中日(☆8対7★)広島 =リーグ戦23回戦(2023.09.18)・バンテリンドーム=
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広島
0000006010071000
中日
02010300101X81231
勝利投手:勝野 昌慶(5勝2敗0S)
敗戦投手:大道 温貴(3勝1敗0S)

本塁打
【中日】ビシエド(6号・9回裏ソロ)

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◆中日は6-7で迎えた9回裏、ビシエドのソロで試合を振り出しに戻す。その後は延長11回に無死満塁の好機をつくると、カリステの適時打でサヨナラ勝利を収めた。投げては、8番手・勝野が今季5勝目。敗れた広島は最大6点のビハインドを逆転するも、踏ん張りきれなかった。

◆広島田村俊介外野手(20)が左小指中手骨骨折のため、出場選手登録を抹消された。前日17日の中日戦(バンテリンドーム)で9回1死一、三塁から左手小指付近に投球を受け、打席途中に負傷交代していた。前日中に名古屋市内の病院で検査を受け、骨折と診断された。球団によれば全治は未定。今季は10試合出場で打率3割6分4厘。新井貴浩監督(46)は「1カ月以上はかかるから抹消しました。いいものを見せてくれていたし、彼自身もいい経験をしていた。残念です。本人には『できることをしっかりやっておきなさい』と伝えました」と説明した。一方、新井監督は投球を当てた側の中日斎藤から謝罪を受けたことも明かした。「わざわざ謝罪に来てくれたので、『これも野球の一部だから全然気にすることないよ』と。逆もあり得るわけだから。『気にせず頑張って』と伝えました」と冷静に振り返った。

◆/ホッとひと息\今季初登板の根尾昂ピンチ迎えるも初回を無失点に抑える???#プロ野球(2023/9/18)??中日×広島??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #dragons pic.twitter.com/Jy6wEmJpxV

◆中日根尾昂投手(23)が今季1軍初登板。昨年10月2日広島戦(マツダ)以来、2度目の先発マウンドに上がった。根尾の今季初登板は6回2/3を投げて4失点(自責点0)。98球を投げ4安打3四球2三振の好投も初勝利は消えた。▽まさかの展開でプロ初勝利が消えた根尾は「最後、粘りきれなかったので、次は粘れるように頑張ります」とコメントした。【7回】=1安打1失点2番羽月 フルカウントから147キロストレートがワンバウンドとなり四球。無死一塁。3番小園 145キロストレートで右飛。1死一塁。4番堂林 初球遊ゴロ併殺と思われたが、遊撃手カリステの二塁送球が低く、福永が捕球できず1死一、二塁(記録は福永失策)。落合ヘッド兼投手コーチが初めてマウンドへ。5番坂倉 146キロストレートを右前に運ばれ1死満塁。6番マクブルーム 二塁ベース寄りの打球を福永が飛び込み好捕、倒れながら二塁封殺もこの間に三塁走者が生還。初失点となる。二塁の判定を巡り広島新井監督がリクエスト。判定変わらず2死一、三塁。7番田中 フルカウントから四球で2死満塁。落合コーチが2度目のマウンドへ。投手藤嶋がコールされる。藤嶋が中村貴に中前適時打を浴び2点目。さらに代打松山の痛烈な一塁ゴロをビシエドが後逸(記録は失策)し2者生還。なおも2死一、三塁で斎藤をマウンドに送るが秋山に一、二塁打間を破られ1点差まで詰め寄られる。さらに一、三塁で代打末包に対して清水を送るが、三遊間を破られ同点とされた。根尾の今季初登板は6回2/3を投げて4失点(自責点0)。98球を投げ4安打3四球2三振の好投も初勝利は消えた。

◆2位広島が意地の一挙6得点を決め、中日根尾のプロ初勝利を消した。6回までは今季初登板初先発した根尾の前に3安打無得点。それでも6点ビハインドで迎えた7回、中日守備陣の2失策にも乗じて一挙6得点した。1死満塁から6番マクブルームの二ゴロの間に1点目。2死一、三塁から7番田中が四球を選び、根尾を降板させた。2死満塁から8番中村貴の中前適時打で2点目。再び2死満塁から代打松山の強烈な一ゴロをビシエドがはじく間に3、4点目。なおも2死一、三塁から1番秋山の右前適時打で5点目。最後は2死一、三塁から代打末包の左前適時打で試合を振り出しに戻した。打者11人で4安打2四球に2失策を絡めて1イニング6得点。6回2/3を4失点(自責4)の根尾に白星を許さなかった。

◆中日根尾昂投手(23)が今季1軍初登板。昨年10月2日広島戦(マツダ)以来、2度目の先発マウンドに上がった。【1回】=0安打0失点1番秋山 初球145キロストレートはボール。フルカウントから147キロストレートが高く外れ四球。2番羽月 149キロストレートで遊ゴロ。二塁封殺で1死一塁。3番小園 135キロフォークで中飛。2死一塁。4番堂林 初球135キロスライダーが外れ、羽月に二盗を決められが、133キロスライダーで中飛に打ち取り、マウンドを降りる。【2回】=0安打0失点5番坂倉 140キロスライダーで二ゴロ。1死。6番マクブルーム 149キロストレートで遊ゴロ。2死。7番田中広 146キロストレートでボテボテの一ゴロ。三者凡退。2回までの投球数は29。中日は2回裏に2点先制。1死二、三塁から8番石橋が中越え2点適時二塁打。9番根尾は遊飛に倒れる。【3回】=0安打0失点8番中村貴 147キロストレートで二ゴロ。1死。9番森 148キロストレートで空振り三振。2死。1番秋山 149キロ内角ストレートで見逃し三振。この回14球で3者凡退。【4回】=1安打0失点2番羽月 初球セーフティーバントを試みられるが、三塁手石川昂が処理。1死。3番小園 139キロフォークを二塁内野安打とされる。立浪監督がリクエストも判定変わらず1死一塁。4番堂林 133キロスライダーで遊ゴロ二塁封殺。2死一塁。5番坂倉 カウント1-1で堂林がディレードスチール敢行。根尾は二塁に送球し、盗塁死でスリーアウト。中日が4回追加点。根尾が2死一塁から森の143キロを右前に痛烈にはじき返す今季初安打。一、二塁とチャンスを広げ、1番岡林の中前適時打で3-0とリードを広げた。【5回】=1安打0失点5番坂倉 146キロストレートを左前安打。無死一塁。6番マクブルーム 136キロスライダーで右飛。1死一塁。7番田中広 一塁へ痛烈なライナーをビシエドが好捕。一塁走者坂倉が戻れず、そのままベースを踏み併殺。プロ初勝利の権利を手にしてベンチに戻る。5回までの投球数は64。【6回】=1安打0失点8番中村貴 三塁前に転がったボテボテのゴロを根尾が素手で取り、一塁送球も内野安打。無死一塁。9番代打デビッドソンカウント3-1から145キロストレートで遊ゴロ併殺。2死。1番秋山 141キロフォークで二ゴロ。6回まで78球、3安打無失点。中日が6回に3点追加。根尾は1死二塁で中崎と対戦。遊撃左への痛烈な打球を小園に好捕され遊ゴロとなるが、連続四球で2死満塁としカリステが右越えに走者一掃の二塁打。ベース上でガッツポーズ。【7回】=1安打1失点2番羽月 フルカウントから147キロストレートがワンバウンドとなり四球。無死一塁。3番小園 145キロストレートで右飛。1死一塁。4番堂林 初球遊ゴロ併殺と思われたが、遊撃手カリステの二塁送球が低く、福永が捕球できず1死一、二塁(記録は福永失策)。落合ヘッド兼投手コーチが初めてマウンドへ。5番坂倉 146キロストレートを右前に運ばれ1死満塁。6番マクブルーム 二塁ベース寄りの打球を福永が飛び込み好捕、倒れながら二塁封殺もこの間に三塁走者が生還。初失点となる。二塁の判定を巡り広島新井監督がリクエスト。判定変わらず2死一、三塁。7番田中 フルカウントから四球で2死満塁。落合コーチが2度目のマウンドへ。投手藤嶋がコールされる。藤嶋が中村貴に中前適時打を浴び2点目。さらに代打松山の痛烈な一塁ゴロをビシエドが後逸(記録は失策)し2者生還。なおも2死一、三塁で斎藤をマウンドに送るが秋山に一、二塁打間を破られ1点差まで詰め寄られる。さらに一、三塁で代打末包に対して清水を送るが、三遊間を破られ同点とされた。根尾の今季初登板は6回2/3 4失点(自責点0)。98球を投げ4安打3四球2三振の好投も初勝利は消えた。▽まさかの展開でプロ初勝利が消えた根尾は「最後、粘りきれなかったので、次は粘れるように頑張ります」とコメントした。

◆/終盤のビッグイニング!\カープが打者11人の猛攻で一挙6得点代打・末包昇大のタイムリーでついに同点!?#プロ野球(2023/9/18)??中日×広島??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #carp pic.twitter.com/FMrcziJOoF

◆広島島内颯太郎投手(26)が38ホールド目を記録し、球団最多記録を更新した。前日17日の中日戦で16年ジャクソンが記録した37ホールドに並んでいた。同点で迎えた8回に登板し、1イニングを1安打無失点。2死から1番岡林に中前打を許したが、一塁けん制球で刺して3アウト目を奪った。試合は11回サヨナラ負けに終わり「チームが勝っていたら良かったですけど...」と厳しい表情。「積み上げてきたモノが数字に残るのはうれしく思います。いつもと変わらずゼロで帰ってこようと思っていました」と振り返った。

◆広島は痛いサヨナラ負けで3位DeNAに2ゲーム差まで迫られた。中日先発根尾に6回まで3安打無得点に封じられながら、6点を追う7回は相手の2失策に4安打2四球を絡めて一挙6得点。9回に堂林の適時内野安打で勝ち越したが、守護神栗林が9回裏2死からビシエドに同点弾を浴び、最後は大道が11回裏に3者連続四球からサヨナラ打を浴びた。4位巨人とのゲーム差も4・5に縮まった。新井貴浩監督(46)の一問一答は以下の通り。-最後は大道に託した新井監督 もちろん、もちろん。あの場面で行く投手もしんどいでしょ。あそこは大道に最後まで任せました。-一時は6点差を追いついた新井監督 そうだね。みんなよく粘って追いついたと思うし、最後2アウトからのホームランはあそこで打つビシエドが上だった、ということ。-大道は2イニング行かせたのも信頼の証し新井監督 もちろん、もちろん。後のことも考えないといけないから。あとは益田とアドゥワか。そのつもりでダブルスイッチしました。-秋山は久々に適時打新井監督 すごい状態は上がってきていると思いますよ。今日は四球も取っているし。状態が上がっている風に見えます。-今後打線を引っ張ってほしい立場新井監督 もちろん、もちろん。-中村貴は適時打で期待に応えた新井監督 そうだね。貴浩にしてもそうだし、代打で行ったスエ(末包)もそうだし、みんな結果を出してくれているのでうれしいです。-中日根尾の投球は新井監督 なかなか対戦する機会が少ない。彼にいいピッチングをされたということです。

◆まさに根尾劇場だった。投手転向2年目の中日根尾昂投手(23)が、今季初登板&初先発のマウンドで躍動した。初の本拠地での先発。初回先頭秋山への四球で始まったが、3回まで無安打無失点で竜党のボルテージも上がった。140キロ台後半の直球にフォークボールなどを効果的に使い、凡打の山を築く。4回、プロ入り同期の小園に初安打を許しても、遊ゴロとけん制で盗塁を阻止して危機脱出。5、6回も先頭安打を併殺打でしのぎ、ゼロを並べると熱狂が包んだ。打者根尾も輝いた。4回2死一塁の第2打席。2ボールから広島森の143キロ直球を右前へ運び好機を広げ、岡林の中前適時打で三塁まで進む二刀流のポテンシャルを見せた。「(ヒットは)たまたまです」と笑ったが、投手練習後にナゴヤ球場室内で続けた打撃、走塁練習がもたらした。この日は「ファンクラブスペシャルゲーム」。ユニホーム背中の名前が、それぞれのニックネームになった。昨年までの「AKIRA」だった根尾は、イチロー氏からインスパイアされた? 「NECCHIRO(ネッチロー)」で登場。新呼称でインパクトを残した。7回は先頭への四球から1死満塁とすると、マクブルームの二ゴロで1点を失った。続く田中に四球を与え、7回途中4安打4失点(自責0)で降板。5点リードの状況からリリーフ陣が追いつかれ、プロ初勝利がまさかの霧散となったが、立浪監督は「すごく堂々としていた」と絶賛した。根尾は「自分としては次も投げたい。早く投げたい。チャンスが目の前にあるならつかみにいきたい」。残り11試合。根尾劇場が再び開演される可能性はある。【伊東大介】

◆中日・根尾昂投手(23)が今季初先発に臨み、6回?4安打4失点(自責0)と粘投した。この日最速の149キロの直球を力強く投げ込み、フォーク、スライダーで的を絞らせなかった。6─0の七回に味方の失策が絡み内野ゴロの間に1点を失い、さらに四球を与えたところで降板。この時点で勝利投手の権利を得ていたものの、2死満塁でバトンを受けた藤嶋、斎藤、清水が踏ん張れず、プロ初勝利がするりと逃げた。バットでも2点リードの四回2死一塁で今季初安打となる右前打を放って追加点をお膳立て。2019年のドラフト1位の投打に渡る活躍に満員のバンテリンドームはお祭り騒ぎとなったが、ラッキーセブンに悪夢が待っていた。

◆中日がサヨナラ勝ち。6―7の九回にビシエドのソロで追い付き、延長十一回無死満塁からカリステの右前打で試合を決めた。8番手の勝野が5勝目を挙げた。今季初登板の根尾は6回?を4失点。広島は投手陣が踏ん張れなかった。

◆中日はサヨナラ勝ちで借金30を免れた。ヒーローは7─7の延長十一回無死満塁で来日初のサヨナラ打を放ったオルランド・カリステ内野手(31)。バンテリンドームで初めてのヒーローインタビューは次の通り。──ヒーローはカリステ選手です「本当にうれしいです。たくさんのファンの皆さんの前で活躍できてとってもうれしいです」──7-7の延長十一回無死満塁で右前へサヨナラ打。打席が回ってきたときはどんな気持ち「とにかくバッターボックスに入れば必ず打ってやるという強い気持ちでいきました。最後大チャンスだったので絶対に打ってやるという気持ちで打席に入りました」──来日初の4打点の活躍「とにかく毎日一生懸命練習して結果が出るようにやっています。コーチ、皆さんのおかげで4打点という最高の結果になりました」──打順は中軸を担い、守備では二塁や遊撃を任される。チームの中心として活躍「活躍できるのは皆さんのおかげ、神様のおかげ。本当にありがとうございます」──難しい試合をサヨナラで勝ち切った「いつもグラウンドに出れば、100パーセントの力で戦うことを誓っています。負けても何か学ぶことがあると思って毎日毎日成長しながら戦っています」──来日初のお立ち台はどうですか「本当に特別な日になりました。素晴らしいファンの皆さんの前でこういう活躍をすることできてとてもうれしく思っています。毎日、自分の力を出せるようにとグラウンドに立っています。ファンの皆さん、本当にいつもありがとうございます」──ファンへ「残り試合が少なくなりましたけど、チーム一丸となって全力で戦っています。この試合が将来に向けて、今年限りではなく来年につながると思っています。ファンの皆さん、応援よろしくお願いします」

◆広島・島内颯太郎投手(26)が1回無失点で球団新記録の今季38ホールドを挙げた。6─6の八回に登板し、2死から岡林に中前打を浴びたが、一塁けん制で刺してピンチを脱出。前日の37ホールド目で2016年のジェイ・ジャクソンに並び、1日で抜き去った。リーグトップのホールドポイントを40まで伸ばし、自身初タイトルとなる最優秀中継ぎ投手へ突っ走る。

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<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
81474 0.633
(↓0.005)
優勝
(-)
11520
(+2)
387
(+3)
74
(+1)
70
(+1)
0.248
(-)
2.620
(-)
2
(-)
広島
71614 0.538
(↓0.004)
12
(-)
7474
(+7)
488
(+8)
90
(-)
75
(+1)
0.247
(-)
3.250
(↓0.04)
3
(-)
DeNA
68623 0.523
(↑0.004)
14
(↑1)
10496
(+3)
468
(+2)
103
(-)
29
(+1)
0.248
(-)
3.230
(↑0.02)
4
(-)
巨人
66652 0.504
(↑0.004)
16.5
(↑1)
10500
(+4)
488
(+3)
159
(+1)
46
(-)
0.254
(-)
3.500
(↑0.02)
5
(-)
ヤクルト
53783 0.405
(↓0.003)
29.5
(-)
9496
(+3)
529
(+4)
116
(+1)
61
(+1)
0.238
(↓0.001)
3.660
(-)
6
(-)
中日
50784 0.391
(↑0.005)
31
(↑1)
11356
(+8)
467
(+7)
64
(+1)
33
(+1)
0.237
(↑0.001
3.120
(↑0.03)