DeNA(☆8対3★)中日 =リーグ戦23回戦(2023.09.14)・横浜スタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
0000100023702
DeNA
00010205X81104
勝利投手:東 克樹(14勝2敗0S)
敗戦投手:小笠原 慎之介(7勝11敗0S)

本塁打
【中日】ビシエド(4号・5回表ソロ),ビシエド(5号・9回表2ラン)
【DeNA】牧 秀悟(27号・4回裏ソロ),ソト(11号・6回裏2ラン),牧 秀悟(28号・8回裏ソロ),ソト(12号・8回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ DeNA戦チケット予約 中日戦チケット予約
◆一発攻勢を見せたDeNAが快勝。DeNAは4回裏、牧のソロで先制に成功する。その後同点とされるも、6回にはソトの2ランが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・東が9回途中3失点10奪三振の力投で今季14勝目。敗れた中日は、打線がつながりを欠いた。

◆DeNA東克樹は6月1日楽天戦から9連勝中。今日の中日戦に勝てば68年島田の10連勝、83年遠藤の12連勝に次いで球団史上3人目の2桁連勝を記録する。東は与四死球にも注目。今季は完投した3試合がすべて与四死球0。無四死球完投を4度記録すると、DeNAでは87年遠藤の6度以来になる。中日戦は4月30日が無四死球完封、7月2日は7回で与四死球0と、今季の同カードは16回投げて四死球を1個も出していない。無四死球完投で10連勝を決められるか。

◆横浜出身でDeNAファンで知られる「HiHi Jets」の高橋優斗が14日、DeNA-中日戦(横浜)で試合前のセレモニアルピッチを務めた。DeNAのホームユニホームを着用し、グラウンドに登場。打者を知野、捕手を西浦が務める中、力強いボールを投げたが、ボールは左に大きくそれた。この日は「YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL 2023 Supported by ありあけハーバー」のゲストとして、来場した。

◆/流石の長打力\ストレートを捉えバックスクリーンへソトの2戦連続ホームランで勝ち越し???プロ野球(2023/9/14)??DeNA×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/pRueRYXRcl

◆DeNA東克樹投手(27)が、8回1/3を3失点の好投でリーグ独走の14勝目を挙げ、自身10連勝を達成した。2ケタ連勝は93年野村弘樹を抜き、球団の左腕では史上初で、68年島田の10連勝、83年遠藤の12連勝に次いで史上3人目。「球団の記録として、名前が残るのはうれしいこと。もっと上を目指してできることをやりたいです」と力を込めた。自身初の毎回奪三振でチームの連敗を2で止め、4位巨人と2・5ゲーム差に広げた。開幕前に目標に掲げた規定投球回にも到達。最多勝争いで2位に4勝差をつけ、タイトル獲得をほぼ確定させた。バッテリーを組む山本が3日前に25歳の誕生日で、宣言通りに白星をプレゼント。お立ち台では恒例の「祐大のおかげです」と感謝の言葉を発した。「最優秀バッテリー賞が取れたら、おそろいのネクタイで壇上に上がりたいので、それをプレゼントします」と笑顔で話した。▽DeNA三浦監督(東について)「テンポ良く、ストライク先行で良かった。祐大(山本)もしっかり引っ張っていたと思います」

◆DeNA牧秀悟内野手(25)、ネフタリ・ソト内野手(34)が、1試合2本塁打を放ち、先発の東克樹投手(27)を強力に援護した。0-0の4回、牧が先制の27号ソロを放ち、同点の6回にはソトが勝ち越しの11号2ランをマーク。8回には牧が今季2度目の1試合2本塁打となる28号ソロ、ソトが右中間へ12号2ランを放った。8回には、牧のソロから6連打で一挙5得点でダメ押し。1試合4本塁打などで8得点を奪った。

◆中日は今季初の敵地3連勝を逃した。先発小笠原慎之介投手が5回まで1失点で粘ったが、6回にソトに勝ち越し2ランを被弾。3番手福谷の5失点も響き、ビシエドの1試合2発も空砲になった。立浪監督は「ここは本塁打の出やすい球場。小笠原は右打者内角への制球が中へ入っていた。あそこを投げ切れないと、チェンジアップだったりが生きてこない」と厳しい表情。チーム最多151投球回でローテをけん引する左腕に、あえて辛口コメントを送った。

◆4番打者の進化が止まらない。DeNA・牧秀悟内野手(25)が四回、均衡を破る27号ソロを左翼席へと運び「追い込まれていたが、食らいついていった。イニングの先頭だったので、出塁することを意識した結果、良い形で先制することができてよかった」と拳を握った。中日先発の小笠原に対し、0―0の四回先頭で迎えた第2打席。直球を見逃し、低めのチェンジアップを空振り、2球で追い込まれた。そこから粘り、カウント1―2からの5球目、チェンジアップがわずかに浮いた隙を逃さず、巧みにすくい上げて左翼席まで運んだ。推定飛距離114メートル。ベンチ前で仲間の祝福を受け、ファンとともに本塁打パフォーマンス「デスターシャ」を叫んだ。プロ1年目から活躍を続け3年目の今季。前日13日の試合で通算400試合出場の節目を迎えた。数々の新人記録を塗り替え、新人特別賞を受賞した1年目。昨季は4番に抜てきされ、重圧の中で初のクライマックスシリーズ(CS)も経験した。そして今季は、開幕前にワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一を味わい、既に打点、本塁打、二塁打といずれもキャリアハイを更新する飛躍のシーズンとなっている。八回にも28号ソロを放ち、頼もしさ増すハマの主砲。まだまだ成長は止まらない。(浜浦日向)

◆DeNAは牧秀悟内野手(25)の2本塁打などで中日を突き放した。東克樹投手(27)は自身10連勝で14勝目。九回途中まで3失点、無四球10奪三振の力投だった。?DeNA・牧が今季27、28号と放ち、通算74本塁打。新人から3年目までの通算本塁打数で、桑田武の72本を抜く球団(前身を含む)新記録となった。?東が今季14勝目(2敗)。6月1日の楽天戦からは10連勝。DeNAの投手のシーズン10連勝以上は1968年の島田源太郎(10連勝)、83年の遠藤一彦(12連勝)に次いで40年ぶり3人目。左投手では初。?DeNAの投手のシーズン14勝以上は99年の斎藤隆(14勝)以来24年ぶり。左投手では93年の野村弘樹(17勝)以来30年ぶり。

◆セ・リーグ3位のDeNAは14日、中日23回戦(横浜)に8―3で快勝。連敗を2で止めた。東克樹投手(27)が九回途中まで7安打3失点、無四球、10奪三振で球団史上3人目、左腕では初となる10連勝をマーク。リーグ単独トップの14勝目を飾り、2位以下に4勝差をつけ、初の最多勝のタイトル獲得を確実とした。〝負けない男〟が、またもチームの連敗を止めた。東が106球の力投。完投こそ逃したが、無四球の投球で14勝目を挙げた。「(チームが2連敗で)きょうは何としても勝とうと試合に入った。最後を締めきれなかったのは悔しいけど、勝つことができてよかった」五回にビシエドにソロを浴びたが、5点差で迎えた八回2死二、三塁、完投を見据えて立った打席で「簡単に三振するより攻撃に参加した方がいい結果が生まれると思った」と左翼線へ2点二塁打を放った。九回に再びビシエドに2ランを浴びて降板したが、7連戦の3戦目に大きな仕事を果たした。今季全試合でバッテリーを組む山本が11日に25歳の誕生日を迎えた。登板前に「相棒に勝利をささげる」と誓った通りに白星を挙げ「(山本)祐大のおかげ。最優秀バッテリー賞を取れたらおそろいのネクタイで壇上に上がりたいので、そのネクタイをあげます」とプレゼントを約束した。球団では1983年の遠藤一彦以来、3人目の10連勝。左腕では初の快挙に「球団の記録に名前が残るのはうれしいこと。もっと上を目指していきたい」と笑みを浮かべた。目標だった規定投球回もクリアした。この日、優勝を決めた阪神には今季3戦2勝、防御率0・78と圧倒的な成績を誇る。クライマックスシリーズ・ファイナルステージ(10月18日開幕)でやり返すため、左腕は、まだまだ勝ち続ける。(浜浦日向)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
80444 0.645
(↑0.003)
優勝
(-)
15504
(+4)
374
(+3)
71
(+1)
69
(-)
0.247
(-)
2.610
(-)
2
(-)
広島
69594 0.539
(↑0.004)
13
(-)
11455
(+6)
466
(+5)
90
(+1)
71
(-)
0.246
(-)
3.180
(↓0.02)
3
(-)
DeNA
65613 0.516
(↑0.004)
16
(-)
14486
(+8)
459
(+3)
100
(+4)
27
(-)
0.248
(-)
3.270
(-)
4
(-)
巨人
63642 0.496
(↓0.004)
18.5
(↓1)
14486
(+3)
482
(+4)
152
(+2)
44
(-)
0.255
(-)
3.570
(-)
5
(-)
ヤクルト
52753 0.409
(↓0.004)
29.5
(↓1)
13484
(+5)
516
(+6)
110
(+2)
58
(-)
0.240
(-)
3.680
(↓0.02)
6
(-)
中日
48764 0.387
(↓0.003)
32
(↓1)
15347
(+3)
450
(+8)
62
(+2)
32
(-)
0.238
(-)
3.150
(↓0.04)