ソフトバンク(☆4対2★)ロッテ =リーグ戦23回戦(2023.09.21)・福岡PayPayドーム=
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ロッテ
1010000002701
ソフトバンク
40000000X41211
勝利投手:有原 航平(9勝4敗0S)
(セーブ:オスナ(3勝2敗23S))
敗戦投手:種市 篤暉(10勝6敗0S)

本塁打
【ロッテ】ポランコ(25号・1回表ソロ)
【ソフトバンク】近藤 健介(23号・1回裏3ラン)

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◆ソフトバンクは1点を先制された直後の1回裏、柳田の適時打で同点とする。なおも続く好機で近藤の3ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・有原が7回5安打2失点の力投で今季9勝目。敗れたロッテは、先発・種市が精彩を欠き、打線も4回以降無得点と振るわなかった。

◆ロッテ種市篤暉は今季146奪三振。今日のソフトバンク戦で2三振を奪えば、リーグトップの山本(オリックス)に並ぶ。ロッテの奪三振王は95年伊良部が最後で、96年以降に奪三振王がいないのは現12球団の中でロッテだけだ。今季のソフトバンク戦は奪三振率13・26で、対パ・リーグでは日本ハム戦の13・85に次いで高い奪三振率をマーク。チーム28年ぶりの奪三振王に向けて、ソフトバンクから大量奪取を狙いたい。

◆体調不良のため「特例2023」で登録抹消されていたソフトバンク今宮健太内野手(32)と三森大貴内野手(24)が1軍に復帰した。この日に出場選手登録され、試合前練習を通常通りに消化した。チームは16日の日本ハム3連戦の初戦から体調不良者が続出。今宮と三森のほかに、中村晃外野手(33)、嘉弥真新也投手(33)、武田翔太投手(30)、東浜巨投手(33)、藤井皓哉投手(27)と、計7人が大量離脱していた。代わってアルフレド・デスパイネ外野手(37)と大関友久投手(25)が抹消。2人は「特例2023」の適用により10日間を経ずに再登録が可能。

◆/打撃一閃\3番4番で逆転だ近藤健介、確信の一振りは23号逆転3ラン!?プロ野球(2023/9/21)??ソフトバンク×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#sbhawks pic.twitter.com/Ev8yfPUpv4

◆ソフトバンク近藤健介外野手(30)が、推定131メートルの特大3ランを放った。1回に1点を先制された直後の攻撃。柳田の右前適時打で同点とし、なお無死二、三塁でロッテ種市のスライダーを右翼ポール際の上段席まで運んだ。4試合ぶりの23号に「完璧にとらえることができました。いい流れの中で思い切ってスイングができた結果だと思います」と笑顔だった。この日から2ゲーム差で追う2位ロッテとの直接対決。勝てば1差と迫り、負ければ3差に広がる重要な一戦で、4番が貴重な勝ち越しアーチを描いた。

◆/パワーーーーーーー!\低めの変化球をスタンドまで持っていったポランコのパ・リーグ単独トップの25号先制ソロ!?プロ野球(2023/9/21)??ソフトバンク×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte pic.twitter.com/bTrVyl3zBH

◆ロッテの来日2年目のグレゴリー・ポランコ外野手が25号先制ソロを放った。1回2死、ソフトバンク有原の7球目、低めチェンジアップを右翼席へ。16日西武戦以来の1発で、昨季巨人で記録した24本塁打を上回り、「フルカウントだったので、とにかく食らいつきました。スタンドまで届いてくれてよかったわ!」と振り返った。

◆ロッテ種市篤暉投手が7三振を奪い、今季153個で奪三振数リーグトップに浮上した。「チームの勝利に貢献できるように頑張ります」と臨んだ右腕は1回1死、今宮からこの日2つ目の三振を奪い、オリックス山本の148個に並ぶと、続く三森も空振り三振に仕留めて1位に浮上した。奪三振数は西武平良が144個で3位につけており、それぞれ登板するたびに順位が変動する激しい争いとなっている。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手が同点打を含む猛打賞で貢献した。先制を許した直後の1回無死一、二塁で右前適時打。試合を振り出しに戻し「よくホームまで走ってくれました。佑京のおかげです」と二塁走者の周東に感謝した。近藤の決勝3ランお膳立てにもなった。その後も単打を2本刻んで打率は3割3厘に上昇し、トップのオリックス頓宮に4厘差に迫った。

◆体調不良だったソフトバンク中村晃外野手が23日オリックス戦(ペイペイドーム)で1軍復帰する。藤本監督がロッテ戦後に「明後日から合流します。体調は2日ぐらいで戻っている。自分で動いて野球ができる体もあるので」と明かした。同じく体調不良だった今宮と三森がこの日から戦列復帰し、「8回の男」の藤井もすでにキャッチボールを再開している。一時は計7人の離脱を強いられたが、徐々に主力が戻ってきた。

◆2位ロッテが敵地で3位ソフトバンクに敗れ、3連敗で1ゲーム差に迫られた。種市篤暉投手が5回7安打4失点で6敗目。5者連続を含む7三振を奪い、オリックス山本を上回る153奪三振でリーグ1位に浮上したが、初回の4失点が最後まで響いた。「立ち上がりはずっと僕の課題だった。大事な試合でこういう結果になってしまい、悔しいです」と話した。1点先取して迎えた初回につかまった。先頭周東に中前打、続く川瀬に四球で無死一、二塁のピンチを招くと、柳田に甘く入ったフォークを同点打にされた。なお無死二、三塁で、近藤に内角高めスライダーを右翼席上段まで運ばれた。2回以降は立ち直っただけに、「序盤の変化球が浮いていた。すぐに気付いて修正出来るようにしたい」と振り返った。チームは残り14試合。2位死守へ「しっかり反省して、次の試合を抑えられるようにしたい」と前を向いた。▽ロッテ吉井監督(先発種市について)「初回は種市のピッチングではなかった。負けられない試合で失点できない気持ちが強く、いつも通りの投球ができなかったんじゃないかな」

◆ソフトバンク有原航平投手(31)が7回2失点の好投で9勝目を手にした。9月は3戦3勝、防御率0・82と絶好調。日本ハム時代の19年に15勝して以来、4年ぶり4度目の2桁勝利を射程に入れ「チームが勝ちをつけてくれているので、ここまできたらっていう思いはある。また次の試合に向けて頑張りたいです」と引き締めた。寡黙な右腕がほえた。4-2の7回2死一、三塁。1発出れば逆転のピンチでロッテ荻野を空振り三振に仕留めた。3球目、フォークにバットが回った瞬間に雄たけび。その後右手の拳を握り、もう1度叫んだ。「(ガッツポーズは)自然と出た、というか。気持ちの入る場面だったので。三振が取れて良かったっていう気持ちが出ました」。この試合の意味を理解していた。負ければ2位ロッテと3ゲーム差に広がる。クライマックスシリーズ(CS)争い、地元福岡でファーストステージを戦うためには落とせない直接対決だった。感情がむき出しになるのは当然だった。「ここから大事な戦いになる。ぞれはずっと思ってます。その中で初回は先制点を取られたので、そこは次の反省かなと思います」。試合後は冷静な有原に戻っていた。今季最少88球での降板について斎藤学投手コーチは「今日は最初からあまり良くなかった。『次もいくか?』という問いに『いっぱいいっぱいです』ということだったので」と説明。本人も「内容はよくなかった」というマウンドで、見事な力投だった。【只松憲】

◆やっぱり頼りになる! ソフトバンク近藤健介外野手(30)が23号決勝3ランでチームの連敗を2で止めた。1-1の初回無死二、三塁、ロッテ種市から右翼スタンド上段へ推定飛距離131メートルの特大アーチを突き刺した。9月の月間打率は2割5分。首位打者を争う主軸が本調子を欠きながら、Bクラス転落の危機もあった一戦で勝負強さを発揮した。勝率は5割に戻り、2位ロッテと1差、4位楽天と1・5差とした。どこまで飛んでいくのか。豪快に振り抜いた瞬間、近藤は柵越えを確信した。右越えに131メートルの特大アーチだ。4番の風格を漂わせ、ゆっくりと歩き出した。「あの辺に引っ張れた打球もなかなかなかった。全体的に感触は良かった」。鷹党の歓声を心地よさそうに聞き、ダイヤモンドを周回。お立ち台では「ほんとうに力になって打てた1発。後押ししてもらいました」とファンへの感謝を忘れなかった。1回に柳田の適時打で同点とし、なお無死二、三塁。カウント1-1から種市の内角高め137キロスライダーをバットの芯で完璧に仕留めた。4戦ぶりとなる23号3ランで勝負を決め「チャンスだったので最高の結果になった。いい1発だったかなと思います」と自画自賛した。82打点はリーグトップ。打率2割9分9厘、23本塁打はともに同3位。3冠王争いの中でも貴重な一撃となった。近藤が打てなければ、勝機が薄れる。9月は月間打率2割5分とやや低空飛行。直近6試合で1打点だった。チームも所沢、北海道、仙台の敵地8戦は3勝5敗と波に乗りきれなかった。「思うような打撃ができていなかった。こういう大事な時期には結果が求められる」と主軸として責任感を口にする。「日々、試行錯誤しながら準備していますし、1日1日対応していけるように」。本調子ではなくてここぞの場面で勝負強さを発揮する。それが近藤だ。チームは連敗を止めて再び勝率5割。2位ロッテに1ゲーム差に迫った一方、4位楽天と1・5ゲーム差と依然としてBクラス転落の危機とも隣り合わせ。「上も下(のチーム)もどうなってもおかしくない」と危機感を募らせる。3年ぶりのリーグ優勝を逃し、見据えるのはクライマックスシリーズ(CS)を突破しての日本一のみだ。「もう、こっからが大事になってくる。1つ1つ目の前の試合に勝てるように。それにつながる一本を打てればなと思います」。残り11試合。Aクラス死守はもちろん、CSの本拠地開催を目指し、頼れるバットマンがその一打に懸ける。【佐藤究】▽ソフトバンク藤本監督(残り11試合に向けて)「もう1戦1戦、一戦必勝で戦っていくしかないんで。全力で残り試合を頑張っていきます」

◆キング争いで白熱のバトルを繰り広げている。初の本塁打王を射程圏内にとらえるロッテの助っ人、グレゴリー・ポランコ外野手(32)が一回、今季25号となる先制ソロをマーク。右手ひと差し指を突き立て、ダイヤモンドを一周した。「フルカウントだったので、とにかく食らいつきました。スタンドまで届いてくれてよかったわ。パワー!」前日20日のオリックス戦(京セラドーム)は体調不良により欠場したが、この日は「3番・DH」で先発出場。第1打席に復帰即アーチをかけた。フルカウントから7球目となる有原の変化球を豪快に引っ張り、右翼スタンドへ。16日の西武戦以来5試合ぶりの本塁打を放ち、来日1年目だった巨人時代の昨季の本塁打数(24本)を上回った。午後6時からの試合開始直後の一発で、パ・リーグの本塁打数1位で並んでいた楽天・浅村を抜いて単独トップに躍り出たが、およそ1時間後には福岡から約1400キロ離れた仙台で浅村が25号ソロをマーク。再び並ばれる展開となり、火花を散らしている。ロッテの選手が本塁打王となれば、1986年の落合博満以来37年ぶりで、ZOZOマリン移転後では初となる。球団の歴史に名を刻むキングの称号獲得へ、まい進する。(武田千怜)

◆ソフトバンクが逆転勝ちで勝率5割に戻した。0―1の一回に柳田の適時打で追い付き、近藤の23号3ランで勝ち越した。有原は7回5安打2失点で自身3連勝の9勝目を挙げた。ロッテは3連敗。一回に4失点した種市が誤算だった。

◆ソフトバンクの有原が日本ハム時代の2019年以来となる2桁勝利に近づく9勝目を挙げた。7回2失点で自身3連勝を飾り「内容は良くなかったが、粘れた」と胸をなで下ろした。4―2の七回。先頭への死球から2死一、三塁とピンチを背負う。「気持ちの入る場面だった」と第2打席で二塁打を運ばれていた荻野を3球三振に仕留め、ほえた。ロッテ戦はこれで今季3戦3勝。「本当はもう1イニングいきたかった。次はしっかり投げたい」と満足はしていない。

◆2位ロッテの種市は一回の計4失点が響き、5回7安打4失点で6敗目を喫した。チームも3連敗となり、3位ソフトバンクに1ゲーム差まで迫られた。課題の立ち上がりで流れをつくれず「大事な試合でこういう結果になって悔しい」と肩を落とした。1点先行の一回にいきなり無死一、二塁で柳田に同点打を許すと、続く近藤には甘くなったスライダーを右越えへの3ランにされた。上位対決での失投に吉井監督は「(一回は)配球や球も良くなかった。このチームの柱になるには越えないといけないところだった」と厳しい口調だった。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
79474 0.627
(-)
優勝
(-)
13466
(-)
374
(-)
99
(-)
42
(-)
0.249
(-)
2.630
(-)
2
(-)
ロッテ
63615 0.508
(↓0.004)
15
(↓0.5)
14451
(+2)
466
(+4)
92
(+1)
65
(-)
0.239
(-)
3.360
(↓0.01)
3
(-)
ソフトバンク
65652 0.500
(↑0.004)
16
(↑0.5)
11492
(+4)
475
(+2)
96
(+1)
63
(-)
0.248
(↑0.001
3.300
(↑0.01)
4
(-)
楽天
63661 0.488
(↓0.004)
17.5
(↓0.5)
13461
(+2)
511
(+7)
99
(+1)
95
(-)
0.244
(-)
3.560
(↓0.03)
5
(-)
西武
61711 0.462
(↑0.004)
21
(↑0.5)
10407
(+7)
437
(+2)
87
(+3)
71
(-)
0.234
(↓0.001)
2.930
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
56751 0.427
(-)
25.5
(-)
11431
(-)
460
(-)
93
(-)
68
(-)
0.233
(-)
3.080
(-)