楽天(☆2対1★)西武 =リーグ戦21回戦(2023.08.29)・楽天モバイルパーク宮城=
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西武
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楽天
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勝利投手:則本 昂大(7勝5敗0S)
(セーブ:松井 裕樹(1勝3敗29S))
敗戦投手:松本 航(4勝8敗0S)

本塁打
【楽天】フランコ(12号・5回裏2ラン)

  DAZN
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◆楽天は0-0で迎えた5回裏、2死二塁の好機からフランコの2ランが飛び出し、先制に成功する。投げては、先発・則本が7回途中1失点の好投。その後は3投手の継投でリードを守り、則本は今季7勝目を挙げた。敗れた西武は先発・松本が力投するも、打線がつながりを欠いた。

◆西武は1点差で敗れ、自力でのCS出場の可能性が消滅した。先発松本が2安打2失点のみで8回まで投げ切ったが、打線が再三の走者を生かせず、愛斗の内野ゴロ間の1点のみに終わった。2度の"三振ゲッツー"での逸機に松井監督は「こっちの責任だと思う」としながら、7回の渡部の三塁へのタッチアップや9回2死での山野辺の盗塁成功など「いいところも出ている」と前を向いた。

◆楽天則本昂大投手(32)が感謝の白星を挙げた。1回先頭、西武源田に左前打を許した。自身の直近2試合は初回に失点していたため「入りを気を付けていた」にもかかわらずだ。だが次打者の佐藤龍を空振り三振に仕留めた際、捕手太田が二盗を狙った源田を刺した。5回にも三振ゲッツーがあり「(太田)光がカバーというか、助けてくれた。打線はマイキー(フランコ)がホームランを打ってくれた。今日は感謝したい」と喜んだ。6回までゼロを並べて西武松本との我慢比べを制した。7回途中での降板は悔いが残るが、田中将に並んでチーム最多タイの7勝目。チームは今季3度目の4連勝となった。3位ソフトバンクとは依然2ゲーム差だが「上が見えているので、モチベーションは高く保てている」。これで限定の「FANS'ユニホーム」着用日は9勝1敗。「唯一負けた日は僕だったんで。プレッシャーでした。勝ててよかった」と笑った。▽楽天石井監督(4連勝のうち3勝が1点差)「接戦に強い、弱いは関係なくて、1点差だろうが10点差だろうが、とにかくみんなで勝つ。それだけです」

◆楽天フランコが先制の12号2ランで決めた。5回2死二塁、西武松本が投じた高めへの直球を鋭いスイングで捉える。打球は左翼席に突き刺さった。岡島が粘って、11球目を二塁打してつくった好機を生かした。フランコは「非常にいい感触だった。打った瞬間、いったなと思ったよ」と振り返った。打席に入る前、浅村栄斗から「風に気を付けろ」との助言をもらった。「ライナーを意識して打席に入った。そうしたらいいホームランが打てた。アサムラ先生のおかげだね」と笑った。リーグトップの21本塁打をマークしている4番の金言が効いた。最後まで2ランのリードを守り切り、チームは4連勝。大きな1発に、先発の則本も拍手を送っていた。フランコは「毎打席、ああいうふうに打てればいいんだけど。努力していきます」と締めた。

◆楽天・マイケル・フランコ内野手(31)が「8番・三塁」で先発出場し、先制となる12号2ランを左翼席に放った。0-0の五回2死二塁。西武先発・松本の3球目を強振した。「打ったのはストレート。打席に入る前に浅村が『風に気をつけろ』とアドバイスしてくれた。だから、ライナーを打つことを意識して打席に入った。そうしたら、いいホームランが打てたので、〝浅村先生〟のおかげだね」とコメントした。

◆楽天が五回にフランコの12号2ランで先制して逃げ切り、4連勝を飾った。則本が6回?を投げて5安打1失点で、チームトップに並ぶ7勝目。松井裕が29セーブ目を挙げた。西武は3連敗。8回2失点の松本を援護できなかった。

◆楽天ファンが陣取る左翼席に、打球が吸い込まれた。フランコが五回に価値ある先制12号2ランを放った。「打席に入る前に浅村が『風に気をつけろ』とアドバイスしてくれた。だから、ライナーを打つことを意識して打席に入った。いいホームランが打てたので、〝浅村先生〟のおかげだね」松本の3球目、145キロの直球を強振した。23日の日本ハム戦(エスコン)以来の一発に、胸を張ってダイヤモンドを駆け抜けた。本拠地試合でもホーム用ではなく、〝伊達の勝ち色〟と銘打たれた「ファンズ ユニホーム」を着用して臨んだ。このユニホームの着用時は28日時点で今季9戦8勝。縁起物を身にまとった。石井監督は試合前、ゲン担ぎについて「プラスになるかは分からないけど、マイナスにならないと思う」と歓迎。チームは3連勝中で「悪くない。3連敗して臨むのとは違うし、選手も目の前の試合により集中してくれるはず」と語った。試合は、先発した則本が6回?を5安打1失点の力投で試合をつくった。3番手のドラフト3位・渡辺翔(九産大)は八回をピシャリ。楽天ベンチは1点差を死守するために一枚岩となり、逃げ切りに成功した。

◆楽天が4連勝。先発した則本昂大投手(32)が6回2/3を103球、5安打1失点で7勝目(5敗)を挙げた。マイケル・フランコ内野手(31)が0―0の五回2死二塁から、先制弾となる左越え12号2ラン。試合後の石井一久監督(49)の一問一答は以下の通り。――則本の投球内容について「きょうも安定感のある投球をしてくれた。苦しい試合展開の中で、野手が点を取ってくれるまで、しっかりと(援護を)待つ投球をしてくれました」――少ないチャンスの中でフランコが決勝弾を放った「高めの真っすぐに、力負けすることなくしっかりとスイングしてくれました」――4連勝のうち3試合が1点差ゲームでの勝利。接戦に強いチーム状況について「接戦に強い、弱いとかはあまりないです。とにかく目の前の試合に集中して勝利を目指す。選手も、1点差だろうが10点差だろうが、とにかく勝利にこだわっていると思います」

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
68414 0.624
(↓0.006)
M22
(-)
30411
(-)
338
(+7)
90
(-)
36
(-)
0.252
(↓0.001)
2.760
(↓0.04)
2
(-)
ロッテ
57495 0.538
(↑0.005)
9.5
(↑1)
32398
(+6)
406
(-)
78
(+1)
59
(-)
0.241
(↑0.001)
3.380
(↑0.03)
3
(-)
ソフトバンク
55552 0.500
(↑0.005)
13.5
(↑1)
31419
(+7)
399
(-)
84
(-)
52
(-)
0.247
(↑0.001)
3.310
(↑0.03)
4
(-)
楽天
54581 0.482
(↑0.005)
15.5
(↑1)
30396
(+2)
440
(+1)
89
(+1)
81
(-)
0.243
(↓0.001)
3.530
(↑0.02)
5
(-)
日本ハム
51651 0.440
(↓0.003)
20.5
(-)
26397
(-)
399
(+6)
87
(-)
63
(-)
0.236
(↓0.001)
3.000
(↓0.03)
6
(-)
西武
49641 0.434
(↓0.004)
21
(-)
29324
(+1)
378
(+2)
71
(-)
65
(+1)
0.232
(-)
3.000
(-)