1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 10 | 0 | 1 |
ソフトバンク | 1 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | X | 7 | 10 | 0 | 2 |
勝利投手:東浜 巨(6勝7敗0S) 敗戦投手:メルセデス(4勝7敗1S) 本塁打 |
ソフトバンク戦チケット予約 | ロッテ戦チケット予約 |
◆ソフトバンクは1点ビハインドの3回裏、今宮の適時打で同点とする。続く4回に嶺井のソロで勝ち越すと、7回には柳田と中村晃の適時打で3点を加え、相手を突き放した。投げては、先発・東浜が5回3失点で今季6勝目。敗れたロッテは、先発・メルセデスが試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。
◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(34)が12試合ぶりの19号ソロを放ち、4年連続20本塁打に王手をかけた。0-3で迎えた初回2死。ロッテ・メルセデスの初球、真ん中高め直球を捉え、左翼ホームランテラス席へ運んだ。「いいスイングができました。まず1点を返すことができて良かったです」と振り返った。今季は開幕から17試合目、72打席目で1号を放つなど、13年以降で最も遅いタイミングとなった。それでも、近藤に続くチーム2位の19本塁打と数字を伸ばしてきた。
◆8月18日に史上88人目のノーヒットノーランを達成したソフトバンク石川柊太投手(31)と、同日に史上135人目の通算1500安打を達成した柳田悠岐外野手(34)の表彰式が、ソフトバンクロッテ22回戦(ペイペイドーム)の試合前に行われた。
◆ソフトバンク柳田悠岐外野手が19号ソロを含む2安打2打点で逆転勝ちに貢献した。4年連続の20本塁打に王手をかけた。3点を追う初回2死。真ん中高め143キロ直球を捉え、左翼テラス席へ運んだ。1点リードの7回2死三塁では中前へ適時二塁打。「チャンスで『全集中』しました。大事な場面で1本打つことができて良かったです」。今季これで72打点目とし、リーグトップの近藤に2差に迫った。
◆ロッテは3位ソフトバンクに1勝2敗と負け越し、2ゲーム差に詰められた。初回に山口航輝外野手の中越え14号2ランなどで3点を先制。だがその後の好機は拙攻が続いて追加点を奪えず、逆転負けを喫した。吉井理人監督は「(拙攻の)流れをつくったのは先発投手。もっとしっかり投げてほしかった」。2被弾など4回6安打4失点と精彩を欠いたC・C・メルセデス投手の投球内容に厳しい表情を見せた。▽ロッテ・メルセデス(毎回失点となる4回6安打4失点降板)「自分の投球ができず失点を重ねてしまいました。次回登板に向けてはしっかり修正したい」▽ロッテ山口(初回2死一塁でバックスクリーン左に14号2ラン)「ポランコが良い形で先制してくれたので、その勢いに乗って打ちました」▽ロッテ・ポランコ(初回2死三塁で先制の右前適時打)「甘い球を待ってました。ストライクゾーンに来たボールをしっかり自分のスイングで打ち返すことができた。最高」
◆1カ月ぶりの1軍マウンドとなったソフトバンク先発東浜巨投手が6月14日のヤクルト戦(神宮)以来、約3カ月ぶりの白星を手にした。初回、ポランコに先制打、山口に14号2ランを被弾するなど3失点。4、5回にも1死二、三塁のピンチを招いたが初回の失点だけにとどめた。「初回の3失点は反省しないといけない。野手のみなさんが逆転してくれたことは、感謝しかありません」。5回91球を投げ7安打3失点で6勝目。同点の4回にはバッテリーを組んだ嶺井が勝ち越し弾を放ち「嶺井には感謝しかない。すみませんでした」とお立ち台では恐縮しきりだった。▽ソフトバンク又吉(6回に2番手で登板し1回無失点)「後ろのリリーフ陣がいいので、勝った状態で渡すことだけを考えていた。無失点に抑えられて良かったです」
◆ソフトバンク中村晃外野手が"復帰戦"でダメ押しタイムリーを放った。5-3の7回2死一、二塁。ロッテ岩下の143キロ直球を捉え、中堅藤原のグラブをはじく2点適時三塁打で試合を決定づけた。「何とか追加点を、という気持ちだけでした」。前日6日に胃腸炎のため、特例2023で出場選手登録を抹消されていた。2試合ぶりに「5番一塁」で先発出場し、結果を残した。
◆ソフトバンクは嶺井博希捕手(32)に移籍後初の決勝アーチが飛び出し、3カード連続の勝ち越しを決めた。同点の4回1死走者なしで、ロッテ・メルセデスのチェンジアップを左中間スタンドに運んだ。今季2号ソロで、沖縄尚学-亜大でバッテリーを組んだ先輩の東浜に約3カ月ぶりの6勝目をプレゼント。貯金を「2」に増やし、2位ロッテと2ゲーム差に迫った。ジャストミートした。手応え抜群だった。嶺井は思わず「あんなことやってたらダメです」と話していた華麗なバット投げを披露した。打球は左中間スタンドに着弾。「バット投げにふさわしいバッティングをこれからもできたら」。快音と歓声に酔いしれていた。3-3の4回、メルセデスのチェンジアップを仕留めた。「たまたま振ったら当たりました。事故です...」。初回に3点先攻されたが、同点に追いついて嶺井が勝ち越しの決勝ソロ。DeNA時代の昨季、巨人にいたメルセデスには10打数3安打で1本塁打だった。相性の良さを買われ、7月2日の西武戦以来、約2カ月ぶりのスタメン起用に応えた。試合開始の約6時間前から行う単独アーリーワークの成果を出した。1学年上の先発東浜とは沖縄尚学で08年にセンバツ優勝し、亜大でもバッテリーを組んだ。"黄金バッテリー"の再結成で、東浜に約3カ月ぶりの6勝目をプレゼント。「巨さんに何とか勝ちをつけたいなとずっと思っていました」。2回には中犠飛を放って今季2度目のマルチ打点。移籍後初のV弾と合わせ、チームを3カード連続の勝ち越しに導いた。嶺井を抜てきした藤本博史監督(59)は「今日のピッチャーからは去年も打ってるのでね。1週間に1回は(正捕手の甲斐に代わって)嶺井か谷川原を出していこうと言っている。それがハマりました」とニヤり。嶺井も「打席は少ないけどやることは変わらない。明日からもしっかり準備します」と引き締めた。2位ロッテとの3連戦は2勝1敗と勝ち越し、2ゲーム差に迫った。8日からは2・5差で追われる4位楽天を本拠地に迎える。指揮官は「前回は向こう(仙台)でやられている。やり返さないといけない」と言った。8月下旬に同一カード3連敗を食らったリベンジを果たす。【只松憲】▽ソフトバンク今宮(3回2死一、三塁で同点タイムリー)「このチャンスで何とか1本と集中しました。まず振り出しに戻すことができた」
◆ソフトバンクは嶺井博希捕手(32)に移籍後初の決勝アーチが飛び出し、3カード連続の勝ち越しを決めた。同点の4回1死走者なしで、ロッテ・メルセデスのチェンジアップを左中間スタンドに運んだ。今季2号ソロで、沖縄尚学-亜大でバッテリーを組んだ先輩の東浜に約3カ月ぶりの6勝目をプレゼント。貯金を「2」に増やし、2位ロッテと2ゲーム差に迫った。嶺井には独特の感性がある。ハスキーボイスと琉球弁が混じった声は、しばしば他人から「聞こえづらい」と言われる。「何年もこの声と付き合ってるので、相手の顔を見ただけで『あ、この人いま僕が何を言ってるのか聞こえてないな』って分かります」。本人はそう苦笑いしていたが、試合では体を大きく使ってチームを鼓舞する意識がついた。この日もピンチで東浜に向かって胸をたたき、ゲキを飛ばす姿があった。愛称「バウ」の由来は「こんな声なので『バウバウバウバウ』って聞こえるらしい。それが由来です」。移籍1年目の今季はすでに終盤戦だが、まだナインに「バウ」は浸透していない。「ファンのみなさんも報道陣のみなさんも、バウって呼んでくれて大丈夫ですよ」。鷹党のみなさん、スタンドから呼びかけてみてはいかがでしょうか。【ソフトバンク担当=只松憲】
◆ソフトバンク・柳田悠岐外野手(34)が反撃ののろしを上げた。いきなり3点をリードされた一回、2死走者無しから打席に立つと、ロッテ先発・メルセデスの初球143キロを一閃。左翼テラス席へ19号ソロを運び、広報を通じて「打ったのは真っすぐ。いいスイングができました。まず1点を返すことができて良かったです。何とかここから逆転できるように頑張ります」とコメントした。
◆ソフトバンクが小刻みな得点で、試合をひっくり返した。0-3の一回に柳田悠岐外野手(34)の19号ソロで1点を返すと、二回は嶺井博希捕手(32)の犠飛で2点目。三回2死一、三塁からは、今宮健太選手(32)が中前へ同点打を放った。「打ったのは真っすぐ。このチャンスで何とか一本と集中しました。まず振り出しに戻すことができたので、ここからです」。そして同点で迎えた四回1死。嶺井がロッテ先発・メルセデスの初球チェンジアップをとらえ、左中間へ2号ソロ。「とにかく得点につながるようにと、集中して打席に入りました。いいスイングができ、最高の結果になって良かったです。(先発の東浜)巨さんに勝ちをつけられるように、攻守共に貢献できるように必死に頑張っていきます」と捕手らしくコメントした。
◆ソフトバンクが逆転勝ちした。2―3の三回に今宮の適時打で追い付き、四回に嶺井の2号ソロで勝ち越した。七回にも3点を加えた。東浜が5回7安打3失点で6月以来の白星となる6勝目。ロッテは中盤以降の拙攻が響いた。
◆2位のロッテは中盤以降の拙攻が響き、逆転負けで3位ソフトバンクとのゲーム差が2に縮まった。一回に3点の援護をもらいながら、先発のメルセデスが4回6安打4失点と精彩を欠いた。吉井監督は「(拙攻の)流れをつくったのは先発投手。もっとしっかり投げてほしかった」と厳しい口調だった。四回と五回には1死二、三塁をつくったが、後続が倒れて無得点。8日から始まる首位オリックスとの3連戦を前に、痛い2連敗を喫した。
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
71 | 45 | 4 | 0.612 (-) | M14 (↑1) |
23 | 426 (-) | 354 (-) | 93 (-) | 39 (-) |
0.249 (-) | 2.710 (-) |
2 (-) |
ロッテ |
60 | 54 | 5 | 0.526 (↓0.005) | 10 (↓0.5) |
24 | 428 (+3) | 434 (+7) | 87 (+1) | 62 (-) |
0.242 (-) | 3.390 (↓0.03) |
3 (-) |
ソフトバンク |
60 | 58 | 2 | 0.508 (↑0.004) | 12 (↑0.5) |
23 | 444 (+7) | 427 (+3) | 90 (+2) | 56 (+2) |
0.247 (-) | 3.280 (↑0.01) |
4 (-) |
楽天 |
57 | 60 | 1 | 0.487 (-) | 14.5 (-) |
25 | 416 (-) | 461 (-) | 96 (-) | 84 (-) |
0.243 (-) | 3.550 (-) |
5 (-) |
西武 |
53 | 67 | 1 | 0.442 (-) | 20 (-) |
22 | 350 (-) | 400 (-) | 77 (-) | 69 (-) |
0.233 (-) | 2.950 (-) |
6 (-) |
日本ハム |
53 | 68 | 1 | 0.438 (-) | 20.5 (-) |
21 | 408 (-) | 411 (-) | 88 (-) | 65 (-) |
0.236 (-) | 2.980 (-) |
コメント