそれ、悠々と二塁に滑り込んだ。プロ11年目、1075試合目での初盗塁はプロ野球史上最も遅い記録だった。"歴史的な瞬間"を目撃したファンから大きな歓声と拍手が起こった。「1個決められて良かったです。(記録は)いいのか悪いのかわからないですけど...。今までチャレンジしたことはあったんですけど、ファウルだったり、三振だったりというのがあったので。サイン通りに決められて良かったです」先制点の起点をつくったのも、宮崎だった。セ・リーグ打撃ランキング1位が、0-0の2回無死から右前打で出塁。伊藤の犠打で二塁に進塁し、2死二塁からルーキー林の適時打で激走し、先制のホームに滑り込んだ。この日、スコアボードに刻まれた得点は2回の「1」。林の"プロ初"の決勝打&宮崎の全力疾走が、チームの連敗を2で止め、巨人に引導を渡した。今季、三浦監督が掲げる走攻守全ての「全力野球」を体現した。宮崎の盗塁について、三浦監督は「エンドランでもしっかりスタートを切って、走ってたからこそセーフになったと思います」と姿勢を評価。普段の全力疾走にも触れ「遅いから走らなくていいわけじゃなく、ああいう姿勢はチームにいいものを与えてくれる」と絶賛した。4位巨人とのゲーム差を3に広げ、巨人の自力CSを消滅させ、2年連続のCS進出に前進した。三浦監督は「そこ(CS進出)に関しては、確かに大きな1勝かもしれないですけど、目標はそこじゃないので。1つでも上を目指してってところで、そのために今日勝ったのは大きかったと思います」とさらなる高みを求めた。【久保賢吾】○...大貫が奪三振ショーを演じ、約3カ月ぶりの4勝目を挙げた。シーズンでは"プロ初"の2ケタとなる自己最多の11奪三振。「1人1人集中して投げられ、終盤の勝負どころでも焦ることなく、じっくり勝負できた」と話した。7回のピンチでは伊勢、エスコバーを1人1殺で投入する「マシンガン継投」で1点を死守。三浦監督は「大貫もリリーフ陣も自分の仕事をしてくれて、よく守り切った」と評価した。▽DeNAエスコバー(1点リードの7回2死二、三塁で登板し、代打ウォーカーを3球三振)「オトコハ、ダマッテ、ナゲルダケ」▽DeNA林(プロ初の決勝打)「何とか後ろの大貫さんにつなごうという気持ちが、このような結果になって良かった。チャンスだったので、思い切っていこうと決めてたのがいい結果に結びついた」

◆巨人・山崎伊織投手(24)が26日のDeNA戦に先発する。前回20日の阪神戦(甲子園)では6回2失点。勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りたが、味方が勝ち越され、10勝目とはならなかった。6度目の挑戦で自身初の2桁勝利を目指す3年目右腕は「(クライマックスシリーズ進出に向けて)絶対に落とせない試合。ゼロで抑えられるように」と気合を入れた。

◆巨人・丸佳浩外野手(34)がプロ野球史上18人目となる通算1000四球を記録した。四回2死一塁で、大貫からストレートの四球を選んだ。プロ16年目の丸は、広島時代の2018年に王貞治(巨人)に次ぐ史上2人目となるシーズン130四球を選んだ実績もあり、「四球、出塁というのは僕の持ち味」と自負する。今季はこれで40個目。34歳にして早くも大台に乗せた。

◆DeNA・宮崎敏郎内野手(34)が1―0の四回1死から四球で出塁すると、続く伊藤の4球目に二盗に成功した。11年目の宮崎はこれがプロ初盗塁。巨人の左腕、メンデスの投球モーションを盗んだ。この日が通算1075試合目で盗塁企図もプロ入り初。キャンプイン前には「足が遅くても、しっかり走れるところを体づくりとしてやってきた」と話していた宮崎。1死二塁と好機を演出したが、後続が続かず得点にはつながらなかった。

◆タレントの高田純次(76)が始球式に登場。投球はストライクゾーンに決まり、球場全体から温かい拍手が送られた。気分を良くしたのか「もう1球投げていいのか」と球審にポーズ。2度目の投球はかなわなかったが、マイクを手にせずとも存在感を示した。

◆類まれな選球眼を誇るからこそ成し遂げた偉業だった。巨人・丸佳浩外野手(34)が、四回2死一塁から今季40個目となる四球を選び、史上18人目の通算1000四球を達成した。長いプロ野球の歴史の中でも、わずか17人しか成し遂げられていない勲章。節目の数字として注目される2000安打の達成者は、過去55人。通算300本塁打は45人などと比べると簡単には到達できない大台であることが分かる。四球は見る人からすれば決して派手ではない。だが、出塁する点では安打と同じで、際どいボールを見極められた相手投手に与える影響はヒット以上のものがある。「四球、出塁というのは僕の持ち味」と丸。広島時代の2018年には、王貞治に次ぐ史上2人目、歴代4位タイとなるシーズン130四球を記録した好打者が、価値ある大台にたどり着いた。「自分はホームランバッターじゃない。打点も(打順などの)与えられた場所によって、上下するところもある。打率と出塁率は連動している部分があるので、この2つはよりよくしたい」シーズン開幕前に数字的な目標として掲げていたのが出塁率だった。通算1694安打、269本塁打を記録する好打者が好球必打を貫き、まだまだ四球数を積み上げていく。(樋口航)

◆大一番で今季最高とも言える投球を見せた。DeNA・大貫晋一投手(29)が七回途中3安打11奪三振、無失点。クライマックスシリーズ(CS)進出を争う4位巨人相手に攻撃的な配球だった。「当たり前のことを当たり前にできるようにしっかり練習してきた。制球の面で苦しんだので、キャッチボールから考えながら調整してきた」と前回登板を踏まえてこの日のマウンドに上がった右腕。18日の阪神戦(甲子園)では無失点ながら5四死球に加え、自身のミスもあり球数がかさみ、100球に至った六回で降板。制球面を基礎から見直し、内角を果敢に突いた。24日の巨人との3連戦初戦を今永で落とし、ゲーム差を2に縮められたDeNA。より重圧のかかるマウンドで二回を除く毎回の奪三振で、六回には門脇、坂本、岡本和を3者連続三振とし今季初の2桁奪三振をマーク。昨季チームトップの11勝を挙げ、今季は投手陣の柱としての期待が大きかったが、シーズン序盤から振るわずに苦しんだ。それでも佳境となった終盤で真価を発揮し、存在感を再び増している。七回は疲労が見え1死一、二塁で降板。ピンチで伊勢、エスコバーが1死ずつ奪い無失点。二回にドラフト3位・林(駒大)の中前適時打で先制した1点のリードを最後まで守り切った。(横山尚杜)

◆DeNAが無失点リレーで競り勝った。大貫が6回1/3を被安打3、自己最多11奪三振と力投して4勝目。以降は小刻みに継投し、二回に林の適時打で挙げた1点を守り抜いた。巨人は4安打に終わり自力でのCS進出の可能性が消えた。

◆巨人・丸佳浩外野手(34)がプロ野球史上18人目となる通算1000四球を達成した。0-1の四回2死一塁で、大貫から直球を見極め、今季40個目の四球を選んだ。プロ16年目で大台に到達。「今シーズンに関しては、あまり(四球を)取れていないですけど、若い時からの積み重ねが今に至ると思う。節目、節目とかありましたけど、ようやく1つ、誇れるものができた」と振り返った。

◆リーグ3位のDeNAは25日、巨人23回戦(横浜)に1―0で勝ち、連敗を2で止めた。大貫晋一投手(29)が七回途中まで3安打無失点と好投し、4勝目をマーク。1試合自己最多の11三振を奪った。クライマックスシリーズ(CS)進出を争う4位巨人を相手に5投手で完封リレー。宿敵の自力CS出場の可能性を消し、ゲーム差を再び3に広げた。スコアブックが「K」で埋め尽くされた。大貫が七回途中まで無得点に封じ、自身初の2桁となる11個の三振を奪って4勝目をマーク。6月17日以来の勝ち星以上に、チームにとって値千金の勝利となった。「球速がない分、(両コーナーの)ラインに丁寧に投げることを意識した。こういう場面で投げることをモチベーションに、ファームでも頑張っていた」自身3連敗で今季初の巨人戦を迎えた。140キロ台中盤の直球を両コーナーの低めに集め、カットボール、スライダー、スプリット、シュートを自在に操る。4番・岡本和は2打席連続三振。前日に2本塁打の坂本からもワンバウンドするカーブで三振を奪った。シーズンオフに米国で最先端のトレーニングを学び、日本でも主流になりつつある球速アップのメカニズムを吸収。だが大貫の投球には水が合わず、成果も実感できなかった。昨季に11勝を挙げて今季の開幕投手の有力候補だったが、シーズンを前に右肩の肉離れを発症。復帰後、昨季まで2年連続で100三振を奪った右腕が突如、空振りを奪えなくなった。

◆巨人は今季14度目の零封負けで、5試合を残して自力でのクライマックスシリーズ進出の可能性が消えた。最短で27日に完全消滅し、球団史上初となる同一監督での2年連続Bクラスが確定する。原辰徳監督(65)は「やっぱり1点を取らないと。取りにいかないと」と、短い言葉に悔しさをにじませた。打線は七回途中で降りたDeNA・大貫からの11個を含む13三振を喫し、4安打。勝負をかけたのは0-1の七回。四球で出た大城卓と秋広に重信、増田大の俊足コンビを代走で起用。2死二、三塁となった後、相手が継投に入ったタイミングで「代打の代打」にウォーカーを起用したが、3球三振。八回も1死二塁の好機から決定打が出なかった。3ゲーム差で追うDeNAとの直接対決は26日の第3戦を含めて2試合ある。主将・岡本和は「残り試合があるので切り替えて頑張ります」と、諦めない姿勢を示した。(谷川直之)

◆今季の巨人の集大成というべきか...。勝ちパターンと負けパターンがはっきりして、チームが乗っていけないんだな。実は前夜(24日)の段階で〝デジャビュ〟(既視感)の危惧はあった。先々週の中日戦。15日に岡本和、坂本、中田翔の3人が本塁打を放ち、戸郷が8回無失点の好投で7-0。16日は0-1。クリーンアップがパカパカ打って、先発がピシャリと抑えないと勝てないので「快勝のち惜敗」を繰り返すと指摘した。今回も坂本が2ランと3ランを放ち、戸郷の完封で6-0で勝った翌日に一転、0-1。全く同じとはね。特にこの日は13三振。しかも全て空振り三振。とにかくバットが止まらない。結局、課題は対応力とハッキリしている。各打者のレベルアップしかないよ。数字だけ見れば、そこそこ。それでも、打率はマークしました、得点も取りました、で済ませる話ではないからね。おっと、今からではもう? といって、DeNAも傾向は似ている。クライマックスシリーズ争いがどんな結末を迎えるか、遠目から眺めていよう。(サンケイスポーツ専属評論家)

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
83495 0.629
(↓0.005)
優勝
(-)
6537
(+1)
400
(+2)
78
(+1)
76
(+2)
0.247
(↓0.001)
2.610
(↑0.01)
2
(-)
広島
72634 0.533
(-)
12.5
(↑0.5)
4483
(-)
497
(-)
94
(-)
76
(-)
0.246
(-)
3.240
(-)
3
(-)
DeNA
70643 0.522
(↑0.003)
14
(↑1)
6503
(+1)
479
(-)
104
(-)
30
(+1)
0.247
(↓0.001)
3.200
(↑0.02)
4
(-)
巨人
68682 0.500
(↓0.004)
17
(-)
5517
(-)
503
(+1)
163
(-)
47
(+1)
0.253
(↓0.001)
3.480
(↑0.02)
5
(-)
ヤクルト
55803 0.407
(-)
29.5
(↑0.5)
5516
(-)
553
(-)
121
(-)
61
(-)
0.240
(-)
3.710
(-)
6
(-)
中日
53795 0.402
(↑0.005)
30
(↑1)
6376
(+2)
485
(+1)
67
(-)
34
(+1)
0.236
(-)
3.130
(↑0.01)