1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 6 | 0 | 0 |
楽天 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 3 | 5 | 1 | 0 |
勝利投手:則本 昂大(8勝6敗0S) (セーブ:松井 裕樹(1勝3敗36S)) 敗戦投手:又吉 克樹(2勝2敗0S) |
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◆楽天は2回裏、辰己の適時三塁打で先制する。その後は逆転を許すも、7回に村林の適時二塁打で2点を挙げ、再びリードを奪った。投げては、先発・則本が7回2失点の好投で今季8勝目。守護神・松井裕は今季36セーブ目を挙げた。敗れたソフトバンクは、2番手・又吉が誤算だった。
◆ももいろクローバーZが、セレモニアルピッチを行った。メンバー4人が一列に並び、ワインドアップから一斉に投球。それぞれが捕手のミットに収まり、スタンドから拍手が送られた。4人は、球団を通してコメントを発表した。百田夏菜子 初めて4人で投げさせていただくということで、しっかりタイミングを確認し合いながら一緒に練習をしてきました。10年前は正直緊張でほとんど景色を見ることができませんでしたが、今回は4人で本番を楽しむことができました。玉井詩織 今シーズンのマー君の登場曲になっている私たちの曲「Re:volution」の曲が流れている楽天モバイルパーク宮城に足を運べて、今も流していただいて実際に聞くことができてすごくうれしいです。今日の試合に向けても、選手の皆さんにとっても良い応援ソングになってるといいなと思います。佐々木彩夏 今たった1球投げただけで緊張してしまったくらいなので、普段から選手の皆さんはもっと緊張感がある中で投げているんだと実感しました。高城れに 緊張感がすごくあって、あらためてプロ野球のすごさを実感させられました。今日は4人一緒ということもあってすごく楽しんで投げることができましたし、私史上一番うまく、ちゃんとストライクゾーンを狙えたなと思います。
◆台湾プロ野球「楽天モンキーズ」のチアリーダー「Rakuten Girls」が、楽天モバイルパークに来場した。リンシャン、李多慧(イ・ダヘ)、菲菲(フェイフェイ)、李■(■は日ヘンに句の口が二)(リーユン)の4人が来場。試合前はステージでパフォーマンスを行い、試合中はスタンドでファンとともに楽天の応援に参加した。Rakuten Girlsは21日まで仙台に来場。20日にはリンシャンがセレモニアルピッチを行う。※■は日ヘンに句の口が二
◆/滑り込むことなく三塁へ\辰己涼介のスリーベースで先制!台湾から駆け付けたRakuten Girlsもこの笑顔???#プロ野球(2023/9/19)??楽天×ソフトバンク??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #RakutenEagles pic.twitter.com/FMJNovnryz
◆台湾プロ野球「楽天モンキーズ」のチアリーダー「Rakuten Girls」が、楽天モバイルパークに来場した。リンシャン、李多慧(イ・ダヘ)、菲菲(フェイフェイ)、李■(リーユン)の4人が来場。試合前はステージでパフォーマンスを行い、試合中はスタンドでファンとともに楽天の応援に参加した。Rakuten Girlsは21日まで仙台に来場。20日にはリンシャンがセレモニアルピッチを行う。楽天モバイルパークに来場したようすを、写真特集の形でまとめました。※■は日ヘンに句の口が二
◆楽天松井裕樹投手(27)が、今季36セーブ目を挙げ、楽天モバイルパークで節目の通算100セーブとなった。1点リードの9回に登板。1回を無安打無失点で、チームの連敗ストップに貢献した。同一球場100セーブ以上は岩瀬(中日)、高津(ヤクルト)、藤川(阪神)、益田(ロッテ)、山崎(DeNA)に次いで、史上6人目。パ・リーグの投手では益田に次ぐ2人目の記録となった。松井裕は、13年ドラフト1位で楽天に入団。15年3月28日の日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初セーブを挙げた。その後は長く楽天の守護神としての地位を確立。4月5日西武戦で、史上最年少で史上9人目となる通算200セーブも達成した。リンシャンらRakutenGirls4人仙台に来た!ゴールデンエンジェルスと交流/写真特集
◆ソフトバンク先発スチュワートが白星を手にできなかった。6回93球を投げ4安打1失点の好投。7回に打線が勝ち越しに成功したものの、直後の7回裏に2番手又吉が2失点で逆転を許した。「6回まででしたが、チームが勝つための投球はできたと思う。1人ずつ、1球1球、自分ができるベストを出すことができた」。2回に先制を許したものの150キロ超の直球を主体に押した。6回2死二、三塁のピンチも小郷を156キロの直球で空振り三振。敵地初マウンドでしっかり役目は果たした。○...柳町の2戦連続タイムリーも勝利につながらなかった。1点を追う4回2死一、二塁から則本のフォークを中前にはじき返す同点適時打。「カーター(スチュワート)が頑張っているので、何とかまず同点にという気持ちだけでした。チャンスを生かす打撃ができてよかった」。前日(18日)の日本ハム戦では決勝のタイムリー三塁打を放った。絶好の逆転機となった8回1死満塁の場面では投ゴロに倒れてしまっただけに悔しさが募った。
◆楽天松井裕樹投手(27)が、本拠地での通算100セーブを達成した。1点リードの9回に3番手として登板。3者凡退で仕留め、リーグトップとなる今季36セーブ目を挙げた。同一球場100セーブは史上6人目、パ・リーグ2人目。長くチームを支える守護神が締め、3位ソフトバンクとの差を1・5ゲームに縮めた。9回2死。松井裕は、野村勇を中飛に打ち取ったのを確認すると、左手を天に突き上げ、顔をほころばせた。3位ソフトバンクとの直接対決で逆転勝利。スタンドからの歓声をかみしめた。通算233セーブ目で、本拠地100セーブ。「割合的には、ホームのファンの皆さんに、多く勝ちを見せられてないということ。情けない限り」とファンを第一に思う。この日から本拠地6連戦。自身がマウンドで仕事を果たせば、逆転CS進出が大きく近づく。そんなチームを、不思議な力が後押ししてくれる。ホームゲームで着用し続けているのは、「FANS'ユニホーム」。チームカラーのクリムゾンレッドのグラデーションを主体に、宮城で「伊達の勝ち色」と呼ばれるヴィクトリーネイビーを差し色に入れている。三日月のかぶとで戦い抜いた伊達政宗にあやかっている。今季着用試合は13勝3敗。当初は期間限定だったが、縁起を担いで延長し、必然的に松井裕が着て登板することも多い。「これで準備していると、なんか今日もいけるんじゃないかって勝手に思える。あやかるものにあやかって、最後までこれでいいんじゃないですか。しかも『ファンズ』ってついているところがいい」と話した。ももいろクローバーZがセレモニアルピッチを行い、台湾の人気チア・リンシャンが応援に駆けつけた一戦。チーム、ファン一丸となって、勝利をつかんだ。最後を締めた松井裕は「(セーブ記録を持つ)先輩たちの実績や存在感には全然届いていない。いろんな、野球以外の部分でもっと存在感のある人間になれるように過ごしていきたい」と力を込めた。【湯本勝大】同一球場での100セーブ 松井裕(楽天)が6人目。他はバンテリンドームで193セーブの岩瀬(中日)、神宮で118セーブの高津(ヤクルト)、甲子園で114セーブの藤川(阪神)、ZOZOマリンで114セーブの益田(ロッテ)横浜で103セーブの山崎(DeNA)がおり、パ・リーグでは益田に次いで2人目。▽楽天石井監督(小深田の適時失策で一時逆転を許したが、勝利)「今日はインタビューを受けるつもりはないです。小深田のミスで失点したが、小深田の足がないと逆転までいけなかった。そこで村林がすごくいい演出をしてくれて、皆が最高のゲームをしてくれた。これ以上言うと泣いちゃうので、また明日」▽楽天小深田(7回に適時失策で勝ち越しを許したが、直後の攻撃では四球で出塁し、村林の2点適時二塁打で生還)「取り返さないといけないと思った。村林ありがとうという気持ちでした」▽楽天村林(7回2死一、三塁で左翼へ逆転の2点適時二塁打)「うれしいですね。けど、僕だけじゃないので。つないでくれて、いいところで回ってきたので結果を出せて良かったです」▽楽天則本(7回4安打2失点で今季8勝目)「もう別に僕につかなくても、チームが勝てばそれでいいと思う。今日に限っては僕に勝ちがつきましたけど、今日は一番いい勝ち方だったと思います」
◆ソフトバンクが痛恨の逆転負けを喫した。1-1の同点で迎えた7回2死一、三塁から敵失で1点を挙げ勝ち越しに成功。しかし、直後の7回裏に2番手又吉が2死一、三塁から村林に2点適時二塁打を許してしまった。ホークスにとっては何とも痛すぎる敗戦となった。鬼門となっている敵地・仙台ではこれで7連敗。2年ぶりに同カードの負け越しが決まるとともに4位楽天とは1・5ゲーム差となった。試合後の藤本監督は7回先頭打者に四球を与えた又吉の投球に「先頭打者の四球がね。7、8、9回を投げる投手は気にしてくれないと。接戦で投げるわけやからね。だいたいウチの失点は四球から始まっている」と注文をつけた。Aクラス死守へ連敗は避けたい。「明日は全力で勝ちにいきましょう」と藤本監督は自らを鼓舞するように気合を込めた。
◆楽天石井一久監督(50)が、逆転勝利に涙をこらえた。同点の7回2死一、三塁で、打ち取った三ゴロを小深田が悪送球。適時失策で勝ち越しを許した。直後の攻撃で2死三塁のチャンスで小深田に打席が回ってくると、四球を選んで、一、三塁とチャンス拡大。続く村林の打球が左翼・増田の頭を越えると、一塁走者小深田が激走。ヘッドスライディングで逆転の本塁生還をした。2点適時二塁打で試合をひっくり返して勝利。指揮官は試合終了後のテレビインタビューで「今日はインタビューを受けるつもりはないです」と切り出した。「小深田のミスで失点しましたけど、小深田の足がないと逆転までいけなかった。そこで村林がすごくいい演出をしてくれて、みんな最高のゲームをしてくれたので。これ以上言うと泣いちゃうのでやめます。また明日」ミスを取り返し、3位ソフトバンクに勝利。差を1・5に縮めた。逆転CS進出へ望みがつながる1勝。「(メジャー時代の)ドジャースタジアムで打球を頭に受けて、涙腺が崩壊して涙を流して以降、涙が枯れている。悲しくなかったけど。今日は珍しく、湧いてきました」と、選手の奮闘に込み上げるものがあった。
◆台湾プロ野球「楽天モンキーズ」のチアリーダー「Rakuten Girls」が、"勝利の女神"になった。人気メンバーのリンシャンら4人が、試合前からステージパフォーマンスでファンを盛り上げ、試合中はスタンドで楽天に声援を送った。チームは逆転勝利で、3位ソフトバンクに勝利。リンシャンや"副隊長"の菲菲(フェイフェイ)は試合後、楽天モバイルパークの外野席にある観覧車をバックにした写真などをインスタグラムに投稿し、楽天の勝利を喜んだ。
◆3位ソフトバンクが鬼門といえる杜(もり)の都で勝てない...。4位楽天との直接対決で痛恨の逆転負けを喫した。1点勝ち越した直後の7回。2番手又吉が2四球を与えるなど0回2/3を2失点とリードを守れなかった。チームは敵地・楽天モバイルパークで屈辱の7連敗。楽天戦は残り4試合を残し、2年ぶりの負け越しが決まった。1・5ゲーム差に迫られ、CS進出へ正念場が続く。呪縛を解くことはできなかった。9回。最後はあっけなく楽天の守護神、松井裕の前に3者凡退。1点差で競り負け、痛恨の逆転負け。敵地では屈辱の7連敗だ。4位楽天とは1・5ゲーム差に接近され、2位ロッテとは2差のまま。シーズンも残り13試合となり、三つどもえのAクラス争いから抜け出すことができない。勝機を逃した。先頭への四球からだった。1点勝ち越した直後の7回。2番手又吉の制球が乱れる。計2四球を与え、犠打と進塁打で2死一、三塁のピンチ。2番村林に投じた2球目だった。やや真ん中145キロ直球捉えられ、打球は無情にも左翼手・増田の頭上を越えていった。2者がホームに生還。9月は8試合連続で無失点と好投を続けていたベテラン右腕が、1イニングを投げきれず2失点でリードを守れなかった。藤本博史監督(59)は「先頭のフォアボールがね。7、8、9回を投げるピッチャーはこっちが信頼して送ってるんやからね。打たれたらしょうがないやんか。それくらいの気持ちで投げてくれたら」と厳しい表情だ。前日18日に20年以来3年ぶりのリーグ優勝の可能性が完全に消滅。129試合目でのV逸となった。CSを突破して日本一へ、3位以内を死守するためにも、楽天との直接対決は落とせなかった。敗戦投手の又吉は「自分のミスでこういう結果になった。間違いなく今日の負けはチームとして影響が出てしまう。本当に申し訳ないです」と肩を落とした。楽天戦は残り4試合を残して8勝13敗となり、2年ぶりの負け越しも決定。20日も負けるようなことがあれば、ゲーム差は「0・5」に接近される。藤本監督は「全力で勝ちにいかないと。明日、全力で勝ちにいきましょう」と前を向いた。CS進出に向け、連敗だけは許されない。【佐藤究】
◆楽天則本昂大投手(32)が、チームトップの8勝目を挙げた。3位ソフトバンクとの直接対決で、初回から直球は150キロ超えを連発させ、エンジン全開。4回に3安打を浴び同点とされたが、踏ん張った。7回2死一、三塁のピンチでは、三塁・小深田が一塁へ悪送球し、勝ち越しを許したが、それでも後続を断ち、7回4安打2失点で降板した。ベンチでは小深田を励ました。「試合中なのに泣きそうだったので。裏(打席が)回ってくるから頑張れ」と後輩のミスをカバー。その小深田が決勝の本塁を踏んだ。「すみません、すみませんしか言わなかったので、いや良かったなって」と試合後は小深田の肩をもんだ。大一番でソフトバンクに勝利。個人成績よりも、勝てたことがなによりうれしい。「今日に限っては僕に勝ちがつきましたけど、コブ(小深田)がフォアボールで出て、イツキ(村林)がかえして勝ちが拾えた。今日は一番いい勝ち方だったと思います」と笑顔だった。シーズンはまだまだ終わらない。勝利に貢献できるよう、全力を尽くしていく。【湯本勝大】
◆楽天・石井一久監督(50)が試合前の練習中に、台湾プロ野球チーム、楽天モンキーズのチアリーダーと記念撮影を行った。同チアは試合前の交流イベントなどに参加するため楽天モバイルパークに来場。午前中には、宮城県庁へ表敬訪問していた。石井監督は「台湾と仙台の架け橋になってほしいです」とエールを送った。
◆エースの意地を見せた。楽天・則本昂大投手(32)が7回4安打2失点で7奪三振。「チーム全体で勝てるように。早いカウントで投手有利のカウントをつくれるようにやっていけたら」と臨み、102球で試合をつくった。試合前時点で3位ソフトバンクを2・5ゲーム差で追走。クライマックスシリーズ(CS)進出に向けて負けられない戦いが続く。「どのチームにも勝たないといけない。一生懸命やる」と闘志をたぎらせていた。楽天は16日のオリックス戦(京セラ)から10連戦中。中継ぎの温存を視野に入れ、「無駄な走者を出さないようにして、点数を取られたとしても、最少失点で傷口を広げないようにしたい」と有言実行した。土壇場のチームにベテランが戻る。塩見が今季初めて1軍の全体練習に参加。22日の日本ハム戦(楽天モバイルパーク)の先発登板に向けて調整し「チームが大事な時期なので、何とか貢献したい」と力を込めた。今季は2軍で16試合に登板し、8勝2敗、防御率3・01。1軍では2季ぶりの登板に「頑張ってきて良かった。(登板が)ゼロで終わるより、1あったほうがいい。率直にうれしい」。左肘手術を克服した13年目左腕がチームを押し上げる。打線が1―2の七回に逆転に成功。村林が2死一、三塁で左翼へ2点二塁打を放った。則本は今季8勝目(6敗)。3位ソフトバンクに1・5ゲーム差、2位ロッテに3・5ゲーム差に迫った。
◆ソフトバンク・柳町達外野手が0―1の四回に2試合連続となる適時打を放った。中村晃や今宮ら主力が体調不良で離脱する中、4試合続けて5番を任された期待に応え「そういう打順。チャンスで打とうという気持ちがある」と必死。ただ、チームは逆転負けで勝利には結び付かなかった。この回、2死一、二塁で則本のフォークボールをきれいに中前へ。前日18日の日本ハム戦では4連敗を阻止する勝ち越しの三塁打を放った。2―3の八回には1死満塁で打席に立ったが、投ゴロに倒れた。「相手もいいところに投げてきたし、僕のアプローチも違った」と切り替えを強調した。
◆楽天・則本昂大投手(32)が7回4安打2失点(自責1)で8勝目。試合後、報道陣の取材に応じた石井一久監督(50)の一問一答は以下の通り。――チーム一丸の勝利「ミスを力にかえることができた」――先発した則本の投球内容について「のり(則本)は気合と、ボディーコントロールをうまく操って、ボールを強く低く集めた。のりの投球が大きかった」――則本は最少失点に抑えた「七回は(味方の失策が絡んで)1点を取られてガクッとくるところだが、しっかりと最少失点で抑えてくれたのが大きかったと思います」――村林が1―2の七回2死一、三塁から逆転となる左越え2点二塁打を放った「村林が一番、頑張ってくれた。皆、助け合いだと思う。ミスを力に変えた逆転勝利だと思う」――七回に勝ち越された場面は2死一、三塁の守備で三塁手・小深田が一塁に悪送球「小深田のミスで失点したが、(その裏は)小深田の足がないと逆転までいけなかったと思う。皆が最高のゲームをしてくれた。これ以上話すと泣いてしまう」――その裏の逆転は2死三塁から四球を選んだ小深田が、続く村林の左越え二塁打で一塁から快足を飛ばして生還した「小深田が出塁すれば一、三塁になって、(相手が)こぶちゃんの足を気にする展開になる。あの打席は、ミスして打ちたいという気持ちを必死にこらえながら、出塁しなくてはという気持ちを持っていた。あの打席をみていて、必死に頑張っている姿に泣けちゃうなと思いました」
◆楽天・則本昂大投手(32)が7回を4安打2失点、7奪三振で8勝目。逆転でのCS出場に弾みをつけた。「序盤から飛ばして、いけるところまでという感じで投げた」ミスをした仲間の奮起を促した。1-1の七回2死一、三塁。甲斐を三ゴロに仕留めると、三塁手・小深田が一塁へ悪送球し、まさかの勝ち越しを許した。謝罪する小深田に対し「これまで守備で何度も助けてくれた。次の回はコブに打席が回る展開だったので、『やり返せばいい』と言葉をかけた」という。すると1-2の七回2死三塁で四球を選んだ小深田は、続く村林の左越え二塁打で一塁から快足を飛ばして頭からホームに滑り込んだ。2者生還で逆転に成功し、CS進出を争う3位ソフトバンクに1・5ゲーム差。則本は「気持ちの入った走塁ですごくうれしかった」とたたえ、石井監督も「あの姿をみて泣きそうになった」。残り15試合、負けられない戦いが続く。(広岡浩二)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
78 | 47 | 4 | 0.624 (↑0.003) | M2 (↑2) |
14 | 460 (+3) | 372 (+2) | 99 (-) | 42 (+1) |
0.249 (-) | 2.640 (-) |
2 (-) |
ロッテ |
63 | 59 | 5 | 0.516 (↓0.005) | 13.5 (↓1) |
16 | 447 (+2) | 456 (+3) | 91 (+1) | 65 (-) |
0.238 (↓0.001) | 3.330 (-) |
3 (-) |
ソフトバンク |
64 | 64 | 2 | 0.500 (↓0.004) | 15.5 (↓1) |
13 | 487 (+2) | 467 (+3) | 95 (-) | 62 (-) |
0.247 (↓0.001) | 3.290 (-) |
4 (-) |
楽天 |
62 | 65 | 1 | 0.488 (↑0.004) | 17 (-) |
15 | 453 (+3) | 503 (+2) | 98 (-) | 92 (-) |
0.244 (-) | 3.550 (↑0.02) |
5 (-) |
西武 |
59 | 71 | 1 | 0.454 (↑0.004) | 21.5 (-) |
12 | 396 (+7) | 434 (+4) | 82 (+1) | 70 (-) |
0.235 (↑0.001) | 2.950 (-) |
6 (-) |
日本ハム |
56 | 74 | 1 | 0.431 (↓0.003) | 24.5 (↓1) |
12 | 430 (+4) | 456 (+7) | 92 (+1) | 68 (+1) |
0.234 (-) | 3.070 (↓0.03) |
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