阪神(★2対3☆)DeNA =リーグ戦21回戦(2023.08.29)・阪神甲子園球場=
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DeNA
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阪神
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勝利投手:エスコバー(2勝1敗0S)
(セーブ:森原 康平(2勝1敗10S))
敗戦投手:岩崎 優(3勝2敗26S)

本塁打
【DeNA】佐野 恵太(12号・9回表2ラン),牧 秀悟(23号・9回表ソロ)

  DAZN
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◆DeNAが逆転勝利。DeNAは2点ビハインドの9回表、佐野の2ランと牧のソロが飛び出し、試合をひっくり返した。投げては、先発・今永が7回3安打無失点の好投。3番手・エスコバーが今季2勝目を挙げた。敗れた阪神は、最終回に一打同点の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆阪神の岩崎優は8月の登板12試合で9セーブ。月間9セーブは今年5月にも記録しており、自身初の月間2桁セーブに伸ばせるか。月間最多セーブは97年8月佐々木(横浜)の14セーブだが、阪神では07年7月の藤川ら3人(4度)が記録した10セーブが最多。また、左投手としても今年7月の田口(ヤクルト)ら5人(9度)が記録した10セーブが最多で、岩崎優は球団と左腕の月間記録に挑む。

◆阪神は高校球児に甲子園を明け渡す長期ロードが終わり、7月30日以来約1カ月ぶりに甲子園で試合を行う。現在阪神の優勝へのマジックは21。チームは8月を月間18勝と快進撃を続けているが、マジック初点灯の今月16日以降、2つ減った日はなく11日間で8つ減って29日の試合前ではM21。異例のスローペースでの減少となっている。さらに、仮にこの日、阪神が敗れて広島が勝てばマジックは消滅。その場合、首位阪神と2位広島とのゲーム差は縮まるとはいえ「6」。ペナントレースも残り30試合を切り、首位を独走している現状ではあるが、マジックが消滅するという珍しい現象となる。これは阪神と広島の直接対決が7試合残されていることが大きく関係し、広島の自力優勝が復活するためだ。阪神が広島に全敗し、他球団に全勝すると最終成績は89勝50敗4分け。一方の広島は残り試合に全勝すると89勝50敗4分けで、ともに同じ成績で並ぶ。2球団が勝率で並んだ場合、セ・リーグは次に勝利数の多い球団を見て、それでも並べば当該球団間の直接対決で勝率が高い球団が優勝となる。そのため、現状は阪神は広島に10勝7敗1分けだが、残りの7試合を全敗する計算のため、最終的には10勝14敗1分け。広島が直接対決で上回り、自力優勝が可能となるため阪神のマジックが消える。阪神は29日は引き分け以上でマジック消滅は逃れられる。久々の甲子園で球団最多タイの月間19勝目を手にして、マジック消滅を阻止したいところだ。

◆阪神ドラフト1位森下翔太外野手(23)の新応援歌が甲子園でお披露目となった。前日28日に、「阪神タイガース応援団ヒッティングマーチ委員会」が公式サイトで発表。新人で応援歌が作られたのは、佐藤輝明、中野拓夢の21年以来となった。この日も「3番右翼」で出場し、初回の第1打席から早速演奏。2死から四球を選び、虎ファンをわかせた。

◆阪神近本光司外野手(28)が放った大飛球が、浜風に屈した。両軍無得点の5回。走者なしから今永の145キロ直球を捉えると、角度、高さともに申し分ない打球が右翼へ上がった。だが、右翼から左翼方向への浜風が強く吹き、押し戻されて右飛となった。虎党の歓声がため息に変わり、ベンチの岡田監督も苦笑いを浮かべていた。

◆DeNA桑原将志外野手(30)が、阪神21回戦(甲子園)で1000試合出場を達成した。5回裏終了時に記念のボードを渡され、スタンド、両チームのベンチから拍手を浴び、深々と頭を下げた。桑原は、福知山成美から11年ドラフト4位で入団。プロ初出場は12年10月1日の中日戦(横浜)。通算1000試合出場=桑原(DeNA) 29日の阪神21回戦(甲子園)に先発出場して達成。プロ野球524人目。初出場は12年10月1日の中日24回戦(横浜)。

◆阪神の先発西勇輝投手(32)が、7回無失点と好投した。持ち味の両コーナー、低めを丁寧に突く投球で、DeNA打線を翻弄(ほんろう)。5回、7回と先頭打者の出塁を許すも、後続をピシャリと抑えた。二塁を1度も踏ませない投球で、自身4試合ぶりのクオリティー・スタート(6回以上自責3以内)達成も、打線の援護なく2カ月ぶりの勝ち星は持ち越しとなった。

◆守備に定評のあるシェルドン・ノイジー外野手(28)に、まさかのミスが生まれた。0-0の展開が続く、8回2死一塁の守備。DeNA桑原の放った打球は、左翼へ上がった。この日は強い浜風が吹いた甲子園。風でみるみる押し戻される打球を懸命に前進した。追いついたようにも見えたが捕球することはできなかった。フェアなら先制の可能性もあった、ヒヤリとした一打だが、判定はファウル。直後に岩貞が三振を奪って無失点とした。

◆阪神坂本誠志郎捕手(29)が、試合の均衡を破る先制タイムリーを放った。1死から佐藤輝が自身9試合連続ヒットとなる右中間への二塁打を放ちチャンスメーク。代走に熊谷が送られ、2死二塁で坂本がDeNA2番手のウェンデルケンの153キロ直球を逆方向にはじき返し、右前打で二走・熊谷が本塁へ生還。貴重な1点をもぎ取った。

◆阪神ヨハン・ミエセス外野手(28)が、左前適時打で貴重な追加点をたたき出した。坂本の適時打で先制した直後、8回2死一、二塁から岩貞の代打で出場。ウェンデルケンの外角高め直球を捉え、三遊間を破り左前へ。二塁走者の坂本を本塁へかえし、一塁ベース上ではベンチに向かって両手を高々と挙げて喜んだ。助っ人砲のタイムリーは6月14日オリックス戦(甲子園)以来、自身約2カ月半ぶり。代打では初の適時打だ。ムードメーカーの一打にベンチも大いに盛り上がった。

◆阪神の守護神岩崎優投手(32)が、まさかの2者連続被弾で逆転を許した。2点リードの9回に登板。先頭の代打蝦名に中前打を浴び出塁を許すと、続く佐野に今季初被弾となる右中間への同点2ランを浴びた。さらに続く牧に勝ち越しとなる左中間へのソロを献上した。そのまま1死も取れずにマウンドを降りた。連続無失点試合は23でストップ。ついに鉄壁の牙城が崩された。

◆阪神が、まさかの敗戦でマジックが消滅した。0-0の展開の中、8回に坂本誠志郎捕手(29)、代打ヨハン・ミエセス外野手(28)の適時打で2点を先取。だが、9回に登板した守護神岩崎優投手(32)が先頭代打蝦名に中前打を許すと、3番佐野に中堅フェンスオーバーの同点2ランを被弾。その後、4番牧にも左翼への連続勝ち越しソロを浴び、逆転負けとなった。岡田監督は岩崎の大誤算に「そら、まさかやろ」と開口一番にコメント。牧のアーチは強い浜風に押されての一撃で「まあ、しゃあないわ。もうな。風でいくと思わなかったけどなあ」と続けた。2位広島が巨人に逆転勝ちしたため16日に「29」が点灯して以来、「21」まで順調に減らしてきたマジックが消滅した。ペナントレースも残り30試合を切り、首位を独走している現状ではあるが、マジックが消滅するという珍しい現象となる。阪神と広島とのゲーム差は「6」に縮まった。阪神と広島の直接対決が7試合残されており、広島の自力優勝が復活したためだ。阪神が広島に残り7戦全敗し、他球団に全勝すると最終成績は89勝50敗4分け。一方の広島は残り試合に全勝すると89勝50敗4分けで、ともに同じ成績で並ぶ。2球団が勝率で並んだ場合、セ・リーグは次に勝利数の多い球団を見て、それでも並べば当該球団間の直接対決で勝率が高い球団が優勝となる。そのため、現状は阪神は広島に10勝7敗1分けだが、残りの7試合を全敗する計算のため、最終的には10勝14敗1分け。広島が直接対決で上回り、自力優勝が可能となるため阪神のマジックが消えた。

◆阪神ドラフト1位森下翔太外野手(23)の新応援歌が甲子園でお披露目となったが、3打数無安打に終わった。新人で応援歌が作られたのは、佐藤輝、中野の21年以来。初回の第1打席から演奏された。「いつもとは違う応援歌なので、新鮮味がありました」と振り返った。二ゴロで凡退した9回無死一塁の最終打席については「芯で捉えていたらセンターに抜けていたと思う。結果はしょうがないので、明日切り替えてやっていきたい」と、前を見た。

◆ショッキングな逆転負けにも希望はある。阪神ヨハン・ミエセス外野手(28)が、自身約2週間ぶりとなる快音を響かせた。坂本の適時打で1点を先制した8回。なおも2死一、二塁の好機で代打で登場。DeNAウェンデルケンの153キロ直球をしばき、三遊間を破って2点目を挙げた。一振りでチャンスをものにし、「いつも通り、代打として準備はしていたよ」と胸を張った。8月16日広島戦以来の安打は、6月14日オリックス戦以来、2カ月半ぶりの適時安打。来日初の代打タイムリーとなり「確かに代打としてはそうかもしれないけど、打席に立てば関係ない。今日みたいな打席を続けていきたいね」と前を向いた。岡田監督も潜在能力、野球への姿勢を評価する28歳。あくなき向上心は行動にも表れる。東京ドーム遠征の移動日だった24日、ウエスタン・リーグのオリックス戦(杉本商事BS)に志願の出場。打撃の感触を確かめるどころか、満塁弾を放ち上昇気流に乗った。「自分の打席のリズムをしっかりとっておきたかったんだ。どのタイミングで、どのチャンスがあるか分からない。出番がきたら驚くことなく準備した状態でいきたいからね」。2回の守備から退くと、すぐさま着替えてタクシーに乗り込んだ。大阪・舞洲から弾丸で東京へ移動した1日が「準備の鬼」の象徴だ。岡田監督は「まあ久しぶりやろ、打つのは。やっぱり力でなあ、抑えられとったからなあ、あのピッチャーに」と、剛球が武器のウェンデルケンを突破したことを評価。怪力を誇る背番号55は「代打は難しい。より準備が大事。場面を想定して、相手投手を考えて、自分のスイングをすることを考えて...。精神的にも技術的にも準備が大事になる」と自らに言い聞かせるように「準備」の大切さを強調した。優勝へのマジックが消滅しても、助っ人の心の炎が消えることはない。【中野椋】

◆阪神が、まさかの敗戦でマジックが消滅した。2点リードの9回、守護神岩崎優投手(32)が3番佐野に中堅フェンスオーバーの同点2ランを被弾。4番牧にも左翼への勝ち越しソロを浴び、逆転負けとなった。2位広島が巨人に逆転勝ちしたため16日に「29」が点灯して以来、「21」まで順調に減らしてきたマジックが消滅した。岡田監督の試合後の一問一答は以下の通り。-岩崎はまさか「そら、まさかやろ」-1発は想像できない「だから、先頭な、追い込んで、なあ。2ストライクからやったからなあ。初球か。なあ。まあ、な。そういうときもあるしのお。まあ、しゃあないわ。もうな。風でいくと思わなかったけどなあ」-2本目は風に乗った「そやなあ」-ずっと抑えてきた投手。責められない「そんなん、責める、責めんとかの問題じゃなしに、そらお前、なあ。2点とって、勝ちのピッチャーを出してるわけやから。そんなのお前」-先発の西勇は「西は良かったよ。そらええよ。0点に抑えているんやから」-相手先発の今永ははペースを上げていた。降りたところで2点をとった「まあ最初から飛ばしていたからな。おーん、ようあっこまで投げるわな、今永もな。たいしたもんや」-1年あればこういう試合もある「ん? 1年やったらって2回目やんか。数を数えておいたらいいやんか。こういう試合って2回目やんか。交流戦のときと。そんなん覚えておかなあかん」-初回に球数をたくさん投げさせた。攻撃面でやれることはやれていた「別に約束事はないけど、ボール球を選んでな、球数を増えてあそこまでいくとは思わなかったけど、まあ、そやろなあ、やっぱり向こうも意地じゃないけど、もう最初から気合入ってたよなあ」-西の降板後に声をかけていた「いやそらお前、同点やからなあ。何とかあそこで点取ればなあ、原口からで、そういうこと言うたんやけどな」-ミエセスの働きも大きい「うん、まあ久しぶりやろ、打つのは。まあやっぱり力でなあ、抑えられとったからなあ、あのピッチャーに」

◆阪神の先発西勇輝投手(32)が、7回3安打無失点の快投で完全復活を印象づけた。持ち味のツーシームを中心に両コーナー、低めを丁寧に突く投球でDeNA打線を圧倒。自身4試合ぶりのクオリティー・スタート(6回以上自責3以内)を達成して先発の役割を全うしたが、打線の援護なく2カ月ぶりの勝ち星は持ち越しとなった。「(坂本)誠志郎がいいリードをしてくれましたし、試合前に話していたとおりの攻め方ができたおかげで、テンポよく投げることができました」背水の立場で力を発揮した。7月上旬からの2軍再調整を経て、自身49日ぶりの1軍復帰戦となった前回22日の中日戦(京セラドーム大阪)では6回途中3失点(自責2)で勝ち負けつかず。再びチャンスをもらい、結果で応えた。右腕は「毎回新聞にね、『次がラスト、ラスト、ラスト』っていう感じ(で書かれていた)だったので、それがいい刺激になった。ラストと思いながら毎回投げてました」と胸の内を吐露した。昨季まで5年連続で規定投球回に到達したイニングイーターの復活ぶりに岡田監督は「西は良かったよ。そらええよ。0点に抑えているんやから」と評価。降板後には直々に笑顔で好投をたたえ、「同点やからなあ。何とかあそこで点取ればなあ、(代打)原口からで、そういうこと言うたんやけどな」と会話の一端を明かした。長年先発ローテーションを支えてきた右腕が、本来の持ち場に帰ってきた。【古財稜明】

◆首位独走の阪神が悪夢の逆転負けで、優勝へのマジックが消滅した。1点リードの9回に守護神岩崎優投手(32)が連続被弾による3失点で逆転を許した。連続試合無失点は「23」でストップ。2位広島が巨人に逆転勝ちし、6ゲーム差に縮まり、残り「21」で点灯中だったマジックが消えた。首位独走の阪神に、悪夢が襲った。優勝へのマジックがまさかの消滅だ。2点リードの9回に守護神岩崎を投入。先頭の代打蝦名を中安で出塁させると続く3番佐野に初球高め直球を中堅右スタンドギリギリにたたき込まれ同点、続く牧にはチェンジアップをすくわれ左翼席へ2者連続となる勝ち越しソロを許した。一瞬にして逆転を許す展開に、あぜんぼうぜん。岡田監督も「そら、まさかやろ」とつぶやいた。同じ時間帯に広島が逆転勝ちを収め、マジックが一気に「2」も減るはずが、うそのように消えてしまった。わずか7球で暗転。好調の岩崎は球団最多タイの月間10セーブ目をかけた登板だったが、23試合連続無失点でストップ。今季50試合目の初被弾だった。試合後には「頑張ります。(先頭を出して)もったいなかった」と肩を落とした。それでも指揮官の信頼は変わらない。「そういう時もあるしのお。まあ、しぁあないわ。(佐野の2ランは)風でいくとは思わなかったけどな。責める、責めんとかの問題じゃなしに、2点取って勝ちのピッチャー出してるわけやから」と平然と受け止めた。16日のマジック初点灯から、チームは勝利を重ね、1つずつ「21」まで減らしてきた。8月は月間18勝で球団タイ記録に王手をかけていた。快進撃を支えたのは、盤石のブルペン陣。岩崎はこの試合の敗戦で2敗目というのが好調さを逆に物語る。岡田監督も「2回目やんか。交流戦の時の」と言った。6月17日ソフトバンク戦(甲子園)で1点を守れず逆転されて以来2度目の失敗だが、こういう時もある。夏の甲子園が終わり、約1カ月ぶりに本拠地に帰ってきた。迎えたのは4万2636人と超満員の観衆。「アレ」を期待する虎党の大声援が後押ししたが、まさかの逆転負け。30日は今季チーム初の2桁勝利をかけ大竹が先発する。残りは27試合。まだ2位広島とは6ゲーム差あるが、ズルズルと沼にはまらないためにも、3連敗だけは避けたい。【石橋隆雄】

◆阪神岩崎優投手(32)が、痛恨の2発を食らい逆転負けを許した。2点リードの9回に登板。先頭代打蝦名に中前打を許すと、3番佐野に中堅フェンスオーバーの同点2ランを被弾した。その後、4番牧にも左翼への連続勝ち越しソロを浴び、逆転負けとなった。先頭蝦名は2ストライクを追い込みながらも3球目を捉えられ、続く佐野には初球をミートされた。「もったいなかったですね、全部ストライクだったので」と反省。岡田監督も「だから、先頭な、追い込んで、なあ。2ストライクからやったからなあ。初球か。まあ、な。そういうときもあるしのお」と指摘した。岩崎は24試合ぶりの失点。本塁打を浴びるのは今季初で、1試合2被弾は18年8月12日DeNA戦以来、約5年ぶりとなった。それでも岡田監督は「責める、責めんとかの問題じゃなしに、そらお前、なあ。2点とって、勝ちのピッチャーを出してるわけやから。そんなのお前」と変わらぬ信頼を口にした。

◆勝っていれば、打のヒーローは間違いなく阪神坂本誠志郎捕手だった。8回2死二塁でDeNAウェンデルケンから先制打。普段は冷静な坂本が一塁で派手なガッツポーズを繰り返した。だが9回に暗転。岩崎が2発を浴び、逆転を許した。「個人的にも悔しいし、チームとしても悔しいけど、ザキさん(岩崎)のおかげでここまでこられている。やられたらやり返す。そういう気持ちを持ってやりたいと思います」と捕手としての思いを語った。

◆DeNAが伝説の助っ人の前で、佐野恵太外野手(28)、牧秀悟内野手(25)の連続アーチで逆転勝利を飾った。2点を追う9回無死一塁、3番佐野が同点の12号2ランを放ち、4番牧が決勝の23号ソロ。23試合連続無失点中で、今季は被本塁打がなかった阪神の守護神岩崎を攻略した。三浦監督は「佐野も牧もよく打った」と称賛した。重苦しかったムードを振り払ったのは、キャプテンだった。27日の中日戦の2回から19イニング連続無得点だったが、値千金の1発で20イニングぶりの得点。27日の同戦では延長12回に自らのミスも絡み、サヨナラ負けし「チームに負けをつけてしまったので、絶対に取り返してやるんだという思いは強かった」と雪辱の思いをバットに込めた。左翼スタンドには、ローズ氏が観戦に訪れた。強打の二塁手で「マシンガン打線」をけん引し、98年の日本一に貢献。「甲子園応援ツアー」で家族、ファンと訪れ、同僚だった三浦監督が率いるチームを応援した。運命に導かれるように、強打の二塁手を継承する牧が試合を決め「佐野さんの同点本塁打の流れに乗れた」と汗をぬぐった。本塁打パフォーマンス「デスターシャ」を連続でスタンドのファンと合唱。劇的な勝利が目立った98年をほうふつとさせる鮮やかな1勝だった。首位阪神との差を11・5ゲームとし、4位巨人との差を1・5ゲームに拡大。三浦監督は「この勝ちを明日につなげていかないといけないです」と力を込めた。【久保賢吾】

◆DeNAが佐野恵太外野手(28)、牧秀悟内野手(25)の連続本塁打で阪神に逆転勝ちした。2点を追いかける9回無死一塁、3番佐野が同点の12号2ランを放ち、4番牧が決勝の23号ソロを放った。0-0で迎えた8回に2番手のウェンデルケンが2点を奪われたが、主軸の連続アーチで試合をひっくり返した。打線は27日の中日戦(バンテリンドーム)の2回から19イニング連続無得点だったが、20イニングぶりの得点から勝利を飾った。三浦大輔監督(49)は「蝦名が先頭で打線に火をつけてくれて、行くぞという空気にしてくれた。その後の佐野も牧もよく打ったと思います」と評価した。

◆両軍のスターティングメンバーが発表。阪神は「1番・中堅」で出場する近本光司外野手(28)に注目。好調のリードオフマンは相手先発の今永に対して、今季は対戦打率・571(7打数4安打)と好相性を誇る。夏の長期ロードを終え、約1カ月ぶりとなる本拠地・甲子園での一戦。近本が先頭でチームを引っ張っていく。阪神の先発は西勇輝投手(32)。DeNAとは今季初対戦。前回登板した22日の中日戦(京セラ)は六回途中を3失点(自責2)も、チームはサヨナラ勝利をおさめた。快投で6月27日の中日戦(甲子園)以来の勝ち星を狙う。

◆阪神の今岡打撃コーチがベンチを外れた。球団によると体調不良で、試合前練習にも参加しなかった。

◆阪神D1位・森下翔太外野手(23)=中大=のヒッティングマーチが同戦から解禁。甲子園に詰めかけたファンが大合唱でルーキーを後押しした。「夢つかめ 豪快なパワー 渾身(こんしん)のフルスイング 翔けろ森下」の歌詞に乗せ軽快なリズムで虎党が球場を盛り上げる。森下専用ヒッティングマーチ初解禁となった第1打席はフルカウントから7球目を見極めて四球。大山が四球でつなぎ2死一、二塁の好機を演出するも、佐藤輝が空振り三振で無得点に終わった。

◆阪神・西勇輝投手(32)が先発し、五回まで無失点と好投を続けている。序盤から高低、内外角を丁寧に突き、ゴロの山を築いていく。四回までは奪った12アウトのうち、9つがゴロによるものだった。五回にはソトの安打で初めて回の先頭に出塁を許したが、DeNAはバント策を取らず、京田と山本が連続で左飛。続く林は9球に及ぶ粘り合いのすえ、内角に144キロを投げ込んで見逃し三振に抑えて上回り、この回も無失点。二塁すら踏ませない投球を披露している。投げ合うDeNA先発・今永も三回1死までは無安打に抑え、一回に2死一、二塁、四回も2死満塁のピンチを背負いながら、ホームは踏ませず。経験豊富な両右腕による、見応えたっぷりの投手戦となっている。

◆ハマのガッツマンが、新たな節目を迎えた。DeNA・桑原将志外野手(30)が2試合続けて「1番・中堅」で先発。プロ12年目でNPB通算1000試合出場を達成した。五回終了後、記念のボードを掲げ、甲子園のファンの温かい拍手を受けた。大阪出身、京都・福知山成美高から2012年にドラフト4位でベイスターズへと入団した。学生時代からプロ入り当初は内野手。3年目の14年から外野手登録に変更となり、17年にはゴールデングラブ賞を初受賞するなど、球界屈指の中堅守備を誇る。21年終了後には4年の大型契約を結び、DeNA一筋、チームの看板選手だ。最大の魅力は、その丈夫さ。今季、6月14日に「左ふくらはぎの肉離れ」のため出場選手登録を抹消されたが、同25日には1軍へ復帰した。7月1日に今度は試合中に「右ふくらはぎの張り」を起こし緊急交代したが大事には至らず、すぐにスタメンに復帰し出場を続けた。16年のレギュラー定着後、17年には全143試合出場を達成。その地位を確固たるものにしたかに思えたが、19、20年はともに打率1割台と苦しみ大きく出番を減らした。それでも腐らず、21年に打率・310をマークし1軍に返り咲いた。不屈の30歳、まだまだ元気だ。(浜浦日向)

◆阪神・西勇輝投手(32)が先発し、7回3安打無失点と好投した。序盤から一貫して高低、内外、コースを丁寧に突き、許した安打は散発の3安打。五、七回には回の先頭に安打を許したものの、ギアを上げるように力強く腕を振り、走者すら進めさせることなく後続を打ち取ってみせた。結果は二塁すら踏ませない七回零封。奪った21アウトのうち、12個がゴロアウトだった。0―0の七回に代打を送られて94球での交代となり、この回に先制点を挙げられず今季6勝目の権利は手にできなかった。だが、今季15度目の先発登板で初となる無失点投球だった。

◆阪神打線はDeNAの先発・今永の前に七回まで3安打で無得点で0―0。四球を絡めて再三の好機を作ったがあと1本が出ない。一回は2死から森下、大山の連続四球で一、二塁とするも佐藤輝が空振り三振。四回は1死から大山がチーム初安打となる左前打を放つと、相手の失策もあって2死満塁としたが、木浪が三振に倒れた。五回も得点圏に走者を進めたが、ホームが遠い。七回は1死から近本が左中間を破る二塁打でチャンスメーク。しかし、中野は粘りながらも8球目を左飛、森下も左飛に倒れた。今永に対して3安打、5四球と塁は賑わせながらあと1本が出ず。 DeNAは八回から2番手でウェンデルケンがマウンドに上がった。

◆阪神・坂本誠志郎捕手(29)が八回2死二塁の好機で先制の右前適時打を放った。ウェンデルケンの153キロ直球に執念でバットを合わせた。右前に弾む一打で二走・熊谷が生還。一塁に到達した坂本は右手を大きく突き上げ、ベンチにいる阪神ナインを鼓舞した。0-0のまま終盤に突入した投手戦で女房役が値千金の一打を放った。

◆阪神は7月30日以来となる甲子園での一戦で、九回にまさかの連続被弾で逆転負けを喫した。息詰まる投手戦になった。先発・西勇輝投手(32)は7回3安打無失点。序盤から高低、内外角を丁寧に突き、ゴロの山を築いて試合を支配した。0―0で迎えた七回の打席で代打を送られて降板し勝ち負けはつかなかったが、久々の聖地での試合にふさわしい熱投を披露した。打線はDeNAの先発・今永の前に一回に2死一、二塁、四回も2死満塁とチャンスを作るもあと1本が出ず、七回まで無得点。八回は代わったウェンデルケンに対して1死から佐藤輝が右中間へ二塁打を放つ。2死から坂本が右前適時打を放ち、ようやく0―0の均衡を破った。なおもチャンスを広げ、代打・ミエセスの左前適時打でリードを2点に広げた。九回は守護神・岩崎がマウンドに上がったが、先頭の代打・蝦名に中前打を許すと、佐野に2ランを浴びて同点。さらに続く牧に左翼へ本塁打を浴び逆転を許した。チームは連敗を喫し、広島が勝利したためマジックが消滅した。

◆DeNAは2点を先行された直後の九回に佐野の12号2ランで追い付き、牧の23号ソロで勝ち越した。今永が7回3安打無失点と好投。森原が10セーブ目を挙げた。阪神は抑えの岩崎が打たれ、優勝へのマジックナンバーが消えた。

◆逆転負けを喫した阪神の優勝マジックが消滅した。2点リードの九回、23戦連続無失点だった岩崎優投手(32)が佐野恵太外野手(28)に今季初被弾の同点本塁打を浴び、続く牧秀悟内野手(25)に勝ち越しソロを左翼席に運ばれた。八回、坂本誠志郎捕手(29)の右前適時打で均衡を破り、代打のヨハン・ミエセス外野手(28)の左前打で加点したが、守護神が6月17日のソフトバンク戦(甲子園)の失点を喫した。7試合の直接対決を残す2位広島と6差となったため、16日に点灯し、「21」だった優勝Mが消えた。岡田彰布監督(65)の主な一問一答は以下の通り(成績=69勝43敗4分、観衆=4万2636人)。ーー岩崎はまさか「そら、まさかやろ」ーー一発は想像できない「だから、先頭な、追い込んで、な。2ストライクからやったからなあ。初球か。そういう時もあるしのお。しゃあないわ。もうな。風で行くと思わなかったけどな」ーー2本目は風に乗った「そやなあ」ーー責められない「そんなん、責める、責めんとかの問題じゃなしに、そらお前、2点取って、勝ちのピッチャーを出してるわけやから」ーー西勇は(7回無失点)「西は良かったよ。そらエエよ。0点に抑えているんやから」ーーDeNA・今永はペースを上げていた。降板後に2点を取った「まあ最初から飛ばしていたからな。ようあっこまで投げるわな、今永もな。大したもんや」ーー1年間、こういう試合もある「ん? 1年やったらって2回目やんか。数を数えておいたらいいやんか。こういう試合って2回目やんか。交流戦の時と(6月15日の甲子園でのオリックス戦で1点リードの九回に湯浅が頓宮、杉本に被弾)。そんなん覚えておかなアカン」ーー一回に球数を投げさせた。攻撃面でやれることはやれていた「別に約束事はないけど、ボール球を選んでな、球数を増えてあそこまで行くとは思わなかったけど、まあそやろなあ、やっぱり向こうも意地じゃないけど、もう最初から気合い入ってたよなあ」ーー西の降板後に声をかけていた「そらお前、同点やからなあ。何とかあそこで点取ればなあ、原口からで、そういうこと言うたんやけどな」ーーミエセスの働きも大きい「うん、まあ久しぶりやろ、打つのは(8月16日のマツダでの広島戦以来の安打)。やっぱり力でなあ、抑えられとったからなあ、あのピッチャー(2番手・ウェンデルケン)に」

◆横浜(現DeNA)が前回、日本一に輝いた1998年の4番打者、ロバート・ローズ氏(56)が同年のリーグ優勝を決めた甲子園に〝凱旋(がいせん)〟した。自らの希望から実現した、株式会社オーシャンコネクト協力の応援ツアーでファンと交流後、左翼席で試合を観戦。「横浜から新幹線に乗り、生まれて初めてビジタースタンドで応援した。現役中、どれだけファンの方が大変な思いをして応援していたのかがわかった。皆さんから受けたエネルギーを、今夜、少しはベイスターズに返せたかな」と語った。DeNAが九回に佐野、牧の2者連続本塁打。劇的な逆転勝利を見届け「きょうのような逆転劇を、これから1試合でも多く見せてくれることを今度はファンとして心から願っています」とコメントした。

◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(79)は敗れはしたが、阪神打線の成長を絶賛した。負けはしたが、阪神はいい戦いをしている。岩崎は少し疲れを感じたが、そういう日もある。毎試合、抑えて勝てるほど野球は甘くない。割り切ればいい。忘れることだ。シーズン前半、中盤なら、打たれた原因、抑え込まれた理由を反省しなければいけない。しかし優勝に向かうチームは、反省よりも、リフレッシュして、次の試合に臨むことの方が大事。選手個々が、どういう戦いをすればいいか理解している。だからこそ、優勝に一番近い順位にいる。負けを忘れて、目の前の試合を戦うことの方が大事だ。敗戦の中でも、阪神打線の成長は伝わってきた。今永に対して、各打者が追い込まれるまでは「狙ったコース、球種以外は手を出さない。ややこしい球は打ちに行かない」という方針が徹底されている。見極めているから選球眼もよくなる。結果、今永から5四球を選び、七回までに136球も投げさせた。同じく七回まで投げた西勇が94球。打たせて取る西勇と、力投型の今永ではタイプが異なるとはいえ、40球以上多く投げさせている。打者が粘り強かったかを示す数字だ。アウトになっても、タダでは帰ってこない。相手の嫌がることをして、苦しめて、戻る。だから、いつも各打者が線になっていた。常に「打線」だった。今の阪神のいい戦い方をみていると、黄金時代の西武に近いモノを感じる。自信を持って戦っていけば、ゴールは自然に近づいてくる。

◆代打で出場した阪神・ミエセスは貴重な追加点となる適時打を放った。先制後の八回2死一、二塁で、追い込まれながらもウェンデルケンの153キロの直球を力負けせず左前にはじき返した。「先発で出ていない以上は代打として準備もしっかりした上で、いいスイングが出せた」。7月2日の巨人戦(東京ドーム)以来の打点で、代打での安打は初めて。「きょうのような内容のある打席を続けられたら」とうなずいた。

◆投手陣を引っ張った阪神・坂本は九回の2被弾を悔やんだ。「個人的にも悔しいし、チームとしても悔しい。けど、ザキ(岩崎)さんのおかげでここまできているので責めるとかはない」。八回2死二塁では先制の右前適時打を放ち、ガッツポーズでチームを鼓舞。自らのバットで近づけた勝利をあと少しのところで逃した女房役は「あしたまた同じシチュエーションでザキさんが行くことになると思う。やられたらやりかえさなきゃいけない。僕もその気持ちを持ってやりたいと思います」とリベンジを誓った。

◆ストライクとアウトのランプを灯すたび、テンポアップした。西勇は正確無比の制球で打者を次々と打たせて取り、7個のゼロを並べる会心の投球を披露した。「(坂本)誠志郎も良いリードでしたし、リズム良くいくことができたかなと思う」一回をわずか9球で三者凡退。七回には先頭の佐野に左前にポトリと落とされて無死の走者を背負ったが、崩れない。4番・牧とソトを中飛、最後は京田を内角のスライダーで空振り三振に仕留めてガッツポーズした。七回の攻撃で代打が送られて交代となったが、1軍昇格後2度目の登板は7回3安打無失点。勝ち星はつかなかったものの、今季初の零封で完全復活をアピールした。〝アレ〟に向けて佳境を迎える中で、頼もしい男が戻ってきた。西勇は「やってきたことが(出て)良かったと思う」と充実の表情で振り返れば、右腕の降板時にねぎらいの言葉をかけた岡田監督は「そらええよ。0点に抑えているんやから」と納得顔だ。7月5日に虎移籍後初めて不振による2軍落ちを経験した。オリックス時代から先発のローテーションを守り続けて13年目。知らず知らずのうちに疲労が体をむしばんでいた。「どこかで蓄積疲労はあったと思う。絶対的な自信が欠けていた」ファームでも朝6時から40分間行うランニングは欠かしたことはない。さらに2週間で計1000球をブルペンで投げ込み、鳴尾浜での練習後にはジムに足を運んで夕方までトレーニング。とことん自分を追い込み、挽回の機を待った。「いいピッチングができて良かった」次こそ虎を勝利に導き、最後に笑顔で仲間とハイタッチする。(織原祥平)

◆優勝マジックを気にしながら、担当するチームの戦いを眺めるってのは、実にワクワクする。広島はどうなってるんやろ? グラウンド上の阪神戦に熱視線を送りながら、すぐお隣、京セラドームの巨人VS広島をパソコンの画面でチェック。広島リード。巨人が逆転。そして、末包の逆転3ラン! 阪神戦は0-0なのに、記者席のあちこちで悲鳴が巻き起こる。みんな、マジックの対象、カープを気にしているのだ。すると、二転三転のドラマが甲子園に〝感染〟。阪神が八回裏の2点先制で、トラ番たちがマジック「1減」を確信したのもつかの間、九回に絶対的守護神・岩崎がまさかの2被弾で逆転負け。マジックを楽しんでいたら、マジックが消えるという事態に。でも、マジックが不思議なのは、またすぐに再点灯するところ。しかも、その時に減っているのだ。楽しみに待ちましょう。満員札止めの甲子園は、やっぱり心地よい。試合前。黄色い衣装に身を包んだ大観衆が怒濤(どとう)の勢いで球場内に吸い込まれていく。「タイガースの甲子園」が戻ってきたことを実感する。7月30日以来のタテジマin甲子園だ。球場に隣接する広場「ミズノスクエア」の手前には「甲子園球場100周年まで、あと338日」のカウントダウンを表示するプレートが。「阪神が夏の長期ロードに出発する前には、あれはなかったです。8月1日が甲子園の誕生日。タイガースが戻ってきたら、もう338日になっていた、というわけです」トラ番・原田遼太郎が甲子園の小さな変化を教えてくれた。

◆阪神よ、今すぐただちにロードに出ようぜ!! 甲子園を離れてから鬼のように強かった(18勝5敗)わが阪神が、1カ月ぶりに甲子園に戻ったら八回まで2点リード。100%勝利を確信していたら、守護神の岩崎が九回に佐野に同点2ランだけでもビックリなのに、次の牧にも連続アーチを浴びて〝逆奇跡〟の逆転負け...。これがアレ(優勝)への産みの苦しみってやつですかぁ?それにしても、先発の西勇輝が七回まで二塁も踏ませない3安打投球をしていたのに...。もう野球の神様が記録的な猛暑で熱中症になったとしか思えへんわー!!結果論かもしれないけど、27日の巨人戦でも勝利を確信していたのに伊藤将が六回の2本のホームランから沈み、そして本日は岩崎が同じように2本のアーチで試合をひっくり返され、どこか詰めの甘さがあったのではと思う。というか、再三のチャンスにあと一本が打てなかったのが『どこか』なんだけどね...。第2戦では打線は詰めの甘さ禁止!! 大竹に第1回『現役ドラフト大賞』(ないんだけど)を受賞させる10勝目を飾らせたれー!!

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
69434 0.616
(↓0.006)
-
(-)
27453
(+2)
354
(+3)
61
(-)
62
(+1)
0.249
(-)
2.730
(-)
2
(-)
広島
64504 0.561
(↑0.003)
6
(↑1)
25425
(+5)
417
(+4)
82
(+2)
67
(-)
0.246
(-)
3.180
(-)
3
(-)
DeNA
58553 0.513
(↑0.004)
11.5
(↑1)
27423
(+3)
405
(+2)
81
(+2)
24
(-)
0.249
(-)
3.200
(↑0.01)
4
(-)
巨人
57571 0.500
(↓0.004)
13
(-)
28447
(+4)
432
(+5)
138
(+1)
41
(-)
0.257
(-)
3.600
(↓0.01)
5
(-)
ヤクルト
47663 0.416
(↓0.004)
22.5
(-)
27429
(-)
467
(+3)
98
(-)
55
(-)
0.239
(-)
3.740
(↑0.01)
6
(-)
中日
43693 0.384
(↑0.006)
26
(↑1)
28323
(+3)
410
(-)
51
(+1)
31
(+1)
0.241
(↑0.001)
3.220
(↑0.03)