広島(★1対3☆)DeNA =リーグ戦25回戦(2023.09.20)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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DeNA
2000001003801
広島
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勝利投手:東 克樹(15勝2敗0S)
(セーブ:森原 康平(2勝1敗16S))
敗戦投手:大瀬良 大地(6勝11敗0S)

本塁打
【DeNA】牧 秀悟(29号・1回表2ラン)

  DAZN
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◆DeNAが3連勝。DeNAは初回、牧の2ランで先制に成功する。そのまま迎えた7回表には、2死一二塁から東の適時打が飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・東が7回1失点8奪三振の力投で今季15勝目。敗れた広島は、打線が5安打1得点と沈黙した。

◆DeNA東克樹投手(27)が、7回1失点でリーグ独走の15勝目を挙げ、自身11連勝でチームの3連勝に貢献した。球団では、83年遠藤の12連勝に次ぐ史上2人目の11連勝を達成。球団では、99年に17勝の川村以来となる15勝目を挙げた。最多勝争いでは、2位の巨人戸郷、阪神大竹の11勝に4勝差をつけた。チームは2位広島に1ゲーム差に迫った。

◆振り向けば、横浜。離脱者相次ぐ広島が1回に与えた主導権を最後まで奪い返せなかった。14日にV逸したチームは、3位DeNAに1ゲーム差に迫られた。先発大瀬良は6回途中2失点も、立ち上がりの失点が悔やまれる。1回に先頭の四球から2死二塁とし、4番牧にフルカウントから中堅スタンドに運ばれた。1回の失点は3試合連続。2回以降は立ち直ったものの、先制点の重みはいつも以上に強く感じられた。この日、直近3試合連続安打中だった秋山が特例2023で出場選手登録を抹消された。西川、野間、菊池、上本に続く主力野手の5人同時離脱という非常事態。新井監督は「自分がマネジメントミスしているから、けが人がたくさん出ていると思う。そこは自分が反省したい。選手は一生懸命やってくれている」とすべての責任を背負った。幸いにも離脱中の主力選手たちはCSには間に合う見込みで、上本はすでに2軍で実戦復帰している。残り6試合。フルメンバーがそろうCSファーストステージを本拠地で迎えるためにも、総力戦で2位の座を死守したい。【前原淳】

◆広島が3位DeNAとの直接対決で敗れ、ゲーム差を1に縮められた。先発大瀬良は6回途中2失点も、1回に打たれた先制2ランが痛かった。特例2023で出場選手登録抹消となった秋山を欠く打線はリーグ最多勝利数のDeNA東を攻略できず、1得点に終わった。試合後の新井貴浩監督(46)の談話は以下の通り。-先発大瀬良投手は主導権を与えたくない中で1回に失点新井監督 あの1球だけでしたね。フルカウントからの牧の。あとは球も良かったし、テンポも良かったし、うん。あの1球だけだったかなと思います-大瀬良投手は最近立ち上がりの失点が続いている新井監督 本人も、また次に、次にという気持ちに持っていってくれている。今日もあの1球だけだったと思います。本人も試行錯誤しながらマウンドに上がってくれているので、あとは先ほども言ったように球も良かったと思うし、テンポも良かったと思う。-東投手には打たされた新井監督 やっぱり、もともとコントロールのいい投手なんだけど、今日はより良かったですね。セ・リーグで一番勝っている投手なので、そう簡単にはこちらも打てないと思っている。でも、まだ対戦があると思っているので、そこはまた考えていきたい。-メンバーがそろわない中で、秋山選手も離脱となった新井監督 体調不良ということなので。でも、代わりに出ている若い選手が今こうして、残り試合が少ない中こういう緊張感で試合に出られているので、そこはいい経験にしてもらいたいと思います。-開幕前からいろんな事態を想定されていたが、これだけ同時に主力野手が離脱する事態というのは...新井監督 本当に開幕から、みんなアクセル全開で頑張ってきてくれていると思う。残り6試合になって、これだけたくさん(離脱者が)出るというのも自分のミスだと思う。自分がマネジメントミスしているから、これだけけが人がたくさん出ていると思う。そこは自分が反省したい。選手は一生懸命やってくれていると思います。-残り6試合。何とか2位を新井監督 もちろん、もちろん。みんなそのつもりだし、今日は終わったので、残り6試合。とりあえず2日空いてジャイアンツ戦に向けて全員で頑張っていきたいと思います。

◆DeNA牧秀悟内野手(25)が先制の29号2ランを放ち、天敵の大瀬良に黒星をつけた。1回2死二塁で、速球を左中間席に運び、対大瀬良の連敗を9で止めた。「大瀬良さんにすごくやられていたので、何とか初回に先制点が取れてよかった」。リーグトップの102打点で巨人岡本和に9打点差をつけ、自身初の30本塁打にも王手をかけた。帰国 DeNAタイラー・オースティン外野手(32)が米国で右肩の手術を受けるため、帰国した。

◆DeNA東克樹投手(27)が7回1失点の好投でリーグ独走の15勝目を挙げ、自身11連勝でチームを3連勝に導いた。5回1死までパーフェクトの快投。球団では83年遠藤の12連勝に次ぐ史上2人目の11連勝を達成した。チームは2位広島に1ゲーム差に迫って、4位巨人との差を3・5に拡大。「意地でもハマスタでCSができるように、絶対勝つという気持ちで頑張りたいです」と力を込めた。

◆広島・秋山翔吾外野手(35)が発熱を伴う体調不良のため、感染拡大防止特例の対象選手として出場選手登録を外れた。今季は111試合に出場し、打率・273、3本塁打、36打点、8盗塁。9月8日に右ふくらはぎの負傷から1軍復帰したが無念の再離脱となった。ドラフト7位・久保修外野手(22)=大阪観光大=が代替指名選手として出場選手登録された。

◆鮮やかな先制パンチを浴びせた。DeNAの4番打者、牧秀悟内野手(25)が一回に左翼席へ29号2ランを放ち「チャンスだったので、自分のバットで走者をかえすんだという強い気持ちを持って打席へ向かった。追い込まれていたが、しっかり捉えることができた」と拳を握った。0―0の一回、先頭の大田の四球から始まった2死二塁の好機で迎えた第1打席。チームが苦手としてきた広島先発の大瀬良に対し、内外角の厳しいコースに投げ込まれた直球2球を見逃し、簡単に2ストライクに追い込まれたが、決め球の変化球を見極めてフルカウントからの7球目、146キロの直球を完璧に捉えた。快音を残した打球は広島の夜空に美しい放物線を描き、左中間深くへと消えていった。相手の出ばなをくじき、チームを勢いづける4番の一振り。ダイヤモンドを一周し、右肘を突き出し拳を握る本る打パフォーマンス「デスターシャ」をファンとともに叫んだ。前戦、18日の阪神戦(甲子園)では延長十回の決勝の2点三塁打を含むチームの全3得点をたたきだし、プロ3年目で初の100打点に両リーグ最速で到達。1日の休養日を挟み、乗り込んだ広島での勢いそのままに、主砲がいきなり打点を上積みした。(浜浦日向)

◆DeNAが3連勝。東が緩急を駆使して7回4安打1失点と好投し、自身11連勝でリーグ最多の勝利数を15に伸ばした。打線は一回に牧の2ランで先制し、七回は東の適時打で加点。広島は六回まで1安打に抑えられた。

◆DeNAが3連勝。東が緩急を駆使して7回4安打1失点と好投し、自身11連勝でリーグ最多の勝利数を15に伸ばした。データBOXは以下の通り。?DeNA・東が今季15勝目。6月1日の楽天戦から11連勝。DeNA(前身を含む)の投手のシーズン11連勝以上は1983年の遠藤一彦(12連勝)以来40年ぶり2人目で、左投手では初。?DeNAの投手がシーズンで15勝以上したのは99年の川村丈夫(17勝)以来24年ぶり。左投手では93年の野村弘樹(17勝)以来30年ぶり。最多勝争いは2位の阪神・大竹と巨人・戸郷(各11勝)に4勝差。DeNA投手の最多勝利は4人(6度)で、93年の野村が最後。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
82474 0.636
(↑0.003)
優勝
(-)
10524
(+4)
390
(+3)
74
(-)
71
(+1)
0.248
(-)
2.620
(-)
2
(-)
広島
71624 0.534
(↓0.004)
13
(↓1)
6475
(+1)
491
(+3)
90
(-)
75
(-)
0.246
(↓0.001)
3.240
(↑0.01)
3
(-)
DeNA
69623 0.527
(↑0.004)
14
(-)
9499
(+3)
469
(+1)
104
(+1)
29
(-)
0.248
(-)
3.210
(↑0.02)
4
(-)
巨人
66662 0.500
(↓0.004)
17.5
(↓1)
9503
(+3)
492
(+4)
160
(+1)
46
(-)
0.255
(↑0.001)
3.500
(-)
5
(-)
ヤクルト
54783 0.409
(↑0.004)
29.5
(-)
8502
(+6)
534
(+5)
117
(+1)
61
(-)
0.239
(↑0.001)
3.670
(↓0.01)
6
(-)
中日
50794 0.388
(↓0.003)
32
(↓1)
10361
(+5)
473
(+6)
66
(+2)
33
(-)
0.236
(↓0.001)
3.140
(↓0.02)