ロッテ(☆5対3★)ソフトバンク =リーグ戦17回戦(2023.08.22)・ZOZOマリンスタジアム=
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ソフトバンク
0200000103602
ロッテ
20102000X5512
勝利投手:メルセデス(4勝6敗1S)
(セーブ:益田 直也(2勝3敗32S))
敗戦投手:スチュワート・ジュニア(2勝4敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】栗原 陵矢(13号・2回表2ラン),野村 大樹(1号・8回表ソロ)
【ロッテ】ポランコ(16号・1回裏2ラン),中村 奨吾(10号・3回裏ソロ)

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◆ロッテは初回、ポランコの2ランで先制する。その後同点とされるも、3回裏に中村奨のソロで勝ち越すと、5回にはポランコの適時打などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・メルセデスが6回2失点の好投で今季4勝目。敗れたソフトバンクは、先発のスチュワート・ジュニアが試合をつくれなかった。

◆高卒3年目右腕のロッテ中森俊介投手(21)が、23日ソフトバンク戦でプロ初先発する。今季は初の開幕1軍入りを果たし、ソフトバンクとの開幕戦で初登板。4月5日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げたが、同17日に疲労により登録抹消となった。久々の1軍戦に向け、「情けないピッチングは出来ない。初回から全力で、チームに貢献出来るように頑張りたい」と意気込んだ。

◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が16号先制2ランを放った。1回2死一塁、スチュワートの外角低め127キロカーブを右翼席へ。8月5日楽天戦以来となる1発で4試合連続打点をマーク。「追い込まれていましたが、しっかりボールを捉えることに集中しました。ええスイングがでけたで! めっちゃうれしいわ! ナイスパワー!」と振り返った。

◆ロッテ中村奨吾内野手(31)が2年連続3度目の2桁本塁打となる10号ソロを放った。同点の3回2死、スチュワートの初球、内寄り150キロ直球を捉えて左翼席へ。18日楽天戦以来、3試合ぶりの快音に「インコースの球でしたが、しっかり反応して打つことが出来ました」と振り返った。

◆ソフトバンク野村大樹内野手がうれしいプロ初本塁打を放った。8回1死から甲斐の代打で登場。左腕坂本の148キロの直球を右翼席に運んだ。「チャンスメークの意識だったが、しっかりと捉えることができた。時間はかかったけど、初本塁打を持ち味である右方向に打つことができてよかった」。17日のオリックス戦では約2カ月ぶりの先発出場も3打席無安打。「結果を残せなかったので一振りに全集中した」と興奮気味に初アーチを振り返った。▽ソフトバンク栗原(2戦連続の13号2ランに)「打ったのは真っすぐです。いいスイングができたと思います」

◆ソフトバンク先発カーター・スチュワート投手が2被弾を悔やんだ。初回2死一塁、カーブをポランコに痛打され、右翼席へ先制2ランを浴びた。同点の3回には1死から中村奨に初球の直球を左翼席に運ばれた。「調子は良かったし、いいボールも多かった。投げミスを相手が逃さなかったし、うまく打たれてしまった」。5回にも2失点し、6回109球で降板。中9日でカード頭を任されながらチームは連敗。悔しげに球場から引き揚げた。

◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手が16号先制2ランを含む3試合連続のマルチ安打で勝利に貢献した。1回2死一塁、ソフトバンク・スチュワートの外角低め127キロカーブを右翼席へ。8月5日楽天戦以来となる1発で4試合連続打点を挙げると、5回無死一、三塁では右翼線を破る適時二塁打。本拠地お立ち台で「ホームランで主導権を握ることが出来て満足しています。アシタガンバルデ~!」と喜んだ。▽ロッテ・メルセデス(6回3安打2失点で6月16日以来の4勝目)「6回まで投げることが出来て非常に満足しています。たくさん打ってくれて守ってくれました」

◆3位ソフトバンクが2位ロッテとの直接対決3連戦の初戦を落とした。ロッテとは3・5ゲーム差が開き、今カード中の2位浮上の可能性が消滅。さらに勝利した首位オリックスとは今季最大11ゲーム差に広がった。「反撃の夏」とうたったはずが、8月は7勝9敗。月間で借金2を抱える苦しい戦いが続いている。助っ人砲がブレーキになった。今季途中から再入団したデスパイネを4試合ぶりにスタメン起用。「5番DH」に据えたが、2度の好機で凡退するなど4打数無安打の快音なしに終わった。2-5の7回無死二塁では空振り三振。3-5の8回2死満塁では左飛。2死から今宮の安打、柳田、近藤の四球で絶好機を作りながら、最後はため息のフィニッシュだ。これには藤本博史監督(59)も「まぁ...惜しかったね」と嘆き節。デスパイネは現在、27打席連続無安打。打率も1割を下回り、8分8厘まで下降した。8月の月間打率が1割台と苦しむ牧原大を休養させた。指揮官は「最近打っていないからね」と説明し、デスパイネで勝負手を打ったが不発に終わった。牧原大は「代打の切り札」として最終回に登場したが、見逃し三振。ラストバッターで空を見上げた。今季は残り37試合まで減ったが、ソフトバンクはAクラスのキープで精いっぱい。苦しむ間に、2位ロッテ、首位オリックスの背中は日に日に遠のいていく。【只松憲】

◆2位ロッテが、キャプテン中村奨吾内野手の2年連続3度目の2桁本塁打となる決勝10号ソロで、3位ソフトバンクとのカード初戦を制した。同点の3回2死、スチュワートの初球、内寄り150キロ直球を、肘を畳みながら捉えて左翼席へ。18日楽天戦以来、3試合ぶりの快音に「積極的にいこうと思った結果がいい結果になってよかった。完璧というより、うまく打てた」と振り返った。初回2死では初球を右前打としてポランコの先制弾につなげ、5回無死一塁でも2球目を中前にはじき返して一、三塁とチャンスを拡大。積極的な仕掛けには「あえて初球をいこうというのではなく、甘い球が来たらドンドンいこうと思っている結果」と言う。3位ソフトバンクを下し、首位オリックスとも7・5ゲーム差を死守。目指すべき優勝へ向け、「しっかり前を向いて全員がやるべきことをやっていく」と、頼れるキャプテンが言葉に力を込めた。▽ロッテ吉井監督(主軸の活躍で2連勝)「(中村)奨吾がいいところで打ってくれた。ポランコはいつもチャンスで打ってくれるので頼もしいです。初戦、大事な試合だったので勝てて良かったです」

◆ロッテのグレゴリー・ポランコ外野手(31)が「4番・DH」で出場し、先制弾となる16号2ランを右翼席に運んだ。一回2死一塁。ソフトバンク先発、スチュワート・ジュニアの4球目を仕留めた。5日の楽天戦(楽天モバイルパーク)以来の一発は、4試合連続適時打。球団広報を通じて「打ったのはカーブです。2ストライクに追い込まれていましたが、しっかりボールを捉えることに集中しました。しっかり捉えさえすれば、スタンドまでいってくれると信じていました」と、コメントした。

◆ロッテ・中村奨吾内野手(31)が勝ち越し10号ソロを左翼席に放った。2―2の三回2死走者なし。相手先発、スチュワート・ジュニアの初球を一撃した。自身3度目の2桁本塁打で、初の2年連続2桁本塁打。球団広報を通じて「打ったのはストレートです。インコースの球でしたが、しっかり反応して打つことができました。次も打てるように頑張ります」とコメントした。

◆ロッテが2連勝。同点の三回に中村奨の10号ソロで勝ち越すと、五回はポランコの適時二塁打などで2点を加えた。メルセデスは6回2失点で4勝目を挙げた。ソフトバンクは、スチュワートが6回5失点と精彩を欠いた。

◆高く舞い上がった打球が左翼席に着弾した。ロッテ・中村奨吾内野手(31)が勝ち越しの10号ソロ。耳をつんざく拍手喝采を浴びて、ダイヤモンドを駆け抜けた。「インコースの球でしたが、しっかり反応して打つことができました。次も打てるように頑張ります」。2-2の三回2死走者なし。スチュワートの初球、150キロの直球を一撃。18日の楽天戦(楽天モバイルパーク)以来の一発は自身3度目の2桁本塁打、2年連続の2桁本塁打は初となった。一回は右前打で出塁し、ポランコの一発を呼んだ。五回無死一塁の3打席目にも中前打を放って、一、三塁にチャンスを広げ、この回の2得点に絡んだ。常にチームの勝利を最優先し、主将の意地を見せた。夏休みのナイターで2万3470人が集結。心地よい海風が吹く中で、ロッテ党の声援に投手陣も応えた。先発したメルセデスが6回3安打2失点と粘り4勝目(6敗)、益田が九回を締めてリーグトップを快走するセーブ数を「32」に伸ばした。首位オリックスとは7・5ゲーム差のまま。3位ソフトバンクとは3・5ゲーム差に広げた。

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<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
64403 0.615
(↑0.003)
-
(-)
36394
(+5)
326
(+1)
89
(-)
34
(-)
0.253
(-)
2.810
(↑0.02)
2
(-)
ロッテ
55464 0.545
(↑0.005)
7.5
(-)
38377
(+5)
384
(+3)
73
(+2)
57
(-)
0.238
(-)
3.390
(-)
3
(-)
ソフトバンク
53512 0.510
(↓0.005)
11
(↓1)
37395
(+3)
377
(+5)
79
(+2)
48
(-)
0.247
(↓0.001)
3.320
(↓0.02)
4
(-)
楽天
50571 0.467
(↓0.005)
15.5
(↓1)
35378
(+2)
425
(+6)
87
(-)
80
(+1)
0.243
(-)
3.570
(↓0.03)
5
(-)
西武
48591 0.449
(↓0.004)
17.5
(↓1)
35315
(+1)
357
(+5)
71
(+1)
63
(-)
0.233
(↓0.001)
2.980
(↓0.02)
6
(-)
日本ハム
48631 0.432
(↑0.005)
19.5
(-)
31376
(+6)
381
(+2)
84
(+2)
61
(+1)
0.235
(↑0.001)
3.000
(↑0.01)