中日(☆2対1★)DeNA =リーグ戦20回戦(2023.08.27)・バンテリンドーム=
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DeNA
1000000000001800
中日
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勝利投手:フェリス(1勝0敗0S)
敗戦投手:森原 康平(2勝1敗9S)
  DAZN
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◆中日が劇的なサヨナラ勝利。中日は1点ビハインドの6回裏、村松の適時打で同点とする。そのまま迎えた延長12回には、2死一二塁から宇佐見が適時打を放ち、試合を決めた。投げては、6番手・フェリスが来日初勝利。敗れたDeNAは、8番手・森原が踏ん張れなかった。

◆「GENERATIONS from EXILE TRIBE」が試合前にミニライブを行い、メンバーを代表して三重県出身の小森隼(28)がセレモニアルピッチを行った。野球経験はなく、不安だったがスタッフやメンバーのサポートを受けて直前まで練習を重ねたという。その結果、見事なノーバウンド投球を決めた小森は「ひどい緊張だったが、たくさんの方に応援の言葉をいただいた。自分1人の球というより、いろんな人の思いがこもった1球だった。1球入魂というのはこういうものなのだと感じました」と感想を話した。

◆DeNA森原康平投手(31)が、延長12回に中日宇佐見にサヨナラ打を浴び、今季6度目のサヨナラ負けを喫した。1-1で迎えた延長12回、2死を取った後に高橋周に四球、細川に左前打を浴び、2死一、二塁から宇佐見に左翼へサヨナラ打を浴びた。首位阪神が敗れ、首位とのゲーム差は12・5と変わらなかったが、4位巨人が勝利し、0・5ゲーム差に迫られた。今季、バンテリンドームでの中日戦は8勝4敗で終えた。▽DeNA平良(6回途中1失点で勝敗つかず)「初回からランナーを出してしまいましたが、調子は良く、粘りのある投球ができました」▽DeNA佐野(1回に先制の適時打を放ち、3試合連続打点)「ストレートを自分のスイングで捉えることができました」

◆/延長12回の熱戦にピリオド\移籍後3度目のサヨナラ打宇佐見真吾が決めた?プロ野球(2023/8/27)??中日×DeNA??Live on DAZN#DAZNプロ野球#dragons pic.twitter.com/m9iSYUt3P5

◆中日は宇佐見真吾捕手(30)の8月3度目のサヨナラ打で連敗を8で止めた。引き分け寸前の延長12回2死。高橋周、細川と2者連続出塁でつかんだラストチャンスで左前にはじき返した。「前の打席で打てなかったので絶対打ってやろうと打席に入った。サイコーです!」と連敗脱出の一打に声を張りあげた。。先発柳が7回1失点の力投を見せた。打線は6回に村松の適時打で21イニングぶりの得点で追いついたが、あと1点が奪えずにいた。宇佐見も10回1死一、二塁の打席では三邪飛に倒れていた。「柳も頑張って頑張って投げてくれていた。中継ぎも頑張っていた」。13日広島戦では9回までノーヒットノーラン投球の柳が降板後の10回にサヨナラ弾、16日巨人戦でも2試合連続のサヨナラ打を放った。セ・リーグタイ記録となる月間3度目のサヨナラ打に「なんかすいません」と恐縮したが、16日以来の勝利をチームに呼び込んだ。宇佐見が延長12回にサヨナラ安打。今季の宇佐見のサヨナラ安打は今月13日広島戦、同16日巨人戦に次いで3度目で、すべて8月に記録。サヨナラ安打を月間3度もマークしたのは、88年8月の落合(中日)02年8月の阿部(巨人)に次いで3人目の最多タイ記録だ。今月残り3試合はすべてホームでの試合で、史上初の月間4本のサヨナラ安打の可能性もあるがどうか。

◆DeNA森原康平投手(31)が中日宇佐見にサヨナラ打を浴び、今季6度目のサヨナラ負けを喫した。同点の延長12回2死一、二塁、カウント1-2から左前にはじき返された。定位置より前だった佐野も勝負をかけたが、捕球できず、楽々と生還を許した。三浦監督は「初回に先制してから、その後に点が取れなかった」と指摘。4位巨人が勝ち、0・5ゲーム差に迫られた。

◆中日がサヨナラ勝ちで連敗を8で止めた。0―1の六回に村松の適時打で追い付き、延長十二回2死一、二塁から宇佐見の適時打で勝負を決めた。フェリスが来日初勝利。DeNAは二回以降無得点に終わり、連勝が3でストップした。

◆DeNA先発の平良拳太郎投手(28)は、六回2死まで得点を与えず8奪三振の力投。一、二塁のピンチを招いて101球で降板すると、2番手エスコバーが村松に同点打を浴び、1失点で4勝目は逃した。右腕は「調子は良く初回から走者を出しても粘りのある投球ができた。次回は長い回を投げられるように」と振り返った。試合はサヨナラ負けしたものの、三浦監督は「丁寧に両コーナーを使い、うまく投げていた」とねぎらった。

◆DeNAは2試合続けて延長十二回を戦い、2死無走者から今季6度目のサヨナラ負け。連勝が3で止まり、三浦大輔監督(49)は「初回にいい形で先制して、その後が取れなかった。もう1点取れるようにしていかないといけない」と悔やんだ。一回先頭の桑原が二塁打を放ち、関根が送って佐野が中前適時打。流れるように先取点を挙げたが、以降は無得点に封じられた。防戦一方の中で粘ったが、延長十二回2死一、二塁で抑えの森原が宇佐見に適時打を浴び、前進守備の左翼手・佐野はチャージをかけるも捕球できずに二走の生還を許した。4位巨人に0・5ゲーム差に迫られ、29日からは首位阪神との2連戦(甲子園)。指揮官は「一つずつ勝っていかないと」と表情を引き締めた。(浜浦日向)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
69424 0.622
(↓0.005)
M21
(-)
28451
(+2)
351
(+4)
61
(-)
61
(+1)
0.249
(↓0.001)
2.730
(↓0.02)
2
(-)
広島
63504 0.558
(-)
7
(↑0.5)
26420
(+7)
413
(+7)
80
(+1)
67
(+1)
0.246
(-)
3.180
(↓0.03)
3
(-)
DeNA
57553 0.509
(↓0.005)
12.5
(-)
28420
(+1)
403
(+2)
79
(-)
24
(+1)
0.249
(↓0.001)
3.210
(↑0.02)
4
(-)
巨人
57561 0.504
(↑0.004)
13
(↑1)
29443
(+4)
427
(+2)
137
(+2)
41
(+1)
0.257
(-)
3.590
(↑0.03)
5
(-)
ヤクルト
47653 0.420
(-)
22.5
(↑0.5)
28429
(+7)
464
(+7)
98
(+1)
55
(-)
0.239
(-)
3.750
(↓0.01)
6
(-)
中日
42693 0.378
(↑0.005)
27
(↑1)
29320
(+2)
410
(+1)
50
(-)
30
(-)
0.240
(-)
3.250
(↑0.03)