日本ハム(☆10対4★)楽天 =リーグ戦20回戦(2023.08.23)・エスコンフィールド北海道=
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楽天
3000001004811
日本ハム
06300100X101111
勝利投手:ポンセ(2勝4敗0S)
敗戦投手:松井 友飛(1勝2敗0S)

本塁打
【楽天】フランコ(11号・7回表ソロ)
【日本ハム】万波 中正(20号・6回裏ソロ)

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◆日本ハムは3点を追う2回裏、4本の適時打などで6点を挙げ、逆転に成功する。続く3回には、王と郡司の適時打で3点を加え、相手を突き放した。投げては、先発・ポンセが5回3失点で今季2勝目。敗れた楽天は、先発・松井友が振るわず、序盤のリードを守れなかった。

◆日本ハム郡司裕也(25)が夏の甲子園で準優勝した母校、仙台育英の後輩たちをねぎらいコメントした。「前年度優勝校というプレッシャーの中で、決勝の舞台まで進んだ偉業、本当にすごいことだと思います。グラウンドで躍動する両校の選手たちの姿に、勇気をもらいました。後輩たちから沢山の刺激を受けたので、僕も負けずに頑張りたいと思います」

◆「東海大学DAY~Once in a blue moon night~」と題し、東海大の学生が、試合の運営に携わった。球場内に特設ブースを開設。少しでも東海大と関わりがあるという来場者には同ブースで「オリジナルうちわ」が配られた。また、試合前には東海大OBの伏見寅威捕手(33)が「僕は大学時代、プロ野球選手になるんだという夢を抱えてやってきた。みなさんも夢を持って大学生活を過ごしてください」と学生たちを激励した。さらに東海大OBでラグビー日本代表として9月8日からのW杯フランス大会に臨むリーチ・マイケル(34)が大型ビジョンに登場。「僕も世界で戦ってきます。応援よろしくお願いします」と呼びかけた。始球式には、球場内の「タワー11ホテル/onsen&sauna」を運営するSQUEEZE代表取締役で、東海大OBの舘林真一氏(34)が登板した。

◆仙台育英、慶大OBの日本ハム郡司裕也捕手(25)が、甲子園で奮闘した後輩たちに負けじと、連日バットでチームに貢献した。同点の2回2死満塁、楽天2番手宮森から勝ち越しの左前2点適時打を放ち「ポンセを援護できてよかったです。今日は慶応高校みたいに、爽やかに勝ちます!」とコメントした。前夜の22日はプロ初の2本塁打。この日、試合前に行われた夏の甲子園決勝は、母校仙台育英が負けてしまったが「前年度優勝校というプレッシャーの中で、決勝の舞台まで進んだ偉業、本当にすごいことだと思います。グラウンドで躍動する両校の選手たちの姿に、勇気をもらいました。後輩たちから沢山の刺激を受けたので、僕も負けずに頑張りたいと思います」とコメント。言葉通り、チャンスで貴重な一打を放ち、流れを引き寄せた。さらに4点リードした3回2死満塁で、今度は右前に2点適時打を放ち、ここまで2日で7打点と荒稼ぎし「後輩たちに刺激を受けました」とコメントした。

◆日本ハム奈良間大己内野手(23)が、7試合連続安打を放った。1点を追う2回2死一、三塁、楽天先発の松井友から右前へ同点の適時打を放った。塁上では最近、先輩選手から「それ、そるな」と言われ、少しずつ伸びている口ヒゲを、両手の指で立て続けに触れる、"加トちゃんペ"ならぬ不思議な"ならまちゃんぺ"ポーズで喜んだ。13日ソフトバンク戦から7試合連続での安打を記録し「なんとか同点に追いつきたい場面だったので1本出て良かったです。次も打ちます!」と、さらなる活躍を思い描いた。3回2死一塁では左翼線に二塁打を放ち3試合ぶりのマルチ安打。再び"ならまちゃんぺ"ポーズを披露した。

◆調子を落としていた日本ハム松本剛外野手(30)が、16打席ぶりの安打を記録した。3回1死から左翼線への二塁打で出塁し、王柏融外野手(29)の中前適時打で生還すると、4回の第3打席では中前打を放ち、8試合ぶりのマルチ安打を記録した。新庄剛志監督(51)は、前日22日の試合後「(松本剛に)大阪からちょっと引っ張らせているので。見ていて分かると思いますけど、右の方に力のない打球が。ヘッドが使えていない。でも初球サード線にファウルになったけど、あれなんですよ」と復調の兆しを見いだしていた。一夜明けて、指揮官の期待通り、引っ張っての復活打が出た。

◆楽天松井友飛投手が、序盤に崩れた。5月27日の日本ハム戦以来の1軍先発マウンド。3点リードの2回2死一、二塁から3連打を浴びて3点を失った。2死一、三塁から四球を与え、満塁としたところで降板した。2番手宮森も適時打を浴び、適時失策も絡み、1回2/3を4安打6失点。大量失点を喫し、「申し訳ないです」と悔やんだ。

◆日本ハム万波中正外野手(23)が5試合ぶりの本塁打で、球団では3シーズンぶりの20号に乗せた。6回1死、楽天3番手藤井の高めチェンジアップを捉えた。打球はぐんぐん伸び、中堅テラス席に入った。17日ロッテ戦(エスコンフィールド)以来の1発に「サイコー!!」と喜んだ。日本ハムの20本塁打以上は、20年に31本を放った中田翔(現巨人)以来となる。

◆/HR王の背中を捉えた\ついに大台の20本到達 チーム2桁得点にバックスクリーン弾 万波中正の20号ソロHR???プロ野球(2023/8/23)??日本ハム×楽天??Live on DAZN#DAZNプロ野球#lovefighters pic.twitter.com/zaqZGiiX3B

◆日本ハムが今季最多の10得点を挙げ2連勝した。新球場での6連勝も、球団記録を更新した。同点の2回2死満塁、郡司裕也捕手(25)が楽天2番手宮森から勝ち越しの左前2点適時打を放つなど、この回一挙6得点。3回には王柏融外野手(29)、郡司がそろって2打席連続適時打を放ち、3点を追加した。さらに6回1死から、万波中正外野手(23)が中越えに球団3シーズンぶりの20号ソロを放ち、2ケタ10得点に乗せた。投げては先発のコディ・ポンセ投手(29)が、序盤は苦しんだものの、勝ち越して以降は落ち着きを取り戻し5回4安打3失点(自責ゼロ)と試合をつくり、2勝目。「立ち上がりは良くなかったですが、(捕手の)古川のおかげで5回まで投げることができました。次の登板に向けて、初回からしっかりいけるように調整したいと思います」とコメントした。

◆日本ハムが今季最多の10得点を挙げ2連勝した。新球場での6連勝も、球団記録を更新した。同点の2回2死満塁、郡司裕也捕手(25)が楽天2番手宮森から勝ち越しの左前2点適時打を放つなど、この回一挙6得点。3回には王柏融外野手(29)、郡司がそろって2打席連続適時打を放ち、3点を追加した。さらに6回1死から、万波中正外野手(23)が中越えに球団3シーズンぶりの20号ソロを放ち、2ケタ10得点に乗せた。投げては先発のコディ・ポンセ投手(29)が、序盤は苦しんだものの、勝ち越して以降は落ち着きを取り戻し5回4安打3失点(自責ゼロ)と試合をつくり、2勝目。「立ち上がりは良くなかったですが、(捕手の)古川のおかげで5回まで投げることができました。次の登板に向けて、初回からしっかりいけるように調整したいと思います」とコメントした。

◆楽天先発松井友飛投手が崩れ、3カード連続で負け越しを喫した。5月27日の日本ハム戦以来の1軍先発マウンド。3点リードの2回2死一、二塁から3連打を浴びて3点を失った。さらに2死一、三塁から四球を与え、満塁としたところで降板した。2番手宮森も適時打を浴び、適時失策も絡み、1回2/3を4安打6失点。松井友は「申し訳ないです」と悔やんだ。これで3位ソフトバンクとの差は5・5差に。Aクラスが遠のいた。

◆日本ハム万波中正外野手(23)が5試合ぶりの本塁打で、球団では3シーズンぶりの20号に乗せた。6回1死、楽天3番手藤井の高めチェンジアップを捉えると、打球はぐんぐん伸び、中堅テラス席に飛び込んだ。「センターを越えるぐらいかなという当たりだったが、まさか入るとは。節目の1本が出て、素直にうれしい」と喜んだ。17日ロッテ戦(エスコンフィールド)で19号を放って以来4試合足踏みも、本塁打トップの楽天浅村の目の前で1差に迫った。「早く追いつきたいし、25、30本と自分の数字を伸ばせるように。最後まで、食らい付いていきたい」。球団の20本塁打以上は20年に31本を放った中田(現巨人)以来で「あらためて札幌ドームでそれだけ打ってきた中田さんのすごさを、しみじみと感じた」と口にした。新庄監督は「ゴールデングラブ賞とホームラン王の両方取ってくれたらすごくうれしい。狙える位置にいる。取らせたい」と期待。万波自身も「ゴールデングラブも取りたいと思ってますし、終わったときにそういう形になっていたら最高」。前夜の試合で規定打席の443打席も突破。本腰入れて、攻守ダブルタイトルを狙いにいく。【永野高輔】

◆日本ハムが新球場最多の10得点で2連勝。本拠地では5試合連続2桁安打の6連勝で、2カードぶりに勝ち越した。0-3の2回2死一、二塁から四球を挟んで4連打で逆転。勝ち越しの左前適時打を放った郡司裕也捕手が、3回には逆方向に2点適時打で自己最多の1試合4打点を記録した。新庄剛志監督は「すごいっすよね。ランナーがいたときの郡司君は何かやってくれる」と、目を細めた。

◆日本ハム王柏融外野手(29)が2打席連続適時打を放ち、15日に1軍昇格後、出場5試合で3度目のお立ち台に上がった。「そんなに試合に出てない中で、3回もヒーローインタビューに立たせてもらったので感動してます。うれしく思います」。15打数6安打1本塁打5打点の打率4割と好調で「良い時もあれば悪い時もあります。いつも自分のことを信じる。それが力になるし、好調を保てる原因じゃないかな」と自己分析した。

◆日本ハム・ポンセ投手が5回4安打3失点(自責0)と試合をつくり、自身2連勝を飾った。初回に3点を失うなど序盤は苦しんだが、味方が勝ち越して以降は落ち着きを取り戻した。「失点した後に(加藤)ゴウスケに『もっとリラックスして楽しもう』と言われたら0点をいっぱい続けられた。100球目安で最後まで投げられるかが大事だったので、こなせて良かった」と振り返った。

◆日本ハムは楽天相手に新球場最多の10得点で2連勝した。本拠地エスコンフィールドでは5試合連続2桁安打の6連勝で、2カードぶりに勝ち越した。0-3の2回2死一、二塁から四球を挟んで4連打で逆転。勝ち越しの左前適時打を放った郡司裕也捕手(25)が、3回には逆方向に2点適時打。右へ左へ、自己最多の1試合4打点を記録した。気付けば4位西武に1ゲーム差。最下位脱出が見えてきた。お祭りムードたっぷりの演出で彩った「超夏祭り」最終日に、日本ハム打線が大爆発だ。打って、打って、新球場最多の10得点。本拠地では5試合連続2桁安打で6連勝となり、新庄監督は「勝つ気しかしないでしょ」と誇らしげ。「まあ、ぐんちゃんがねえ(笑い)。左へ右へと素晴らしい」と、4打点を挙げた郡司を称賛した。前夜のヒーローは、この日も打の主役だった。マルティネスが背中の張りで大事を取って欠場したこともあり、22日に1試合2本塁打した郡司を3番一塁に抜てき。その郡司が、同点の2回に勝ち越しの左前適時打。さらに3回にも2点適時打を右前へ運んだ。「逆方向に強い打球が飛ぶ時はいい時」と郡司。前夜は左腕、この日は右腕を打ち砕いた打棒に「最高です。バットの出し方が、ものすごくいい。捕手で配球の読みもしっかり出来ているだろうし、1発で仕留めるのが素晴らしい」と、指揮官も大絶賛だ。仙台育英OBで慶大出身。夏の甲子園で準優勝に終わった母校の後輩へ、郡司は「甲子園に出ている後輩たちから、たくさん刺激を受けて頑張ることが出来ました」と感謝し「僕も流れに乗って、今日、優勝出来ました」と、2夜連続のお立ち台で照れた。チームは5位西武に1ゲーム差に迫った。25日からの敵地3連戦の結果次第で、最下位脱出も見えてきた。新庄監督は「最近、いいでしょ? かなり。このまま最後まで行きます」。後半戦に入り、一時は5・5ゲーム差まで開いていた5位の背中は、もう手の届く距離にある。【中島宙恵】

◆〝後輩〟の躍進を力に変えた。仙台育英高から慶大を経てプロ入りした日本ハム・郡司裕也捕手(25)が「3番・一塁」でスタメン出場。勝ち越しの2点打を放った。「今日は慶応高みたいに爽やかに勝ちます!」。3―3の同点に追いついた二回、なおも2死満塁。右打席に郡司が立った。カウント3-1から2番手右腕、宮森の145キロの直球を一閃。三遊間を鋭いゴロで破り「(先発のポンセ)を援護できてよかった」と?を緩めた。高校受験では慶応高を第1志望としたが不合格に。仙台育英高に進学し、その後、慶大に進んだ経緯がある。この日は夏の甲子園大会決勝で母校と〝弟分〟が対戦。「全員(どちらも)僕からしたら後輩。(応援は)中立」と複雑な胸中を明かしていた。優勝こそ逃したが、自身も高3夏の選手権大会で決勝に進出した(東海大相模高に敗戦)。8-2で慶応高に軍配が上がった試合を見届け「後輩たちから沢山の刺激を受けたので僕も負けずに頑張りたいと思います」と決意を新たにした。22日の楽天戦ではプロ初の1試合2本塁打を放った郡司。連日の活躍で存在感を示した。(加藤次郎)

◆「5番・右翼」で先発出場の日本ハム・万波中正外野手(23)が、9―3の六回に節目の20号ソロを放った。1ボールから左腕、藤井のチェンジアップをフルスイング。弾丸ライナーでバックスクリーンに突き刺した。プロ5年目で初めての到達。「サイコー!」と声を弾ませた。22日の同戦の前には「(20号は)めちゃめちゃ意識していますね。打ったことがないので。本当に早く打ちたいです」と語気を強めていた万波。リーグトップ21本塁打の楽天・浅村の前でアーチを描き、この時点で1本差に迫った。

◆日本ハムが大勝した。0―3の二回に4本のタイムリーなどで一挙6得点と逆転。三回に3点を加え、六回に万波が自身初20号のソロを放ち、チーム2桁得点とした。ポンセが5回3失点で2勝目。序盤に投手陣が崩れた楽天は3連敗。

◆4位楽天は序盤に松井友ら投手陣が崩れ、最下位の日本ハムに痛い連敗。クライマックスシリーズ行きを争う3位ソフトバンクとのゲーム差は5・5に広がった。25日からの直接対決に向け、下位を確実にたたくことで「弾みをつけられれば」との思惑が外れた石井監督は「チーム状況的に自分のところは勝たないといけない」と話した。(エスコン)

◆〝後輩〟の躍進を力に変えた。仙台育英高から慶大を経てプロ入りし、今季途中にトレードで中日から加入した日本ハム・郡司裕也捕手(25)が、前夜の1試合2本塁打に続き、連日の大暴れ。勝ち越し打を含む2安打4打点で打線を引っ張った。「後輩たちからめちゃくちゃ、刺激をもらった」同点の二回2死満塁。宮森の145キロの直球を左前にはじき返した。続く三回2死満塁では右前へ流し打ち「逆方向に強い打球が出るときは状態がいいとき」と喜んだ。高校受験では第1志望の慶応高に不合格。仙台育英高に進学し、2015年の夏の甲子園で準優勝。その後、慶大に進んだ経緯がある。前日には「全員(どちらも)僕からしたら後輩。実質、これは郡司対郡司。(応援は)中立」と複雑な胸中を吐露。この日の甲子園決勝では〝弟分〟が母校を8-2で下し「〝郡司〟が優勝したので僕も流れに乗れた」とうなずいた。「野球は最後まで何があるかわからないということを甲子園で一番学びました。それは今でも感じている」と郡司。聖地での学びを胸に〝先輩〟がプロの舞台で躍動した。(加藤次郎)

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
65403 0.619
(↑0.004)
-
(-)
35397
(+3)
326
(-)
89
(-)
34
(-)
0.253
(-)
2.790
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
55474 0.539
(↓0.006)
8.5
(↓1)
37382
(+5)
393
(+9)
76
(+3)
57
(-)
0.239
(↑0.001)
3.440
(↓0.05)
3
(-)
ソフトバンク
54512 0.514
(↑0.004)
11
(-)
36404
(+9)
382
(+5)
81
(+2)
48
(-)
0.248
(↑0.001)
3.330
(↓0.01)
4
(-)
楽天
50581 0.463
(↓0.004)
16.5
(↓1)
34382
(+4)
435
(+10)
88
(+1)
81
(+1)
0.243
(-)
3.620
(↓0.05)
5
(-)
西武
48601 0.444
(↓0.005)
18.5
(↓1)
34315
(-)
360
(+3)
71
(-)
63
(-)
0.233
(-)
2.980
(-)
6
(-)
日本ハム
49631 0.438
(↑0.006)
19.5
(-)
30386
(+10)
385
(+4)
85
(+1)
61
(-)
0.236
(↑0.001
2.980
(↑0.02)