1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 4 | 12 | 0 | 1 |
西武 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 10 | 1 | 0 |
勝利投手:上原 健太(3勝4敗0S) (セーブ:田中 正義(2勝2敗21S)) 敗戦投手:佐藤 隼輔(1勝2敗0S) 本塁打 |
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◆日本ハムは1-2で迎えた3回表、万波の適時二塁打で同点とする。そのまま迎えた6回には、五十幡と清宮の連続適時打で2点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・上原が6回2失点の好投で今季3勝目。敗れた西武は、最終回に一打同点の好機をつくるも、あと1本が出なかった。
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◆日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が自身初の2シーズン連続となる2ケタ本塁打を放った。1回2死無走者で西武与座から右中間へ10号ソロを運んだ。「与座さんには、いつも抑えられていたので、なんとか1本出て良かったです。次の打席でも打てるようにしっかり準備します」とコメントした。昨季は出場67試合目の7月7日ロッテ戦(ZOZOマリン)で2ケタ10号に到達。今季は4月20日に左脇腹を負傷し2カ月離脱。自身出場72試合目での2ケタ弾となった。これで日本ハムの2ケタ本塁打は、万波中正外野手(23)、アリエル・マルティネス捕手(27)、野村佑希内野手(23)に次いで4人目となった。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(24)がサイクル安打に王手をかけた。1回に10号ソロ、5回に二塁打、6回に中前適時打を放った。あとは三塁打が出れば、自身初のサイクル安打となり、21年9月18日ヤクルト塩見以来、史上72人目、77度目の記録となる。自身初の2シーズン連続となる2ケタ本塁打となった西武与座から放った1回の10号ソロについては「与座さんには、いつも抑えられていたので、なんとか1本出て良かったです。次の打席でも打てるようにしっかり準備します」とコメント。3番打者ではOPS10割超えの清宮は、通算7本の三塁打を記録している。大記録達成なるか。
◆日本ハムの"超人"が真骨頂を発揮した。「サニブラウンに勝った男」の異名を持つ五十幡亮汰外野手(24)が、プロ野球界最高峰のスピードで決勝点をもたらした。同点の6回2死三塁。追い込まれてから粘って、なんとかバットに当てたコツンという音が号砲。「これ、いけるな」とリアクションタイムも抜群。三塁線にゴロが転がる中、どんどん加速して一塁到達まで3秒7~8台。「自分の持ち味を生かした最高のヒット」と振り返った適時内野安打に新庄監督も「五十幡君じゃなかったらセーフになれない」とたたえた。スピードスターは塁上でも輝きが増した。五十幡は「リードも大きく取ってプレッシャーをかけられた」と、けん制悪送球を誘って二塁へ進み、清宮の中前適時打も誘発。三塁ベースを回るコーナリングでもスピードは落とさず、本塁へ生還。打った清宮も「ナイス! イソさん(五十幡)!!」と感謝した"神足"で奪った4点目も、結果的に大きな得点となった。中学時代に、今や日本陸上短距離界のエースとなったサニブラウンとしのぎを削り、中3の全国大会で100メートルと200メートルの2冠に輝いたことが、異名の始まり。かつてのライバルは、ハンガリーのブダペストで開催された世界陸上に出場して躍動していたが、さすがに「いや~見られていないです」と苦笑い。必死に外野のレギュラー取りへ精進を続ける中で飛び出した「自分らしいヒット」で、チームを最下位から脱出させた。【木下大輔】
◆日本ハムが西武に競り勝って最下位脱出に成功し、8月の月間勝ち越しも決めた。1回に清宮幸太郎内野手(24)が2年連続2桁アーチとなる10号ソロで先制。2回に一時逆転を許したが、3回は万波中正外野手(23)の適時二塁打で追いついた。同点の6回2死三塁では五十幡亮汰外野手(24)の適時内野安打で勝ち越し、さらに清宮の中前適時打も飛び出した。先発した上原健太投手(29)は粘りながら6回7安打2失点にまとめて3勝目。7回は河野竜生投手(25)、8回は池田隆英投手(28)、9回は田中正義投手(29)が締めくくり、2カード連続の勝ち越し。8月は3試合を残して13勝9敗1分けとし、5月以来の月間勝ち越しとなった。そして、試合前まで0・5差だった西武と順位を入れ替えて、7月15日以来の5位再浮上。4位楽天とは4ゲーム差、CS圏内の3位ソフトバンクとは6ゲーム差に縮めた。
◆/所沢の地でも『正義執行』\手に汗握る接戦をモノにしたのはファイターズ!上原健太が3勝目、田中正義は21セーブ目をあげたそしてチームは5位に浮上!!?プロ野球 (2023/08/27)??西武×日本ハム??Live on DAZN#DAZNプロ野球#lovefighters pic.twitter.com/8ceVlsIKG6
◆西武が日本ハムに競り負け、最下位に転落した。○...米米CLUBのボーカル、石井竜也(63)が西武-日本ハム(ベルーナドーム)の試合後にスペシャルライブを行った。白シャツ、青ジャケットのライオンズカラーで登場。選手たちが着用した「蒼空ユニホーム」のモチーフになった飛行機雲にちなみ、「浪漫飛行」のほか「君がいるだけで」「Shake Hip!」などのヒット曲を披露した。合間に「ライオンズ」のコール&レスポンスをはさむなどして盛り上げた。
◆日本ハム上原健太投手が粘投で3勝目を挙げた。2回に一時逆転を許すも「ズルズルいかないように」と3回以降は立ち直って6回2失点にまとめた。「結果を残し続けなければ残れない立場なので。鈴木や北山や根本とか、僕がコケたらスッと入ってくる投手がいっぱいいる」。常に危機感を持ちながら好投を続ける左腕は、この日でシーズン投球回が77回2/3となりキャリアハイとなった。
◆やっぱり「3番清宮」は最強だった。日本ハム清宮幸太郎内野手(24)が、自身初の2年連続2桁本塁打に到達した。1回に苦手にしていた西武与座から先制の10号ソロを放つなど、4打数3安打2打点と大暴れ。三塁打が出ればサイクル安打達成だったが、最後は一ゴロに倒れた。惜しくも快挙は逃したが、8月最後の日曜日で主役になった。敵地を埋めた約2万3000人が、強烈な1発にどよめいた。1回2死走者なし。日本ハムの「3番清宮」が、いきなり花火を打ち上げた。フルカウントからの6球目。これまで8打数1安打と苦戦していた西武与座の甘く入った直球を逃さず、右中間席へ先制の10号ソロ。「今までの対戦がありながらの今日。うまく最初の打席に生かせた」と、苦い経験を糧にした。高卒6年目で自身初の2年連続2桁本塁打到達に「特に気にしていたわけではないですけど、打たなきゃいけない数字だとは思っていたので、打てて良かったです」と笑みを浮かべた。勢いづいた打撃は止まらない。5回の第3打席では代わった豆田から左翼線へ二塁打、1点を勝ち越した直後の6回は左腕佐藤隼の148キロをたたいてリードを広げる中前適時打。三塁打が出ればサイクル安打達成だったが、8回の最終打席は一ゴロに倒れた。「(6回に)シングルを打った時から(サイクル安打への意識は)ありました。打席の中では、そんなになかったんですけど...。いつも通り(打席に)入れたので、もうちょい欲を出せば良かったかなと思いますけど」と苦笑い。最後の打席は「右中間くらい抜けてくれたらと思いました。まあ、そんなうまくいくわけない」と、逃した快挙を惜しんだ。早実(東京)時代から、その打撃で注目を浴び続けた。17年ドラフト会議では高校生最多に並ぶ7球団が競合したアーチストが、苦しみながら到達した2年連続2桁本塁打。10本塁打中、観客の多い週末の土日に8本塁打を打つあたりが、スター性抜群の清宮らしい。チームも7月15日以来の最下位脱出となり「僕たち、こんなもんじゃない。もっともっと目指すべき所があるので」。チームの成長と一緒に、大打者への階段を駆け上がる。▽日本ハム新庄監督(8月の月間勝ち越し決定で5位再浮上)「まあまあ徐々に上を目指していって。上位のチームはたぶん、今のファイターズはやりづらくて、めちゃくちゃ嫌なチームだと思う」▽日本ハム上原(6回2失点の粘投で3勝目)「結果を残し続けなければ残れない立場なので。鈴木や北山や根本とか、僕がコケたらスッと入ってくる投手がいっぱいいる」
◆最下位脱出に成功した日本ハム新庄剛志監督(51)が、勝ってかぶとの緒を締めた。1点差試合を制したが、毎回走者を出しながら攻めあぐねて接戦に持ち込まれた試合展開でもあった。「ちょっと細かいところ...」と2つのシーンを振り返った。まずは7回に二盗を試みてアウトとなった上川畑について。「(相手投手の)クリスキーは真っすぐで(捕手まで)1・38(秒)ぐらいかかる投球。上川畑君、いいスタートを切ってもアウトになるっていうことは、やっぱもう半歩リードを大きく取ったらセーフになれるっていうところ」と指摘した。次に4回2死満塁で一塁走者の古川が西武のサインプレーで、けん制死となった場面についても言及。「あれは、コーチがしっかり指示しとかないと。ああいうプレーをしてくるチームなんで。何回も見てきているから。コーチのミスです」と断言した。それでもチームは2カード連続の勝ち越しで、8月は3試合を残して13勝9敗1分けとし、5月以来の月間勝ち越しも決めた。7月15日以来の5位再浮上で4位楽天とは4ゲーム差、CS圏内の3位ソフトバンクとは6ゲーム差とジワジワ追い上げている状況。新庄監督も「上位のチームはたぶん、今のファイターズはめちゃくちゃ嫌なチームだと思うし、やりづらいと思う」と感じているからこそ、あえて反省点を自ら挙げて成長への糧にすることをチーム全体に求めた。
◆25日に続いて日本ハムが勝てば最下位脱出となる一戦。2試合連続の先制打を放ったのは清宮幸太郎内野手(24)だった。「与座さんにはいつも抑えられていたので、何とか1本打ててよかった」。一回2死、今季ここまで8打数1安打だった与座から右中間席に10号ソロ。8月12日のソフトバンク戦以来の一発で、プロ6年目で自身初の2年連続2桁本塁打を記録した。4番を外れて15試合ぶりに「3番」で起用された前夜は2安打3打点だった。それでも、この日の試合前まで8月は77打数16安打、打率・208と下降気味だった。新庄監督は「前(フォロースルー)が小さくて、〝腹切り〟のような感じ」と評した。清宮自身も波に乗れない日々に「メンタルは保てていないです。最悪。寝たら次の日が来るので、それしかないです」と苦しい胸の内を明かしていた。それでも「低めの変化球を結構振っちゃうことが多かったので、目付というか、(バットが)下に潜りすぎないように練習から意識はしていました」と話した。清宮は五回に左翼線二塁打。3―2の六回2死二塁では「チャンスで回ってきたので、何とか応えることができてよかった」と中前適時打を放った。チームは4ー3で逃げ切り勝ち。最下位脱出に成功した。
◆西武は日本ハム3連戦に負け越して最下位に転落した。2―4の九回に2死無走者から連打で1点差に迫ったものの代打ペイトンが空振り三振で試合終了。10安打で3得点にとどまり、松井監督は「あと1点というのは今の課題」と語った。最下位に約1カ月半ぶりに戻ってしまっても、監督は「シーズンが終わったわけでもない。一つでも上にという思いで日々やっていく」と言葉に力強さを失っていなかった。
◆日本ハムが逃げ切り、最下位脱出に成功。7月15日以来の5位に浮上した。新庄剛志監督(51)の試合後の一問一答は以下の通り。ーー清宮は3番に入って状態が上がっている「いや、4番でも打っていますよ。3番で打てば3番が合う。4番で打てば、さすが4番だし、5番だったら、5番ぐらいの方が楽に打てるよねと。結果が出たら、そうなるんですよ。そういう世界なんで」ーー12残塁「はあ~。(七回に登板した)クリスキー(のクイックモーション)は真っすぐで1・38秒ぐらい。上川畑君がいいスタートを切っても(二盗で)アウトになるっていうことは、やっぱもう半歩リード大きく取ったらセーフになれるっていうところ。あと(四回2死満塁で一走・古川が与座に)けん制死。あれはコーチがしっかり指示しておかないと。何回も見てきているんだから。コーチのミスです」ーー5位に浮上「まあまあ、徐々に上を目指していって。上のチームは多分、今のファイターズはメチャメチャやりづらい嫌なチームだと思う。これからのファイターズを背負っていく選手たちの土台が出来ているから、このまま経験さえ積めば、必ず相手チームから嫌がられる。断トツ上を目指せるチームっていうのは今、作っている段階なので。頼もしいし、楽しみだし、その辺はファンの皆さんも分かっていると思う」
◆日本ハムは最下位脱出に成功し、7月15日以来の5位に浮上。立役者は清宮幸太郎内野手(24)だった。「(最低限)打たなきゃいけない数字だとは思っていた」一回に右中間席に10号ソロ。今季は左腹斜筋損傷で約2カ月間の離脱がありながらも、プロ6年目で自身初の2年連続2桁本塁打を記録した。8月は不振に陥り、清宮自身も「メンタルは保てていない。最悪。寝たら次の日が来るので、それしかない」と苦しい胸の内を明かしていた中で、4番を外れて15試合ぶりに3番で起用された26日は2安打3打点。この日も3番で3安打2打点と右肩上がりだ。チームは8月は13勝9敗1分けで、3カ月ぶりの月間勝ち越し。新庄監督は「上のチームは多分、今のファイターズはメチャメチャやりづらい嫌なチームだと思う」と不敵な笑みを漏らし、清宮も「僕たちはまだまだこんなもんじゃない。もっともっと目指すべき場所があるので」。試合後のベルーナドームでは米米CLUBの石井竜也がスペシャルライブを開催し、大ヒット曲「浪漫飛行」を披露。日本ハムの〝低空飛行〟もこの日で終わりだ。(東山貴実)
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ORIX |
68 | 40 | 4 | 0.630 (↑0.004) | M22 (↑2) |
31 | 411 (+5) | 331 (+2) | 90 (-) | 36 (-) |
0.253 (↑0.001) | 2.720 (↑0.01) |
2 (-) |
ロッテ |
56 | 49 | 5 | 0.533 (↓0.005) | 10.5 (↓1) |
33 | 392 (+2) | 406 (+5) | 77 (+1) | 59 (-) |
0.240 (↓0.001) | 3.410 (↑0.01) |
3 (-) |
ソフトバンク |
54 | 55 | 2 | 0.495 (↓0.005) | 14.5 (↓1) |
32 | 412 (+1) | 399 (+7) | 84 (-) | 52 (-) |
0.246 (↓0.001) | 3.340 (↓0.02) |
4 (-) |
楽天 |
53 | 58 | 1 | 0.477 (↑0.004) | 16.5 (-) |
31 | 394 (+7) | 439 (+1) | 88 (-) | 81 (-) |
0.244 (↑0.002) | 3.550 (↑0.03) |
5 (1↑) |
日本ハム |
51 | 64 | 1 | 0.443 (↑0.004) | 20.5 (-) |
27 | 397 (+4) | 393 (+3) | 87 (+1) | 63 (+1) |
0.237 (↑0.001) | 2.970 (-) |
6 (1↓) |
西武 |
49 | 63 | 1 | 0.438 (↓0.003) | 21 (↓1) |
30 | 323 (+3) | 376 (+4) | 71 (-) | 64 (-) |
0.232 (-) | 3.000 (-) |
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