オリックス(☆5対2★)ロッテ =リーグ戦18回戦(2023.08.27)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
1000010002511
ORIX
10200002X5900
勝利投手:東 晃平(3勝0敗0S)
(セーブ:平野 佳寿(3勝1敗23S))
敗戦投手:森 遼大朗(1勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】ポランコ(20号・6回表ソロ)

  DAZN
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◆オリックスが8連勝。オリックスは1点を追う1回裏、中川圭の適時二塁打で同点とする。そのまま迎えた3回には、森と頓宮の連続適時打で2点を奪い、勝ち越しに成功した。投げては、先発・東が6回途中2失点で今季3勝目。敗れたロッテは、先発・森が試合をつくれなかった。

◆前日26日に優勝マジック「24」を点灯させた首位オリックスが、2位ロッテとの直接対決を制し、マジックを「22」に減らした。これで引き分けを挟んで8連勝と上昇ムードが続いている。初回、先発の東が先制を許すも、すぐさま反撃。直後に先頭の渡部が四球で出塁すると、1死一塁から中川圭太内野手(27)がフェンス直撃の適時二塁打を放ち、同点に追いついた。1-1のまま迎えた3回は2死から中川圭が再びフェンス直撃の二塁打を放つと、森友哉捕手(28)が勝ち越しの左前適時打。なおも2死二塁で頓宮裕真捕手(26)が左前適時打で続き、2点を勝ち越した。6回にポランコのソロ本塁打で1点をかえされるも、この日も盤石のリリーフ陣がつないでリードを守り抜いた。オリックスは週明けの29日から敵地でソフトバンク3連戦に臨む。

◆/繋ぐクリーンナップ\中川圭太、森友哉、頓宮裕真が2死から三連打中嶋聡監督も笑顔が溢れる?プロ野球(2023/8/27)??オリックス×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#bs2023 pic.twitter.com/EfuuXzjtcA

◆ロッテが首位との3連戦を2敗1分けで終え、初めて10ゲーム以上に差が開いた。角中の右前適時打で初回に先制したが、継投のタイミングも遅れて逆転負け。吉井監督は「チーム力の差を感じました。今日は負けられない一戦だと思ったので、やられる前に代えようと思ったんですけれど」。3回に先発森が3連打を許した場面の采配を悔やんだ。▽ロッテ・ポランコ(巨人時代の24発に続く2年連続20号)「1、2打席目とストレートをこすっていたので、体を開かないことを意識して打ちました。しっかり自分のスイングで打つことが出来て、ホームランになって良かった」▽ロッテ森(4回6安打3失点で降板)「2アウトから粘りきれず、失点してしまったことがもったいなかったです」

◆優勝マジックを「22」に減らす活躍を見せたオリックスのクリーンアップが、お立ち台でも盛り上げた。この日ヒーローインタビューに呼ばれたのは、先発の東晃平投手(23)と中川圭太内野手(27)、森友哉捕手(28)、頓宮裕真捕手(26)の3、4、5番トリオ。中川圭は「後ろには、すごい頼もしい2人がいるんでツーアウトからでも、チャンスメークすれば、得点につながると思ったんで必死に出塁することを意識して打席立ちました」と隣の森と頓宮への信頼を口にした。続く森も「後ろには頼もしい頓宮選手がいてるんで、気楽にいきました」。勝負強さをどう感じているかと聞かれると、再び「後ろに頓宮選手がいるからです」と重ねた。最後にヒーローインタビューに答えた頓宮も「前に頼もしい先輩がいるので、めちゃめちゃ楽に打つことができました」。試合中と変わらぬチームワークを見せ、ファンを沸かせていた。

◆もう止まらん! 首位オリックスが2位ロッテとの直接対決を制し、前日に点灯させた優勝マジックを「22」に減らした。3回2死から、4番森友哉捕手(28)を中心にクリーンアップがつながり一気に勝ち越し。これで引き分けを挟んで8連勝。貯金は今季最多28に膨らんだ。最短Vは9月10日。リーグ3連覇へ向けて、勢いは増すばかりだ。ヒーローインタビューで森は宣言した。「全員で優勝しましょう!」。前回17日のお立ち台でも「全員で優勝したいです」と使った同じ言葉。「球場に来てくれているファンの方、テレビで見てくれてるファンの方も、全員でいい思いをしたい」。力強い4番の両隣には、頼れる3番と5番がいた。1-1で迎えた3回2死から、主軸が束になった。中川圭が左翼フェンス直撃の二塁打で出塁。好機で森は初球をはじき返し、勝ち越しの左前適時打を放った。「後ろには頼もしい頓宮選手がいてるんで、気楽に行きました」。先輩の信頼に応えるように、頓宮も左前適時打で続いた。この日の試合前練習。森は本来の左打ちではなく、右打ちでロングティーを行っていた。「まず体を大きく使って、しっかりきれいなフォームできれいなスピンでスイングするというのが、ここ最近ちょっと出来てなかったので」。状態を把握し、無駄のない練習を行う。1学年下の頓宮もその背中を見つめる1人。「練習する姿を見ていても勉強になりますし、1つ1つを大事に毎日やっているんだなと感じています」。自然と相乗効果が生まれている。変幻自在の打順の中で、クリーンアップは8試合連続で同じオーダー。中心にいる森自身も、つながりに強さを感じている。「圭太(中川)がすごい状態上がってきましたし。自分1人で決めるというのではなくて、トン(頓宮)にしっかりつなぐというのをこれからも継続してやっていきたい」。つなぐ4番としても、決める4番としても、ライバルの脅威となる。【磯綾乃】▽オリックス東(6回途中2失点で無傷3勝目)「悪い中で試合をつくれたのは良かった。自信はついていますが、今回なら6回を投げ切りたかったのと、反省点が多いです」

◆オリックスの山下舜平大投手(21)が出場選手登録を抹消された。山下は26日のロッテ戦(京セラ)に先発し、5回まで72球、4安打無失点、4奪三振と力投。自己最速の160キロをマークしたが、六回の投球練習中に腰の張りを訴え、緊急降板。試合後には、「いつもとは違ったんで、大事を取って代わりました」と話していた。代わりに、黒木優太投手(29)が出場選手登録され、5月31日以来の1軍に合流した。

◆オリックスが8連勝。先制された直後の一回に中川圭の適時二塁打で追い付くと、三回に森、頓宮の適時打で2点を勝ち越し、八回は失策で2点を加えた。東が六回途中まで2失点で3勝目。ロッテは守備が乱れ打線も振るわなかった。

◆ロッテは1―3の六回にポランコの本塁打で1点差に迫ったが、八回にブロッソーの失策で2点を失い万事休した。首位オリックスとの3連戦は2敗1分け。吉井監督は「チーム力の差を感じたが、選手は目いっぱい頑張ってくれた」と淡々と話した。ゲーム差は10・5まで広がり、逆転優勝は絶望的な状況となった。監督は残り試合へ向け「ミスを恐れず積極的にプレーしてほしい」と選手に求めた。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
68404 0.630
(↑0.004)
M22
(↑2)
31411
(+5)
331
(+2)
90
(-)
36
(-)
0.253
(↑0.001
2.720
(↑0.01)
2
(-)
ロッテ
56495 0.533
(↓0.005)
10.5
(↓1)
33392
(+2)
406
(+5)
77
(+1)
59
(-)
0.240
(↓0.001)
3.410
(↑0.01)
3
(-)
ソフトバンク
54552 0.495
(↓0.005)
14.5
(↓1)
32412
(+1)
399
(+7)
84
(-)
52
(-)
0.246
(↓0.001)
3.340
(↓0.02)
4
(-)
楽天
53581 0.477
(↑0.004)
16.5
(-)
31394
(+7)
439
(+1)
88
(-)
81
(-)
0.244
(↑0.002)
3.550
(↑0.03)
5
(1↑)
日本ハム
51641 0.443
(↑0.004)
20.5
(-)
27397
(+4)
393
(+3)
87
(+1)
63
(+1)
0.237
(↑0.001)
2.970
(-)
6
(1↓)
西武
49631 0.438
(↓0.003)
21
(↓1)
30323
(+3)
376
(+4)
71
(-)
64
(-)
0.232
(-)
3.000
(-)