1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 0 | X | 5 | 9 | 0 | 2 |
勝利投手:菅野 智之(4勝6敗0S) 敗戦投手:髙橋 宏斗(5勝10敗0S) 本塁打 |
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◆巨人は5回裏、菅野の適時打で先制する。続く6回に丸のソロと代打・秋広の適時打で3点を加えると、7回には門脇のソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・菅野が5回3安打無失点で今季4勝目。敗れた中日は、打線が散発の5安打と振るわなかった。
◆巨人菅野智之投手(33)が、チーム17イニングぶりの得点を自らのバットでたたき出すも、アクシデントに見舞われ降板となった。昨夜は中日投手陣の前に延長12回スコアレスドロー。この日も両チーム4回まで無得点で迎えた5回2死二塁で菅野が打席へ。中日先発高橋宏に対して2球で2ストライクに追い込まれるも、丸や坂本が三振に仕留められた低めに落ちるスプリットを3球連続で見逃しフルカウントに。6球目、真ん中外寄り152キロ直球を強振。打球は二塁福永のグラブを弾く適時内野安打となり、打球が転々とする間に二塁走者大城卓が生還した。5回まで3安打4奪三振無失点と好投を続けていたが、6回の投球練習でアクシデントが起きた。右手人さし指を気にするしぐさを見せ、一度ベンチ裏で治療。マウンドに戻り再び投球練習をするも降板となった。2番手で船迫がマウンドに上がり、1イニングを2三振を奪うなど無失点に抑えた。菅野は「本当はもっと長いイニングを投げないといけませんが、急きょ登板してくれた船迫に感謝しています」と緊急登板となった船迫への感謝を口にし、「右手がつってしまいましたが、今後はしっかり対策していきたいです」と突然降りかかったアクシデントについて明かした。
◆巨人丸佳浩外野手(34)がアクシデントに見舞われたチームを後押しする16号ソロを放った。1点リードの6回先頭、中日先発高橋宏に対し、1ボールから真ん中低め130キロナックルカーブを巨人ファンが待つ右翼席に運んだ。3日DeNA戦以来のアーチに悠々とベースを1周した。5回まで3安打4奪三振無失点と好投を続けた菅野が、6回の投球練習で右手の人さし指を気にするしぐさを見せ、緊急降板していた。チームを勇気づける1発に、東京ドームは大盛り上がりだった。丸は「うまくバットを入れることができました。何とか追加点が欲しいところだったので、チームにいい追加点になってよかったです」と価値ある一打を振り返った。【本塁打詳細】飛距離=108メートル打球速度=161キロ角度=39度
◆巨人門脇誠内野手(22)が、本拠地初アーチとなる3号ソロを放った。4点リードで迎えた7回無死の第4打席、カウント1-2から中日5番手祖父江の146キロ直球をライナー性の低い打球で右翼席へ運んだ。「打った瞬間行ったと思いました」と自画自賛の一打だった。ファンの大歓声をかみしめるようにゆっくりとベースを1周。原監督とも勢いよくハイタッチを交わした。「やっぱり他の球場とは歓声が全然違いますね。最高です」と格別な時間を振り返った。門脇のプロ初アーチは5月9日DeNA(新潟・ハードオフ)で、第2号は7月17日ヤクルト戦(神宮)と、東京ドームで本塁打がなかった。【本塁打詳細】飛距離=113メートル打球速度=160キロ角度=23度
◆/巨人のショートストップを継ぐ男\類まれな守備センスに加え打撃も開眼した門脇誠嬉しい東京ドーム初ホームラン???プロ野球(2023/9/9)??巨人×中日??Live on DAZN#DAZNプロ野球 pic.twitter.com/6ip0uOiliV
◆巨人が3連続の代打攻勢で、中日の小刻みな継投策を打ち破り、引き分けをはさんで2連勝を収めた。2点リードの6回1死二、三塁のチャンスをつくると、代打に長野。ここで申告敬遠で満塁策をとられた。次打者・岡田に代えて萩尾を打席に送ったが、この回3人目の投手、中日福谷に空振り三振に打ち取られた。裏目に出たかに思われた2死から、3人目の代打に送られたのは秋広だった。さらにスイッチした左腕・斎藤に対し、カウント2-1から外角直球を中前へ運び2点適時打となった。9月に入って5試合目のスタメン落ち。試合前練習では、阿部ヘッド兼バッテリーコーチから打撃指導を受け、構えた際のバットの位置とスイング軌道を修正したばかりだった秋広は「チャンスだったので思いきっていきました。とにかく結果を出したかったです。タイムリーになって良かったです」。勝負の6回を制した。ベンチの原辰徳監督も、6回の攻防は心中穏やかではなかった。「チョーさん(長野)を(代打に)出してというところが果たしてどうだったかなと。順番を変えていたらどうなのかな。あそこで歩かされて、0点というケースもあったわけですよね。そこを救ってくれた秋広の1本というのは大きい」と称賛。3位DeNAが敗れたため、ゲーム差を1・5差に縮め貯金1とした。
◆中日が3試合連続無得点で無得点イニングを33まで伸ばした。初回、4回に終盤から戦列に合流したブライト健太外野手(24)、オルランド・カリステ内野手(31)が先制機を演出も、後続が不発。巨人継投の前に今季21度目の完封負けで東京ドーム8連敗を喫した。昨季最多安打を獲得した岡林が9月は7試合28打数4安打で直近2試合は無安打。この日でDeNA牧に安打トップの座を譲った。また、4番を任せるチーム最多21本塁打の細川も2試合快音がない。立浪監督は「状態を下げてる選手もいるし、投手が踏ん張ってる時に点が取れない。負けるパターンにはなっている。技術的なことを言えば、足りない選手も多い。残り(試合は)少ないが、(現戦力で)やっていくしかない」と肩を落とした。連続無得点イニングの球団記録は55年の44が最多で、残り11イニング。東京ドームでも開幕戦以来、引き分けを挟んで白星がない。指揮官は「明日(10日)はなんとか、ここで勝ってないので、勝てるように頑張ります」と、話して試合後の会見を終えた。
◆巨人菅野智之投手(33)が「反省の4勝目」を挙げた。5回まで3安打無失点に抑え、2死二塁で向かった第2打席。中日高橋宏に追い込まれながらも、スプリットを3球見極め、152キロ直球をはじき返した。二塁強襲の決勝適時打で「打撃のことで歓声浴びることないのでうれしい」。直後の6回、投球練習で右手人さし指がつって降板を余儀なくされた。緊急登板し、その回を無安打に抑えた船迫を「ごめん」とベンチで出迎え、感謝した。7月25日阪神戦から、赤のグラブに替えて自身3連敗。勝ち星に恵まれず「縁起悪いね...。でもこいつのせいにはしたくない。こいつが悪いわけじゃないから」と使い続けて8月17日中日戦で勝利。またしてもアクシデントに襲われたが、新たな"相棒"と2つ目の白星を手にした。降板の要因には反省を口にした。「いつもより汗をかくなと思っていて、不安が的中してしまった。ここ数日長風呂をしたり、過剰に汗をかきすぎた。コンディショニングは必要だなと、11年目ですけど改めて考えさせられますね」と肥やしにした。最速154キロを計測し「キャリアで一番出力が出ていると思う」とここにきて手応えをつかみつつある背番号18。反省を前進の糧にする。【小早川宗一郎】
◆巨人・菅野智之投手(33)が先制の二塁強襲適時内野安打を放った。緊迫した投手戦が繰り広げられた0ー0の五回2死二塁。フルカウントから高橋宏の投じた152㌔の直球を捉えた痛烈な打球は、二塁手・福永のグラブをはじいた。ボールが転々とする間に二走の大城卓が激走し、生還。チーム17イニングぶりの得点を投手の菅野がスコアボードに刻んだ。投げては五回まで3安打4奪三振。好投を続ける自らを援護する〝ジエンゴ〟で試合の均衡を破った。だが、六回のマウンドに一度は上がったが、何らかの異変を訴え降板。2番手・船迫が緊急登板した。
◆緊急降板となった巨人・菅野智之投手(33)が球団を通じてコメントを出し、「右手がつってしまいました」と理由を明かした。菅野は五回まで3安打4奪三振と好投し、0-0の五回2死二塁での打席では、高橋宏の投じた152㌔の直球を捉え、二塁手・福永のグラブをはじく適時内野安打を放った。直後の六回はマウンドに一度は上がったが、投球練習を1球行ったところで右手の異変を訴え、降板した。菅野は球団を通じ、「本当はもっと長いイニングを投げないといけませんが、急遽、登板してくれた船迫に感謝しています。右手がつってしまいましたが、今後はしっかり対策していきたいです」とコメントした。
◆巨人のドラフト4位・門脇誠内野手(22)=創価大=が3号ソロを放った。4ー0の七回先頭。中日5番手・祖父江の直球を捉え、右翼席に突き刺した。7月17日のヤクルト戦(神宮)以来の一発で貴重な追加点をもたらした。
◆巨人が快勝した。五回に菅野の適時打で先制。六回は丸のソロと代打・秋広の2点打で加点し、七回に門脇のソロでリードを広げた。菅野は5回を無失点で約3週間ぶりの4勝目を挙げた。中日は打線がつながらず3試合連続で無得点。
◆巨人のドラフト5位・船迫大雅投手(26)が、右手をつったため緊急降板した菅野の4勝目を守った。六回に急遽(きゅうきょ)、登板して1回無失点に斬ったルーキーの素早い行動力が好投の裏にあった。ブルペンのモニターで戦況を見つめていた船迫は、1点を先制した直後の六回。マウンドに向かう菅野を見て「手を気にしていたので、もしかしたら危ないかも、と」。右手を気にするしぐさを見逃さず、自ら素早く準備を開始。菅野は投球練習を1球行ったところで異変を訴えたが、洞察力鋭いルーキーは先回りして肩を作っていたため、普段と同じ約10球をブルペンで投げ込んでマウンドへ向かった。「絶対に菅野さんの勝ちを消したくなかった。死ぬ気で投げました」2三振を奪う快投。その後も救援陣が零封リレーをつなぎ、5回3安打無失点の菅野に4勝目が付いた。「緊急登板だったのに、抑えてくれてありがとう」と声をかけられたという船迫。「残り試合が少なくなってるので、一戦一戦、必死に戦って行きます」と頼もしい言葉を口にした。
◆中日の高橋宏が六回途中まで4失点と粘れず、チームでは涌井、小笠原に続いて10敗目を喫した。「最少失点に抑えたかった。ビッグイニングをつくってしまって悔しい」と反省した。中盤につかまった。五回2死二塁で、投手の菅野に二塁内野安打を浴びて先制を許す。六回は先頭の丸にソロを運ばれた後、修正できずに四球と内野安打でピンチを広げて交代。この回で3失点した。
◆巨人・坂本勇人内野手(34)が二回、中日・柳から先制の18号ソロを放った。フルカウントからの8球目、中日・柳の146キロ直球が真ん中高めに来たのを見逃さなかった。打球は左翼席へ飛び込んだ。現役では4位となる通算284本目の本塁打。遊撃から三塁に転向して4試合で2本目のアーチ。三塁での出場時は、この時点で12打数6安打の打率・500、2本塁打と絶好調だ。
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
76 | 44 | 4 | 0.633 (↑0.003) | M7 (↑3) |
19 | 490 (+5) | 370 (+1) | 69 (-) | 66 (-) |
0.248 (-) | 2.670 (↑0.02) |
2 (-) |
広島 |
68 | 56 | 4 | 0.548 (↓0.005) | 10 (↓1) |
15 | 446 (+1) | 449 (+5) | 86 (-) | 71 (-) |
0.247 (-) | 3.140 (↓0.01) |
3 (-) |
DeNA |
63 | 59 | 3 | 0.516 (↓0.005) | 14 (↓1) |
18 | 470 (+1) | 447 (+13) | 95 (-) | 27 (-) |
0.249 (↓0.001) | 3.280 (↓0.07) |
4 (-) |
巨人 |
62 | 61 | 2 | 0.504 (↑0.004) | 15.5 (-) |
18 | 481 (+5) | 472 (-) | 149 (+2) | 42 (-) |
0.257 (-) | 3.610 (↑0.02) |
5 (-) |
ヤクルト |
50 | 73 | 3 | 0.407 (↑0.005) | 27.5 (-) |
17 | 468 (+13) | 502 (+1) | 104 (+1) | 58 (+1) |
0.240 (↑0.002) | 3.680 (↑0.02) |
6 (-) |
中日 |
46 | 74 | 4 | 0.383 (↓0.004) | 30 (↓1) |
19 | 338 (-) | 438 (+5) | 57 (-) | 32 (-) |
0.239 (-) | 3.150 (↓0.02) |
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