1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 7 | 12 | 0 | 4 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 |
勝利投手:戸郷 翔征(11勝5敗0S) 敗戦投手:仲地 礼亜(1勝5敗0S) 本塁打 |
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◆巨人は2回表、中田翔の犠飛で先制に成功する。そのまま迎えた4回には、岡本和、坂本、中田翔がそれぞれソロを放ち、リードを広げた。投げては、先発・戸郷が8回3安打無失点の快投で今季11勝目。敗れた中日は、先発・仲地が3被弾と誤算で、打線も沈黙した。
◆右上肢のコンディション不良で離脱していた巨人大勢投手(24)が約2カ月半ぶりに1軍に合流した。試合前練習では投手陣から拍手で迎えられ、笑顔で頭を下げた。出場選手登録は見送られた。1日に体調不良のため特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消されていた中田翔内野手(34)は約2週間ぶりに1軍に復帰した。萩尾匡也外野手(22)が2軍に合流した。
◆中日大島洋平外野手(37)の通算2000安打達成の表彰式が行われた。これまでを振り返るビデオ上映などのあとにセ・リーグ、球団などから表彰。その後、大学、社会人を経て2000安打を05年に初達成した元ヤクルト監督で名球会理事長の古田敦也氏(58=野球評論家)からプロ野球名球会の記念ブレザーが贈呈された。大島は8月26日DeNA19回戦(バンテリンドーム)で3回にDeNA先発石田から中前打を放ち、史上55人目、大学社会人を通じて4人目のの通算2000安打を達成。1787試合での到達は、球団最速記録にもなった。
◆巨人岡本和真内野手(27)が両リーグ最速で自己最多を更新する40号に到達した。1点リードの4回1死、中日仲地の132キロスライダーを捉え、左翼席に運んだ。前日14日阪神戦に続く2戦連発で一気に大台に乗せた。40発は球団の生え抜き右打者では坂本以来、2人目となる。主砲の1発を呼び水に快音が連なった。坂本勇人内野手も2戦連発&2社連発となる20号ソロ、この日、特例抹消から1軍合流した中田翔内野手にも14号ソロが飛び出した。1イニング3発の1発攻勢でリードを広げた。岡本和は「打ったのはスライダーです。スタンドに届くかなと思ってましたけど入って良かった。戸郷が頑張っているので追加点に良かったです」。坂本は「打ったのはストレートです。和真の流れに続けられて良かったです」。中田翔は「打ったのはストレートです。自分のスイングでしっかりと捉えることが出来ました。ホームランになって良かったです」と、それぞれコメントした。岡本和の月別本塁打3、4月=2本5月=9本6月=7本7月=4本8月=12本9月=6本
◆巨人中田翔内野手(34)が1軍復帰即連弾で大暴れした。2回無死一、三塁から犠飛で先制点をもたらすと、4回2死からは14号ソロ。6回2死一塁では15号2ランで今季初となる2打席連続アーチを決めた。1日に体調不良のため特例抹消され、2週間ぶりの復帰戦で4打点を荒稼ぎした。離脱中は体重6キロ減も「普段通り入れた。しっかりと自分のスイングができた」と快調をアピールした。
◆巨人岡本和真内野手(27)が「4番左翼」でスタメンに名を連ねた。左翼でのスタメン出場は5月26日阪神戦以来、約3カ月半ぶりで今季3度目となる。「3番右翼」には長野久義外野手(38)が名を連ねた。3番は巨人復帰後、初だった。1日に特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消され、2週間ぶりに1軍復帰した中田翔内野手(34)は「7番一塁」で即スタメンとなった。阪神3連戦では計3得点で3連敗を喫し、目前で胴上げを見せられた。4連敗阻止に布陣を入れ替えた。
◆巨人は右上肢のコンディション不良で離脱していた大勢が1軍に合流した。6月30日以来、約2カ月半ぶり。10日のイースタン・リーグ、ヤクルト戦で実戦復帰。13日同ロッテ戦でも登板し、1軍復帰に備えてきた。16日中日戦から出場選手登録される見通しで「シーズンが終わる前に戻れてよかった。まだCS、日本シリーズは行けるチャンスがある」と最終盤のフル回転を誓った。
◆巨人小林誠司捕手が今季初安打をマークした。中日祖父江の133キロスライダーをはじき返し、しぶとく二遊間を抜いた。5月4日ヤクルト戦以来の打席となる今季9打席目で待望の初安打。一塁に到達すると両手を突き上げた。左翼スタンドもベンチも大いに沸いた。
◆巨人が4本の1発攻勢で連敗を3で止めた。1点リードの4回に岡本和の自身初の大台に乗せる40号ソロ、坂本の20号ソロ、中田翔の14号ソロ。1イニング3本のアーチで主導権を握った。さらに6回も中田翔が2打席連発の15号2ランで6点差とした。投げては戸郷が8回まで散発3安打の無失点の好投。8月3日ヤクルト戦以来の11勝目を飾った。甲子園で阪神に3連敗を喫し、前夜は目前で胴上げを見せつけられた。4位に甘んじる中、3位DeNAと2・5ゲーム差で追走する。投打の役者が躍動し、中日に完勝した。
◆巨人岡本和真内野手(27)が両リーグ最速で自己最多を更新する40号に到達した。1点リードの4回1死、中日仲地の132キロスライダーを捉え、左翼席に運んだ。前日14日阪神戦に続く2戦連発で一気に大台に乗せた。40発は球団の生え抜き右打者では坂本以来、2人目となる。岡本和が4回に自身初の40号。巨人でシーズン40本以上は19年坂本以来、9人、24度目。巨人右打者の最多本塁打は10年ラミレスの49本だが、生え抜きでは19年坂本の40本に並んで最多となった。4回は坂本、中田翔も1発。巨人のイニング3本塁打は21年5月26日楽天戦の4回(岡本和、若林、大城)以来。バンテリンドームでイニング3本塁打したチームは、00年6月21日巨人、03年5月8日中日に次いで20年ぶり3度目。本拠地としている中日より巨人の方が達成回数が多い。00年の巨人は中日戦の7回に清水、佐々木、高橋由、大野の4人が打っている。
◆巨人岡本和真内野手(27)が「壁」を突破した。両リーグ最速で自己最多を更新する40号に到達。1点リードの4回1死、中日仲地の132キロスライダーを捉えた。打球は左翼スタンドにギリギリ届いた。前日14日阪神戦に続く2戦連発で一気に大台に乗せた。「うれしい気持ちもあります。もっと打てるように頑張っていきたい」と喜びはほどほどに先を見据えた。今季は戸郷の登板試合で11発目。「いいリズムで投げてくれてますし、また打てるように」と感謝も忘れなかった。40発は球団の生え抜き右打者では19年坂本以来、2人目だった。21年は39号を放った後、26打席ノーアーチで大台には届かなかった。この日の40号は3打席ぶり。あっさりと次の1本を生み出した。昨季まで5年連続30本はクリアしていた。オフには現役最多の本塁打数を誇る西武中村との合同練習で「40発の壁」を越える思考法を伝授された。「1カードに1本打てば、だいたい48本」との言葉に耳を傾け、うなずいた。「1カード」を目安にすれば、気持ちを切り替えやすい。もし2試合連続で結果を出せずとも、3戦目で打てばいいとも割り切れる、という極意だった。もともとは「月に7本」のイメージを持っていただけに新鮮だった。8日中日戦から4試合ノーヒットが続いたが、すぐに不調を脱した。前夜は目前での胴上げを許した。歓喜の輪の光景を目に焼き付け、CS出場、その先の下克上に気持ちを切り替えた。「まだ残り試合もある」。3位DeNAを2・5ゲーム差で追走する。もう残りは13試合。1試合、1試合の重みは増していく。ひっくり返すには主砲の猛打が欠かせない。【上田悠太】
◆巨人戸郷翔征投手が1カ月半ぶりの勝ち星で11勝目を挙げた。8回3安打無失点で中日打線を制圧。わずか94球で三塁すら踏ませなかった。前回登板の8日中日戦は10回無失点の力投も勝敗つかず。8月3日ヤクルト戦以来の勝利に「(勝ちがつかずに)なかなかしんどかった。後半球速が上がってきたのも良かった」と心地いい疲労感に浸った。
◆巨人坂本勇人内野手が4年ぶりの20号に乗せた。4回1死、中日仲地の147キロ直球を左翼席に運んだ。前打者岡本和に続く2者連続アーチに「和真の流れに続けられて良かったです」と加勢した。14日阪神戦の19号ソロから2戦連発と状態は上向き。打線の主軸としての役割で連敗ストップに貢献した。
◆巨人・岡本和真内野手(27)が自身初のシーズン40本塁打を達成した。1-0の四回1死で左翼席へ弾丸ライナーでほうり込んだ。プロ9年目の和製大砲は2018年から6年連続の30本塁打を継続中。この40号は2021年の39本を超えキャリアハイにもなった。2019年に坂本勇人がマークした球団生え抜き右打者では最多の本塁打数に並んだ。今季は40本中35本が中堅から左方向に放ったもの。昨季の30本中18本に比べて大幅に増えており、大胆に引っ張る打撃がアーチ量産につながった。
◆巨人・坂本勇人内野手(34)が2―0の四回1死で自身4度目の20号ソロを放った。通算286本塁打で木俣達彦、福留孝介を抜いて歴代単独49位に浮上した。岡本和との2者連発。真ん中付近に入った仲地の直球を逃さず、左翼席へ運んだ。さらに2死から中田翔もソロを放った。中日とは2週連続の対戦。先週8日の対戦では仲地に7回3安打無失点と抑えられただけに、鬱憤を晴らす一発攻勢となった。
◆巨人・小林誠司捕手(34)が途中からマスクを被り、九回に今季初安打となる中前打を放った。七回の守備から途中出場した強肩捕手は、6点リードの九回1死一塁で5月4日以来となる打席へ。中日・祖父江から中前へ転がし、今季9打席目で初安打をマークした。この日が21試合目の出場だった。
◆巨人が連敗を3で止めた。戸郷は8回を3安打無失点、無四球9奪三振の好投で11勝目を挙げた。1―0の四回に岡本和、坂本、中田翔の本塁打でリードを広げた。中田翔は六回にも2ラン。中日は仲地が一発攻勢に屈して5敗目。
◆突き抜けるような打球音を置き去りにした白球が、瞬く間に左翼席へ飛んだ。巨人・岡本和真内野手(27)の2試合連続アーチは、9年目で自己最多の40号ソロ。2019年に坂本勇人がマークした球団生え抜き右打者では最多の本塁打数に並んだ。ベンチでナインの祝福を受けると?を緩めた。「スタンドに届くかなと思っていたけど、入ってよかった」。1点リードで迎えた四回1死。甘く入った初球のスライダーを力強く振り抜いた。2週連続の対戦となった中日の先発はドラフト1位右腕の仲地(沖縄大)。前回8日は7回無失点に抑えられていた。雪辱を期した打線は4番の一発に導かれた。坂本が2者連発弾を放つと、2死から中田翔も快音をとどろかせ、泣く子も黙る1イニング3本塁打。お家芸の一発攻勢で鬱憤を晴らした。三塁を本職とする岡本和は、約3カ月半ぶり今季3度目の左翼で先発に名を連ねた。坂本が7日に三塁に回ってから一塁での出場が続いており、調子を崩してファームで調整していた一塁の中田翔の1軍復帰もあって左翼に入った。「打席に立てれば、どこを守ってもいい」と献身性が光る。前夜14日は甲子園で阪神の胴上げを目の当たりにした。「初体験だった。こういう感じなんだなって...」。屈辱をかみしめるとともに「何とかしないといけない」と奮い立った。チームの連敗を3でストップ。Aクラス確保へ主将が先頭に立つ。
◆巨人は快勝で連敗を3で止めた。4番の岡本和真内野手(27)が四回、球団の生え抜きの右打者では2019年の坂本勇人に並び最多となる40号ソロをマーク。主砲は「うれしい気持ちはあります。残り試合もありますし、あすも勝てるように頑張ります」と謙虚に語った。中日・仲地から弾丸ライナーで左中間席へほうり込んだ一発に、原辰徳監督(65)も「すごい打球でしたね。(今季)あと10本ぐらい打ってほしいね!」とご満悦だった。
◆体調不良による2軍調整を経て復帰した巨人・中田翔内野手(34)が「7番・一塁」で先発し、先制犠飛&2本塁打で4打点の大暴れを見せた。四回、六回にともに左中間席へ14号ソロ、15号2ランと2打席連続アーチ。「最高の結果になって、チームも勝ちましたし、すごく良かった」と充実の表情を浮かべた。1日に体調不良を訴えて特例2023の対象指名選手として出場選手登録を抹消。「体重もけっこう一気に落ちましたし。あの時期はしんどかった」と、体重は6キロ落ちて107キロに。それでも2軍戦4試合の出場を経てこの日に1軍へ合流し、見事に復活した大砲は「最後までCSのチャンスがある限りね、全力を尽くしてやるだけ」と頼もしかった。
◆中日は投手陣が踏ん張れずに敗れた。7月26日のプロ初勝利以来、勝ち星のない仲地は四回に3本塁打を浴びるなどして4回を4失点。2番手の勝野も2ランを許し、九回に登板した祖父江も失点した。仲地は「カウントを悪くしてしまった」と反省しきり。立浪監督は「点差が開いて相手に余裕を与えてしまった」と後手に回った展開を嘆いた。
◆優勝決定の余韻かな。ふと思い出した。1978年、阪神でのこと。チームがボロボロになっていた時代に、後藤次男さんが監督に就任。「おい、エモ」。法大の先輩後輩だから、ベンチで横に座らされて、よく聞かされた。「ピッチャーが完投して、1番、2番が出塁して、クリーンアップがパカーンと打てば、勝つのに、なあ」ごもっとも。理想のゲーム。45年の時を経て? 巨人の勝ち方は、まさにコレだったね。戸郷は8回無失点。点差が開いてなければ続投で、悠々完封ペース。1、2番からつながったわけではないにしても、岡本和、坂本、中田翔のポイントゲッターが本塁打。そりゃ、勝つよ。ただし、理想だからこそ、そうあるわけがない。そして、この展開に頼らざるをえないところが、今年の巨人の苦しさを表している。ちなみに、後藤監督からはオールスター後、「エモ、リリーフでいけ」との指令が下った。前半戦は先発で11勝、後半戦は11セーブ。ま、余談だけどね。(サンケイスポーツ専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
80 | 45 | 4 | 0.640 (↓0.005) | 優勝 (-) |
14 | 509 (+5) | 380 (+6) | 71 (-) | 69 (-) |
0.248 (↑0.001) | 2.640 (↓0.03) |
2 (-) |
広島 |
70 | 59 | 4 | 0.543 (↑0.004) | 12 (↑1) |
10 | 461 (+6) | 471 (+5) | 90 (-) | 72 (+1) |
0.247 (↑0.001) | 3.190 (↓0.01) |
3 (-) |
DeNA |
66 | 61 | 3 | 0.520 (↑0.004) | 15 (↑1) |
13 | 489 (+3) | 460 (+1) | 102 (+2) | 27 (-) |
0.248 (-) | 3.250 (↑0.02) |
4 (-) |
巨人 |
64 | 64 | 2 | 0.500 (↑0.004) | 17.5 (↑1) |
13 | 493 (+7) | 482 (-) | 156 (+4) | 44 (-) |
0.255 (-) | 3.540 (↑0.03) |
5 (-) |
ヤクルト |
52 | 76 | 3 | 0.406 (↓0.003) | 29.5 (-) |
12 | 485 (+1) | 519 (+3) | 110 (-) | 59 (+1) |
0.239 (↓0.001) | 3.670 (↑0.01) |
6 (-) |
中日 |
48 | 77 | 4 | 0.384 (↓0.003) | 32 (-) |
14 | 347 (-) | 457 (+7) | 62 (-) | 32 (-) |
0.237 (↓0.001) | 3.180 (↓0.03) |
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