1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 10 | 18 | 20 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 1 | 0 |
勝利投手:バウアー(10勝4敗0S) 敗戦投手:松葉 貴大(1勝4敗0S) |
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◆DeNAは初回、牧と大和の適時打などで3点を先制する。8-2となって迎えた9回表には、打者16人の猛攻で一挙10点を加えるなど、終わってみれば20安打で18得点を挙げた。投げては、先発・バウアーが8回2失点の力投で今季10勝目。敗れた中日は、投手陣が崩壊した。
◆DeNA平良拳太郎投手(28)が、1軍に合流した。27日の中日戦(バンテリンドーム)で先発するとみられる。今季は8試合に登板し、3勝4敗、防御率4・76。12日の巨人戦(東京ドーム)に先発し、5回3失点で4敗目を喫し、13日に出場選手登録を抹消された。
◆「Da-iCE」の大野雄大(34)が試合前の君が代独唱とセレモニアルピッチを行った。愛知県豊橋市出身の大野は、親交のある同姓同名左腕の背番号「22」のユニホームで豊橋市出身の藤嶋相手に投球を行うと、その後は独唱でスタンドを魅了した。独唱後、取材に応じた大野は「まだ手が震えています。マウンドで投げるのは初めてでジェットコースターに乗る前の気持ちでした。あまり記憶ない。頭真っ白です」と興奮気味。中日エースでリハビリ中の大野雄とは「ちょっと前に連絡しました。(背番号22の)ユニホームだったので写真を撮って送ろうと思います」と笑みを浮かべた。また、試合開始直前にはお笑いコンビ、スピードワゴン井戸田潤(50)が始球式を務めるなど、2000安打にあと2本と迫る中日大島洋平外野手(37)の試合前を盛り上げた。
◆中日大島洋平外野手(37)が通算2000安打に王手をかけた。3点を追う1回1死、DeNA先発バウアーの151キロ直球を右前にはじき返した。試合前時点で通算1998安打。この日は22日阪神戦(京セラドーム大阪)以来、2試合ぶりにスタメン出場していた。
◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、球団の外国人選手のシーズン最多奪三振を更新した。3点リードの2回2死満塁、中日岡林を見逃し三振で123個目を奪って、03年のドミンゴ・グスマンに並ぶと、3回に2000安打に王手をかける大島から空振り三振を奪って、外国人選手のシーズン最多奪三振数を更新した。
◆DeNA牧秀悟内野手(25)が、プロ野球史上初の新人から3年連続の30二塁打を記録した。1回1死一、二塁で中日松葉から右翼へ二塁打を放ち、王手をかけ、7回に福島から左翼フェンス直撃の二塁打。30本に到達した。牧は1年目に35二塁打、2年目に巨人長嶋茂雄以来史上2人目となる2年連続36二塁打をマークした。
◆中日大島洋平外野手(37)の通算2000安打達成は26日DeNA戦(バンテリンドーム)以降に持ち越しとなった。快挙へ残り2安打で迎えた一戦は2試合ぶりに「2番左翼」でスタメン出場。3点を追う1回1死、DeNA先発バウアーの151キロ直球を右前にはじき返し、通算1999安打をマークした。だが、その後の3打席はバウアーの前に空振り三振、一ゴロ、見逃し三振に打ち取られ、8回表の守備から三好と交代した。
◆/大記録まであと「1」\大島洋平が通算1999本目のヒット期待膨らむスタンドから大声援???#プロ野球(2023/8/25)??中日×DeNA??Live on DAZN #DAZNプロ野球 #dragons pic.twitter.com/ugDlK2GD5Z
◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、2試合連続の中4日で8回2失点と好投し、2ケタ勝利を挙げた。球団の外国人投手では17年のウィーランド以来2人目の2ケタ勝利。7奪三振で通算128に伸ばし、03年ドミンゴの123を超える球団の外国人のシーズン最多奪三振を更新した。打線は9回に10点を挙げ、00年6月7日の広島戦の13点以来の1イニング2ケタ得点。16年7月29日の広島戦の19得点以来の18点を援護した。
◆中日の負の連鎖が止まらない。23日阪神戦(京セラドーム大阪)で敵地14連敗の球団ワースト記録を更新。出直しを期した本拠地での戦いも、今季最多18失点の大敗で連敗は今季最長タイの7に伸びた。借金も95年以来となる27となった立浪和義監督は(54)は「相手に完全に支配されてしまった。投手陣が崩れだしているので先に点を取られると苦しい」と声を絞り出した。対DeNAも5連敗で今季の負け越しが決まった。先発松葉が初回につかまった。1死から桑原、佐野の連打でピンチを迎え、4番牧に右越え2点打を浴びる。さらにソトにも犠飛を許して、いきなり3失点。3回、6回にも失点を重ねた。6回5失点で4敗目を喫した左腕は「力不足をすごく痛感する登板になってしまいました。次までにもう1度反省して臨みたい」とうなだれた。打線は今季4戦2敗(0勝)と相性の悪いバウアーに対して、3回カリステの適時打で1点。6回には村松、龍空の連続二塁打で2点目を奪うが、反撃もここまで。終盤は救援陣が大炎上。9回は今季初昇格したばかりの近藤が失点を重ねても降板させず、1イニング8安打10失点。立浪監督は「最後、近藤には気の毒だったが勝ちパターン(の投手)しか残ってなかったので。酷なことをしましたが...」と説明。チーム被安打は20となり、惨敗劇に拍車をかけた。
◆中日細川成也外野手が、4打数1安打でプロ入り初の規定打席に到達した。「いろいろな人のおかげで、打席に立つことができているので、感謝しています」
◆中日大島洋平外野手の通算2000安打達成は26日DeNA戦(バンテリンドーム)以降に持ち越しとなった。快挙へ残り2安打で迎えた一戦は2試合ぶりに「2番左翼」でスタメン出場。3点を追う1回1死、DeNA先発バウアーの151キロ直球を右前にはじき返し、通算1999安打をマークした。その後の3打席はバウアーの前に凡退。8回表の守備から三好と交代した。全4打席で地元ファンの大歓声を受けた大島は「明日は勝てるように頑張ります」とコメントを残した。
◆DeNA牧秀悟内野手がプロ野球史上初となる、新人から3年連続の30二塁打を記録した。1回に中日松葉から先制の適時二塁打で王手をかけ、7回1死二塁では福島から左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、30本に達した。「大学時代からすごく好きな安打なので、積み重ねていきたいです」とコメント。三浦監督は「歴史ある野球界の中で牧秀悟という名前が残るわけですから、どんどん更新してもらいたいです」と期待した。DeNAが二塁打9本を含む20安打で18得点の大勝。二塁打のゲーム記録は13年楽天が8月4日日本ハム戦で記録した11本だが、DeNAでは大洋時代の79年5月9日阪神戦の9本に並ぶ球団最多となった。また、二塁打2本の牧は、シーズン二塁打数が35→36→30とプロ入りから3年連続で30本をクリア。新人年から30二塁打を続けたのは58、59年の2年連続だった長嶋(巨人)と牧だけで、3年連続は長嶋を上回り史上初めてだ。▽DeNA西浦(9回に移籍後初安打)「やっとスタートが切れたかなと。また続けていけるようにやっていきたいです」
◆DeNAトレバー・バウアー投手(32)が、2試合連続の中4日で8回2失点と好投し、2ケタ勝利を挙げた。球団の外国人投手では17年のウィーランド以来2人目。7奪三振で通算128に伸ばし、03年のドミンゴの123を超える球団の外国人のシーズン最多奪三振を更新した。打線は9回に10点を挙げ、00年6月7日の広島戦の13点以来の1イニング2ケタ得点。16年7月29日の広島戦の19得点以来の18点で援護し、再び3位に浮上した。7回を投げ終え、球数は111球。2試合連続の中4日で6点リードの状況でも、バウアーは8回の打席に向かった。1球も振らずに見逃し三振に倒れたが、その裏を3者凡退。8回2失点の好投で球団の外国人投手では2人目の10勝目を挙げた。「いい数字だとは思いますが、最高の数字だとは思いません。15勝を目標にしていきたいです」とさらなる高みを求めるのが、バウアーらしかった。2戦連続の中4日で126球を投げた。現代プロ野球では「オンリーワン」の存在だが、メジャーでサイ・ヤング賞を獲得したバウアー流ではごく普通。その理由に挙げたのが培った経験だった。「これぐらいの感覚であればどういう治療を受けたらいいとか、何を食べたらいいとか、そういった判断ができる」。数値も参考にしながら食事、睡眠、練習量を調整し、パフォーマンスにつなげる。トライ&エラーを重ね、「バウアー流」を作り上げた。試合後の取材の冒頭、自ら切り出したのは、9回に10失点した中日近藤廉への励ましの言葉だった。「どんなにいい投手でもこういう日がありますし、誰もがこういう経験をしています。このような結果に落ち込むことなく、落胆することなく、これからも前を向き続けてもらいたいという、メッセージを送らせていただきたいです」。7奪三振で通算を128とし、球団の外国人投手のシーズン最多奪三振を更新した。球団史に名を刻みながら「まだまだ足りないです。いい数字には72個足りないです」と200奪三振を目標に設定。「記録は知らなかった」と振り返った大島の2000安打は王手で止めた。打線は9回に23年ぶりの1イニング2ケタ得点、7年ぶりの18得点で援護。記録的な1日をバウアーが節目の2ケタ勝利で彩った。【久保賢吾】▽DeNA三浦監督(バウアーについて)「カウントを思うように進められず、ちょっと苦労してるかなってところはありましたけど、我慢強く、しっかりとゲームメークできてるのはさすがだと思います」来日1年目のバウアーが10勝目。DeNAで外国人投手の2桁勝利は、来日1年目の17年に10勝したウィーランドに次いで2人目だ。バウアーの来日初登板は5月3日広島戦。来日1年目に2桁勝利を記録した外国人投手は22年エンス(西武)以来35人目となったが、そのうち来日初登板が5月以降は52年ニューベリー(阪急=初登板5月7日で11勝)01年バーグマン(近鉄=5月27日で10勝)02年張誌家(西武=6月2日で10勝)に次いで4人目。セ・リーグで5月デビューの新外国人が10勝したのは初めてだった。
◆DeNAトレバー・バウアー投手が審判から注意を受け、3回から水色からピンク色のグラブに変更した。ヒーローインタビューでは「審判の方からかっこよすぎるんじゃないか、他の選手がうらやましがっちゃうので、変えてくれないかと言われて、というのは冗談です」とジョークを交え、試合後は「おそらくですけど、グラブのレースの部分が光って見えるというところから、そういう指摘をしたんじゃないかなと思います」と説明した。
◆中日・大島洋平外野手(37)が一回に右前打を放ち、プロ野球史上55人目の通算2000安打まであと「1」とした。3点ビハインドの一回1死、偉業達成を期待する本拠地ファンから大きな拍手で迎えた打席で、1ボールからDeNA先発・バウアーの2球目、151キロ直球を右前にはじき返すクリーンヒット。今季114本目、通算1999本目となる安打にスタンドから歓声があがった。代打出場で無安打だった23日の阪神戦(京セラ)の試合後には「チームがこういう状態なので、なんとか勝てるように頑張ります」と話していたが早速、快音を響かせ意地をみせた。
◆最強助っ人が、横浜の歴史にその名を刻んだ。2試合続けて中4日で先発したDeNAのトレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=が三回、先頭の大島をスライダーで空振り三振に仕留めた。この日3個目、今季124個目の奪三振で、2003年にドミンゴがマークした球団外国投手のシーズン記録(123)を20年ぶりに更新した。2020年に米大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を受賞した右腕は、開幕直前の3月にDeNAへの電撃加入が発表された。来日後、2軍での調整登板を重ねて、1軍デビューは開幕から1カ月以上経った5月3日。それでも、メジャー時代から慣れ親しむ中4日でも登板を重ねるなど、驚異的なペースで奪三振を積み重ねた。かねて「27個全てのアウトを三振で奪うのが理想」と口にするバウアー。この日も二回1死から下位打線にまさかの3連続四球を与えて満塁のピンチを招いたが、まずは9番・投手の松葉に150キロ超の直球を連発し空振り三振。続くリードオフマンの岡林はフルカウントからの6球目、外角いっぱいに158キロの直球を投げ込み、見逃し三振に抑えて力強く雄たけびを上げた。短い登板間隔も、もはや当たり前。異次元の投球を続けるバウアーが、最後までフル回転する。(浜浦日向)
◆DeNAの牧が2年連続で80打点に到達した。まずは一回1死一、二塁で松葉の浮いたチェンジアップを右翼線にはじき返し、先制の適時二塁打。5試合ぶりに打点を挙げ「チャンスだったので、何とか打てて良かった」と安堵した。3―0の三回無死三塁では左犠飛で今季の80打点目。チームメートがつくった好機を生かし、得点を重ねた。今季は岡本和(巨人)と打点王のタイトルを激しく争う。三浦監督は「本人も打点を意識している中で、いいところで打ってくれている」と全幅の信頼を寄せる。4番の勝負強い打撃はクライマックスシリーズ(CS)進出に欠かせない武器だ。
◆DeNAが20安打18得点で大勝し、今季の中日戦の勝ち越しを決めた。牧が一、七回に適時二塁打を放つなどして3打点の活躍。バウアーが8回を2失点の好投で10勝目を挙げた。中日は松葉が5失点するなど投手陣が崩れて7連敗。
◆中日の大島は1安打を放ち、通算2000安打達成にあと1本とした。一回にバウアーの直球を振り抜き、力強い打球で右前に運んだ。通算1999安打目の後は打席のたびに大歓声で迎えられたが、空振り三振、一ゴロ、見逃し三振に倒れて八回守備で交代した。ここ2カードの遠征で残り2本として、自身が生まれ育った名古屋市に戻ってきた。この日も両親が駆けつけ、スタンドでは大台を期待するボードを掲げて多くのファンが応援した。チームは大敗し、「明日は勝てるように頑張る」とコメントした。
◆DeNAのトレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=が8回7安打2失点、7奪三振。球団外国人投手史上2人目の10勝目、同シーズン最多を更新する128奪三振をマークした。試合後、囲み取材に応じたバウアーは冒頭、自ら「質問に答える前に、一つだけ言わせていただきたいことがある」と切り出した。九回に4番手で登板し1回10失点と大炎上した中日・近藤へ「近藤選手に対して、どんなにいい投手でもこういう日がある、誰もがこういう経験をしているということ。このような結果に落ち込むことなく、落胆することなく、これからも前を向き続けてほしいと、メッセージを送らせていただきたい」と語った。
◆中日・大島洋平外野手(37)は一回にバウアーから右前打を放ち、両親が見守る前で通算2000安打にあと1本とした。その後は空振り三振、一ゴロ、見逃し三振に倒れて八回の守備から交代したが、大台は目前。チームは大敗で「明日は勝てるように頑張ります」とだけ話した。26日は土曜日のデーゲーム。立浪監督は「たくさんの方に来ていただけると思いますので、そこで決めてほしいなと思います」と期待を込めた。
◆1995年から2000年まで中日球団のオーナーを務めた大島さんの訃報を受け、立浪監督は「今年はいい野球を見せることができず残念な気持ち。また強いドラゴンズを見せられるようにやっていきたい」と哀悼の意を示した。
◆DeNA・牧秀悟内野手(25)が今季10度目の猛打賞となる3安打で3打点をマーク。今季81打点で巨人・岡本和の80打点を上回ってリーグトップに再浮上した。「打点はすごくこだわっている。それ以上に、チャンスで回ってきたら(走者を)かえすという気持ちを強く持ってやっていきたい」一回、右翼線へ先制の適時二塁打。三回は左犠飛、七回には左越えに適時二塁打と得点圏で確実に結果を残し「初回からチャンスで回ってきたので、前日の勝っている勢いをつなげるためにも、点が取れて良かった」と胸を張った。NPBで初めて新人から3年連続で30二塁打に到達(1年目から35、36、30本)。長嶋茂雄(1年目から34、32、22本)も成しえなかった偉業に「二塁打は大学時代から好きな安打。積み重ねていきたい」と笑顔を見せた。打線は九回、23年ぶりに1イニング10得点を記録。本塁打なしでの18得点は球団初で、1950年に記録した17得点を73年ぶりに更新した。?チーム1試合18得点は5月6日のヤクルト戦(神宮)の17点を抜く今季最多で、16年7月29日の広島戦(○19-3、マツダ)以来7年ぶり。1試合17得点以上をシーズン2度記録したのは1999年以来24年ぶり。?チーム1イニング10得点以上は00年6月7日の広島戦(五回13点=球団記録、○16-9、横浜)以来23年ぶり。?1試合9二塁打は球団タイ記録で、79年5月9日の阪神戦(横浜)以来44年ぶり2度目。
◆最強助っ人が横浜の歴史に名を刻んだ。DeNAのトレバー・バウアー投手(32)=前ドジャース=が8回7安打2失点、7奪三振。球団の外国投手史上2人目の10勝目、同シーズン最多を更新する128奪三振をマークした。チームは今季最多の20安打18得点で大勝。2連勝とし、巨人と入れ替わって3位に再浮上した。来日初となる2試合連続の中4日先発。球数は100球を超えても勢いを失わず、むしろ奪三振ペースが上がった。バウアーが8回2失点、7奪三振。5月に初登板してから早くも球団の外国投手史上2人目となる10勝目、同シーズン新記録の128奪三振を同時に達成した。「(10勝は)いい数字だけど、最高の数字とは思わない。15勝が目標。(128奪三振は)まだまだ。いい数字には72個、足りない」二回1死から下位打線に3連続で四球を与えた。「何が起こったか分からない」と満塁のピンチを招いたが、ここで崩れないのが球界最高峰投手たるゆえん。松葉を見逃し三振、1番・岡林はフルカウントからこの日最速158キロの直球で手を出させなかった。連続三振でピンチを脱し、力強く雄たけびを上げた。
◆バウアーは投球数が120球を超えても155キロを投げ、中盤以降は制球も安定。2試合連続の中4日登板の影響を感じさせなかった。同じ中4日でも大リーグでは100球前後で交代していただけに、自分はもっと投げられる、これだけできるんだという意地を見せてくれた。二回は直球も変化球も抜け、彼にしては珍しく3者連続四球と乱れた。三回に直球の制球を正していく段階で、バットに当てられた3本の単打で失点。四回からは本来の姿を取り戻し、修正能力の高さはさすがだ。九回も続投を志願したが、三浦監督からの説得で交代した。投手のコンディションを管理し、万全の状態で次回のマウンドに立たせるのが監督の役目。フル稼働で右肘を痛めてしまった大谷とまでは言わないが、首脳陣は抑えるところはしっかり抑えないといけない。DeNAがAクラスに残るためには連勝していくことが必須で、そのためにも投手陣の軸になるバウアーの存在は不可欠。この日の〝余力残し〟の交代は正しい決断だったといえる。(サンケイスポーツ専属評論家)
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
68 | 41 | 4 | 0.624 (↑0.004) | M22 (↑1) |
30 | 440 (+8) | 341 (+1) | 59 (+2) | 60 (+2) |
0.249 (-) | 2.680 (↑0.03) |
2 (-) |
広島 |
62 | 50 | 3 | 0.554 (↑0.004) | 7.5 (-) |
28 | 406 (+4) | 400 (+3) | 77 (+1) | 66 (+1) |
0.244 (-) | 3.140 (-) |
3 (1↑) |
DeNA |
56 | 54 | 3 | 0.509 (↑0.004) | 12.5 (-) |
30 | 417 (+18) | 401 (+2) | 79 (-) | 21 (-) |
0.250 (↑0.003) | 3.260 (↑0.01) |
4 (1↓) |
巨人 |
56 | 55 | 1 | 0.505 (↓0.004) | 13 (↓1) |
31 | 433 (+1) | 416 (+8) | 134 (-) | 40 (-) |
0.257 (↓0.001) | 3.570 (↓0.03) |
5 (-) |
ヤクルト |
47 | 64 | 2 | 0.423 (↓0.004) | 22 (↓1) |
30 | 416 (+3) | 450 (+4) | 97 (-) | 55 (-) |
0.238 (-) | 3.710 (-) |
6 (-) |
中日 |
41 | 68 | 3 | 0.376 (↓0.004) | 27 (↓1) |
31 | 318 (+2) | 407 (+18) | 50 (-) | 30 (-) |
0.240 (↓0.001) | 3.300 (↓0.12) |
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