楽天(☆6対1★)ソフトバンク =リーグ戦22回戦(2023.09.20)・楽天モバイルパーク宮城=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ソフトバンク
0000100001700
楽天
00013020X61000
勝利投手:藤井 聖(3勝0敗0S)
敗戦投手:大関 友久(4勝7敗0S)
  DAZN
チケットぴあ 楽天戦チケット予約 ソフトバンク戦チケット予約
◆楽天は4回裏、阿部の犠飛で先制に成功する。直後に同点とされるも、5回には村林、島内、浅村の適時打で3点を勝ち越し、7回には岡島と阿部の連続適時打でリードを広げた。投げては、先発・藤井が5回3安打1失点で今季3勝目。敗れたソフトバンクは、投手陣が精彩を欠いた。

◆台湾プロ野球「楽天モンキーズ」のチアリーダー「Rakuten Girls」の人気メンバー・林襄(リンシャン=26)が、セレモニアルピッチを行った。背番号95の楽天のユニホームを着て登場。ワンバウンドで捕手役の小郷のミットに収まり、両手を上げて喜んだ。自身3度目の投球に「今日はあまり緊張せずにピッチングができたと思います。(自己採点)80点です」と満足げだった。リンシャンら「Rakuten Girls」の4人は、19日から3日間、楽天モバイルパークに来場。試合中には左翼スタンドで楽天の応援を盛り上げている。異文化の応援スタイルに「スタジアムの雰囲気はすごくいいと思いました。イーグルスファンのみなさんはとても熱心に声を出して応援していて、すごい盛り上がっていた」と笑顔だった。20日の試合前には、台湾出身の宋家豪投手(31)と写真撮影をした。「今日は絶対にいいピッチングをしてください」と直接エール。「頑張ってほしいです」と好投を期待していた。

◆台湾プロ野球「楽天モンキーズ」のチアリーダー「Rakuten Girls」の人気メンバー・林襄(リン・シャン=26)が、セレモニアルピッチを行った。背番号95の楽天のユニホームを着て登場。ワンバウンドで捕手役の小郷のミットに収まり、両手を挙げて喜んだ。自身3度目の投球に「今日はあまり緊張せずにピッチングができたと思います。(自己採点)80点です」と満足げだった。リンシャンら「Rakuten Girls」の4人は、19日から3日間、楽天モバイルパークに来場。試合中には左翼スタンドで楽天の応援を盛り上げている。セレモニアルピッチのようすを、写真特集の形でまとめました。【楽天】「Rakuten Girls」リンシャン自己採点は「80点です」セレモニアルピッチ【楽天】リンシャン来た!Rakuten Girls4人来場 試合中はスタンドでファンと応援【楽天】Rakuten Girlsリンシャンらが"勝利の女神"になった!試合後に写真投稿【昨日のようすもぜひ】リンシャンらRakutenGirls4人仙台に来た!ゴールデンエンジェルスと交流/写真特集

◆ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手(37)が、6回の走塁で足を負傷。トレーナー2人に抱えられ、苦悶(くもん)の表情を見せるアクシデントがあった。「6番・DH」で出場したデスパイネは、6回の第3打席で三ゴロを放った。しかし全力疾走で一塁を駆け抜ける際に、楽天の一塁手・阿部の右足に左足をひっかけてそのまま転倒した。阿部は大事に至らなかった模様。この日のデスパイネは3打数無安打。今季はここまで35打席連続で安打がなく、打率0割7分1厘と苦しんでいる。

◆ソフトバンク藤本博史監督(59)がリーグ3連覇を決めたオリックスに脱帽した。取材に応じ「素晴らしい投手陣だから簡単に打ち崩せるピッチャーじゃなかった。その辺が強みじゃないかなと思います」と振り返った。オリックス先発陣との差は歴然だった。2年連続ノーヒットノーランを達成したエース山本が14勝、宮城が10勝と昨年からの柱が引っ張り、プロデビューが開幕戦だった3年目の山下、山崎福がともに9勝をマーク(19日時点)。藤本監督は「先発でしっかりゲームつくれるし、点は取られないし。それだけで貯金ができている。やっぱり強いですよね」と認めるしかなかった。ソフトバンクは有原の8勝がトップで、和田と東浜がともに6勝。どこか物足りない結果だった。主軸の吉田正がレッドソックスに移籍した打線についても「森君がカバーできているし、頓宮は今年すごい状態良かったし。その辺が得点になっているんじないかなと思います」と続けた。昨季は優勝マジック1で迎えたリーグ戦最終日にロッテに敗戦。オリックスと同率で並び、対戦成績の差で連覇を許した。藤本監督は「オリックスが強いから余計に燃えるものもある。違うチームだったら燃えないわけじゃないけど、去年の悔しさがオリックスに出ていると思います」とも語った。今季はここまで11勝10敗1分けと勝ち越しているが、18日に14試合を残して優勝の可能性が消滅。雪辱は出来なかった。【佐藤究】

◆楽天が3位ソフトバンクに連勝を飾り、0・5差に接近した。先発藤井が5回3安打1失点と好投。試合を作ると、同点の5回に打線が応えた。1死二塁で、村林が左翼へ適時打を打って勝ち越し。続く伊藤裕が中前打でつないで一、三塁とすると、島内、浅村が2者連続の適時打。4連打3得点で流れを引き寄せた。7回も岡島と阿部の連続適時打で2得点。一気に突き放し、対ソフトバンク2戦2勝を決めた。6月25日時点で3位と最大11差と離されていたが、夏場以降勝利を重ね、今季最接近。3位浮上に大きく近づいた。この日2位ロッテも敗れたため、2位とは2・5差に。本拠地仙台でのCS開催も捉えた。リン・シャン今日はセレモニアルピッチ!RakutenGirls4人楽天戦に来場/写真特集

◆1カ半ぶりに先発したソフトバンク大関友久投手(25)は5回途中2失点で7敗目を喫した。4回は先頭から2者連続四球、暴投、犠飛と無安打で先制を許した。同点に追い付いた直後の5回も先頭に5つ目の四球を与え、犠打で進められたところで降板。2番手の津森が3点を勝ち越された。「四球が多くリズムの悪い投球になってしまった。特に5回は、同点にしてもらった直後だっただけに、悔しいし申し訳ない」と肩を落とした。先頭打者を4度も四球で出すリズムのまずさが響いた。今季は初めて開幕投手を務めるなど首脳陣の期待も大きかった。4勝4敗としていた6月に体調不良で離脱。しかし、復帰後も6試合で0勝2敗と本調子に戻らず。8月5日は3被弾して4回6失点。同13日に再び2軍落ちとなった。「自分はストレートが軸になる。ストレートで押していかないとごまかしの投球になってしまう」。真っすぐの出力を重点的に見直して臨んだ復帰登板だった。3回に四球と安打などで2死二、三塁とこの試合最初に迎えたピンチでは気迫をむき出しにした。カウント2-2からの5球目。楽天伊藤裕の内角膝元へ146キロ直球を投げ込み、見逃し三振に仕留め、普段クールな男がガッツポーズで感情をむき出しにしていた。ただ四球で苦しみ、5月30日以来の勝利は遠かった。これで7試合連続で白星をつかめていない。

◆楽天藤井聖投手(26)が、3位再接近に貢献した。先発して5回3安打1失点と好投。今季3勝目を挙げ、3位ソフトバンクとの差を0・5に。「僕の勝利というよりチームが勝つことが本当に一番だと思っていた。チームが勝ってよかったです」と喜んだ。逆転CS進出へ大一番のマウンドを託された。登板前日の19日、「意気には感じていますし、すごく光栄なことだと思います」と前置きをした上で、「やっぱり僕が背負う立場ではないと思っている。すごくひどい言い方をしたら、ベテランの方が正直背負うところ。若手の僕たちは全力で、プレッシャーを感じずやるべき」と意気込んでいた。序盤こそは丁寧に攻めすぎてボール先行したが、低めに強い投球を意識。言葉通りに、強気でソフトバンク打線に立ち向かった。140キロ台の直球に、ツーシームとスライダーを織り交ぜ、試合をつくった。ENEOSから20年ドラフト3位で入団した若手左腕が、勝負どころで力を発揮。試合後は胸をなで下ろした。「前日やるだけみたいなこと言ってたんですけど、正直プレッシャー感じていたので(笑い)。そこはホッとしています」。シーズン終盤につかんだ先発ローテーションの座。好投を続け、リーグ戦の逆転劇に貢献する。【湯本勝大】

◆これが現実だ...。3位ソフトバンクが4位楽天との直接対決2連戦で連敗を喫した。これで楽天に0・5ゲーム差と7月10日の3位転落後は最接近を許し、Bクラス転落が目前に迫ってきた。藤本監督は「残り12試合。ほんとに1つも落とせない」と切迫感を募らせた。大関が5四球と乱れた。同点に追いついた直後の5回も先頭を四球で出し1死二塁となったところで、2番手の津森にスイッチ。その津守は1番村林から4連打を食らうなど、3点を勝ち越された。藤本監督は「流れを変えたかった」と2連打の後、捕手を嶺井から甲斐へチェンジ。「嶺井が津守の球をあまり受けたことないから」と説明したが、「(流れは)変わらなかった」と苦い顔だった。打線は5回にスクイズで奪った1点のみで、6回以降は無得点と反発力がなかった。「守りが長かったらね。攻撃も淡泊になってしまう」と負けを受け止めた。楽天モバイルパークでは4月16日を最後に白星がなく、8連敗。鬼門で厳しい現実に直面した。所沢、北海道、仙台と続いた敵地8戦は3勝5敗。体調不良者が続出するアクシデントにも見舞われ、9月1日以来となる4度目の借金1となった。21日は移動ゲームで、本拠地ペイペイドームに2ゲーム差で追う2位ロッテを迎え撃つ。「1試合1試合、一戦必勝という形でやっていけたらなと思います」。藤本監督は自らに言い聞かせるように切り替えた。クライマックスシリーズ進出を懸けて、ホークスの厳しい戦いが続く。【佐藤究】

◆台湾プロ野球チーム、楽天モンキーズのチアリーダー、リンシャンがセレモニアルピッチを務めた。スタンドの観客に向けて、日本語で「みなさ~ん、こんにちは~、私はリンシャンです! 頑張りま~す」とあいさつ。右腕から放たれた白球は、ワンバウンドして捕手役の小郷のミットに収まり、場内は温かい拍手に包まれた。

◆前夜の決勝打に続く貴重な一打。楽天・村林一輝内野手(25)が勝ち越し左前適時打を放って、一塁ベース上で両手を突き上げる。本拠地・楽天モバイルパークが大歓声に包まれた。「(先頭で四球の太田)光さんとコブさん(小深田)が(投前犠打で)つないでくれた場面。いい反応ができたのでよかった」。1―1の五回1死二塁。代わったばかりの2番手・津森の3球目、129キロのスライダーを仕留めた。村林の一打を起点に4連打となり、この回一挙3点を奪った。石井監督は「少し前はすごくヒットを打つとき、打たないときがあった。直近は、自分のミートポイントでスイングを仕掛けられている。彼はさらに成長できる」と期待を寄せていた。兄貴分として慕う浅村が、14日にパ・リーグ新記録の1144試合連続出場を達成した試合後、村林が中心となって「日頃の感謝の気持ちを込めて」と食事会を開催。西口、太田、小郷らと、帽子、靴、Tシャツをプレゼントした。8年目で、7月から遊撃のレギュラーに定着しブレーク中。遠征先では浅村から食事をごちそうになり、お世話になってきた。クライマックスシリーズ進出を争う3位ソフトバンクとの2連戦。結果を残してチームへの貢献こそが、恩返しになる。七回にも2点を加えて3位ソフトバンクとの2連戦に2連勝。これで0・5ゲーム差だ。2位ロッテにも2・5ゲーム差と、逆転CSへの道が一気に開けてきた。

◆楽天が快勝し、3位ソフトバンクとのゲーム差を0・5に縮めた。1―1の五回に村林らの4連打で3点を奪い、七回に2点を加えた。藤井が5回1失点で無傷の3勝目。ソフトバンクは大関が5四球と荒れ、五回途中で降板し7敗目。

◆ソフトバンクのデスパイネが六回に三ゴロを打ち、一塁を駆け抜けた際に一塁手と交錯し、左膝を痛めた。九回の打席では代打を送られ、試合後は足を引きずりながらバスに乗り込んだ。

◆3位ソフトバンクに0・5差に肉薄した。楽天・村林一輝(いつき)内野手(25)が、連夜の決勝打となる左前適時打を放った。「もう負けられない。皆で一丸となって戦っている。僕が打とうが打つまいが、チームが勝てばそれでいい」1-1の五回1死二塁。登板直後の2番手・津森の3球目、129キロのスライダーを仕留めた。村林の一打を起点に4連打となり、この回3点を奪った。兄貴分として慕う浅村が、14日にパ・リーグ新記録の1144試合連続出場を達成した試合後、村林が中心となって食事会を開催。西口、太田、小郷らと帽子、靴、Tシャツをプレゼントした。遠征先では、浅村から食事をごちそうになり、お世話になってきた。チームへの貢献こそが恩返しになる。乗っている男が、逆転でのクライマックスシリーズ出場に夢を膨らませた。(広岡浩二)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
79474 0.627
(↑0.003)
優勝
(-)
13466
(+6)
374
(+2)
99
(-)
42
(-)
0.249
(-)
2.630
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
63605 0.512
(↓0.004)
14.5
(↓1)
15449
(+2)
462
(+6)
91
(-)
65
(-)
0.239
(↑0.001)
3.350
(↓0.02)
3
(-)
ソフトバンク
64652 0.496
(↓0.004)
16.5
(↓1)
12488
(+1)
473
(+6)
95
(-)
63
(+1)
0.247
(-)
3.310
(↓0.02)
4
(-)
楽天
63651 0.492
(↑0.004)
17
(-)
14459
(+6)
504
(+1)
98
(-)
95
(+3)
0.244
(-)
3.530
(↑0.02)
5
(-)
西武
60711 0.458
(↑0.004)
21.5
(-)
11400
(+4)
435
(+1)
84
(+2)
71
(+1)
0.235
(-)
2.940
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
56751 0.427
(↓0.004)
25.5
(↓1)
11431
(+1)
460
(+4)
93
(+1)
68
(-)
0.233
(↓0.001)
3.080
(↓0.01)