西武(☆3対2★)ロッテ =リーグ戦19回戦(2023.09.17)・ベルーナドーム=
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ロッテ
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西武
30000000X3700
勝利投手:隅田 知一郎(9勝8敗0S)
(セーブ:クリスキー(0勝0敗5S))
敗戦投手:佐々木 朗希(7勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】岡 大海(6号・9回表2ラン)

  DAZN
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◆西武は1回裏、2死満塁から渡部の押し出し死球で1点を先制する。なおも続く好機で外崎の2点適時二塁打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・隅田が6回2安打無失点の好投で今季9勝目。敗れたロッテは、最終回に岡の2ランで1点差に迫るも、反撃は及ばなかった。

◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が西武戦(ベルーナドーム)で先発も、初回から制球に苦しみ2安打3四死球で3点を失った。左脇腹肉離れの影響で7月25日に出場選手登録を抹消。10日オリックス戦(ZOZOマリン)に続いて2度目の復帰登板となった。ベルーナドームのマウンドはプロ入り初。1番岸の2球目には投球時に右足を滑らせバランスを崩すなど、しきりにマウンドを気にするしぐさを見せた。2死から佐藤龍に四球を与えると、栗山には153キロ直球を右翼フェンス直撃の安打にされ2死一、三塁。愛斗には3球目の139キロスライダーが抜けて死球となり、2死満塁のピンチを背負った。6番渡部の打席ではギアを上げ、9球目にはこの日最速の160キロを計測。しかしカウント2-2から5球連続でファウルで粘られ11球目にまたしても死球。押し出しで1点を失った。続く外崎には157キロ直球で詰まらせるも打球は一塁山口の後ろにポトリと落ちる2点適時打に。2死二、三塁となり、古市は遊ゴロで3アウトとなった。初回から38球を費やし、そのうち16球がボール球という苦しい立ち上がりとなった。

◆獅子のジャイアンがやった。西武渡部健人内野手(24)がロッテ佐々木朗から先制点をもぎ取った。6番一塁でスタメン出場し、初回2死満塁で打席へ。登場曲にはアニメ「ドラえもん」でおなじみの「おれはジャイアンさまだ!」が流れた。誰がチョイスしたか不明のままながら、場内にはざわめきが。渡部はそんな打席で佐々木朗から「どんと来い」とばかりにファウルなどで10球粘り、11球目が先制の押し出し死球となった。その後、外崎修汰内野手(30)が2点適時二塁打で追加点を挙げた。

◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が西武戦で先発も、制球に苦しみ3回で降板した。初回から2安打3四死球で3失点を喫するなど、3回を4安打3失点。3奪三振と3四死球で球数も増え、70球でマウンドを降りた。左脇腹肉離れの影響で7月25日に出場選手登録を抹消。10日オリックス戦(ZOZOマリン)で3回1失点で復帰登板を果たした。中6日で2度目の先発となり、70球程度の球数制限を設けての登板を見込まれていた。ベルーナドームのマウンドはプロ入り初。1番岸の2球目には投球時に右足を滑らせバランスを崩すなど、しきりにマウンドを気にするしぐさを見せた。2死から佐藤龍に四球を与えると、栗山には153キロ直球を右翼フェンス直撃の安打にされ2死一、三塁。愛斗には3球目の139キロスライダーが抜けて死球となり、2死満塁のピンチを背負った。6番渡部の打席ではギアを上げ、9球目にはこの日最速の160キロを計測。しかしカウント2-2から5球連続でファウルで粘られ3-2からの11球目にまたしても死球。押し出しで1点を失った。続く外崎には157キロ直球で詰まらせるも、打球は一塁山口の後ろにポトリと落ちる2点適時打に。2死二、三塁となり、古市は遊ゴロで3アウトとなった。初回から38球を費やし、そのうち16球がボール球という苦しい立ち上がりとなった。2回は1死から岸に中前打を許し、源田にも3ボールとボールが先行。しかしカウント3-1から遊ゴロ併殺打に打ち取り、無失点に抑えた。3回は1死から栗山に153キロ直球を中前にはじき返されるも、愛斗を外角低め139キロスライダーで空振り三振。この球が暴投となり2死二塁となるも、渡部を138キロスライダーで見逃し三振に仕留めた。4回から2番手で中村稔がマウンドに上がった。70球のうちボール球が30球。直球と変化球ともに右打者の内角へ抜ける球が目立った。慣れないマウンドでの登板にも「実力不足がこの結果につながったのかなと思います」と自身の力不足を強調した。

◆西武外崎修汰内野手がロッテ佐々木朗から決勝打となる2点適時打二塁打を放った。初回に1点を先制し、2死満塁で打席へ。2ストライクから157キロ直球を詰まりながらも右翼線へ運んだ。2球で追い込まれるも「やばいなって思いましたけど、必死にいこうかなと。気持ちバット短く持っていきました」と執念が生んだ決勝打だった。通算4戦3敗だった佐々木朗に初めて土を付けた。

◆その規格外ぶりが、この日はロッテ佐々木朗希投手(21)のあだとなった。左脇腹肉離れからの復帰2戦目は、未知のベルーナドーム。3回3失点で負け投手になった。プロ4年目、すべての実戦68試合目にして初のマウンド。初回、1番岸の2球目に文字通り、滑った。「軸足と着地足の砂が違うのと、傾斜がないのは他(の球場)とはもちろん違うなと」屋外でなく、厳密には屋内でもないベルーナドーム。環境面でマウンド管理も大変だ。球場側は日々、着地足にも綿密な注意を払うが、大物右腕の踏み込み足は着地の砂部分を越えた。その幅は「10センチくらい」と黒木投手コーチ。足場を気にして制球も乱れ、初回は38球中15球がボール球だった。2者連続死球はプロ初。最速160キロもマークしたが、3回を投げ終えてのストライク率58・6%も、プロ入り後ワーストとなった。言い訳はしない。「いろいろあると思いますけど、その中でやっていかないといけないので」。2回以降は踏み込み足を狭めて投げた。同じマウンドを踏んで9勝目を挙げた西武隅田が驚く。「僕も今年、ステップ幅を広げました。でも彼の着地は僕より1足半も先。異次元です。しかも2回からステップ幅を狭めて、着地足を砂地に合わせてて」と証言した。吉井監督は言葉を選びつつ「今日のはノーカウント」とし、ステップ幅と着地の砂部分をアジャストさせて投げたことに「歩幅が狭くなると、そのパワーをだいたい上半身のどこかで代用するので」とリカバリーを心配。整え直し、次へ進む。【金子真仁】

◆西武隅田知一郎投手(24)が中盤の粘り腰で9勝目を挙げた。1回はロッテ荻野、中村奨、石川慎から三者連続三振を奪うなど、4回まで二塁を踏ませず。3点リードの5回、連続四球と安打で1死満塁のピンチを招くも粘り切った。マウンドで「完璧なボールじゃなく、低めに低めに」と言い聞かせ、荻野を内角低め135キロスプリットで二飛、中村奨もスプリットで三ゴロ。窮地を脱し、この試合初めてガッツポーズが出た。6回を2安打8奪三振無失点の好投に「腕を振って投げられている球は全球種良かった」と納得の表情だった。ルーキーイヤーの昨季は1勝10敗。先発で記録した9敗のうち、6試合で4回と5回に複数失点を喫した。今季は白星を挙げた試合で中盤の複数失点はなし。今季の投球を振り返り「昨シーズンは中盤で粘りきれずにマウンドを降りてしまった。中盤しっかり乗り切れば今日みたく6回投げられる。そこが大きな違い」と自信を持って話す。昨季の1勝から2ケタ10勝へ。次戦も襲いかかるピンチを切り抜ける。【黒須亮】

◆ロッテ佐々木朗希投手(21)が17日に先発することが明らかになると、岩手県に住む吉田小百合さんは、決意した。「よし、行こう」16日夜にベルーナドームのチケットを取り、この日朝6時半、自宅を出発し、東北新幹線に乗った。「ライトスタンドの方も少し空いてたんですけど、こっちの方が朗希の顔を見られるし」そう思って三塁側の席を選んで、1人で座った。「朗希の試合を見るの、プロに入って初めてです。ずっとコロナ禍だったし、私も忙しかったし」いつ以来か。「夏の決勝...あ、投げてないのか。そうしたら、準決勝以来ですね」もう1500日以上が過ぎた。吉田さんは4年前、大船渡高校の教師だった。そして野球部長だった。やたらと背の高い部員が、国内高校生史上最速の163キロを出して、有名どころじゃない有名になった。「あの時は異質でしたよね。普通の高校野球とは違って。朗希があれだけ注目されて、それを連れて歩くっていうのは、私自身すごく貴重な体験でした」目尻を下げて懐かしむ。話すように、校外へ出向く際は一緒に歩いているシーンも多かった。そこにもちょっとしたエピソードが。「よく一緒に歩いてたじゃないですか。そうすると朗希、いつの間にか視界から消えるんですよ。で、何してるんだろうって思うと、必ずごみ拾いしてるんです。野球部あるあるみたいですけど、そういうルーティンを自分で決めてやれる子なんだな~って」初めて生で見る「ロッテ佐々木朗希投手」は、初回から制球に苦しんだ。遠目だから様子は分からない。「暑かったのかな...。ここ、いつもこんな感じなんですか? でも暑いのは他の皆さんもそうだし。仕事で野球やってると、逃げ場がないんだろうなーとか見てて思います」卒業式以来、会う機会もないという。でもたまにメールを送る。返事も届く。「完全試合の日も、読めるわけないのに、試合中に送っちゃったりして」。今ではファンの1人だ。高校時代、エースだけが取材を受けるのを嘆いていた。みんながあっての大船渡高校野球部。朗希もそんな思いが強かった。彼らは就職活動の時期。「他の子とも全然会っていないので」と親目線で心配する。だから、せめて1人だけでも"授業参観"できて良かったと感じる。西武ファンの多い三塁側に座ったけれど、教え子の1球1球に周囲がわく。拍手も聞こえる。「うーん、うれしいですね。うん」今は遠くにいるけれど、いつまでもかわいい生徒の1人だ。【金子真仁】

◆西武佐藤龍世内野手(26)が「光」を制した。初回、足場が安定せず、ロッテ佐々木朗希投手(21)は制球に苦しんでいた。しかし2死を取られ、3番スタメンの佐藤龍に。明らかなボール球はなかったものの、コーナーを外れた球をしっかり見送り、四球をゲット。それをきっかけに3点を奪った。日本ハム時代の昨年9月14日、対戦経験がある。「2打席です。初球サードゴロと初球セーフティーバント。だから2球しか見てないです」156キロをいきなり引っ張り、鋭いフォークを1球で決めた(結果は送りバントに)。その時の感想は。「光。光くらい速い。見たことないですよ、あんな球筋」でも手も足も出なかったわけじゃない。この日もしっかり見極められた。「光、打ちます」と意気込んだような快打は出なかったが、先制点につながった四球に、8球かけての右飛。最低限の仕事はした。三塁守備でも5回2死満塁。痛烈な三塁線のゴロを逆シングルで止め、一塁へ好送球でアウトに。一打同点のピンチを防いだ。これまでに痛い失策もいくつかあったからか「まぁまぁまぁ...」とそれ以上は言わない。派手な光じゃなくとも、チームの1勝に貢献した。【金子真仁】

◆西武隅田知一郎投手(24)が勝った。投げ合ったのはロッテ佐々木朗希投手(21)。相手の一定の球数目安があったとはいえ、まず勝ったのは事実だ。共通項がある。4球団競合でのドラフト1位-。佐々木朗は19年秋、隅田は21年秋。年度は違えど、多くのプロ野球チームから最大級の評価を受けた。多くの人が体験できることではない。多くの報道陣に囲まれて指名を待つ。佐々木は「とても光栄なこと」としつつ「就職先が決まるので、どこになるのかなと思ってました」と割と現実的な言葉を選んだ。隅田は。「(報道陣が)たくさんいましたね。そうですねー、もうなんか、全部が初めてのことで、こんな注目されることあるんだ~っていうくらいでしたね」波佐見(長崎)を経て、西日本工大でその年の「12人」に入れるだけの能力を手に入れた。当日も西武をはじめ4球団が1位指名で入札した。「うーん、いやぁ、思ったより評価高いなって思いました。こうやって、あの、地方の大学の選手を1位指名してもらっているので。たぶん(東京)6大学とかのドラ1とかとはまた違う感じが僕はしました」学校には多くのスカウトが訪れる。ドラフト候補選手だって、なんとなくは分かる。「僕は、ライオンズとヤクルトのイメージがなんか強かったので」そして西武が「交渉権確定」を引いた。会見はご時世柄、マスク着用。表情は見えなかった。「そういうイメージだったので、意外とスッと。あ、西武行くんだな~っていうような感じに」うれしかった。そして、もうすぐ2年がたつ。負け続けたけれど、魔球チェンジアップを駆使しながら気がつくと勝ち始めて、ついに9勝8敗。借金が多いチームで、隅田には1つ貯金ができた。当然「もう1つ」も頭にはある。「運要素もあるのでなんとも言いがたいですけど、自分のやるべきことをしっかりできれば、チャンスはあると思っているので、いつも通り頑張ります」球団が、ファンが、大いなる歓喜とともに出迎えたドラ1左腕。トップ評価にふさわしい投げっぷりになってきた。【金子真仁】

◆西武・外崎修汰内野手(30)が一回に2点二塁打を放った。1-0の2死満塁。カウント0-2から佐々木朗の157キロ真っすぐを捉えた打球は右翼線際に落ちる二塁打となり2者が生還。チームに流れを呼ぶ貴重な一打となり「べっけん(渡部)が繋いでくれた打席なので、何とか1点取りたいと思っていました。良いところに落ちてくれたと思います」と振り返った。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が先発し、3回70球を投げ、4安打3失点、3奪三振、3四死球でマウンドを降りた。左脇腹の肉離れからの復帰2戦目は、プロ4年目で初となるベルーナドームでの登板。足を滑らせてバランスを崩し、足元を気にする場面も見られた。初回から制球に苦しんだ。2死から佐藤龍に四球を与えると、4番・栗山には右翼フェンス直撃の安打を浴びた。2死一、三塁から5番・愛斗に死球を与えて2死満塁のピンチ。6番・渡部への9球目で160キロを計測するなどギアを上げたが、11球目のフォークボールが抜けて死球となり、押し出しで1点を失った。続く外崎には2ストライクから157キロの直球を右翼線2点適時二塁打とされた。初回から38球を要する苦しい立ち上がりとなった。

◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が左脇腹の肉離れからの復帰2戦目に臨み、3回70球を投げ、4安打3失点、3奪三振で降板した。一回2死一、三塁から愛斗に死球を与えて満塁のピンチ。続く渡部に対しても死球とし、押し出しで1点を失うなど3四死球と立ち上がりから制球に苦しんだ。なお2死満塁の場面で迎えた外崎には、右翼線への2点適時二塁打を浴び、一回だけで38球を要して3失点した。プロ4年目でベルーナドームでの登板は初。バランスを崩し、足元を気にする場面もあったが、佐々木朗は球団を通じて「実力不足がこの結果につながったのかなと思います」とコメントした。

◆西武は一回に押し出し死球と外崎の2点二塁打で3点先行し、逃げ切った。隅田は6回を2安打無得点に抑え、勝ち数先行となる9勝目。ロッテの佐々木朗は一回に3四死球と制球に苦しみ、3回3失点でけがから復帰後は2連敗。

◆先発した西武・隅田知一郎投手(24)が6回2安打無失点、9奪三振の好投で9勝目(8敗)をマークした。緩急を巧みに生かし、立ち上がりから4者連続三振に仕留めるなど圧巻の投球を披露。ロッテから自身初勝利を挙げ、「今日は先頭バッターから攻めていくことができまし。(捕手の)古市とは試合前から互いの意見を言って、しっかりコミュニケーションが取れたと思います」とうなずいた。昨季は防御率3・75ながらも1勝10敗に終わった。自身初の2桁勝利にあと1勝と迫った2年目左腕は「ここまで来たらチャンスがあれば達成したい」とファンに誓った。

◆西武の外崎が一回に佐々木朗から2点二塁打を放った。1点先制してなお2死満塁で打席へ。簡単に追い込まれたが「引きつけて、何とか当てられるようにという感じ」と3球目の157キロ速球を右翼線に運んだ。過去3試合は無安打で8三振を喫しても「内容的にはそこまで悪くなかった」と悲観せず、難敵からの一打で勝利に貢献。「いい試合だった」と充実感に浸った。

◆蒸し暑い所沢のマウンドで、苦悩の表情を浮かべた。左脇腹の肉離れからの復帰2戦目に臨んだロッテ・佐々木朗希投手(21)は3四死球と球数が増え、予定の70球に達した3回で降板。4安打3失点で4敗目(7勝)を喫し「実力不足がこの結果につながった」と悔しさをかみしめた。ベルーナドームでの登板はプロ4年目で初。一回、1番・岸への2球目の投球時に足を滑らせてバランスを崩すなどマウンドが合わず、制球に苦しんだ。2死満塁では渡部に死球を与え、押し出しで先制を許すなど初回だけで38球を要した。左足を高く上げるダイナミックなフォームが特徴の佐々木朗。吉井監督によると「朗希のステップ幅が長くて、(踏み出す左足がマウンドの)硬い土からはみ出ていた」という。指揮官は「それで滑ってアジャストに時間がかかった。アジャストも自分の歩幅を短くして投げているので、きょうは彼の投球ではなかった」と状況を説明した。今後については「明日(18日)の状態を見て決めるが、中6日でいけると思う」と吉井監督。順調にいけば、24日のソフトバンク戦で登板する。佐々木朗は「感覚、技術は良いときと比べたら、まだですけど、もう終盤なのでそういうところもなくしていかないと」。完全復活を果たし、CS進出につなげる。(武田千怜)

◆ロッテ・佐々木朗希投手(21)が先発し、3回70球を投げ、4安打3失点で4敗目(7勝)を喫した。左脇腹の肉離れからの復帰後自身2連敗となった。ベルーナドームでの登板はプロ4年目で初。投球時にバランスを崩すなどマウンドが合わず、3四死球と制球が乱れて苦しい投球となった。吉井理人監督(58)の主な一問一答は以下の通り。ーー3回3失点の佐々木朗は、マウンドを気にしていた「そうですね。きょうはちょっとノーカウントです。(朗希の)ステップ幅が(マウンドの)硬い土から、はみ出ていたので、土の質が全然変わっていたんでね。あれで滑って、アジャストするのに時間がかかってしまった。アジャストも自分の歩幅を短くして投げているので、きょうは彼のピッチングではなかった。ただ、そんな(マウンドの)問題ってあるのかなと思うので、グラウンド整備の人に直してもらいたいなと思います」ーー佐々木朗は監督から見て窮屈な形で投げていたか「立ち上がりは本当に滑っていたので。その後、歩幅を縮めると、やっぱりスピードは落ちるのでね。それでもしっかり、踏ん張って投げてくれた。こんな経験はあっちゃ駄目なんですけど、いい経験になるのかな。分からないです」ーー監督は現役時代にそういう経験をしたことはあるか「現役時代に一回、楽天の球場が新しくなったときに、下からレンガが出てきて、投げるたびにゴツンって。火花が散る感じだったので、何かなと思ったらレンガ出てきて、そういうことはありましたけど。最近は本当に土が変わってきてよくなってきたので、あんまりそういうことはなかったんですけど」ーー佐々木朗はその中でもアジャスト出来ていた「いやー、あれでアジャストして体が悪くなったり、調子を崩すと、元も子もないので、ああいうことは本当に起こってほしくないですね」ーー見ていて体への無理やフォームの負担を感じたか「わからないです。明日になってみないと。ただ、だいたい歩幅が狭くなるとそのパワーを上半身で代用するので、上半身のどこかに負担はきます」ーー70球は球数としては予定通り「あのバッター(三回の渡部)がラストバッターだった。もしフォアボールやヒットだったら、あそこで終わって、次のピッチャーだった。ギリギリでした」ーー復帰2戦目、経過は順調か「そうですね、順調ですね」ーー今後の登板は状態を見ながら決める「そうですね、明日(18日)の回復を見て。また中6ではいけると思ってます。でも、明日になってみないとわからないです」ーーマウンドが合わない中で、予定の70球まで交代しなかった理由は「えーと、これチームの事情なんですけど、もし二回で代わっていたらあの後投げるピッチャーが大変。この後にも影響してくるので。朗希のリミットのダメージが出る球数が70球だったので、そこまで頑張ってもらいました。ほんとはもっと早く代えても良かったんですけど。ピッチャーのことを考えると...」ーーリリーフ陣は無失点でリレーした「今日は左(投手)の3人が本当に頑張ってくれました」ーー打線は先発の隅田を攻略できなかった「対策は立てていったんですけど、それ以上のピッチングされたので。再来週また対戦があるかもしれないので、しっかりもう一回研究しなおします」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
76474 0.618
(↑0.003)
M5
(↑2)
16451
(+6)
367
(+4)
98
(+1)
40
(-)
0.248
(-)
2.640
(↓0.01)
2
(-)
ロッテ
62585 0.517
(↓0.004)
12.5
(↓1)
18443
(+2)
452
(+3)
90
(+1)
64
(-)
0.239
(↓0.001)
3.360
(-)
3
(-)
ソフトバンク
63632 0.500
(↓0.004)
14.5
(↓1)
15482
(+1)
463
(+6)
95
(+1)
61
(-)
0.248
(↓0.001)
3.310
(↓0.03)
4
(-)
楽天
61641 0.488
(↓0.004)
16
(↓1)
17447
(+4)
495
(+6)
98
(+1)
92
(+2)
0.244
(-)
3.550
(↓0.03)
5
(-)
西武
58701 0.453
(↑0.004)
20.5
(-)
14388
(+3)
428
(+2)
81
(-)
70
(-)
0.235
(-)
2.970
(↑0.01)
6
(-)
日本ハム
56721 0.438
(↑0.005)
22.5
(-)
14425
(+6)
446
(+1)
90
(-)
67
(-)
0.235
(↑0.001)
3.040
(↑0.02)