ヤクルト(★2対4☆)阪神 =リーグ戦20回戦(2023.09.01)・明治神宮野球場=
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阪神
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ヤクルト
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勝利投手:村上 頌樹(9勝5敗0S)
(セーブ:岩崎 優(3勝2敗27S))
敗戦投手:ロドリゲス(1勝3敗0S)

本塁打
【阪神】森下 翔太(7号・2回表ソロ),森下 翔太(8号・8回表ソロ)

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◆阪神は2回表、森下のソロで先制する。その後は3回に中野と大山の適時打で2点を加えると、8回には森下が再びソロを放ち、リードを広げた。投げては、先発・村上が7回3安打無失点の好投で今季9勝目。敗れたヤクルトは打線が8回に2点を返すも、反撃は及ばなかった。

◆阪神岡田彰布監督(65)がスタメンをテコ入れした。ヨハン・ミエセス外野手(28)が8月16日広島戦以来、約2週間ぶりにスタメン出場。左翼で今季初となる3番に座る。11連続無安打中の森下翔太外野手(23)は6番に降格。チームは3連敗中で、指揮官は「ちょっとめぐり合わせが悪いしなあ」と打順改造を示唆していた。先発村上頌樹投手(25)は今季神宮で2戦2勝。今季9勝目なるか。

◆/バックスクリーンへ放り込んだ\ルーキーとは思えない森下翔太が第7号先制ソロアーチ?プロ野球(2023/9/1)??ヤクルト×阪神??Live on DAZN#DAZNプロ野球#hanshin pic.twitter.com/Znxy4hCUVi

◆阪神森下翔太外野手(23)が、5試合ぶりの1発となる先制の7号ソロを放った。両軍無得点の2回、先頭でヤクルト・ロドリゲスの甘く入った135キロ変化球を捉え、豪快にバックスクリーンまでかっ飛ばした。自身4試合、14打席ぶりのヒットが貴重な先制弾。28日に個人応援歌が完成してから10打席目で初ヒットとなった。「浮いてきた甘いボールは積極的に打ちに行こうと思っていました。先制することもできましたし、最高の結果になってくれてよかったです」この日は7月23日ヤクルト戦(神宮)以来となる打順を3番から6番に下げられ、奮起した形となった。目の下にはプロ入り後初とみられるハの字のような独特のアイブラックを塗り、ベンチではしきりにナインに目元を両手でなぞるようにアピールした。

◆ヤクルトのドラフト1位吉村貢司郎投手(25)が約3カ月ぶりに1軍に合流した。上半身のコンディション不良で5月25日に出場選手登録を抹消されていた。5月24日阪神戦(神宮)以来の1軍マウンドについて「楽しみな部分もすごくあるので、しっかりと雰囲気を感じつつ投げて行ければと思います」と意気込んだ。ルーキーイヤーの今季は開幕ローテ入りを果たし、ここまで8試合に先発し、2勝1敗。1軍登板が3カ月以上空いたが、3勝目を目指して3日阪神戦(神宮)での先発が見込まれている。

◆阪神村上頌樹投手(25)が、7回無失点の好投で勝ち投手の権利を得てマウンドを降りた。これで自身10試合連続でクオリティー・スタート(6回以上、自責点3以内)をマーク。防御率1・79でリーグトップをキープした。目標とする規定投球回到達まで、あと17イニングに迫った。ヤクルト打線を寄せ付けなかった。初回2死一塁で4番村上を内角カットボールで見逃し三振。6回には1番山田を低め148キロ直球で見逃し三振に仕留めた。地をはうようなストレートでバットを振ることすら許さなかった。唯一得点圏に走者を背負った7回1死一、二塁のピンチも切り抜け92球を投げきった。「試合の前からも(坂本)誠志郎さんとよく話をして、特に今日の風も頭に入れて高さを意識した投球を心がけました。ピンチもあったけど自分の役目は果たすことができたと思います」とコメントした。

◆阪神森下翔太外野手(23)が、プロ初となる1試合2本塁打の大暴れだ。3点リードの8回先頭で、ヤクルト梅野のど真ん中ストレートを強振。打球は右中間スタンドに着弾した。8号ソロでリードをさらに広げた。2回には5試合ぶりの1発となる先制の7号ソロを放っていた。6番に打順が降格したことに奮起したのか、神宮で圧巻のパフォーマンスをみせつけた。

◆阪神が4連敗を阻止し、両リーグ最速で70勝に到達した。3番から6番に打順を下げたドラフト1位森下翔太外野手(23)が先制アーチを含むプロ初の1試合2本塁打。投げては先発の村上頌樹投手(25)が7回を9奪三振3安打で無失点と快投し、チーム最多タイの今季9勝目を手にした。チームの貯金は26に膨らんだ。森下が早速、先制弾で意地を見せた。試合前時点で13打席連続ノーヒットだったが、2回に先頭でヤクルト右腕ロドリゲスからバックスクリーンに7号中越えソロ。3連敗中の沈滞ムードを一振りで吹き飛ばした。1点リードの3回は1番近本光司外野手(28)が四球で出塁し、二盗に捕手悪送球が絡んで無死三塁。ここで2番中野拓夢内野手(27)が難なく右前適時打を決めた。さらに捕逸も絡んで1死三塁とし、4番大山悠輔内野手(28)が左翼線に適時二塁打。3点リードの7回には森下が右中間に8号ソロを放ち、リードを広げた。先発村上頌樹投手(25)はこれで10試合連続でクオリティー・スタート(6回以上、自責点3以内)をマーク。リーグトップの防御率を1・79まで良化させた。チームは2年ぶりのヤクルト戦勝ち越し、同じく2年ぶりのレギュラーシーズン勝ち越しも決めた。

◆「スペードのエース」と「逆・満塁男」で大ピンチを乗り切った。阪神桐敷拓馬投手(24)が3点リードの8回1死満塁で登板。代打中村に押し出し四球を許したものの、4番村上を空振り三振に仕留めた。「そらオールマイティーやろ、今はスペードのエースやろ、あれ」と"岡田節"で絶賛していた指揮官期待の左腕が、なんとか耐えた。2死満塁としたところで、石井大智投手(25)が登板。石井は2試合連続で満塁のシーンでの登板となった。5番サンタナを遊ゴロに仕留め、なんとかリードを保って8回を終えた。

◆仕掛け人はテル!? 阪神森下翔太外野手(23)が、プロ初の2発で勝利に導いた。この日、目の下に太陽光のまぶしさを抑える効果がある「アイブラック」を珍しく仕込んだ。それも「ハの字」のような独特なデザイン。ダイヤモンドを1周しベンチに戻ると、目元を両手でなぞるようにナインにアピールしてみせた。視界良好な「アイブラック森下」は甘い球を逃さなかった。試合後、森下にアイブラックを施したのは佐藤輝明内野手(24)だと判明。「いやなんか、書こうかってノリになってみんなで。明日からも書きたいと思います」と背番号8は笑顔で"継続"を予告した。

◆阪神佐藤輝明内野手が新人時代から3年連続の規定打席をクリアした。5番三塁で出場した7回の第4打席で、残り全試合欠場してもOKの443打席をクリア。すでに規定に到達済みの中野とのコンビで21年の新人時代から3年連続で達成した。規定打席はレギュラーの証しだ。1950年(昭25)の2リーグ分立後、新人から2人そろっての3年連続規定到達は史上4組目で球団では初となった。この日は3打数無安打で連続試合安打は10でストップ。だが、6回は四球出塁後に7盗塁目の二盗を決めるなど奮闘した。2番中野拓夢内野手は1点リードの3回に右前適時打。「近本さんがチャンスを広げてくれたので、いい形で後ろにつなぎたいという気持ちだった」と笑顔だ。7回にも右安を放ち、今季42度目のマルチ安打をマークすると、続くミエセスの打席で16個目の二盗を決めた。先発の伊藤将はここまで通算27勝をマーク。20年のドラフトトリオが、3年続けてチームを引っ張っている。佐藤輝が今季の打席数を443とし、セ・リーグの年間規定打席443を満たした。同僚の中野は551打席立っており、2人そろって新人年の21年から3年連続で規定打席に到達。これは2リーグ分立後では、1962年(昭37)~64年の東映(現日本ハム)岩下光一、青野修三の3年連続以来、59年ぶり4組目。セ・リーグでは唯一だ。

◆阪神がヤクルトを下し、優勝マジック「18」が再点灯した。2位広島が中日に敗れたことで、8月28日以来4日ぶりに「M」が復活した。チームの連敗は3でストップ。貯金は26となり、広島とのゲーム差は6・5まで広がった。70勝一番乗りで、2年ぶりのシーズン勝ち越しも決まった。打順を3番から6番に落とした森下翔太外野手(23)が意地をみせた。両軍無得点の2回先頭でヤクルト先発のロドリゲスの変化球を捉え、5試合ぶりの1発となるバックスクリーンへの豪快な7号ソロで先制。3回には無死三塁から中野の右前適時打で2点目を奪い、なおも1死二塁から大山の左翼線への適時二塁打で3点目を追加した。さらに8回には森下がプロ初の1試合2発となる右中間への8号ソロでリードを拡大。8回に2点差に迫られたが、そのまま逃げ切った。投げては先発村上頌樹投手(25)が抜群の安定感をみせつけた。7回3安打無失点と快投。10試合連続のクオリティースタート(6回以上自責3以内)を達成。神宮は3戦3勝で、自身初の2桁勝利に王手をかける9勝目を手にした。チームは3連敗の小休止から息を吹き返し、9月初戦で好スタート。ここから悲願の「アレ」までまっしぐらに突き進む。

◆阪神にとってラッキーな珍プレーが起こった。3回無死三塁から中野が右前へのタイムリーを放った直後、無死一塁からミエセスの打席での初球だった。ヤクルト先発のロドリゲスが投じた変化球が、捕手古賀とのサインの意思疎通ができていなかったのか。捕球し損ねたボールが、古賀のプロテクターと胸の間に挟まった。白井責任審判は「ボールが用具の中に入ったため、記録はパスボールで一塁走者は二塁に進塁します」と説明した。思わぬ形でチャンスを広げ、ミエセスの三ゴロで1死三塁。4番大山が左翼線へ適時二塁打を放ちリードを3点に広げた。公認野球規則5・06「ボールデッド」 次の場合にはボールデッドとなり、走者は1個の進塁が許されるか、または帰塁する。その間に走者はアウトにされることはない。(中略)投球が、捕手のマスクまたは用具、あるいは球審の身体やマスクまたは用具に挟まって止まった場合-各走者は進む。

◆阪神が12球団最速で70勝に到達した。03、08、21年に続いて4度目。過去優勝は03年だけで、最近の2度は逆転されてV逸。今季はリードを維持してアレ達成なるか。

◆阪神森下翔太外野手(23)がプロ初の1試合2発で優勝マジック18を再点灯させた。打撃下降で3番から6番に下がったヤクルト戦。2回に先制決勝の7号ソロを放つと、3点リードの7回は中押しの8号ソロを放って意地を爆発させた。チームは連敗を3で止めて両リーグ最速70勝に到達し、2位広島の敗戦で優勝マジックが4日ぶりにともった。ヤクルト戦の今季勝ち越しも決め、全セ5球団勝ち越しにも王手をかけた。森下の心は燃えたぎっていた。両軍無得点の2回先頭で、ヤクルト・ロドリゲスの甘い135キロ変化球を一閃(いっせん)。豪快に放たれた打球はバックスクリーンへ。自身4試合、14打席ぶりのヒットとなる7号ソロが先制の決勝弾となり、連敗を3で止め、優勝マジック「18」を再点灯させる大きな一撃となった。「ほんとに打ててなくて、チームに迷惑ずっとかけてたんで、もう絶対打ってやろうっていう思いで打席に入りました」復活の号砲は1発にとどまらなかった。3点リードの8回先頭で、梅野のど真ん中直球を完璧に捉え、今度は右中間スタントまで放り込んだ。8号ソロに「もともとあっちの右中間への打球は自信があったので、よかった」。球団の新人の1試合2本塁打は、佐藤輝の21年8月17日以来となる自身プロ初の大暴れっぷりを、中大時代に慣れ親しんだ神宮でやってのけた。"おまじない"が効果抜群だった。プロ入り後初めて目元に手書きのアイブラックを入れた。3番での出場を続けていたが、調子を落として打順は6番に下がった。そこで佐藤輝が「輝さんに『入れてみれば』って言われたので、『ちょっとお願いします』って感じで」。そこから2発が飛び出し、「いい流れができたので、明日も(このまま)臨みます」と宣言した。先輩からのプレゼントがモチベーションとなった。森下の誕生日の翌日、8月15日の広島戦で5本目のアーチを記録した。「ホームラン5本で打ったら買ってもらえるっていう約束をしてたんで、買ってもらいました」。休日の同28日に佐藤輝とともにショッピングに出向き、プラダの高級バッグを購入してもらった。ただ「10本打たなかったら返せ」と言われているといい、「10本打ちますね」と宣言。節目の数字に残り2本に迫り、完全に私物化できる可能性が高まった。岡田監督は「(2本目の)ホームランが大きかった」と絶賛した。コーチを通じて「センターに打て。ちょっと気合を入れとけ」と指示を出したという。6番に打順を下げたが「発奮したんやろ」とニヤリ。2日については「明日も6番やで。まだ早い」と白い歯をのぞかせた。2年ぶりのシーズン&ヤクルト戦勝ち越しを決め、両リーグ通じて70勝一番乗りを決めた。息を吹き返した猛虎。勢いそのままに「アレ」をつかみ取る。【古財稜明】阪神が12球団最速で70勝に到達した。03、08、21年に続いて4度目。過去優勝は03年だけで、最近の2度は逆転されてV逸。今季はリードを維持してアレ達成なるか。阪神が今季のヤクルト戦の対戦成績を13勝6敗1分けとし、2年ぶりのカード勝ち越しを決めた。阪神は既にDeNA、巨人、中日戦の勝ち越しを決めており、未決定は広島のみ(10勝7敗1分け)。全セ5球団に勝ち越して優勝すれば、藤本定義監督が率いた1962年(昭37)以来61年ぶり2度目。なお、今季の交流戦は7勝10敗1分けで負け越している。阪神に8月28日以来4日ぶりの優勝マジック18が点灯した。2位広島が残り22試合に全勝しても、最終成績は87勝52敗4分けで勝率6割2分6厘。阪神は広島との残り7試合に全敗しても、他球団との18試合に全勝すれば88勝51敗4分けで6割3分3厘となり、広島を上回る。現日程で最短の優勝決定日は12日。

◆ヤクルトは2年ぶりの阪神戦負け越しが決まった。阪神先発村上頌樹投手を前に打線は7回3安打で、6回まで二塁を踏めなかった。9三振を奪われ高津監督は「素晴らしいコントロールで芯に当てることも難しかった」と舌を巻いた。今季の阪神戦については「一方的に負けた感じはしないが、投手が先発から抑えまで充実しているところの差が出たかなと思う」と語った。▽ヤクルト丸山和(8回1死満塁のチャンスに遊安で打点を挙げ、最近6戦で5打点)「何とかしたいという気持ち。必死に食らいついてやっていくだけ」

◆阪神が4連敗を阻止し、両リーグ最速で70勝に到達した。2位広島が敗れ、再び優勝マジック18が点灯した。3番から6番に打順を下げたドラフト1位森下翔太外野手(23)が先制アーチを含むプロ初の1試合2本塁打。3回にはヤクルトの投球が捕手のプロテクターの中に挟まり、パスボールとなり一塁走者が二塁へ進塁する珍プレーから大山の適時二塁打で得点を重ねた。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。(自ら)「ほんま、しんどい。すんなりいかんなあ」-8回の森下の2本目のソロが大きかった「おーう。森下のホームランが大きかった。ずっとあと1点なあ。(点差が)4点になったら、ちょっと楽かなあと思っていたからなあ。あのホームランは大きかったよな」-打順を6番に下げたが、先制アーチも含め活躍「だからセンターに打てと言うてんのに、なあ。なんか引っ張って。引っ張りに入らんとなあ」-直接アドバイスをしたのか「ちゃうちゃう。コーチには言うたけどな。ちょっと気合を入れとけって」-森下を6番にして巡り合わせがよかった「ま、それはなあ。3番だったら、どうかというのはわからへんからなあ。それは発奮したんやろ。へへへっ」-スタメンから外すことは考えなかったか「外すのは考えなかった。でも、明日も6番やで、まだ早い(笑い)」-先発村上が7回無失点と好投「そうやな、もう十分、球数も少なかったし、十分やったからな。やっぱり守りもなあ、3つ負けてたからな、今日は勝たなあかんいうので硬かったよな、大山なんかな、ほんまお前、おーん。まあでも、曲がりなりにな、今日はひとつ勝ったいうのは、明日からもうちょっとできるから、はっきり言うて」-桐敷、石井はしびれる場面で抑えた「そうやなあ。岩貞もな、ちょっと大山のアレ(失策)があったからな、まあ、あそこで、誰や、山田か。山田のやっぱりフォアボールがいかんわな。2ストライクからな。まあ、桐敷もひとつフォアボール与えたけど、やっぱりなあ、大事な局面でいく、それもランナーいてる場面でいく時のフォアボールいうのは、やっぱりちょっときつなるよな」-9月最初の試合だが選手を見ていたらちょっと硬かったか「ああ、ちょっとなあ。フリーバッティングも全然やったもんな、今日。え、ほんま」-最後は前回やられた岩崎が3人で締めた「いやいやいや、まあ、そらお前、何回も続けへんよそら、1年にな、何回か、お前、なんかこう、何ていうかな、すーっと吸い込まれるようにな、こう打たれる時あるんよ、あれ、な、ピッチャーって。自分が思ってるのと違う、何かすっといくな、何か吸い込まれるていうかなあ」-ミスで自滅することは避けたいと言っていた中、バタバタしても勝ちきったのは大きい「うん、そうやなあ。最初からなあ。まあでも、これからは、そんなにすんなりいかんよ、9月は。でも、やっぱりそれをしのいで、とにかく勝ちきることの方がな、大事やしな。そういう意味では4点目が大きかったよな。本当に大きかった。まだちょっと楽やったよ。そら、ここやからホームラン打たれたら終わりやけど、ホームラン打たれることは全然考えてなかったから」-3回は相手捕手の防具にボールが入って捕逸。そんな経験はあるか「なあ。ないない、ないわ。分からへんかった」-審判も入念に確認していた「そら(責任審判が)白井やから、白井に任せな。白井やねんで、ナイス判断、ええ判断や」

◆阪神森下翔太外野手(23)が、プロ初の2発で勝利に導いた。試合後のヒーローインタビューでの一問一答は以下の通り。-3連敗、マジックが消えてしまった中での神宮の試合。どんな思いで「もちろん絶対勝つっていう思いと、9月、新しいスタートとして、初戦絶対勝ちたいと思っていたので、勝利で飾れてよかったです」-6番での起用。1打席目はどんなことを考えて「いや、ほんとに、打ててなくて、チームに迷惑ずっとかけてたんで、もう絶対打ってやろうっていう思いで打席に入りました」-中大出身、プロ入り初めての神宮球場でのホームラン「そうですね。大学時代から使ってたグラウンドで、こうやって2本、ホームラン打てたこと、うれしいです」-2本目、感触は「いや、もう、しょうきさんがずっと0点で抑えてたので、もう絶対1点取ってやろうという思いで、伸びろって思って、グラウンドを回りました」-村上投手のピッチングは圧巻だった「いや、もう、毎回0で抑えてくれるんで、野手がなんとかすれば勝てるっていうゲームだと思います」-目の下に墨を書いての出場。どのような意図で「いや、入れるつもりはなかったですけど、輝さんが、書きました。はい」-明日も書く「いや、もう、いい流れができたので、書いて、明日も臨みます」-最後にメッセージ「9月いいスタートが切れたんで、こっから落とすことなくアレに向かっていきたいと思うので、応援よろしくお願いします」

◆「野球の神様」も味方につけた!? 阪神打線はヤクルトサイドの珍プレーも得点につなげた。2番中野の右前適時打でリードを2点に広げた直後の3回無死一塁。3番ミエセスへの初球だった。サイン交換にズレが生じたのか、右腕ロドリゲスの曲がり球を捕手古賀が捕球し損ねる。するとボールは古賀のプロテクターと胸の間にすっぽり収まった。審判団で協議した結果、白井責任審判は「ボールが用具の中に入ったため、記録はパスボールで一塁走者は二塁に進塁します」と説明。思わぬ形で無死二塁とした後、最後は1死三塁から4番大山の左翼線適時二塁打で突き放した。3回は捕逸の前にも捕手古賀が近本の二盗で悪送球し、無死三塁の好機をもらっていた。さらに予期せぬボールデッドから3点目を奪えば、岡田監督もホクホク顔になるしかない。今回のようなパターンの捕逸は"初体験"。「ないない。ないわ。分からへんかった。そら(責任審判が)白井やから、白井に任せな。白井やねんで、ナイス判断、ええ判断や」とニヤリだ。結果的に接戦の中で3点目の重みが増したこともあり、指揮官も納得顔で神宮を後にした。【佐井陽介】▽阪神筒井一塁コーチ(3回に投球がヤクルト捕手古賀のプロテクター内に入った場面で審判にアピール)「テイクワン(ベース)やから。当然、当然、走塁コーチとしては。(主審の)柳田さんが気付いてなかったよね。すぐに白井(一塁塁審)に言うて『入ったよ』って」

◆阪神4番大山悠輔内野手が貴重な追加点を挙げた。2点リードの3回1死三塁。弾丸ライナーで左翼線に適時二塁打を決めた。7回にも四球で歩き、出塁率4割5厘、82四球ともにリーグトップだ。ただ、一塁守備では4点リードの8回裏無死一塁でゴロを二塁へ悪送球し、この回2失点。「8回がすべて。1つのミスでああなってしまった。投手陣にカバーしてもらったので感謝したい。反省して、そういうところをしっかりやりたい」と悔しさをにじませた。

◆阪神の守護神岩崎優投手がリベンジの3人斬りで27セーブ目を挙げた。「もう失敗できないんで」。前回8月29日のDeNA戦(甲子園)は2点リードを守れず、2被弾3失点で今季2敗目を喫した。中2日でこの日も同じ2点差での9回だったが、冷静な投球で10球で締めた。岡田監督も「いやいやいや、何回も続けへんよ、そら」と、いつもの姿に戻った左腕に笑顔だった。

◆阪神石井大智投手が値千金の「火消し」で11戦連続無失点とした。8回裏、4点リードから2点差に迫られ、なお2死満塁で登板。5番サンタナを渾身(こんしん)の直球で遊ゴロに仕留め、ガッツポーズだ。直前に遊撃後方に落ちる適時打も飛び出していただけに「本当に不運な当たりが続いていたので、粘っていきたいなと思っていました」。チームの危機を救い、ホッと胸をなで下ろした。今季14ホールドとした。

◆阪神桐敷拓馬投手(24)が大ピンチで耐えた。8回に1点を返され、なお1死満塁で登板。代打中村に押し出し四球を許したものの、4番村上を空振り三振に仕留めた。指揮官が「スペードのエースやろ、あれ」と"岡田節"で絶賛していた左腕が、なんとかバトンをつないだ。「フォアボールは切り替えて、村上を絶対抑えようと思っていた」と強気な姿勢を崩さなかった。これで今季8ホールド目となった。

◆阪神ヨハン・ミエセス外野手は来日初の3番スタメンで快音を響かせた。8月16日広島戦以来の先発出場。「いつも通りに臨んだ」という言葉通り、1回1死一塁でいきなり中前打を決めた。ただ、2打席目以降は無安打に終わり「感じは悪くないけど、1本だけだったのが悔しいね」と苦笑いだった。」【

◆阪神村上頌樹投手(25)が、虎党の大歓声を浴びながら充実感に浸った。「しょっぱなを取れたっていうのは、よかったです」。7回3安打無失点で大竹に並ぶチームトップの9勝目。新人王候補の大本命が、プロ初の2桁勝利に王手をかけた。「ピンチもあったけど自分の役目は果たすことができた」とうなずいた。唯一、得点圏に走者を許したのは7回のみ。先頭宮本にプロ通算492人目の対戦で初となる死球を与えたが、乱れることはなかった。右翼から左翼方向へ吹く強い風による1発を警戒し「低めをずっと意識していた」と丁寧に投げ込んだ。 6回の3者連続を含む9奪三振。自身10試合連続でクオリティー・スタート(6回以上、自責点3以内)を記録し、防御率1・79でリーグトップをキープした。目標の規定投球回到達まであと17イニング。東洋大時代に主戦場とした庭の神宮で、チームの連敗ストップと優勝マジック再点灯に貢献した。昨季は1軍登板なし。プロ2年間で未勝利だった右腕は、あえて高いハードルをオフに設定した。「絶対いけるから、10勝や!」。自主トレをともにした青柳から、強くそう言われたという。「最初は先発ローテに入ることが目標だった。だけど、そこで満足しちゃいけない、と。10勝と言えば、それが基準になると言ってもらったので」プロ3年目で覚醒した今季、先輩の言葉を力に替え、2桁勝利は目前だ。「それはまあ、(10勝)いきたいですけど。とりあえず自分のピッチングができるように」と冷静に言った。完封ペースだったが、92球で余力を残して降板。「次の登板もあるので」と、ローテーション通りならぶつかる次回8日の2位広島戦(甲子園)を見据えた。岡田監督は「もう十分。球数も少なかったし、十分やったからな」と背番号41を称賛。今や虎の大黒柱となった男が、カウントダウンを進める。【中野椋】

◆阪神森下翔太外野手(23)がプロ初の1試合2発で優勝マジック18を再点灯させた。打撃下降で3番から6番に下がったヤクルト戦。2回に先制決勝の7号ソロを放つと、3点リードの7回は中押しの8号ソロを放って意地を爆発させた。チームは連敗を3で止めて両リーグ最速70勝に到達し、2位広島の敗戦で優勝マジックが4日ぶりにともった。ヤクルト戦の今季勝ち越しも決め、全セ5球団勝ち越しにも王手をかけた。尊敬する先輩からのプレゼントが、森下のモチベーションになっている。23歳の誕生日翌日の8月15日、広島戦で5号を打った。「5本打ったら約束をしてたんで、買ってもらいました」。オフだった同28日、佐藤輝とともにショッピングに出向き、プラダの高級バッグを贈ってもらった。ただし「10本打たなかったら返せ」と言われているそうで、「10本打ちます」と新たな目標ができた。「輝さんが打たないとチームも勝てないと思う。すごい核となる選手だと思ってます」。リスペクトする先輩の前で「あと2本」に迫った。残り25試合。自分のものにしてバラ色のオフを迎えたい。【阪神担当=古財稜明】

◆上半身のコンディション不良で離脱していたヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=が1軍合流した。1年目の今季は開幕ローテーション入りを果たし、4月30日の阪神戦で初勝利を挙げるなど8試合で2勝1敗、防御率4・54。5月25日に出場選手登録を抹消されてからは、2軍でノースロー調整の期間もあったが、7月15日のイースタン・リーグ、DeNA戦で実戦に復帰。前回8月26日の楽天戦では6回無失点で最速149キロをマークするなど調子を上げていた。8月27日の広島戦に先発した高橋奎二投手(26)が28日に出場選手登録を外れたこともあり、3日の阪神戦(神宮)で先発するとみられる。

◆阪神・浜地真澄投手(25)が1日、出場選手登録された。今季はここまで28試合に登板し、3勝1敗、防御率5・84と結果を残せず、8月7日に登録を抹消されていた。8月31日に登録抹消された加治屋蓮投手(31)に代わって今季3度目の再昇格となり、大事なシーズン終盤にブルペンの一角を担う。

◆阪神は9月も試合前練習終了後に前倒しでシートノックを行った。ビジターでの試合の場合、通常は午後5時過ぎまで打撃練習を行い、シートノックはホームチーム終了後の午後5時30分頃から。しかし、岡田監督は試合開始までの約1時間を休息にあてるため、8月の夏の長期ロードから、打撃練習を5時前に切り上げ、そのままシートノックを行う練習メニューに切り替えていた。指揮官が勝負の月と位置付ける9月。岡田流の体力温存策でまだまだ残る夏の暑さを乗り切っていく。

◆両軍のスターティングメンバーが発表され、阪神はヨハン・ミエセス外野手(28)が「3番・左翼」で先発。スタメン出場は8月16日の広島戦(マツダ)以来で、初めて3番に座った。後半戦から3番に定着していた森下は「6番・右翼」で出場。先発は今季神宮で2試合に登板し、2勝0敗、球場別防御率1・29と好相性の村上が務める。2位広島が負ければ、阪神は引き分け以上で、広島ドローなら阪神勝利で優勝マジック「18」が再点灯する。

◆ヤクルトはエルビン・ロドリゲス投手(25)が今季2勝目を懸けて先発する。また、8月12日の阪神戦(京セラドーム)以来の「3番・左翼」で宮本丈内野手(28)がスタメン入りした。

◆阪神・青柳晃洋投手(29)が先発する2日の21回戦に向けてキャッチボールやショートダッシュなどで調整した。前回対戦の7月22日(神宮)では自らのけん制悪送球などでピンチを広げてタイムリーを浴びるなど、5回5失点(自責4)で黒星を喫していただけに「前回はあまりいい形で投げられなかったので、今回は自滅じゃなく、(チームが)勝つ可能性があるように、1点でも少なく投げられたら」と気合を込めた。8月5日のDeNA戦(横浜)から3連勝中と白星に恵まれているが、登板3試合連続でクオリティスタート(先発で6回以上を投げて自責3以内)はクリアできていない状況で「今年に関しては僕は結果が出てないので、毎回、毎回、ラストチャンスだと思って投げている」と覚悟をにじませた。

◆阪神が一回の好機を逸した。先頭の近本が一塁内野安打で出塁すると、1死から来日初の3番に入ったミエセスが、ロドリゲスのカットボールを捉えて中前へ。1死一、二塁の好機を作った。しかし、4番・大山は初球を捕邪飛。続く佐藤輝は中飛に倒れ、先制点を奪うことはできなかった。

◆阪神・森下翔太外野手(23)が先制の7号ソロを放った。二回先頭で打席へ。カウント1-1からロドリゲスの135キロカットボールを振り抜いた。打球はバックスクリーンに向かって一直線。8月25日の巨人戦(東京ドーム)以来の一発に悠々とダイヤモンドを一周した。「打ったのはカット。浮いてきた甘いボールは積極的に打ちに行こうと思っていました。先制することもできましたし、最高の結果になってくれてよかったです」後半戦から3番に定着していたドラ1ルーキーだったが、試合前の時点で3試合連続無安打。岡田監督は打順を6番に下げて起用した。神宮ではこれが初アーチ。中大時代には東都大学野球で慣れ親しんだ庭で、復活の一撃を放った。

◆阪神が1-0の三回に追加点をあげた。この回先頭の近本が四球で出塁すると、続く中野の初球で二盗。今季24盗塁目を決めると、捕手古賀の悪送球で一気に三塁まで進んだ。中野は右前適時打を放ち、1、2番で追加点をマークした。さらに続くミエセスの打席で珍しいプレーも。ロドリゲスの投じた初球はストライクゾーンを通過し、古賀のプロテクターの中へ。審判団が協議し、パスボールと宣告。中野は二塁へと進んだ。ミエセスは三ゴロも1死三塁。4番・大山が左翼へ適時二塁打を放って3-0とリードを広げた。

◆先発したヤクルトのエルビン・ロドリゲス投手(25)は6回5安打3失点(自責1)で今季2勝目をつかむことはできなかった。一回は1死一、二塁のピンチをつくりながらも無失点。しかし二回、先頭の森下に中堅へ先制の7号ソロを被弾すると、三回には中野、大山に適時打を浴び、点差を離された。初対戦の阪神打線に対し「しっかりと一人一人バッターに対して、自分の攻める投球をしようと思っています」と意気込んで上がったマウンドだったが、快投とはいかなかった。

◆阪神・森下翔太外野手(23)が3-0の八回にこの試合2本目となる8号ソロを放った。カウント3-1から梅野の直球を捉えた。打球は右中間スタンドに着弾。二回には先制の7号ソロを放っており、プロ初の1試合2本塁打と神宮で暴れまわった。

◆阪神の先発・村上頌樹投手(25)は7回3安打無失点の快投でマウンドを降りた。一回は2死一塁から、ヤクルト・村上を137キロカットボールで見逃し三振に仕留め、無失点の立ち上がり。六回は代打・沢井、山田、丸山と圧巻の三者連続三振に斬った。七回に初めて得点圏に走者を進められ、2死三塁のピンチを背負ったが、オスナを136キロフォークで空振り三振。9奪三振の内容でヤクルト打線を寄せ付けなかった。村上は八回の打席で代打を送られて降板。今季9勝目の権利を手にしてリリーフ陣に後を託した。

◆阪神の先発・村上頌樹投手(25)は7回3安打無失点の快投でマウンドを降りた。一回は2死一塁から、ヤクルト・村上を137キロカットボールで見逃し三振に仕留め、無失点の立ち上がり。六回は代打・沢井、山田、丸山と圧巻の三者連続三振に斬った。七回に初めて得点圏に走者を進められ、2死三塁のピンチを背負ったが、オスナを136キロフォークで空振り三振。9奪三振の内容でヤクルト打線を寄せ付けなかった。村上は八回の打席で代打を送られて降板。今季9勝目の権利を手にしてリリーフ陣に後を託した。広報を通じて「「試合の前からも(坂本)誠志郎さんとよく話をして、特に今日の風も頭に入れて高さを意識した投球を心掛けました。ピンチもあったけど自分の役目は果たすことができたと思います」とコメントした。

◆阪神は反撃を断ち切り、連敗を「3」でストップ。ヤクルト戦での2年ぶりのシーズン勝ち越しを決めた。森下が二回先頭で中堅に先制の7号ソロを放ち、三回には中野の右前適時打、大山の左翼への適時二塁打で加点して主導権を奪取。援護をもらった先発の村上は六回まで2安打で二塁すら踏ませず強力打線を圧倒し、七回に死球と安打で初めて得点圏に走者を背負ったものの、相手の走塁死と、オスナを空振り三振に仕留めてピンチを脱した。八回には森下が初の1試合2発となる右中間への8号ソロを放ち、4点差。継投策に転じた直後に適時打と押し出し四球で2点を返されたが、3番手・桐敷が村上を空振り三振に、4番手・石井はサンタナを遊ゴロに仕留めてさらなる追撃を許さなかった。九回は岩崎が締めて逃げ切り勝利。7回3安打無失点だった村上は今季9勝目を手にした。

◆阪神が連敗を「3」で止め、優勝マジックが再点灯し、「18」とした。D1位・森下翔太外野手(23)=中大=の初の1試合2本塁打と7回無失点で9勝目(5敗)を挙げた村上頌樹投手(25)の好投でヤクルトに競り勝った後、2位広島が中日に敗れたため、8月29日に「21」で消滅した優勝Mが再び点灯した。

◆阪神に優勝マジックが再点灯した。連敗を「3」で止め、両リーグ最速の70勝到達後に2位広島が敗戦したため、「21」で8月29日に消滅した優勝Mが「18」で再び点灯した。試合は13打席無安打で「6番」に降格したD1位・森下翔太外野手(23)=中大=が二回、8月25日の巨人戦(東京D)以来となる7号ソロを中越えに放ち、先制。八回には初の1試合2本塁打を右中間席に運んだ。7回無失点で9勝目(5敗)を挙げた村上頌樹投手(25)は防御率を1・79とし、トップの座を堅持した。九回は岩崎優投手(32)が締めて、27セーブ目。自己最長の11試合連続安打まで、あと「1」としていた佐藤輝明内野手(24)は3度の得点機で凡退するなど、無安打だった。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=70勝44敗4分、観衆=2万9200人)。(自ら切り出し)「すんなり行かんなあ」ーー八回の森下のホームランが大きかった「森下のホームランが大きかった。4点になったら楽かなあと思っていたからなあ。あのホームランは大きかったよな」ーー6番に下げた「センターに打てと言うてんのに。引っ張って。引っ張りに入らんとなあ」ーー直接アドバイス「ちゃうちゃう。コーチには言うたけどな。ちょっと気合を入れとけって」ーー森下を6番にして巡り合わせがよかった「3番立ったらどうかというのはわからへんからなあ。それは発奮したんやろ。へへへっ」ーースタメンから外すことは「外すのは考えなかった。でも明日も6番やで...まだ早い(笑)」ーー村上はナイスピッチング「もう十分、球数も少なかったし、十分やったからな(7回94球)。やっぱり守りもな(この日は3失策)あ、3つ負けてたからな、今日は勝たなアカンいうので硬かったよな、(2失策の)大山なんかな、おーん。曲がりなりにな、一つ勝ったいうのは明日から、もうちょっと、できるから、はっきり言うて」ーー桐敷と石井は「岩貞もな、ちょっと大山のアレ(失策)があったからな、まあ、あそこで、誰や、山田か。山田のやっぱりフォアボールがいかんわな。2ストライクからな。まあ、桐敷もひとつフォアボール与えたけど、やっぱりなあ、大事な局面でいく、それもランナーいてる場面で行く時のフォアボールいうのは、やっぱりちょっときつなるよな」ーー9月最初の試合だが選手は硬かったか「ちょっとなあ。フリーバッティングも全然やったもんな、今日。ホンマ」ーー最後は前回やられた岩崎が3人で締めた「何回も続けへんよそら、1年にな、何て言うかな、すーっと吸い込まれるように打たれる時あるんよ、ピッチャーって。自分が思ってるのと違う、吸い込まれるていうかなあ」ーーミスで自滅することは避けたいと言っていた中、勝ちきったのは大きい「そんなにすんなり行かんよ、9月は。でもやっぱりそれをしのいで、とにかく勝ちきることの方が大事やしな。そういう意味では4点目が大きかったよな。本当に大きかった。ここやからホームラン打たれたら終わりやけど、ホームラン打たれることは全然考えてなかったから」ーー三回は捕手の防具にボールが入って捕逸。そんな経験はあるか(三回無死一塁でのミエセスの打席で投球が捕手のプロテクターに入り、記録は捕逸で一走が二進)「ないない、ないわ。分からへんかった」ーー審判も入念に確認していた「そら(責任審判が)白井やから、白井に任せな。白井やねんで、ナイス判断、エエ判断や」

◆ヤクルトは低めを突く、阪神の村上を攻略できなかった。七回までに9三振を喫し散発3安打、無得点に抑え込まれた。高津監督は「あれだけ素晴らしいコントロールを持っていると、なかなか芯に当てることも難しかった」と渋い表情だった。阪神戦はこれで6勝13敗1分けとなり、シーズン負け越しが決まった。高津監督は「投手が先発から抑えまで充実しているところの差が出ているのかなと思う」と話した。

◆阪神が珍プレーを追い風に、連敗を「3」で止め、両リーグ最速の70勝に到達した。2点目を追加した三回無死一塁の場面でヨハン・ミエセス外野手(28)への投球でサイン違いがあったのか、ヤクルトの古賀優大捕手(25)がミットに当てて、捕球ミス。ボールがプロテクターの中に入って、一走の中野拓夢内野手(27)が二進した(記録は捕逸)。ミエセスの三ゴロで1死三塁となり、大山悠輔内野手(28)の適時打で3点目を追加した。捕手の道具に白球が入ったプレーを審判団に指摘したのが一塁ベースコーチの筒井壮外野守備走塁コーチ(48)。試合後は「(審判が)気づいてなかったんでね」と語り、「走塁コーチとしては、勝ちたいんや!!」と話していた。故・星野仙一氏の甥っ子は闘将が口癖としていたフレーズを使って、喜びを表現していた。

◆ヤクルトは競り負けて、2年ぶりとなる阪神戦でのシーズン負け越しが決まった。先発のロドリゲスは6回5安打3失点の粘投も3敗目を喫した。打線は阪神先発、村上の前に七回まで無失点に抑えられ、降板後の八回に丸山和の適時打などで2点を奪ったが追いつくことはできなかった。高津臣吾監督(54)の主な一問一答は以下の通り。――ロドリゲスについて「調子自体が良いか悪いかは何とも言えないですけど、まだまだ日本の野球というのを勉強しないといけないだろうなと思ってみていました。それはコーチがいろいろ教えていかないといけないことなんですけど。投げる球自体はスピードもあって力もあって、変化球もいろいろ投げられるんでその使い方と、日本の野球の特徴というのを理解していけば、もう少し上がっていくのかなと思います」――阪神・村上を相手になかなか二塁を踏めなかった「やっぱりコントロールが素晴らしいですね。そこに来るので。ある意味、あんまり言うとあれなんですけど、狙いやすいというか。逆に言えばね。(ボールが)抜けてきたり、引っかかってきたりするわけではないので。でも、あれだけ真っすぐはもちろん低いですし、変化球はいろいろ投げますし、全ての球種で空振りが取れるというところは良いピッチャーだなと思いますね。まあ良いピッチャーで終わらせてはいけないんでしょうけど、あれだけ素晴らしいコントロールを持っているとなかなか芯に当てることも難しかったですね」――七回の攻撃はサンタナの走塁死などミスでチャンスをつぶしてしまった「まあ、そうですね。反省しなきゃいけないところは反省しなきゃいけないですね」――八回は2点差まで追い上げるなど粘りは見せた「最後に粘るというより、先に点取るのが一番早いかなと思いますね。ただ、今日のピッチャーだとなかなか、ほとんど芯にも当たらなかったですし。難しい展開ですね。先にああやってパンと点を取られると、追いかけるのは大変だったですね。粘りといえば粘りですけども。難しい点差にはなりました」――阪神戦の今季の負け越しが決定「そうですね。そんなにこう、たくさん点を取られてとか、一方的に負けたとかっていう感じはしないんですけど。やっぱり投手が非常に先発から最後の抑えまで充実しているところの差が出ているのかなと思います。僅差を取られたりとか、ちょっとしたところで逆転されたりとか追いつけなかったりとか、そういうのはやっぱりピッチャー、バッテリー、かなと思いますね」

◆中日、阪神、西武で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(69)は二、八回に初の1試合2本塁打を放った阪神D1位・森下翔太外野手(23)=中大=の「6番適任」を主張しながら、3度の得点圏で凡退した佐藤輝明内野手(24)にも言及した。2本塁打の森下の活躍が光った。1本目は甘いスライダーをひと振りで仕留め、2本目はやや外角のボールを右中間に運んだ。逆方向へのアーチはヤクルトに嫌な印象を植えつけたはず。打順は3番から6番になったが「6番・森下」は見事にハマっていると思う。責任を感じるクリーンアップとは打席に入る時の気持ちが全くちがう。6番で起用されたことによる精神的な余裕もホームランにつながっただろうし、しばらくは6番で打たせてあげたい。最も適した打順だと思う。4四球と乱れていたロドリゲスからは3点しか奪えなかったが、森下の前を打つ佐藤輝が打たなければこんなものだろう。3度の得点機で凡退するなど、「いつビックリ箱が開くかな」と思いながら見ている。いまのところは計算ができないし、前の試合まで10試合連続安打を放っていたが、あまり怖さは感じない。ここから得点力が上がるためには、佐藤輝が計算できるようにならなければならない。村上は一回はコントロールが甘かったが二回以降は連打を浴びることもなく安定していた。テンポのいい投球で守っている野手も楽だっただろうし、守っている時間が短いことで攻撃にもいいリズムをもたらした。森下の2発を呼んだ好投だったことは間違いない。

◆ヤクルトは阪神に2―4で敗れた。高津臣吾監督(54)は相手先発・村上に対し七回までわずか3安打に抑えられ、二塁すら踏めなかった打線の低調ぶりを嘆いた。「真っすぐは低いですし、変化球はいろいろ投げますし、全ての球種で空振りが取れるいい投手。なかなか(バットの)芯に当てることも難しかった」阪神・村上に、これで5試合の対戦で3勝を献上し、防御率1・03。右腕の降板後の八回に丸山和の適時打などで反撃したが、2点止まり。追いつき追い越すことはできなかった。阪神戦はこれで6勝13敗1分けとなり、シーズン負け越しが決まった。広島が中日に敗れたため、リーグ優勝の可能性は数字上何とか残したが、ぎりぎりの戦いは続く。指揮官は「最後に粘るより、先に点を取るのが(勝つために)一番早い」と先手必勝を誓った。(箭内桃子)

◆阪神・中野は2安打1打点1盗塁。1―0の三回無死三塁では「最悪、アウトになっても次にミエセスがいるので、気楽に打席に入ろうと思っていた」と冷静な心構えで勝負に臨み、貴重な右前適時打を放った。ここまで全118試合にフル出場と奮闘中。「9月が本当に勝負。その勝負の月の初戦を取れたということはチームとしても明日(2日)以降、いい流れでいけると思う」と、この1勝も力に変えていく。

◆淡々と冷静にアウトを積み重ねた。ミスはもう繰り返さない。最終回のマウンドにはいつものように阪神・岩崎優投手(32)が君臨し、接戦を締めた。「もう失敗はできないと思っているので、はい。また一つずつ頑張っていきます」4-2の九回、虎の守護神がコールされた。先頭のオスナを右飛、続く長岡は一邪飛で簡単に2死。代打・川端に神宮が沸き立つ。ただ、左腕の表情は崩れない。直球で押し6球目、渾身(こんしん)の真っすぐで二ゴロに仕留め、ようやくホッと息をはいた。前回登板した8月29日のDeNA戦(甲子園)も2点差の九回にマウンドへ。しかし、佐野に同点の2ランを浴び、続く牧に勝ち越しソロを許した。23試合連続無失点中だった男が、今季初被弾で1死も奪えず、ベンチへと引き揚げた。この一戦で優勝へのマジックナンバーは消滅し、チームは連敗が続いていた。それでも、岩崎はすぐに復活した。勝利のハイタッチ。ねぎらいの言葉をかけながら出迎えた岡田監督は「何回も続けへんよ、そら。一年に何回か、すーっと(バットに)吸い込まれるように打たれるときがあるんよ、ピッチャーって」と前回のミスをフォローした。岩崎はこれでセ・リーグ3位の27セーブ目。1位のマルティネス(中日)、田口(ヤクルト)は2差とタイトルも視野に入る。「また、より一層、頑張っていきます」アレをかけた勝負の9月。再び灯したマジックが0になるまで、クローザーの役割をまっとうする。(原田遼太郎)

◆困ったら翔太イム! 阪神はヤクルトに4-2で勝ち、連敗を3でストップ。12球団で70勝一番乗りし、優勝へのマジックナンバー18を再び点灯させた。6番に降格したドラフト1位・森下翔太外野手(23)は二回に先制7号ソロを放つと、八回にはダメ押しの8号ソロ。自身初の1試合2発と大暴れした。アイブラックを施しても、まぶしすぎる! アレへ、リスタートや!東都の杜の夜空に、森下が2本のアーチを描いた。バックスクリーンへ一発、そして右中間へ一発。幸運のアイブラックを目の下ににじませ、中大時代に親しんだ神宮でプロ入り後初の1試合2本塁打。6番降格に燃えた男が意地を示し9月に入った虎を引っ張った。「これだけお客さんが入る中で打つのは、大学時代にはなかったので。感触は変わらないですけど、すごく心地良さがありました」まずは二回の先頭で打席に入り、ロドリゲスの3球目を振り抜いた。一直線に伸びる打球は、中堅手のはるか頭上を越えてバックスクリーンにぶち当たる。14打席ぶりの安打は、貴重な先制の7号ソロとなった。快音は一度にとどまらない。八回には梅野の直球を捉えると、打球は勢いを失わず右中間スタンドの最前へ飛び込んだ。阪神の新人で右打者に限定すると1980年の岡田彰布(現監督)以来の8号。7月下旬から3番に定着したが、ここ3試合安打がなく、7月23日のヤクルト戦(神宮)以来となる6番。「打順が下がって、なんとかチームの勝利に貢献したいと挑んだ」と思いをぶつけた。

◆阪神・大山は2-0の三回に左翼線へ適時二塁打も、失策を猛省した。八回無死一塁から平凡なゴロを二塁へ悪送球。逆転の大ピンチを招くも救援陣が2失点で踏ん張っただけに「本当に勝ててよかった。きょうは反省しかない。カバーしてくれたピッチャー陣に感謝して、他の野手陣に感謝して、それからしっかりやりたい」とリベンジを誓った。

◆思い出と汗がにじむ懐かしいマウンドに立つと、不思議と力が湧いてくる。打者の膝元で沈む変化球で空を切らせると、阪神・村上頌樹投手(25)がほえた。快投でチームの連敗を止めてみせた。「高めにいって外野フライを打たれたら入るかもしれないので、低めにという意識だった。そのイメージでいけたのでよかった」七回に最大のピンチを迎えた。先頭の宮本の足に当て、自身プロ初の与死球で走者を背負う。その後、安打と相手の走塁ミスによる挟殺プレーなどで2死三塁と進塁を許したが、冷静だった。オスナをフォークで空振り三振に仕留めて切り抜けた。7回3安打無失点で大竹と並んでチームトップの9勝目をつかみ、リーグトップの東(DeNA)の12勝も射程圏に入れた。防御率はリーグトップを堅持する1・79。さらに新人王の資格も有しており、2冠達成とのトリプル受賞もある。

◆阪神・桐敷がピンチのマウンドで踏ん張った。八回、0―4から1点を返され、なお1死満塁で岩貞に代わって登板。代打の中村に押し出し四球を与えたが、村上をツーシームで空振り三振に抑え、石井にマウンドを託した。「フォアボールは切り替えて、村上は絶対抑えなきゃっていう思いはあった」。救援陣のリレーでリードを守り切り「中継ぎのみんなでやるのが、勝つために必要だと思う。それができてよかった」と誇った。

◆阪神・石井が大ピンチを救った。4-2の八回2死満塁で桐敷に代わってマウンドに上がり、サンタナと対戦。直球で押して追い込み、最後も直球で遊ゴロに抑えてガッツポーズ。「(村上)頌樹もいいピッチングしていたので、リリーフで粘っていきたいと思っていた」と同期入団の勝ち星を守って充実の表情だ。これで11試合連続無失点と好投を続ける右腕は「僕たちは勝っていかないといけない。勝ててよかったです」と胸を張った。

◆阪神・ミエセスは8月16日の広島戦(マツダ)以来12試合ぶりにスタメン出場した。来日初の3番に起用され、一回にロドリゲスの甘く入った変化球を仕留めて、中前にはじき返した。即結果を出したが、以降3打席は見逃し三振など快音は響かず。「1本出ましたけど、1本だけだったのが悔しい。(ただ)後の打席も決して、感覚としては悪くなかった」と次戦につなげる。

◆改めて阪神・村上のよさを見せつけられた。まずコントロールが絶妙。コーナーの四隅をしっかり突ける。球種はそれほどなく、主体は真っすぐ。これがまた、ホップするような感じで、伸びがある。打者からすると、高めのボール球は振らされ、低めのストライクは、ボールだと思って見逃してしまうのだ。私が打席に立ったら、どんな打撃をするか、考えてみた。真っすぐ狙いには違いない。加えて、内角か外角か、どちらかに絞らないといけない。二段構えで臨まないと、そうそう打てるものではない。コースも高低も使える、厄介な投手だ。対してヤクルトの村上は...。3試合連続ノーヒット。とりわけこの日は、走者を置いた場面で3三振。バットに当たらない雰囲気で、元の状態に戻ってしまったようだ。残り試合、何を目標に戦うのか。村上のみならず、チーム全体の課題ではないだろうか。(サンケイスポーツ専属評論家)

◆ヤクルトって、スゴ~イ!! 日本中の猛暑でお疲れの皆さん、乳酸菌やビフィズス菌、それからシロタ株とか元気になる成分がたっぷり入っているヤクルトを飲んで残暑を乗り切りましょう!!ゴクゴクゴク...。本日マジックも消え、3連敗中と夏バテ気味のわが阪神も、ヤクルトを飲んで元気を取り戻しました。岡田采配もズバリ大当たり!! 3番で調子を落としている森下を6番で起用した途端の2アーチ!! 盗塁をしかければ、近本、中野、佐藤輝と3回企画してオール成功!! 先発・村上の7回3安打無失点の村上様降臨もあったけど、中継ぎ陣の細かい継投、そしてDeNA戦で2アーチを浴びた岩崎の九回キッチリ3人斬り!!これも全てヤクルトのおかげ??? いや、待て。岡田監督の愛して止まないパインアメ効果? アヒャ~、阪神アレ(優勝)への舞台裏で『ヤクルトVSパインアメ』のもう一つの激しい戦いがあったかー!!そんなアレムードに水を差すようだけど、そろそろ真剣にあえて名は出さないけど、CSから先の短期決戦用の使えない打者、投手の振り分けを厳しくやりはじめなあかんでェ!!

◆午後1時半過ぎ。大阪府内にいて、携帯電話から鳴り響いたアラーム音に驚いた方は多かったのでは? 防災の日に実施された第12回大阪880万人訓練の一環で、携帯電話などのエリアメール・緊急速報メールを用いた通報訓練が行われた。ご丁寧にも、マンションのエレベーター内の掲示板には、前日から訓練が行われるお知らせが貼られていた。それなのに、鳴った瞬間にビクッと身を縮めてしまった。壁面収納に設置されている落下防止のための耐震ラッチをチェックしていたのに...。いかに、危機意識が低いかを思い知った次第だ。でも、ビクッとしたついでの家内総点検には意味があった。緊急用にストックしていた飲料水。賞味期限を確認するために段ボールから引っ張り出すと、中身がなぜか洗濯用洗剤だった。ずっと水だと思い込んでいたのに...。チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られてしまいそうだ。いや、今ならバスケットボール男子日本代表を率いるトム・ホーバス監督に「何やってるんですか!!」と怒鳴られるか。どちらにしても、9月に入ってもこの暑さ。水がないと、命が危ない。すぐに近所のスーパーマーケットへ向かうと、防災の日だけあって、特設コーナーがあった。そこで驚いたのが、7年保存のパンだ。しかも保存料不使用、だという。すごいけれど、何だかなあと思うところもある。今年の防災の日は、関東大震災から100年だった。当時は〝プロ野球〟にも影響が出た。1920年に誕生した日本初のプロチーム『日本運動協会(芝浦協会)』。設立からわずか4年で被災した。東京・芝区(現港区)にあった本拠地・芝浦球場のグラウンドは地割れし、選手宿舎は倒壊した。さらに同球場は政府に接収され、救援物資の配給基地となった。もちろん野球どころではなく、翌13年には無念の解散となった。

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
70444 0.614
(↑0.003)
M18
(-)
25459
(+4)
360
(+2)
64
(+2)
65
(+3)
0.248
(-)
2.730
(↑0.01)
2
(-)
広島
65524 0.556
(↓0.004)
6.5
(↓1)
22430
(+3)
425
(+5)
84
(+1)
68
(+1)
0.245
(↓0.001)
3.160
(↓0.02)
3
(-)
DeNA
60553 0.522
(↑0.004)
10.5
(-)
25436
(+9)
410
(+3)
85
(+3)
24
(-)
0.250
(↑0.001)
3.180
(↑0.01)
4
(-)
巨人
58591 0.496
(↓0.004)
13.5
(↓1)
25453
(+3)
443
(+9)
141
(+2)
41
(-)
0.257
(-)
3.600
(↓0.05)
5
(-)
ヤクルト
48683 0.414
(↓0.003)
23
(↓1)
24439
(+2)
475
(+4)
98
(-)
55
(-)
0.238
(↓0.001)
3.700
(↑0.02)
6
(-)
中日
45703 0.391
(↑0.005)
25.5
(-)
25332
(+5)
421
(+3)
55
(+3)
32
(-)
0.241
(-)
3.200
(-)