1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 | 12 | 0 | 0 |
ロッテ | 1 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 6 | 14 | 3 | 1 |
勝利投手:嘉弥真 新也(1勝0敗0S) (セーブ:オスナ(3勝2敗24S)) 敗戦投手:横山 陸人(2勝3敗1S) 本塁打 |
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◆ソフトバンクは初回、柳田、今宮、三森の適時打などで一挙5点を先制する。6-4となって迎えた6回表には、柳田が犠飛を放ち、リードを広げた。投げては、2番手・嘉弥真が今季初勝利。敗れたロッテは、終盤に1点差まで追い上げるも、あと一歩及ばなかった。
◆ロッテ益田直也は史上18人目の通算700試合登板へあと1試合。プロ12年目の益田はまだ先発がない。プロ12年目で達成すれば62年金田(国鉄)11年岩瀬(中日)ら4人の13年目を抜いて最速となり、プロ初登板から700試合連続救援ならば16年五十嵐(ソフトバンク)20年宮西(日本ハム)に次いで3人目だ。500、600試合登板はビジターで記録したが、最速の700試合登板は本拠地で達成できるか。
◆予告先発されていたロッテ佐々木朗希投手(21)が、体調不良のため登板を回避した。吉井理人監督は「直接みていないのでどういう状況かは知らないんですけれど、トレーナーからの報告では発熱と聞いています」。左脇腹肉離れから復帰して3戦目の登板となるはずだった。高卒4年目右腕の横山陸人投手(22)が先発マウンドに上がる。チームは体調不良者が続出しており、前日23日には藤岡と山口が発熱のため特例2023で抹消されていた。
◆2位ロッテが、混戦のクライマックスシリーズ出場権争いの中、発熱による体調不良者続出の危機的状況だ。先発予定だった佐々木朗希投手(21)に加え、沢村拓一投手(35)、岡大海外野手(32)が「特例2023」で登録抹消された。前日23日には藤岡と山口も発熱で登録抹消されている。福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチ(47)も発熱により、この日からチームを離れている。予告先発されていたロッテ佐々木朗の体調に関し、吉井監督は「直接見ていないのでどういう状況かは知らないんですけれど、トレーナーからの報告では発熱と聞いています」。左脇腹肉離れから復帰して3戦目の登板となるはずだった。代役には高卒4年目右腕の横山陸人投手(22)がプロ初先発マウンドに上がり、救援陣が短いイニングでつなぐブルペンデーとなる。22日に発熱で抹消されていた小島和哉投手(27)は熱が下がったため、すでにチームに同行して調整を開始している。指揮官も「幸い37・5度以上にはならなかったので、予定通りいけます」と登板間隔を変更せずに起用する意向だ。また、代替指名選手として東妻勇輔投手(27)、高野脩汰投手(25)、小川龍成内野手(25)が登録された。
◆ロッテの実松亮平さん(以下RYOHEI選手)が、ZOZOマリンのマウンドに立った。背番号100の右腕は、リリーフカーで登場。大きく振りかぶった投球フォームから、ボールは佐藤都志也捕手(25)のミットにワンバウンドで収まった。吉井理人監督(58)もベンチから大きな拍手を送った。社会貢献プロジェクト「MARINES LINKS」の活動として、認定NPO法人Being ALIVE Japanが運営する「TEAMMATES(チームメイツ)」事業。同事業の活動はRYOHEI選手で5度目となる。昨年からパートナー企業であるリンクス・ビルドとともに取り組んでいる「TEAMMATES」は、長期治療を必要とするこどもの自立支援とコミュニティーの創出を支援。昨年からプロ野球では初めて事業に参画している。また「MARINES LINKS」はロッテの選手が中心となって行う社会貢献活動を、球団がパートナー企業とともにサポートする社会貢献プロジェクトだ。
◆ソフトバンクがCS出場を争うロッテとの直接対決第1戦に勝利。7月9日以来、約2カ月半ぶりに2位タイへ浮上した。両チームともに勝率5割で並んだ。1回に打者10人の猛攻で今季初の初回5得点。1死三塁で主砲の柳田悠岐外野手(34)が左前に決勝打を放った。先発の石川柊太投手(31)は4回途中4失点で降板したが、序盤の大量リードを救援陣が守った。
◆ソフトバンクがロッテに勝利し、勝率5割でロッテと並んで2位に浮上した。4位楽天とは1ゲーム差のまま。2位から4位までの3チームがわずか1差で、三つどもえのCS進出争いは大混戦となっている。ソフトバンクは今季残り9試合。ロッテは12試合、楽天は10試合を残す状況となっている。直接対決ではロッテと明日25日が最後となり、楽天とは残り3試合。他2チームに比べて試合数が少ないことからも、Aクラス死守へ1つも負けられない戦いが続く。
◆ソフトバンクがCS出場を争うロッテとの直接対決初戦に勝利し、2位タイへ浮上した。最大5点差をつけながら最後は1点差で逃げ切り。薄氷の勝利を手にした藤本博史監督(59)は「当然ロッテも必死だし、こっちも必死。選手もしびれたんじゃないですか」と一息ついた。強烈な先制パンチが効いた。1回に打者10人の猛攻。今季初の初回5得点で主導権を握った。1死三塁で柳田が左前に先制&決勝打。「(周東)佑京が三塁ランナーだったので、とにかく前に飛ばすことだけを考えました」。主砲の一打で打線に火が付き、今宮、三森にも適時打が生まれた。体調不良で急きょ先発を回避した佐々木朗の代役、横山の出ばなをくじいた。指揮官も「初回のつながりは本当にね。エラー絡みもあったけど、なんとかつなごうという気持ちがあったと思います」とうなずいた。誤算もあった。今季ZOZOマリンで計14イニング無失点だった石川が4回途中4失点でKOされた。中盤以降はロッテの猛反撃を受け、救援6人の登板はブルペンデーだったロッテと同じ人数だ。投手陣の奮起がなければ、今後のCS争いは厳しい戦いになる。勝利を手放しでは喜んでいられず、藤本監督は「修正してもらわないと」と石川への注文を忘れなかった。デーゲームでは1差で追われる4位楽天が勝利していた。負ければ3位に並ばれるピンチで踏みとどまり、7月11日以来、約2カ月半ぶりの2位に浮上した。勝率も5割に復帰。CSファーストステージの本拠地福岡開催へ、もう勝ち続けるだけだ。「今日は取ったから何とか明日頑張っていきたい」。25日のロッテとの直接対決第2戦に向けて、藤本監督は表情を引き締めた。【只松憲】○...石川が3回2/3を7安打4失点で降板した。5点の援護を受けた直後の初回に1失点。2回は2死から2連打で1点を奪われ、4回にロッテ和田に2点差に迫られる2ランを被弾した。「最近は思うようにいっていない登板が多い。次に向けて頑張るだけです」と前を向いた。8月18日に無安打無得点試合で4勝目をマークして以降、5試合連続で白星から遠ざかっている。○...1、2番コンビが躍動した。初回に先頭の周東が右前打で出塁。すかさず二盗を決めて、続く川瀬はきっちり犠打を成功させた。柳田の先制打をアシストし、この回一挙5得点の猛攻につながった。6回にも周東が出塁し、無死二塁で川瀬が再び送りバント。貴重な追加点を呼び込んだ。周東は「初回に点を取って優位に進められて良かった」と振り返った。
◆ロッテが発熱者続出の危機的状況となった。先発予定だった佐々木朗希投手(21)が発熱で登板を回避。さらに沢村拓一投手(35)、岡大海外野手(32)も「特例2023」で抹消された。福浦和也ヘッドコーチ兼打撃コーチ(47)もチームを離れた。前日23日には藤岡裕大内野手(30)と山口航輝外野手(23)も発熱で抹消。吉井理人監督(58)は佐々木朗の体調に関し、「朗希は熱はそんなに上がっていない。復帰は慎重に見極めていきたい」。左脇腹肉離れから復帰3戦目の登板で、CSに向けて状態を着実に上げていく途中だっただけに大きな痛手だ。指揮官は急きょ、救援陣でつなぐブルペンデーを決断。「一番球の強い子」と横山陸人投手(21)をプロ初先発で抜てきした。だが、初回先頭のソフトバンク周東に右前打を許すなど6安打1四球で一挙5失点。CS出場権を争う直接対決で、急場しのぎは通用しなかった。1点差で敗れて5連敗となったが、6戦連続2得点以下だった打線の奮起はプラス材料だ。4回に和田康士郎外野手(24)が本拠地ZOZOマリンで初となる右越え2ランを放つなど、相手を上回る毎回の14安打で6得点を奪った。吉井監督は25日にも戦う2位で並んだソフトバンクとの連戦に「試合の重みを感じながら。今後の良い経験にもなると思う」。22日に発熱で登録抹消した小島を25日に中5日で先発起用することも、この一戦にかける強いメッセージだ。4位楽天とも1ゲーム差。4月6日以来の貯金0となったここからが、総力戦での踏ん張りどころだ。【鎌田直秀】
◆ロッテが発熱者続出の危機的状況となった。先発予定だった佐々木朗が発熱で登板を回避。さらに沢村、岡も「特例2023」で抹消された。福浦ヘッドもチームを離れた。前日23日には藤岡と山口も発熱で抹消。吉井監督は佐々木朗の体調に関し、「朗希は熱はそんなに上がっていない。復帰は慎重に見極めていきたい」。左脇腹肉離れから復帰3戦目の登板で、CSに向けて状態を着実に上げていく途中だっただけに大きな痛手だ。急きょ救援陣でつなぐブルペンデーに。指揮官は「一番球の強い子」と横山をプロ初先発で抜てきした。だが、初回先頭の周東に右前打を許すなど6安打1四球で一挙5失点。CS出場権を争う直接対決で、急場しのぎは通用しなかった。1点差で敗れて5連敗となったが、6戦連続2得点以下だった打線の奮起はプラス材料。4回に和田が本拠地初となる右越え2ランなど、相手を上回る毎回の14安打を放った。吉井監督は2位で並んだソフトバンクとの連戦に「試合の重みを感じながら。今後の良い経験にもなると思う」。25日に発熱で登録抹消した小島を中5日で先発起用することも、この一戦にかけるメッセージだ。4月6日以来の貯金0となったここからが、総力戦での踏ん張りどころだ。【鎌田直秀】
◆負の連鎖が止まらない。ロッテは先発予定だった佐々木朗が発熱により、特例2023対象選手として出場選手登録を外れたため、急きょ救援投手が小刻みに継投する「ブルペンデー」を実施した。吉井監督は「打線の調子が悪い上に、(主力が発熱で大勢)抜けているので、前半に失点すると展開的に不利になる。一番、球が強い子でと思った」との理由で、横手投げから150キロを超える速球を投じる高卒4年目リリーバーの横山陸人投手(22)にプロ初先発のマウンドを託したが、快投とはならなかった。一回、先頭の周東の飛球は二塁手と右翼手の間に落ちる不運な安打に。出塁を許すと、続く川瀬への1球目で二盗を決められた。犠打で1死三塁となった後、3番・柳田は154キロの直球でつまらせたが、打球は左前に落ちて先制を許した。その後も適時内野安打を浴びるなど1回6安打5失点(自責点4)。横山は「今話せることは何もないです」と下を向いた。一回に大量リードを許す展開となったが、一、二回に1点ずつ返した。さらに四回には、「9番・中堅」で先発出場した和田の本拠地初アーチとなる2号2ランが飛び出した。六回を終えて5―7と2点差に迫った。
◆ソフトバンクが逃げ切り、ロッテと2位で並んだ。一回に柳田、今宮の適時打などで5得点し、六回は柳田の犠飛で加点。2季ぶりの勝利となった2番手の嘉弥真ら救援陣6人で反撃をしのいだ。ロッテは5連敗で勝率5割に戻った。
◆ソフトバンクの嘉弥真が2季ぶりの白星を挙げた。体調不良から復帰して即登板し、好救援。「しっかりと打ち取ることだけを考えていた」と胸をなで下ろした。6―2の四回に2点を奪われ、2死一塁と嫌な流れでマウンドへ。「低く、低く」と一発が怖いポランコを二ゴロに仕留める。五回は1死を取り、3番手の津森にバトンを渡した。昨季まで6年連続で50試合以上に投げたが、今季は18試合登板にとどまっている。「残りの試合を大事にしたい」と巻き返しを期した。
◆ロッテは佐々木朗に代わって先発した横山が1回6安打5失点(自責点4)で3敗目を喫し、今季ワーストタイの5連敗となった。「前半に失点すると展開的に不利になる。一番、球が強い子でと思った」との理由で先発マウンドを託した右腕が崩れ、一回から大量リードを許す展開に。最終的には1点差まで詰め寄った。吉井監督は「今日の試合に関しては横山を一番手に選んだ自分が最大の敗因。選手たちはよくやってくれた」と責任を負った。これで最大「13」あった貯金を吐き出し「0」に。ソフトバンクとは勝率5割で2位に並ばれ、4位楽天とは1ゲーム差となった。佐々木朗ら発熱により特例2023で抹消された選手が続出する中、ロッテが大きな試練を迎えている。
◆負の連鎖が止まらない。ロッテは24日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に先発予定だった佐々木朗希投手(21)が発熱のため、先発を回避。特例2023対象選手として出場選手登録を外れ、代わって横山陸人投手(22)が先発した。クライマックスシリーズ(CS)進出を争うソフトバンクとの直接対決を前にチームに衝撃が走り、吉井理人監督(58)は佐々木朗の状態について「トレーナーから発熱と聞いています。そんなに熱は上がっていないみたい」と説明した。2~4位までのロッテ、ソフトバンク、楽天が、し烈なCS争いを繰り広げる中、24日からのソフトバンク2連戦は目下の敵をたたく絶好の機会。大事な一戦を左脇腹の肉離れからの復帰3戦目となる今季7勝の右腕に託す予定だったが、急きょ救援投手が小刻みに継投する「ブルペンデー」を実施する事態に。投手陣をカバーするように、23日までの直近6試合は2得点以下だった打線が奮起し6点を挙げたが、両軍合わせて26安打13得点の打ち合いで競り負けた。チームは22日に小島、23日に山口、藤岡が発熱により、特例2023対象選手として出場選手登録を外れていた。この日は、新たに佐々木朗、沢村、岡に加え、福浦1軍ヘッド兼打撃コーチが発熱で離脱。最大13あった貯金は0となり、苦境に立たされているが、CS出場へ一丸で戦うしかない。(武田千怜)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
81 | 47 | 4 | 0.633 (↑0.003) | 優勝 (-) |
11 | 476 (+4) | 376 (+1) | 101 (+2) | 43 (+1) |
0.249 (↓0.001) | 2.610 (↑0.01) |
2 (1↑) |
ソフトバンク |
66 | 66 | 2 | 0.500 (↑0.004) | 17 (-) |
9 | 500 (+7) | 487 (+6) | 97 (-) | 66 (+2) |
0.248 (-) | 3.340 (↓0.02) |
2 (-) |
ロッテ |
63 | 63 | 5 | 0.500 (↓0.004) | 17 (↓1) |
12 | 458 (+6) | 475 (+7) | 94 (+1) | 67 (+1) |
0.239 (↑0.001) | 3.370 (↓0.02) |
4 (-) |
楽天 |
65 | 67 | 1 | 0.492 (↑0.003) | 18 (-) |
10 | 468 (+3) | 516 (+1) | 100 (+1) | 97 (+1) |
0.244 (-) | 3.500 (↑0.02) |
5 (-) |
西武 |
62 | 72 | 1 | 0.463 (↓0.003) | 22 (↓1) |
8 | 410 (+1) | 442 (+4) | 87 (-) | 71 (-) |
0.234 (-) | 2.930 (↓0.01) |
6 (-) |
日本ハム |
57 | 77 | 1 | 0.425 (↓0.004) | 27 (↓1) |
8 | 436 (+1) | 467 (+3) | 94 (-) | 70 (+1) |
0.231 (↓0.001) | 3.060 (↑0.01) |
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