ヤクルト(☆1対0★)中日 =リーグ戦20回戦(2023.08.20)・明治神宮野球場=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
0000000000400
ヤクルト
01000000X1511
勝利投手:サイスニード(6勝6敗0S)
敗戦投手:柳 裕也(3勝9敗0S)

本塁打
【ヤクルト】サンタナ(13号・2回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ヤクルト戦チケット予約 中日戦チケット予約
◆投手戦を制したヤクルトが3連勝。ヤクルトは2回裏、サンタナのソロが飛び出し、先制に成功する。投げては、先発・サイスニードが9回4安打無失点。今季2度目の完封で6勝目を挙げた。敗れた中日は、打線が9回に一打同点の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆中日石川昂弥内野手(22)が脳しんとう特例措置により、出場選手登録を抹消された。特例では10日間を待たずに再登録は可能だが、加藤球団代表は「まだ脳しんとう(の症状)は残っている。来週中の復帰は難しい」と説明。20日に名古屋に戻り、状態の回復を待っている。同内野手は19日のヤクルト19回戦(神宮)の7回1死、ヤクルト2番手木沢から左側頭部に死球を受けてその場に倒れ込み、担架でベンチ裏へ。試合途中に救急車で都内の病院へ向かい、「左側頭部打撲」の診断を受けた。

◆中日大島洋平外野手(37)が。プロ野球史上55人目となる通算2000安打にあと「3」にした。この日は3試合ぶりにスタメン復帰。3打数無安打で迎えた9回1死一塁でヤクルト先発サイスニードから、チャンスを広げる右前打を放った。19日のヤクルト戦では代打で1打席出場したが凡退。試合後に「(背中は)大丈夫。離脱すると(シーズンが)終わってしまうので、大事を取っていた。何とかいけそうなので、がんばります」と、スタメン復帰に意欲を見せていた。プロ14年目で2000安打を達成すれば、ラミレス(DeNA)の13年に次ぎ、坂本(巨人)ら6人に並んで日本人最速になる。

◆ヤクルトはサイスニード投手(30)が今季2度目の完封で6勝目を挙げ、同一カード3連勝を決めた。7回までは85球、被安打も単打1本のみという、ほぼ完璧な投球。8回1死二、三塁のピンチは三塁武岡の好守もあって三直併殺でしのいだ。9回も1死一、三塁の場面を迎えたが、今度は中日ビシエドの飛球を右翼から丸山和が好返球。三塁走者の三好の生還を許さず、1点のリードを守り切った。サイスニードの勝利は6月23日(バンテリンドーム)以来で、その時も中日を完封している。115球、4安打無四球の好投に「すごくいい気分です。最後の6つのアウトは大変でしたけど、こうして0点で勝ててすごくうれしい」と話し、自慢のひげをなでた。サンタナが2回にソロ本塁打を打ち、ヤクルトが1-0勝利。サンタナは今年の5月9日阪神戦でも1-0本塁打を記録。ヤクルトで1-0本塁打をシーズン2度は、94年広沢克以来29年ぶりだ。この試合はサイスニードが完封。外国人選手の本塁打で、外国人投手の1-0完封勝利は、89年5月31日近鉄戦の西武(本塁打=バークレオ、完封=郭泰源)以来34年ぶり2度目で、セ・リーグでは初めて。

◆ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(31)が先制ソロを放った。2回先頭で迎えた第1打席。13日の広島戦で9回無安打無失点の好投を演じた中日柳から、右翼席最前部へアーチをかけた。「打ったのはストレート。この連戦であまり貢献できていなかったので、先制点を取れてよかった」。17日のDeNA戦以来となる13号が決勝弾となった。18日に、村上が「特例2023」で登録を抹消。代わってこの3連戦で4番に座った。村上とは毎日連絡を取っており「頑張ってと励ましてくれてますし、昨日勝った後は『ナイスゲーム』と送ってくれた」と明かす。18日と19日は武岡、長岡の「ヤングスワローズ」が奮闘したが、負けられないとばかりに1発で存在感を見せた。サンタナが2回にソロ本塁打を打ち、ヤクルトが1-0勝利。サンタナは今年の5月9日阪神戦でも1-0本塁打を記録。ヤクルトで1-0本塁打をシーズン2度は、94年広沢克以来29年ぶりだ。この試合はサイスニードが完封。外国人選手の本塁打で、外国人投手の1-0完封勝利は、89年5月31日近鉄戦の西武(本塁打=バークレオ、完封=郭泰源)以来34年ぶり2度目で、セ・リーグでは初めて。

◆大島がプロ野球55人目となる2000安打まであと3本に迫った。背中の張りも癒え3試合ぶりに2番左翼でスタメン復帰。両親、家族、駒大時代の旧友らが見守る中、3打席無安打で迎えた9回1死一塁。サイスニードの低めの真っすぐを右前へ。「みんなが来ている中で1本打てたのでよかった」。チームは18度目の完封負けで4連敗。敵地では54年ぶりの12連敗。22日からは日本生命時代を過ごした大阪で阪神2連戦(京セラドーム大阪)。達成は白星で祝いたい。

◆ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(31)が「4番・右翼」で出場し、二回の第一打席に先制の13号ソロを放った。カウント0―1から中日先発、柳の外角高め直球を一閃。高々と打球は上がり右翼席へ吸い込まれていった。8月17日のDeNA戦以来となる一発に「この連戦であまり貢献できていなかったので、先制点を取れてよかった。勝てるように頑張りたい」と気を引き締めた。村上が体調不良の影響で18日に特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消。代わりに4番に入った2試合は計7打数1安打に終わっていたが、この日は助っ人が頼もしい一発でチームに勢いをもたらした。

◆豪快にバットを振りぬいた。その刹那、夜空を見上げるとスタンドインを確信した。ヤクルト・サンタナが二回に先制となる13号ソロを放った。先発のサイスニードは完封。助っ人2人の活躍で中日に3連勝だ。カウント0―1から中日先発、柳の外角高め直球を捉え右翼席へ。8月17日のDeNA戦(神宮)以来となるアーチに「この連戦であまり貢献できていなかったので、先制点を取れて良かった」とホッとした表情を浮かべた。主砲のアクシデントをみんなでカバーする。村上が体調不良で18日に特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消。代わりにサンタナが4番に入ったが、直近2試合は計7打数1安打に終わっていた。それでもチームは高卒4年目の武岡や長岡が奮起し、2連勝。一丸となって戦うべく、この日は助っ人が存在感をみせた。来日3年目の今季は試合前時点で102試合に出場し、リーグ4位の打率・305。7月26日に体調不良の影響で特例2023の対象選手として出場選手登録を抹消されたが、8月1日に復帰すると今月は打率・345(58打数20安打)と絶好調だ。体調不良から復帰後にサンタナは「毎日、チームのために全力を尽くすという気持ちでグラウンドに立っている。とにかく一試合一試合、集中して戦っていきたい」と意気込んだ。陽気なドミニカンのパワーで打線をけん引する。(森祥太郎)

◆ヤクルトはサイスニード投手(30)が無四球完封で6勝目を挙げた。打っては二回にドミンゴ・サンタナ外野手(30)が先制の13号ソロを放ち、これが決勝打となった。チームは3連勝。以下、サンタナのヒーローインタビュー。--先制ホームランが決勝打「今日の勝利に貢献できてとてもうれしいです。サイスニードが素晴らしいピッチングをしたのでなおさらです」--サイスニードが完封勝利「素晴らしいピッチングでした。毎回このようなピッチングができたらと思います」--バッティングの状態は「自分の状態はいいので継続できるように頑張ります」--チームを離れてる村上にメッセージ「早く治して早く戻ってこい! みんな待ってるよ」--ファンにメッセージ「毎試合しっかり準備をして全力で戦います。それだけです」

◆ヤクルトはサイスニード投手(30)が無四球完封で6勝目を挙げた。打っては二回にドミンゴ・サンタナ外野手(30)が先制の13号ソロを放ち、これが決勝打となった。チームは3連勝。以下、サイスニードのヒーローインタビュー。--今の気分は「すごくいい気分です。最後の6つのアウトはすごく大変でしたが、完封で勝つことができてすごくうれしいです」--ピッチングを振り返って「サンタナに打ってもらって、楽に投げることができました」--八回、九回とピンチが続いた「(日本語で)アブナ~イ。本当に緊張する場面で野手の皆さんがいいプレーをしてくれたので、0点で逃げ切ることができました」--ファンに向けて「自分の投球をすれば勝てると思うので、しっかり練習してまた頑張っていきます」--日本語で一言「ツバクローダイスキー!」

◆ヤクルトは先発のサイスニード投手(30)が9回115球を投げ4安打無失点の好投で、今季2度目の完封勝利を挙げた。6月23日の中日戦(バンテリンドーム)で完封勝利を挙げて以来、約2カ月ぶりの6勝目(6敗)。中日戦は通算8勝目(2敗)と〝竜キラー〟ぶりを見せつけた。打っては、体調不良のため離脱している村上宗隆内野手(23)に代わって4番を任されているドミンゴ・サンタナ外野手(31)が、二回に右翼席への13号ソロを放ち、勝利に貢献。高津臣吾監督(54)の主な一問一答は以下の通り。――きょうは好投したサイスニードに尽きる「そうですね。序盤から状態が良く、ストライク先行でフォアボールも出さずにあそこまで行ったので、同点に追いつかれるまでは代えない気でいました」――七回まではほぼ完璧な投球だった「そうですね。最初の1回りは三振が5つぐらい取れたんですけど、2回り目ぐらいから向こうもアジャストしてきていたので、ちょっと難しくはなって。だんだんイニングを追うごとに難しくはなっていったんですけど、最後も八回、九回とよく乗り切ったと思いますね」――完投してくれるのは頼もしい「そうですね。そのために間隔を少し空けて1イニングでも1球でも多く投げて、リリーフに負担のないようにという考えなので。こうやって最後まで投げ切ってくれる、しかも1―0という難しいゲームを取れたので良かったと思います」――打線はサンタナが二回に13号ソロを放った。貴重な一発だった

◆ピンチでビッグプレーが出た。ヤクルト・武岡龍世内野手内野手(22)が「1番・三塁」で先発し、1点リードの八回1死二、三塁で三直を併殺打に。抜けていれば逆転されていた可能性もある場面で、好捕を見せた。失点を防ぐために前進守備を敷いていた中での村松の強烈な打球に「あんな打球初めて来たので気づいたら捕っていたというのが正直」と本音を漏らし、「守備位置が良かったと思います」とうなずいた。

◆ヤクルトは先発のサイスニード投手(30)が今季2度目の完封勝利を挙げた(6勝目)。打っては、体調不良のため離脱している村上宗隆内野手(23)に代わって4番を任されているドミンゴ・サンタナ外野手(31)が、二回に右翼席への13号ソロを放ち、勝利に貢献した。?ヤクルト・サイスニードが6月23日の中日戦(○4-0、バンテリンドーム)に次いで今季2度目の完封勝利。ヤクルトの投手がシーズン2完封以上をマークしたのは2014年の石川雅規(2度)以来9年ぶり。外国人投手では12年のロマン(2度)以来11年ぶり。?ヤクルトの投手がスコア1-0の完封勝利を挙げたのは、17年4月22日の小川泰弘(対広島、神宮)以来6年ぶり。スコア1-0の無四死球完封は07年9月4日のグライシンガー(対広島、神宮)以来16年ぶり。

◆普段は温厚な助っ人も、勝利の瞬間は雄たけびを上げた。ヤクルトのサイスニード投手(30)が9回4安打と快投を見せ、来日初完封した6月23日の中日戦以来、約2カ月ぶりの白星を、またも完封でつかんだ。「すごくいい気分。最後の6つのアウトはすごく大変でしたが、完封で勝つことができてうれしいです」最速152キロの直球を軸に、四回2死まで完全投球。1-0の八回は1死二、三塁としたが、村松が捉えた低く鋭いライナーを三塁手・武岡がノーバウンドで捕球。三塁走者が飛び出している間にベースを踏んで併殺に。九回は2死一、三塁で細川を中飛に仕留めた。ヤクルトの投手がシーズン2完封以上をマークしたのは、2014年の石川雅規(2度)以来9年ぶりだ。竜キラーだ。これで通算成績は8勝2敗、防御率3・11。6月の来日初完封も同戦で飾った。相性の良さを、この日も見せて小川らに並ぶチームトップタイの6勝目を挙げ高津監督は「よく最後も乗り切った。1―0という難しい試合をとれて良かった」と目を細めた。来日3年目の右腕は試合に持ち込むリュックサックに自身の顔写真が描かれた缶バッジをつけている。5月下旬に燕党の少女からもらい「メッチャ、カワイイ!!」とつけ始めた。ファンの声援も力に変えて115球を投げ切った。(森祥太郎)

DAZN

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
65414 0.613
(↑0.003)
M26
(↑1)
33421
(+2)
335
(-)
55
(-)
57
(-)
0.247
(-)
2.720
(↑0.03)
2
(-)
広島
59493 0.546
(↑0.004)
7
(-)
32391
(+7)
392
(+5)
74
(+3)
64
(-)
0.245
(-)
3.170
(↑0.01)
3
(-)
DeNA
54523 0.509
(↓0.005)
11
(↓1)
34394
(-)
388
(+2)
77
(-)
21
(-)
0.248
(-)
3.280
(↑0.01)
4
(-)
巨人
53541 0.495
(↓0.005)
12.5
(↓1)
35415
(+5)
398
(+7)
130
(+1)
38
(-)
0.257
(↑0.001)
3.550
(↓0.04)
5
(-)
ヤクルト
47602 0.439
(↑0.005)
18.5
(-)
34403
(+1)
429
(-)
95
(+1)
55
(-)
0.239
(-)
3.670
(↑0.04)
6
(-)
中日
41653 0.387
(↓0.003)
24
(↓1)
34311
(-)
378
(+1)
49
(-)
30
(-)
0.240
(↓0.001)
3.160
(↑0.01)