オリックス(0対0)ロッテ =リーグ戦17回戦(2023.08.26)・京セラドーム大阪=
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ロッテ
0000000000000910
ORIX
0000000000000500
勝利投手:-
敗戦投手:-
  DAZN
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◆オリックスは、先発・山下が5回無失点と試合をつくる。一方のロッテは、先発・西野が8回無失点の力投を見せた。両先発の降板後はオリックスが7投手、ロッテは4投手の継投で相手に得点を許さず、4時間8分の熱戦は0-0のまま規定により引き分けに終わった。

◆オリックス先発の山下舜平大投手(21)が初回、自己最速を1キロ更新する160キロを計測し、球場をどよめかせた。初回2死、3番中村奨への初球で160キロの直球を投げ込み空振りを奪った。結果は3球三振で、3者連続空振り三振の立ち上がりとなった。プロ初の10勝目と優勝マジック点灯がかかるマウンドで、絶好のスタートを切った。

◆オリックス先発の山下舜平大投手(21)が、腰に張りを感じ、大事を取って5回で途中交代した。現在はアイシングなどを行い、様子を見ているという。2ケタ勝利を目指したこの日は、初回を3者連続空振り三振でスタート。3番中村奨の初球には、自己最速を更新する160キロをマークした。2回は先頭のポランコに右前打を浴び、1死満塁のピンチを招くも、田村を126キロのカーブで投ゴロ併殺に抑え、ピンチを脱出。0-0のまま迎えた6回、1度はマウンドに上がるも、異変を感じた模様でベンチへ。そのまま2番手比嘉への交代が告げられ、山下は5回4安打無失点、72球を投げての交代となった。

◆/これがベテラン\山下舜平大の降板にも動じず緊急登板の比嘉幹貴が1回無失点?プロ野球(2023/8/26)??オリックス×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#bs2023 pic.twitter.com/WBArWS8boQ

◆オリックスが2位ロッテとの一戦で0-0で迎えた延長12回表を0に抑え、この瞬間に優勝マジックを点灯させた。優勝マジックの点灯条件が引き分けか勝ちのため、異例の試合中の点灯になった。このまま引き分ければ24、サヨナラ勝ちなら23が点灯する。過去2年はパ・リーグのペナントレースが大激戦となったため、マジックが点灯しないまま、優勝した。中嶋聡監督(54)の就任以来、初のマジック点灯となった。先発の山下舜平大投手(21)は初回に自己最速を更新する160キロをマークするなど、5回まで4安打無失点。6回も1度マウンドに上がったが、腰に張りを感じたため、大事をとって降板となった。それでも緊急登板した比嘉から、リリーフが好投でつなぎ、ドローに持ち込んだ。オリックスに優勝マジック24が点灯した。2位以下で唯一自力Vが残っていたロッテは残り全勝で90勝48敗5分け、勝率6割5分2厘。オリックスは残り試合のうちロッテ戦8試合に敗れても他カードで24勝すれば91勝48敗4分け、勝率6割5分5厘で上回る。2位以下の5球団に自力Vがなくなり、M24が出た。2連覇中のオリックスだが、過去2年はマジックが点灯せずにV決定。オリックスのM点灯は14年以来で、中嶋監督にとっては初めて。なお、現日程での最短Vは9月10日。セ・リーグは阪神にM点灯中。64年に阪神と南海の関西2球団が優勝しているが、64年は南海が9月19日に優勝を決め、阪神のM点灯は南海優勝決定後の9月26日。関西の2球団に同時にマジックが点灯しているのは初めてだ。

◆オリックスが2位ロッテとの一戦で延長12回の末にスコアレスドローに持ち込み、優勝マジック「24」を点灯させた。0-0で迎えた延長12回表を0に抑え、この瞬間に優勝マジックを点灯。優勝マジックの点灯条件が引き分けか勝ちだったため、異例の試合中の点灯になった。過去2年はパ・リーグのペナントレースが大激戦となったため、マジックが点灯しないまま、優勝した。中嶋聡監督(54)の就任以来、初のマジック点灯となった。先発の山下舜平大投手(21)は初回に自己最速を更新する160キロをマークするなど、5回まで4安打無失点。6回も1度マウンドに上がったが、腰に張りを感じたため、大事をとって降板となった。それでも緊急登板した比嘉から、リリーフが好投でつなぎ、ドローに持ち込んだ。0点でつないだ投手陣に指揮官は「よく粘ってると思いますよ、本当に」とねぎらった。奮闘しながらあと1本が出なかった打線には「せめて、なんとか逆方向とかやってるはずなんですけども。そこができてないというのが現状なのかなと思います。つなぐ意識はもちろんあるんですけど、できなかったというのは課題になってくる」と話した。優勝マジック点灯にも、いつもと変わらぬ様子だった。▽オリックス比嘉(6回に緊急登板し、1回1安打無失点)「ワンアウトずつ。それはいつもと変わらないので。仕事できたかなと思います」

◆ロッテは9安打で再三の得点機はつくったが1点が遠く、自力優勝の可能性が消滅した。2回1死満塁では田村が投ゴロ併殺。延長10回には1死一、二塁で中村奨が左前打を放つも、二塁走者の友杉が本塁タッチアウト。吉井理人監督は「打つ方はそれなりに対応出来ていたかなと思うんですけれど、ヒットの割に点が入らないのが課題」と無念の表情を見せた。首位との9・5差を縮められなかったが、「(やることは)全然、変わらないです」。1戦1戦に集中してオリックスを追う姿勢を貫く。▽ロッテ西野(8回4安打無失点も報われず)「首位との対決ですし、種市で(初戦を)落としているし絶対に負けられないという気持ちは僕の中にもあった。しっかりコースと高さを考えながら自分の思った通りに投げることが出来た」▽ロッテ沢田(昨季まで在籍のオリックス本拠地で初登板し、12回を3者凡退)「良かったです。(気持ちは)全然変わらないですね。でも今日もロッテファンの声援がデカかったので、あれで一気に気持ちが入りました」

◆10勝目を目指して先発したオリックス山下舜平大投手(21)が腰の張りを訴え、緊急降板となった。0-0の6回に1度マウンドに上がったが、異変を訴えベンチへ。そのまま2番手の比嘉がコールされた。5回まで72球を投げ、4安打無失点4奪三振の力投。初回は3番中村奨の初球に自己最速の160キロを計測し、3者連続空振り三振の好スタートを切っていた。試合後、山下は「いつもとは(体の状態が)違ったので、大事を取って代わりました。投げている時は全然。投げ終わった後の感じがあまり良くなかった。ひどくなって次の登板が投げられないより、早目にという感じ。次の試合も投げるつもりでいます」と軽傷を強調した。6回以降は7投手が0封継投でスコアレスドローに持ち込み、優勝マジック24が点灯。「本当に後から投げてくれた先輩方に感謝したいと思います。明日からケアだったりいつも以上にして、次の試合も入っていける準備をしたい」。リリーフ陣に感謝し、次戦に備える姿勢を見せた。【村松万里子】

◆オリックス山下舜平大投手(21)が、26日のロッテ17回戦(京セラドーム大阪)で腰の張りを訴えて途中降板した。先発し5回まで無失点に抑え、自己最速を1キロ更新する160キロを計測。6回も1度マウンドに上がったが、大事を取って交代した。試合後に「いつもとは違ったんで、大事を取って代わりました。ひどくなって次の登板が投げられないより、早めにという感じだった」と説明。次回登板へは「次の試合も投げるつもりでいますし、ちゃんと気をつけたいと思います」と話した。

◆首位オリックスが、ついに優勝マジック「24」を点灯させた。0-0の延長12回表2死。8番手の吉田が、中村奨を遊ゴロに打ち取ったところで、条件だった引き分け以上が決定。異例の試合中の点灯となった。試合後、伝え聞いた中嶋聡監督(54)だったが「そうですか、ということしか感想はないです」と全く意に介さず。最短で9月10日にもリーグ3連覇が決まる。2位ロッテに9・5ゲーム差をつけるチームには、何事にも揺るがない強さがある。10勝目を目指した先発の山下は、腰に張りを感じて5回で降板。6回に緊急登板したのが、14年目のベテラン比嘉だった。「ワンアウトずつと。それはいつもと変わらないので」。わずか13球で1回無失点。不測の事態にも、全く動じる様子はなかった。「何も変わらないですよね。僕も最初から準備していますし。こういうこともありうることなので、仕事できたかなと思います」。平井投手コーチが「おつかれ様」とねぎらうのも、いつもと変わらぬ光景。盤石のリリーフ7人が、それぞれの仕事を果たして無失点リレーを完成させた。過去2年はペナントレースが大激戦となり、中嶋監督が就任以来、初のマジック点灯。今年は"追われる立場"だが、戦い方は変わらない。リリーフ陣の3連投は避け、休養日をつくるなどやりくりする。この日は前夜に登板した平野佳がベンチ外で、最終的にブルペンに残っていたのは小木田ただ1人。首脳陣が状態を気遣い、選手は期待に応える-。信頼関係がある。「よく粘ってると思いますよ、本当に」と指揮官も最強ブルペンの奮闘をねぎらった。球団としては3256日ぶりのマジック点灯。3連覇が近づいてきても、見つめるのは目の前の一戦だ【磯綾乃】

◆マジックが点灯したオリックスは、27日のロッテ戦(京セラドーム大阪)で東晃平投手(23)が先発する。今季初先発した7月30日の日本ハム戦で白星を挙げ、ここまで先発した3試合で2勝0敗。前回20日の日本ハム戦では自己最長の7回を投げて3安打無失点、6奪三振の好投をみせた。自身3連勝とマジック減らしのかかるマウンドに向け「この前、7回投げ切れて自信はついたんですけど、これを続けることが大事だと思うので、今回はしっかり抑えられるように頑張ります」と意気込んだ。登板を翌日に控えたこの日は本拠地でキャッチボールなどで調整した。東は育成入団で昨夏支配下選手となった6年目。昨年は4試合で1勝0敗、今季も5試合で2勝0敗と黒星がない上、昨年から東が先発した5試合でチームはいずれも勝利している。

◆オリックスの山下舜平大投手(21)が自己最速となる160キロをマークした。一回2死で3番・中村との対戦。初球、真ん中付近の速球にバットが空を切ると、スピードガンの表示は160キロを計測し、場内にどよめきが起こった。山下はこの回、すべてのアウトを空振り三振で奪う完璧な立ち上がりを見せた。これまでの最速は159キロだったが、1キロ更新。球団では、山崎颯一郎投手(25)が大台をマークしているが、若き剛腕が肩を並べた。

◆オリックス・山下舜平大投手(21)が緊急降板した。グラウンド整備を終えた六回、マウンドで投球練習を始めようとした際に異常を訴え、捕手の森、ベンチからトレーナーがマウンドへ直行。一度ベンチに下がり治療を受けたが、2番手の比嘉と交代した。山下は一回に自己最速の160キロをマークするなど三者三振で立ち上がり、二回1死満塁、四回2死二塁、五回2死三塁を切り抜けた。5回を72球、4安打無失点で4奪三振と力投していた。球団は「腰に張りを感じたため、大事を取っての交代」と発表。アイシングなどで様子を見ているという。山下は今季ここまで9勝3敗。初の2桁勝利に王手をかけていたが、0―0の同点で降板のため次回登板に持ち越しになった。チームは引き分け以上で優勝へのマジックナンバーが点灯するが、剛腕のアクシデントに緊張が走った。

◆両チーム無得点で引き分けた。オリックスは優勝へのマジックナンバー24が点灯。山下が5回4安打無失点。六回以降も投手陣が無失点でつないだ。ロッテは西野が好投したが、打線が再三の好機に得点することができなかった。

◆オリたちもカウントダウン! オリックスはロッテに延長十二回引き分けで、3年連続リーグ優勝へのマジック(M)ナンバー「24」を点灯させた。球団にとってM点灯は9年ぶり。阪神とともに関西2球団が同時に点灯するのはプロ野球史上初。最短優勝日は9月10日。65年ぶりのセ・パ同日優勝もあるのか!? 熱く、燃えるナニワ魂! 楽しい季節がきたぞ!4時間8分、延長十二回の熱戦を耐えて、耐えて、スコアレスドローに持ち込んだ。この瞬間、3連覇へのカウントダウンが始まった。阪神に続き、M24が点灯。辛酸をなめ続けた時代から常勝軍団へと変貌を遂げた。「そうですか。感想はないですけどね」中嶋監督は泰然自若ぶりを崩さなかったが、「投手陣がよく粘って投げてくれましたね」と最敬礼。十回、6番手・山岡が1死一、二塁を招き、中村奨の左前打で左翼・渡部が「投手陣が頑張っていたので」と執念の本塁へバックホームで憤死させた。打てなくても最後まで守り切った。それまでも綱渡りの展開だった。初の2桁勝利を目指す山下が先発し、一回に自己最速となる160キロを計測したが、腰の異変を訴え5回72球で緊急降板。2番手・比嘉が「こういうこともあり得ることなので、仕事できたかなと思います」と無失点で切り抜けた。この日は守護神・平野佳がベンチから外れていた。精神的支柱が不在でも束となった自慢の救援陣。今季12度目の延長戦でも力を発揮。1失点以下の連続試合は止まったが、計7人の救援陣でゼロを並べ続けた。夏場でも、防御率は2点台と高い水準を保っている。オリックスに優勝マジックがともったのは森脇監督の下、ソフトバンクに勝率2厘差で敗れた2014年以来9年ぶり。阪神とともに関西に本拠地を置くチームが同時にマジックがつくのは、プロ野球史上初。オリックスでの最短優勝は「9・10」。セ・パともに同日になれば1958年10月2日の巨人、西鉄以来、65年ぶり。史上4度目の珍事があるかもしれない。御堂筋が大混雑か!?2021年はマジックが点灯せず、昨年も2位のまま、最終戦で連覇を達成した。今年は首位を堅調に守り、貯金も28。他を寄せ付けないチームを作り上げた指揮官は、もちろん気を緩めない。「明日からも目の前の試合をしっかりと戦っていくだけです」ナインには油断のかけらもないが、まもなく実りの秋を迎える。マジックがゼロになるまで、オリたちは歩みを止めない。(北池良輔)

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
67404 0.626
(-)
M24
(-)
32406
(-)
329
(-)
90
(-)
36
(-)
0.252
(↓0.002)
2.730
(↑0.03)
2
(-)
ロッテ
56485 0.538
(-)
9.5
(-)
34390
(-)
401
(-)
76
(-)
59
(+1)
0.241
(-)
3.420
(↑0.04)
3
(-)
ソフトバンク
54542 0.500
(↓0.005)
13.5
(↓0.5)
33411
(+1)
392
(+2)
84
(+1)
52
(+2)
0.247
(-)
3.320
(↑0.02)
4
(-)
楽天
52581 0.473
(↑0.005)
16.5
(↑0.5)
32387
(+2)
438
(+1)
88
(-)
81
(-)
0.242
(↓0.001)
3.580
(↑0.02)
5
(-)
西武
49621 0.441
(↓0.004)
20
(↓0.5)
31320
(-)
372
(+7)
71
(-)
64
(+1)
0.232
(-)
3.000
(↓0.04)
6
(-)
日本ハム
50641 0.439
(↑0.005)
20.5
(↑0.5)
28393
(+7)
390
(-)
86
(+1)
62
(+1)
0.236
(↑0.001)
2.970
(↑0.02)