楽天(★1対4☆)ロッテ =リーグ戦17回戦(2023.08.18)・楽天モバイルパーク宮城=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ロッテ
00200020041011
楽天
0000000101910
勝利投手:種市 篤暉(10勝4敗0S)
(セーブ:益田 直也(2勝3敗30S))
敗戦投手:岸 孝之(5勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】中村 奨吾(9号・7回表2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 楽天戦チケット予約 ロッテ戦チケット予約
◆ロッテは3回表、ポランコの適時打とブロッソーの犠飛で2点を先制する。そのまま迎えた7回には、中村奨の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・種市が8回1失点の快投。最終回は守護神・益田が締め、種市は今季10勝目を挙げた。敗れた楽天は、打線が振るわなかった。

◆/たねちが光り輝く?\今日で1位に並ぶ130奪三振エースへの道 自身初の2桁10勝目!回数:8失点:1安打:7三振:7四球:0球数:114?#プロ野球(2023/8/18)??楽天×ロッテ??Live on DAZN#DAZNプロ野球#chibalotte #種市はいいぞ pic.twitter.com/teSeaVNz6d

◆楽天浅村栄斗内野手(32)が史上62人目の通算3000塁打を達成した。3点を追う9回先頭で打席に入ると、カウント2-1から、益田の内角150キロ直球を右前へ運んだ。一塁上で花束を受け取り、祝福してくれたスタンドへ一礼して応えた。「3000塁打を達成できて率直にうれしく思います。まだまだ通過点だと思うので、チームの勝利に貢献できる一打で多くの塁打を積み重ねられるよう、これからも日々精進していきたいと思います」と引き締めた。通算3000塁打=浅村(楽天) 18日のロッテ17回戦(楽天モバイルパーク)の9回、益田から右安打を放って達成。プロ野球62人目。初塁打は西武時代の10年3月31日ソフトバンク2回戦(西武ドーム)で記録。

◆楽天は打線が及ばず、3連敗を喫した。ロッテ先発種市を打ち崩せなかった。2点を追う5回は、先頭岡島が右中間への二塁打を放ち、無死二塁とチャンスメーク。しかし、続くフランコが三ゴロ、山崎が二ゴロ、炭谷が見逃し三振で無得点。好機をいかせなかった。得点は、8回2死一、三塁で小深田の二塁適時内野安打で挙げた1点のみ。種市に8回7安打1得点と封じられた。石井監督は「ヒットは出ているので、つながりという部分があればというところ。しっかり手数を出していければ、得点につながると思うけど、今日はなかなかそういう機会がなかった」と悔やんだ。種市が今季挙げた10勝のうち、4勝は楽天戦。なかなか打ち崩すことができない。この3連敗中は、合計4得点。7月は22試合で102得点と打ち続けた打線が、小休止状態となっている。それでも9回はロッテ守護神益田に対し、2死二、三塁のチャンスは作ることができた。今江1軍打撃コーチは「打てないときもあれば、打てるときもある。ただ、常に僕らは打てることを想定してやらないといけないですし、打線はつながりの中でやっていかないといけない。今はそこがうまくいっていない。今日も最後は粘ったので、それをしっかり明日につなげたい」と前を向いた。▽楽天岸(6回8安打2失点と粘投も4敗目)「よく試合を作れたと思います。種市の調子がいい感じだったので、2点というのは重かったかなと思いますけど、それ以降、点をやらずにいけたところは良かったかなと思います」

◆ロッテは3回1死一、三塁からグレゴリー・ポランコ外野手が右前適時打を放ち、2戦連続完封負け中のチームに21イニングぶりの得点をもたらした。吉井理人監督の秘策も結実。北海道から仙台への移動試合も考慮し、初めて試合前の全体練習とフリー打撃もなくした。「小学生が放課後にワ~っていって、いきなりやっちゃうみたいな感じで良い。(結果は)どうなるかわからんけど」と話したが、「張り切ってプレー出来たので、またやりたい」と手応えを得ていた。▽ロッテ中村奨(7回1死二塁で7月15日楽天戦以来となる9号2ラン)「思い切っていけたのが良かった。種市も頑張っていたし、前のランナーもしっかり出てくれたので、何とかかえすことだけ考えました」▽ロッテ・ポランコ(3回に先制の決勝適時打)「向こうも僕がアグレッシブに来るバッターだとわかっているので、良い球が来たら積極的に行こうと思っていた」

◆ロッテのエースに認められた! 種市篤暉投手(24)が8回7安打1失点で初の2ケタ勝利を挙げた。「ローテに入って10勝するのが目標だったので、7年かかりましたけれど達成出来て良かった。けれど満足せずに次の試合も勝てるようにしたい」。7奪三振で今季130奪三振とし、左脇腹肉離れで離脱中の佐々木朗と並んでセ・パ両リーグトップに。チームの連敗も3で止めた。初回のボール先行に、ベンチに戻ると吉井監督から「強めに『ストライク先行で行け!』と怒られました。デカい声で」とカツを受け、奮い立った。ここ数戦で使い始めたツーシームなどでリズムを取り戻し、7回は阿部、岡島を力強い直球で連続見逃し三振。オリックス山本が2年連続独占の投手4冠の一角崩しには「もちろん(タイトルは)欲しいですけれど、そこを目指してしまうと力みにつながるのが嫌いなので、結果的にとれればいい」と笑った。試合後に指がけいれんし、監督と握手が出来ないほどの力投だった。指揮官も「10勝では期待からいうと物足りない。突き抜けるだけの力を持っている。チームの流れが悪い時は、どんどんストライクとって流れを作っていくのがエースの役目。今日は連敗止めるエースのピッチングだった」と称賛した。【鎌田直秀】7年目の種市がプロ入り初の10勝。ロッテで入団7年目以降に初の2桁勝利は、03年に同じく7年目の小林宏が10勝して以来20年ぶり。また、種市は昨季は0勝。前年0勝から初の2桁勝利は、19年に12勝の高橋礼(ソフトバンク)以来で、ロッテでは62年に12勝の菅原、69年に15勝の木樽に次いで54年ぶり3人目。

◆ロッテのエースに認められた! 種市篤暉投手(24)が8回7安打1失点で初の2ケタ勝利を挙げた。7年目の種市がプロ入り初の10勝。ロッテで入団7年目以降に初の2桁勝利は、03年に同じく7年目の小林宏が10勝して以来20年ぶり。また、種市は昨季は0勝。前年0勝から初の2桁勝利は、19年に12勝の高橋礼(ソフトバンク)以来で、ロッテでは62年に12勝の菅原、69年に15勝の木樽に次いで54年ぶり3人目。

◆2戦連続完封負けを喫してきたロッテは、3回1死一、三塁からグレゴリー・ポランコ外野手(31)の右前適時打で、21イニングぶりの得点を奪った。マイク・ブロッソー内野手(29)も右犠飛で続いた。さらに7回1死二塁には中村奨吾内野手(31)が7月15日の楽天戦以来となる9号左越え2ランを放ち、試合を決めた。吉井理人監督(58)の秘策も結実した。北海道から仙台への移動試合も考慮し、初めて試合前の全体練習とフリー打撃も行わない決断をした。「練習が試合の邪魔しちゃっているくらい練習をやっちゃっている。頭も疲れているからね。練習やらなくて『ちゃんと準備出来ているかな』って選手も不安になるのが、良い緊張感も持てると思うんですよね。小学生が放課後にワ~っていっていきなり野球やっちゃうみたいな感じで良いと思っている。(結果は)どうなるかわからんけどね」と試合前に話したが、「初回見るとまだまだ硬くて連敗の名残がある攻撃だったんですけれど、そのあとはみんな張り切ってハッスルプレー出来たので、ある一定の効果が出たと思うので、またやりたい」と手応えを得ていた。【鎌田直秀】

◆粘って役割を果たした。楽天・岸孝之投手(38)が先発し、102球を投げ、6回8安打2失点、4奪三振で降板した。「長い回を投げたいという気持ちで、常に臨んでいる。まずは自分の仕事をしっかりとできるようにします」。こう意気込んでマウンドに臨んでいた。三回に2失点も、ベンチから見守った永井投手コーチは「しっかり緩急を使えています。変化球なら高さ、ストレートならコースを意識して、粘り強く投げてほしい」とリクエストし、右腕は踏ん張った。前回登板となった11日のオリックス戦(楽天モバイルパーク)で完封勝利を飾った。しかし、4日のロッテ戦(同)では七回途中を5失点で3敗目を喫していた。右腕は「(前回登板の)対戦相手とは違う。その前にやられたチーム。慎重になりすぎないようにしたいが、(ロッテには)やられたというイメージのほうが強い」と警戒していた。七回から登板した2番手・内が、中村奨に2ランを被弾して2失点(自責点1)。打線はロッテ・先発の種市を攻めあぐねて、0-4の八回にようやく1点を返した。しかし反撃もここまで。岸は今季4敗目(5勝)を喫した。チームは3連敗となった。

◆ロッテが連敗を3で止めた。三回にポランコの適時打などで2点を先制し、2―0の七回に中村奨の9号2ランで加点した。種市が8回1失点で自身初の10勝目を挙げ、益田が2年ぶりの30セーブをマーク。楽天は打線振るわず3連敗。

◆楽天が3連敗。先発した岸孝之投手(38)は6回8安打4三振2失点で、4敗目(5勝)を喫した。四回以外は走者を背負い「よく試合を作れたなと思います」と静かに振り勝った。三回はポランコに右前適時打、ブロッソーに右犠飛を許して2失点。「(ロッテ先発の)種市がいい調子だったので、2失点は重かった。それ以降、失点しなかったのはよかったかなと思います」と語った。石井監督は「投手はどれだけ粘れるか。しっかり粘ったのは評価できる」と右腕をねぎらった。0-2の五回無死二塁で無得点に終わった打線を「何とかしようとしている中で打てなかったので、個人を責める話ではない」と明かした。

DAZN

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ORIX
61403 0.604
(-)
-
(-)
39386
(+1)
324
(+1)
87
(-)
32
(+1)
0.255
(-)
2.880
(↑0.03)
2
(-)
ロッテ
53454 0.541
(↑0.005)
6.5
(↑0.5)
41363
(+4)
371
(+1)
71
(+1)
57
(+2)
0.237
(-)
3.390
(↑0.02)
3
(-)
ソフトバンク
52492 0.515
(↑0.005)
9
(↑0.5)
40385
(+8)
364
(-)
73
(+2)
48
(-)
0.248
(↑0.001)
3.290
(↑0.03)
4
(-)
楽天
49551 0.471
(↓0.005)
13.5
(↓0.5)
38366
(+1)
410
(+4)
87
(-)
75
(-)
0.241
(-)
3.520
(↑0.01)
5
(-)
西武
47571 0.452
(↓0.004)
15.5
(↓0.5)
38306
(-)
345
(+8)
68
(-)
62
(-)
0.232
(↓0.002)
2.950
(↓0.05)
6
(-)
日本ハム
47611 0.435
(-)
17.5
(-)
34369
(+1)
376
(+1)
82
(-)
60
(-)
0.236
(↓0.001)
3.040
(↑0.03)